JP5609281B2 - 差分符号データの作成方法および装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る差分符号データ作成装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。本実施形態における差分符号データ作成装置は、図1に示すように、データ入力部11、演算処理部12、表示部13、音響出力部14、データ出力部15を有すると共に、図示しないハードディスク等の記憶装置、指示入力を行うキーボード、マウス等の入力機器等を有しており、入出力機器が接続された汎用のコンピュータに専用のプログラムを組み込むことにより実現される。
図2は、本実施形態に係る差分符号データの作成方法の概要を示すフローチャートである。本実施形態に係る差分符号データの作成方法は、図2に示した各ステップ(各段階)の詳細な手順を記録したプログラムを、図1に示した差分符号データ作成装置が実行することにより行われる。
配列の準備ができたら、演算処理部12はMIDIデータ統合処理を開始する。 S1におけるMIDIデータ統合処理の詳細を図3のフローチャートを用いて説明する。まず、演算処理部12は、ポインタp2が総ノートイベント数Ne2より小さいかどうかを判断する(S101)。後述するように、p2は配列Event2[]内のノートイベントが処理される度に1加算されるため、p2がNe2より小さいことは未処理のノートイベントが配列Event2[]内に残っていることを意味する。すなわち、S101では、配列Event2[]内のノートイベントの処理を終えたかどうかを判断している。
EventW[pw].time←Event2[p2].time+offset2[h]
EventW[pw].channel←1
EventW[pw].note−number←Event2[p2].note−number
EventW[pw].velocity←Event2[p2].velocity
pw←pw+1
p2←p2+1
EventW[pw].time←Event1[p1].time+offset1[h]
EventW[pw].channel←0
EventW[pw].note−number←Event1[p1].note−number
EventW[pw].velocity←Event1[p1].velocity
pw←pw+1
p1←p1+1
統合処理が終了したら、演算処理部12は、重複ノートオン区間差分処理を実行する(図2のS2)。ノートオン区間(発音区間)とは、ノートオンのイベントデータとそれに対応する同一ノートナンバーをもつノートオフの2つのイベントデータの対で構成される区間である。また、重複ノートオン区間とは、他方のチャンネルのノートオン区間と時間的に全てまたは一部が重複するノートオン区間である。上記S1の統合処理の結果、EventW[]は、2チャンネルのMIDIイベントで構成されることになり、これに対して、単一チャンネルのMIDIイベント配列EventS[]に変換する処理を行う。ただし、EventW[]は、同一時間に同一ノートナンバーのノートオン区間が重複してしまう可能性がある。重複ノートオン区間差分処理では、ノートオン区間が重複する部分について強度値(ベロシティ)の差分演算を行い、1つのチャンネルに統一することにより、単一チャンネルのMIDIイベント配列EventS[]に変換する。
nn←EventW[pw].note−number
vel←EventW[pw].velocity
EventS[ps].time←EventW[pw].time
EventS[ps].channel←0
EventS[ps].note−number←nn
EventS[ps].velocity←0
tableS[nn]←−1
ps←ps+1
vel←|vel−EventW[tableW0[nn]].velocity|
tableW1[nn]←pw
vel←EventW[tableW0[nn]].velocity
tableW1[nn]←−1
vel←|vel−EventW[tableW1[nn]].velocity|
tableW0[nn]←pw
vel←EventW[tableW1[nn]].velocity
tableW0[nn]←−1
EventS[ps].time←EventW[pw].time
EventS[ps].channel←0
EventS[ps].note−number←nn
EventS[ps].velocity←vel
vel>0の場合tableS[nn]←ps、vel=0の場合tableS[nn]←−1
ps←ps+1
重複ノートオン区間処理が終了したら、演算処理部12は、0デュレーションイベント削除処理を行う(図2のS3)。重複ノートオン区間についての処理が終了すると、統合された単一チャンネルのMIDIイベント配列EventS[]には、同一ノートナンバーで時間的にノートオン区間が重複するようなノートイベントが存在しなくなる。しかし、EventS[]には、ノートオンとノートオフが同一時刻となる0デュレーションのノートイベントが含まれている可能性がある。そこで、次に、0デュレーションのノートイベントを削除する処理を行う。
