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JP5659637B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description

燃料電池システムは、燃料電池に供給された燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電を行う燃料電池システムに関する。
家庭用の燃料電池コージェネレーションシステム(以下、「燃料電池システム」という。)に適した方式として固体高分子形燃料電池システムの開発が盛んである。しかし、燃料となる水素はいまだインフラが充分に整っていないため、都市ガス、LPガス、灯油等の原料を水素生成装置で改質して水素含有ガスを生成している。さらに、発生した水素と空気中の酸素を利用して固体高分子形燃料電池で反応させて発電し、反応により生じた熱を回収して湯水として貯湯槽に貯える。貯湯槽に貯えた湯水を外部への熱供給に有効利用する燃料電池システムが開発されている。
このような燃料電池システムの設置スペースの縮小化を図るため、燃料電池システム全体をパッケージ内に配置した燃料電池発電システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、燃焼電池システムは水素を使って発電するので、燃料電池や水素生成装置やシステムの配管には、水素や水素を生成するための原料ガスなどの可燃性ガスが流れている。万が一これらの可燃性ガスが漏れた場合も燃料電池システムを安全に維持するため、燃料電池システム内に可燃性ガスを検出するための可燃ガスセンサーが設けられている。可燃ガスセンサーが可燃性ガスの漏洩を検知した時には燃料電池システムの運転が停止し、漏洩した可燃性ガスが爆発限界に達しないように換気ファンで機器内を換気する構成としている燃料電池システムが知られている(特許文献2)。
また、図8は特許文献1、特許文献2に記載された従来の燃料電池システムを示すものである。
図8に示すように、筐体32の内部は、原料と水から水素リッチな燃料ガスを生成する水素生成装置5と、水素生成装置5で得られた燃料ガスと空気を用いて発電を行なう燃料電池4と、発電した電気を外部系統へ供給するインバーター6と、燃料電池4の反応により生じた熱を回収して湯水として貯える貯湯タンク10と、貯湯タンク10内のお湯がなくなったときに、貯湯タンク10内の水、または湯を加熱する追焚装置11とこれら燃料電池システム全体の運転を制御する制御器9とを備えている。
特開2005−32461号公報 特開2009−70747号公報
しかしながら、前記従来の構成では、燃料電池システムの水素生成装置、燃料電池、貯湯タンク、追焚装置などの構成要素を1つの筐体に収めているため、設置スペースの縮小化は図れるものの、構成要素を1つの筐体に収めることにより、燃料電池システムの重量が非常に大きくなるため、トラックなどで設置現場近辺へ燃料電池システムを搬送後、実際の設置場所への人手による搬送が非常に困難であるという問題がある。また、燃料電池システムの筐体の寸法が大きくなるため、実際の設置場所へ至る搬送通路の寸法が大きく取れる現場でないと設置できないという問題もあった。
更に水素や水素を生成するための原料ガスなどの可燃性ガスの漏洩に対してシステム安全性確保のため、燃料電池システムの筐体を換気ファンで換気しているが、水素生成装置、燃料電池、貯湯タンクが1つの筐体に収められているため、お湯を蓄えている貯湯タンクが筐体内の換気により冷却されるため、貯湯タンクの放熱ロスが生じて、システムの運転効率が悪化する問題も有していた。
前記従来の課題を解決するために、本発明の燃料電池は、
燃料ガスと酸化剤ガスとを電気化学的に反応させて発電を行う燃料電池と、
直方体で形成され、燃料電池を内部に収納する燃料電池ユニットと、
燃料電池ユニットの下面に設けられ、燃料電池ユニットを支持する第1の脚部と、
燃料電池で発生した熱を回収して加熱された温水を貯める貯湯タンクと、
直方体で形成され、貯湯タンクを内部に収納する貯湯ユニットと、
貯湯ユニットの下面に設けられ、貯湯ユニットを支持する第2の脚部と第3の脚部と、を有し、
第1の脚部が燃料電池ユニットの下方から貯湯ユニットの下方に突出するか、又は、第2の脚部が貯湯ユニットの下方から燃料電池ユニットの下方に突出するように構成され、
第1の脚部と第2の脚部とが脚部連結金具で連結され
第1の脚部と第3の脚部と脚部連結金具とは、アンカーボルト取付用のアンカー穴が形成され、
第1の脚部と第3の脚部と脚部連結金具とは、基礎とアンカーボルトで固定される構成としたものである。
これによって、燃料電池システムは燃料電池ユニットと貯湯ユニットに分割されるため、燃料電池ユニット、貯湯ユニットの各ユニットの重量は軽くなるため、設置場所への人手による燃料電池ユニットと貯湯ユニットの搬送が容易になる。また、燃料電池ユニットと貯湯ユニットとの距離を小さくして設置することができるので、設置スペースを縮小化することができる。また、貯湯ユニットと燃料電池ユニットのいずれかを修理する場合には、貯湯ユニットあるいは燃料電池ユニットを容易に基礎から取り外すことができ、機器メンテ性を向上することができる。
本発明の燃料電池システムは、また、燃料電池ユニットと貯湯ユニットとの距離を小さくして設置することができるので設置スペースを縮小化することができ、さらに、燃料電池システムの搬入性を向上させるとともに、搬入通路寸法の少ない設置現場への燃料電池システムの設置を可能とし、燃料電池システムの設置条件を緩和することができる。また、貯湯ユニットと燃料電池ユニットのいずれかを修理する場合には、貯湯ユニットあるいは燃料電池ユニットを容易に基礎から取り外すことができ、機器メンテ性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における燃料電池システムの構造断面図 本発明の実施の形態1における貯湯ユニットの斜視図 本発明の実施の形態1における燃料電池ユニットの斜視図 本発明の実施の形態1における燃料電池システムを設置した状態の上面図 本発明の実施の形態2における脚部連結金具の斜視図 本発明の実施の形態2における燃料電池システムを設置した状態の上面図 本発明の実施の形態3における燃料電池システムの斜視図 従来の燃料電池システムの構造断面図
第1の形態の燃料電池システムは、
燃料ガスと酸化剤ガスとを電気化学的に反応させて発電を行う燃料電池と、
直方体で形成され、燃料電池を内部に収納する燃料電池ユニットと、
燃料電池ユニットの下面に設けられ、燃料電池ユニットを支持する第1の脚部と、
燃料電池で発生した熱を回収して加熱された温水を貯める貯湯タンクと、
直方体で形成され、貯湯タンクを内部に収納する貯湯ユニットと、
貯湯ユニットの下面に設けられ、貯湯ユニットを支持する第2の脚部と第3の脚部と、を有し、
第1の脚部が燃料電池ユニットの下方から貯湯ユニットの下方に突出するか、又は、第2の脚部が貯湯ユニットの下方から燃料電池ユニットの下方に突出するように構成され、
第1の脚部と第2の脚部とが脚部連結金具で連結され
第1の脚部と第3の脚部と脚部連結金具とは、アンカーボルト取付用のアンカー穴が形成され、
第1の脚部と第3の脚部と脚部連結金具とは、基礎とアンカーボルトで固定される構成としている。
これによって、燃料電池システムは燃料電池ユニットと貯湯ユニットに分割されるため、燃料電池ユニット、貯湯ユニットの各ユニットの重量は軽くなるため、設置場所への人手による燃料電池ユニットと貯湯ユニットの搬送が容易になる。また、燃料電池ユニットと貯湯ユニットの筐体寸法が小さくなるため、従来燃料電池システムでは設置不可能であった搬送通路の寸法が小さい現場へも設置可能となる。
また、貯湯ユニット内には発電するための燃料電池がないため、水素や水素を生成するための原料ガスの漏洩による爆発を防ぐための換気ファンが不要になるため、換気による貯湯タンクの冷却を排除できる。更に貯湯ユニットと燃料電池ユニットが密着する面が、断熱構造となるため、貯湯ユニット側から燃料電池ユニットへの放熱を抑えることができる。そのため、貯湯タンクの放熱ロスを抑え、燃料電池システムの運転効率の向上ができる。
なお、燃料電池システムは燃料電池ユニットと貯湯ユニットに分割されるが、前記貯湯ユニットの前記第1の脚部の上方に、前記燃料電池ユニットの前記第2の脚部が配されない一方の長辺部を配することにより、前記燃料電池ユニットと貯湯ユニットは密着して設置されるため、従来の燃料電池システムと同様に設置スペースの縮小化を実現できる。
また、貯湯ユニットと燃料電池ユニットのいずれかが故障して、基礎より取り外して修理する必要のある場合は、例えば貯湯ユニットを取り外す必要がある場合は、貯湯ユニットの第3の脚部にあるアンカーボルトと脚部連結金具と貯湯ユニットの第1の脚部を締結している連結ボルトを外せば容易に貯湯ユニットを基礎より取り外すことができる。以上のように故障修理の際に、貯湯ユニットあるいは燃料電池ユニットを容易に基礎から取り外すことができ、機器メンテ性を向上することができる。
の形態の燃料電池システムは、第の形態の燃料電池システムにおいて、貯湯ユニットと燃料電池ユニットとが近接して設置されるとき、貯湯ユニットと燃料電池ユニットとの直方体の上部が上部連結金具で互いに連結される。
この構成により、貯湯ユニットと燃料電池ユニットとが確実に固定されるため、貯湯ユニットと燃料電池ユニットが密着する面の断熱構造を確実となるため、貯湯ユニット側から燃料電池ユニットへの放熱を抑えることができる。そのため、貯湯タンクの放熱ロスを
抑え、燃料電池システムの運転効率の向上ができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における燃料電池システムの断面図である。図1において、基礎1の上に設置された燃料電池システム100は、燃料電池ユニット2と貯湯ユニット3とを有している。燃料電池ユニット2の筐体2aと貯湯ユニット3の筐体3aとは、鉛直方向が最も長い直方体で形成されている。
燃料電池ユニット2の内部には、燃料ガスと酸化剤ガスである空気とを電気化学的に反応させて発電を行う燃料電池4と、都市ガスなどの、炭化水素を含む原料ガスと水とから主成分が水素である水素リッチな燃料ガスを生成する水素生成装置5と、が配置されている。さらに、燃料電池ユニット2の内部には、燃料電池4で発電した電力を外部系統に供給するインバータ6と、燃料電池ユニット2内の可燃性ガスの漏洩を検出するための可燃ガスセンサー7と、燃料電池ユニット2内を換気するための換気ファン8と、燃料電池ユニット2の運転動作を制御する制御器9と、が設けられている。
一方、貯湯ユニット3の内部には、燃料電池4で発生した熱を回収することで加熱された温水を貯める貯湯タンク10と、貯湯タンク10内のお湯がなくなった際に、貯湯タンク10内の水又はお湯を加熱する追焚装置11とを備えている。
燃料電池ユニット2の下面外壁には燃料電池ユニット2を支持する第1の脚部13が、貯湯ユニット3の下面外壁には貯湯ユニット3を支持する第2の脚部12が設けられており、第1の脚部13と第2の脚部12とは脚部連結金具14で締結されている。このように、燃料電池システム100は、燃料電池ユニット2と貯湯ユニット3とが隣接し密着させて、設置される。
図2は貯湯ユニット3を下面から見た第2の脚部12近傍の斜視図である。複数の第2の脚部12が、貯湯ユニット3の下面の長辺に平行に、貯湯ユニット3の下面外壁に設けられている。第2の脚部12は、例えば、2つ設けられている。また、第2の脚部12は、貯湯ユニット3の下面の長辺より長いので、貯湯ユニット3の下面から燃料電池ユニット2の下面側に突出している。第2の脚部12は、貯湯ユニット3が設置される場合における燃料電池ユニット2に近い側の端部(以下、「燃料電池ユニット2側の端部」とする。)の下面に、基礎1に固定するための第1のアンカー穴16が形成されている。また、燃料電池ユニット2側の端部の側面に、脚部連結金具14と締結するための連結穴18が形成されている。さらに、第2の脚部12は、燃料電池ユニット2側と反対側の端部の下面に、基礎1に固定するため第2のアンカー穴17が形成されている。
図3は燃料電池ユニット2を下面から見たときの脚部近傍の斜視図である。第1の脚部13は、複数、好ましくは2つ設けられ、筐体2aの下面外壁の貯湯ユニット3側の一方の長辺から燃料電池ユニット2が設置されない側に突出して、下面の長辺と垂直に固定されている。第1の脚部13は、図3に示すように、第2の脚部12が燃料電池ユニット2側に突出している分、燃料電池ユニット2の下面のうち貯湯ユニットと対抗する面の下辺となる辺から、内側に短くなっている。なお、実施の形態1では、第2の脚部12が燃料電池ユニット2側に突出している構成の説明を行ったが、第1の脚部13が貯湯ユニット側に突出しており、第2の脚部12がその分短くなる構成でも良い。
第1の脚部13の貯湯ユニット3と遠い側の端部の底面には、燃料電池ユニット2を基礎1とアンカーボルトで固定するための第3のアンカー穴20が設けられている。また、第1の脚部13の貯湯ユニット3側の端部の側面には、脚部連結金具14と締結する第2の連結穴21が設けられている。
第4の脚部19は、燃料電池ユニット2を支持し、貯湯ユニット3と近い側の長辺側で長辺と平行に筐体2aの下面外壁に固定されている。
図4は燃料電池システム100を基礎1に設置した状態の上面図である。図2及び図4に示すように、貯湯ユニット3は、第3の脚部15にある第2のアンカー穴17に第2のアンカーボルト22を、第2の脚部12にある第1のアンカー穴16に第1のアンカーボルト23を、取付けて基礎1に固定される。このように、本実施の形態では、第2の脚部12と第3の脚部15とは、一体で設けられており、金属製の支持機構の一端と多端との関係になっているが、それぞれ別体で構成されても良い。
一方、燃料電池ユニット2は、図3及び図4に示すように、第1の脚部13にある第3のアンカー穴20に第3のアンカーボルト24を取付けて基礎1に固定される。更に貯湯ユニット3の第2の脚部12の燃料電池ユニット2側の端部に形成されている第1の連結穴18と、燃料電池ユニット2の第1の脚部13の貯湯ユニット3側の端部に形成されている第2の連結穴21とを、脚部連結金具14で連結する。具体的には、第1の連結穴18と脚部連結金具14の第5のアンカー穴51の一方とに対し第1の連結ボルト25を側方から挿入して締結し、第2の連結穴21と脚部連結金具14の第5のアンカー穴51の他方とに対し第2の連結ボルト26を側方から挿入して締結する。このように、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2とを連結する。
以上のように燃料電池システム100を構成することにより、燃料電池システム100は燃料電池ユニット2と貯湯ユニット3に分割されるため、燃料電池ユニット2、貯湯ユニット3の各ユニットの重量は軽くなるため、設置場所への人手による燃料電池ユニット2と貯湯ユニット3の搬送が容易になる。また、燃料電池ユニット2と貯湯ユニット3の筐体寸法が小さくなるため、従来、燃料電池システム100では設置不可能であった搬送通路の寸法が小さい現場へも設置可能となる。
なお、燃料電池システム100は燃料電池ユニット2と貯湯ユニット3に分割されるが、前記貯湯ユニット3の第2の脚部12の上方に、燃料電池ユニット2の第1の脚部13が配されない一方の長辺部を配することにより、燃料電池ユニット2と貯湯ユニット3は密着して設置されるため、従来の燃料電池システム100と同様に設置スペースの縮小化を実現できる。
また、機器が地震等で転倒しないために、コンクリート製などで形成される基礎1にアンカーボルトで固定する方法が一般に用いられる。
貯湯ユニット3は第3の脚部15に取付けたアンカーボルト22、第2の脚部12に取付けたアンカーボルト23で基礎1に固定され転倒防止を図っている。一方、燃料電池ユニット2は、第1の脚部13に設けたアンカーボルト24で基礎1に固定されている。さらに、脚部連結金具14により貯湯ユニット3の第2の脚部12と燃料電池ユニット2の第1の脚部13を締結することにより、貯湯ユニット3の第2の脚部12に設けたアンカーボルト23によって燃料電池ユニット2の転倒防止を図っている。一般的には重量の大きい機器を基礎に固定する際に1台あたり4本のアンカーボルトを使用するが、本実施形態における燃料電池システム100では前述した構成により使用するアンカーボルトの本数を減らすことが可能である。
以上のように構成された燃料電池システム100について、以下その動作、作用を説明する。
水素生成装置5に原料ガスと水が供給されると、水素リッチな燃料ガスが生成される。燃料電池4に生成された燃料ガスと空気が供給されると燃料電池4で発電され、発電した電気はインバーター6に送られた後、機器外の系統電源へ供給される。一方、燃料電池4が発電する際に発生した熱により、貯湯タンク10内の水を加熱し貯湯タンク10に蓄える。貯湯タンク10に蓄えたお湯は、給湯などに使用し、貯湯タンク10内のお湯がなくなった際は、追焚装置11で貯湯タンク10内の水またはお湯を加熱して外部へ供給する構成としている。
燃料電池ユニット2にある水素生成装置5、燃料電池4やそれらを接続する配管内には、水素や原料ガスの可燃ガスが流れている。万が一可燃ガスが漏洩した場合は、燃料電池ユニット2にある可燃ガスセンサー7で可燃性ガスを検出して、燃料電池ユニット2の運転を停止する。また、燃料電池ユニット2に可燃性ガスが漏洩しても爆発限界に至らないように、換気ファン8で燃料電池ユニット2の内部を換気している。以上の構成により燃料電池ユニット2の可燃性ガス漏洩に対する安全性を確保している。
貯湯ユニット3内には発電するための燃料電池4がないため、水素や水素を生成するための原料ガスの漏洩による爆発を防ぐための換気ファン8が不要になるため、換気による貯湯タンク10の冷却を排除できる。更に貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2が密着する面が、断熱構造となるため、貯湯ユニット3側から燃料電池ユニット2への放熱を抑えることができる。そのため、貯湯タンク10の放熱ロスを抑え、燃料電池システム100の運転効率を向上することができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施形態における脚部連結金具14の斜視図、図6は本発明の第2の実施形態における燃料電池システム100を基礎に設置した状態の上面図である。実施形態1と同構成部品は同じ名称を用い説明を省略する。
図5において、脚部連結金具14はL字状の形状をし、その底面部にはアンカーボルトを固定するための第4のアンカー穴27が設けられている。
図6において、貯湯ユニット3は第3の脚部15にある第2のアンカー穴17にアンカーボルト22を取付けて基礎1に固定する。一方、燃料電池ユニット2は第1の脚部13にある第3のアンカー穴20にアンカーボルト24を取付けて基礎1に固定する。更に貯湯ユニット3の第2の脚部12にある連結穴18と燃料電池ユニット2の第1の脚部13にある連結穴21を用いて脚部連結金具14を連結ボルト25、連結ボルト26を用いて締結し、脚部連結金具14の第4のアンカー穴27に第4のアンカーボルト28を取付けて基礎1に固定する。
以上のように燃料電池システム100を構成することにより、貯湯ユニット3は第3の脚部15に取付けたアンカーボルト22で基礎1に固定されているほか、第2の脚部12に締結した脚部連結金具14に取付けた第4のアンカーボルト28によって基礎1に固定され転倒防止を図っている。一方、燃料電池ユニット2は、第1の脚部13に設けたアンカーボルト24で基礎1に固定されているほか、第1の脚部13に締結した脚部連結金具14に取付けた第4のアンカーボルト28によって基礎1に固定され転倒防止を図っている。一般的には重量の大きい機器を基礎に固定する際に1台あたり4本のアンカーボルトを使用するが、本実施形態における燃料電池システム100では前述した構成により使用するアンカーボルトの本数を減らすことが可能である。
また、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2のいずれかが故障して、基礎1より取り外して修理する必要がある場合は、例えば貯湯ユニット3を取り外す必要がある場合は、貯
湯ユニット3の第3の脚部15にあるアンカーボルト22と脚部連結金具14と貯湯ユニット3の第2の脚部12を締結している連結ボルト25を外せば、燃料電池ユニット2を外すことなく容易に貯湯ユニット3を基礎1より取り外すことができる。
以上のように故障修理の際に、貯湯ユニット3のみあるいは燃料電池ユニット2のみを容易に基礎から取り外すことができ、機器メンテ性を向上することができる。
(実施の形態3)
図7は本発明の第3の実施形態における燃料電池システム100の斜視図である。実施形態1、実施形態2と同構成部品は同じ名称を用い説明を省略する。
