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JP5677233B2 - 室外機及びその室外機を備えた冷凍サイクル装置 - Google Patents
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JP5677233B2 - 室外機及びその室外機を備えた冷凍サイクル装置 - Google Patents

室外機及びその室外機を備えた冷凍サイクル装置 Download PDF

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Description

本発明は、室外機及びその室外機を備えた冷凍サイクル装置に関するものである。
空気調和装置等の冷凍サイクル装置においては、室外機に搭載されている熱交換器が蒸発器として作用しているときに、この熱交換器に霜が付着、つまり着霜してしまうことがある。熱交換器に着霜が発生すると熱交換効率が低下するため、一般的な冷凍サイクル装置においては、霜を除去するためのデフロスト運転を実行する。このようなデフロスト運転では、たとえば、室外ファンを停止した状態で、圧縮機のみ運転させ、高温冷媒を着霜が発生している熱交換器に流すことで霜を溶かす。このデフロスト運転は、熱交換器に付着した霜が溶けたと判断されるまで継続される。なお、熱交換器に付着した霜が溶けたかどうかは、熱交換器の近傍に設置した温度センサー等からの情報により判断すればよい。
デフロスト運転により熱交換器に付着した霜が溶けたと判断すると、冷凍サイクル装置では、運転(通常、この場合は暖房運転)を再開させる。運転が再開され、室外ファンが回転をはじめると、デフロスト運転により溶けた水分が水蒸気となって室外機から放出される。つまり、室外機の内部は一時的に水蒸気で満たされた状態となる。室外機には、冷凍サイクルを構成している圧縮機、室外ファン等のアクチュエーターの他、これらのアクチュエーターを制御するインバーターを備えた制御装置などの電気品が搭載されている。一時的ではあっても室外機が水蒸気で満たされてしまうと、水蒸気による電気品への影響が懸念される。
また、電気品には、制御装置の他、制御装置の一部を構成しているインバーターによって発生する高調波を抑制する高調波対策機器がある。制御装置や高調波対策装置等の電気品は、通常、制御ボックスに収容された状態で室外機に設置されている。そして、従来は、室外機内において熱交換器から遠ざけた位置、たとえば熱交換器を上面視した状態において略コの字状に構成されている熱交換器の解放部分等に制御ボックスを配置するような構造が採用されていた。また、高調波対策機器などの電気品を追加オプションとして取り付ける場合、室外機の外部に取り付けられることが多かった。そのため、室外機から突出した構造となってしまい、室外機そのもののサイズが大きくなってしまうという課題があった。
ところで、点検や修理などのメンテナンスを容易に実行できるという観点から、制御ボックスの取付位置を決定していることが多く、デフロスト運転後に発生する水蒸気を考慮して制御ボックスの取付位置を決定しているということはほとんどなかった。したがって、デフロスト運転後に発生する水蒸気の制御ボックスに対しての影響を考慮しつつ、室外機のサイズを大型化させないという課題を同時に解決するようにした技術は今のところない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、デフロスト運転後に発生する水蒸気の制御ボックスに対しての影響を考慮しつつ、室外機のサイズを大型化させないようにした室外機及びその室外機を備えた冷凍サイクル装置を提供することを目的としている。
本発明に係る室外機は、筐体と、前記筐体の底部に設置され、冷媒を圧縮するインバーター制御可能な圧縮機と、前記筐体の一つの側面側を開放部側とし、前記筐体の内壁面に沿って断面略コの字状となるように設置され、前記圧縮機から吐出され、又は、前記圧縮機に吸入される冷媒が流れる室外熱交換器と、前記筐体の上部に設置され、前記室外熱交換器に空気を供給する室外ファンと、前記圧縮機及び前記室外ファンを制御する制御装置と、前記制御装置から発生する高調波を抑制する高調波対策装置と、前記高調波対策装置を冷却する空気を取り込む空冷ファンと、前記筐体内の前記圧縮機よりも上部に着脱自在に設置され、前記高調波対策装置及び前記空冷ファンを収容するAFボックスと、を備え、前記制御装置は、前記室外熱交換器に霜が付着したことを判断すると、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記室外熱交換器に供給してデフロスト運転を実行し、前記デフロスト運転が終了したと判断すると、所定時間が経過するまで前記室外ファンを通常運転時の回転とは逆に回転させるものである。
