Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5618807B2 - 湿式画像形成装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5618807B2 - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5618807B2
JP5618807B2 JP2010278257A JP2010278257A JP5618807B2 JP 5618807 B2 JP5618807 B2 JP 5618807B2 JP 2010278257 A JP2010278257 A JP 2010278257A JP 2010278257 A JP2010278257 A JP 2010278257A JP 5618807 B2 JP5618807 B2 JP 5618807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
liquid developer
developer
toner
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010278257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012128094A (ja
Inventor
智久 曽田
智久 曽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2010278257A priority Critical patent/JP5618807B2/ja
Priority to US13/311,636 priority patent/US8571430B2/en
Publication of JP2012128094A publication Critical patent/JP2012128094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5618807B2 publication Critical patent/JP5618807B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/104Preparing, mixing, transporting or dispensing developer
    • G03G15/105Detection or control means for the toner concentration

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、トナーとキャリア液とを含む液体現像剤を使用して画像を形成する湿式画像形成装置に関する。
液体現像剤を用いて画像形成を行う湿式画像形成装置は、トナーの飛散が問題とならないことから小粒径のトナーを使用することができるので、高画質の画像形成を行えるという利点がある。しかし、トナーが小粒径になるがゆえトナーの比表面積が大きくなり、このためトナーが高く帯電する傾向が出ると共に、現像ローラ等の現像剤担持体の表面への付着力が増大するようになる。その結果、現像処理後に現像ローラの表面に残存する液体現像剤を除去するクリーニング処理が困難になる。
従来、このクリーニング処理を容易化する技術が幾つか提案されている。特許文献1には、残存現像剤を現像ローラ表面から除去するクリーニングブレードよりも当該現像ローラの回転方向上流側に、液体現像剤中のトナー粒子の凝集力を弱体化させる除去補助手段を具備させた湿式画像形成装置が開示されている。この除去補助手段として、トナーを除電するための、当該トナーの帯電極性と逆極性の電界を印加する帯電チャージャ等が例示されている。また、特許文献2にも、同様な残存現像剤の除電手段を備えた湿式画像形成装置が開示されている。この装置は、前記除電手段の出力を、液体現像剤を帯電させる帯電手段の出力に応じて調整する制御手段を備えている。
特開2006−30719号公報 特開2010−44189号公報
しかしながら、液体現像剤中のトナー粒子に単に除電用の電界を印加するだけでは、残留現像剤を現像ローラ表面から良好に除去することができない場合があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、現像処理後に現像剤担持体の表面に残存する残存現像剤を的確に除去することができる湿式画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の湿式画像形成装置は、周面に静電潜像及びトナー像を担持する像担持体と、周面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤を担持し、前記像担持体へ前記液体現像剤を供給して前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像バイアスを印加するバイアス印加手段と、前記液体現像剤を前記像担持体へ供給する現像処理の前に、前記液体現像剤中のトナーを第1の極性に帯電させる第1帯電手段と、前記現像処理の後に、前記現像剤担持体の周面に残存する残存液体現像剤の中のトナーを、前記第1の極性とは反対の第2の極性に逆帯電させる第2帯電手段と、前記第2の極性への帯電が行われた後に、前記残存液体現像剤を前記現像剤担持体の周面から除去する除去手段と、前記第2帯電手段と前記除去手段との間に配置され、前記残存液体現像剤の表面電位を計測する計測手段と前記計測手段の出力に応じて前記第2帯電手段の出力を調整する制御手段と、を含み、前記現像剤担持体が、軸回りに回転する現像ローラであり、前記第2帯電手段及び前記除去手段が前記現像ローラの周面に対向して配置されると共に、前記除去手段が前記第2帯電手段よりも前記現像ローラの回転方向下流側に配置されており、現像バイアスをV、前記逆帯電が行われなかった場合の前記残存液体現像剤の表面電位をVとするとき、前記逆帯電後の前記残存液体現像剤の表面電位Vが次式(1)を満たしてなる。
0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0 ・・・(1)
この構成によれば、残存液体現像剤の表面電位Vを、現像処理時の第1の極性とは反対の第2の極性の電位とすることができる。特許文献1又は2のように、トナーの凝集力を解放させる目的で除電を行うならば、残存液体現像剤の表面電位をゼロ電位とすることが想起される。しかし、本発明者は、前記表面電位をゼロ電位とした場合、残存液体現像剤中には実は異なる極性に帯電されたトナーが混在する状態が形成され、除去手段によるクリーニング性が良好にはならないことを知見した。そして、現像処理前に第1の極性に帯電され現像剤担持体の表面寄りに偏在したトナーを、完全に中和して残存液体現像剤中において分散させるためには、表面電位Vが上記(1)式の範囲となるように逆帯電すれば良いことを見出したものである。
また、前記現像剤担持体が、軸回りに回転する現像ローラであり、前記第2帯電手段及び前記除去手段が前記現像ローラの周面に対向して配置されると共に、前記除去手段が前記第2帯電手段よりも前記現像ローラの回転方向下流側に配置されている構成を含む
