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JP5637552B2 - ストレージシステム - Google Patents
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JP5637552B2 - ストレージシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ストレージシステムにかかり、特に、データを分散して複数の記憶装置に記憶するストレージシステムに関する。
近年、コンピュータの発達及び普及に伴い、種々の情報がデジタルデータ化されている。このようなデジタルデータを保存しておく装置として、磁気テープや磁気ディスクなどの記憶装置がある。そして、保存すべきデータは日々増大し、膨大な量となるため、大容量なストレージシステムが必要となっている。また、記憶装置に費やすコストを削減しつつ、信頼性も必要とされる。これに加えて、後にデータを容易に取り出すことが可能であることも必要である。その結果、自動的に記憶容量や性能の増大を実現できると共に、重複記憶を排除して記憶コストを削減し、さらには、冗長性の高いストレージシステムが望まれている。
このような状況に応じて、近年では、特許文献1に示すように、コンテンツアドレスストレージシステムが開発されている。このコンテンツアドレスストレージシステムは、データを分散して複数の記憶装置に記憶すると共に、このデータの内容に応じて特定される固有のコンテンツアドレスによって、当該データを格納した格納位置が特定される。
具体的に、コンテンツアドレスストレージシステムでは、所定のデータを複数のフラグメントに分割すると共に、冗長データとなるフラグメントをさらに付加して、これら複数のフラグメントをそれぞれ複数の記憶装置にそれぞれ格納している。そして、後に、コンテンツアドレスを指定することにより、当該コンテンツアドレスにて特定される格納位置に格納されているデータつまりフラグメントを読み出し、複数のフラグメントから分割前の所定のデータを復元することができる。
また、上記コンテンツアドレスは、データの内容に応じて固有となるよう生成される。このため、重複データであれば同じ格納位置のデータを参照することで、同一内容のデータを取得することができる。従って、重複データを別々に格納する必要がなく、重複記録を排除し、データ容量の削減を図ることができる。
一方で、複数の記憶装置を備えたストレージシステムでは、ノード間で負荷が偏ったり、集中したりしないような負荷分散の仕組みが要求されている。このような負荷分散システムの一例として、特許文献2に開示のシステムがある。
ここで、負荷分散ストレージシステムについて詳述する。負荷分散ストレージシステムは、データ格納時には冗長データを付加することによって、障害時でも自らデータ復旧を行うことができる自己修復機能を有する。また、コンポーネントをどのノードに配置するのかを決定する際に、システムとして自律的に各ノードの負荷を考慮して分散される分散冗長配置機能を有している。
このようなストレージシステムでは、格納されるデータは、まず、細かなデータブロックに分割される。このデータブロックは、更に細かく分割され、それに複数個の冗長データを付加してシステムを構成している複数のノードへそれぞれ格納する。そして、ストレージシステムに属しているノードは、それぞれにコンポーネントと呼ばれるデータ格納領域を有しており、データブロックはコンポーネントに格納される。さらに、ストレージシステムでは、負荷分散はコンポーネント単位で行われ、ノード間のデータのやりとりはこのコンポーネント単位で行われる。そして、コンポーネントの各ノードに対する配置は、システムによって自律的に行われる。
そして、上記のようなシステムにおいて、ノード障害によってノードがシステムから切り離された場合、そのノード上のコンポーネントは他のノード上で再生成される。
特開2005−235171号公報 特開2008−204206号公報
しかしながら、上述したように、自律的に各ノードの負荷を考慮して分散させる機能を有している場合には、ノードの障害からの復旧時にデータの再配置が非効率になることがある。ここで、図1のような例を考える。まず、図1(A)に示すように、ノードA,B,C,Dには、それぞれコンポーネントa,b,c,dが格納されている。このような状況において、ノードAとノードBに障害が発生した場合には、図1(B)に示すように、システムは、ノードCとノードD上に、ノードA,B上に存在したコンポーネントa,bを再生成する。
ところが、図1(C)に示すように、ノードA,Bが一時的な障害などにより再度システムに参加した場合には、元々ノードA,Bにあったコンポーネントa,bがそれぞれ元のノードに戻ればよいが、それぞれ違うノードに戻る場合がある。元のノードに戻れば、そのノードは元のデータを保持しているため、データの再生成が行われないが、別のノードに戻った場合は、データをそれぞれ再生成する必要がある。すると、システムではデータの再生成処理が発生してしまうことになる。従って、不要なデータの再生成や移動が発生する場合があり、復旧時のデータの再配置が非効率となり、システムにおける負荷が増加したり、処理遅延が生じうる。
このため、本発明では、データ復旧時における処理の効率化を図り、システムに対する負荷や処理遅延を抑制することができるストレージシステムを提供する、ことにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるストレージシステムは、
複数の記憶手段と、これら複数の記憶手段に対してデータを記憶すると共に当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すデータ処理手段と、を備えている。
そして、上記データ処理手段は、
記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、上記複数の記憶手段に分散して記憶する分散記憶処理手段と、
上記各記憶手段に対する上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶するデータ配置監視手段と、
