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JP5682126B2 - 印刷装置、印刷方法およびプログラム - Google Patents
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印刷装置、印刷方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、印刷方法およびプログラムに関する。
インクジェット式プリンタにおいて、入力画像データを、印刷ヘッドが主走査方向に走査しながら一度に印刷する出力画像データに変換するレンダリング処理が行われるが、このレンダリング処理に長時間を要する。特に、A0サイズの画像を印刷する場合、レンダリング処理時間がA4サイズの画像の印刷時に比べて、かなりの長時間が必要となる。近年では、A0サイズの印刷を可能とした大型プリンタにおいて、高い線速を求めるニーズが高まっており、高速なレンダリング処理が要求されている。
ここで、印字画質の向上を目的として、複数回のヘッド走査で主走査方向の画像を印字する印刷モードであるマルチパス印刷モード、あるいは複数回のヘッド走査で副走査方向の画像を印字する印刷モードであるインターレース印刷モードでの印刷が可能となっているが、このようなマルチパス印刷モードやインターレース印刷モードが選択された場合はレンダリング処理の長時間化が顕著となる。
このため、従来技術では、レンダリング処理において、1度の印刷ヘッドの走査で出力されるデータのみに圧縮した画像を中間データとしてメモリ上に保存することにより、処理対象となる画像の容量を減少させ、レンダリング処理時間を削減する技術が既に知られている。
また、特許文献1には、レンダリング処理を高速に実現するために、メモリ上の入力画像データから有効なデータを読み出すインターレース処理、有効画像のみのパッキングを行う中間データ生成処理を行う技術が開示されている。
しかしながら、これらの従来技術では、マルチパス印刷モードで印刷処理を行う場合、ある印刷ヘッド走査時に出力するデータの生成時の画像圧縮で失われるデータを、他の印刷ヘッド走査で出力するデータ生成時に、再度メモリから読み出す必要があった。具体的には、あるメモリ領域に保存した入力画像データを読み出し、主走査方向に1/マルチパス数に圧縮した中間データを別のメモリ領域に保存するが、この際に失われる入力画像データの一部は、他の印刷ヘッド走査時に出力するデータの生成時に必要な画像データであり、その際に同じ入力画像データを再度読み出す必要があることから、レンダリング処理の処理速度が低下するという問題がある。
また、特許文献1の技術においても、入力画像データを複数回読み出す必要があり、レンダリング処理の処理速度が低下するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、レンダリング処理の処理速度を向上させることができる印刷装置、印刷方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる印刷装置は、インクジェット式の印刷装置であって、液滴吐出する複数のノズルを備え、記録媒体における主走査方向の一ラインの画像を、複数回の走査で前記記録媒体に印字する印刷ヘッドと、前記複数回の走査の方式に基づく数の記憶領域を有する記憶部と、入力画像データを読み出し、前記複数回の走査の方式と読み出した前記入力画像データにおける画素の位置とから、各画素が何回目の走査で印字されるかを判断し、前記複数回の走査で印字する出力データの中間データを、同時進行で生成する中間データ生成部と、生成された前記中間データを、前記印刷ヘッドの1回の走査ごとに、異なる前記記憶領域に保存する中間データ記憶処理部と、前記記憶部に記憶された前記中間データを出力データに変換して、前記印刷ヘッドに送出する出力データ変換部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる印刷方法は、インクジェット式の印刷装置で実行される印刷方法であって、前記印刷装置は、液滴吐出する複数のノズルを備え、記録媒体における主走査方向の一ラインの画像を、複数回の走査で前記記録媒体に印字する印刷ヘッドと、前記複数回の走査の方式に基づく数の記憶領域を有する記憶部と、を備え、入力画像データを読み出し、前記複数回の走査の方式と読み出した前記入力画像データにおける画素の位置とから、各画素が何回目の走査で印字されるかを判断し、前記複数回の走査で印字する出力データの中間データを、同時進行で生成するステップと、生成された前記中間データを、前記印刷ヘッドの1回の走査ごとに、異なる前記記憶領域に保存するステップと、前記記憶部に記憶された前記中間データを出力データに変換して、前記印刷ヘッドに送出するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータは、液滴吐出する複数のノズルを備え、記録媒体における主走査方向の一ラインの画像を、複数回の走査で前記記録媒体に印字する印刷ヘッドと、前記複数回の走査の方式に基づく数の記憶領域を有する記憶部と、を備え、入力画像データを読み出し、前記複数回の走査の方式と読み出した前記入力画像データにおける画素の位置とから、各画素が何回目の走査で印字されるかを判断し、前記複数回の走査で印字する出力データの中間データを、同時進行で生成するステップと、生成された前記中間データを、前記印刷ヘッドの1回の走査ごとに、異なる前記記憶領域に保存するステップと、前記記憶部に記憶された前記中間データを出力データに変換して、前記印刷ヘッドに送出するステップと、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、レンダリング処理の処理速度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかるプリンタの機能的構成を示すブロック図である。 図2は、記録部290の詳細な構成を示す模式図である。 図3は、印刷ヘッドの構成例を示す模式図である。 図4は、メモリ120に確保される格納領域を示す図である。 図5−1は、マルチパス印刷モードの印刷方法を説明するための図である。 図5−2は、マルチパス印刷モードの印刷方法を説明するための図である。 図6−1は、インターレース印刷モードの印刷方法を説明するための図である。 図6−2は、インターレース印刷モードの印刷方法を説明するための図である。 図7−1は、通常モードの場合、あるいはマルチパス印刷モードとインターレース印刷モードを組み合わせた場合の印刷シーケンスのパターンを示す説明図である。 図7−2は、通常モードの場合、あるいはマルチパス印刷モードとインターレース印刷モードを組み合わせた場合の印刷シーケンスのパターンを示す説明図である。 図7−3は、通常モードの場合、あるいはマルチパス印刷モードとインターレース印刷モードを組み合わせた場合の印刷シーケンスのパターンを示す説明図である。 図7−4は、通常モードの場合、あるいはマルチパス印刷モードとインターレース印刷モードを組み合わせた場合の印刷シーケンスのパターンを示す説明図である。 図7−5は、通常モードの場合、あるいはマルチパス印刷モードとインターレース印刷モードを組み合わせた場合の印刷シーケンスのパターンを示す説明図である。 図8は、本実施の形態において、メモリ120に保存された入力画像データから中間データを生成してメモリ120に保存するまでの処理を説明するための模式図である。 図9は、従来技術における、第1回の走査で出力する出力データの中間データ生成処理の概略を示す模式図である。 図10は、本実施の形態にかかる中間データの生成、格納、出力データの生成処理の手順を示すフローチャートおよびメモリ120の格納状態を示す模式図である。 図11は、従来技術における中間処理データの格納状態を示す模式図である。 図12は、中間データ生成の詳細な処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、中間データの有効データ範囲の検出について説明するための模式図である。 図14は、双方向印刷による印刷ヘッドの走査の状態を示す模式図である。 図15−1は、メモリ120の格納領域の1走査分の画像データを、走査方向に応じたデータ形式へ変換する処理を示す模式図である。 図15−2は、メモリ120の格納領域の1走査分の画像データを、走査方向に応じたデータ形式へ変換する処理を示す模式図である。 図15−3は、メモリ120の格納領域の1走査分の画像データを、走査方向に応じたデータ形式へ変換する処理を示す模式図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる印刷装置、印刷方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、印刷装置としてインクジェット式のプリンタを用いている。
図1は、本実施の形態にかかるプリンタの機能的構成を示すブロック図である。本実施の形態のプリンタ100は、図1に示すように、画像処理装置200と、メモリ120と、CPU270と、印刷ヘッド部280とを主に備えている。
本実施の形態のプリンタ100は、入力バスを介して画像入力部110に接続されている。画像入力部110は、例えば、コンピュータやコントローラ基盤などの外部装置であり、プリンタ100は、画像入力部110から印刷対象の入力画像データを受信してバッファ210に保存する。
CPU270は、外部I/F260を介して画像処理部250へ、印刷モードや画像処理用変数等の設定を行うとともに、画像処理部250が通知する有効データ範囲を受信する。また、CPU270は、印刷ヘッド部280の印字制御を行う。
