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JP5621196B2 - ネットワーク制御システム、方法及びプログラム - Google Patents
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ネットワーク制御システム、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク制御システム、方法及びプログラムに関し、例えば、ネットワークを介した多地点会議を行うシステムに適用し得るものである。
ネットワークを介して複数の参加者による多地点で会議を行う会議システムでは、音声、映像、データを相互交換するMCU(Multi-point Control Unit)を用いるのが一般的である。
MCUの主な機能として、呼制御機能、会議に参加する複数の端末から音声、映像、データを受信し、必要に応じてそれらデータの復号等を行う計算処理機能、集まった音声、映像、データのスイッチング機能、音声の重ね合わせによる合成や映像の空間的合成を行う合成機能、最後にこれら加工されたデータを特定のコーデック、ビットレート、映像の場合は映像サイズで符号化し、参加者に音声、映像、データを配信する符号化配信機能などがある。
このようなMCUの機能により、直接的に相互通信のできない端末同士が、MCUを介して同一会議に参加することで、相互に音声、映像等の通信を行うことを可能としている。
一方で、会議中に何らかの理由でMCUが停止すると、MCUの上記機能が行なわれず端末間の相互通信ができなくなる。
このような課題を解決する技術として、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、MCUが停止した場合、停止したMCUに接続していた端末を特定し、この端末に対してMCUが停止したことを通知する。そして、新規に接続すべきMCUを用意し、この新MCUに再度新規の接続を確立させるようにする技術である。
これにより、会議中に何らかの理由でビデオ会議サーバが停止した場合でも、なるべく短時間で会議の状態を復元させることができ、会議を再開させることができる。
米国特許出願公開第2008/0077666号
しかしながら、上述した特許文献1の記載方法は、MCUを切り替える際に、一旦すべての呼を切断し、再度新しいMCUとの間で呼接続手続を行うことが必要となる。従って、それまで行っていた会議の状態に戻るまでに、相当の時間を要してしまうおそれが生じ得る。
また、上述した特許文献1の記載方法は、MCUが停止した場合のみ、MCUの切り替えを行うこととしている。そのため、例えばネットワークの混雑等が原因で、音声や映像等の品質が劣化する場合に、このMCUよりも品質の良い通信を提供できる別のMCUへの切り替えができないことも生じ得る。
さらに、例えば従来の会議システムは、会議に参加する各端末が、MCUに対して音声や映像等のデータを送信することが必要となるが、この各端末からのデータ送信により、ネットワークの負荷が増大し、トラフィック障害や品質劣化を引き起こすことも考えられる。そのため、ネットワークの通信帯域を縮小することができる接続形態が強く望まれる。
そのため、上記課題に鑑み、切替時に、呼の切断を行わず新しいMCUに切り替えることができること、MCUの停止時以外でも新しいMCUを切り替えることができること、ネットワークの通信帯域を縮小できる接続形態を提供できるようにすることが可能なネットワーク制御システム、方法及びプログラムが求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明のネットワーク制御システムは、(1)受信した複数のメディアデータを合成して送信する第1のメディア合成手段と、(2)複数の通信端末と第1のメディア合成手段との間に配置され、複数の通信端末からのメディアデータのうち必要なメディアデータを第1のメディア合成手段に送信する第1の中継手段と、(3)第1のメディア合成手段と複数の通信端末との間に配置され、第1のメディア合成手段からの合成メディアデータを複数の通信端末の数のデータにコピーし、複数の通信端末に配信する第2の中継手段と、(4)少なくとも第1のメディア合成手段及び第2のメディア合成手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて、第1のメディア合成手段において、処理負荷の増大に伴い処理能力が低下することにより、メディアデータにおける音声又は映像の劣化が発生した場合、又はメディアデータにおける音声又は映像の劣化が予測される場合に、第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行う切替手段第1のメディア合成手段、第1の中継手段及び第2の中継手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行う切替手段と、(5)第1のメディア合成手段で実行されるメディア合成処理に係る、会議に参加する通信端末の数に応じて生成された受信部の数及び復号部の数に関する情報と、合成処理された合成メディアデータを符号化する符号化部の数に関する情報と、符号化された合成メディアデータを送信する送信部の数に関する情報とを含む、仮想会議室に関連する会議状態情報を管理する会議状態情報管理手段と、(6)少なくとも、第1の中継手段と複数の通信端末又は第1のメディア合成手段との間の接続情報、及び、第2の中継手段と複数の通信端末又は第1のメディア合成手段との間の接続情報を管理する接続情報管理手段とを備え、切替手段が、第2のメディア合成手段に切り替える前に、第1のメディア合成手段の会議状態情報及び接続情報を、第2のメディア合成手段に受け渡し、その後第1の中継手段に第2のメディア合成手段のアドレス情報を通知して切り替えを実行させるものであるを備えることを特徴とする。