この構成によれば、現像剤担持体としての現像ローラに対する第2帯電手段及び除去手段の配置を最適化することができる。
また、前記第2帯電手段の出力を調整する制御手段を備える。
トナーを帯電させる帯電電流は、温度や湿度等の外部環境により変化し、また注入された電荷がどの程度トナーに流れ込むかは不確定である。従って、最適な第2帯電手段の出力は逐次変化することを想定しておくことが望ましいと言える。そこで、上記の制御手段を具備させることで、前記の変化に対応することが可能となる。
特に、前記第2帯電手段と前記除去手段との間に配置され、前記残存液体現像剤の表面電位を計測する計測手段を備え、前記制御手段は、前記計測手段の出力に応じて前記第2帯電手段の出力を調整する。
この構成によれば、残存液体現像剤の表面電位を随時確認しつつ、第2帯電手段の出力を調整することができる。
本発明の他の湿式画像形成装置は、周面に静電潜像及びトナー像を担持する像担持体と、周面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤を担持し、前記像担持体へ前記液体現像剤を供給して前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像バイアスを印加するバイアス印加手段と、前記液体現像剤を前記像担持体へ供給する現像処理の前に、前記液体現像剤中のトナーを第1の極性に帯電させる第1帯電手段と、前記現像処理の後に、前記現像剤担持体の周面に残存する残存液体現像剤の中のトナーを、前記第1の極性とは反対の第2の極性に逆帯電させる第2帯電手段と、前記第2の極性への帯電が行われた後に、前記残存液体現像剤を前記現像剤担持体の周面から除去する除去手段と、を含み、現像バイアスをV 、前記逆帯電が行われなかった場合の前記残存液体現像剤の表面電位をV とするとき、前記逆帯電後の前記残存液体現像剤の表面電位Vが下記(1)式を満たす湿式画像形成装置であって、前記現像剤担持体が、軸回りに回転する現像ローラであり、前記第2帯電手段及び前記除去手段が前記現像ローラの周面に対向して配置されると共に、前記除去手段が前記第2帯電手段よりも前記現像ローラの回転方向下流側に配置されており、前記湿式画像形成装置は、さらに、前記第2帯電手段と前記除去手段との間において前記現像剤担持体の周面に当接して配置される導電ローラと、前記導電ローラに、下記(2)式の関係を満たす電圧Vを印加する電圧印加手段と、前記導電ローラに流れる電流を測定する電流測定手段と、前記電流測定手段の電流測定値がゼロに近づくように前記第2帯電手段の出力を調整する制御手段と、を備える。
0.1≦(V −V)/(V −V )≦1.0 ・・・(1)
0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0 ・・・(2)
この構成によれば、導電ローラ、電圧印加手段及び電流測定手段を用いて、表面電位を実質的に計測することができる。そして、電流測定手段による電流測定値を随時確認しつつ、第2帯電手段の出力を調整することができる。
上記構成において、前記像担持体に前記静電潜像を形成させる制御を行う画像形成制御部を備え、前記画像形成制御部は、予め定められた調整期間中に、前記像担持体に無地の静電潜像を形成させることが望ましい。
この構成によれば、現像ローラにおける表面電位を計測する部位、若しくは導電ローラを当接させる部位に、確実に液体現像剤のパッチを形成させることが可能となる。従って、第2帯電手段の出力調整を、前記パッチに基づいて正確に実行することができる。
上記構成において、前記第2帯電手段が、スコロトロンチャージャであることが望ましい。この構成によれば、残存液体現像剤の帯電ムラを抑制することができる。
本発明によれば、現像処理後に現像剤担持体の表面に残存する残存現像剤が、的確に除去されるようになる。従って、高画質の画像形成を長期間に亘り安定して行うことができる湿式画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るカラープリンタ(湿式画像形成装置)の全体概略断面図である。 液体現像剤循環装置の部分を除いた、前記カラープリンタの概略断面図である。 現像装置の第1実施形態を示す断面図である。 液体現像剤循環装置の構成図である。 現像装置の第2実施形態を示す断面図である。 第1実施形態の逆帯電処理の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の逆帯電処理の動作を示すフローチャートである。 光学濃度と表面電位との関係を示すグラフである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るカラープリンタ1(湿式画像形成装置)の全体概略断面図である。図2は、液体現像剤循環装置の部分を除いたカラープリンタ1の概略断面図である。なお、ここで示す湿式画像形成装置はカラープリンタであるが、コピー機、ファクシミリ装置、これらの機能を含む複合機(MFP)や、シート上に画像を形成することができる他の装置とすることもできる。
カラープリンタ1は、画像形成のための様々なユニットや部品が収納される上側本体部1Aと、この上側本体部1Aの下部に配置され、各色用の液体現像剤循環装置LY、LM、LC、LBが収納される下側本体部1Bとから構成されている。ここでは、上側本体部1Aと下側本体部1Bとを結ぶ配管類は図示を省略している。
上側本体部1Aには、画像データに基づいてトナー画像を形成するタンデム式の画像形成部2と、用紙を収容する用紙収納部3と、画像形成部2で形成されたトナー画像を用紙上に転写する二次転写部4と、転写されたトナー画像を用紙上に定着させる定着部5と、定着の完了した用紙を排紙する排出部6と、用紙収納部3から排出部6まで用紙を搬送する用紙搬送部3Aと、カラープリンタ1の各種の動作を制御する電子部品が搭載された制御基板からなる制御装置CUとが含まれている。
画像形成部2は、中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21のクリーニング部22と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色にそれぞれ対応した画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBとを備える。
中間転写ベルト21は、導電性を有し、使用可能な用紙搬送方向に直角な方向の長さが最大の用紙より幅広であって、無端状、すなわちループ状のベルト状部材であり、図1、図2において時計回りに循環駆動される。後述する感光体ドラム10に各々担持されたトナー像は、この中間転写ベルト21に転写される。
画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBは、中間転写ベルト21の近傍に4つ並べて中間転写ベルト21のクリーニング部22と二次転写部4との間に配置される。なお、各画像形成ユニットFY、FM、FC、FBの配置の順番はこの限りではないが、各色の混色による完成画像への影響を配慮すると、この配置が好ましい。