上記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした上記記憶手段に記憶されていた上記フラグメントデータを、当該ダウンした上記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶するデータ復元手段と、を備えると共に、
上記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、上記データ配置監視手段にて記憶された上記データ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、上記復旧した記憶手段に記憶されている上記フラグメントデータを用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させるデータ配置復帰手段を備える。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
複数の記憶手段を備えた情報処理装置に、
上記複数の記憶手段に対してデータを記憶すると共に当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すデータ処理手段を実現させると共に、
記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、上記複数の記憶手段に分散して記憶する分散記憶処理手段と、
上記各記憶手段に対する上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶するデータ配置監視手段と、
上記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした上記記憶手段に記憶されていた上記フラグメントデータを、当該ダウンした上記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶するデータ復元手段と、
上記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、上記データ配置監視手段にて記憶された上記データ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、上記復旧した記憶手段に記憶されている上記フラグメントデータを用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させるデータ配置復帰手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態であるデータ処理方法は、
複数の記憶手段を備えた情報処理装置にて、
上記複数の記憶手段に対してデータを記憶し、当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すと共に、
記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、上記複数の記憶手段に分散して記憶し、
上記各記憶手段に対する上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶し、
上記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした上記記憶手段に記憶されていた上記フラグメントデータを、当該ダウンした上記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶し、
上記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、上記記憶されたデータ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、上記復旧した記憶手段に記憶されている上記フラグメントデータを用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、効率的かつ迅速なデータ復旧を実現することができる。
本発明に関連するストレージシステムの動作を示す図である。 本発明の実施形態1におけるストレージシステムの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態2におけるシステム全体の構成を示すブロック図である。 図3に開示したストレージシステムの構成の概略を示すブロック図である。 図4に開示したストレージシステムの構成を示す機能ブロック図である。 図5に開示したストレージシステムの動作を説明するための説明図である。 図5に開示したストレージシステムの動作を説明するための説明図である。 図5に開示したストレージシステムにて取得され記憶されるデータの一例を示す図である。 図5に開示したストレージシステムの動作を示すフローチャートである。 図5に開示したストレージシステムの動作を示すフローチャートである。 図5に開示したストレージシステムの動作を示すフローチャートである。 図5に開示したストレージシステムにおけるデータの復旧の様子を示す図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図2を参照して説明する。図2は、ストレージシステムの構成を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態では、ストレージシステムの基本的な構成及び動作を説明する。
図2に示すように、本実施形態におけるストレージシステムは、複数の記憶手段7と、これら複数の記憶手段7に対してデータを記憶すると共に当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すデータ処理手段2と、を備えている。
そして、上記データ処理手段2は、
記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、上記複数の記憶手段に分散して記憶する分散記憶処理手段3と、
上記各記憶手段に対する上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶するデータ配置監視手段4と、
