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JP5637566B2 - 精算システムおよび精算方法 - Google Patents
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Description

本発明は、複数の提供場所で利用者が取引対象を選択し、利用者が選択した取引対象を精算場所でまとめて精算する精算システムおよび精算方法に関する。
従来、複数の提供場所で利用者が取引対象を選択し、利用者が選択した取引対象を精算場所でまとめて精算する一括精算方式が知られている。
この一括精算方式における精算は、利用者が取引対象を選択し終えた後、精算場所でオペレータが目視確認して精算する方法や、取引対象を自動識別してセルフで精算する方法がある。
セルフ精算の場合、取引対象を特定するために取引対象を載せる皿等に非接触ICタグを貼り付け、非接触タグリーダ装置に取引対象を載せる皿等を載せて取引対象を自動識別する方法や、カメラ画像により取引対象を自動識別する方法がある。
前者の非接触タグリーダ装置を用いた方法では、全ての皿等に非接触ICタグを貼り付ける必要があるとともに、非接触タグリーダ装置を必要とするため、実現するためには多額のシステム導入費用が掛かるという問題がある。
また、後者のカメラ画像を用いた方法についても、画像認識装置が必要であり、複雑な画像処理も必要であるため、やはり多額のシステム導入費用が掛かるという問題がある。
また、一括精算方式ではなく、利用者が所持するIDカードやプリペイドカード等を用いて取引対象の提供場所ごとに精算する方法も考えられるが、提供場所ごとに各々の精算が発生するため、精算データが膨大となり、上位装置へのデータ量が増加する問題がある。
ここで、上述したような問題を解決する従来技術として、商品を載せるトレイにデータ書き込み可能な記録手段を装着し、利用者が商品陳列台から商品を受け取るたびに商品の価格情報を記録手段に書き込んでいき、精算場所で記録手段に記録されている価格情報を読み出すことで、トレイ上の商品の合計金額を精算処理する自動精算システムが知られている(特許文献1参照。)。
特開2004−21412号公報
ところが、特許文献1の自動精算システムでは、商品の精算時に、トレイに装着された記憶手段から商品の価格情報を読み出す作業とは別途に、利用者が所持するプリペイドカードやクレジットカードを読み取る作業等の精算のための作業を必要とするため、精算作業に係る作業効率が悪いという問題があった。
また、特許文献1の自動精算システムでは、記憶手段がトレイに装着されているため、記憶手段に価格情報の記憶以外の役割を併せて持たせることが難しい上、記憶手段をトレイの数量と同数だけ必要とするため、システム導入費用が高くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、精算作業に係る作業効率を向上するとともに、システム導入費用を低減する精算システムおよび精算方法を提供することである。
本発明の精算システムは、複数の提供場所で利用者が取引対象を選択し、利用者が選択した取引対象を精算場所でまとめて精算する精算システムであって、前記提供場所ごとに設置された提供場所用装置と、前記精算場所に設置された精算場所用装置とを備え、前記提供場所用装置は、利用者が所有する携帯物の記憶部に、利用者が選択した取引対象を識別する取引対象識別データまたは利用者が選択した取引対象の価格データのうち少なくとも一方を含む未精算データを書き込む書き込み手段を有し、前記精算場所用装置は、前記携帯物の記憶部から、前記未精算データを読み取るとともに、前記携帯物の記憶部に予め記憶された、利用者を特定する個人IDまたは予め前払いしたプリペイドデータを含む精算用データを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段で読み取った、前記未精算データおよび前記精算用データを基に、利用者が選択した取引対象の精算を行う精算手段とを有し、前記提供場所用装置から前記精算場所用装置へ前記未精算データを送信することなく精算を行うようにしたことにより、前述した課題を解決したものである。
本発明の精算方法は、複数の提供場所で利用者が取引対象を選択し、利用者が選択した取引対象を精算場所でまとめて精算する精算方法であって、前記提供場所ごとに設置された提供場所用装置によって、利用者が所有する携帯物の記憶部に、利用者が選択した取引対象を識別する取引対象識別データまたは利用者が選択した取引対象の価格データのうち少なくとも一方を含む未精算データを書き込み、前記精算場所に設置された精算場所用装置によって、前記携帯物の記憶部から、前記未精算データを読み取るとともに、前記携帯物の記憶部に予め記憶された、利用者を特定する個人IDまたは予め前払いしたプリペイドデータを含む精算用データを読み取り、読み取った前記未精算データおよび前記精算用データを基に、前記提供場所用装置から前記精算場所用装置へ前記未精算データを送信することなく、利用者が選択した取引対象の精算を行うことにより、前述した課題を解決したものである。
本発明では、精算場所において、未精算データの読み取りと同時に、精算に必要とされる個人IDまたはプリペイドデータを含む精算用データをまとめて読み取り、読み取った未精算データおよび精算用データに基づいて取引対象の精算を行うことが可能であるため、精算作業に係る作業効率を向上できる。
また、取引対象の未精算データを記憶させる記憶媒体として、未精算データの記憶以外の役割を併せて持たせることが容易な、利用者が所有する各種IDカードやプリペイドカードや携帯電話等の携帯物を利用するため、未精算データを記憶する役割のみを担う記憶媒体を必要とせず、システム導入費用を低減できる。
また、取引対象の未精算データを記憶させる記憶媒体として、利用者が所有する携帯物を利用することにより、精算に必要とされる個人IDまたはプリペイドデータを含む精算用データを記憶媒体に記憶させておくことが可能になる。
本発明の精算システムの構成を示す概略図である。 提供場所用装置(提供場所用リーダライタ装置)の構成を概略的に示す説明図である。 精算場所用装置(POS端末および精算場所用リーダライタ装置)の構成を概略的に示す説明図である。 社員証カードおよびプリペイドカードのデータ構成を示す説明図である。 提供場所用リーダライタ装置の処理フローを示すフローチャート図である。 精算場所用リーダライタ装置の処理フローを示すフローチャート図である。
以下、本発明の精算システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の第1実施形態である精算システムは、複数の提供場所で利用者が所望の取引対象を選択し、利用者が選択した取引対象を精算場所でまとめて精算するものである。
以下に説明する第1実施形態では、精算システムの設置場所が社員やアルバイト等の期間協力社員が利用する社員食堂であり、取引対象が料理であり、提供場所が料理提供場所であり、利用者が所有する携帯物が非接触ICカードである社員証カードまたはプリペイドカードであるものとして説明する。
精算システムは、図1に示すように、複数の料理提供場所ごとに設置された提供場所用リーダライタ装置10と、精算場所に設置されたPOS端末20と、精算場所に設置されPOS端末20に接続された精算場所用リーダライタ装置30とを備えている。
提供場所用リーダライタ装置10は、提供場所用装置を構成し、POS端末20と精算場所用リーダライタ装置30とは、精算場所用装置を構成する。
提供場所用リーダライタ装置10とPOS端末20とは、図1(a)に示すように、有線LANで接続されている。なお、提供場所用リーダライタ装置10とPOS端末20とは、無線LANや他の通信線で接続されていてもよい。また、提供場所用リーダライタ装置10とPOS端末20とは、図1(b)に示すように、接続されていなくてもよい。
提供場所用リーダライタ装置10は、図2に示すように、社員証カードまたはプリペイドカードのICチップに非接触でデータを書き込むとともにICチップからデータを非接触で読み出す非接触式のICリーダライタ部11と、料理名や料理の価格等の各種情報を表示するための表示部12と、時計部13と、電源部14と、LAN接続部15と、記憶部16と、各部を制御する制御部17とを有している。
ICリーダライタ部11は、非接触ICカードインターフェースと非接触ICアンテナ部とから構成される。表示部12は、ディスプレイ等から構成される。LAN接続部15は、LANインターフェースとLANコネクタとから構成される。記憶部16は、ROM、RAM等から構成される。制御部17は、CPU等から構成される。
提供場所用リーダライタ装置10の制御部17は、以下に説明する各種判断を行う判断部17aを有している。
なお、提供場所用リーダライタ装置10とPOS端末20とが接続されていない図1(b)に示すシステムの場合、LAN接続部15は不要であり、替わりに、外部よりプログラムやデータを入力するための手段(近距離無線通信や有線通信等、図示しない)を備える。
POS端末20は、精算金額を給与から天引きするための処理システム(図示しない)と接続されており、精算金額を給与から天引きするための処理システム(図示しない)に精算情報(利用者の個人IDと精算金額)を送信する。
POS端末20は、図3に示すように、入力部21と、精算内容の詳細等の各種情報を表示するための表示部22と、時計部23と、電源部24と、LAN接続部25と、記憶部26と、各部を制御する制御部27と、接続部28とを有している。
入力部21は、キーボードやタッチパネル等から構成される。表示部22は、ディスプレイ等から構成される。LAN接続部25は、LANインターフェースとLANコネクタとから構成される。記憶部26は、ROM、RAM等から構成される。制御部27は、CPU等から構成される。接続部28は、USB等から構成される。
POS端末20の制御部27は、後述する精算場所用リーダライタ装置30の精算部37bと協働して、精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31によって非接触ICカード(社員証カードまたはプリペイドカード)から読み取った、後述する未精算料理データ(未精算データ)および個人IDまたはプリペイドデータを基に、料理の精算のための処理を行う精算部27aを有している。
精算場所用リーダライタ装置30は、制御プログラム以外については、提供場所用リーダライタ装置10と同様に構成されているため、その構成に関する説明を省略する。なお、図2および図3に示すように、精算場所用リーダライタ装置30の各部には、提供場所用リーダライタ装置10の各部の参照符号に20を加えた参照符号を付している。
精算場所用リーダライタ装置30の制御部37は、POS端末20の精算部27aと協働して、精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31によって非接触ICカード(社員証カードまたはプリペイドカード)から読み取った、後述する未精算料理データ(未精算データ)および個人IDまたはプリペイドデータを基に、精算のための処理を行う精算部37bを有している。
社員証カードには、ICチップが内蔵されている。図4(a)は、社員証カードのICチップの記憶領域の一例を示す図である。社員証カードのICチップの記憶領域には、会社コードの記憶領域、個人IDの記憶領域、未精算料理データ(未精算データ)の記憶領域、精算済み料理データの記憶領域が設けられている。未精算料理データおよび精算済み料理データには、料理コード(取引対象識別データ)、未精算フラグ、日付、時刻が含まれている。精算済み料理データの記憶領域は、100件以上の記録領域を確保し、領域が満杯になったら最古データから上書きするようにし、一定期間の履歴を残す。精算のために社員証カードを精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31に翳すと、未精算料理データの記憶領域のデータの2桁目が「1」→「0」に書き換えられて、精算済み料理データの記憶領域に移され、未精算料理データの記憶領域のデータは削除される。なお、精算済み料理データの記憶領域は、必ずしも必要ではない。
プリペイドカードには、ICチップが内蔵されている。図4(b)は、プリペイドカードのICチップの記憶領域の一例を示す図である。プリペイドカードのICチップの記憶領域には、カードIDの記憶領域、未精算料理データ(未精算データ)の記憶領域、精算済み料理データの記憶領域、プリペイドデータ(プリペイド残高、プリペイド決済履歴)の記憶領域が設けられている。未精算料理データの記憶領域、精算済み料理データの記憶領域については、社員証カードと同様であるため、説明を省略する。
つぎに、料理提供場所において、提供場所用リーダライタ装置10で行われる処理フローを図5に基づいて、以下に説明する。
まず、料理提供場所において利用者が料理を取る際には、利用者は自らが所持する非接触ICカード(社員証カードまたはプリペイドカード)を提供場所用リーダライタ装置10のICリーダライタ部11に翳す。そして、提供場所用リーダライタ装置10のICリーダライタ部11に非接触ICカード(社員証カードまたはプリペイドカード)が翳されると、非接触ICカードのデータを読み取り、提供場所用リーダライタ装置10の判断部17aによって、非接触ICカードのカード種別を判別する(STEP1〜3)。
ここで、まず、STEP3において、非接触ICカードの種別が社員証カードと判別された場合のフローについて、以下に説明する。
まず、提供場所用リーダライタ装置10の判断部17aによって、社員証カードのICチップに記憶された会社コードが適正であるか判定する(STEP4)。この際、適正でない場合は、エラーを提供場所用リーダライタ装置10の表示部12に表示してSTEP1に戻る。また、適正である場合は、STEP5に移る。ここで、提供場所用リーダライタ装置10の記憶部16には、予め、適正であると判定する会社コードを記憶しておく。
次に、提供場所用リーダライタ装置10の判断部17aによって、社員証カードのICチップに記憶された個人IDが適正であるか判定する(STEP5)。適正でない場合は、エラーを提供場所用リーダライタ装置10の表示部12に表示してSTEP1に戻る。適正である場合は、STEP7に移る。ここで、提供場所用リーダライタ装置10の記憶部16には、予め、適正であると判定する個人IDを記憶しておく。
次に、提供場所用リーダライタ装置10のICリーダライタ部11によって、社員証カードのICチップに、未精算料理データとして、料理コード、未精算フラグ、日付、時刻を書き込み(STEP7)、提供場所用リーダライタ装置10の表示部12にデータ書き込みが正常に行われたことを表示する(STEP8)。その後、STEP1に戻る。ここで、提供場所用リーダライタ装置10の記憶部16には、予め、料理コードを記憶しておく。
次に、STEP3において、非接触ICカードの種別がプリペイドカードと判別された場合のフローについて、以下に説明する。
まず、提供場所用リーダライタ装置10の判断部17aによって、プリペイドカードのICチップに記憶されたカードIDが適正であるか判定する(STEP6)。適正でない場合は、エラーを提供場所用リーダライタ装置10の表示部12に表示してSTEP1に戻る。適正である場合は、STEP7に移る。ここで、提供場所用リーダライタ装置10の記憶部16には、予め、適正であると判定するカードIDを記憶しておく。
次に、提供場所用リーダライタ装置10のICリーダライタ部11によって、プリペイドカードのICチップに、未精算料理データとして、料理コード、未精算フラグ、日付、時刻を書き込み(STEP7)、提供場所用リーダライタ装置10の表示部12にデータ書込みが正常に行われたことを表示する(STEP8)。その後、STEP1に戻る。ここで、提供場所用リーダライタ装置10の記憶部16には、予め、料理コードを記憶しておく。
なお、図5のSTEP4〜6では、提供場所用リーダライタ装置10とPOS端末20とが接続された図1(a)に示すシステムの場合、POS端末20の記憶部26に、適正な会社コードと個人IDとカードIDとを予め記憶させ、非接触ICカード(社員証カードまたはプリペイドカード)のデータを読み取るたびに、提供場所用リーダライタ装置10からPOS端末20に問い合わせて判定を行うようにしてもよい。
つぎに、精算場所において、精算場所用リーダライタ装置30で行われる処理フローを図6に基づいて、以下に説明する。
まず、精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31に非接触ICカード(社員証カードまたはプリペイドカード)が翳されると、非接触ICカードのデータを読み取り、精算場所用リーダライタ装置30の判断部37aが非接触ICカードのカード種別を判別する(STEP101〜103)。
ここで、まず、STEP103において、非接触ICカードの種別が社員証カードと判別された場合のフローについて、以下に説明する。
まず、精算場所用リーダライタ装置30の判断部37aによって、社員証カードのICチップに記憶された会社コードが適正であるか判定する(STEP104)。適正でない場合は、エラーを精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に表示してSTEP101に戻る。適正である場合は、STEP105に移る。ここで、精算場所用リーダライタ装置30の記憶部36には、予め、適正であると判定する会社コードを記憶しておく。
次に、精算場所用リーダライタ装置30の判断部37aによって、社員証カードのICチップに記憶された個人IDが適正であるか判定する(STEP105)。適正でない場合は、エラーを精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に表示してSTEP1に戻る。適正である場合は、STEP106に移る。ここで、精算場所用リーダライタ装置30の記憶部36には、予め、適正であると判定する個人IDを記憶しておく。
次に、精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31によって、社員証カードのICチップに記憶された未精算料理データを読み出して、未精算料理データをPOS端末20に送信し(STEP106)、POS端末20から料理コードに対応する料理名と料理の価格を取得して、価格の合計額とともに精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に表示する(STEP110)。
その後、未精算料理データの記憶領域の未精算フラグを精算済みフラグに変え、精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31によって、社員証カードのICチップの精算済み料理データの記憶領域に移して書き込み(STEP111)、精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に精算処理が正常に行われたことを表示する(STEP112)。そして、STEP101に戻る。
次に、STEP3において、非接触ICカードの種別がプリペイドカードと判別された場合のフローについて、以下に説明する。
まず、精算場所用リーダライタ装置30の判断部37aによって、プリペイドカードのICチップに記憶されたカードIDが適正であるか判定する(STEP107)。適正でない場合は、エラーを精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に表示してSTEP101に戻る。適正である場合は、STEP108に移る。ここで、精算場所用リーダライタ装置30の記憶部36には、予め、適正であると判定するカードIDを記憶しておく。
次に、精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31によって、プリペイドカードのICチップに記憶された未精算料理データを読み出して、未精算料理データをPOS端末20に送信し(STEP108)、POS端末20から料理コードに対応する料理名と価格を取得して、プリペイド残額から、未精算の料理の合計額を引き去り、プリペイド残額を変更し、プリペイド決済履歴を更新する(STEP109)。
次に、精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に料理名と料理の価格と合計額を表示し(STEP110)、未精算料理データの未精算フラグを精算済みフラグに変え、精算済み料理データの記憶領域に移して書き込み(STEP111)、精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に精算処理が正常に行われたことを表示する(STEP112)。そして、STEP101に戻る。
ここで、図6のフローチャートには記載していないが、プリペイド残額が未精算の料理の価格の合計額より少ない場合は、不足額とともに精算を行わない旨を精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に表示してSTEP101に戻る。
ここで、POS端末20または精算場所用リーダライタ装置30の一方が担っていた機能の一部を他方の装置に担わせてもよく、例えば、各演算処理(精算のための演算処理や各判断のための演算処理等)や各種情報の表示や各種データの記憶をPOS端末20または精算場所用リーダライタ装置30のいずれに担わせてもよい。また、具体的な一例として、図6のSTEP104、105、107では、POS端末20の記憶部26に、適正な会社コードと個人IDとカードIDとを予め記憶させ、非接触ICカード(社員証カードまたはプリペイドカード)のデータを読み取るたびに、精算場所用リーダライタ装置30からPOS端末20に問い合わせて各判定を行うようにしてもよい。
また、上記では、提供場所用リーダライタ装置10の記憶部16には、料理コードのみを記憶していたが、料理名と料理の価格も記憶しておき、社員証カードやプリペイドカードには、未精算料理データとして料理コードと料理名と料理の価格を書き込み、精算場所用リーダライタ装置30で、POS端末20に料理コードに対応する料理名と料理の価格を問い合わせることなく、精算処理を行うようにしてもよい。
また、提供場所用リーダライタ装置10の記憶部16に、料理コードを記憶させることなく、料理名と料理の価格(価格データ)を記憶させ、社員証カードやプリペイドカードには、未精算料理データとして料理名と料理の価格(価格データ)を書き込み、POS端末20または精算場所用リーダライタ装置30で、社員証カードやプリペイドカードから読み出した料理名と料理の価格(価格データ)を基に、料理の価格の合計額を算出して精算を行うようにしてもよい。
また、提供場所用リーダライタ装置10に料理名と料理の価格も記憶しておく場合、提供場所用リーダライタ装置10は、プリペイドカードのデータを読み取るごとに、提供場所用リーダライタ装置10の判断部17aによって、未精算料理データの合計額を計算してプリペイドカードのプリペイド残額と比較し、プリペイド残額を超えた場合には、提供場所用リーダライタ装置10の表示部12に、残額を超えた金額とともにプリペイドカードにチャージが必要である旨を表示して通知するようにしてもよい。このようにすれば、精算場所における精算前に予めチャージしておくことができ、精算時に残額不足で精算処理が行えず、精算が滞ってしまうという事態を未然に防止することができる。
このようにして得られた本実施形態の精算システムでは、精算場所において、未精算データの読み取りと同時に、精算に必要とされる個人IDまたはプリペイドデータを含む精算用データをまとめて読み取り、読み取った未精算データおよび精算用データに基づいて料理の精算を行うことが可能であるため、精算作業に係る作業効率を向上できる。
また、料理の未精算データを記憶させる記憶媒体として、未精算データの記憶以外の役割を併せて持たせることが容易な、利用者が所有する社員証カードやプリペイドカードを利用するため、未精算データを記憶する役割のみを担う記憶媒体を必要とせず、システム導入費用を低減できる。
また、料理の未精算データを記憶させる記憶媒体として、利用者が所有する社員証カードやプリペイドカードを利用することにより、精算に必要とされる個人IDまたはプリペイドデータを含む精算用データを記憶媒体に記憶させておくことが可能になる。
つぎに、本発明の第2実施形態について、以下に説明する。
以下に説明する第2実施形態では、精算システムの設置場所が一般の商店やスーパーマーケットであり、取引対象が食材等の商品であり、利用者が所有する携帯物が非接触ICカードであるプリペイドカードであるものとして説明する。
ここで、第2実施形態における精算システムの構成や提供場所用リーダライタ装置10で行われる処理フローは、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
第2実施形態では、顧客は、商品を買物かごにいれるたびに、その商品の提供場所に設置されている提供場所用リーダライタ装置10のICリーダライタ部11にプリペイドカードを翳してプリペイドカードのICチップに未精算商品データ(未精算データ)を記憶させ、精算する際は、POS端末20の担当者である店員に商品の入った買物かごを提出するとともに、精算場所用リーダライタ装置30のICリーダライタ部31にプリペイドカードを載置する。店員が、買物かごに収納されていた購入する商品とPOS端末20の店員用の表示部22に表示された未精算商品データとが合致していることを確認し、POS端末20の精算を指示して精算処理が終了するまで、プリペイドカードを載置しておく。
第2実施形態では、精算場所におけるPOS端末20の処理フローに、第1実施形態との間で以下の違いがある。
第2実施形態では、未精算商品データをPOS端末20に送信し、POS端末20から商品コード(取引対象識別データ)に対応する商品名と商品の価格を取得して、商品の価格の合計額とともに、精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に表示する。
その後、店員が、買物かごに収納されていた購入する商品とPOS端末20の店員用の表示部22に表示された未精算商品データとが合致していることを確認し、POS端末20の精算を指示するキーを押下すると、プリペイド残額から、未精算の商品の合計額を引き去り、プリペイド残額を変更し、精算場所用リーダライタ装置30の表示部32に、精算処理が正常に行われたことを表示する。
なお、上述した実施形態では、取引対象の一例として、社員食堂で提供される料理や、スーパーマーケット等で販売される食材等の商品を例示した。しかしながら、本発明における取引対象は、商取引の対象となるものであれば如何なるものでもよく、例えば、商取引の対象となる各種商品に加えて、商取引の対象となるマッサージ等の役務(サービス)が挙げられる。
また、上述した実施形態では、利用者が所有する携帯物の一例として、個人IDを記憶した社員証カードや、プリペイドデータを記憶したプリペイドカードを例示した。しかしながら、本発明における携帯物は、利用者が所有するものであって、利用者を特定する個人IDまたは予め前払いしたプリペイドデータを記憶するとともに未精算データの読み書きが可能な記憶領域を備えるものであれば如何なるものでもよく、例えば、各種IDカード(社員証カードや学生証カード等)、クレジットカード、デビットカード、携帯端末(携帯電話やスマートフォン等)が挙げられる。
また、利用者が所有する携帯物として、精算時に暗証番号を入力することが必要なもの、例えば、暗証番号を入力することが必要なクレジットカードやデビットカードを用いる場合、POS端末20または精算場所用リーダライタ装置30に、暗証番号を入力する手段と、カードのセンター装置にカードの正当性を問い合わせる手段を設け、精算処理のフローに、暗証番号を入力するステップと、それが正しいかどうかを判定するステップと、暗証番号が正しい場合に精算を行うステップと、暗証番号が正しくなかった場合に精算が行えない旨を表示するステップを加えればよい。
10 ・・・ 提供場所用リーダライタ装置(提供場所用装置)
11 ・・・ ICリーダライタ部(書き込み手段、読み取り手段)
12 ・・・ 表示部(表示手段)
13 ・・・ 時計部
14 ・・・ 電源部
15 ・・・ LAN接続部
16 ・・・ 記憶部
17 ・・・ 制御部
17a ・・・ 判断部(判断手段)
20 ・・・ POS端末(精算場所用装置)
21 ・・・ 入力部
22 ・・・ 表示部(表示手段)
23 ・・・ 時計部
24 ・・・ 電源部
25 ・・・ LAN接続部
26 ・・・ 記憶部
27 ・・・ 制御部
27a ・・・ 精算部(精算手段)
28 ・・・ 接続部
30 ・・・ 精算場所用リーダライタ装置(精算場所用装置)
31 ・・・ ICリーダライタ部(書き込み手段、読み取り手段)
32 ・・・ 表示部(表示手段)
33 ・・・ 時計部
34 ・・・ 電源部
35 ・・・ LAN接続部
36 ・・・ 記憶部
37 ・・・ 制御部
37a ・・・ 判断部(判断手段)
37b ・・・ 精算部(精算手段)
38 ・・・ 接続部

Claims (8)

  1. 複数の提供場所で利用者が取引対象を選択し、利用者が選択した取引対象を精算場所でまとめて精算する精算システムであって、
    前記提供場所ごとに設置された提供場所用装置と、前記精算場所に設置された精算場所用装置とを備え、
    前記提供場所用装置は、利用者が所有する携帯物の記憶部に、利用者が選択した取引対象を識別する取引対象識別データまたは利用者が選択した取引対象の価格データのうち少なくとも一方を含む未精算データを書き込む書き込み手段を有し、
    前記精算場所用装置は、
    前記携帯物の記憶部から、前記未精算データを読み取るとともに、前記携帯物の記憶部に予め記憶された、利用者を特定する個人IDまたは予め前払いしたプリペイドデータを含む精算用データを読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段で読み取った、前記未精算データおよび前記精算用データを基に、利用者が選択した取引対象の精算を行う精算手段と、
    を有し
    前記提供場所用装置から前記精算場所用装置へ前記未精算データを送信することなく精算を行うようにしたことを特徴とする精算システム。
  2. 前記取引対象は、料理であり、
    前記提供場所は、社員食堂の料理提供場所であり、
    前記携帯物は、前記個人IDを記憶した社員証、または、前記プリペイドデータを記憶したプリペイドカードであることを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
  3. 前記提供場所用装置は、
    前記携帯物の記憶部から、前記未精算データおよび前記プリペイドデータを読み取る読み取り手段と、
    前記プリペイドデータを基に特定されるプリペイド残高と、前記未精算データを基に特定される未精算の取引対象の価格の合計額とを比較する判断手段と、
    前記提供場所用装置の前記判断手段によって、前記未精算の取引対象の価格の合計額が前記プリペイド残高を超えていると判断された場合に、前記未精算の取引対象の価格の合計額が前記プリペイド残高を超えている旨を通知する通知手段と、
    を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の精算システム。
  4. 前記精算場所用装置は、前記携帯物が、前記個人IDまたは前記プリペイドデータのいずれを記憶するものであるかを判断する判断手段を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の精算システム。
  5. 前記精算場所用装置は、前記精算手段による精算内容を表示する表示手段を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の精算システム。
  6. 前記提供場所用装置の前記書き込み手段は、前記携帯物の記憶部に非接触でデータを書き込む非接触ICライタであり、
    前記精算場所用装置の前記読み取り手段は、前記携帯物の記憶部から非接触でデータを読み込む非接触ICリーダであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の精算システム。
  7. 前記精算場所用装置の前記精算手段は、前記プリペイドデータを基に特定されるプリペイド残高から、前記未精算データを基に特定される未精算の取引対象の価格の合計額を差し引いた金額を算出し、
    前記精算場所用装置は、前記精算場所用装置の前記精算手段による算出結果を、前記携帯物の記憶部に書き込む書き込み手段を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の精算システム。
  8. 複数の提供場所で利用者が取引対象を選択し、利用者が選択した取引対象を精算場所でまとめて精算する精算方法であって、
    前記提供場所ごとに設置された提供場所用装置によって、利用者が所有する携帯物の記憶部に、利用者が選択した取引対象を識別する取引対象識別データまたは利用者が選択した取引対象の価格データのうち少なくとも一方を含む未精算データを書き込み、
    前記精算場所に設置された精算場所用装置によって、前記携帯物の記憶部から、前記未精算データを読み取るとともに、前記携帯物の記憶部に予め記憶された、利用者を特定する個人IDまたは予め前払いしたプリペイドデータを含む精算用データを読み取り、読み取った前記未精算データおよび前記精算用データを基に、前記提供場所用装置から前記精算場所用装置へ前記未精算データを送信することなく、利用者が選択した取引対象の精算を行うことを特徴とする精算方法。
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