画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBは、各々、感光体ドラム10(像担持体)と、帯電器11と、LED露光装置12と、現像装置14と、一次転写ローラ20と、クリーニング装置26と、除電装置13と、キャリア液除去ローラ30とを備える。また、画像形成ユニットのうち、最も二次転写部4に近い位置に位置する画像形成ユニットFBには、キャリア液除去ローラ30が設けられていないが、その他の構成は同一である。
各画像形成ユニットFY、FM、FC、FBに対応して、それぞれ液体現像剤循環装置LY、LM、LC、LBが設けられ、各色の液体現像剤の供給、並びに回収が行われるようになっている。液体現像剤循環装置LY、LM、LC、LBについては後に詳述する。
感光体ドラム10は、円柱状の部材であって、その表面に帯電(本実施形態ではプラス極性に帯電)したトナーを含むトナー像を担持する。感光体ドラム10は、図1及び図2において反時計回りに回転可能な部材である。帯電器11は、感光体ドラム10の表面を一様に帯電させる。露光装置12は、LED等の光源を有し、外部の機器から入力される画像データに応じて、一様に帯電した感光体ドラム10の表面に光を照射する。これにより、感光体ドラム10の表面には、静電潜像が形成される。
現像装置14は、トナー及び液体のキャリアを含む液体現像剤を、感光体ドラム10の周面に供給する。これにより、感光体ドラム10の周面に担持されている静電潜像には、液体現像剤に含まれるトナーが付着し、前記静電潜像はトナー像として現像される。この現像装置14の詳細構成については、図3及び図4に基づき後述する。
一次転写ローラ20は、中間転写ベルト21の裏面に、感光体ドラム10と対向して配置されている。一次転写ローラ20には、図示しない電源からトナー像中のトナーとは逆極性(本実施形態ではマイナス)の電圧が印加される。つまり、一次転写ローラ20は、中間転写ベルト21と接触している位置で、中間転写ベルト21にトナーと逆極性の電圧を印加する。中間転写ベルト21は導電性を有するので、この印加電圧によって、中間転写ベルト21の表面側及びその周辺にトナーが引き付けられる。中間転写ベルト21は、トナー像を担持して、用紙まで搬送する像担持体として機能する。
クリーニング装置26は、感光体ドラム10から中間転写ベルト21に転写されずに残留した液体現像剤をクリーニングする。クリーニング装置26は、感光体ドラム10の表面上の残留液体現像剤を掻き取るクリーニングブレードと、掻き取られた残留液体現像剤をクリーニング装置26の外部に搬送する液体現像剤搬送スクリューとを含む。
除電装置13は、除電用の光源を有し、次の周回による画像形成に備えて、クリーニングブレード262による液体現像剤除去後、感光体ドラム10の表面を光源からの光によって除電する。
キャリア液除去ローラ30は、感光体ドラム10の回転軸と平行な回転軸を中心として感光体ドラム10と同方向に回転可能な略円柱状の部材である。キャリア液除去ローラ30は、感光体ドラム10と中間転写ベルト21とが接触する位置よりも二次転写部4が配置されている側に配置されており、中間転写ベルト21の表面からキャリア液を除去する部材である。
用紙収納部3は、トナー像を定着させる用紙を収納する部分であって、上側本体部1Aの下部に配置されている。また、用紙収納部3は、用紙を収納している給紙カセットを有している。
二次転写部4は、中間転写ベルト21上に形成されたトナー像を用紙に転写する部分であって、中間転写ベルト21を支持する支持ローラ41と、支持ローラに対向して配置された二次転写ローラ42とを有している。
定着部5は、用紙にトナー像を定着させる部分であって、二次転写部4の上側に配置されている。また、定着部5は、加熱ローラ51と、加熱ローラ51に対向して配置された加圧ローラ52とを有している。
排出部6は、定着部5でトナー像が定着された用紙が排出される部分であって、カラープリンタ1の上部に配置されている。用紙搬送部3Aは、複数の搬送ローラ対を備え、用紙収納部3から二次転写部4や定着部5、排出部6に用紙を搬送する。
続いて、図3を参照して、第1実施形態に係る現像装置14について説明する。現像装置14は、現像容器81、ニップ形成ローラ82、供給ローラ83、現像ローラ84(現像剤担持体)、現像ローラ帯電器85(第1帯電手段)、現像ローラ除電器86(第2帯電手段)、表面電位計87(計測手段)、現像クリーニングブレード88(除去手段)、現像剤回収容器89及び制御装置CUを含む。
現像容器81は、感光体ドラム10の回転軸方向に沿う方向(図3の紙面に垂直な方向)に長い形状を有し、その内部にトナー粒子と液体のキャリアからなる液体現像剤の供給を受ける容器である。現像容器81は、上方に開口し、2段階に窪んだ第1溝部811及び第2溝部812を有する。上段に位置する第1溝部811は、断面が略半円のキャビティであり、現像容器81の長手方向に延びている。この第1溝部811には、後述するニップ形成ローラ82が回転可能な状態で収容されている。下段に位置する第2溝部812は、第1溝部811よりも幅の狭い溝であって、第1溝部811の底部からさらに下方に窪んだ断面略半円のキャビティであり、同様に現像容器81の長手方向に延びている。この第2溝部812には、第1搬送スクリュー813が回転可能な状態で収容されている。
現像容器81には、液体現像剤を供給するエルボ型の供給ノズル814が付設されている。液体現像剤は、トナーとキャリアとの濃度調整が予め行われた状態で、供給ノズル814へ与えられる。供給ノズル814は、ニップ形成ローラ33の回転軸方向に複数個並んで配置されている。供給ノズル814の吐出口814Eは、液体現像剤を吐出する口であり、第1溝部811の開口の上方に配置されている。また、供給ノズル814の基端部814Bは、連結プラグ814Pに接続されている。供給ノズル814は、支持フレーム815により、吐出口814Eの位置決めがなされた状態で支持されている。
支持フレーム815は、断面がL字型の形状を有し、その上端側で供給ノズル814を支持し、その下端側が現像容器81の右側壁81Rに、固定ビス816で固定されている。また、現像容器81の右側壁81Rには、液体現像剤を各供給ノズル814に分配する分配器817が取り付けられており、該分配器817に前記連結プラグ814Pが嵌入されている。
ニップ形成ローラ82は、感光体ドラム10の回転軸と平行な軸回りに回転するローラであって、上述したように現像容器81の第1溝部811内に回転可能に配置されたローラである。供給ローラ83は、ニップ形成ローラ82の直上ではなく、供給ノズル814から離れる方向の斜め上に配置され、その周面には液体現像剤を保持するための溝(図略)が設けられている。ニップ形成ローラ82は、下方から支える態様で供給ローラ83に当接されて第1ニップ部N1を形成している。図中に矢印で示すように、ニップ形成ローラ82は反時計方向に、供給ローラ83は時計方向に回転する。
供給ノズル814の吐出口814Eは、第1ニップ部N1に対向して配置されており、該第1ニップ部N1向けて液体現像剤を吐出する。供給ノズル278から供給される液体現像剤は、第1ニップ部N1の回転方向上流側で一時的に滞留され、両ローラ82、83の回転に伴って、供給ローラ83の前記溝に保持された状態で上方へ運ばれる。なお、供給ローラ83により運搬されない過剰な液体現像剤は、現像容器81へ落下する。