上記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした上記記憶手段に記憶されていた上記フラグメントデータを、当該ダウンした上記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶するデータ復元手段5と、を備える。
さらに、本実施形態におけるストレージシステム1は、上記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、上記データ配置監視手段にて記憶された上記データ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、上記復旧した記憶手段に記憶されている上記フラグメントデータを用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させるデータ配置復帰手段6を備える。
上記発明によると、まず、ストレージシステムは、記憶対象データを複数の分割データに分割し、当該記憶対象データを復元するための冗長データを生成し、これら分割データと冗長データとからなる複数のフラグメントデータを、複数の記憶手段に分散して記憶する。その後、ストレージシステムは、各フラグメントデータのデータ配置状況を監視して、データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶する。
また、ストレージシステムは、記憶手段に障害が発生してダウンすると、当該ダウンした記憶手段に記憶されていたフラグメントデータを、他のフラグメントデータに基づいて再生成して、他の記憶手段に記憶する。その後、ダウンした記憶手段が復旧した場合に、上記データ配置情報にて表わされるデータ配置状況となるよう、復旧した記憶手段に記憶されているフラグメントデータをそのまま利用して、データ配置を復帰させる。
これにより、記憶手段が一時的にダウンして復旧した場合には、記憶されていたフラグメントデータを用いてデータ配置を復旧させることができるため、余計なデータの再生成や移動の発生を抑制することができる。従って、記憶手段の復旧時において効率的かつ迅速なデータ復旧を実現することができる。
また、上記ストレージシステムでは、
上記データ配置監視手段は、上記記憶手段内におけるデータ格納単位であるコンポーネント単位で、上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視し、
上記データ復元手段は、上記ダウンした記憶手段が有していた上記コンポーネントを上記他の記憶手段に再生成し、
上記データ配置復帰手段は、上記記憶手段に対する上記コンポートネントのデータ配置を上記データ配置情報に基づいて復帰させて、上記フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
また、上記ストレージシステムでは、
上記データ配置復帰手段は、上記復旧した記憶手段に上記コンポートネントを復帰させ、このコンポーネントに、当該復旧した記憶手段に記憶されているフラグメントデータを関連付けることにより当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
また、上記ストレージシステムでは、
上記データ配置復帰手段は、上記データ配置情報に基づいて、上記復旧した記憶手段に復帰させた上記コンポートネントに格納すべき上記フラグメントデータが上記復旧した記憶手段に存在しない場合に、上記データ復元手段にて再生成した上記フラグメントデータを上記他の記憶手段から移動することにより当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
また、上記ストレージシステムでは、
上記データ配置監視手段は、監視しているデータ配置状況が一定時間以上定常状態であった場合に、当該データ配置状況を表す上記データ配置情報を記憶し、
上記データ配置復帰手段は、上記データ配置監視手段にて監視されたデータ配置状況が上記データ配置情報に対して変化しており、かつ、上記ダウンした記憶手段が復旧したときに、上記フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
また、上記ストレージシステムでは、
上記データ配置監視手段は、上記記憶手段の稼働状況を監視し、上記データ配置情報を記憶すると共に稼働している上記記憶手段を表す記憶手段リストを記憶し、
上記データ配置復帰手段は、上記データ配置監視手段にて監視されたデータ配置状況が上記データ配置情報に対して変化しており、かつ、稼働している上記記憶手段が上記記憶手段リストと一致したときに、上記フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
また、上述したストレージシステムは、情報処理装置に、プログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、
複数の記憶手段を備えた情報処理装置に、
上記複数の記憶手段に対してデータを記憶すると共に当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すデータ処理手段を実現させると共に、
記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、上記複数の記憶手段に分散して記憶する分散記憶処理手段と、
上記各記憶手段に対する上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶するデータ配置監視手段と、
上記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした上記記憶手段に記憶されていた上記フラグメントデータを、当該ダウンした上記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶するデータ復元手段と、
上記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、上記データ配置監視手段にて記憶された上記データ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、上記復旧した記憶手段に記憶されている上記フラグメントデータを用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させるデータ配置復帰手段と、
