JP5609506B2 - 中間転写体、及び該中間転写体を用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
例えば、中間転写部材の表面を直径3μm以下のビーズで被覆することが提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、この提案では、ビーズの脱離が発生してしまい、昨今の電子写真装置に要求される表面層の耐久性を満足させるには、十分ではない。
また、疎水化処理された微粒子と親和性のある材料で表面層を形成することが提案されている(特許文献2及び3参照)。この提案では、非常に小さな粒径の粒子を好ましく用いている。しかしながら、粒子層が厚く、また、粒子の凝集により、粒子層に不均一な部分が生じ、転写性能にもばらつきが発生するため、昨今の電子写真装置に要求される高いレベルの画質を満足し得るものではない。
また、中間転写体の表面層に微粒子を用い、該微粒子を樹脂にある程度埋設させることで表面層の耐久性も実現する構成が提案されている(特許文献4及び5参照)。しかしながら、この提案においても粒子の存在が不均一となり、やはり昨今の電子写真装置の要求される高いレベルの画質を満足し得るものではない。
更に、前記のすべての提案において、シリカ粒子が好ましく用いられているが、シリカ粒子は、凝集力が強いため、前述した通り、均一な粒子層を形成できない。また、シリカのような無機粒子は、像形成を担う潜像担持体として好適に用いられる有機感光体との転写部での接触によって有機感光体の表面を傷つけ、摩耗させやすく、有機感光体の耐久性を低下させるという不具合を生じさせる。
また、中間転写体の表面層に充填剤を含有させることが提案されている(特許文献7参照)。しかしながら、この提案では、被覆層のマイクロ硬度が10°〜75°の範囲の柔軟な材料を使用しているため、割れなどは生じないものの、表面層の耐摩耗性、耐擦傷性、耐久性に劣るという問題がある。
また、微粒子を湿式で塗布して表面層を形成する際の溶媒量を30%以上にすることが提案されている(特許文献8参照)。しかしながら、この提案では、微粒子乃至その他の成分の種類によっては、塗布時に凝集が起こってしまうため、表面層に不均一な部分が生じ、転写性能にムラが生じるという問題がある。
<1> 像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像して得られたトナー像が転写される中間転写体であって、
前記中間転写体が、内側から基層、弾性層、及び表面層を順次備える積層構造を有し、
前記表面層が、球状粒子と、シリコーン変性樹脂及びフッ素変性樹脂のいずれかとを含有することを特徴とする中間転写体である。
<2> 球状粒子が、シリコーン粒子及びフッ素粒子のいずれかである前記<1>に記載の中間転写体である。
<3> 球状粒子の平均粒径が、5.0μm以下である前記<1>から<2>のいずれかに記載の中間転写体である。
<4> 表面層の平均厚みが、10μm以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載の中間転写体である。
<5> 弾性層が、熱硬化性のエラストマー及びゴム材料のいずれかである前記<1>から<4>のいずれかに記載の中間転写体である。
<6> 基層が、ポリイミド樹脂及びポリアミドイミド樹脂のいずれかである前記<1>から<5>のいずれかに記載の中間転写体である。
<7> 潜像が形成され、トナー像を担持可能な像担持体と、
前記像担持体上に形成された潜像をトナーで現像する現像手段と、
前記現像手段により現像されたトナー像が一次転写される中間転写体と、
前記中間転写体上に担持されたトナー像を記録媒体に二次転写する転写手段とを有してなり、
前記中間転写体が、前記<1>から<6>のいずれかに記載の中間転写体であることを特徴とする画像形成装置である。
<8> 画像形成装置が、フルカラー画像形成装置であって、
各色の現像手段を有する複数の潜像担持体を直列に配置してなる前記<7>に記載の画像形成装置である。
本発明の中間転写体は、中間転写ベルト方式の電子写真装置〔いわゆる、像担持体(例えば、感光体ドラム)上に順次形成される複数のカラートナー現像画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて一次転写を行い、その一次転写画像を被記録媒体に一括して二次転写する方式の装置〕における中間転写ベルトとして好適に装備されるものである。
図1では、本発明に好適に用いられる中間転写ベルトの層構成の一例を示す。前記層構成としては、比較的屈曲性が得られる剛性な基層1の上に柔軟な弾性層2が積層されており、球状粒子が分散されたコーティング樹脂が表面層3として最表面に積層されている。
前記基層の構成材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、中に電気抵抗を調整する充填剤又は添加剤(いわゆる電気抵抗調整剤)を含有してなる樹脂が挙げられる。また、前記樹脂は、必要に応じて、更に分散助剤、補強剤、潤滑剤、熱伝導剤、酸化防止剤などの添加剤を含有してもよい。