供給ローラ83の、第1ニップ部N1よりも回転方向下流側には、例えばウレタンゴム等の材料から形成された供給ローラブレード831が配置されている。供給ローラブレード831は、供給ローラ83の周面に圧接され、供給ローラ83に保持される液体現像剤の量が所定量になるように規制する。供給ローラブレード831は、支持金具832によって保持された状態で、現像容器81の左側壁81Lに取り付けられている。
供給ローラブレード831により掻き落とされた余剰の液体現像剤は、現像容器81へ落下する。落下した液体現像剤は、第1溝部811の壁面を経て、第2溝部812で受け取られる。その後、液体現像剤は、第1搬送スクリュー813の回転によって、回収現像剤タンク71(図4)に向けて搬送される。
現像ローラ84は、その周面に液体現像剤を担持し、感光体ドラム10へ液体現像剤を供給して感光体ドラム10上に担持されている静電潜像を現像するためのローラである。現像ローラ84は、供給ローラ83の左上方に配置され、供給ローラ83と接して第2ニップ部N2を形成している。現像ローラ84は、回転軸841を両端に備えた導電性の金属心材842の上に、導電性ゴム(例えばウレタン)からなる外層843が設けられた構造のローラが用いられている。
現像ローラ84は、供給ローラ83と同じく時計方向に回転され(第2ニップ部N2では、現像ローラ84の表面は供給ローラ83の表面と逆方向に移動する)、これにより現像ローラ84の周面には、供給ローラ83の周面に保持された液体現像剤が受け渡される。供給ローラ83の液体現像剤の層厚が所定値に規制されているので、現像ローラ84の表面に形成される液体現像剤層の層厚も所定値に保たれる。
現像ローラ84には、回転軸841を通して、バイアス印加装置844(バイアス印加手段)から現像バイアスが印加される。現像ローラ84は感光体ドラム10に接しており、感光体ドラム10との間でニップ部を形成している。感光体ドラム10の周面上の静電潜像の電位と現像ローラ84に印加される現像バイアスとの電位差により、トナーが感光体ドラム10の周面上に移動して静電潜像が現像される。これにより、トナー像が感光体ドラム10の周面上に形成される。
現像ローラ帯電器85は、トナーの帯電極性と同極性(本実施形態ではプラス;第1の極性)の帯電電位を与えることで、現像ローラ84に担持された現像剤層中のトナーを現像ローラ84の表面側に移動させ、現像効率を向上させるために配置されている。現像ローラ帯電器85は、現像ローラ84の、第2ニップ部N2よりも回転方向下流側であって、感光体ドラム10との接触部の上流側の位置において、現像ローラ84の周面に対向するように配置されている。この現像ローラ帯電器85としては、帯電ムラを抑制できるスコロトロンチャージャを用いることが望ましい。
現像ローラ除電器86は、液体現像剤を感光体ドラム10に受け渡す現像処理の後に、現像ローラ84の周面に残存する残存液体現像剤の中のトナーを、現像ローラ帯電器85が与える帯電電位とは反対の極性(本実施形態ではマイナス;第2の極性)の帯電電位に逆帯電させる。現像ローラ除電器86は、現像ローラ84と感光体ドラム10とのニップ部よりも下流側において、現像ローラ84の周面に対向するように配置されている。この現像ローラ除電器86としても、帯電ムラを抑制できるスコロトロンチャージャを用いることが望ましい。現像ローラ除電器86の出力は、制御装置CUによって調整される。
なお、現像ローラ帯電器85及び現像ローラ除電器86としては、導電性の帯電ローラ、帯電フィルム、又はスコロトロンチャージャ以外のコロナ放電器を用いることができる。しかし、現像ローラ除電器86としてスコロトロンチャージャを用いると、現像ローラ84の周面に一様には残存しない前記残存液体現像剤のパターンを、一様に逆帯電することができるので好ましい。
表面電位計87は、現像ローラ除電器86と次述の現像クリーニングブレード88との間に配置され、前記残存液体現像剤の表面電位を計測する。表面電位の測定方法には、接触方式や非接触方式の測定手法があり、本発明において特に一つの手法に限定されるものではない。しかし、現像剤汚染を考慮して、本実施形態では非接触方式の測定手法を採用した表面電位計87を用いている。この表面電位計87としては、例えば、トレック・ジャパン社の表面電位計Model344を好適に用いることができる。
現像クリーニングブレード88は、現像ローラ除電器86により残存液体現像剤の逆帯電(第2の極性への帯電)が行われた後に、前記残存液体現像剤を現像ローラ84の周面から除去する。現像クリーニングブレード88は、現像ローラ除電器86よりも現像ローラ84の回転方向下流側に配置され、その先端部が現像ローラ84の周面にカウンタ方向から接触している。現像ローラ84の周面に残留する液体現像剤は、現像ローラ84の回転に伴って、現像クリーニングブレード88の先端接触部によって掻き落とされる。
現像剤回収容器89は、現像クリーニングブレード88により掻き落とされた液体現像剤を回収するための容器である。現像剤回収容器89は、感光体ドラム10の回転軸方向に長い形状を有し、上方に開口するキャビティ891を備えている。このキャビティ891の底部には、現像剤回収容器89の長手方向に延びる溝部892が形成されている。この溝部892には、第2搬送スクリュー893が回転可能な状態で収容されている。掻き落とされた液体現像剤は、現像クリーニングブレード88の表面に沿って流下し、現像剤回収容器89の溝部892に受け取られる。その後、液体現像剤は、第2搬送スクリュー893の回転によって、回収現像剤タンク71(図4)に向けて搬送される。
ここで、液体現像剤の供給及び回収系統について説明する。図4は、一つの液体現像剤循環装置LYの全体の概略を示すブロック図である。他の液体現像剤循環装置LM、LC、LBも同じ構成である。この液体現像剤循環装置LYは、現像装置14へ液体現像剤を供給すると共に、現像に利用されずに回収された液体現像剤を循環させ、再利用するための装置である。
液体現像剤循環装置LYは、回収現像剤タンク71、現像剤収容容器72、顔料タンク73、結着樹脂タンク74、キャリアタンク75、現像剤リザーブタンク76及び複数のポンプP1〜P8を備えている。
回収現像剤タンク71は、現像装置14に第1パイプ771を介して接続され、現像装置14側から回収された液体現像剤を収容可能なタンクである。第1パイプ771は、現像容器81に接続された第1サブパイプ771Aと、現像剤回収容器89に接続された第1サブパイプ771Bとを含む。第1パイプ771の途中には、第1ポンプP1が配置され、第1ポンプP1の駆動により第1パイプ771を通して現像容器81及び現像剤回収容器89において回収された残存液体現像剤が、回収現像剤タンク71に収集される。
現像剤収容容器72は、回収現像剤タンク71と接続されている。現像剤収容容器72は、回収された残存液体現像剤と、トナー(顔料)、結着樹脂溶液及びキャリア液を加えることで、トナー濃度が適正範囲に調整された液体現像剤を調製するための容器である。現像剤収容容器72は回収現像剤タンク71と第2パイプ772を介して接続されており、この第2パイプ772には第2ポンプP2が取り付けられている。回収現像剤タンク71内の液体現像剤は、第2ポンプP2の駆動により第3パイプ773を通して現像剤収容容器72に送られる。