を実現させる、という構成を採る。
また、上記プログラムでは、
上記データ配置監視手段は、上記記憶手段内におけるデータ格納単位であるコンポーネント単位で、上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視し、
上記データ復元手段は、上記ダウンした記憶手段が有していた上記コンポーネントを上記他の記憶手段に再生成し、
上記データ配置復帰手段は、上記記憶手段に対する上記コンポートネントのデータ配置を上記データ配置情報に基づいて復帰させて、上記フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
また、上記構成のストレージシステムにて実行されるデータ処理方法は、
複数の記憶手段に対してデータを記憶し、当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すと共に、
記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、上記複数の記憶手段に分散して記憶し、
上記各記憶手段に対する上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶し、
上記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした上記記憶手段に記憶されていた上記フラグメントデータを、当該ダウンした上記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶し、
上記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、上記記憶されたデータ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、上記復旧した記憶手段に記憶されている上記フラグメントデータを用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
そして、上記データ処理方法では、
上記データ配置状況の監視時に、上記記憶手段内におけるデータ格納単位であるコンポーネント単位で、上記フラグメントデータのデータ配置状況を監視し、
上記フラグメントデータの再生成時に、上記ダウンした記憶手段が有していた上記コンポーネントを上記他の記憶手段に再生成し、
上記データ配置を復帰させる際に、上記記憶手段に対する上記コンポートネントのデータ配置を上記データ配置情報に基づいて復帰させて、上記フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
という構成を採る。
上述した構成を有する、プログラム、又は、データ処理方法、の発明であっても、上記ストレージシステムと同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
<実施形態2>
本発明の第2の実施形態を、図3乃至図13を参照して説明する。図3は、システム全体の構成を示すブロック図である。図4は、ストレージシステムの概略を示すブロック図であり、図5は、構成を示す機能ブロック図である。図6乃至図7は、ストレージシステムの動作を説明するための説明図である。図8は、ストレージシステムにて取得され記憶されるデータの一例を示す図である。図9乃至図11は、ストレージシステムの動作を示すフローチャートである。図12は、ストレージシステムにおけるデータの復帰の様子を示す図である。
ここで、本実施形態は、上述した実施形態1にて開示したストレージシステムの具体的な一例を示すものである。そして、以下では、ストレージシステムが、複数台のサーバコンピュータが接続されて構成されている場合を説明する。但し、本発明におけるストレージシステムは、複数台のコンピュータにて構成されることに限定されず、1台のコンピュータで構成されていてもよい。
[構成]
図3に示すように、本発明におけるストレージシステム10は、ネットワークNを介してバックアップ処理を制御するバックアップシステム11に接続している。そして、バックアップシステム11は、ネットワークNを介して接続されたバックアップ対象装置12に格納されているバックアップ対象データ(記憶対象データ)を取得し、ストレージシステム10に対して記憶するよう要求する。これにより、ストレージシステム10は、記憶要求されたバックアップ対象データをバックアップ用に記憶する。
そして、図4に示すように、本実施形態におけるストレージシステム10は、複数のサーバコンピュータが接続されて構成を採っている。具体的に、ストレージシステム10は、ストレージシステム10自体における記憶再生動作を制御するサーバコンピュータであるアクセラレータノード10Aと、データを格納する記憶装置を備えたサーバコンピュータであるストレージノード10Bと、を備えている。なお、アクセラレータノード10Aの数とストレージノード10Bの数は、図4に示したものに限定されず、さらに多くの各ノード10A,10Bが接続されて構成されていてもよい。
さらに、本実施形態におけるストレージシステム10は、データを分割及び冗長化し、分散して複数の記憶装置に記憶すると共に、記憶するデータの内容に応じて設定される固有のコンテンツアドレスによって、当該データを格納した格納位置を特定するコンテンツアドレスストレージシステムである。このコンテンツアドレスストレージシステムについては、後に詳述する。
図5に、ストレージシステム10の構成を示す。この図に示すように、まず、ストレージシステム10を構成するアクセラレータノード10Aは、装備されたCPU(Central Processing Unit)などの複数の演算装置にプログラムが組み込まれることによって構成された、データ分割/冗長データ付加部21と、コンポーネント/ノード情報監視部22と、を備えている。また、アクセラレータノード10Aは、装備されたて記憶装置に、マッピングテーブル23と、ノードリスト24と、を備えている。