第2の本発明のネットワーク制御方法は、(1)受信した複数のメディアデータを合成して送信する第1のメディア合成手段と、(2)複数の通信端末と第1のメディア合成手段との間に配置され、複数の通信端末からのメディアデータのうち必要なメディアデータを第1のメディア合成手段に送信する第1の中継手段と、(3)第1のメディア合成手段と複数の通信端末との間に配置され、第1のメディア合成手段からの合成メディアデータを複数の通信端末の数のデータにコピーし、複数の通信端末に配信する第2の中継手段とを備えるネットワークで、(4)切替手段が、少なくとも第1のメディア合成手段及び第2のメディア合成手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて、第1のメディア合成手段において、処理負荷の増大に伴い処理能力が低下することにより、メディアデータにおける音声又は映像の劣化が発生した場合、又はメディアデータにおける音声又は映像の劣化が予測される場合に、第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行う切替手段第1のメディア合成手段、第1の中継手段及び第2の中継手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行い、(5)会議状態情報管理手段が、第1のメディア合成手段で実行されるメディア合成処理に係る、会議に参加する通信端末の数に応じて生成された受信部の数及び復号部の数に関する情報と、合成処理された合成メディアデータを符号化する符号化部の数に関する情報と、符号化された合成メディアデータを送信する送信部の数に関する情報とを含む、仮想会議室に関連する会議状態情報を管理し、(6)接続情報管理手段が、少なくとも、第1の中継手段と複数の通信端末又は第1のメディア合成手段との間の接続情報、及び、第2の中継手段と複数の通信端末又は第1のメディア合成手段との間の接続情報を管理し、(7)切替手段が、第2のメディア合成手段に切り替える前に、第1のメディア合成手段の会議状態情報及び接続情報を、第2のメディア合成手段に受け渡し、その後第1の中継手段に第2のメディア合成手段のアドレス情報を通知して切り替えを実行させることを特徴とする。
第3の本発明のネットワーク制御プログラムは、(1)受信した複数のメディアデータを合成して送信する第1のメディア合成手段と、(2)複数の通信端末と第1のメディア合成手段との間に配置され、複数の通信端末からのメディアデータのうち必要なメディアデータを第1のメディア合成手段に送信する第1の中継手段と、(3)第1のメディア合成手段と複数の通信端末との間に配置され、第1のメディア合成手段からの合成メディアデータを複数の通信端末の数のデータにコピーし、複数の通信端末に配信する第2の中継手段とを備えるネットワークのネットワーク制御プログラムであって、コンピュータを、少なくとも第1のメディア合成手段及び第2のメディア合成手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて、第1のメディア合成手段において、処理負荷の増大に伴い処理能力が低下することにより、メディアデータにおける音声又は映像の劣化が発生した場合、メディアデータにおける音声又は映像の劣化が予測される場合に、第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行う切替手段、第1のメディア合成手段で実行されるメディア合成処理に係る、会議に参加する通信端末の数に応じて生成された受信部の数及び復号部の数に関する情報と、合成処理された合成メディアデータを符号化する符号化部の数に関する情報と、符号化された合成メディアデータを送信する送信部の数に関する情報とを含む、仮想会議室に関連する会議状態情報を管理する会議状態情報管理手段、少なくとも、第1の中継手段と複数の通信端末又は第1のメディア合成手段との間の接続情報、及び、第2の中継手段と複数の通信端末又は第1のメディア合成手段との間の接続情報を管理する接続情報管理手段として機能させ、切替手段が、第2のメディア合成手段に切り替える前に、第1のメディア合成手段の会議状態情報及び接続情報を、第2のメディア合成手段に受け渡し、その後第1の中継手段に第2のメディア合成手段のアドレス情報を通知して切り替えを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、切替時に、呼の切断を行わず新しいメディア合成手段に切り替えることができ、メディア合成手段の停止時以外でも新しいメディア合成手段に切り替えることができ、ネットワークの通信帯域を縮小できる接続形態を提供できる
第1の実施形態の会議システムの構成を示す構成図である。 第1の実施形態のメディア合成装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の上り中継装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の下り中継装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の制御装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の画面合成レイアウトを説明する説明図である。 第1の実施形態の会議システムの通信処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態のMCU切り替え処理を示すフローチャートである。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明のネットワーク制御システム、方法及びプログラムの第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態は、本発明を利用して多地点の会議システムを実現する実施形態を例示して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の会議システムの全体構成を示す構成図である。
図1において、第1の実施形態に会議システム10は、例えばIP(インターネットプロトコル)を通信プロトコルとするネットワークを介して、制御装置1、メディア合成装置2−1及び2−2、上り中継装置3、下り中継装置4、複数(図1では4台)の通信端末5−1〜5−4、ゲートキーパ6を少なくとも有して構成される。
会議システム10では、4台の通信端末5−1〜5−4を会議参加端末として仮想的な会議室を設立し、これら通信端末5−1〜5−4からの映像/音声データを合成して、通信端末5−1〜5−4間で相互通信を実現する。