現像剤収容容器72内には、液体現像剤量を検出するために、回転羽根721及び回転羽根721を回転させる駆動軸722を含む液面検出装置が配置されている。回転羽根721は、現像剤収容容器272内における液体現像剤LDの液面高さが所定高さ位置以上となったときに、該液体現像剤LDと接触するように配置されている。駆動軸722はモータ(図略)で回転駆動され、回転羽根721が液体現像剤の液面と接触することに伴う前記モータの負荷変化又は回転速度変化に基づいて、液体現像剤量が検出される。
顔料タンク73には、各色の画像形成に寄与する顔料の分散液が収容されている。勿論、予め顔料を結着樹脂に分散させたトナーの溶液を用いることもできるが、本実施形態では顔料そのものを用いる場合を例示する。この顔料としては、従来公知の画像形成用の各種有機・無機顔料を用いることができる。前記顔料の分散液は、液体現像剤中において顔料粒子の分散を促進する分散促進剤を含む。本発明においては、このように顔料を直接配合するタイプの液体現像剤も好適に用いることができ、本発明における「トナー」と言うときは、いわゆる一般的なトナーや、上記に例示した顔料を含む着色粒子を指す。
結着樹脂タンク74には、顔料を印刷用紙に定着させるための成分を含む有機高分子化合物溶液が収容されている。有機高分子化合物としては、環状オレフィン共重合体、スチレン系エラストマー、エチルセルロース、ポリビニルブチラール等を用いることができる。この有機高分子化合物は、絶縁性有機溶剤に溶解された状態で、結着樹脂タンク74に収容されている。
キャリアタンク75には、キャリア液が収容されている。このキャリア液としては、常温で液体の脂肪族炭化水素や植物油等からなる電気絶縁性の有機溶剤を用いることができる。なお、現像性を向上させるため、キャリア液の体積抵抗は1012Ω・cm以上であることが望ましい。
顔料タンク73と現像剤収容容器72とは第3パイプ773で接続されており、前記顔料の分散液は、第3パイプ773の途中に設けられた第3ポンプP3の駆動によって現像剤収容容器72へ供給される。結着樹脂タンク74と現像剤収容容器72とは第4パイプ774で接続されており、前記有機高分子化合物溶液は、第4パイプ774の途中に設けられた第4ポンプP4の駆動によって現像剤収容容器72へ供給される。キャリアタンク75と現像剤収容容器72とは第5パイプ775で接続されており、前記キャリア液は、第5パイプ775の途中に設けられた第5ポンプP5の駆動によって現像剤収容容器72へ供給される。
現像剤リザーブタンク76は、現像装置14に補給する液体現像剤を収納するタンクである。現像剤リザーブタンク76は、現像剤収容容器272と第6パイプ776で接続されており、第6パイプ776の途中に設けられた第6ポンプP6の駆動によって、現像剤収容容器272から液体現像剤の供給を受ける。さらに現像剤リザーブタンク76は、現像装置14内に液体現像剤を供給する上述の供給ノズル814と第7パイプ777で接続されており、前記液体現像剤の供給は、第7パイプ777に取り付けられた第7ポンプP7の駆動によって実行される。
現像剤収容容器72のトナー濃度は、固形分濃度検出装置723でのトナー濃度検出結果に基づいて調整される。現像剤収容容器272には、入口端及び出口端の双方が現像剤収容容器272の底部に接続された循環管路778が付設されている。この循環管路778に、固形分濃度検出装置723及び第8ポンプP8が取り付けられ、第8ポンプP8の駆動によって、固形分濃度検出装置723へ液体現像剤が取り入れられ、その濃度測定後、液体現像剤は現像剤収容容器72へ戻される。図略の制御部は、固形分濃度検出装置723の濃度測定結果に基づき、第3〜第5ポンプP3〜P5を適宜駆動させ、液体現像剤のトナー(顔料)濃度を調整する。
続いて、制御装置CUについて説明する。制御装置CUは、演算処理や制御処理を行うCPU(Central Processing Unit)、各制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、演算処理や制御処理などのデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)等を含む。制御装置CUは、カラープリンタ1における各種の動作を制御する他、本実施形態では現像ローラ除電器86を通して前記残存液体現像剤を逆帯電させる制御、及び、表面電位計87が計測する残存液体現像剤の表面電位に応じて、現像ローラ除電器86の出力調整を行う。
制御装置CUは、以下の式によって、トナーの帯電量ρと関係づけられるトナーの表面電位Vを指標にして、現像ローラ除電器86の出力を調整する。
=1/(2εε)×ρd ・・・(3)
上記(3)式において、εは真空の誘電率、εはトナーの比誘電率、ρは現像剤の電荷密度、dはトナーを含む液体現像剤の厚みである。トナーが、現像バイアスVが印加された現像ローラ84の周面上にあるとき、その液体現像剤層の表面電位Vは、以下のように求められる。
V=V+V ・・・(4)
よって、
=V−V ・・・(5)
本実施形態では、現像ローラ84に残存した液体現像剤のトナーを、現像ローラ帯電器85が帯電させる極性とは逆極性に、適正な範囲に帯電(逆帯電)させることを特徴とする。上記(4)、(5)式から明らかな通り、トナーが逆帯電されない場合、残存液体現像剤の表面電位は、トナーの帯電分が現像バイアスに重畳される結果、現像バイアスよりも高くなる。しかし、トナーが逆帯電されると、残存液体現像剤の表面電位は現像バイアスよりも低くなる。従って、表面電位計87にて表面電位Vを計測することで、トナーの帯電状態を把握することができる。
本発明者の検討の結果、現像バイアスをV、前記逆帯電が行われなかった場合の残存液体現像剤の表面電位をVとするとき、逆帯電後の残存液体現像剤の表面電位Vが次式(1)を満たすよう、現像ローラ除電器86によりトナーを逆帯電させることが、現像クリーニングブレード88による残存液体現像剤のクリーニング性向上に好適であることを見出した。
0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0 ・・・(1)
一般に、トナーの除電を目的とするならば、上記(5)式の表面電位Vは0Vであるべきである。しかし、本発明者は、表面電位Vが0V付近の状態では、残存液体現像剤中に異符の電荷をもったトナーが混在しており、クリーニング性が良くないことを実験的に発見した。そして、現像ローラ帯電器85により現像ローラ84の表面側に偏在したトナーを完全に中和して、電界によりトナーを分散するためには、表面電位Vが上記(1)式の範囲にあることが望ましいことを発見した。
制御装置CUは、現像ローラ除電器86の出力を、残存液体現像剤の表面電位Vが上記(1)式を満たす範囲で設定する。ところで、現像ローラ帯電器85の出力は環境に由来する変動が大きい。これは、コロナ電流は温度や湿度などの外部環境によって、現像ローラ84及びアース回路への流れ込み電流分配比が変化し、また、流れ込んだ電荷がどれだけトナーに電荷注入されるのかも、同じく温度や湿度が影響して変化するためである。このため、現像ローラ除電器86の出力を帯電の実情に合わせて調整することが望ましい。そこで、制御装置CUは、表面電位計87の検知結果の基づき残存液体現像剤の表面電位をモニタし、現像ローラ除電器86の出力を調整する。