また、ストレージシステム10を構成するストレージノード10Bは、装備されたCPU(Central Processing Unit)などの複数の演算装置にプログラムが組み込まれることによって構成された、コンポーネント移動部31と、データ移動/データ再生部32と、を備えている。また、ストレージノード10Bは、装備されたて記憶装置に、コンポーネント33を備えている。以下、各構成について詳述する。
なお、アクセラレータノード10A及びストレージノード10Bに装備された構成は、必ずしも図5に示した構成であることに限定されない。つまり、各構成は、いずれのノードに装備されていてもよい。また、各構成は一台のコンピュータに装備されていてもよい。
まず、上記データ分割/冗長データ付加部21は、バックアップ対象データ(記憶対象データ)を分散記憶するために、当該バックアップ対象データを複数のフラグメントデータに分割する。この処理の一例を図6及び図7に示す。具体的に、データ分割/冗長データ付加部21は、まず、バックアップ対象データAの入力を受けると(矢印Y1)、図6及び図7の矢印Y2に示すように、当該バックアップ対象データAを、所定容量(例えば、64KB)のブロックデータDに分割する。そして、このブロックデータDのデータ内容に基づいて、当該データ内容を代表する固有のハッシュ値Hを算出する(矢印Y3)。例えば、ハッシュ値Hは、予め設定されたハッシュ関数を用いて、ブロックデータDのデータ内容から算出する。なお、このハッシュ値Hは、同じ内容のデータの重複記録を排除するため、及び、データの格納箇所を表すコンテンツアドレスを生成するために用いられるが、その詳細についての説明は省略する。
また、上記データ分割/冗長データ付加部21は、ブロックデータDを複数の所定の容量のフラグメントデータに分割する。例えば、図6の符号D1〜D9に示すように、9つのフラグメントデータ(分割データ41)に分割する。さらに、データ分割/冗長データ付加部21は、分割したフラグメントデータのうちいくつかが欠けた場合であっても、元となるブロックデータを復元可能なよう冗長データを生成し、上記分割したフラグメントデータ41に追加する。例えば、図6の符号D10〜D12に示すように、3つのフラグメントデータ(冗長データ42)を追加する。これにより、9つの分割データ41と、3つの冗長データとにより構成される12個のフラグメントデータからなるデータセット40を生成する(図7の矢印Y4)。
そして、上述したように生成された各フラグメントデータは、スイッチ10Cを介して、後述する各ストレージノード10Bの各コンポーネント移動部31にて、各ストレージノード10Bに形成された各コンポーネント33に分散記憶される(分散記憶処理手段)。例えば、図6に示すように、12個のフラグメントデータD1〜D12を生成した場合には、12個のストレージノード10Bに形成されたデータ格納領域である各コンポーネント33に、各フラグメントデータD1〜D12を1つずつそれぞれ格納する(図7の矢印Y5参照)。なお、上述した分散記憶処理は、アクセラレータノード10Aに装備された機能によって行われてもよい。
ここで、上述したようにフラグメントデータが格納されると、ストレージノード10Bにて、当該フラグメントデータD1〜D12の格納位置、つまり、当該フラグメントデータD1〜D12にて復元されるブロックデータDの格納位置を表す、コンテンツアドレスCAが生成される。このとき、コンテンツアドレスCAは、例えば、格納したブロックデータDの内容に基づいて算出したハッシュ値Hの一部(ショートハッシュ)(例えば、ハッシュ値Hの先頭8B(バイト))と、論理格納位置を表す情報と、を組み合わせて、生成される。そして、このコンテンツアドレスCAは、ストレージシステム10内のファイルシステムを管理するアクセラレータノード10Aに返却され(図6の矢印Y7)、バックアップ対象データのファイル名などの識別情報と、コンテンツアドレスCAとが関連付けられて、ファイルシステムで管理される。
そして、ストレージシステムでは、ファイルの読み出し要求を受けると、要求されたファイルに対応するコンテンツアドレスCAにて指定される格納位置を特定し、この特定された格納位置に格納されている各フラグメントデータを、読み出し要求されたデータとして読み出すことができる。以上のように、ストレージシステムは、データを読み書きする機能(データ処理手段)を有する。
また、コンポーネント/ノード情報監視部22(データ配置監視手段)は、各ストレージノード10Bに格納したフラグメントデータを、当該フラグメントデータを格納しているコンポーネント単位で管理する。具体的には、後述するように、ストレージノード10Bによって自立的に実行されるコンポーネントの移動を監視し、当該コンポーネントの配置を表すコンポーネント配置情報を、一定の時間間隔おき(x分おき)に取得する。そして、コンポーネント配置情報が、予め設定された時間以上(y分以上)定常状態であると、ストレージノード名とコンポーネント名とを対応付けたコンポーネント配置情報をマッピングテーブル23に記憶する。つまり、マッピングテーブル23を更新する。
また、コンポーネント/ノード情報監視部22は、正常に稼働していてストレージシステムに参加しているストレージノード10Bを監視し、そのリストを表すノード情報をノードリスト24(記憶手段リスト)として記憶する。つまり、ストレージノード10Bが、停止している、あるいは、システムに参加していない、というダウン状態であるかどうか監視し、ダウン状態ではないもののリストを記憶する。具体的に、このストレージノード10Bの監視は、一定の時間間隔おき(x分おき)にコンポーネントの配置の監視と共に行う。そして、上記監視により、コンポーネントの配置とストレージノードのリストが一定時間以上(y分以上)定常状態で変化がない場合には、その状態のコンポーネント配置情報とノード情報をマッピングテーブルとノードリストにそれぞれ記憶しなおす。
一方、コンポーネント/ノード情報監視部22は、上記監視により、コンポーネント配置情報が変化したにもかかわらず、ノードリストに対してノード情報に変化がない場合には、ノード障害が一時的なもので、ストレージノード10Bが復旧したと考えられる。この場合には、マッピングテーブル23に記憶されているコンポーネント配置情報と、実際にストレージノード10Bに配置されているコンポーネントの配置が同一となるよう、コンポーネントの配置を戻すべく、その指示を各ストレージノード10Bに通知する。なお、コンポーネント/ノード情報監視部22は、後述するストレージノード10Bのコンポーネント移動部31及びデータ移動/データ再生部32と協働して、データ配置復帰手段として機能する。