複数の通信端末5−1〜5−4と上り中継装置3又は下り中継装置4との間や、上り中継装置3又は下り中継装置4とメディア合成装置2−1、2−2との間では、RTP(Real-time Translation Protocol)パケットにより映像データ、音声データが授受され、RTCP(RTP Control Protocol)パケットにより、RTP通信の制御情報、通信に関わる統計情報が授受される。
ここで、第1の実施形態では分散型MCUを適用する場合を例示する。MCUの機能を実現する装置が必ずしも物理的に同一の装置に存在している必要はなく、各機能の一部を実行する装置がネットワークを通じて分散的に配置されている場合を例示する。
第1の実施形態の場合、制御装置1、メディア合成装置2−1及び2−2、上り中継装置3、下り中継装置4が分散型MCUの構成要素である。
なお、図1では、1個の上り中継装置3及び1個の下り中継装置4を表記するが、会議に参加する通信端末の接続形態に応じて複数個の上り中継装置3及び下り中継装置を設けるようにしてもよい。
ゲートキーパ6は、呼接続を行うものであり、通信端末5−1〜5−4の仮想会議室への接続許可やアドレス変換機能を有するものである。呼接続方法は、種々の方法を広く適用することができ、例えばH.323に準拠する標準化技術やSIPに従った呼接続方式を適用することができる。
メディア合成装置2−1及び2−2は、制御装置1の制御を受けて、接続する通信端末5−1〜5−4から受信した映像/音声データを復号し、これら映像、音声の少なくとも1つのメディアを合成し、この合成データを符号化して配信するものである。
ここで、メディア合成装置2−1は切り替え前に動作する装置とし、メディア合成装置2−2は切り替え後に動作する装置とする。両者は機能的に同じものである。
図2は、メディア合成装置2−1及び2−2の内部構成を示す機能ブロック図である。
図2において、メディア合成装置2は、データ受信部21−1〜21−4、復号部22−1〜22−4、合成部23、符号化部24−1〜24−4、データ送信部25−1及び25−2、通信部26、生存確認部27、リソース確認部28、通信品質測定部29を少なくとも有する。
データ受信部21−1〜21−4は、ネットワークNTを通じて通信端末5−1〜5−4からの映像/音声データを受信するものである。また、データ受信部21−1〜21−4は、受信パケット計測機能部211を有する。
この受信パケット計測機能部211は、受信パケットに基づいて、パケット損失、遅延時間、ジッター等の数値を取得し、その結果を、通信部26を通じて制御装置1に与えるものである。
復号部22−1〜22−4は、対応するデータ受信部21−1〜21−4が受信したデータを復号し、復号データを合成部23に与えるものである。
ここで、データ受信部21−1〜21−4及び復号部22−1〜22−4は、制御装置1からの制御を受けて、会議参加する通信端末数と同数だけ生成される。
合成部23は、復号部22−1〜22−4からの復号データを合成し、その合成データを符号化部24−1〜24−2に与えるものである。
ここで、合成部23による合成方法は、種々の合成方法を広く適用することができる。例えば、図6は、合成部23が合成する画面合成レイアウトの例を示す図である。合成部23は、会議に参加する人数に応じて、さまざまなレイアウトの画面合成を行うことができ、例えば第1の実施形態では4台の通信端末5−1〜5−4が参加者であるから、図6(a)に示すような4分割した各フレームに、通信端末5−1〜5−4からの画像をはめ込むように合成する方法を適用できる。
符号化部24−1〜24−2は、合成部23からの合成データを符号化し、その符号化データをデータ送信部25−1〜25−2に与えるものである。符号化部24−1〜24−2は、制御装置1の制御に従って、1つの会議室に対して少なくとも1以上の任意の数だけ生成されるものである。また、制御装置1の制御に従って、符号化部の数を増減させることもできる。
データ送信部25−1〜25−2は、符号化部24−1〜24−2からの符号化データを送信するものである。データ送信部25−1〜25−2も、制御装置1の制御に従って、少なくとも以上の任意の数だけ生成されるものである。
通信部26は、制御装置1と通信する通信処理部である。
生存確認部27は、通信部26を介して、制御装置1から生存確認信号(例えばping等)を受信すると、これに対する応答信号を制御装置1に返信させるものである。これにより、メディア合成装置2−1の生存確認を制御装置1に知らせることができる。
リソース確認部28は、メディア合成装置(サーバ)内のリソース情報を確認し、これを通信部26を介して制御装置1に定期的に送信させるものである。ここで、サーバ内のリソース情報としては、例えば、CPU使用率、メモリ使用量(メモリ残量)、ネットワーク帯域使用率等がある。これにより、メディア合成装置の処理負担を制御装置1に知らせることができる。
通信品質測定部29は、上り中継装置3と下り中継装置4との間の通信品質を定期的に測定し、その測定結果を通信部26を介して制御装置1に送信させるものである。通信品質を測定する方法としては、例えば、RTCPパケットから得られる情報を利用する方法や、定期的に試験パケットを送受信し、その試験パケットの遅延時間、ゆらぎ、ジッター等を測定する方法などが適用できる。
上り中継装置3は、複数の通信端末5−1〜5−4とメディア合成装置2−1との間に介在するものであり、各通信端末5−1〜5−4から受信した映像/音声データをメディア合成装置2−1に与えるものである。
図3は、上り中継装置3の内部構成を示す機能ブロック図である。
図3において、上り中継装置3は、データ受信部31−1〜31−4、音量計測部32、フィルタ部33、データ送信部34−1〜34−4、通信部35、通信品質測定部36、フィルタ制御部37を少なくとも有する。
データ受信部31−1〜31−4は、通信端末側のネットワークNTを介して、各通信端末5−1〜5−4からの映像/音声データを受信するものであり、音量計測部32及びフィルタ部33に与えるものである。また、データ受信部31−1〜31−4は、受信パケット計測機能部311を有する。
この受信パケット計測機能部311は、受信したRTP(Real-time Translation Protocol)データのRTPヘッダ、RTCPヘッダに基づいて、対応する通信端末5−1〜5−4からのパケット列のパケット損失、遅延時間、ジッターなどを計測し、その計測結果を、通信部35を介して制御装置1に与えるものである。
