JP5637005B2 - レーザクリーニング方法、レーザクリーニング装置、電磁弁製造方法,電磁弁製造装置および電磁弁 - Google Patents
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Description
前記接合面を有する部材をそれの軸線回りに回転させた状態で、その部材の前記軸線の延びる方向のいずれかの側に配設された吹出ノズルからその部材に向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けつつ、前記接合面にレーザ光を照射して、前記接合面を全周にわたってクリーニングするレーザクリーニング方法。
前記吹出ノズルの開口の内径以下とされた(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載のレーザクリーニング方法。
プランジャと、そのプランジャがそれの軸線方向に移動可能に収容されるハウジングとを備え、
そのハウジングが、
(a)強磁性材料により形成された円柱形状のコアと、(b)前記プランジャが挿入されるとともに、強磁性材料により形成された円筒形状の円筒部材と、(c)前記コアと前記円筒部材とが両端から嵌め入れられ、それらコアと円筒部材とを連結するとともに、非磁性材料により形成された円筒形状の連結部材とからなり、
当該レーザクリーニング方法が、前記コアの外周面と前記円筒部材の外周面と前記連結部材の内周面とのうちのいずれかを前記接合面としてレーザ光によってクリーニングする方法である(1)項ないし(5)項のいずれか1つに記載のレーザクリーニング方法。
前記接合面を有する部材を保持するとともに、その部材をそれの軸線回りに回転させる回転装置と、
その回転装置によって保持されている部材の前記軸線の延びる方向のいずれかの側に配設された吹出ノズルを有し、その吹出ノズルからその部材に向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けるシールドガス吹付装置と、
レーザ光を発信するレーザ光発信器を有し、前記回転装置によって保持された部材の前記接合面にレーザ光を照射するレーザ光照射装置と
を備えたレーザクリーニング装置。
前記ハウジングが、(a)強磁性材料により形成された円柱形状のコアと、(b)前記プランジャが挿入されるとともに、強磁性材料により形成された円筒形状の円筒部材と、(c)前記コアと前記円筒部材とが両端から嵌め入れられ、それらコアと円筒部材とを連結するとともに、非磁性材料により形成された円筒形状の連結部材とからなり、
当該電磁弁製造方法が、
前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの1つのものの外周面若しくは内周面であって他のものへ接合される接合面をレーザ光によってクリーニングするレーザクリーニング工程と、
前記コアと前記円筒部材との各々を前記連結部材に嵌め入れる嵌入工程と、
レーザ光発信器によって発信されるレーザ光の焦点を調整することで焦点の合わされたレーザ光によって、前記コアと前記円筒部材との各々と前記連結部材とを溶接するレーザ溶接工程とを含む電磁弁製造方法。
前記レーザ溶接工程において用いられる前記レーザ光発信器によって発信されるレーザ光の焦点を調整することで焦点のずらされたレーザ光によって、前記接合面をクリーニングする工程である(21)項に記載の電磁弁製造方法。
前記接合面を有する前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの1つのものをそれの軸線回りに回転させた状態で、その1つのものの前記軸線の延びる方向に配設された吹出ノズルからその1つのものに向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けつつ、前記接合面にレーザ光を照射して、前記接合面を全周にわたってクリーニングする工程である(21)項ないし(25)項のいずれか1つに記載の電磁弁製造方法。
前記吹出ノズルの開口の内径以下とされた(26)項ないし(28)項のいずれか1つに記載の電磁弁製造方法。
前記ハウジングが、(a)強磁性材料により形成された円柱形状のコアと、(b)前記プランジャが挿入されるとともに、強磁性材料により形成された円筒形状の円筒部材と、(c)前記コアと前記円筒部材とが両端から嵌め入れられ、それらコアと円筒部材とを連結するとともに、非磁性材料により形成された円筒形状の連結部材とからなり、
当該電磁弁製造装置が、
前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの1つのものである被保持部材を保持するとともに、その被保持部材をそれの軸線回りに回転させる回転装置と、