本発明に係る室外機によれば、室外ファンを所定時間が経過するまで通常運転時の回転とは逆に回転させるので、デフロスト運転によって発生した水蒸気の制御装置への浸入を抑制することができ、制御装置を室外熱交換器の近傍に設置することができる。
本発明の実施の形態1に係る室外機の構成の一例を説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る室外機のデフロスト運転開始から通常運転再開までの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る室外機の構成の一例を説明するための概略斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る室外機の内部構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る室外機のデフロスト運転終了から通常運転再開までの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置の概略回路構成を概略的に示す回路構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る室外機50の構成の一例を説明するための概略斜視図である。図2は、室外機50の電気的な構成を示すブロック図である。図1及び図2に基づいて、室外機50の構成の一例、及びデフロスト運転時の動作について説明する。この図1では、室外機50の内部を透視した状態を例に示している。室外機50は、冷凍サイクル装置の一部を構成し、冷媒配管を介して接続されている室内機に冷熱又は温熱を供給する機能を有するものである。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
(室外機50の全体構成)
図1に示すように、室外機50は、室外機50の外郭を構成し、略直方体形状の筐体51と、筐体51の内部に収容され、冷媒を圧縮する圧縮機2と、筐体51の内部側面に沿って設置され、冷媒と空気との間で熱交換を行なう室外熱交換器5と、筐体51の天井側に設置され、室外熱交換器5に空気を供給する室外ファン3と、圧縮機2および室外ファン3の駆動を制御する制御装置が収納された制御ボックス54と、を備えている。
圧縮機2は、冷凍サイクルの一要素機器であり、吸入した冷媒を圧縮して吐出するものである。この圧縮機2は、重量物であるため、筐体51の底部に固定設置される。また、圧縮機2は、容量制御可能なインバーター圧縮機で構成されている。なお、圧縮機2は、インバーター制御可能なものであればよく、特にタイプを限定するものではない。たとえば、レシプロ、ロータリー、スクロールあるいはスクリューなどの各種タイプを利用して圧縮機2を構成することができる。
室外熱交換器5は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器(放熱器)として機能し、室外ファン3によって供給される空気と冷媒との間で熱交換を行ない、その冷媒を蒸発ガス化又は凝縮液化するものである。この室外熱交換器5は、筐体51の側面(内壁面)に沿って断面略コの字状となるように設置されている。なお、室外熱交換器5と対向する筐体51の側面には、空気が通過する開口部が形成されている。また、室外熱交換器5が設置されていない部分、つまり室外熱交換器5の開放部側(断面が略コの字状を構成していない部分)における筐体51の側面を室外機50の正面側と称するものとする。
室外ファン3は、室外熱交換器5に空気を供給するものである。この室外ファン3は、筐体51の天井側に取り付けられている。また、室外ファン3は、プロペラファンで構成されている。
制御ボックス54は、制御装置(図2で示す制御装置4)を収納するものである。この制御ボックス54は、筐体51の正面側にヒンジを介して開閉可能に設置されている。また、制御ボックス54には、内部に冷却空気を取り込むための空気吸込口6が形成されている。この空気吸込口6は、室外ファン3から最も離れた位置、つまり制御ボックス54の底部に形成されている。なお、図示してはいないが、取り込んだ空気を排出する排気口が制御ボックス54の任意の位置(たとえば、制御ボックス54の上面など)に形成されている。
その他、筐体51には、冷媒流路を切り替えるための四方弁や三方弁、開閉弁等の流路切替装置、余剰冷媒を貯留するアキュムレーターと、各機器を接続する冷媒配管、冷媒配管を開閉するサービスバルブ等が収容されている。
(室外機50の電気的な構成)