nn←EventS[ps].note−number
vel←EventS[ps].velocity
tableS[nn]←ps
EventS[tableS[nn] ].note−number←−1
EventS[ps].note−number←−1
tableS[nn]←−1
Energy[h]←Energy[h]+EventS[tableS[nn]].velocity・(EventS[ps].time−EventS[tableS[nn]].time)
ps←ps+1
EventD[h,pd].time←EventS[ps].time
EventD[h,pd].channel←0
EventD[h,pd].note−number←EventS[ps].note−number
EventD[h,pd].velocity←EventS[ps].velocity
pd←pd+1
ps←ps+1
12 演算処理部
13 表示部
14 音響出力部
15 データ出力部
Claims (16)
- 音響信号を符号化して得られた2つの独立した符号データに対して両者の差分を表す1つの差分符号データを作成する方法であって、
前記符号データは時系列に配置されたイベントデータで構成され、各イベントデータには、発音開始または発音終了のイベントの識別、当該イベントの時刻、音の高さ、チャンネル番号、音の強さの属性情報を備え、
前記2つの符号データの各イベントデータに対して互いに異なるチャンネル番号を付与しながら、前記時刻が早い順にソートして、2つのチャンネル番号を有する1つの時系列な符号データに統合し、2チャンネル符号データを作成する符号データ統合段階と、
発音開始のイベントデータと、当該イベントデータと同一の音の高さをもつ発音終了のイベントデータとの2つのイベントデータの対で構成される区間を発音区間としたとき、前記2チャンネル符号データの中で、一方のチャンネルの発音区間が、同一の音の高さをもつ他方のチャンネルの発音区間と時間的に全てまたは一部が重複する場合に、両発音区間が重複する区間を、両発音区間の音の強さの差分値を新たな音の強さとする新たな発音区間を重複区間として生成し、前記重複する両発音区間のうち、一方のチャンネルにのみノートオン区間が存在する区間については、当該一方のチャンネルの音の強さを有する発音区間を生成する重複発音区間差分処理段階と、
前記重複発音区間差分処理段階にて更新された発音区間の各々の発音開始のイベントデータと発音終了のイベントデータを時系列にソートし、
所定の形式で符号化する差分符号データ符号化段階と、
を有することを特徴とする差分符号データの作成方法。 - 請求項1において、
前記重複発音区間差分処理段階は、前記重複区間の音の強さが0の場合、前記音の強さを0以外の1〜127の範囲で小さな値に変更することを特徴とする差分符号データの作成方法。 - 請求項1において、
前記重複発音区間差分処理段階は、前記重複区間の音の強さが0の場合、前記重複区間を符号化対象から削除することを特徴とする差分符号データの作成方法。 - 請求項1から請求項3のいずれかにおいて、
前記符号データ統合段階は、前記2つの符号データのいずれか一方の全ての発音開始、発音終了のイベントデータの時刻に対して複数通りのオフセット値を一律に加えるようにし、
前記複数通りのオフセット値に基づいて、前記差分符号データ符号化段階までを複数回実行して複数通りの差分符号データを符号化するようにし、
前記差分符号データ符号化段階にて符号化された複数通りの各差分符号データに対して、発音開始のイベントデータとそれに対応する同一の音の高さをもつ発音終了の2つのイベントデータの対で構成される発音区間を抽出し、前記抽出された全ての発音区間の音の強さと発音区間の時間間隔(発音終了のイベントデータの時刻と発音開始のイベントデータの時刻との差)との積の総和値を算出し、前記総和値が最小となる差分符号データを選別する差分符号データ選別段階を、前記差分符号データ符号化段階の後に有することを特徴とする差分符号データの作成方法。 - 請求項1から請求項4のいずれかにおいて、
前記差分符号データ符号化段階は、前記重複発音区間差分処理段階により得られた発音区間として、発音開始と発音終了の時刻が同一のものがある場合に、当該発音区間を構成するイベントデータを削除する処理をさらに行うことを特徴とする差分符号データの作成方法。 - 請求項1から請求項5のいずれかにおいて、
前記差分符号データ符号化段階により得られた差分符号データを表示手段に画面表示する段階、および/または前記差分符号データを音響再生手段により音響再生する段階をさらに有することを特徴とする差分符号データの作成方法。 - 請求項1から請求項6のいずれかにおいて、
前記符号データは、MIDIデータであり、前記発音開始の識別はノートオン、前記発音終了の識別はノートオフ、前記時刻はデルタタイム、前記音の高さはノートナンバー、前記音の強さはベロシティ、前記発音区間はノートオン区間で表現されることを特徴とする差分符号データの作成方法。 - 音響信号を符号化して得られた2つの独立した符号データに対して両者の差分を表す1つの差分符号データを作成する装置であって、