制御装置CU(画像形成制御部)は、予め定められた調整期間中に現像ローラ除電器86の出力調整を行う。その期間とは、例えばカラープリンタ1の電源投入直後、画像形成処理を開始する前又は終了の後、紙間などのタイミングである。この際、制御装置CUは、感光体ドラム10の周面にベタ画像を形成させる。すなわち、感光体ドラム10の周面に無地の静電潜像を形成させ、これを液体現像剤で現像させる。このような手法を用いれば、残存液体現像剤のパッチ層を確実に現像ローラ84上に形成することができ、表面電位の計測、ひいては現像ローラ除電器86の正確な出力調整に好適である。
図5は、第2実施形態に係る現像装置14Aを示す断面図である。この現像装置14Aは、表面電位計87に代えて導電ローラ90が用いられている点においてのみ、第1実施形態に係る現像装置14と相違する。その他の部分については第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。すなわち現像装置14Aは、表面電位計87を除いて現像装置14が備える構成と、導電ローラ90、導電ローラブレード91、電圧印加装置92(電圧印加手段)及び電流計93(電流測定手段)とを含む。
導電ローラ90は、現像ローラ除電器86と現像クリーニングブレード88との間において現像ローラ84の周面に当接して配置され、現像ローラ84の周面から残存液体現像剤層を経由してアースされる電気経路90Cを形成するために配置される。導電ローラ90は、回転軸901と、この回転軸と一体のローラ本体902とを含み、現像ローラ84の回転に伴って従動回転する。導電ローラ90の素材は特に問わないが、検出電流をなるべく大きくするため低抵抗の素材を用いることが望ましく、例えばアルミニウム、鋼又はステンレス製のローラ等が好適である。勿論、導電性付与剤を分散させたゴムや樹脂ローラ等も、導電ローラ90として用いることができる。
導電ローラブレード91は、その先端が導電ローラ90の周面に当接にて配置され、導電ローラ90の周面に付着する残存液体現像剤を除去する。導電ローラブレード91は、ホルダ911にてその基端部が保持され、さらにホルダ911は、現像剤回収容器89に支持固定されているフレーム912に固定されている。導電ローラブレード91によって掻き落とされた残存液体現像剤は、現像剤回収容器89に回収される。
電圧印加装置92は、導電ローラ90の回転軸901に、ターゲット電圧Vを印加する。電圧印加装置92が印加するターゲット電圧Vは、下記(2)式の関係を満たす電圧である。
0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0 ・・・(2)
電流計93は、導電ローラ90に流れる電流を測定する。もし、電圧印加装置92が印加するターゲット電圧Vと、現像ローラ84上の残存液体現像剤の表面電位Vとが同一である場合、両者の電位差が無くなるので、電気経路90Cを電流は流れず、電流計93の計測値はゼロとなる。一方、VとVとに差があれば、所定の電流値を電流計93は計測する。従って、望ましい表面電位Vが既知であれば、これに相当する電圧をターゲット電圧Vとして電圧印加装置92から印加させ、この状態で電流計93の計測値がゼロとなるように現像ローラ除電器86の出力を調整すれば、第1実施形態と実質的に同じ表面電位Vの制御を行えることになる。
従って、第2実施形態における制御装置CUAは、ターゲット電圧Vを予め定めた値に設定すると共に、電流計93の計測値に基づいて現像ローラ除電器86の出力を制御する。具体的には、制御装置CUAは、予め定められた調整期間中に、感光体ドラム10の周面にベタ画像を形成させると共に、電圧印加装置92からターゲット電圧Vを導電ローラ90に印加させる。そして、制御装置CUAは、電流計93の計測値をモニタしつつ、現像ローラ除電器86の出力を変化させ、電流計93の計測値がゼロになる出力値を探し出し、その出力値に現像ローラ除電器86の出力を設定する。
図6は、第1実施形態の現像装置14が用いられる場合における、制御装置CUによる逆帯電出力の調整動作を示すフローチャートである。制御装置CUは、予め定められた逆帯電の調整期間であるか否かを確認し(ステップS1)、調整期間である場合(ステップS1でYES)、現像ローラ除電器86の出力を所定値に設定する(ステップS2)。
次に、制御装置CUは、感光体ドラム10の周面に無地の静電潜像を形成させ(ステップS3)、これを現像装置14により液体現像剤で現像させる(ステップS4)。その後、現像ローラ除電器86を、ステップS2で設定した出力で動作させ、現像ローラ84上の残存液体現像剤中のトナーを逆帯電させる(ステップS5)。
その後、制御装置CUは、表面電位計87が計測する残存液体現像剤の表面電位Vの値を取得する(ステップS6)。そして、取得した表面電位Vが、上記(1)式を満足する適正範囲に属するか否かを判定する(ステップS7)。適正範囲であれば(ステップS7でYES)、逆帯電出力の調整処理を終える。一方、適正範囲でない場合(ステップS7でNO)、現像ローラ除電器86の出力設定値を変更し(ステップS8)、ステップS3に戻って処理を繰り返す。
図7は、第2実施形態の現像装置14Aが用いられる場合における、制御装置CUAによる逆帯電出力の調整動作を示すフローチャートである。制御装置CUAは、予め定められた逆帯電の調整期間であるか否かを確認し(ステップS11)、調整期間である場合(ステップS11でYES)、電圧印加装置92が印加するターゲット電圧Vを決定する(ステップS12)と共に、現像ローラ除電器86の出力を所定値に設定する(ステップS13)。
次に、制御装置CUAは、感光体ドラム10の周面に無地の静電潜像を形成させ(ステップS14)、これを現像装置14Aにより液体現像剤で現像させる(ステップS15)。その後、現像ローラ除電器86を、ステップS13で設定した出力で動作させ、現像ローラ84上の残存液体現像剤中のトナーを逆帯電させる(ステップS17)。
その後、制御装置CUAは、電流計93が計測する電気経路90Cの電流計測値を取得する(ステップS18)。そして、取得した電流値がゼロであるか否かを判定する(ステップS19)。電流値=0であれば(ステップS19でYES)、逆帯電出力の調整処理を終える。一方、電流値=0でない場合(ステップS19でNO)、現像ローラ除電器86の出力設定値を変更し(ステップS20)、ステップS14に戻って処理を繰り返すものである。
<液体現像剤>
シアン顔料、スチレン系エラストマーを用いた結着樹脂及びキャリア液を含む液体現像剤を次の条件で製造した。スチレン系エラストマーとして、スチレン−ブタジエン系エラストマー(旭化成ケミカルズ社製の「アサプレン(登録商標)T−413」:スチレン含有量30質量%)1.33質量部を、溶剤としての植物油(花王社製の中鎖脂肪酸トリグリセライド「ココナードMT」)98.67質量部に溶解させることにより、樹脂溶液を得た。一方、キャリア液としての流動パラフィン(松村石油研究所社製の「モレスコホワイトP−200」)72質量部と、着色粒子としてのシアン顔料(C.I.Pigment Blue 15:3)20質量部と、分散安定剤としてのISP社製の「Antaron(登録商標)V−216」8質量部とを、ロッキングミル(セイワ技研社製 RM−10)を用いて、駆動周波数60Hzにて1時間、混合・分散させることにより、顔料分散体を得た。顔料分散体中の顔料の平均粒子径(D50)は0.5μmであった。そして、樹脂溶液と顔料分散体とを3:1の混合比(質量比)で混合することにより、顔料を5質量%、スチレン系エラストマーを1質量%含有するシアン液体現像剤を製造した。