図2に示すように、室外機50では、制御装置4が商用電源1に接続されており、圧縮機2及び室外ファン3が制御装置4に接続されている。制御装置4は、商用電源1から供給される電力によって動作するようになっている。この制御装置4は、マイコン等で構成されており、図示省略の各種検出手段(たとえば、温度センサーや圧力センサー等)での検出情報及びリモコンからの指示に基づいて、各種アクチュエーターの駆動を制御するものである。また、圧縮機2及び室外ファン3は、制御装置4から出力される制御信号によって駆動が制御されるようになっている。また、制御装置4は、圧縮機2をインバーター制御するものであり、インバーター回路を備えているものである。
(室外機50のデフロスト運転時の動作)
冷凍サイクル装置では、室外熱交換器5が蒸発器として作用する運転時(たとえば暖房運転時)、室外熱交換器5に霜が付着、つまり着霜してしまうことがある。そのため、冷凍サイクル装置では、室外熱交換器5に付着した霜を溶かす運転(デフロスト運転)を実施している。ここでいうデフロスト運転とは、室外ファン3を停止させた状態で圧縮機2を運転させて、圧縮機2から吐出される高温冷媒を室外熱交換器5に流入させることで室外熱交換器5に付着した霜を溶かす運転のことである。つまり、ここでいうデフロスト運転とは、図示省略の流路切替装置(たとえば四方弁等)を切り替えて、蒸発器として作用している室外熱交換器5を、凝縮器として作用させるようにすることである。
このデフロスト運転は、室外熱交換器5に付着した霜が溶けたと判断されるまで継続される。なお、室外熱交換器5に付着した霜が溶けたかどうかは、室外熱交換器5の近傍に設置してある温度センサー等(図示省略)からの情報により判断すればよい。通常、デフロスト運転が終了すると、室外ファン3を駆動し、室外熱交換器5を蒸発器として機能させる運転が再開される。デフロスト運転の終了直後の室外熱交換器5には、溶けた霜が露となって付着している。そのため、室外ファン3の駆動によって、水蒸気が発生する。この水蒸気が室外機50内に充満してしまうと、制御装置4等の電気品が故障してしまいかねない。
そこで、室外機50では、デフロスト運転終了後に発生した水蒸気が、制御ボックス54内に入り込まないような対策を施している。第1の対策としては、制御ボックス54内に収納されている制御装置4を冷却するための冷却空気を取り込むための空気吸込口6を室外ファン3から最も離れた位置に形成したことである。これによって、デフロスト運転終了後に発生した水蒸気が制御ボックス54内に入り込みにくくなっている。第2の対策としては、デフロスト運転終了後、所定時間が経過するまでは室外ファン3を通常とは逆方向に回転させることである。これによって、室外熱交換器5に付着した水分を制御ボックス54の空気吸込口6に対して逆方向、つまり室外機50の下側に向かって移動させ、制御ボックス54から水蒸気を追い出すようにできる。
図3は、室外機50のデフロスト運転開始から通常運転再開までの処理の流れを示すフローチャートである。図3に基づいて、室外機50のデフロスト運転開始から通常運転再開までの処理の流れについて詳しく説明する。なお、図3では、室外熱交換器5が蒸発器として機能する場合の一例として、冷凍サイクル装置が暖房運転を実行している場合を図示している。また、室外熱交換器5に霜が付着したかどうかは、室外熱交換器5の近傍に設置されている温度センサー等(図示省略)からの情報によって制御装置4が判断するようになっている。
制御装置4は、暖房運転を実行しているかどうかを判断する(ステップS101)。暖房運転中であると判断すると(ステップS101;YES)、制御装置4は、室外熱交換器5に霜が付着しているかどうかを判断する(ステップS102)。室外熱交換器5に霜が付着してないと判断すると(ステップS102;NO)、制御装置4は暖房運転を継続する。一方、室外熱交換器5に霜が付着していると判断すると(ステップS102;YES)、制御装置4はデフロスト運転を開始する(ステップS103)。まず、制御装置4は室外ファン3を停止する(ステップS104)。また、図示してはいないが、制御装置4は圧縮機2から吐出された高温冷媒を室外熱交換器5に流入させるように冷媒の流れを切り替える。
制御装置4は、室外熱交換器5に付着した霜が溶けるまでデフロスト運転を継続する(ステップS105)。そして、室外熱交換器5に付着した霜が溶けたと判断すると(ステップS105;YES)、制御装置4は、デフロスト運転を終了させ、室外ファン3を通常運転とは逆に回転させる(ステップS106)。こうすることで、室外熱交換器5に付着した水分を制御ボックス54の空気吸込口6に対して逆方向に移動させる。室外ファン3を逆回転で運転することによって、室外熱交換器5に付着した水分が水蒸気となったとしても、制御ボックス54から水蒸気を追い出すようにできる。つまり、水蒸気が空気吸込口6を介して制御ボックス54内に流入しないようにしているのである。