前記符号データは時系列に配置されたイベントデータで構成され、各イベントデータには、発音開始または発音終了のイベントの識別、当該イベントの時刻、音の高さ、チャンネル番号、音の強さの属性情報を備え、
前記2つの符号データの各イベントデータに対して互いに異なるチャンネル番号を付与しながら、前記時刻が早い順にソートして、2つのチャンネル番号を有する1つの時系列な符号データに統合し、2チャンネル符号データを作成する符号データ統合手段と、
発音開始のイベントデータと、当該イベントデータと同一の音の高さをもつ発音終了のイベントデータとの2つのイベントデータの対で構成される区間を発音区間としたとき、前記2チャンネル符号データの中で、一方のチャンネルの発音区間が、同一の音の高さをもつ他方のチャンネルの発音区間と時間的に全てまたは一部が重複する場合に、両発音区間が重複する区間を、両発音区間の音の強さの差分値を新たな音の強さとする新たな発音区間を重複区間として生成し、前記重複する両発音区間のうち、一方のチャンネルにのみノートオン区間が存在する区間については、当該一方のチャンネルの音の強さを有する発音区間を生成する重複発音区間差分処理手段と、
前記重複発音区間差分処理手段にて更新された発音区間の各々の発音開始のイベントデータと発音終了のイベントデータを時系列にソートし、所定の形式で符号化する差分符号データ符号化手段と、
を有することを特徴とする差分符号データの作成装置。 - 請求項8において、
前記重複発音区間差分処理手段は、前記重複区間の音の強さが0の場合、前記音の強さを0以外の1〜127の範囲で小さな値に変更することを特徴とする差分符号データの作成装置。 - 請求項8において、
前記重複発音区間差分処理手段は、前記重複区間の音の強さが0の場合、前記重複区間を符号化対象から削除することを特徴とする差分符号データの作成装置。 - 請求項8から請求項10のいずれかにおいて、
前記符号データ統合手段は、前記2つの符号データのいずれか一方の全ての発音開始、発音終了のイベントデータの時刻に対して複数通りのオフセット値を一律に加えるようにし、
前記複数通りのオフセット値に基づいて、前記差分符号データ符号化手段までを複数回実行して複数通りの差分符号データを符号化するようにし、
前記差分符号データ符号化手段にて符号化された複数通りの各差分符号データに対して、発音開始のイベントデータとそれに対応する同一の音の高さをもつ発音終了の2つのイベントデータの対で構成される発音区間を抽出し、前記抽出された全ての発音区間の音の強さと発音区間の時間間隔(発音終了のイベントデータの時刻と発音開始のイベントデータの時刻との差)との積の総和値を算出し、前記総和値が最小となる差分符号データを選別する差分符号データ選別手段を、さらに有することを特徴とする差分符号データの作成装置。 - 請求項8から請求項11のいずれかにおいて、
前記差分符号データ符号化手段は、前記重複発音区間差分処理手段により得られた発音区間として、発音開始と発音終了の時刻が同一のものがある場合に、当該発音区間を構成するイベントデータを削除する処理をさらに行うことを特徴とする差分符号データの作成装置。 - 請求項8から請求項12のいずれかにおいて、
前記差分符号データ符号化手段により得られた差分符号データを画面表示する表示手段、および/または前記差分符号データを音響再生する音響再生手段をさらに有することを特徴とする差分符号データの作成装置。 - 請求項8から請求項13のいずれかにおいて、
前記符号データは、MIDIデータであり、前記発音開始の識別はノートオン、前記発音終了の識別はノートオフ、前記時刻はデルタタイム、前記音の高さはノートナンバー、前記音の強さはベロシティ、前記発音区間はノートオン区間で表現されることを特徴とする差分符号データの作成装置。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の差分符号データの作成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項8から請求項14のいずれかに記載の差分符号データの作成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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| JP2010130680A JP5609281B2 (ja) | 2010-06-08 | 2010-06-08 | 差分符号データの作成方法および装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2010130680A JP5609281B2 (ja) | 2010-06-08 | 2010-06-08 | 差分符号データの作成方法および装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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