JP5653490B2 - ガソリンベーパ回収装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るガソリンベーパ回収装置100全体の回路構成を示す概略構成図である。図1に基づいて、ガソリンベーパ回収装置100の回路構成、基本的な動作及び特徴的な動作について説明する。このガソリンベーパ回収装置100は、吸引したガソリンベーパを凝縮筒で冷却して回収するとともに、ガソリンベーパを吸着又は脱着する2つの吸脱着塔を設け、この2つの吸脱着塔の機能を適宜切り替えてガソリンベーパを回収(吸着)及び再利用(脱着)するものである。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
吸脱着塔4aでガソリンベーパを吸着する場合のガソリンベーパ凝縮/吸着回路A1は、給油ノズル102と、第1電磁弁22と、ガソリンポンプ1と、ガソリン凝縮器24と、気液分離器3と、第2電磁弁26aと、吸脱着塔4aと、第3電磁弁27aと、第1減圧弁28と、排出口10とがガソリン吸着用配管29で順次接続されて構成されている。一方、吸脱着塔4bでガソリンベーパを吸着する場合のガソリンベーパ凝縮/吸着回路A1は、給油ノズル102と、第1電磁弁22と、ガソリンポンプ1と、ガソリン凝縮器24と、気液分離器3と、第2電磁弁26bと、吸脱着塔4bと、第3電磁弁27bと、第1減圧弁28と、排出口10とがガソリン吸着用配管29で順次接続されて構成されている。
吸脱着塔4bでガソリンベーパを脱着する場合のガソリンベーパ脱着回路A2は、吸気口11と、第2減圧弁31と、第4電磁弁32bと、吸脱着塔4bと、第5電磁弁33bと、脱着ポンプ5とがガソリン脱着用配管35で順次接続されて構成されている。一方、吸脱着塔4bでガソリンベーパを吸着する場合のガソリンベーパ脱着回路A2は、吸気口11と、第2減圧弁31と、第4電磁弁32aと、吸脱着塔4aと、第5電磁弁33aと、脱着ポンプ5とがガソリン脱着用配管35で順次接続されて構成されている。
冷媒回路Bは、冷凍機6に搭載され、圧縮機41と、凝縮器42と、絞り装置43と、冷媒蒸発器44とが冷媒配管45で順次接続されたヒートポンプサイクルとして構成されている。つまり、冷媒回路Bは、冷媒配管45内に冷媒を導通し、この冷媒が各構成機器を循環することで、凝縮筒2内に充填されているブライン7を冷却するようになっているのである。また、凝縮器42の近傍には、凝縮器42に空気を供給するためのファン等の送風機46が設けられている。
ブライン回路Cは、凝縮筒2と、ブラインポンプ8と、吸着剤冷却器13a及び吸着剤冷却器13bとがブライン配管54で順次接続されて構成されている。凝縮筒2は、設置面積の低減を図るために筒状に構成されており、ブライン7を貯留するブラインタンクとしての機能を有している。ブライン7は、たとえばプロピレングリコールやガソリン、灯油といった石油系物質等で構成される不凍液である。このブライン7は、冷媒回路Bが制御されることによって、所定の温度範囲(たとえば、1〜3℃程度の範囲)を維持するようになっている。つまり、凝縮筒2内では、ブライン7が冷却されることでブライン7が攪拌されるようになっており、温度の調節がされているのである。
まず、冷媒回路Bを動作させて、冷媒蒸発器44の温度を低下させる。具体的には、圧縮機41を駆動させ、冷媒を循環させることによって、凝縮筒2内に設けられている冷媒蒸発器44の温度を低下させる。このとき、凝縮筒2内に充填されているブライン7が所定の温度まで低下することになる。そして、ブライン7が所定の温度に達したら、圧縮機41の駆動を停止する。ブライン7の温度が所定の範囲より上昇したら、圧縮機41の駆動を再開する。
給油ノズル102から吸引されたガソリンベーパは、通常、周囲温度以上の温度となっている。このガソリンベーパが凝縮筒2のガソリン凝縮器24内を導通すると、ブライン7は、ガソリンベーパの温度の影響及びガソリンベーパの凝縮熱によって加温されることになる。また、吸脱着塔4a又は吸脱着塔4b内ではガソリンベーパが吸着剤9a又は吸着剤9bに吸着される際に吸着熱が発生し、吸脱着塔4a又は吸脱着塔4bに流入したブライン7は、吸着熱によって加温されることにもなる。そのブライン7の温度上昇を抑制して温度を所定の範囲で維持するために冷凍機6を運転するようにしている。
ガソリンスタンドの長期停止中でもブライン7の温度を常時モニタしたり、ガソリンベーパ回収装置100の電源を投入してから給油/回収運転を行なう前にブライン7の温度をモニタしたりして、ガソリンベーパ回収運転の可否を判断する。たとえば、制御手段は、ガソリンベーパ回収運転に入る前のブライン7の温度がたとえば−2℃以下であると判断した場合には、ガソリンポンプ1の駆動を停止させる。すなわち、ガソリンベーパ回収装置100は、ガソリン計量機101からの給油動作を可能としつつガソリンベーパ回収運転を行なわない通常給油運転に切り替えると同時に、ブライン7の加温運転を開始する水分凍結回避動作1を実行するのである。
図6は、本発明の実施の形態2に係るガソリンベーパ回収装置100a全体の回路構成を示す概略構成図である。図6に基づいて、ガソリンベーパ回収装置100aの回路構成、基本的な動作及び特徴的な動作について説明する。このガソリンベーパ回収装置100aは、吸引したガソリンベーパを凝縮筒で冷却して回収するとともに、ガソリンベーパを吸着又は脱着する2つの吸脱着塔を設け、この2つの吸脱着塔の機能を適宜切り替えてガソリンベーパを回収及び再利用するものである。なお、この実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