その回転装置を第1の位置から第2の位置まで移動させる移動装置と、
(a)レーザ光を発信するレーザ光発信器と、(b)そのレーザ光発信器によって発信されたレーザ光の光路を、そのレーザ光が前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かう光路と前記第2の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かう光路とで切換える光路切換器と、(c)前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かうレーザ光が通過する第1レンズと、(d)前記第2の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かうレーザ光が通過する第2レンズとを有し、前記第1レンズを通過するレーザ光と前記第2レンズを通過するレーザ光とを選択的に照射可能なレーザ光照射装置とを備えた電磁弁製造装置。
前記第1レンズを通過するレーザ光の焦点が、前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材の外周面若しくは内周面であって前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの前記被保持部材を除く他のものへ接合される接合面からずれ、前記被保持部材に前記他のものが嵌合された後に、前記第2レンズを通過するレーザ光の焦点が、前記第2の位置において前記被保持部材と前記他のものとが嵌合された箇所に合うように設定された(42)項に記載の電磁弁製造装置。
前記第1の位置において、前記被保持部材を回転させた状態で、焦点のずらさせた前記第1レンズを通過するレーザ光によって、前記接合面をクリーニングし、前記第2の位置において、前記被保持部材を回転させた状態で、焦点の合わされた前記第2レンズを通過するレーザ光によって、前記被保持部材と前記他のものとを溶接するように構成された(42)項に記載の電磁式リニア弁。
前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材のそれの軸線の延びる方向のいずれかの側に配設された吹出ノズルを有し、その吹出ノズルから前記被保持部材に向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けるシールドガス吹付装置を備えた(41)項ないし(43)項のいずれか1つに記載の電磁弁製造装置。
一端部が前記コアと、他端部が前記貫通穴の開口と対向する状態で軸線方向に移動可能に前記第1液室内に配設され、その他端部において前記開口に着座可能なプランジャと、
そのプランジャの他端部が前記貫通穴の前記開口に接近する方向と前記開口から離間する方向との一方に前記プランジャを付勢する弾性体と、
前記ハウジングの周りに設けられ、前記弾性体が前記プランジャを付勢する方向とは反対の方向に前記プランジャを移動させるための磁界を形成するコイルと
を備えた電磁弁であって、
前記連結部材に嵌め入れられる前記コアと前記円筒部材との一方と前記連結部材とが、レーザ溶接によって固着され、
そのコアと円筒部材との一方が、
外周面の前記連結部材に嵌め入れられる領域の全周にわたって形成され、外周面の前記連結部材の内周面にレーザ溶接される箇所の前記連結部材に嵌め入れられる側の端部とは反対側に位置する環状溝を有する電磁弁。
図1に、本発明の実施例の電磁式リニア弁10を示す。本電磁式リニア弁10は、高圧側の作動液路12および低圧側の作動液路14に接続されており、通常、弁体が弁座を塞ぐことで、高圧側の作動液路12から低圧側の作動液路14への作動液の流れを禁止している。一方、弁体と弁座との間に隙間が生じることで、高圧側の作動液路12から低圧側の作動液路14への作動液の流れを許容し、作動液の流れを許容する際の高圧側の作動液路12内の作動液の液圧と低圧側の作動液路14内の作動液の液圧との差圧を制御可能に変更することが可能とされている。
本電磁式リニア弁10を構成するハウジング20は、上述したように、レーザ溶接によってコア26の第2外径部34と円筒部材28の上端部36との各々がスリーブ38に固着されることで製造される。ただし、スリーブ38の内周面に接合されるコア26の第2外径部34の外周面と円筒部材28の上端部36の外周面、さらには、そのスリーブの内周面に不純物が付着していると、レーザ溶接時にクラック,ブローホール等が生じ、そのレーザ溶接された箇所に穴があく虞がある。このため、レーザ溶接されるコア26の第2外径部34の外周面,円筒部材28の上端部36の外周面、スリーブの内周面といった接合面に付着している不純物を除去する必要がある。コア26,円筒部材28,スリーブ38の接合面には、それらの成形時に使用された加工油、潤滑油等の油分が付着しており、それらの油分を洗浄液等で確実に除去することは困難となっている。特に、コア26および円筒部材28は、冷間鍛造法によって成形されており、成形時に、金属素材の表面にリン酸亜鉛被膜をコーティングする処理、所謂、ボンデ処理が施されてため、この被膜を洗浄液等で除去することは非常に困難となっている。