前記樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)などのフッ素系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂などが、難燃性の点で好ましい。これらの中でも、機械強度(高弾性)及び耐熱性の点で、ポリイミド樹脂又はポリアミドイミド樹脂が特に好ましい。なお、ポリイミド樹脂及びポリアミドイミド樹脂の詳細については、後述する。
前記電気抵抗調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、金属酸化物、カーボンブラック、イオン導電剤、導電性高分子材料などが挙げられる。前記金属酸化物としては、例えば、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化珪素などが挙げられる。また、分散性を良くするため、前記金属酸化物に予め表面処理を施したものも挙げられる。前記カーボンブラックとしては、例えば、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、ガスブラックなどが挙げられる。イオン導電剤としては、例えば、テトラアルキルアンモニウム塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルサルフェート、グルセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエステル、アルキルベタイン、過塩素酸リチウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、前記平均厚みの測定方法としては、接触型(指針型)乃至渦電流式の膜厚計、例えば、電子メイクロメーター(アンリツ株式会社製)で測定することができる。
本発明に用いられるポリイミドとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、芳香族系ポリイミドが好ましい。前記芳香族系ポリイミドは、一般的に知られている芳香族多価カルボン酸無水物(又はその誘導体)と芳香族ジアミンとの反応によって、ポリアミック酸(ポリイミド前駆体)を経由して得られる。前記ポリイミド、特に、芳香族系ポリイミドは、その剛直な主鎖構造により溶媒等に対して不溶であり、また不融の性質を有する。そのため、先ず、芳香族多価カルボン酸無水物と芳香族ジアミンとの反応により、有機溶媒に可溶なポリイミド前駆体(ポリアミック酸、又はポリアミド酸)を合成し、該ポリイミド前駆体の段階で様々な方法により成形加工が行われ、その後ポリイミド前駆体を加熱又は化学的な方法で脱水反応させて環化(イミド化)し、ポリイミドとされる。例として、芳香族系ポリイミドを得る反応の概略を下記式(1)に示す。
なお、ポリイミドの本来的な性能である耐久性(機械強度)及び耐熱性を発揮させるためには、相当するポリイミドのガラス転移温度以上に加熱して、イミド化を完結させることが好ましい。
前記イミド化率の測定方法としては、例えば、9ppm〜11ppm付近のアミド基に帰属される1Hと6ppm〜9ppm付近の芳香環に帰属される1Hとの積分比から算出する核磁気共鳴分光法(NMR法)、フーリエ変換赤外分光法(FT−IR法)、イミド閉環に伴う水分を定量する方法、カルボン酸中和滴定法など種々の方法が用いられているが、中でもフーリエ変換赤外分光法(FT−IR法)は、最も一般的な方法である。
イミド化率(%)=[(A)/(B)]×100 ・・・ (a)
(2)イミドの特性吸収の1つである1,380cm−1(イミド環C−N基の変角振動帯)と、ベンゼン環の特性吸収1,500cm−1との吸光度比
(3)イミドの特性吸収の1つである1,720cm−1(イミド環C=O基の変角振動帯)と、ベンゼン環の特性吸収1,500cm−1との吸光度比
(4)イミドの特性吸収の1つである1,720cm−1とアミド基の特性吸収1,670cm−1(アミド基N−H変角振動とC−N伸縮振動の間の相互作用)との吸光度比
また、3,000cm−1〜3,300cm−1にかけてのアミド基由来の多重吸収帯が消失していることを確認すれば、更にイミド化完結の信頼性は高まる。
前記ポリアミドイミドは、分子骨格中に剛直なイミド基と柔軟性を付与するアミド基を有する樹脂であり、本発明に用いられるポリアミドイミドとしては、一般的に知られている構造のものを使用することができる。
一般的にポリアミドイミド樹脂を合成する方法としては、酸クロライド法(a):酸無水物基を有する3価のカルボン酸の誘導体ハライド、最も代表的には当該誘導体のクロライド化合物とジアミンとを溶媒中で反応させて製造する公知の方法(例えば、特公昭42−15637号公報参照)が知られている。また、別な方法としては、イソシアネート法(b):酸無水物基とカルボン酸を含む3価の誘導体と芳香族イソシアネートとを溶媒中で反応させて製造する公知の方法(例えば、特公昭44−19274号公報)などが知られており、いずれも使用することができる。各製造方法について以下に説明する。
前記酸無水物基を有する3価のカルボン酸の誘導体ハライド化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、下記式(2)及び(3)に示す化合物を使用することができる。