水分凍結回避動作2は、ガソリンポンプ1を停止させない点で実施の形態1で説明した水分凍結回避動作1と異なっている。ガソリンベーパ回収運転を実行するときは、開閉弁61を閉制御、開閉弁62を開制御してガソリンベーパを凝縮筒2に導き、水分凍結回避動作2を実行するときは、開閉弁61を開制御、開閉弁62を閉制御してガソリンベーパをバイパス回路60に導くようにしている。具体的には、制御手段は、ガソリンベーパ回収運転に入る前のブライン7の温度がたとえば−2℃以下であると判断した場合には、水分凍結回避動作2を実行するために開閉弁61を開制御、開閉弁62を閉制御する。
Claims (13)
- ガソリンタンクから排出されたガソリンベーパを吸引するガソリンポンプと、
内部にブラインが充填され、前記ガソリンポンプにより吸引された前記ガソリンベーパを冷却する凝縮筒と、
前記ガソリンポンプと前記凝縮筒とを接続し、前記凝縮筒で冷却された前記ガソリンベーパを前記凝縮筒の出口側に導く配管と、
前記配管を前記ガソリンポンプと前記凝縮筒との間で分岐し、前記凝縮筒を迂回させて前記凝縮筒の出口側で前記配管に接続させるバイパス回路と、
前記バイパス回路に設けられ、前記バイパス回路を開閉する第1開閉弁と、
前記バイパス回路の分岐点と前記凝縮筒との間の前記配管に設けられ、前記配管を開閉する第2開閉弁と、
前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁の開閉を制御する制御手段と、を有し、
前記配管は、
前記第2開閉弁より下流側で前記ガソリンベーパを吸着あるいは脱着する吸脱着塔に連通している
ことを特徴とするガソリンベーパ回収装置。 - 前記制御手段は、
前記ブラインが所定温度よりも低下したと判断したとき、前記第1開閉弁を開、前記第2開閉弁を閉に制御して前記ガソリンポンプにより吸引された前記ガソリンベーパを前記バイパス回路に導く
ことを特徴とする請求項1に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記制御手段は、
前記ブラインが所定温度以上となったと判断したとき、前記第1開閉弁を閉、前記第2開閉弁を開に制御して前記ガソリンポンプにより吸引された前記ガソリンベーパを前記凝縮筒に導く
ことを特徴とする請求項2に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記ブラインの温度を検知するブライン温度検知器を設け、
前記制御手段は、
前記ブライン温度検知器からの検知情報に基づいて、前記ブラインが所定温度よりも低下したかどうかを判断する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記ガソリンポンプにより吸引されたガソリンベーパの圧力を検知する圧力検知器を設け、
前記制御手段は、
前記圧力検知器からの検知情報から求めた前記ガソリンポンプへのポンプ駆動用の供給電流値に基づいて、前記ブラインが所定温度よりも低下したかどうかを判断する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記ガソリンポンプにより吸引されたガソリンベーパの圧力を検知する圧力検知器を設け、
前記制御手段は、
前記圧力検知器からの検知圧力情報に基づいて、前記ブラインが所定温度よりも低下したかどうかを判断する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 給油するガソリンを計量するためのガソリン計量機を設け、
前記制御手段は、
前記ガソリン計量機の停止時間に基づいて、前記ブラインが所定温度よりも低下したかどうかを判断する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記ブラインを循環させるブラインポンプを設け、
前記制御手段は、
前記ブラインポンプを駆動させることで前記ブラインの加温運転を実行する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記ガソリンベーパを吸着あるいは脱着する吸脱着塔を前記凝縮筒の下流側に設け、
前記制御手段は、
前記ブラインポンプを駆動させ、前記ブラインを前記凝縮筒と前記吸脱着塔との間で循環させることで前記ブラインの加温動作を実行する
ことを特徴とする請求項8に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記ブラインを加温するヒータを前記凝縮筒に設け、
前記制御手段は、
前記ヒータを駆動させることで前記ブラインの加温運転を実行する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 圧縮機、凝縮器、絞り装置及び冷媒蒸発器を順に接続した冷凍機を備え、
前記冷媒蒸発器を前記凝縮筒内に設置し、
前記制御手段は、
前記圧縮機からの吐出冷媒を前記冷媒蒸発器に導くことで前記ブラインの加温運転を実行する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記圧縮機に接続されている吐出側配管を分岐し、前記冷媒蒸発器の入口側に接続させたホットガス回路と、
前記ホットガス回路に設けられ、前記ホットガス回路を開閉する開閉弁と、を備え、
前記制御手段は、
前記開閉弁を開制御し、前記圧縮機からの吐出冷媒を前記ホットガス回路を介して前記冷媒蒸発器に導く
ことを特徴とする請求項11に記載のガソリンベーパ回収装置。 - 前記圧縮機の吐出側配管と冷媒蒸発器の出口側配管とを接続する第1接続配管と、
前記圧縮機の吸入側配管と前記凝縮器の入口側配管とを接続する第2接続配管と、
を設け、
前記制御手段は、
前記第1接続配管及び前記第2接続配管を介して冷媒のリバース運転を実行することで前記圧縮機からの吐出冷媒を前記冷媒蒸発器に導く
ことを特徴とする請求項12に記載のガソリンベーパ回収装置。
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