Claims (11)
- 電磁弁を構成する複数の部材のうちの1つの部材の外周面若しくは内周面であって他の部材に接合される接合面をレーザ光によってクリーニングする方法であって、
前記接合面を有する部材をそれの軸線回りに回転させた状態で、その部材の前記軸線の延びる方向のいずれかの側に配設された吹出ノズルからその部材に向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けつつ、前記接合面にレーザ光を照射して、前記接合面を全周にわたってクリーニングするレーザクリーニング方法。 - 前記接合面が外周面である場合には外径、内周面である場合には内径が、
前記吹出ノズルの開口の内径以下とされた請求項1に記載のレーザクリーニング方法。 - 前記電磁弁が、
プランジャと、そのプランジャがそれの軸線方向に移動可能に収容されるハウジングとを備え、
そのハウジングが、
(a)強磁性材料により形成された円柱形状のコアと、(b)前記プランジャが挿入されるとともに、強磁性材料により形成された円筒形状の円筒部材と、(c)前記コアと前記円筒部材とが両端から嵌め入れられ、それらコアと円筒部材とを連結するとともに、非磁性材料により形成された円筒形状の連結部材とからなり、
当該レーザクリーニング方法が、前記コアの外周面と前記円筒部材の外周面と前記連結部材の内周面とのうちのいずれかを前記接合面としてレーザ光によってクリーニングする方法である請求項1または請求項2に記載のレーザクリーニング方法。 - 電磁弁を構成する複数の部材のうちの1つの部材の外周面若しくは内周面であって他の部材に接合される接合面をレーザ光によってクリーニングするレーザクリーニング装置であって、
前記接合面を有する部材を保持するとともに、その部材をそれの軸線回りに回転させる回転装置と、
その回転装置によって保持されている部材の前記軸線の延びる方向のいずれかの側に配設された吹出ノズルを有し、その吹出ノズルからその部材に向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けるシールドガス吹付装置と、
レーザ光を発信するレーザ光発信器を有し、前記回転装置によって保持された部材の前記接合面にレーザ光を照射するレーザ光照射装置と
を備えたレーザクリーニング装置。 - プランジャとそのプランジャがそれの軸線方向に移動可能に収容されるハウジングとを備え、プランジャを移動させて弁を開閉する電磁弁を製造する電磁弁製造方法であって、
前記ハウジングが、(a)強磁性材料により形成された円柱形状のコアと、(b)前記プランジャが挿入されるとともに、強磁性材料により形成された円筒形状の円筒部材と、(c)前記コアと前記円筒部材とが両端から嵌め入れられ、それらコアと円筒部材とを連結するとともに、非磁性材料により形成された円筒形状の連結部材とからなり、
当該電磁弁製造方法が、
前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの1つのものの外周面若しくは内周面であって他のものへ接合される接合面をレーザ光によってクリーニングするレーザクリーニング工程と、
前記コアと前記円筒部材との各々を前記連結部材に嵌め入れる嵌入工程と、
レーザ光発信器によって発信されるレーザ光の焦点を調整することで焦点の合わされたレーザ光によって、前記コアと前記円筒部材との各々と前記連結部材とを溶接するレーザ溶接工程とを含み、
前記レーザクリーニング工程が、
前記接合面を有する前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの1つのものをそれの軸線回りに回転させた状態で、その1つのものの前記軸線の延びる方向に配設された吹出ノズルからその1つのものに向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けつつ、前記接合面にレーザ光を照射して、前記接合面を全周にわたってクリーニングする工程である電磁弁製造方法。 - 前記接合面が外周面である場合には外径、内周面である場合には内径が、
前記吹出ノズルの開口の内径以下とされた請求項5に記載の電磁弁製造方法。 - 前記レーザクリーニング工程が、