前記芳香族ジアミンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、オキシジアニリン、メチレンジアミン、ヘキサフルオロイソプロピリデンジアミン、ジアミノ−m−キシリレン、ジアミノ−p−キシリレン、1,4−ナフタレンジアミン、1,5−ナフタレンジアミン、2,6−ナフタレンジアミン、2,7−ナフタレンジアミン、2,2’−ビス−(4−アミノフェニル)プロパン、2,2’−ビス−(4−アミノフェニル)へキサフルオロプロパン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン、3,3’−ジアミノジフェニルエーテル、3,4−ジアミノビフェニル、4,4’−ジアミノベンゾフェノン、3,4−ジアミノジフェニルエーテル、イソプロピリデンジアニリン、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、o−トリジン、2,4−トリレンジアミン、1,3−ビス−(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス−(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス−(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、2,2−ビス−[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、ビス−[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス−[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、4,4’−ビス−(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、2,2’−ビス−[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]へキサフルオロプロパン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’−ジアミノジフェニルスルフィドなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記イミド化の方法としては、加熱処理により脱水閉環させる方法、及び脱水閉環触媒を用いて化学的に閉環させる方法が挙げられる。加熱処理により脱水閉環させる場合、反応温度としては、150℃〜400℃であり、180℃〜350℃が好ましく、加熱処理時間としては、30秒間〜10時間であり、5分間〜5時間が好ましい。また、脱水閉環触媒を用いる場合には、反応温度としては、0℃〜180℃であり、10℃〜80℃が好ましく、反応時間としては、数十分間〜数日間であり、2時間〜12時間が好ましい。前記脱水閉環触媒としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、安息香酸等の酸無水物などが挙げられる。
前記イソシアネート法の場合に用いる酸無水物基を有する3価のカルボン酸の誘導体としては、例えば、式(4)及び(5)で示す化合物を使用することができる。
前記弾性層を構成する材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、汎用の樹脂、エラストマー、ゴムなどの材料を使用することができるが、本発明の効果を発現するに十分な柔軟性(弾性)を有する点で、エラストマー材料乃至ゴム材料が好ましい。
前記エラストマー材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、熱可塑性エラストマーとして、例えば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリスチレン系、ポリアクリル系、ポリジエン系、シリコーン変性ポリカーボネート系、フッ素系共重合体系などが挙げられる。また、熱硬化性として、例えば、ポリウレタン系、シリコーン変性エポキシ系、シリコーン変性アクリル系などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記エラストマーのシリコーン変性率としては、柔軟性の点で、30質量%〜80質量%が好ましく、50質量%〜60質量%がより好ましい。前記変性率が30質量%未満であると、柔軟性に欠け、紙への追従性が不足するという不具合が起こる。
また、前記ゴム材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、イソプレンゴム、スチレンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ヒドリンゴムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記各種エラストマー及びゴムの中から、弾性層の材料を適宜選択するが、本発明においては、この材料の表面に樹脂層を形成する観点から、熱硬化性の材料が好ましい。熱硬化性の材料は、その硬化反応に寄与する官能基の効果により樹脂層との密着性に優れ、確実に固定化することが可能である。なお、加硫ゴムも同様の観点から好ましい。
前記弾性層の電気抵抗値としては、表面抵抗で1×108〜1×1013Ω/□、体積抵抗で1×107〜1×1013Ω・cmが好ましい。