<画像形成装置>
画像形成装置として、図1及び図2に示す構成を備えるカラープリンタ1を用いた。一方、現像装置としては、表面電位計87を備える図3に示す現像装置14と(実施例・比較例1a〜1i、1A〜1I;下記の表1及び表2)、導電ローラ90を備える図5に示す現像装置14Aと(実施例・比較例2a〜2i、2A〜2I;下記の表3及び表4)とを用いた。
<評価>
プロセス条件は、線速0.1m/sec、現像バイアス300V、感光体表面電位450Vとした。白紙A4に対して、無地画像パターンを印字させた後、現像ローラ84に当接されている現像クリーニングブレード88のトナー抜けパターンをテープで採取した。そして、その汚れ度合いFD(光学濃度)をマクベス社製反射濃度計SPECTROEYEで評価し、FDの値を求めた。現像ローラ帯電器85の出力は、4kV(実施例・比較例1a〜1i、2a〜2i;下記の表1及び表3)と、5kV(実施例・比較例1A〜1I、2A〜2I;下記の表2及び表4)との二種類の設定を行った。
<結果>
上記の条件下で、実施例・比較例1a〜1i、1A〜1I(下記の表1及び表2)においては表面電位Vが変化するように、実施例・比較例2a〜2i、2A〜2Iにおいてはターゲット電圧V1を変化させることで、現像ローラ除電器86の出力を変化させた。そして、各々の条件下でFDを求め、
○:0.00≦FD<0.010
△:0.010≦FD<0.015
×:0.015<FD
の3段階で評価した。勿論、○が合格である。これらの結果を表1〜表4に示す。各表には、(V−V)/(V−V)又は(V−V)/(V−V)の値を組み入れている。なお、図8に、実施例・比較例1b〜1iにおけるFDとVとの関係を示した。
Figure 0005618807
Figure 0005618807
Figure 0005618807
Figure 0005618807
以上の結果より、0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0、若しくは0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0の範囲を満たすように、逆帯電後の残存液体現像剤の表面電位を調整することで、現像クリーニングブレード88による現像ローラ84周面のクリーニング性を良好にできることが確認された。
1 カラープリンタ(湿式画像形成装置)
10 感光体ドラム(像担持体)
14 現像装置
81 現像容器
82 ニップ形成ローラ
83 供給ローラ
84 現像ローラ(現像剤担持体)
85 現像ローラ帯電器(第1帯電手段)
86 現像ローラ除電器(第2帯電手段)
87 表面電位計(計測手段)
88 現像クリーニングブレード(除去手段)
89 現像剤回収容器
90 導電ローラ
CU、CUA 制御装置(制御手段/画像形成制御部)

Claims (4)

  1. 周面に静電潜像及びトナー像を担持する像担持体と、
    周面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤を担持し、前記像担持体へ前記液体現像剤を供給して前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に現像バイアスを印加するバイアス印加手段と、
    前記液体現像剤を前記像担持体へ供給する現像処理の前に、前記液体現像剤中のトナーを第1の極性に帯電させる第1帯電手段と、
    前記現像処理の後に、前記現像剤担持体の周面に残存する残存液体現像剤の中のトナーを、前記第1の極性とは反対の第2の極性に逆帯電させる第2帯電手段と、
    前記第2の極性への帯電が行われた後に、前記残存液体現像剤を前記現像剤担持体の周面から除去する除去手段と、
    前記第2帯電手段と前記除去手段との間に配置され、前記残存液体現像剤の表面電位を計測する計測手段と
    前記計測手段の出力に応じて前記第2帯電手段の出力を調整する制御手段と、を含み、
    前記現像剤担持体が、軸回りに回転する現像ローラであり、
    前記第2帯電手段及び前記除去手段が前記現像ローラの周面に対向して配置されると共に、前記除去手段が前記第2帯電手段よりも前記現像ローラの回転方向下流側に配置されており、
    現像バイアスをV、前記逆帯電が行われなかった場合の前記残存液体現像剤の表面電位をVとするとき、前記逆帯電後の前記残存液体現像剤の表面電位Vが次式(1)を満たす湿式画像形成装置。
    0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0 ・・・(1)
  2. 周面に静電潜像及びトナー像を担持する像担持体と、
    周面にトナーとキャリア液とを含む液体現像剤を担持し、前記像担持体へ前記液体現像剤を供給して前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に現像バイアスを印加するバイアス印加手段と、
    前記液体現像剤を前記像担持体へ供給する現像処理の前に、前記液体現像剤中のトナーを第1の極性に帯電させる第1帯電手段と、
    前記現像処理の後に、前記現像剤担持体の周面に残存する残存液体現像剤の中のトナーを、前記第1の極性とは反対の第2の極性に逆帯電させる第2帯電手段と、
    前記第2の極性への帯電が行われた後に、前記残存液体現像剤を前記現像剤担持体の周面から除去する除去手段と、を含み、
    現像バイアスをV 、前記逆帯電が行われなかった場合の前記残存液体現像剤の表面電位をV とするとき、前記逆帯電後の前記残存液体現像剤の表面電位Vが下記(1)式を満たす湿式画像形成装置であって、
    前記現像剤担持体が、軸回りに回転する現像ローラであり、
    前記第2帯電手段及び前記除去手段が前記現像ローラの周面に対向して配置されると共に、前記除去手段が前記第2帯電手段よりも前記現像ローラの回転方向下流側に配置されており、
    前記湿式画像形成装置は、さらに、
    前記第2帯電手段と前記除去手段との間において前記現像剤担持体の周面に当接して配置される導電ローラと、
    前記導電ローラに、下記(2)式の関係を満たす電圧Vを印加する電圧印加手段と、
    前記導電ローラに流れる電流を測定する電流測定手段と
    記電流測定手段の電流測定値がゼロに近づくように前記第2帯電手段の出力を調整する制御手段と、を備える湿式画像形成装置。
    0.1≦(V −V)/(V −V )≦1.0 ・・・(1)
    0.1≦(V−V)/(V−V)≦1.0 ・・・(2)
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載の湿式画像形成装置において、さらに、
    前記像担持体に前記静電潜像を形成させる制御を行う画像形成制御部を備え、
    前記画像形成制御部は、予め定められた調整期間中に、前記像担持体に無地の静電潜像を形成させる、湿式画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の湿式画像形成装置において、
    前記第2帯電手段が、スコロトロンチャージャである、湿式画像形成装置。