前記レーザ溶接工程において用いられる前記レーザ光発信器によって発信されるレーザ光の焦点を調整することで焦点のずらされたレーザ光によって、前記接合面をクリーニングする工程である請求項5または請求項6に記載の電磁弁製造方法。 - 前記レーザ溶接工程および前記レーザクリーニング工程において用いられる前記レーザ光発信器が、0.1秒以上連続してレーザ光を発信可能なものである請求項7に記載の電磁弁製造方法。
- プランジャとそのプランジャがそれの軸線方向に移動可能に収容されるハウジングとを備え、プランジャを移動させて弁を開閉する電磁弁を製造する電磁弁製造装置であって、
前記ハウジングが、(a)強磁性材料により形成された円柱形状のコアと、(b)前記プランジャが挿入されるとともに、強磁性材料により形成された円筒形状の円筒部材と、(c)前記コアと前記円筒部材とが両端から嵌め入れられ、それらコアと円筒部材とを連結するとともに、非磁性材料により形成された円筒形状の連結部材とからなり、
当該電磁弁製造装置が、
前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの1つのものである被保持部材を保持するとともに、その被保持部材をそれの軸線回りに回転させる回転装置と、
その回転装置を第1の位置から第2の位置まで移動させる移動装置と、
(a)レーザ光を発信するレーザ光発信器と、(b)そのレーザ光発信器によって発信されたレーザ光の光路を、そのレーザ光が前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かう光路と前記第2の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かう光路とで切換える光路切換器と、(c)前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かうレーザ光が通過する第1レンズと、(d)前記第2の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材に向かうレーザ光が通過する第2レンズとを有し、前記第1レンズを通過するレーザ光と前記第2レンズを通過するレーザ光とを選択的に照射可能なレーザ光照射装置と、
前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材のそれの軸線の延びる方向のいずれかの側に配設された吹出ノズルを有し、その吹出ノズルから前記被保持部材に向かって、前記接合面全体を覆うようにシールドガスを吹き付けるシールドガス吹付装置と
を備えた電磁弁製造装置。 - 当該電磁弁製造装置が、
前記第1レンズを通過するレーザ光の焦点が、前記第1の位置において前記回転装置によって保持されている前記被保持部材の外周面若しくは内周面であって前記コアと前記円筒部材と前記連結部材とのうちの前記被保持部材を除く他のものへ接合される接合面からずれ、前記被保持部材に前記他のものが嵌合された後に、前記第2レンズを通過するレーザ光の焦点が、前記第2の位置において前記被保持部材と前記他のものとが嵌合された箇所に合うように設定された請求項11に記載の電磁弁製造装置。 - (a)強磁性材料により形成された円柱形状のコアと、(b)強磁性材料により形成された円筒形状の円筒部材と、(c)前記コアと前記円筒部材とが両端から嵌め入れられ、それらコアと円筒部材とを連結するとともに、非磁性材料により形成された円筒形状の連結部材と、(d)前記円筒部材の内部を前記コアの側に位置する第1液室と前記コアとは反対側に位置する第2液室とに区画し、それら第1液室と第2液室とを連通するように自身を貫通する貫通穴が形成された区画部材と、(e)前記第1液室と連通する流出ポートと、(f)前記第2液室と連通する流入ポートとを有するハウジングと、
一端部が前記コアと、他端部が前記貫通穴の開口と対向する状態で軸線方向に移動可能に前記第1液室内に配設され、その他端部において前記開口に着座可能なプランジャと、
そのプランジャの他端部が前記貫通穴の前記開口に接近する方向と前記開口から離間する方向との一方に前記プランジャを付勢する弾性体と、
前記ハウジングの周りに設けられ、前記弾性体が前記プランジャを付勢する方向とは反対の方向に前記プランジャを移動させるための磁界を形成するコイルと
を備えた電磁弁であって、
前記連結部材に嵌め入れられる前記コアと前記円筒部材との一方と前記連結部材とが、レーザ溶接によって固着され、
そのコアと円筒部材との一方が、
外周面の前記連結部材に嵌め入れられる領域の全周にわたって形成され、外周面の前記連結部材の内周面にレーザ溶接される箇所の前記連結部材に嵌め入れられる側の端部とは反対側に位置する環状溝を有する電磁弁。
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