本発明の中間転写体の表面層は、少なくとも球状粒子と、シリコーン変性樹脂及びフッ素変性樹脂のいずれかとを含有してなり、更に必要に応じて電気特性を調整するための抵抗調整剤、難燃性を得るための難燃剤、濡れ性を上げるためのレベリング剤などの添加剤を含有してなる。
前記表面層を構成する樹脂としては、離型性のよいシリコーン変性樹脂、及びフッ素変性樹脂のいずれかを使用する。前記シリコーン変性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シリコーン変性ポリイミド、シリコーン変性ポリアミドイミド、シリコーン変性ポリアミド、シリコーン変性ポリカーボネート、シリコーン変性アクリル、シリコーン変性エポキシ、シリコーン変性ウレタン、シリコーン変性ポリエステル、シリコーン変性オレフィン、シリコーン変性ビニル、シリコーン変性フェノキシなどが挙げられる。前記フッ素変性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチエン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、エチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)、ポリフッ化ビニルエーテル(PFVE)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。ただし、前記表面層で使用する樹脂と後述する球状粒子の表面処理を行う樹脂とは、同じものを使用する。
前記置換基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリエーテル基、エポキシ基、アミン類、カルボキシル基、アラルキル基などが挙げられる。
前記変性の割合(変性率)としては、トナーの離型性の点で、20%以上が好ましく、50%以上がより好ましい。
前記表面層を構成する球状粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、などの樹脂を主成分としてなる球形粒子が挙げられる。また、これらの樹脂材料からなる球状粒子の表面を異種材料で表面処理を施したものでもよい。また、ここでいう樹脂材料からなる球状粒子の中には、ゴム材料を含む。前記ゴム材料で作製された球状粒子の表面を硬い樹脂でコートした構成のものも適用可能である。また、前記球状粒子は、中空であってもよく、多孔質であってもよい。これらの球状粒子の中でも、滑性を有し、トナーに対しての離型性、耐磨耗性を付与できる点で、シリコーン粒子乃至フッ素粒子が特に好ましい。これらの球状粒子は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
図2は、本発明の球状粒子の形状の一例を示す模式図である。図2において、略球形状の粒子を長軸r1、短軸r2、厚さr3(ただし、r1≧r2≧r3とする。)で規定するとき、前記粒子は、長軸と短軸との比(r2/r1)(図2(b)参照)が0.5〜1.0で、厚さと短軸との比(r3/r2)(図2(c)参照)が0.7〜1.0の範囲にあることが好ましい。前記長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5未満であると、真球形状から離れるために粒子間で凝集しやすくなる。
なお、r1、r2、r3は、例えば、以下の方法により測定することができる。即ち、前記球状粒子を平滑な測定面上に均一に分散付着させ、該球状粒子100個について、カラーレーザー顕微鏡(VK−8500、キーエンス社製)により1000倍に拡大して、該100個の球状粒子の長軸r1(μm)、短軸r2(μm)、及び厚さr3(μm)を測定し、それらの算術平均値から求めることができる。
前記表面処理としては、例えば、プラズマCVDなどの乾式による方法、溶媒の中でミリングして行う湿式の方法が挙げられるが、処理が簡便な点で、湿式が好ましい。以下では、湿式で行う場合について説明する。前記樹脂及び球状粒子を溶媒に入れた状態でビーズ、超音波などを用いて粉砕乃至分散し、球状粒子の表面をシリコーン樹脂、乃至フッ素樹脂で表面処理を行い、該球状粒子間の凝集を抑制するとともに、該球状粒子を微粒化させる。続いて、分散時間を調整しながら、所定の粒径となるようにする。溶液中の球状粒子の大きさは、市販の粒度分析計、例えば、NanotracUPA−150EX(日機装株式会社製)により確認することができる。また、前記表面処理に用いる湿式分散装置としては、球状粒子を粉砕できる限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ボールミル、ビーズミル、ペイントシェーカーなどが挙げられる。
前記塗工液を前記弾性層の上に塗布する範囲としては、目的に応じて適宜選択することができ、前記弾性層の全体に塗布してもよいし、その一部に塗布してもよい。
円筒状の型、例えば、円筒状の金属金型をゆっくりと回転させながら、少なくとも樹脂成分を含む塗工液(例えば、ポリイミド樹脂前駆体又はポリアミドイミド樹脂前駆体を含む塗工液)をノズルやディスペンサーのような液供給装置にて円筒の外面全体に均一になるように塗布・流延(塗膜を形成)する。その後、回転速度を所定速度まで上げ、所定速度に達したら一定速度に維持し、所望の時間回転を継続する。そして、金型を回転させつつ徐々に昇温させながら、約80℃〜150℃の温度で塗膜中の溶媒を蒸発させる。この過程では、雰囲気の蒸気(揮発した溶媒等)を効率よく循環して取り除くことが好ましい。自己支持性のある塗膜が形成されたところで金型ごと高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に移し、段階的に昇温し、最終的に250℃〜450℃程度の高温加熱処理(焼成)し、十分にポリイミド樹脂前駆体のイミド化乃至ポリアミドイミド樹脂前駆体のポリアミドイミド化を行う。その後、充分に冷却することで、ポリイミド製乃至ポリアミドイミド製の無端ベルト(基層)が得られる。続いて、得られた基層の上に弾性層を積層する。
前述の方法により製造された中間転写ベルトは、例えば、像担持体上に順次形成される複数のカラートナー現像画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて一次転写を行い、その一次転写画像を被記録媒体に一括して二次転写する、いわゆる中間転写方式の電子写真装置の中間転写ベルトとして好適に用いられ、高画質画像形成な電子写真画像形成装置を構成することができる。以下、要部模式図を参照しながら詳しく説明する。なお、模式図は一例であって本発明はこれに限定されるものではない。
以下に示す手順により、基層用塗工液を調製し、この塗工液を用いて中間転写ベルトの基層を製造した。
<基層用塗工液Aの調製>
先ず、ポリイミド樹脂前駆体を主成分とするポリイミドワニス(U−ワニスA、宇部興産株式会社製)に、予めビーズミルにてN−メチル−2−ピロリドン中に分散させたカーボンブラック(SpecialBlack4、エボニックデグサ社製)の分散液を、カーボンブラック含有率がポリアミック酸固形分の17質量%になるように調合し、よく攪拌混合して基層用塗工液Aを調製した。
次に、外径340mm、長さ300mmの外面をブラスト処理にて粗面化した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記基層用塗工液を円筒外面に均一に流延するようにディスペンサーにて塗布した。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転数を100rpmに上げ、熱風循環乾燥機に導入して、110℃まで徐々に昇温して60分間加熱した。さらに昇温して200℃で20分間加熱し、回転を停止、徐冷して塗布膜が形成された円筒型を取り出し、これを高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に導入し、段階的に320℃まで昇温して60分間加熱処理(焼成)した後、充分に冷却した。これにより、ポリイミド製の無端ベルト(基層)が得られた。得られた基層の平均厚みは、60μmであった。なお、前記厚みは、電子マイクロメーターKG3001A(アンリツ株式会社製)により測定した。
<弾性層用塗工液Aの調製>
まず、以下に示す各構成材料を混合し、2軸混練機を用いて、十分に混練し、マスターバッチを作製した。
−弾性層用カーボンマスターバッチ構成材料−
・シリコーン変性エポキシ樹脂(ALBIFLEX348、シリコン含有量60質量%
、Nanoresins社製) 20質量部
・カーボンブラック(R400R、キャボットジャパン株式会社製) 100質量部
上記カーボンマスターバッチAを用いて、下記の構成材料を混合し弾性層用塗工液Aを得た。
−弾性層用塗工液構成材料−
・上記カーボンマスターバッチA 10質量部
・シリコーン変性エポキシ樹脂(ALBIFLEX348、シリコン含有量60質量%
、Nanoresins社製) 77質量部
・メチルテトラヒドロ無水フタル酸(HN−2000、日立化成工業株式会社製)
13質量部
先に作製したポリイミド基層上に、上記樹脂層用塗布液を前記基層の作製と同様に外面に均一にディスペンサーを用いて金型を回転させながら流延して塗布した。塗布量は、最終的な弾性層の平均厚みが300μmになるような液量の条件とした。その後、金型をそのまま回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度4℃/分で120℃まで昇温して30分間加熱した。続いて、昇温速度4℃/分で220℃まで昇温して60分間加熱処理した。これにより得られた弾性層のゴム硬度は、47°であり、平均厚みは、300μmであった。なお、前記ゴム硬度は、マイクロゴム硬度計MD−1(高分子計器株式会社製)により、前記厚みは、得られたベルトの断面を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより測定した。
まず、以下に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて3時間分散し、表面層用塗工液Aを調製した。
・シリコーン粒子(トスパール120、体積平均粒径2.0μm、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製) 6質量部
・シリコーン変性ポリイミド(SMP−2003、固形分30%、信越化学工業株式会社製) 20質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(三協化学株式会社製)
74質量部