音量計測部32は、データ受信部31−1〜31−4が受信した音声データに関し、その音量を計算し、その計測値を通信部35を介して制御装置1に送信させるものである。
ここで、音量計測部32による音量計測方法は、特に限定されるものではなく種々の方法を適用することができる。
例えば、音量計測部32は、各チャネルの受信データに基づいて、各フレーム区間の瞬時音圧時系列データの最大値(MAX)と最小値(MIN)との差を計測する方法や、各フレーム区間の例えば90%MAX値と90%MIN値との差を計測する方法を適用できる。また例えば、音量計測部32は、各チャネルの受信データに基づいて各フレーム区間の平均パワー値を計測する方法を適用できる。
フィルタ制御部37は、音量計測部32から音量計測値を受け取り、この音量計測値に基づいて、どのチャネルのデータを通過させるかを決定するものであり、その決定指示をフィルタ部33に送信するものである。また、フィルタ制御部37はフィルタ部33に送信した決定指示情報を通信部35を通じて制御装置1に送信するものである。
フィルタ部33は、制御装置1からの命令もしくはフィルタ制御部37からの命令を受けて、データ受信部31−1〜31−4からのデータに対してフィルタリングするものである。これにより、制御装置1もしくはフィルタ制御部37からの命令に従って、データの通過を阻止し、それ以外のデータの通過を許可することができる。
データ送信部34−1〜34−4は、フィルタ部33から通過したデータをメディア合成装置2−1、2−2に向けてネットワークNTに送信するものである。
通信部35は、制御装置1と通信する通信処理部である。
通信品質測定部36は、メディア合成装置2−2との間の通信品質を定期的に測定し、その測定結果を通信部35を介して制御装置1に送信させるものである。通信品質を測定する方法としては、例えば、定期的に試験パケットを送受信し、その試験パケットの遅延時間、ゆらぎ、ジッター等を測定する方法を適用できる。これにより、切替先であるメディア合成装置2−2との間のネットワークの通信品質を測定できる。
下り中継装置4は、メディア合成装置2−1、2−2から受信したデータを、接続する通信端末の数に応じた数だけコピーし、このコピーしたデータを通信端末5−1〜5−4に送信するものである。
図4は、下り中継装置4の内部構成を示す機能ブロック図である。図4において、下り中継装置4は、データ受信部41、データ分配部42、データ送信部43−1〜43−4、通信部44を少なくとも有する。
データ受信部41は、ネットワークNTを介して、メディア合成装置2−1、2−2から合成データを受信し、データ分配部42に与えるものである。また、データ受信部41は、受信パケット計測機能部411を有する。
この受信パケット計測機能部411は、受信したRTPデータのRTPヘッダ、RTCPヘッダに基づいて、パケット列のパケット損失、遅延時間、ジッターなどを計測し、その計測結果を、通信部44を介して制御装置1に与えるものである。
データ分配部42は、データ受信部41からのデータを必要数だけコピーし、そのコピーしたデータをデータ送信部43−1〜43−4に与えるものである。
データ送信部43−1〜43−4は、データ分配部42からのデータを通信端末5−1〜5−2に向けてネットワークNTに送信するものである。
通信部44は、制御装置1と通信を行う通信処理部である。
通信品質測定部45は、メディア合成装置2−2との間の通信品質を定期的に測定し、その測定結果を通信部44を介して制御装置1に送信させるものである。通信品質を測定する方法としては、例えば、定期的に試験パケットを送受信し、その試験パケットの遅延時間、ゆらぎ、ジッター等を測定する方法がある。これにより、切替先のメディア合成装置2−2との間のネットワークの通信品質を測定できる。
制御装置1は、メディア合成装置2−1及び2−2、上り中継装置3、下り中継装置4の処理を制御するものである。また、制御装置1は、メディア合成装置2−1及び2−2(MCU)の切り替え制御を行うものである。
図5は、制御装置1の内部構成を示す機能ブロック図である。図5において、制御装置1は、MCU切り替え部11、通信部12、メディア合成装置2−1、2−2に対して定期的に生存確認信号(例えばping等)を送信する生存確認部13、ネットワーク接続構成管理部14、会議状態データ管理部15、フィルタ制御部16を少なくとも有する。
MCU切り替え部11は、メディア合成装置2−1、2−2の切り替え制御を行うものである。また、MCU切り替え部11は、データ記憶部111、状態計算部112、命令実行部113を少なくとも有する。
ここで、MCU切り替え処理が必要となる場面としては、次のような状況が考えられる。
(ア)メディア合成装置2−1が停止した場合
(イ)メディア合成装置2−1の処理負荷の増大に伴い処理性能が低下し、音声/映像の劣化が発生した場合、及び近い将来に劣化が予想される場合
(ウ)上り中継装置3又は下り中継装置4とメディア合成装置2−1との間の通信品質が低下した場合、及び近い将来に品質低下が予想される場合
MCU切り替え部11が上記のような状況を把握し、MCU切り替えを行う方式として、以下のような方法がある。
(a)制御装置1とメディア合成装置2−1及び2−2との間で、生存確認信号(例えばping等)を定期的に送受信し、メディア合成装置2−1が動作しているかを定期的に調べる。
(b)メディア合成装置2−1及び2−2内のCPU使用率、メモリ使用量、ネットワーク帯域使用率等のデータを定期的に収集し、制御装置1に送信する。
(c)メディア合成装置2−1のデータ受信部21−1〜21−4及び下り中継装置4のデータ受信部41において受信したパケット列からパケット損失、遅延時間、ジッター等の数値を取得し、その結果を制御装置1に送信する。
(d)上り中継装置3及び下り中継装置4とメディア合成装置2−2との間で試験パケットを送受信し、各装置間の通信品質を定期的に測定し、その測定結果を制御装置1に送信する。
データ記憶部111は、通信部12を通じて、分散型MCUを構成するメディア合成装置2−1及び2−2、上り中継装置3、下り中継装置4と通信し、MCU切り替えのために必要となる情報を記憶するものである。
状態計算部112は、データ記憶部111に記憶されるMCU切り替えのための情報に基づいて、メディア合成装置2−1及び2−2、上り中継装置3、下り中継装置4のそれぞれの状態と、これら構成要素の集合としての分散型MCUの状態を数値化するものである。また、状態計算部112は、数値化された各状態に基づいて、MCU切り替えが必要な状態か否かの判定を行うものである。
命令実行部113は、状態計算部112のMCU切り替え判定に基づき、データ記憶部111から各装置内の構成、接続関係など必要なデータを取得し、通信部12を通してMCU切り替えに必要な制御命令を発行するものである。
ネットワーク接続構成管理部14は、会議システム10のネットワーク構成の接続関係に必要なデータを管理するものである。
例えば、通信端末5−1〜5−4と上り中継装置3のデータ受信部31−1〜31−4との間の接続情報、上り中継装置3のデータ送信部34−1〜34−4とメディア合成装置2のデータ受信部21−1〜21−4との間の接続情報、メディア合成装置2のデータ送信部25−1〜25−2と下り中継装置4のデータ受信部41との間の接続情報、下り中継装置4のデータ送信部43−1〜43−4と通信端末5−1〜5−4との間の接続情報の少なくとも全部又は一部を、ネットワーク接続構成管理部14が管理する。
会議状態データ管理部15は、メディア合成装置2−1により開催されている仮想会議室に関連する状態データを管理するものである。メディア合成装置の切り替えを行う際、当該仮想会議室の状態をそのまま引き継いで切り替えができるように、現在の仮想会議室の状態データを管理する。切り替え時には、MCU切り替え部11により、この状態データが切替先のメディア合成装置内としてコピーされる。これにより、そのままの状態で仮想会議室を引き継がせることができる。
フィルタ制御部16は、上り中継装置3から各チャネルの音量計測値を受け取り、この音量計測値に基づいて、どのチャネルのデータを通過させるかを決定するものであり、その決定指示を通信部12を介して上り中継装置3に送信するものである。
通信端末5−1〜5−4は、例えば、ビデオ会議専用端末、パーソナルコンピュータ(デスクトップ型PC、ノート型PC等)や、通信機能を有する携帯端末(例えば、携帯電話機、PDA、ゲーム機等)を適用することができる。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の会議システム10における処理の動作を図面を参照しながら説明する。以下では、まず会議システム10の通信処理を説明した後、MCUの切り替え処理の動作を説明する。
(A−2−1)会議システム10の通信処理
図7は、会議システム10での通信処理の動作を説明するフローチャートである。
まず、会議に参加を希望する通信端末5−1〜5−4若しくはMCUが呼を発し、分散型MCU内に作成された仮想会議室と通信端末5−1〜5−4との接続を確立する(ステップS101)。
具体的には、通信端末5−1〜5−4と上り中継装置3のデータ受信部31−1〜31−4との間の接続、上り中継装置3のデータ送信部34−1〜34−4とメディア合成装置2のデータ受信部21−1〜21−4との間の接続、メディア合成装置2のデータ送信部25−1〜25−2と下り中継装置4のデータ受信部41との間の接続、下り中継装置4のデータ送信部43−1〜43−4と通信端末5−1〜5−4との間の接続について、各接続先のアドレス情報及びポート番号情報をもとに確立される。
また、上り中継装置3、メディア合成装置2−1及び下り中継装置4は、制御装置1の制御に従って必要な処理部の生成を行う(ステップS102)。
このとき、上り中継装置3では、制御装置1から接続する通信端末5−1〜5−4の数の通知を受け、この通信端末数と同数のデータ受信部31−1〜31−4及びデータ送信部34−1〜34−4が作成される。
また、メディア合成装置2−1では、制御装置1から接続する通信端末5−1〜5−4の数の通知を受けると、この通信端末数と同数のデータ受信部21−1〜21−4及び復号部22−1〜22−4が生成されると共に、制御装置1から指示された任意の数の符号化部24−1〜24−2及びデータ送信部25−1〜25−2が生成される。
さらに、下り中継装置では、制御装置1からの通知を受けて、1つのデータ受信部41、データ分配部42、1以上任意の数のデータ送信部43−1〜43−4というセットがメディア合成装置2−1から配信されるデータのチャネル数の分だけ作成される。
呼の確立及び各装置(メディア合成装置2−1、上り中継装置3及び下り中継装置4)内の処理部が作成された後、通信端末5−1〜5−4は音声/映像データの送信開始を行う(ステップS103)。
通信端末5−1〜5−4から送信された映像/音声データは、上り中継装置3に受信され(ステップS104)、制御装置1からの命令に従って必要なデータのみがメディア合成装置2−1に送信される(ステップS105)。
例えば、会議に参加する複数人の画面と音声をメディア合成装置2−1が合成する場合、表示する人を音声の大小に基づいて判定する方法を適用することができる。
この場合、上り中継装置3の音量計測部32が、データ受信部31−1〜31−4で受信された各チャネルの音声データに基づいて音量の大小を数値化し、その計測結果を制御装置1に通信する。
制御装置1は、上り中継装置3で計測された各チャネルの計測結果に基づいて、合成すべき音声及び映像のチャネルを決定し、これを上り中継装置3に通知する。制御装置1でのチャネルの決定は、例えば、音量が一番大きな1つのチャネルとしたり、大きい順から所定数のチャネルとしたりすることができる。
この合成すべきチャネルリストを受けて、上り中継装置3では、フィルタ部33が制御装置1もしくはフィルタ制御部37から指示されたチャネルの映像/音声データのみを通過させ、それ以外の映像/音声データの通過をフィルタリングする。
これにより、制御装置1からの命令に従って必要なチャネルのデータのみをメディア合成装置2−1に送信させることができる。
メディア合成装置2−1では、制御装置1からの命令を受けて、上り中継装置3から受信した映像/音声データを合成する(ステップS106)。
ここで、メディア合成装置2−1において、データ受信部21−1〜21−4に受信された映像/音声データは、対応する復号部22−1〜22−4により復号される。
合成部23において、復号された音声データは、制御装置1の命令に従って増幅、減衰等の変換処理が施され、その後に加算される。また、映像データは、制御装置からの命令に従って、縮小、拡大等の変換処理が施され、例えば図6に例示する平面内(フレーム内)の所定の位置に配置することで合成される。
合成された映像/音声データは、メディア合成装置2−1から下り中継装置4に送信される(ステップS107)。
下り中継装置4内には、制御装置1からの命令により、必要な数のデータ送信部43−1〜43−4が作成され、各データ送信部43−1〜43−4が通信端末5−1〜5−4とチャネルを接続した状態になっている。
データ受信部41で受信されたデータ(合成された映像/音声データ)は、データ分配部42により、データ送信部43−1〜43−4の数に応じた数だけコピーし(ステップS108)、これを各データ送信部43−1〜43−4に与えて、各通信端末5−1〜5−4に配信される(ステップS109)。
(A−2−2)MCUの切り替え処理
次に、MCUの切り替え処理の動作について図面を参照しながら説明する。
制御装置1のMCU切り替え部11は、メディア合成装置2−1、上り中継装置3、下り中継装置4との間で以下のような情報を取得し、これらの情報に基づいてMCU切り替え処理を行うか否かを判定し、MCU切り替えを行う場合にその旨の命令を、メディア合成装置2−1、上り中継装置3、下り中継装置4に対して送信する。
(a)制御装置1とメディア合成装置2−1との間で、生存確認信号(例えばping等)を定期的に送受信し、メディア合成装置2−1が動作しているかを定期的に調べる。
(b)メディア合成装置2−1内のCPU使用率、メモリ使用量、ネットワーク帯域使用率等のデータを定期的に収集し、制御装置に送信する。
(c)メディア合成装置2−1のデータ受信部21−1〜21−4及び下り中継装置4のデータ受信部41において受信したパケット列からパケット損失、遅延時間、ジッター等の数値を取得し、その結果を制御装置1に送信する。
(d)上り中継装置3及び下り中継装置4とメディア合成装置2−2との間で試験パケットを送受信し、各装置間の通信品質を定期的に測定し、その測定結果を制御装置1に送信する。
以下では、メディア合成装置2−1が停止あるいは処理負荷の増大により処理性能が低下した場合、若しくはメディア合成装置2−1と各中継装置3及び4との間の通信品質が低下した場合に、メディア合成装置2−1からメディア合成装置2−2に切り替える場合について具体的な手順を図8のフローチャートを用いて説明する。
制御装置1は、メディア合成装置2−1、上り中継装置3、下り中継装置4から切り替え処理を判断する上記(a)〜(d)に関するデータを受信し(ステップS201)、これらデータをデータ記憶部111に記憶する。
状態計算部112は、データ記憶部111に記憶されるデータに基づいて、メディア合成装置2−1を利用した仮想会議室で映像/音声の品質劣化が生じているか、送受信の停止が発生しているか、又は近い将来に問題が発生するという判定を下す(ステップS202)。
このとき、制御装置1は、代替えとなるメディア合成装置としてのメディア合成装置2−2の状態に関するデータも取得している。つまり、代替えのメディア合成装置2−2の処理負荷状態、メディア合成装置2−2と上り中継装置3及び下り中継装置4との間の通信品質に関するデータも収集している。
また、制御装置1の状態計測部112による判定方法として、次のような方法を適用できる。
例えば、上記(a)の方法は、メディア合成装置2−1自体の生存を確認する方法である。従って、メディア合成装置2−1からpingに対する応答信号が返信されない場合、状態計測部112は、すぐに代替のメディア合成装置2−2への切り替え処理を行う。
また、上記(b)の方法は、メディア合成装置2−1のリソース状況に基づく方法である。この場合、例えば、あらかじめ切り替え処理を実施するための閾値を設けておき、CPU使用率、メモリ使用量、ネットワーク帯域使用率等が閾値を超えたときに、状態計測部112は、切り替え処理を行うと判定する。
また、上記(c)の方法は、メディア合成装置2−1と上り中継装置3及び下り中継装置4とのネットワークの通信品質に基づく方法である。この場合、例えば、あらかじめ切り替え処理を実施するための閾値を設けておき、状態計測部112が、メディア合成装置2−1のデータ受信部21−1〜21−4や、下り中継装置4のデータ受信部41から受信したパケット列からパケット損失、遅延時間、ジッター等の数値が閾値を超えたときに、状態計測部112は、切り替え処理を行うと判定する。
上記(d)の方法は、代替先のメディア合成装置2−2と上り中継装置3及び下り中継装置4とのネットワークの通信品質に基づく方法である。この方法により代替先のメディア合成装置2−2とのネットワーク通信品質を取得できるので、上記(c)の方法で取得した現在のメディア合成装置2−1とのネットワーク通信品質と比較することができ、その比較結果を用いて切り替え処理を行うか否かを判定できる。例えば、切替先のネットワークの通信品質が、現在のネットワークの通信品質よりも所定値以上良い場合には、切り替え処理が可能と判定できる。
なお、状態計測部112は、上記(b)〜(d)の方法による判定処理のうち、いずれかの判定方法で切り替え処理を行うべきと判定した場合に切り替え処理を実行しても良いし、また予め優先させる判定方法を決める等のポリシーを決めておき、そのポリシーに従って切り替え処理を実行するようにしても良い。
制御装置1では、データ記憶部111に保存されたメディア合成装置2−1内の該当する仮想会議室の状態データから、同一の構成を形成する仮想会議室に関する状態/構成データをメディア合成装置2内に作成することを命じる命令を発行する(ステップS203)。
なお、仮想会議室に関する状態データ及び構成に関するデータの作成は、あらかじめ問題が発生する前に行うようにしても良いし、又は実際にメディア合成装置2−1で問題が発生したと判定してから行うようにしても良い。
このとき、メディア合成装置内の各部の構成、接続関係などは忠実にコピーされることが必要であるが、各装置のデータ受信部の待ち受けポート番号は異なる番号となっても構わない。
制御装置1においてメディア合成装置2−2内の仮想会議室に関する状態/構成データにコピーが作成された後、制御装置1は、メディア合成装置2−2のデータ受信部21−1〜21−4が待ち受けするポート番号を取得し(ステップS206)、メディア合成装置2−2のサーバアドレス情報及びポート番号を上り中継装置3に送信する(ステップS205)。
上り中継装置3は、データの送信先が変更されたことを知り、それまでメディア合成装置2−1に送信していた音声/映像データをメディア合成装置2−2に送信する(ステップS206)。
下り中継装置4は、同一の待ち受けポートでメディア合成装置からのデータを受信しているので、特に動作の変更はなく、新たにメディア合成装置2−2から送信されてきたデータを接続している通信端末に送信する。
この一連の動作により、メディア合成装置の切り替えが完了する。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、呼の切断、再接続をせずに、最適なMCUに会議接続を動的に切り替えることを実現することができる。
また、第1の実施形態によれば、MCUが停止する場合のみならず、ネットワークの通信品質など会議中に動的に変化する状態に応じて最適なMCUへ会議室を動的に切り替えることを実現することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明のネットワーク制御システム、方法及びプログラムの第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
従来の会議システムは、図1に示すような上り中継装置及び下り中継装置を経由することなく、複数の通信端末がそれぞれ仮想会議室に接続する接続構成としている。
これに対して、第1の実施形態では、上り中継装置及び下り中継装置を経由させることで、各中継装置とメディア合成装置との間のデータ通信帯域を大幅に縮小させることができる。
そこで、第2の実施形態では、上り中継装置及び下り中継装置を経由させて仮想会議室に接続させる接続構成の具体的な実施形態を例示して説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成及び動作
第2の実施形態の会議システムの構成は、第1の実施形態で説明した構成と同じであり、第2の実施形態でも図1を用いて説明する。
上り中継装置3及び下り中継装置4は、例えば、ローカルネットワーク(例えば社内LAN等)とグローバルネットワーク(例えばインターネット等)との境界に設けられている。
上り中継装置3は、制御装置1からの命令に従って、データ受信部31−1〜31−4及びデータ送信部34−1〜34−4を生成するが、そのとき、データ受信部31−1〜31−4には、ローカルネットワーク内のユニークなアドレス情報(プライベートIPアドレス)を付与し、データ送信部34−1〜34−4にはグローバルネットワーク内のユニークなアドレス情報(グローバルIPアドレス)を付与する。
このようにすることで、上り中継装置3は、通信端末5−1〜5−4とデータ受信部31−1〜31−4との間の接続と、データ送信部34−1〜34−4とメディア合成装置2−1との間の接続の2つのセッションを結ぶことができる。
その結果、上り中継装置3にプロキシサーバ相当の機能を実現することが可能となり、例えばローカルエリアネットワーク内に配置された通信端末5−1〜5−4と、グローバルネットワーク上のメディア合成装置2−1との双方向通信が実現する。
同様に、下り中継装置4も、制御装置1からの命令に従って、データ受信部41及びデータ送信部43−1〜43−4を生成とき、データ受信部41には、グローバルネットワーク内のユニークなアドレス情報(グローバルIPアドレス)を付与し、データ送信部43−1〜43−4には、ローカルネットワーク内のユニークなアドレス情報(プライベートIPアドレス)を付与する。
(B−2)第2の実施形態の効果
以上のように、上り中継装置及び下り中継装置を経由させることで、各中継装置とメディア合成装置との間のデータ通信帯域を大幅に縮小させることができる。
また、中継装置にプロキシサーバ相当の機能を実現することが可能となり、ローカルエリアネットワーク内に配置された通信端末とグローバルネットワーク上のメディア合成装置2−1との双方向通信を実現させることができる。
(C)他の実施形態
第1及び第2の実施形態では、ビデオ会議におけるメディア合成装置の切り替え処理を説明したが、図1の通信端末のいくつかを蓄積したメディアデータの送信元端末とした場合、ネットワークを利用した耐障害性の高い音声/映像放送システムとして利用することが可能である。
1…制御装置、
11…MCU切り替え部、12…通信部、13…生存確認部、111…データ記憶部、
112…状態計算部、113…命令実行部、
2−1及び2−2…メディア合成装置、
21−1〜21−4…データ受信部、22−1〜22−4…復号部、23…合成部、
24−1〜24−2…符号化部、25−1及び25−2…データ送信部、
26…通信部、27…生存確認部、28…リソース確認部、29…通信品質測定部、
211…受信パケット計測機能部、
3…上り中継装置、
31−1〜31−4…データ受信部、32…音量計測部、33…フィルタ部、
34−1〜34−4…データ送信部、35…通信部、36…通信品質計測部、
311…受信パケット計測部、
4…下り中継装置、
41…データ受信部、42…データ分配部、43−1〜43−4…データ送信部、
44…通信部、45…通信品質測定部、
5−1〜5−4…通信端末、6…ゲートキーパ、10…会議システム。

Claims (5)

  1. 受信した複数のメディアデータを合成して送信する第1のメディア合成手段と、
    複数の通信端末と上記第1のメディア合成手段との間に配置され、上記複数の通信端末からのメディアデータのうち必要なメディアデータを上記第1のメディア合成手段に送信する第1の中継手段と、
    上記第1のメディア合成手段と上記複数の通信端末との間に配置され、上記第1のメディア合成手段からの合成メディアデータを上記複数の通信端末の数のデータにコピーし、上記複数の通信端末に配信する第2の中継手段と、
    少なくとも上記第1のメディア合成手段及び第2のメディア合成手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて、上記第1のメディア合成手段において、処理負荷の増大に伴い処理能力が低下することにより、メディアデータにおける音声又は映像の劣化が発生した場合、又はメディアデータにおける音声又は映像の劣化が予測される場合に、上記第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行う切替手段と
    上記第1のメディア合成手段で実行されるメディア合成処理に係る、会議に参加する通信端末の数に応じて生成された受信部の数及び復号部の数に関する情報と、合成処理された合成メディアデータを符号化する符号化部の数に関する情報と、符号化された合成メディアデータを送信する送信部の数に関する情報とを含む、仮想会議室に関連する会議状態情報を管理する会議状態情報管理手段と、
    少なくとも、上記第1の中継手段と上記複数の通信端末又は上記第1のメディア合成手段との間の接続情報、及び、上記第2の中継手段と上記複数の通信端末又は上記第1のメディア合成手段との間の接続情報を管理する接続情報管理手段と
    を備え、
    上記切替手段が、上記第2のメディア合成手段に切り替える前に、上記第1のメディア合成手段の上記会議状態情報及び上記接続情報を、上記第2のメディア合成手段に受け渡し、その後上記第1の中継手段に上記第2のメディア合成手段のアドレス情報を通知して切り替えを実行させるものである
    ことを特徴とするネットワーク制御システム。
  2. 上記受信した複数のメディアデータにおける各音声データの音量値に基づいて、上記第1の中継手段が上記メディア合成手段に送信するメディアデータを上記受信した複数のメディアデータから決定指示する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク制御システム。
  3. 上記第1の中継手段及び上記第2の中継手段が、
    上記第1のメディア合成手段と通信するグローバルアドレスを付与した第1の通信部と、
    上記複数の通信端末と通信するプライベートアドレスを付与した第2の通信部と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク制御システム。
  4. 受信した複数のメディアデータを合成して送信する第1のメディア合成手段と、
    複数の通信端末と上記第1のメディア合成手段との間に配置され、上記複数の通信端末からのメディアデータのうち必要なメディアデータを上記第1のメディア合成手段に送信する第1の中継手段と、
    上記第1のメディア合成手段と上記複数の通信端末との間に配置され、上記第1のメディア合成手段からの合成メディアデータを上記複数の通信端末の数のデータにコピーし、上記複数の通信端末に配信する第2の中継手段と
    切替手段が、少なくとも上記第1のメディア合成手段及び第2のメディア合成手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて、上記第1のメディア合成手段において、処理負荷の増大に伴い処理能力が低下することにより、メディアデータにおける音声又は映像の劣化が発生した場合、又はメディアデータにおける音声又は映像の劣化が予測される場合に、上記第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行い
    会議状態情報管理手段が、上記第1のメディア合成手段で実行されるメディア合成処理に係る、会議に参加する通信端末の数に応じて生成された受信部の数及び復号部の数に関する情報と、合成処理された合成メディアデータを符号化する符号化部の数に関する情報と、符号化された合成メディアデータを送信する送信部の数に関する情報とを含む、仮想会議室に関連する会議状態情報を管理し、
    接続情報管理手段が、少なくとも、上記第1の中継手段と上記複数の通信端末又は上記第1のメディア合成手段との間の接続情報、及び、上記第2の中継手段と上記複数の通信端末又は上記第1のメディア合成手段との間の接続情報を管理し、
    上記切替手段が、上記第2のメディア合成手段に切り替える前に、上記第1のメディア合成手段の上記会議状態情報及び上記接続情報を、上記第2のメディア合成手段に受け渡し、その後上記第1の中継手段に上記第2のメディア合成手段のアドレス情報を通知して切り替えを実行させること
    を特徴とするネットワーク制御方法。
  5. 受信した複数のメディアデータを合成して送信する第1のメディア合成手段と、
    複数の通信端末と上記第1のメディア合成手段との間に配置され、上記複数の通信端末からのメディアデータのうち必要なメディアデータを上記第1のメディア合成手段に送信する第1の中継手段と、
    上記第1のメディア合成手段と上記複数の通信端末との間に配置され、上記第1のメディア合成手段からの合成メディアデータを上記複数の通信端末の数のデータにコピーし、上記複数の通信端末に配信する第2の中継手段と
    を備えるネットワークのネットワーク制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    少なくとも上記第1のメディア合成手段及び第2のメディア合成手段から定期的に状態情報を取得し、その状態情報に基づいて、上記第1のメディア合成手段において、処理負荷の増大に伴い処理能力が低下することにより、メディアデータにおける音声又は映像の劣化が発生した場合、又はメディアデータにおける音声又は映像の劣化が予測される場合に、上記第1のメディア合成手段から切替先の第2のメディア合成手段への切り替えを行う切替手段
    上記第1のメディア合成手段で実行されるメディア合成処理に係る、会議に参加する通信端末の数に応じて生成された受信部の数及び復号部の数に関する情報と、合成処理された合成メディアデータを符号化する符号化部の数に関する情報と、符号化された合成メディアデータを送信する送信部の数に関する情報とを含む、仮想会議室に関連する会議状態情報を管理する会議状態情報管理手段、
    少なくとも、上記第1の中継手段と上記複数の通信端末又は上記第1のメディア合成手段との間の接続情報、及び、上記第2の中継手段と上記複数の通信端末又は上記第1のメディア合成手段との間の接続情報を管理する接続情報管理手段
    として機能させ、
    上記切替手段が、上記第2のメディア合成手段に切り替える前に、上記第1のメディア合成手段の上記会議状態情報及び上記接続情報を、上記第2のメディア合成手段に受け渡し、その後上記第1の中継手段に上記第2のメディア合成手段のアドレス情報を通知して切り替えを実行させること
    を特徴とするネットワーク制御プログラム。
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