次に、ストレージノード10Bの構成について説明する。まず、各ストレージノード10Bは、データ格納領域の単位である各コンポーネント33を形成しており、後述するように、各フラグメントデータD1〜D12を格納する。
また、上記コンポーネント移動部31は、他のストレージノード10Bと協働して、上述したようにスイッチ10Cを介して送信された各フラグメントデータを分散記憶する機能を有すると共に、各ストレージノード10B間における負荷分散機能を有している。この負荷分散機能は、具体的には、各ストレージノード10Bの負荷状態を監視し、フラグメントデータの格納時やストレージノード10Bの追加や削除時などに、各ストレージノード10B間の負荷バランスに応じて、コンポーネント33の移動を実行する。なお、このコンポーネント移動部31による負荷分散機能は、各ストレージノード10Bにて自律的に実行される。例えば、ストレージノード10Bが障害などによりダウンして削除されたときには、当該ダウンしたストレージノード10Bに格納されていたコンポーネントを、他のストレージノード10Bに生成するよう移動する。また、例えば、ストレージノード10Bが新たに追加されたり、障害から復帰して追加されたときには、当該追加されたストレージノード10Bに、既存のストレージノード10Bに格納されていたコンポーネントを移動する。
そして、特に、コンポーネント移動部31は、上述したコンポーネント/ノード情報監視部22からのコンポーネントの配置の復帰の指示を受けて、実際のコンポートネントの配置と、マッピングテーブル23に記憶されたコンポーネント配置情報と一致するよう、コンポーネント33の移動を実行する。
また、データ移動/データ再生部32は、上述したコンポーネント移動部31にて移動されたコンポーネントに対応して、当該コンポーネント内にデータを格納するよう、データの移動、あるいは、再生成を行う。具体的には、まず、コンポーネントに属するデータ単位で、コンポーネントの移動先となるストレージノードにそのデータが存在するかを確認する。そして、存在する場合には、そのデータと、上記コンポーネント移動部31にて移動してきたコンポーネントとを関連付ける。一方、移動先となるストレージノードにデータが存在しなければ、次に、そのデータが移動元のストレージノードに存在しているかを確認する。このとき、データが移動元のストレージノードに存在していれば、当該移動元のストレージノードから移動先のストレージノードへ、そのデータを移動する。一方で、移動先のストレージノードにも移動元のストレージノードにもデータが存在しない場合には、そのデータを冗長データから再生成する。
以上のように、コンポーネント移動部31とデータ移動/データ再生部32とは、上記コンポーネント/ノード情報監視部22と協働して、削除されたストレージノード10Bに記憶されていたデータを他のストレージノード10Bに復元するデータ復元手段として機能すると共に、復帰したストレージノード10Bに対するデータ配置を復帰させるデータ配置復帰手段として機能する。
[動作]
次に、上述した構成のストレージシステムの動作を、図9乃至図11のフローチャート、及び、図12を参照して説明する。
まず、アクセラレータノード10Aのデータ分割/冗長データ負荷部21にて、記憶対象データが任意の数に分割され、更に複数個の冗長データが付加され、複数のフラグメントデータが形成される(図9(A)のステップS1)。そして、各フラグメントデータは、スイッチ10Cを介して、各ストレージノード10Bのコンポーネント移動部31にて、各ストレージノード10B間の負荷が分散するよう、コンポーネントを移動して各ストレージノード10Bに格納する(図9(B)のステップS2)。ここでは、例えば、図12(A)に示すように、ストレージノードA,B,C,Dに対して、それぞれデータa,b,c,dが格納されたコンポーネントa,b,c,dを配置したとする。なお、この負荷分散によるコンポーネントの移動処理は、各ストレージノード10B間にて自律的に常に行われている。
続いて、アクセラレータノード10Aのコンポーネント/ノード情報監視部22の動作について、図10を参照して説明する。まず、システムの初期導入時には、コンポーネント配置情報を定期的(x分おき)に取得する(ステップS11)。このとき、コンポーネント配置情報がy分以上定常状態であれば(ステップS12でYes)、その時の配置情報をマッピングテーブル23に記憶し、更に、ノード情報をノードリスト24に記録する(ステップS13)。そして、その後も、アクセラレータノード10Aは、定期的(x分おき)にコンポーネント配置情報を監視する(ステップS14)。
その後、ストレージノード10Bの障害などによって、ストレージノードがダウンしたとする。つまり、監視しているコンポーネント配置情報とノード情報が、マッピングテーブル23とノードリスト24とに対して変化があったとする(ステップS15でYes、ステップS16でYes)。具体例として、図12(B)に示すようにストレージノードA,Bがダウンしたとする。すると、負荷分散処理により、ストレージノードA,Bに記憶されていたコンポーネントa,bが、それぞれストレージノードC,Dに移動することとなる。つまり、ストレージノードCにコンポーネントa,cが、ストレージノードDにコンポーネントb,dがそれぞれ配置された状態となる。なお、ストレージノードA,BからストレージノードC,Dに移動したコンポーネントa,bは、それぞれ他のストレージノードに記憶されている他のコンポーネントを利用して、再生成される。この再生成については、図11を参照して後述する。
そして、上述したストレージノードのダウン状態が続くと、監視しているコンポーネント配置情報とノード情報が、マッピングテーブル23とノードリスト24とに対して変化したまま(ステップS15でYes、ステップS16でYes)、y分以上定常状態となった場合は(ステップS18でYes)、その状態のコンポーネント配置情報とノード情報をマッピングテーブルとノードリストにそれぞれ記憶し直す(ステップS13)。
一方、上述したように、ストレージノード障害などによってコンポーネント配置情報に変化があって(ステップS15でYes)、図12(B)に示すように自律的に負荷分散が行われたものの、ストレージノード障害は一時的なものでy分以内にストレージノードが復旧した場合には、ノード情報には変化がない(ステップS16でNo)。この場合には、変化したコンポーネント配置情報が記憶されていないこととなる。例えば、図12(B)の状態となった後に、すぐにノードA,Bが復旧した場合には、図12(A)に示す状態のコンポーネント配置情報がマッピングテーブルに記憶されている。かかる場合には、このマッピングテーブルを参照して、コンポーネント配置をマッピングテーブルに記憶されている配置へ戻す。これにより、ストレージノードA,B,C,Dに対するコンポーネントa,b,c,dの配置が、図12(C)に示すように、障害発生前の図12(A)と同様の状態に戻る。
なお、上記コンポーネントの移動に伴う当該コンポーネントに格納されるデータの移動及びデータの再生成は、図11に示すよう行われる。まず、コンポーネントに属するデータ単位で、移動先のストレージノードにそのデータが存在するかを確認する(ステップS21)。このとき、存在すれば(ステップS21でYes)、そのデータと移動してきたコンポーネントを関連付ける(ステップS22)。なお、上述した図12(B)の状態から図12(C)の状態への復帰は、このステップS22の手法にて行われる。これにより、復旧したストレージノードに記憶されていたフラグメントデータを用いてデータ配置を復帰させることができるため、余計なデータの再生成や移動の発生を抑制することができる。その結果、ストレージノードの復旧時において効率的かつ迅速なデータ復旧を実現することができる。
一方、移動先のストレージノードに、移動するコンポーネントに対応するデータが存在しない場合には(ステップS21でNo)、次に、そのデータが移動元のストレージノードに存在しているかを確認する(ステップS23)。そして、データが移動元のストレージノードに存在すれば、移動元のストレージノードから移動先のストレージノードへそのデータを移動する(ステップS24)。
さらに、コンポーネントの移動先のストレージノードにも、移動元のストレージノードにもデータが存在しない場合、そのデータは冗長データから再生成される。なお、この処理は、上述した図12(B)のように、いずれかのストレージノードがダウンしたときに、当該ダウンしたストレージノードに格納されていたコンポーネントを、他のストレージノードに移動する際に実行される。
本発明は、複数のコンピュータを接続して構成されるストレージシステムに利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
1 ストレージシステム
2 データ処理手段
3 分散記憶処理手段
4 データ配置監視手段
5 データ復元手段
6 データ配置復帰手段
7 記憶手段
10 ストレージシステム
10A アクセラレータノード
10B ストレージノード
11 バックアップシステム
12 バックアップ対象装置
21 データ分割/冗長データ付加部
22 コンポーネント/ノード情報監視部
23 マッピングテーブル
24 ノードリスト
31 コンポーネント移動部
32 データ移動/データ再生成部
33 コンポーネント

Claims (6)

  1. 複数の記憶手段と、これら複数の記憶手段に対してデータを記憶すると共に当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すデータ処理手段と、を備え、
    前記データ処理手段は、
    記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、前記複数の記憶手段に分散して記憶する分散記憶処理手段と、
    前記各記憶手段に対する前記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶するデータ配置監視手段と、
    前記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした前記記憶手段に記憶されていた前記フラグメントデータを、当該ダウンした前記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶するデータ復元手段と、を備えると共に、
    前記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、前記データ配置監視手段にて記憶された前記データ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、前記復旧した記憶手段に記憶されている前記フラグメントデータをそのまま用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させるデータ配置復帰手段を備え、
    前記データ配置監視手段は、前記記憶手段内におけるデータ格納単位であるコンポーネント単位で、前記フラグメントデータのデータ配置状況を監視して、予め設定された時間以上定常状態である前記記憶手段と前記コンポーネントとを対応付けたコンポーネント配置情報を前記データ配置情報として記憶し、
    前記データ復元手段は、前記ダウンした記憶手段が有していた前記コンポーネントを前記他の記憶手段に生成するよう移動し、
    前記データ配置復帰手段は、記憶された前記データ配置情報に基づいて、前記復旧した記憶手段に前記コンポーネントを移動させて復帰させ、このコンポーネントに、当該復旧した記憶手段に記憶されているフラグメントデータを関連付けることにより当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
    ストレージシステム。