上記で作製した弾性層上に表面層用塗工液Aをスプレー塗工により金型を回転させながら均一に塗布した。塗布量としては、最終的な表面層の平均厚みが2.0μmとなるような条件とした。その後、金型をそのまま回転しながら熱風循環乾燥機に投入して80℃で30分間加熱した。続いて4℃/分で160℃まで昇温し、60分間加熱処理した。加熱を停止した後、常温まで徐冷した。十分に冷却した後、金型から取り外し、中間転写ベルトAを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡にて断面観察したところ、表面層の平均厚みは、1.9μm、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は、0.8μmであった。
基層及び弾性層は、前記実施例1と同様の手順で作製した。表面層用塗工液については、前記実施例1の表面層用塗工液Aを以下に示す各構成材料に変更した。
<表面層用塗工液Bの作製>
・シリコーン粒子(トスパール120、体積平均粒径2.0μm、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製) 5質量部
・テトラフルオロエチレン系フッ素樹脂(ダイニオンTHV−220、住友スリーエム株式会社製) 4質量部
・メチルエチルケトン(三協化学株式会社製) 91質量部
上記構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて3時間分散し、表面層用塗工液Bを得た。
上記で作製した弾性層上に表面層用塗工液Bをスプレー塗工により金型を回転させながら均一に塗布した。塗布量としては、最終的な表面層の平均厚みが2.0μmとなるような条件とした。その後、金型をそのまま回転しながら熱風循環乾燥機に投入して150℃で30分間加熱した。十分に冷却した後、金型から取り外し、中間転写ベルトBを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡にて断面観察したところ、表面層の平均厚みは、2.1μm、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は、0.9μmであった。
基層、弾性層は前記実施例1と同様の手順で作製した。表面層用塗工液は、前記実施例1の表面層用塗工液Aを以下に示す各構成材料に変更した。
<表面層用塗工液Cの作製>
・PTFE粒子(Fluon L173J、体積平均粒径0.2μm、旭硝子株式会社製) 3質量部
・シリコーン変性ポリイミド(SMP−2003、固形分30%、信越化学株式会社製)
8.3質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(三協化学株式会社製)
88.7質量部
上記構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて1時間分散し、表面層用塗工液Cを得た。その後は実施例1と同様にして、中間転写ベルトCを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡にて断面観察したところ、表面層の平均厚みは2.4μm、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は、0.1μmであった。
前記実施例1のシリコーン粒子(トスパール120)をトスパール2000B(体積平均粒径6.0μm、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社)に代えた以外は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトDを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡で断面観察したところ、表面層の平均厚みは、6.8μmであり、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は、5.2μmであった。
前記実施例1の表面層の平均厚みを1.9μmから11.7μmに変えた以外は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトEを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡で断面観察したところ、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は、2.0μmであった。
前記実施例1のシリコーン粒子をメラミンシリカ粒子(オプトビーズ3500M、体積平均粒径3.5μm、日産化学社)に代えた以外は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトFを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡で断面観察したところ、表面層の平均厚みは3.2μm、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は1.1μmであった。
前記実施例1のシリコーン粒子をアクリル粒子(テクポリマーXX15FM、体積平均粒径0.1μm、積水化成品工業株式会社)に代えた以外は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトGを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、表面層の平均厚みは、4.3μm、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は、0.08μmであった。