図7において、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2を密着して設置するとき、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2の直方体の上部を連結する固定具として、貯湯ユニット3には第1の上部連結金具29、燃料電池ユニット2には第2の上部連結金具30が設けられ、第1の上部連結金具29と第2の上部連結金具30は連結ボルト31で締結されている。
以上のような構成により、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2が確実に固定されるため、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2が密着する面の断熱構造を確実となるため、貯湯ユニット3側から燃料電池ユニット2への放熱を抑えることができる。そのため、貯湯タンク10の放熱ロスを抑え、燃料電池システム100の運転効率の向上ができる。
また、第1の上部連結金具29と第2の上部連結金具30により貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2が確実に固定されるため、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2の隙間を均一でき、設置後の燃料電池システム100の美観性を向上することができる。更に、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2の脚部を脚部連結金具14で連結し、貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2の上部を第1の上部連結金具29と第2の上部連結金具30で連結固定することにより、風や地震などの振動で貯湯ユニット3と燃料電池ユニット2が揺れるのを抑制することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる燃料電池発電システムは、設置スペースを縮小化することができるので、固体高分子形燃料電池や固体酸化物形燃料電池に適用できる。
2 燃料電池ユニット
3 貯湯ユニット
4 燃料電池
10 貯湯タンク
12 第2の脚部
13 第1の脚部
14 脚部連結金具
15 第3の脚部
16 第1のアンカー穴
17 第2のアンカー穴
19 第4の脚部
20 第3のアンカー穴
27 第4のアンカー穴
28 第4のアンカーボルト
29 第1の上部連結金具
30 第2の上部連結金具
100 燃料電池システム

Claims (2)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとを電気化学的に反応させて発電を行う燃料電池と、
    直方体で形成され、前記燃料電池を内部に収納する燃料電池ユニットと、
    前記燃料電池ユニットの下面に設けられ、前記燃料電池ユニットを支持する第1の脚部と、
    前記燃料電池で発生した熱を回収して加熱された温水を貯める貯湯タンクと、
    直方体で形成され、前記貯湯タンクを内部に収納する貯湯ユニットと、
    前記貯湯ユニットの下面に設けられ、前記貯湯ユニットを支持する第2の脚部と第3の脚部と、
    を有し、
    前記第1の脚部が前記燃料電池ユニットの下方から前記貯湯ユニットの下方に突出するか、又は、前記第2の脚部が前記貯湯ユニットの下方から前記燃料電池ユニットの下方に突出するように構成され、
    前記第1の脚部と前記第2の脚部とが脚部連結金具で連結され
    前記第1の脚部と前記第3の脚部と前記脚部連結金具とは、アンカーボルト取付用のアンカー穴が形成され、
    前記第1の脚部と前記第3の脚部と前記脚部連結金具とは、基礎とアンカーボルトで固定される、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記貯湯ユニットと前記燃料電池ユニットとが近接して設置されるとき、前記貯湯ユニットと前記燃料電池ユニットとの直方体の上部が上部連結金具で互いに連結されることを特徴とする請求項記載の燃料電池システム。
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