  2. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記データ配置復帰手段は、前記データ配置情報に基づいて、前記復旧した記憶手段に復帰させた前記コンポーネントに格納すべき前記フラグメントデータが前記復旧した記憶手段に存在しない場合に、前記データ復元手段にて再生成した前記フラグメントデータを前記他の記憶手段から移動することにより当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
    ストレージシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のストレージシステムであって、
    前記データ配置復帰手段は、前記データ配置監視手段にて監視された前記コンポーネント単位での前記フラグメントデータのデータ配置状況が前記データ配置情報に対して変化しており、かつ、前記ダウンした記憶手段が復旧したときに、前記フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
    ストレージシステム。
  4. 請求項3に記載のストレージシステムであって、
    前記データ配置監視手段は、前記記憶手段の稼働状況を監視し、前記データ配置情報を記憶すると共に稼働している前記記憶手段を表す記憶手段リストを記憶し、
    前記データ配置復帰手段は、前記データ配置監視手段にて監視された前記コンポーネント単位での前記フラグメントデータのデータ配置状況が前記データ配置情報に対して変化しており、かつ、稼働している前記記憶手段が前記記憶手段リストと一致したときに、前記フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
    ストレージシステム。
  5. 複数の記憶手段を備えた情報処理装置に、
    前記複数の記憶手段に対してデータを記憶すると共に当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すデータ処理手段を実現させると共に、
    記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、前記複数の記憶手段に分散して記憶する分散記憶処理手段と、
    前記各記憶手段に対する前記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶するデータ配置監視手段と、
    前記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした前記記憶手段に記憶されていた前記フラグメントデータを、当該ダウンした前記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶するデータ復元手段と、
    前記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、前記データ配置監視手段にて記憶された前記データ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、前記復旧した記憶手段に記憶されている前記フラグメントデータをそのまま用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させるデータ配置復帰手段と、
    を実現させると共に、
    前記データ配置監視手段は、前記記憶手段内におけるデータ格納単位であるコンポーネント単位で、前記フラグメントデータのデータ配置状況を監視して、予め設定された時間以上定常状態である前記記憶手段と前記コンポーネントとを対応付けたコンポーネント配置情報を前記データ配置情報として記憶し、
    前記データ復元手段は、前記ダウンした記憶手段が有していた前記コンポーネントを前記他の記憶手段に生成するよう移動し、
    前記データ配置復帰手段は、記憶された前記データ配置情報に基づいて、前記復旧した記憶手段に前記コンポーネントを移動させて復帰させ、このコンポーネントに、当該復旧した記憶手段に記憶されているフラグメントデータを関連付けることにより当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
    ことを実現させるためのプログラム。
  6. 複数の記憶手段を備えた情報処理装置にて、
    前記複数の記憶手段に対してデータを記憶し、当該記憶手段に記憶されているデータを読み出すと共に、
    記憶対象データを複数に分割した分割データ及び当該記憶対象データを復元するための冗長データからなる複数のフラグメントデータを、前記複数の記憶手段に分散して記憶し、
    前記各記憶手段に対する前記フラグメントデータのデータ配置状況を監視すると共に、当該データ配置状況を表すデータ配置情報を記憶し、
    前記記憶手段のいずれかがダウンした場合に、当該ダウンした前記記憶手段に記憶されていた前記フラグメントデータを、当該ダウンした前記記憶手段とは異なる他の記憶手段に記憶されている他のフラグメントデータに基づいて再生成して、当該他の記憶手段に記憶し、
    前記ダウンした記憶手段が復旧した場合に、前記記憶されたデータ配置情報にて表わされたデータ配置状況となるよう、前記復旧した記憶手段に記憶されている前記フラグメントデータをそのまま用いて当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させると共に、
    前記データ配置状況の監視時に、前記記憶手段内におけるデータ格納単位であるコンポーネント単位で、前記フラグメントデータのデータ配置状況を監視して、予め設定された時間以上定常状態である前記記憶手段と前記コンポーネントとを対応付けたコンポーネント配置情報を前記データ配置情報として記憶し、
    前記フラグメントデータの再生成時に、前記ダウンした記憶手段が有していた前記コンポーネントを前記他の記憶手段に生成するよう移動し、
    前記データ配置を復帰させる際に、記憶された前記データ配置情報に基づいて、前記復旧した記憶手段に前記コンポーネントを移動させて復帰させ、このコンポーネントに、当該復旧した記憶手段に記憶されているフラグメントデータを関連付けることにより当該フラグメントデータのデータ配置を復帰させる、
    データ処理方法。
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