Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5675733B2 - 化学除染方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5675733B2 - 化学除染方法 - Google Patents

化学除染方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5675733B2
JP5675733B2 JP2012193201A JP2012193201A JP5675733B2 JP 5675733 B2 JP5675733 B2 JP 5675733B2 JP 2012193201 A JP2012193201 A JP 2012193201A JP 2012193201 A JP2012193201 A JP 2012193201A JP 5675733 B2 JP5675733 B2 JP 5675733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treated water
nickel
heating
oxalic acid
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012193201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014048230A (ja
Inventor
貴司 中野
貴司 中野
正人 金留
正人 金留
横山 裕
裕 横山
博徳 鬼塚
博徳 鬼塚
智美 吉永
智美 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012193201A priority Critical patent/JP5675733B2/ja
Publication of JP2014048230A publication Critical patent/JP2014048230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5675733B2 publication Critical patent/JP5675733B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

本発明は、原子力プラントの系統除染等に適用される化学除染方法に関する。
一般に、原子炉等の原子力プラントは、多数の機器や配管等の部材により構成されている。ここで、これらの部材を長期にわたって使用していると、例えば、部材を構成する金属の腐食等の要因により、部材の表面にコバルト等の放射性核種を含む酸化被膜が付着することがある。このため、これらの部材の周囲では放射線量が高まる場合がある。そこで、定期点検時等において、当該部材の表面から酸化皮膜を除去する必要があり、例えば、部材の化学除染が実施されている。
化学除染の方法としては、以下に示す技術が知られている。即ち、部材を過マンガン酸水溶液中に浸漬して、該部材の表面に付着した酸化被膜に含まれるクロム系酸化物中のクロムをCr3+からCr6+として酸化溶出する。次に、シュウ酸等の有機酸を添加して、酸化被膜の主要成分である鉄系酸化物中の鉄をFe2+として還元溶出する。このとき、放射性核種も同時に溶出される。そして、イオンを含むイオン交換樹脂に接触させて、上記の水溶液から放射性物質を処理水の中に溶出して、放射性物質を除去することが可能である。
上述のように、化学除染ではシュウ酸が主成分としてよく使用されている。しかしながら、シュウ酸を用いた場合には、部材の溶接継目部分に存在する敏感な加工材料に粒間腐食が生じることがある。さらに、重金属の存在下においてシュウ酸を使用し、その結果、放射性核種を含むシュウ酸塩が部材の表面に沈殿した場合には、部材の表面に新たな汚染をもたらしてしまうことがある。
そこで、シュウ酸以外のカルボン酸を使用する水溶液で化学除染を実施し、シュウ酸がごく少量でも存在しないようにすることで、部材の表面の再汚染を回避する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−105098号公報
しかしながら、シュウ酸は化学除染後に炭酸と水とに熱分解することで除去でき、イオン交換樹脂を用いずに二次廃棄物量を低減することができるため、依然として一般的な化学洗浄において多く使用されている。
除染対象物となる原子力プラントの配管等の部材は、鉄を多く含むステンレス鋼だけでなく、ニッケルをベースとするインコネル等のニッケル基合金も多く使用されており、これらの複数の材料で形成された多くの部材から構成されている。除染対象物がニッケルを多く含む部材であると、シュウ酸を用いた化学除染では、酸化被膜から鉄を還元溶出するためのシュウ酸と部材中に含まれるニッケルとが反応して、シュウ酸ニッケルが生成されステンレス鋼の表面に析出することで、ステンレス鋼に付着した酸化被膜とシュウ酸との反応を阻害してしまう。そのため、次第に還元溶出の効率が低下してしまい、除染対象物を十分に除染できなくなるという問題を有していた。
また、この問題の改善方法として、ピコリン酸を添加することで、ニッケルの溶解を促進させて、除染性能を維持し改善する方法がある。しかし、ピコリン酸は、化学除染後に熱分解を行ってもアンモニアが残留してしまうため、これを除去するためのイオン交換樹脂の使用量が増加し、シュウ酸を用いても二次廃棄物量が非常に多くなるという問題が発生してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、ステンレス鋼とニッケル基合金が混在する除染対象物であっても、除染性能を向上させつつ、二次廃棄物量を低減させることが可能な化学除染方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係る化学除染方法は、ステンレス鋼及びニッケル基合金を含む除染対象物に、酸化剤を含む処理水を供給して、該処理水中に前記除染対象物からクロムを酸化溶出させる酸化工程と、前記酸化工程の後、シュウ酸及びカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を前記処理水に添加して、前記除染対象物に付着した鉄を還元溶出させる還元工程と、前記還元工程の後、前記シュウ酸が分解し、かつ、前記カルボン酸のカルボキシル基が少なくとも1つ残留する温度で前記処理水を加熱する加熱工程と、前記処理水中に溶出した放射性核種を除去する除去工程と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、まず、酸化剤によってクロムを酸化溶出させる酸化工程の後に、シュウ酸によってステンレス鋼に付着する酸化被膜から鉄を還元溶出させることで、シュウ酸を生かした化学除染を行うことができる。そして、加熱工程を実施することでシュウ酸を熱分解させシュウ酸ニッケルを分解し、ステンレス鋼に付着する酸化被膜から鉄の還元溶出を阻害せずに促進することが可能となる。次に、加熱工程によって、シュウ酸を熱分解することで、処理水のpHが上昇する。これにより、カルボン酸のカルボキシル基がキレート剤の役割を果たしニッケルと反応するため、ニッケルを溶出する反応が促進される。つまり、除染性能の高い強酸性であるシュウ酸を用いつつ、除染後は熱分解を行うことで処理水のpHを上昇させることで、弱酸性であるカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を用いた場合でも除染性能を向上させることができる。これによって、ステンレス鋼に付着する鉄系の酸化被膜とニッケル基合金に付着するニッケル系の酸化被膜の両方への除染性能を向上することが可能となる。
さらに、加熱工程終了時に処理水中の強酸性のシュウ酸の含有量を熱分解によって極力減らし、弱酸性のカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸だけが残留するようにすることで、除去工程でイオン交換樹脂によって廃棄しなければならない廃棄物が減少し、イオン交換樹脂の使用量を減少できるため、二次廃棄物量を大幅に低減させることが可能となる。
また、本発明の他の態様に係る化学除染方法は、前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸が、クエン酸であることを特徴とする。
このような構成によれば、クエン酸はカルボキシル基を3つ有するカルボン酸であるため、加熱工程においてシュウ酸を熱分解する際に、たとえクエン酸の一部が分解された場合であっても、カルボキシル基を処理水中に残すことができる。そのため、加熱工程時に、ニッケルと反応可能なカルボキシル基を処理水中に残留させているため、ニッケルを溶出し易くなり、除染性能をより向上することができる。
さらに、本発明の他の態様に係る化学除染方法は、前記加熱工程では、110℃以上280℃以下の範囲、かつ、5時間以上48時間以内の範囲で前記処理水を加熱することを特徴とする。
このような構成によれば、加熱工程において、シュウ酸が分解を始める温度付近である110℃以上とすることで確実にシュウ酸を分解することが可能となる。さらに、クエン酸などの多くのカルボン酸が完全に分解してしまう温度よりも低い280℃以下とすることで、ニッケルの溶出に必要なカルボキシル基を処理水中に多く残すことが可能となる。また、加熱時間を5時間以上とすることで原子力プラント等の大型の設備においても、設備に負担をかけることなく、必要な温度まで処理水を加熱することができる。さらに、加熱時間を48時間以内とすることで、処理水中に含まれるシュウ酸やクエン酸の濃度に依存せず、確実にニッケルを溶出することが可能となる。これらによって、ニッケルの溶出を確実に行うことができるため除染性能をより一層向上することができる。
また、本発明の他の態様に係る化学除染方法は、前記還元工程では、80℃以上100℃以下の範囲で加熱することを特徴とする。
このような構成によれば、処理水中のシュウ酸を分解しない温度である80℃以上100以下の範囲まで処理水を加熱することで、ステンレス鋼からの鉄の還元溶出が促進され、ステンレス鋼に付着する鉄系の酸化被膜への除染性能をさらに向上することができる。
さらに、本発明の他の態様に係る化学除染方法は、前記加熱工程の間に、イオン交換樹脂へ通水可能な温度まで処理水の温度を下げ、処理水中のニッケルを除去するニッケル除去工程を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、加熱工程の間に処理水を一旦イオン交換樹脂に通水させることで、加熱工程によって処理水中へ溶出されたニッケルをイオン交換樹脂で除去してから再度加熱工程を行うことができる。これにより、処理水中のニッケル濃度が減少し、その後再加熱した際に、処理水のニッケル量が飽和せず、継続的にニッケルの溶出を続けることができるため、ニッケル基合金に付着するニッケル系の酸化被膜への除染性能をさらに向上できる。
また、本発明の他の態様に係る化学除染方法は、前記加熱工程の後に、前記処理水に酸化剤を加えて、加熱を行い、前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を熱分解によって除去する熱分解工程をさらに備えることを特徴とする。
このような構成によれば、除染対象物への化学除染が終了した後の処理水を加熱することで、処理水中に含まれるカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を熱分解することができる。これによって、強酸性であるシュウ酸だけでなく、弱酸性であるカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸をも処理水から除去しているため、イオン交換樹脂によって除去する処理水の量を減らすことができ、二次廃棄物をより低減させることが可能となる。
さらに、本発明の他の態様に係る化学除染方法は、前記加熱工程では、前記処理水中における前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸の濃度を一定に保持することを特徴とする。
このような構成によれば、加熱工程におけるカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸の濃度を一定に保持することで、処理水中にカルボキシル基が常に一定量含有されている状態となり、加熱が行われることでカルボキシル基とニッケルとが反応して溶出しても、処理水中のカルボキシル基が不足することがない。これにより、加熱工程において反応が進んだ後でもニッケルの溶出が滞ることなく続けられるため、除染性能をさらに向上することができる。
また、本発明の他の態様に係る化学除染方法は、前記還元工程の代りに前記シュウ酸を添加するシュウ酸添加還元工程が実施され、前記加熱工程の後に、前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を添加するカルボン酸添加還元工程を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、鉄を還元溶出させるシュウ酸による還元工程と、ニッケルを還元溶出させるカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸による還元工程とを別々にすることで、各工程における化学反応が互いに阻害されることがなくなり、化学除染を効率的に行うことができ、除染性能をさらに向上できる。
本発明の化学洗浄方法によれば、シュウ酸とカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸によって還元工程と加熱工程を行うことで、ステンレス鋼とニッケル基合金が混在する除染対象物であっても、除染性能を向上させつつ、二次廃棄物量を低減させることが可能な化学除染方法を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る化学洗浄方法の対象となる除染対象物の例を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る化学洗浄方法の行程を説明するフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る化学洗浄方法の行程を説明するフローチャートである。 本発明の第三実施形態に係る化学洗浄方法の行程を説明するフローチャートである。 本発明の第四実施形態に係る化学洗浄方法の行程を説明するフローチャートである。 本発明の第五実施形態に係る化学洗浄方法の行程を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照し、本実施形態に係る除染装置を用いた除染方法について説明する。
まず、本実施形態の対象となる除染対象物Zについて説明する。
本実施形態の対象となる除染対象物Zは、原子力プラントを構成する配管、容器、各種機器等の部品であって、炉水が接触する部品である。
ここで、原子力プラントとしては、例えば、図1に示すように、加圧水型原子炉50を備えている原子力発電プラントPがある。
この原子力発電プラントPは、燃料棒51等が収納される加圧水型原子炉50と、加圧水型原子炉50内の一次冷却水(軽水)の沸騰を抑えるために一次冷却水を加圧する加圧器52と、一次冷却水の熱により二次冷却水を蒸気にする蒸気発生器53と、蒸気発生器53からの一次冷却水を加圧水型原子炉50に戻す冷却材ポンプ54と、蒸気発生器53で発生した蒸気で駆動する蒸気タービン56と、蒸気タービン56の駆動で発電する発電機57と、蒸気タービン56からの蒸気を水に戻す復水器58と、復水器58からの水を蒸気発生器53に戻す給水ポンプ59とを備えている。
この加圧水型原子炉50と蒸気発生器53とは一次冷却水配管55a,55bで接続され、蒸気発生器53と蒸気タービン56とは蒸気配管55cで接続され、復水器58と蒸気タービン56とは給水配管55dで接続されている。
このように構成された原子力発電プラントPにおいて、炉水、即ち一次冷却水に接する部材である一次冷却系部材(以下、「除染対象物Z」と称する。)としては、加圧水型原子炉50、加圧器52、蒸気発生器53、冷却材ポンプ54、これらを接続する一次冷却水配管55a,55b、この一次冷却水配管55a,55b等に設けられている各種弁等がある。これら除染対象物Zは、鉄を主成分としてクロムやニッケルを含むステンレス鋼やニッケル基合金であるインコネル等で形成されている。
この除染対象物Zを構成する金属元素は、わずかに炉水に溶出して、一部が加圧水型原子炉50内の燃料棒51表面に付着する。該燃料棒51の表面に付着した金属元素は、燃料から中性子線が照射させることにより、原子核反応を起こして、クロム、ニッケル、コバルト等の放射性核種となる。これら放射性核種は、大部分が酸化物の形態で燃料棒51表面に付着したままであるが、その一部が炉水中に溶出されたり、不溶性固体として放出されたりする。炉水中に溶出又は放出された放射性核種は、除染対象物Zの炉水接触面に付着し、この炉水接触面に鉄を主成分とする酸化皮膜を形成する。このため、除染対象物Z近傍で作業する作業員は、部品に形成された酸化皮膜中の放射性核種からの放射線に晒されることになる。
本実施形態は、上記で説明した原子力発電プラントPの系統除染に関するもので、除染対象物Zである配管等の内部を一次冷却水が原子力プラント内を循環するように化学溶液である処理水Wを循環させながら、除染対象物Zの内表面に付着している放射性核種を含んだ酸化被膜を除去して廃棄する化学除染方法である。
図2に示すように、第一実施形態の化学除染方法は、酸化工程S1と、還元工程S2と、加熱工程S3と、除去工程S4とを備えている。
まず、酸化工程S1を実行する。
即ち、酸化工程S1は、処理水Wに酸化剤として過マンガン酸を添加し、除染対象物Z内部に酸化剤を添加した処理水Wを供給し循環させる。除染対象物Z内部に酸化剤を添加した処理水Wを循環させることで、除染対象物Zである酸化被膜中のクロムがCr6+として酸化溶出し、この放射性核種であるクロムを含有する一次処理水W1が生成される。
なお、酸化剤として用いられるものは過マンガン酸に限定されるものではない。例えば、オゾンや過マンガン酸カリウムなど、クロムを酸化溶出できる添加剤であれば良い。
また、過マンガン酸の添加量については、除染対象となる原子力発電プラントPの規模に応じて適宜決定すれば良い。
次に、還元工程S2を実施する。
即ち、還元工程S2は、酸化工程S1を実施後の一次処理水W1に還元剤として、シュウ酸を1000ppm及びクエン酸を2000ppm添加し、除染対象物Z内部にこれらの還元剤を添加した一次処理水W1を供給し循環させる。そして、還元工程S2は、加圧ポンプによって加圧し、除染対象物Zを加熱して一次処理水W1を高温にして実施する。加熱温度は80℃から100℃に設定することが好ましく、90℃に設定することがより好ましい。
除染対象物Z内部に還元剤を添加した一次処理水W1を循環させることで、ステンレス鋼に付着する酸化被膜中の鉄がシュウ酸によって還元溶出する。この際の化学式は、以下(1)式で表すことができる。
Figure 0005675733
一方で、インコネルの酸化被膜に含まれるニッケルとシュウ酸とが反応しシュウ酸ニッケルが溶出される。この際の化学式は、以下(2)式で表すことができる。
Figure 0005675733
そして、一次処理水W1にこれらの放射性核種である鉄やシュウ酸ニッケルを含有させた二次処理水W2が生成される。
なお、還元剤として使用されるクエン酸は、カルボキシル基を二つ以上有するカルボン酸であれば、別の弱酸性の有機酸を用いても良い。例えば、EDTAやアスパラギン酸などを用いても良い。
次に、加熱工程S3を実施する。
即ち、加熱工程S3は、還元工程S2を実施後の二次処理水W2に加圧ポンプでさらに加圧して加熱することで実施する。加熱温度は180℃に設定され、5時間にわたって連続して加熱を行いながら、除染対象物Z内部に加熱された二次処理水W2を供給し循環させる。二次処理水W2は、加熱されることによって、二次処理水W2に含まれるシュウ酸が周囲の酸素を取り込み、炭酸ガスと水蒸気となり熱分解される。この際の化学反応式は、以下(3)式で表すことができる。
2C+O→4CO+2HO・・・(式3)
シュウ酸が分解されることによって、二次処理水W2のpHが上昇し、二次処理水W2内に残留するニッケルが、同じく二次処理水W2内に残留するクエン酸と反応し、ニッケルが溶出される。そして、二次処理水W2からシュウ酸を除き、代わりに放射性核種の一つであるニッケルをさらに含有させた三次処理水W3を生成する。この際の化学反応式は、以下(4)式で表すことができる。
Figure 0005675733
最後に、除去工程S4を実施する。
即ち、除去工程S4では、イオン交換樹脂を用いて、三次処理水W3中に含有されているクロム、鉄、ニッケルの放射性核種や、処理水W中に残留する放射性核種で汚染された過マンガン酸、クエン酸などを除去して三次処理水W3を除染する。除染された三次処理水W3は次サイクル以降再び処理水Wとして使用される。
次に、上記工程の第一実施形態による化学除染方法の作用について説明する。
上記のような化学除染方法によれば、酸化剤である過マンガン酸によって、クロムを酸化溶出させる酸化工程S1の後に、還元剤の一つであるシュウ酸によって、ステンレス鋼に付着する酸化被膜から鉄を還元溶出させている。この際、通常、ニッケル基合金であるインコネルに含まれるニッケルとシュウ酸も反応してしまうため、鉄の還元溶出が進むのと同時に、ステンレス鋼の表面にシュウ酸ニッケルが析出してしまう。しかし、加熱工程S3を実施することで、シュウ酸を熱分解させステンレス鋼に付着するシュウ酸ニッケルを分解し、酸化被膜から鉄の還元溶出を阻害せずに行うことが可能となる。
さらに、加熱工程S3によって、二次処理水W2中のシュウ酸を熱分解することで、二次処理水W2のpHが上昇する。これにより、クエン酸のカルボキシル基がキレート剤の役割を果たしニッケルと反応するため、二次処理水W2中に残留しているニッケル成分やインコネルに付着する酸化被膜からの処理水W中へのニッケルの溶出反応が促進される。つまり、除染性能の高い強酸性であるシュウ酸を用いて十分に除染を行った後に、熱分解を行い、シュウ酸を除去しつつ弱酸性であるクエン酸の除染性能を向上させることで、ステンレス鋼に付着する鉄系の酸化被膜とインコネルに付着するニッケル系の酸化被膜の両方への除染性能を向上することが可能となる。
さらに、還元工程S2を二次処理水W2中のシュウ酸を分解しない温度である90℃まで温めて行うことで、ステンレス鋼からの鉄の還元溶出が促進される。
また、クエン酸は加熱工程S3によって一部分解されたとしても、280℃付近までは完全に分解されることがないため、本実施形態で設定している180℃という加熱温度では、多くのカルボキシル基が二次処理水W2中に残留することとなり、ニッケルの溶出を阻害することがない。
また、熱分解によって二次処理水W2中からシュウ酸を除去し、加熱工程S3終了時の三次処理水W3中のシュウ酸の残留量を極力減らすことで、クエン酸だけが残留するようにする。これにより、除去工程S4でイオン交換樹脂の使用量を削減できるため、二次廃棄物量を大幅に低減させることが可能となる。
さらに、クエン酸はカルボキシル基を3つ有するカルボン酸であるため、加熱工程S3においてシュウ酸を180℃で熱分解するのと同時に、クエン酸の一部が分解された場合であっても、カルボキシル基を処理水W中に多く残すことができる。特に、加熱温度が280℃付近まで高くなってしまう場合であってもカルボキシル基を処理水W中に残すことが可能となる。そのため、加熱工程S3時にニッケルと反応可能なカルボキシル基を処理水W中に多く残留させることができるため、ニッケルを溶出し易くなり、除染性能をより向上することができる。
また、加熱工程S3を実施する180℃という温度は、シュウ酸が分解し始める温度付近である110℃を大きく上回る高い温度であり、クエン酸などの有機酸が完全に分解してしまう280℃を大きく下回る低い温度である温度範囲に含まれているため、クエン酸をほとんど分解させることなくシュウ酸を確実に分解することができる。また、原子力プラント等の設備でも容易に設定可能な温度である280℃付近よりもはるかに低い温度のため、容易に加熱することが可能となる。さらに、加熱工程S3を5時間かけて行うことで、原子力プラント等の大型の設備においても、設備に負担をかけることなく、二次処理水W2を加熱することができる。そして、シュウ酸1000ppm及びクエン酸2000ppmを還元剤として添加しているため、5時間にわたって加熱工程S3を実施することで、確実にニッケルを溶出することが可能となる。
なお、シュウ酸及びクエン酸等の濃度を変更し増やした場合であっても、加熱工程S3の時間が48時間までには確実にニッケルを溶出させることができる。即ち、加熱時間については、実施される設備が必要とする還元剤の濃度に合わせて5時間以上48時間以内の範囲で適宜選択されれば良い。
次に、図3を参照して第二実施形態の化学除染方法について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の化学除染方法は、加熱工程S3の途中でニッケル除去工程S5を実施する点について第一実施形態と相違する。
即ち、第二実施形態では、加熱工程S3実施中に、二次処理水W2の温度を下げて、イオン交換樹脂を投入し、イオン交換樹脂に二次処理水W2を通水させるニッケル除去工程S5を有する。
ニッケル除去工程S5は、加熱工程S3実施中に一旦二次処理水W2の温度を90℃まで下げ、イオン交換樹脂を投入し、二次処理水W2をイオン交換樹脂に通水させる。加熱工程S3によって二次処理水W2中に溶出しているニッケルはイオン交換樹脂によって除去され、ニッケルの含有濃度が低下したニッケル低濃度二次処理水W4を生成する。その後、ニッケル低濃度二次処理水W4を再び180℃まで加熱し、加熱工程S3を実施する。そして、加熱工程S3で再びニッケルの溶出を行った後で、除去工程S4を実施する。
上記のような第二実施形態の化学除染方法によれば、加熱工程S3における高温状態では、イオン交換樹脂が使用できなくなってしまうため投入できなかったが、一度90℃まで温度を低下させることでイオン交換樹脂を二次処理水W2中に投入し通水可能とすることができる。そして、加熱工程S3中の二次処理水W2をイオン交換樹脂に通水させることで、二次処理水W2中へ溶出されたニッケルをイオン交換樹脂で除去することができる。これにより、二次処理水W2中のニッケル濃度が低下し、二次処理水W2をニッケルがほぼ存在しない加熱工程S3前の状態と同等であるニッケル低濃度二次処理水W4を生成することができるため、その後180℃まで再加熱し加熱工程S3を再実施した際に、継続的にニッケルの溶出を続けることでニッケルの溶出量が確保でき、除染性能を向上させることが可能となる。
次に、図4を参照して第三実施形態の化学除染方法について説明する。
第三実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の化学除染方法は、加熱工程S3と除去工程S4間に熱分解工程S6を実施する点について第一実施形態と相違する。
即ち、第三実施形態では、加熱工程S3を実施後に三次処理水W3中に残留するクエン酸を熱分解によって除去する熱分解工程S6を有する。
熱分解工程S6は、加熱工程S3終了後に三次処理水W3の温度を180℃に設定し、酸化剤である過酸化水素を三次処理水W3に添加し、20時間加熱し続け、クエン酸を熱分解する。この際の化学反応式は、以下(5)式で表すことができる。
+9H→6CO+13HO・・・(式5)
そして、三次処理水W3から、クエン酸が除去された熱分解処理水W5を生成し、除去工程S4を実施する。
上記のような第三実施形態の化学除染方法によれば、加熱工程S3が終了し、三次処理水W3に酸化剤である過酸化水素を添加して180℃で20時間加熱することで、三次処理水W3中に残留するクエン酸を炭酸と水とに熱分解することが可能となる。加熱工程S3で強酸性であるシュウ酸を分解した後に、熱分解工程S6によって弱酸性であるクエン酸を分解し除去した熱分解処理水W5としてから、除去工程S4を実施する。これにより、イオン交換樹脂でクエン酸を除去する必要がなくなるため、使用するイオン交換樹脂の量が削減でき、二次廃棄物を低減することが可能となる。
次に、図5を参照して第四実施形態の化学除染方法について説明する。
第四実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。この第四実施形態の化学除染方法は、加熱工程S3におけるクエン酸の濃度を一定にする点について第一実施形態と相違する。
即ち、第四実施形態では、加熱工程S3において加熱中に二次処理水W2中のクエン酸の濃度を監視し、ニッケルと反応してクエン酸が減少するのに合わせてクエン酸を連続的に注入し続けることで、二次処理水W2中のクエン酸の濃度を一定に保持するようにする。なお、必ずしもクエン酸の濃度を一定に保持する必要はなく、例えば、クエン酸の濃度が所定の範囲内となるように該濃度を保持してもよい。
上記のような第四実施形態の化学除染方法によれば、三次処理水W3中のクエン酸の濃度が一定のため、カルボキシル基の濃度も一定に保たれている。そのため、加熱工程S3においてクエン酸に含まれるカルボキシル基とニッケルとの反応が進みニッケルの溶出が進んでも、三次処理水W3中に含まれるカルボキシル基が不足することがない。これにより、ニッケルの溶出が加熱工程S3を実施中に滞ることなく行われ続けるため、除染性能を向上することができる。
次に、図6を参照して第五実施形態の化学除染方法について説明する。
第五実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。この第五実施形態の化学除染方法は、還元工程S2の代りにシュウ酸のみを添加するシュウ酸添加還元工程S7を行い、加熱工程S3を実施した後にクエン酸のみを添加するカルボン酸添加還元工程S8を実施する点について第一実施形態と相違する。
即ち、第五実施形態では、酸化工程S1の実施後に、シュウ酸のみを添加するシュウ酸添加還元工程S7を実施する。その後、加熱工程S3を実施し、クエン酸のみを添加するカルボン酸添加工程を実施後に除去工程S4を実施する。
シュウ酸添加還元工程S7は、還元剤としてシュウ酸を1000ppm添加し、除染対象物Z内部にシュウ酸が添加された一次処理水W1を循環させる。そして、シュウ酸添加還元工程S7は、第一実施形態の還元工程S2と同様に、除染対象物Zを90℃まで加熱して実施する。除染対象物Z内部にシュウ酸が添加された一次処理水W1を循環させることで、ステンレス鋼に付着する酸化被膜中の鉄がシュウ酸によって還元溶出する。一方で、インコネルの酸化被膜に含まれるニッケルとシュウ酸とが反応しシュウ酸ニッケルが溶出される。そして、二次処理水W2と異なり、クエン酸を含まないシュウ酸還元処理水W6を生成する。
加熱工程S3では、シュウ酸還元処理水W6に、第一実施形態と同様に、180℃で5時間にわたって連続して加熱を行いながら、除染対象物Z内部に加熱されたシュウ酸還元処理水W6を循環させる。加熱されることによって、シュウ酸還元処理水W6に含まれるシュウ酸が熱分解される。シュウ酸が分解されることによって、シュウ酸還元処理水W6のpHが上昇し、シュウ酸を除かれニッケルが残留しているシュウ酸加熱処理水W7が生成される。
カルボン酸添加還元工程S8は、シュウ酸加熱処理水W7にクエン酸を2000ppm添加し、除染対象物Z内部を循環させる。そして、カルボン酸添加還元工程S8は、シュウ案添加還元工程S2と同様に、除染対象物Zを90℃まで加熱して実施する。除染対象物Z内部にクエン酸を添加すると、pHがすでに高くなっているシュウ酸加熱処理水W7内のニッケルと反応し、ニッケルが溶出される。そして、シュウ酸加熱処理水W7からニッケルを除かれたカルボン酸還元処理水W8を生成する。
上記のような第五実施形態の化学除染方法によれば、鉄を還元溶出させるシュウ酸による還元工程S2を行った後に、加熱工程S3を行い、シュウ酸ニッケルからシュウ酸を分解させる。その後、シュウ酸が分解されすでにpHが上昇したシュウ酸加熱処理水W7にクエン酸を添加しカルボン酸添加還元工程S8を行うことで、各工程における化学反応が互いに阻害されることがなくなり、化学除染を効率的に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
なお、添加するクエン酸等のカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸である有機酸の濃度は、除染対象物Zの規模や使用されている部材の材料の比率によって適宜選択されればよいが、一般的な原子力プラント等で使用される場合、200ppm以上添加されることが好ましい。
また、各実施形態は別々に実施されなければならないわけではなく、複数の実施形態の工程を同時に実施しても良い。例えば、第二実施形態におけるニッケル除去工程と第三実施形態における熱分解工程を同時に実施したりしても良い。
さらに、本実施形態の化学除染方法の適用対象は系統除染に限定されるわけではなく、廃炉とされる場合などに、解体された原子力プラントの部材を除染対象物Zとして、加熱設備等の必要な設備の揃えられた処理施設で実施されても良い。
P…原子力発電プラント 51…燃料棒 50…加圧水型原子炉 52…加圧器 53…蒸気発生器 54…冷却材ポンプ 56…蒸気タービン 57…発電機 58…復水器 59…給水ポンプ 55a、55b…一次冷却水配管 55c…蒸気配管 55d…給水配管 Z…除染対象物 S1…酸化工程 S2…還元工程 S3…加熱工程 S4…除去工程 W…処理水 W1…一次処理水 W2…二次処理水 W3…三次処理水 S5…ニッケル除去工程 W4…ニッケル低濃度二次処理水 S6…熱分解工程 W5…熱分解処理水 S7…シュウ酸添加還元工程 S8…カルボン酸添加還元工程 W6…シュウ酸還元処理水 W7…シュウ酸加熱処理水 W8…カルボン酸還元処理水

Claims (8)

  1. ステンレス鋼及びニッケル基合金を含む除染対象物に、酸化剤を含む処理水を供給して、該処理水中に前記除染対象物からクロムを酸化溶出させる酸化工程と、
    前記酸化工程の後、シュウ酸及びカルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を前記処理水に添加して、前記除染対象物に付着した鉄を還元溶出させる還元工程と、
    前記還元工程の後、前記シュウ酸が分解し、かつ、前記カルボン酸のカルボキシル基が少なくとも1つ残留する温度で前記処理水を加熱する加熱工程と、
    前記処理水中に溶出した放射性核種を除去する除去工程と、
    を備えることを特徴とする化学除染方法。
  2. 前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸が、クエン酸であることを特徴とする請求項1に記載の化学除染方法。
  3. 前記加熱工程では、110℃以上280℃以下の範囲、かつ、5時間以上48時間以内の範囲で前記処理水を加熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の化学除染方法。
  4. 前記還元工程では、80℃以上100℃以下の範囲で加熱することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の化学除染方法。
  5. 前記加熱工程の間に、イオン交換樹脂へ通水可能な温度まで処理水の温度を下げ、処理水中のニッケルを除去するニッケル除去工程を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の化学除染方法。
  6. 前記加熱工程の後に、前記処理水に酸化剤を加えて、加熱を行い、前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を熱分解によって除去する熱分解工程をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の化学除染方法。
  7. 前記加熱工程では、前記処理水中における前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸の濃度を一定に保持することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の化学除染方法。
  8. 前記還元工程の代りに前記シュウ酸を添加するシュウ酸添加還元工程が実施され、
    前記加熱工程の後に、前記カルボキシル基を2つ以上有するカルボン酸を添加するカルボン酸添加還元工程を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の化学除染方法。
JP2012193201A 2012-09-03 2012-09-03 化学除染方法 Active JP5675733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012193201A JP5675733B2 (ja) 2012-09-03 2012-09-03 化学除染方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012193201A JP5675733B2 (ja) 2012-09-03 2012-09-03 化学除染方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014048230A JP2014048230A (ja) 2014-03-17
JP5675733B2 true JP5675733B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=50608039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012193201A Active JP5675733B2 (ja) 2012-09-03 2012-09-03 化学除染方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5675733B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2847780C2 (de) * 1978-11-03 1984-08-30 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Verfahren zur chemischen Dekontamination von metallischen Bauteilen von Kernreaktoranlagen
JPS58174900A (ja) * 1982-04-07 1983-10-13 三菱重工業株式会社 原子力構成機器材の除染方法
JPS6263898A (ja) * 1985-09-13 1987-03-20 株式会社東芝 化学除染廃液の処理方法および装置
JP3143861B2 (ja) * 1996-05-17 2001-03-07 三菱マテリアル株式会社 除染廃液の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014048230A (ja) 2014-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20130014494A (ko) 표면 오염 제거 방법
JP5651754B2 (ja) 金属表面固着性放射能汚染酸化膜除去のための錯化剤非含有化学除染剤及びそれを用いた化学除染方法
KR102272949B1 (ko) 원자로의 냉각 시스템에서의 금속 표면 오염 제거 방법
JP6339104B2 (ja) 原子炉の冷却回路の構成部材の表面汚染除去方法
KR101523763B1 (ko) 금속 표면 고착성 방사능 오염 산화막 제거를 위한 산화 제염제 및 이를 이용한 산화 제염방법
JP6547224B2 (ja) 化学除染方法
JP2015152562A (ja) 化学除染方法
JP5675734B2 (ja) 除染廃液処理方法
JP6501482B2 (ja) 除染処理システム及び除染廃水の分解方法
JP3849925B2 (ja) 化学除染方法
US8591663B2 (en) Corrosion product chemical dissolution process
KR101601201B1 (ko) 금속 표면 고착성 방사능 오염 산화막 제거를 위한 무착화성 화학 제염제 및 이를 이용한 화학 제염방법
JP5675733B2 (ja) 化学除染方法
JP2009109427A (ja) 化学除染方法およびその装置
JP4551843B2 (ja) 化学除染方法
JP2014085325A (ja) 廃液処理システム及び廃液処理方法
JP6901947B2 (ja) 化学除染方法
JP7169915B2 (ja) 余剰水の処理方法
JP7090003B2 (ja) 余剰水の処理方法
JP7385505B2 (ja) 化学除染方法
JP7324686B2 (ja) 化学除染方法
JP6937348B2 (ja) 原子炉の冷却システムで金属表面を除染する方法
JP6164801B2 (ja) 除染装置及び除染方法
Park et al. Chemical Decontamination Process for Primary Coolant System in Nuclear Facility
JPS62144100A (ja) 放射性物質で汚染された表面の汚染物質除去方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141224

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5675733

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151