前記実施例1において、基層用塗工液の調製及び基層の作製方法を以下のように変更した。
<基層用塗工液Bの調製>
先ず、ポリアミドイミド樹脂前駆体を主成分とするポリアミドイミドワニス(バイロマックスHR−16NN、東洋紡績株式会社製)に、予めビーズミルにてN−メチル−2−ピロリドン中に分散させたカーボンブラック(MA77、三菱化学株式会社製)の分散液を、カーボンブラック含有率がポリアミック酸固形分の22質量%になるように調合し、よく攪拌混合して基層用塗工液Bを調製した。
次に、外径340mm、長さ300mmの外面をブラスト処理にて粗面化した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記基層用塗工液を円筒外面に均一に流延するようにディスペンサーにて塗布した。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転数を100rpmに上げ、熱風循環乾燥機に導入して、110℃まで徐々に昇温して60分間加熱した。続いて塗布膜が形成された円筒型を取り出し、これを高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に導入し、段階的に250℃まで昇温して60分間加熱処理(焼成)した後、充分に冷却した。これにより、ポリアミドイミド製の無端ベルトを得た。得られた基層の平均厚みは60μmであった。その後は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトHを得た。
前記実施例1において、弾性層の形成方法を次のように変更した。
まず、以下に示す各材料を混合し、ニーダーにて混練することでゴム組成物を作製した。
・アクリルゴム(二ポールAR12、日本ゼオン株式会社製) 100質量部
・ステアリン酸(ビーズステアリン酸つばき、日油株式会社製) 1質量部
・赤リン(ノーバエクセル140F、燐化学工業株式会社製) 10質量部
・水酸化アルミニウム(ハイジライトH42M、昭和電工株式会社製) 60質量部
・架橋剤〔Diak No.1(ヘキサメチレンジアミンカーバメイト)、デュポンダ
ウエラストマージャパン株式会社製〕 0.6質量部
・架橋促進剤〔VULCOFAC ACT 55(70%1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7と二塩基酸との塩、30%アモルファスシリカ)、Safic
alcan社製〕 0.6質量部
・導電剤〔AP−1(第4級ホスホニウム塩)、広栄化学株式社製〕 0.3質量部
次いで、このようにして得られたゴム組成物を有機溶剤(MIBK:メチルイソブチルケトン)に溶かして固形分35質量%のゴム溶液を作製した。この作製したゴム溶液を先に作製したポリイミド基層が形成された円筒状支持体を回転させながらポリイミド基層上に、ノズルよりゴム塗料を連続的に吐出しながら支持体の軸方法に移動させ螺旋状に塗布した。塗布量としては、最終的な平均厚みが300μmになるような液量の条件とした。その後、ゴム塗料が塗工された円筒状支持体をそのまま回転しながら熱風循環乾燥機に投入し、昇温速度4℃/分で90℃まで昇温して30分間加熱した後、昇温速度4℃/分で170℃まで昇温して60分間加熱処理した。その後は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトIを得た。
前記実施例1の表面層用塗工液Aに球状粒子を含まない以外は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトJを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡で断面観察したところ、表面層の平均厚みは、1.8μmであった。
前記実施例1の表面層用塗工液Aにシリコーン変性ポリイミド(SMP−2003)を含まない以外は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトKを得た。本ベルトの表面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、無数の球状粒子が散りばめられた状態であったが、球状粒子の付着状態にムラがあり、それら粒子間の隙間から弾性層が見える状態であった。
基層、弾性層は、前記実施例1と同様の手順で作製した。表面層用塗工液については、前記実施例1の表面層用塗工液Aを以下に示す各構成材料に変更した。
<表面層用塗工液Dの作製>
・シリコーン粒子(トスパール120、体積平均粒径2.0μm、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製) 3質量部
・ポリカーボネート樹脂(PCX5、帝人化成株式会社製) 3質量部
・テトラヒドロフラン(関東化学株式会社製) 60質量部
・シクロヘキサノン(関東化学株式会社製) 34質量部
上記構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて1時間分散し、表面層用塗工液Dを得た。その後は、実施例1と同様にして、中間転写ベルトLを得た。本ベルトの断面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、表面層の平均厚みは、3.7μm、表面層内の球状粒子の体積平均粒径は、1.8μmであった。
<(1)転写率(%)の測定>
転写紙として、表面に凹凸を施してある紙(レザック66 215Kg紙)を用い、これに青色のベタ画像(日本画像学会が発行しているテストチャートNo.5−1)を出力する操作を実施し、紙に転写する前の中間転写ベルト上の画像トナー量と紙に転写した後に中間転写ベルト上に残ったトナー量を計測し、転写率(%)を算出した。結果を表2に示す。なお、転写率(%)は、下記式(b)で表される。
転写率(%)=〔転写後の中間転写ベルト上のトナー量(g)/転写前の中間転写ベルト上のトナー量(g)〕×100 ・・・(b)
また、前記トナー量の測定は、中間転写ベルトの転写前後の質量変化を測定することにより行った。
<(2)1万枚連続画像出力時点における転写率(%)の測定>
前記テストチャートを連続して1万枚画像出力した後、停止し、上記(1)と同様に、転写率(%)を測定した。結果を表2に示す。
<(3)1万枚連続画像出力時点における画像評価>
前記テストチャートを連続して1万枚画像出力した後、全面シアン単色のハーフトーン画像を出力し、異常画像(画像濃度の低下、濃度ムラ、感光体が傷ついた際に起こる黒ポチなどの局部的な転写ムラ)の有無を観察した。結果を表2に示す。
<(4)1万枚連続画像出力時点におけるベルト外観評価>
前記テストチャートを連続して1万枚連続画像出力した後、停止し、中間転写ベルトの表面層の欠陥の有無をレーザ顕微鏡で観察した。結果を表2に示す。
2 弾性層
3 表面層
4 球状粒子
P 転写紙
L 露光手段
70 除電ローラ
80 アースローラ
200 感光体ドラム
201 感光体クリーニング装置
202 除電ランプ
203 帯電チャージャ
204 電位センサ
205 トナー画像濃度センサ
210 ベルト搬送装置
230 リボルバ現像ユニット
231Y Y現像機
231K Bk現像機
231C C現像機
231M M現像機
270 定着装置
271、272 定着ローラ
500 中間転写ユニット
501 中間転写ベルト
502 トナーシール部材
503 帯電チャージャ
504 ベルトクリーニングブレード
505 潤滑剤塗布ブラシ
506 潤滑剤
507 1次転写バイアスローラ
508 ベルト駆動ローラ
509 ベルトテンションコントローラ
510 2次転写対向ローラ
511 クリーニング対向ローラ
512 フィードバッグ電流検知ローラ
513 トナー画像
514 光学センサ
600 2次転写ユニット
601 転写紙ガイド板
605 2次転写バイアスローラ
606 転写紙除電チャージャ
608 クリーニングブレード
610 レジストローラ
801 1次転写電源
802 2次転写電源
P 転写紙
10 プリンタ本体
12 画像書込部
13 画像形成部
14 給紙部
15 定着装置
16 レジストローラ
20BK、20M、20Y、20C 現像装置
21BK、21M、21Y、21C 感光体
22 中間転写ベルト
23BK、23M、23Y、23C 1次転写バイアスローラ
25 ベルトクリーニング部材
26 ベルト従動ローラ
27 潤滑剤塗布装置
40 バイアスローラ
50 転写搬送ベルト
60 2次転写バイアスローラ
Claims (8)
- 像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像して得られたトナー像が転写される中間転写体であって、
前記中間転写体が、内側から基層、弾性層、及び表面層を順次備える積層構造を有し、
前記表面層が、シリコーン変性樹脂及びフッ素変性樹脂のいずれかで表面処理された球状粒子と、シリコーン変性樹脂及びフッ素変性樹脂のいずれかとを含有し、
前記表面層に含有させる樹脂と前記球状粒子の表面処理を行う樹脂とは、同じ種類の樹脂であることを特徴とする中間転写体。 - 球状粒子が、シリコーン粒子及びフッ素粒子のいずれかである請求項1に記載の中間転写体。
- 球状粒子の平均粒径が、5.0μm以下である請求項1から2のいずれかに記載の中間転写体。
- 表面層の平均厚みが、10μm以下である請求項1から3のいずれかに記載の中間転写体。
- 弾性層が、熱硬化性のエラストマー及びゴム材料のいずれかである請求項1から4のいずれかに記載の中間転写体。
- 基層が、ポリイミド樹脂及びポリアミドイミド樹脂のいずれかである請求項1から5のいずれかに記載の中間転写体。
- 潜像が形成され、トナー像を担持可能な像担持体と、
前記像担持体上に形成された潜像をトナーで現像する現像手段と、
前記現像手段により現像されたトナー像が一次転写される中間転写体と、
前記中間転写体上に担持されたトナー像を記録媒体に二次転写する転写手段とを有してなり、
前記中間転写体が、請求項1から6のいずれかに記載の中間転写体であることを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置が、フルカラー画像形成装置であって、
各色の現像手段を有する複数の潜像担持体を直列に配置してなる請求項7に記載の画像形成装置。
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