なお、室外ファン3の通常運転時の回転とは、暖房運転を実行中において筐体51の上部から空気を排気するように室外ファン3を回転させることを言う。そして、室外ファン3の通常運転とは逆に回転とは、暖房運転を実行中において筐体51の上部から空気を吸気するように室外ファン3を回転させることを言う。
制御装置4は、所定時間(たとえば、5分程度)が経過するまで室外ファン3を逆回転で運転させる(ステップS107)。所定時間が経過すると(ステップS107;YES)、制御装置4は、室外ファン3を通常運転に切り替える(ステップS108)。なお、室外ファン3の逆回転運転時間を、特に限定するものではない。たとえば、デフロスト運転に要した時間から発生するであろう水蒸気の量を予測して、その量に応じて室外ファン3の逆回転運転時間を決定してもよく、デフロスト運転に要した時間とは無関係に室外ファン3の逆回転運転時間を決定してもよい。また、室外ファン3の逆回転運転時間を適宜変更可能にしておいてもよい。
以上のように、室外機50によれば、デフロスト運転終了後、室外ファン3を逆回転で運転させ、水蒸気を空気吸込口6に対して追い出す方向に移動させるようにしたので、水蒸気の制御ボックス54内への浸入を抑制することができる。また、室外機50によれば、水蒸気の制御ボックス54内への浸入を抑制することができるので、制御ボックス54を室外熱交換器5の近傍に配置することが可能になる。よって、室外機50が大型化してしまうことを抑制することができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る室外機50Aの構成の一例を説明するための概略斜視図である。図5は、室外機50Aの内部構成を示す概略図である。図6は、室外機50Aのデフロスト運転終了から通常運転再開までの処理の流れを示すフローチャートである。図4〜図6に基づいて、室外機50Aの構成の一例、及びデフロスト運転時の動作について説明する。なお、この実施の形態2では上述した実施の形態1との相違点を中心に説明するものとし、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付している。また、図4では、制御ボックス54の図示を省略している。
実施の形態1では、室外機50に設置された室外ファン3を制御して制御ボックス54内への水蒸気の浸入を抑制した場合を例に示したが、実施の形態2では、AFボックス70に設置された空冷ファン75を制御してAFボックス70内への水蒸気の浸入を抑制する場合を例に示している。つまり、実施の形態2では、実施の形態1の水蒸気対策(制御ボックス54内への水蒸気の浸入を抑制すること)に加え、制御ボックス54とは別に設けられたAFボックス70内への水蒸気の浸入を抑制したものである。このAF(アクティブフィルタ)ボックス70は、高調波対策装置71を収容するものである。また、AFボックス70は、筐体51内の圧縮機2よりも上部に着脱自在に設置されている。
現在、空気調和装置では、省エネ性の観点から圧縮機やファンなどはインバーターで駆動する方式が主流となっている。一方で、インバーター化に伴い、高調波の発生量が増えることにもなる。そこで、一般的には、アクティブフィルターなどを構成の一つとして備えた高調波対策機器を、室外機に後付けできるようにしている。もちろん、当初から高調波対策機器が設置されている室外機も存在している。高調波対策機器のような電気品を室外機に設置する場合、このような電気品は、室外熱交換器の内側に配置することが多い。室外熱交換器の内側では吸込温度も高くなることから、電気品を冷却するための強制空冷ファンが設けられることも多い。
図4及び図5に示すように、AFボックス70には空冷ファン75が内蔵されている。また、図示していないがAFボックス70には、制御装置4に備えられているインバーター回路によって発生する高調波を抑制する高調波対策装置71が内蔵されている。なお、制御装置4は、実施の形態1で説明したように制御ボックス54内に収納されている。この制御装置4は、圧縮機2及び室外ファン3の駆動制御に加え、空冷ファン75の駆動をも制御するものである。