JP2010278257A 2010-12-14 2010-12-14 湿式画像形成装置 Expired - Fee Related JP5618807B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010278257A JP5618807B2 (ja) 2010-12-14 2010-12-14 湿式画像形成装置
US13/311,636 US8571430B2 (en) 2010-12-14 2011-12-06 Wet-type image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010278257A JP5618807B2 (ja) 2010-12-14 2010-12-14 湿式画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012128094A JP2012128094A (ja) 2012-07-05
JP5618807B2 true JP5618807B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=46199511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010278257A Expired - Fee Related JP5618807B2 (ja) 2010-12-14 2010-12-14 湿式画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8571430B2 (ja)
JP (1) JP5618807B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2846197A1 (en) * 2013-09-04 2015-03-11 Xeikon IP BV System and method for applying liquid toner to a developing member in a digital printer
JP6107759B2 (ja) * 2013-09-17 2017-04-05 コニカミノルタ株式会社 湿式現像装置および湿式画像形成装置
JP2015165275A (ja) 2014-03-03 2015-09-17 コニカミノルタ株式会社 湿式現像装置および湿式画像形成装置
JP6341020B2 (ja) * 2014-09-16 2018-06-13 コニカミノルタ株式会社 湿式現像装置および湿式画像形成装置
JP6859085B2 (ja) * 2016-12-01 2021-04-14 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345932A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Pentax Corp 湿式画像形成装置
JP2006030719A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP2007171404A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 湿式現像装置及び湿式画像形成装置
JP2007225893A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Kyocera Mita Corp 液体現像装置及び画像形成装置
JP2010044189A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Konica Minolta Holdings Inc 湿式現像装置、湿式現像方法、及び画像形成装置
JP2011186016A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Seiko Epson Corp 画像形成装置及び画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20120148279A1 (en) 2012-06-14
US8571430B2 (en) 2013-10-29
JP2012128094A (ja) 2012-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108535980B (zh) 显影装置以及具备该显影装置的图像形成装置
JP5375452B2 (ja) 画像形成装置
EP2833216A1 (en) Developing unit and electrophotographic image forming apparatus employing the same
JP2010044189A (ja) 湿式現像装置、湿式現像方法、及び画像形成装置
JP2009258596A (ja) 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2008015508A (ja) 画像形成装置、トナーリサイクル方法
JP5618807B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP2014048441A (ja) 画像形成装置
US8909103B2 (en) Image forming apparatus
JP2012037557A (ja) 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP2010211077A (ja) 湿式カラー画像形成装置及び湿式カラー画像形成方法
US9405219B2 (en) Developing device with reverse rotation control, image forming apparatus, and method for controlling developing device
JP6148647B2 (ja) 画像形成装置
US9207583B1 (en) Developing device and image forming apparatus provided with same
JP6107034B2 (ja) 画像形成装置
JP6981171B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2011133527A (ja) 画像形成装置
JP5281953B2 (ja) 現像剤貯留装置、現像装置、及び画像形成装置
JP5358553B2 (ja) 濃度検出装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2010151932A (ja) 湿式画像形成装置及び湿式画像形成方法
CN103513540A (zh) 显影装置以及具备该显影装置的图像形成装置
JP6204301B2 (ja) 画像形成装置
JP5674985B2 (ja) 画像形成装置
JP5600667B2 (ja) 画像形成装置
JP2010054898A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5618807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees