JP5652102B2 - Electronic musical instrument key - Google Patents
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Description
本発明は、表面に凹凸模様が形成された電子楽器の鍵に関する。 The present invention relates to a key for an electronic musical instrument having a concavo-convex pattern formed on the surface thereof.
従来から、電子楽器が備える鍵の中には、美観の向上を図るために、象牙模様や木目模様等の凹凸模様を視認可能にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。この鍵は、白鍵の形をした合成樹脂製のキー本体の上に、半透明の合成樹脂部材からなるキートップ部材を接着剤層で接着固定して構成されており、キートップ部材の裏面には、複数の凹溝および突条部が一体に形成されている。これに対して、接着剤層の上面には、複数の突条部および谷部が一体に形成されている。このため、鍵の上面に照射される光の一部は、キートップ部材の内部を通過してキートップ部材と接着剤層との接触面で反射し、再びキートップ部材の内部を通過して外部に放たれる。このとき、ユーザには、キートップ部材と接着剤層とに形成される凹凸の形状に応じて縞模様、波形模様または木目模様が見える。 2. Description of the Related Art Conventionally, among keys provided in an electronic musical instrument, there are those in which concave and convex patterns such as an ivory pattern and a wood grain pattern can be visually recognized in order to improve aesthetic appearance (see, for example, Patent Document 1). This key is constructed by adhering and fixing a key top member made of a semitransparent synthetic resin member with an adhesive layer on a key body made of a synthetic resin in the shape of a white key. A plurality of concave grooves and protrusions are integrally formed. In contrast, a plurality of protrusions and troughs are integrally formed on the upper surface of the adhesive layer. For this reason, a part of the light irradiated on the upper surface of the key passes through the inside of the key top member, is reflected by the contact surface between the key top member and the adhesive layer, and passes through the inside of the key top member again. Released outside. At this time, the user can see a striped pattern, a wavy pattern, or a wood grain pattern according to the shape of the unevenness formed on the key top member and the adhesive layer.
しかしながら、前述した従来の鍵では、凹凸模様を視認可能であるが、鍵の表面が平滑面で構成されているため、触覚で凹凸を感じとることができず、視覚と触覚との間に差が出て違和感が生じる。また、前述した従来の鍵に用いられている木目模様は、複数の輪からなる年輪を表しているもので、細長い鍵に用いる凹凸模様としてふさわしいものではなかった。 However, with the conventional key described above, the uneven pattern can be visually recognized, but since the surface of the key is a smooth surface, the unevenness cannot be sensed by touch, and there is a difference between visual and touch. I get out and feel uncomfortable. In addition, the wood grain pattern used in the above-described conventional key represents an annual ring composed of a plurality of rings, and is not suitable as an uneven pattern used in a long and narrow key.
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、視覚および触覚の双方で、凹凸やその変化を感じとることができ、かつ鍵に適した木目模様を備えた電子楽器の鍵を提供することである。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。 The present invention has been made in order to cope with the above-described problems, and an object of the present invention is to provide an electronic musical instrument having a grain pattern suitable for a key that can sense irregularities and changes thereof both visually and tactilely. Is to provide the key. In the description of each constituent element of the present invention below, the reference numerals of corresponding portions of the embodiment are shown in parentheses in order to facilitate understanding of the present invention. The present invention should not be construed as being limited to the configurations of the corresponding portions indicated by the reference numerals of the forms.
前述した目的を達成するため、本発明に係る電子楽器の鍵の構成上の特徴は、少なくとも上面(61)に凹凸模様(62)が形成された電子楽器の鍵(60)において、凹凸模様を、鍵の長手方向に延びる凹部からなる線状部(62a)と、鍵の長手方向に延びる凸部からなる線状部との少なくとも一方を含む複数の線状部で構成し、所定の線状部どうしが交差するようにしたことにある。本発明においては、所定の線状部は、10度以内の交差角度で交差することが好ましい。さらに、複数の線状部がそれぞれ線幅や凹凸高さの異なる部分を含むことがより好ましい。 To achieve the above object, features of configuration Naruue key of an electronic musical instrument according to the present invention, the uneven pattern (62) Electronic musical instrument keys are formed (60) on the upper surface (61) also rather small The concavo-convex pattern is composed of a plurality of linear portions including at least one of a linear portion (62a) made of a concave portion extending in the longitudinal direction of the key and a linear portion made of a convex portion extending in the longitudinal direction of the key , Jo Tokoro of the line portion to each other is in that so as to exchange differences. In the present invention, the predetermined linear portions preferably intersect at an intersection angle of 10 degrees or less. Furthermore, it is more preferable that the plurality of linear portions include portions having different line widths and uneven heights.
本発明に係る電子楽器の鍵では、複数の線状部がそれぞれ単調に延びる線状でなく、線幅や凹凸高さの異なる部分を含む複雑な形状の線状に形成されており、その複雑な形状の線状部のうちの所定の線状部どうしが互いに10度以内の交差角度で交差するようにしている。通常、木材においては、木目や繊維どうしが交差することはないが、本発明では、凹凸模様に変化を持たせるために、あえて複数の線状部を交差させている。さらに、各線状部を、線幅や凹凸高さの異なる部分を含む複雑な形状に形成したため、凹凸模様がより変化に富むものとなる。 In the key of the electronic musical instrument according to the present invention, each of the plurality of linear portions is not a linearly extending linear shape, but is formed in a complicated shape including portions having different line widths and uneven heights. The predetermined linear portions of the linear portions having different shapes intersect with each other at an intersection angle of 10 degrees or less. In general, wood does not intersect with each other in wood or fibers, but in the present invention, a plurality of linear portions are intentionally crossed in order to change the uneven pattern. Furthermore, since each linear part was formed in the complicated shape containing the part from which line | wire width and uneven | corrugated height differ, an uneven | corrugated pattern becomes rich in change.
このように線状部どうしが交差する場合でも、各線状部の交差角度を10度以下の小さな角度にすることにより、実際の木目のように認識できる凹凸模様を得ることができる。また、この場合の凹凸模様は、やすり掛けなどで容易に形成できるため、生産効率を向上できるという利点も生じる。この場合、各線状部の交差角度は5度以下に設定することが好ましく、より好ましくは1度以下に設定することである。 Even when the linear portions intersect with each other in this way, an uneven pattern that can be recognized as an actual wood grain can be obtained by setting the intersection angle of the linear portions to a small angle of 10 degrees or less. In addition, since the uneven pattern in this case can be easily formed by sanding or the like, there is an advantage that the production efficiency can be improved. In this case, the crossing angle of each linear part is preferably set to 5 degrees or less, more preferably 1 degree or less.
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る電子楽器の鍵を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る白鍵10を示している。この白鍵10は、電子楽器(図示せず)の上面における手前側(演奏者側)に黒鍵とともに複数個並べられるもので、それぞれ長手方向を前後に向けて設置される。この白鍵10は、硬質の合成樹脂を一体成形することにより形成されており、上面部11と、左右一対の側面部12(一方しか図示せず)と、前面部13とで構成されている。上面部11の左側部の後部側には黒鍵を配置するための切り欠き凹部11aが形成され、上面部11の上面後端には、前部側よりも低くなった段部11bが形成されている。この段部11bは、白鍵10を電子楽器の本体に揺動可能に支持させる際に用いられる。なお、前記切り欠き凹部11aの位置は鍵盤における白鍵が割り当てられる位置によって異り、黒鍵に隣接しない白鍵には切り欠き凹部は設けられていない。
(First embodiment)
Hereinafter, a key of an electronic musical instrument according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a
前面部13は、上面部11の先端縁部よりも僅かに後方部分から下方に延びる略正方形の板状部分で構成されている。左右一対の側面部12の一方(図1の手前側に位置する側面部12)は、L形の板状部分で構成されており、L形の長辺側の外縁部を上面部11の右側部に沿わせ、L形の短辺側の外縁部を前面部13の右側部に沿わせて、上面部11と前面部13とに一体的に組付けられている。また、他方の側面部12は、側面視が一方の側面部12と同じL形に形成されており、上縁部を上面部11の左側部の前部側と切り欠き凹部11aの縁部に沿わせ、前縁部を前面部13の左側部に沿わせた段違い状の板状部分で構成されている。
The
白鍵10の上面部11と一対の側面部12との表面には、それぞれ凹凸模様14が形成されている。この凹凸模様14は、白鍵10の前後方向に延びる線状凸部14aを左右または上下に間隔を保って複数配置することによって木目模様に形成されている。各線状凸部14aは、略直線状に延びたものや、湾曲して延びたもので構成されている。上面部11に形成された凹凸模様14は、図2に示したように構成されており、矢印a,bで示した各線状凸部14a間の長さが、上面部11の前部側部分の幅の半分以下の長さになるようにして形成されている。また、一対の側面部12にそれぞれ形成された凹凸模様14における各線状凸部14a間の長さも、上面部11の前部側部分の幅の半分以下の長さになるようにして各線状凸部14aは形成されている。
Concave and
白鍵10の上面部11の前部側部分の幅は、22.7mmであり、上面部11の後部側部分の幅は、12.5mmである。これに対して、各線状凸部14aにおける上面部11および側面部12の表面平坦部からの突出長さは、それぞれ0.01mm〜1mm、好ましくは0.02mm〜0.5mm、さらに好ましくは0.05mm〜0.3mmに設定され、各線状凸部14aにおける白鍵10の幅方向または高さ方向の間隔は、それぞれ0.03mm〜22mm、好ましくは0.05mm〜12mm、さらに好ましくは0.08mm〜8mmに設定されている。
The width of the front side portion of the
凹凸模様14は、このように間隔を保った複数の線状凸部14aで構成されているため、白鍵10を前方から見た場合には、1〜756本程度の線状凸部14aが並んで見え、これによって、白鍵10の凹凸模様14が実際の木材の切断面に現れる木目模様のように見える。なお、この白鍵10を一体成形する射出成形機には、固定型と可動型とからなる金型が備わっており、金型の成形面に、凹凸模様14に対応する凹凸模様、すなわち、凹凸模様14と凹凸が逆になる凹凸模様が形成されている。このため、白鍵10の成形が容易になる。
Since the concavo-
また、白鍵10が備わった電子楽器を演奏する際には、まず、上面部11に形成された凹凸模様14が見え、押鍵操作をしたときに、隣の白鍵10の側面部12に形成された凹凸模様14が見える。このため、電子楽器の美観が向上するとともに、押鍵操作の際に凹凸模様14が変化して見えるようになり、演奏が楽しくなる。また、押鍵時に、指が上面部11の凹凸模様14に触れることによっても、触感に変化が生じて興趣に富むものとなる。
When playing an electronic musical instrument equipped with the
このように、本実施形態に係る白鍵10では、上面部11および側面部12の表面に、複数の線状凸部14aからなる凹凸模様14を形成するとともに、その凹凸模様14を構成する線状凸部14aのそれぞれの間隔を、白鍵10の上面部11の前部側部分の幅の50%以下の長さにしている。このため、白鍵10を前方から見た場合には最低2本の線状凸部14aが見えるようになり、あたかも本物の材木で鍵を構成したかのような視覚と触覚とを得ることができる。
As described above, in the white key 10 according to the present embodiment, the concavo-
なお、本実施形態では、上面部11および一対の側面部12のすべてに凹凸模様14を設けているが、これは、上面部11および一対の側面部12のいずれか一部に設けてもよい。例えば、側面部12だけに凹凸模様14を設けると、演奏をしていないときには、凹凸模様14が形成されていない白鍵を備えた電子楽器と同じ外観をしているが、演奏時にだけに凹凸模様14が見えるようになり、面白味が一層増すようになる。また、触覚を重視する場合には、上面部11だけに凹凸模様14を設けてもよい。
In this embodiment, the concavo-
また、本実施形態では、凹凸模様14を、複数の線状凸部14aで構成しているが、線状凸部14aに代えて、溝状の線状凹部で凹凸模様を構成してもよい。さらに、凹凸模様を線状凸部14aと線状凹部との双方で構成してもよい。また、複数の線状凸部14aはすべて曲線にしてもよいしすべて直線にしてもよい。また、各線状凸部14aが白鍵10の長手方向に対して傾く方向は、図示した方向と逆方向であってもよい。さらに、白鍵10を成形する際に、二色の樹脂材料を用いて、白鍵10の色が部分的に異なるようにしてもよい。例えば、薄い茶色の樹脂材料とやや濃い茶色の樹脂材料とを用いると、凹凸模様14がより一層木材の模様に近づく。さらに、この凹凸模様14を形成する鍵は、白鍵10でなく、黒鍵にしてもよいし、白鍵10と黒鍵との双方にしてもよい。
Moreover, in this embodiment, although the uneven |
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る黒鍵20を示している。この黒鍵20は、鍵本体部21と、キートップ部22とを備えている。鍵本体部21は、下面が開口した細長い四角枠状に形成されており、後部側の上部には本体上面部21aが形成されている。キートップ部22は、鍵本体部21の上部が開口した前部側部分の上部に形成されており、上面部23と、左右一対の側面部24(一方しか図示せず)と、傾斜面からなる前面部25と、後面部(図示せず)とを備えている。
(Second Embodiment)
FIG. 3 shows a black key 20 according to the second embodiment of the present invention. The
このキートップ部22の上面部23と一対の側面部24との表面には、それぞれ凹凸模様26が形成され、前面部25は平滑面で構成されている。この凹凸模様26は、キートップ部22の前後方向に延びる線状凸部26aを左右または上下に間隔を保って複数配置することによって木目模様に形成されている。各線状凸部26aは、略直線状に延びたものや、僅かに湾曲して延びたもので構成されている。各線状凸部26aは、それぞれ長さが、キートップ部22の前後方向の長さの20%以上の線状に形成されている。すなわち、本実施形態では、キートップ部22が本発明に係る鍵を構成する。
Concave and
キートップ部22の前後方向の長さは、95mmである。これに対して、各線状凸部26aの長さは、それぞれ19mm〜95mm、好ましくは47mm〜95mm、さらに好ましくは66mm〜95mmに設定されている。凹凸模様26は、このような長さの複数の線状凸部26aで構成されているため、木目として認識され易くなり、あたかも本物の材木で鍵を構成したかのような視覚と触覚とを得ることができる。このキートップ部22を備えた黒鍵20におけるそれ以外の作用効果については、前述した第1実施形態に係る白鍵10と同様である。
The length of the key
なお、本実施形態においても、線状凸部26aに代えて、溝状の線状凹部で凹凸模様を構成することができる。また、凹凸模様を線状凸部26aと線状凹部との双方で構成してもよい。さらに、複数の線状凸部26aはすべて曲線にしてもよいしすべて直線にしてもよい。また、各線状凸部26aがキートップ部22に対して傾く方向は、どの方向であってもよい。また、黒鍵20を二色の樹脂材料で成形してもよい。さらに、この凹凸模様26を形成する鍵は、黒鍵20でなく、白鍵にしてもよいし、黒鍵20と白鍵との双方にしてもよい。
In this embodiment as well, the concave-convex pattern can be constituted by groove-like linear concave portions instead of the linear
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係る白鍵の上面部31に形成された凹凸模様32を示している。この白鍵では、上面部31および一対の側面部(図示せず)の表面に、それぞれ凹凸模様32が形成され、前面部の表面は平滑面で構成されている。この凹凸模様32は、略同じ方向に向かって延びる複数の線状凸部33を含んでいる。各線状凸部33はそれぞれ緩やかに湾曲した曲線状に形成されており、その両端部のうちの上面部31および側面部の前後の縁部に位置する端部以外の端部は、互いに前後方向の異なる位置に位置している。また、凹凸模様32には、小凸部からなる入り皮模様34や、放射状の線状凸部からなる割れ模様35も含まれている。この白鍵のそれ以外の部分の構成については、前述した白鍵10と同一である。
(Third embodiment)
FIG. 4 shows a concavo-
このように、本実施形態に係る白鍵では、天然木の表面に見える木目模様の複数の線においてその始点、終点の位置が異なっているのと同様に、各線状凸部33の両端部が、互いに前後方向の異なる位置に位置している。このため、白鍵の上面部31および両側面部に、より木目に近い凹凸模様32を形成することができる。また、凹凸模様32に、入り皮模様34および割れ模様35も含ませたため、木目だけでなく、通常木材に含まれる他の模様も表すことができより実際の木材に近いものとなる。入り皮や割れは、木材にとっては欠点となるものであるから木材にはない方が好ましいものであるが、製材の際に生じやすいものであり、あえて白鍵に入り皮模様34や割れ模様35を設けることにより、白鍵がより実際の木材に近いものとなる。この白鍵におけるそれ以外の作用効果は、前述した第1実施形態に係る白鍵10と同様である。
As described above, in the white key according to the present embodiment, the end points of the
なお、本実施形態では、線状凸部33に代えて、溝状の線状凹部を用いてもよいし、線状凸部と線状凹部との双方を用いてもよい。同様に、入り皮模様34を、小凹部で構成してもよいし、小凸部と小凹部との双方で構成してもよく、割れ模様35を、放射状の線状凹部で構成してもよいし、線状凸部と線状凹部との双方で構成してもよい。また、白鍵を二色の樹脂材料で成形してもよい。さらに、この凹凸模様32を形成する鍵は、白鍵でなく、黒鍵にしてもよいし、白鍵と黒鍵との双方にしてもよい。
In the present embodiment, a groove-like linear concave portion may be used instead of the linear
(第4実施形態)
図5は、本発明の第4実施形態に係る白鍵の上面部41に形成された凹凸模様42を示している。この白鍵では、上面部41および一対の側面部(図示せず)の表面に、それぞれ凹凸模様42が形成され、前面部の表面は平滑面で構成されている。この凹凸模様42は、略同じ方向に向かって延びる複数の長線状凸部43aと複数の短線状凸部43bとを含んでいる。長線状凸部43aと短線状凸部43bとはそれぞれ緩やかに湾曲した曲線状に形成されている。そして、長線状凸部43aは、後述する予め設定された長さ以上に形成され、短線状凸部43bは、予め設定された長さの20%以下の長さに形成されている。
(Fourth embodiment)
FIG. 5 shows a concavo-
予め設定された長さは、50mmであり、各長線状凸部43aの長さは、それぞれ50mm〜160mmに設定され、短線状凸部43bの長さは、それぞれ0.1mm〜32mmに設定されている。また、矢印cで示した長線状凸部43a間の上面部41の幅方向の長さは、上面部41の前部側部分の幅の半分以下の長さになるように設定されている。また、図示は省略するが、一対の側面部にそれぞれ形成された各長線状凸部43aの上下方向の間隔も、上面部41の前部側部分の幅の半分以下の長さに設定されている。そして、各長線状凸部43a間に、それぞれ1〜756個の短線状凸部43bが配置されている。また、凹凸模様42には、小凸部からなる入り皮模様44や、放射状の線状凸部からなる割れ模様45も含まれている。この白鍵のそれ以外の部分の構成については、前述した白鍵10と同一である。
The preset length is 50 mm, the length of each long
このように、本実施形態に係る白鍵では、長線状凸部43aを、予め設定した50mm以上の長さにして、短線状凸部43bを、設定した長さ160mmの20%の長さである32mm以下の長さにしている。このため、凹凸模様42の中には、長線状凸部43aと短線状凸部43bとの間の長さの線状部がなくなり、長線状凸部43aと短線状凸部43bとの区別が明確になる。これによって、長線状凸部43aが木目として認識され、短線状凸部43bが繊維として認識されるようになり、木目と繊維とのコンビネーションを表現できる。さらに、長線状凸部43aどうしの間隔を、白鍵の上面部41の前端部の幅の50%以下の大きさにして、その間にそれぞれ複数の短線状凸部43bを配置しているため、より木目に近い模様を形成することができる。この白鍵におけるそれ以外の作用効果は、前述した第1実施形態に係る白鍵10と同様である。
Thus, in the white key according to the present embodiment, the long
なお、本実施形態でも、長線状凸部43aおよび短線状凸部43bに代えて、長線状凹部および短線状凹部を用いてもよいし、長線状凸部と長線状凹部および短線状凸部と短線状凹部との双方を用いてもよい。同様に、入り皮模様44を、小凹部で構成してもよいし、小凸部と小凹部との双方で構成してもよく、割れ模様45を、放射状の線状凹部で構成してもよいし、線状凸部と線状凹部との双方で構成してもよい。また、白鍵を二色の樹脂材料で成形してもよい。さらに、この凹凸模様42を形成する鍵は、白鍵でなく、黒鍵にしてもよいし、白鍵と黒鍵との双方にしてもよい。
Also in this embodiment, instead of the long linear
(第5実施形態)
図6は、本発明の第5実施形態に係る白鍵の上面部51に形成された凹凸模様52を示している。この白鍵では、上面部51および一対の側面部(図示せず)の表面に、それぞれ凹凸模様52が形成され、前面部の表面は平滑面で構成されている。この凹凸模様52は、それぞれ左右に湾曲しながら前後方向に延びる複数の線状凸部53aと複数の線状凸部53bとで構成されており、複数の線状凸部53aと複数の線状凸部53bとはそれぞれ互いに交差することなく延びている。そして、線状凸部53aは、線状凸部53bよりも線幅が大きく長さも長くされている。
(Fifth embodiment)
FIG. 6 shows a concavo-
線状凸部53aの長さは、それぞれ100mm〜160mmに設定され、線状凸部53bの長さは、それぞれ0.1mm〜100mmに設定されている。また、線状凸部53aの線幅は、それぞれ0.03mm〜0.5mmに設定され、線状凸部53bの線幅は、それぞれ0.03mm〜0.5mmに設定されている。この白鍵のそれ以外の部分の構成については、前述した白鍵10と同一である。
The length of the linear
このように、本実施形態に係る白鍵では、凹凸模様52が、それぞれ長さや線幅が異なる複数の線状凸部53aと複数の線状凸部53bとで構成されており、線状凸部53aと線状凸部53bとはそれぞれ互いに交差することなく延びている。通常、木材においては、木目や繊維どうしが交差することはないため、複数の線状凸部53aと複数の線状凸部53bとが交差しないようにすることにより、実際の木目に忠実な木質感を表現できる凹凸模様52を得ることができる。
As described above, in the white key according to the present embodiment, the concavo-
なお、本実施形態では、線状凸部53a,53bに代えて、2種類の線状凹部で凹凸模様を構成してもよいし、線状凸部と線状凹部との双方で凹凸模様を構成してもよい。また、線状凸部53aと線状凸部53bでなく、同程度の長さや線幅を備えた線状凸部や線状凹部で凹凸模様を構成してもよい。さらに、凹凸模様52は、上面部51と側面部との双方でなく、一方だけに設けてもよい。さらに、白鍵を二色の樹脂材料で成形してもよい。また、この凹凸模様52を形成する鍵は、白鍵でなく、黒鍵にしてもよいし、白鍵と黒鍵との双方にしてもよい。
In the present embodiment, the concavo-convex pattern may be constituted by two types of linear concave portions instead of the linear
(第6実施形態)
図7は、本発明の第6実施形態に係る白鍵60の上面部61に形成された凹凸模様62を示している。この白鍵60では、上面部61の表面に、凹凸模様62が形成され、両側面部および前面部の表面は平滑面で構成されている。この凹凸模様62は、互いに交差しながら前後方向に延びる複数の線状凹部62aで構成されている。各線状凹部62aはそれぞれ線幅eや深さfを変えながら緩やかに湾曲して延びる曲線状に形成されている。そして、線状凹部62aどうしが交わる部分の前部および後部の角度dは、10度以内になるように設定されている。各線状凹部62aの線幅eは、それぞれ0.03mm〜0.5mmに設定され、各線状凹部62aにおける上面部51の平坦面からの深さfは、それぞれ0.01mm〜1mmに設定されている。この白鍵のそれ以外の部分の構成については、前述した白鍵10と同一である。
(Sixth embodiment)
FIG. 7 shows a concavo-
このように、本実施形態に係る白鍵60では、各線状凹部62aがそれぞれ単調に延びる線状でなく、各部分によって線幅eや深さfの異なる複雑な形状の線状に形成されており、その複雑な形状の線状凹部62aどうしが10度以内の角度で交差するようにしている。このため、凹凸模様62がより変化に富むものとなる。また、線状凹部62aどうしの交差角度dを10度以下の小さな角度にすることにより、実際の木目のように認識できる凹凸模様62を得ることができる。また、この場合の凹凸模様62は、やすり掛けなどの単純な加工でランダムに形成できるため、容易に形成でき生産効率を向上できるという利点も生じる。
As described above, in the white key 60 according to the present embodiment, each of the
なお、本実施形態では、線状凹部62aに代えて、線状凸部で凹凸模様を構成してもよいし、線状凹部と線状凸部との双方で凹凸模様を構成してもよい。また、凹凸模様62は、上面部61でなく、側面部に設けてもよいし、上面部61と側面部との双方に設けてもよい。さらに、白鍵60を二色の樹脂材料で成形してもよい。また、この凹凸模様62を形成する鍵は、白鍵でなく、黒鍵にしてもよいし、白鍵と黒鍵との双方にしてもよい。
In the present embodiment, the concavo-convex pattern may be constituted by a linear convex portion instead of the linear
(第7実施形態)
図8は、本発明の第7実施形態に係る白鍵70の上面部71および両側面部72(一方しか図示せず)に形成された凹凸模様74を示している。この白鍵70では、前面部73の表面は平滑面で構成されている。凹凸模様74は、前後方向に延びる複数の線状凸部74aで構成されている。各線状凸部74aはそれぞれ長さが短く線幅の小さな曲線状に形成されており、これによって上面部71および側面部72の表面は粗面に形成されている。そして、上面部71と側面部72との凹凸模様74は、それぞれ矢印gで示した白鍵70の長手方向に沿った表面粗さの方が、矢印hで示した白鍵70の短手方向に沿った表面粗さよりも小さくなるようにして形成されている。
(Seventh embodiment)
FIG. 8 shows a concavo-
この場合の表面粗さは、実際に測定した測定値ではなく、手の感触で比較したものである。複数の線状凸部74aが白鍵70の前後方向に延びているため、白鍵70の長手方向に沿った凹凸は滑らかに変化するのに対し、白鍵70の短手方向に沿った凹凸は急激に変化する。このため、白鍵70の長手方向に沿った表面粗さの方が、短手方向に沿った表面粗さよりも小さくなる。すなわち、白鍵70の幅方向の長さ程度の一定の長さの範囲においては白鍵70の長手方向に沿った表面粗さの方が、短手方向に沿った表面粗さよりも小さくなる。この白鍵のそれ以外の部分の構成については、前述した白鍵10と同一である。
The surface roughness in this case is not a measured value actually measured, but is compared by hand feeling. Since the plurality of
このように、本実施形態に係る白鍵70では、凹凸模様74における白鍵70の長手方向に沿った表面粗さを、短手方向に沿った表面粗さよりも小さくすることにより、白鍵70を触ったときの感触がより実際の木材を触ったときの感触に近いものになる。この触覚によって、木製のイメージがより濃くなる。なお、本実施形態では、線状凸部74aに代えて、線状凹部で凹凸模様を構成してもよいし、線状凸部と線状凹部との双方で凹凸模様を構成してもよい。また、凹凸模様74は、側面部72には設けず、上面部71だけに設けてもよい。さらに、白鍵70を二色の樹脂材料で成形してもよい。また、この凹凸模様74を形成する鍵は、白鍵でなく、黒鍵にしてもよいし、白鍵と黒鍵との双方にしてもよい。
As described above, in the white key 70 according to the present embodiment, the surface roughness along the longitudinal direction of the white key 70 in the concavo-
なお、前述した実施形態においは、白鍵10の上面後端に、段部11bが形成されているが、この段部11bを設けずに、白鍵10の上面は前端から後端にかけて連続した平面に形成してもよい。また、白鍵10の前面部13は、上面部11の先端縁部よりも後方部分から下方に延びて上面部11の先端縁部が前面部13よりも前方に突出しているが、この突出した部分は除去してもよい。さらに、前述した各実施形態は、適宜組み合わせて実施することができる。また、上面部や側面部の一つの面の中に傾斜角度や形状等が異なる複数の領域があり、その領域間に境界部分が線状になって表れている場合には、その境界部分も線模様に含まれるものとする。
In the embodiment described above, the
10,60,70…白鍵、11,23,31,41,51,61,71…上面部、12,24,72…側面部、14,26,32,42,52,62,74…凹凸模様、14a,26a,33,53a,53b,74a…線状凸部、22…キートップ部、43a…長線状凸部、43b…短線状凸部、62a…線状凹部。 10, 60, 70 ... white key, 11, 23, 31, 41, 51, 61, 71 ... upper surface portion, 12, 24, 72 ... side surface portion, 14, 26, 32, 42, 52, 62, 74 ... unevenness Pattern, 14a, 26a, 33, 53a, 53b, 74a ... linear convex part, 22 ... key top part, 43a ... long linear convex part, 43b ... short linear convex part, 62a ... linear concave part.
Claims (3)
前記凹凸模様を、前記鍵の長手方向に延びる凹部からなる線状部と、前記鍵の長手方向に延びる凸部からなる線状部との少なくとも一方を含む複数の線状部で構成し、所定の線状部どうしが交差するようにしたことを特徴とする電子楽器の鍵。 In the key of an electronic musical instrument with at least an uneven pattern formed on the upper surface ,
The concavo-convex pattern is composed of a plurality of linear parts including at least one of a linear part consisting of a concave part extending in the longitudinal direction of the key and a linear part consisting of a convex part extending in the longitudinal direction of the key , the key of an electronic musical instrument linear portions to each other constant is characterized by being adapted to exchange differences.
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