空冷ファン55は、AFボックス70内に強制的に空気を取り入れるものである。なお、空冷ファン55の設置場所を特に限定するものではなく、図5に示すようにAFボックス70の下方に設置してもよく、AFボックス70の上方に設置してもよい。また、図示はしていないが、AFボックス70には吸込口となる開口部、排気口となる開口部が形成されている。したがって、これらの開口部を介して水蒸気が浸入する可能性が生じる。高調波対策装置71は、制御装置4に備えられているインバーター回路によって発生する高調波を抑制するものであればよく、少なくともアクティブフィルタを備えていればよい。高調波対策装置71は、電気部品であり、デフロスト運転終了後に発生する水蒸気によって故障する可能性がある。
そこで、室外機50Aでは、デフロスト運転終了後に発生した水蒸気が、AFボックス70内に入り込まないような対策を施している。対策としては、デフロスト運転終了後、所定時間が経過するまでは空冷ファン75を停止させることである。これによって、室外熱交換器5に付着した水分がAFボックス70の開口部(特に吸込口)を介してAFボックス70の内部に浸入させないようにできる。
図6に基づいて、室外機50Aのデフロスト運転終了から通常運転再開までの処理の流れについて詳しく説明する。
制御装置4は、室外熱交換器5に付着した霜が溶けたかどうかを判断する(ステップS201)。なお、このステップS201は、実施の形態1で示した図3のステップS105と同様である。つまり、ここまでの処理の流れは、実施の形態1の処理の流れと同様である。
室外熱交換器5に付着した霜が溶けたと判断すると(ステップS201;YES)、制御装置4は、空冷ファン75を停止させる(ステップS202)。こうすることで、室外熱交換器5に付着した水分をAFボックス70の内部に吸い込まないようにできる。制御装置4は、所定時間(たとえば、5分程度)が経過するまで空冷ファン75を停止させる(ステップS203)。所定時間が経過すると(ステップS203;YES)、制御装置4は、空冷ファン75を通常運転に切り替える(ステップS204)。なお、空冷ファン75の停止時間を、特に限定するものではない。たとえば、デフロスト運転に要した時間から発生するであろう水蒸気の量を予測して、その量に応じて空冷ファン75の停止時間を決定してもよく、デフロスト運転に要した時間とは無関係に空冷ファン75の停止時間を決定してもよい。また、空冷ファン75の停止時間を適宜変更可能にしておいてもよい。
以上のように、室外機50Aによれば、デフロスト運転終了後、空冷ファン75を停止させ、水蒸気をAFボックス70内に積極的に吸い込まないようにしたので、水蒸気のAFボックス70内への浸入を抑制することができる。また、室外機50Aによれば、水蒸気のAFボックス70内への浸入を抑制することができるので、AFボックス70を室外熱交換器5の近傍に配置することも可能になる。よって、室外機50が大型化してしまうことを抑制することができる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る冷凍サイクル装置100の概略回路構成を概略的に示す回路構成図である。図7に基づいて、冷凍サイクル装置100について説明する。この冷凍サイクル装置100は、実施の形態1に係る室外機50、または、実施の形態2に係る室外機50Aを備えていることを特徴としている。なお、以下の説明では、実施の形態1に係る室外機50を備えていることを想定している。
図7においては、実施の形態3に係る冷凍サイクル装置100は、室外機50と、室内機60と、を有している。室外機50と室内機60とは、冷媒を導通する冷媒配管65で接続されている。そして、室外機50で生成された冷熱あるいは温熱は、冷媒配管65を介して室内機60に配送されるようになっている。
室外機50は、通常、ビル等の建物の外の空間(たとえば、屋上等)である室外空間に配置され、室内機60に冷熱または温熱を供給するものである。室内機60は、建物の内部の空間(たとえば、居室等)である室内空間に冷房用空気あるいは暖房用空気を供給できる位置に配置され、空調対象空間に冷房用空気あるいは暖房用空気を供給するものである。なお、冷媒としては、たとえばR−22、R−134a等の単一冷媒、R−410A、R−404A等の擬似共沸混合冷媒、R−407C等の非共沸混合冷媒、化学式内に二重結合を含む、CF3 CF=CH2 等の地球温暖化係数が比較的小さい値とされている冷媒やその混合物、あるいはCO2 やプロパン等の自然冷媒を用いることができる。また、1台の室外機50に対して複数台の室内機60を接続してもよい。
上述したように、室外機50には、圧縮機2や四方弁等、室外熱交換器5、アキュムレーター、室外ファン3等が搭載されている。また、室外機50には、各機器を接続する冷媒配管65が様々に曲げられて搭載されている。室内機60には、室内熱交換器61、絞り装置62、及び、図示省略の室内ファンが搭載されている。室内熱交換器61は、室内ファンから供給される空気と、室外機50から供給される冷媒と、の間で熱交換を行ない、空調対象空間に供給するための暖房用空気あるいは冷房用空気を生成するものである。絞り装置62は、減圧弁や膨張弁としての機能を有し、冷媒を減圧して膨張させるものである。絞り装置62は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁等で構成するとよい。
ここで、冷凍サイクル装置100の冷房運転時における冷媒の流れについて説明する。
冷凍サイクル装置100が冷房運転を開始すると、まず圧縮機2が駆動される。圧縮機2から吐出した高温・高圧のガス冷媒は、室外熱交換器5に流入する。この室外熱交換器5では、ガス冷媒が室外ファン3から供給される空気に放熱しながら凝縮液化し、低温・高圧の液冷媒となる。この液冷媒は、室外熱交換器5から流出し、室内機60に流入する。室内機60に流入した冷媒は、絞り装置62で減圧され、室内熱交換器61に流入する。
室内熱交換器61に流入した冷媒は、室内ファンから供給される空気と熱交換することによって、蒸発ガス化する。つまり、このとき、冷媒が室内熱交換器61で空気から吸熱することで空気を冷却し、この冷却された空気を空調対象空間に吹き出すことで冷房運転を行なうようになっている。この冷媒は、室内機60から流出し、圧縮機2に再度吸入されることになる。以上のように、冷房運転時の冷凍サイクル装置100では冷媒が循環するようになっている。
なお、冷凍サイクル装置100のデフロスト運転時における冷媒の流れは、冷房運転時における冷媒の流れと同様である
以上のように、実施の形態3に係る冷凍サイクル装置100によれば、実施の形態1に係る室外機50、または、実施の形態2に係る室外機50Aを備えているので、デフロスト運転終了後に発生する水蒸気が制御ボックス54、又は制御ボックス54とAFボックス70の双方に浸入してしまうのを効率的に抑制することができる。
1 商用電源、2 圧縮機、3 室外ファン、4 制御装置、5 室外熱交換器、6 空気吸込口、50 室外機、50A 室外機、51 筐体、54 制御ボックス、55 空冷ファン、60 室内機、61 室内熱交換器、62 絞り装置、65 冷媒配管、70 AFボックス、71 高調波対策装置、75 空冷ファン、100 冷凍サイクル装置。

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体の底部に設置され、冷媒を圧縮するインバーター制御可能な圧縮機と、
    前記筐体の一つの側面側を開放部側とし、前記筐体の内壁面に沿って断面略コの字状となるように設置され、前記圧縮機から吐出され、又は、前記圧縮機に吸入される冷媒が流れる室外熱交換器と、
    前記筐体の上部に設置され、前記室外熱交換器に空気を供給する室外ファンと、
    前記圧縮機及び前記室外ファンを制御する制御装置と
    前記制御装置から発生する高調波を抑制する高調波対策装置と、
    前記高調波対策装置を冷却する空気を取り込む空冷ファンと、
    前記筐体内の前記圧縮機よりも上部に着脱自在に設置され、前記高調波対策装置及び前記空冷ファンを収容するAFボックスと、を備え、
    前記制御装置は、
    前記室外熱交換器に霜が付着したことを判断すると、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記室外熱交換器に供給してデフロスト運転を実行し、
    前記デフロスト運転が終了したと判断すると、所定時間が経過するまで前記室外ファンを通常運転時の回転とは逆に回転させる
    ことを特徴とする室外機。
  2. 前記制御装置は、
    前記筐体の前記室外熱交換器の開放部側であって、前記圧縮機よりも上部に開閉可能に取り付けられ、空気吸込口が底部に形成された制御ボックスに収容されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  3. 記制御装置は、
    前記デフロスト運転が終了したと判断すると、所定時間が経過するまで前記空冷ファンを停止させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の室外機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の室外機と、
    冷媒配管を介して接続される室内機と、を備え、
    前記室内機によって暖房運転をしているときに、前記デフロスト運転が実行される
    ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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