記録部290は、印刷ヘッド部280を有する。印刷ヘッド部280は、インクの液滴吐出により記録紙に、印刷対象の入力画像データから変換されたヘッド出力データを有効データ範囲内で印字する。この印刷ヘッド部280は、CPU270からの制御により、マルチパス印刷モード、インターレース印刷モード、通常モードのいずれかの印刷モードあるいはこれらのモードの組合せで記録紙を走査し、印刷する。
画像処理装置200は、図1に示すように、バッファ210,261と、メモリI/F調停部220と、メモリコントローラ230と、画像処理部250と、外部I/F260とを主に備えている。
画像処理部250は、例えばASICなどに搭載される機能部であり、入力バスを介して画像入力部110から入力され、バッファ210に保存された入力画像データを、出力データに変換するレンダリング処理を行って、レンダリング処理により生成された出力データをバッファ261に書き込み、出力バスを介して印刷ヘッド部280に出力する。ここで、出力データは、印刷ヘッド部280が主走査方向に走査しながら一度に印刷する画像である。
画像処理部250は、図1に示すように、入力画像記憶処理部251と、入力画像転送部252と、階調処理部253と、中間データ生成部254と、有効データ範囲検出部255と、中間データ記憶処理部256と、出力データ変換部257と、出力データ転送部258と、出力I/F259とを主に備えている。
入力画像記憶処理部251は、バッファ210に保存された入力画像データを、メモリI/F調停部220、メモリコントローラ230を介して、メモリ120に保存する。入力画像転送部252は、メモリ120に保存された入力画像データを、メモリコントローラ230、メモリI/F調停部220を介して、読み出す。
階調処理部253は、メモリ120から読み出した入力画像データに対して、γ処理や滴量削減処理等の画像処理を行うとともに、多値誤差拡散処理等を用い、入力画像データを小値データに変換する。
中間データ生成部254は、階調処理が行われた入力画像データから中間データを生成する。中間データ記憶処理部256は、生成された中間データを、メモリI/F調停部220、メモリコントローラ230を介して、メモリ120に保存する。
有効データ範囲検出部255は、中間データの有効データ範囲を検出する。
出力データ変換部257は、メモリ120に保存された中間データを読み出して、出力データに変換する。出力データ転送部258は、出力データを、出力I/F259を介してバッファ261に書き込み、これにより出力データが印刷ヘッド部280に送出される。また、出力データ転送部258は、有効データ範囲検出部255で検出された有効データ範囲を、外部I/F260を介してCPU270に通知する。
なお、中間データ生成部254、中間データ記憶処理部256、有効データ範囲検出部255の各機能の詳細は後述する。
次に、記録部290の詳細について説明する。図2は、記録部290の詳細な構成を示す模式図である。記録部290は、図2に示すように、印刷ヘッド部280と、キャリッジ281と、主走査エンコーダセンサ282と、主走査エンコーダシート285と、ガイドロッド286とを備えている。
印刷ヘッド部280は、はブラック(K)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の4色のカラーインクを各々吐出するノズルを有する印刷ヘッドと、印刷ヘッド制御用基盤(いずれも不図示)によって構成される。
キャリッジ281は、印刷ヘッドをガイドロッド286に沿って主走査方向へ移動させ、待機時はホームポジションにある。
主走査エンコーダセンサ282は、主走査エンコーダシート285を読み取り、キャリッジ281の主走査方向への移動に応じて一定の間隔で信号を送信するものである。
印刷ヘッドによる記録は、ホームポジションにあるキャリッジ281が主走査方向に走査しながら印刷ヘッドの複数ノズルにより記録紙P上にインクを吐出することにより行われる。
片方向印刷の場合には、印刷ヘッドによる記録紙Pの端部まで記録が終了すると、記録紙Pは副走査方向に搬送され、キャリッジ281はホームポジションまで移動し、再度主走査方向に走査しながら記録を行う。双方向印刷の場合には、印刷ヘッドは前回の記録の移動終了位置から主走査逆方向に走査しながら記録を行う。
主走査方向のキャリッジ281による走査に際し、印刷ヘッド制御用基盤は、主走査エンコーダセンサ282からの信号を受信し、受信回数をカウントし、キャリッジ281の主走査位置を認識する。そして、印刷ヘッド制御用基盤は、主走査位置に応じて画像処理部250からの出力データを取得し、ノズルからインクを吐出させる。このような記録紙Pの搬送とキャリッジ281の走査を繰り返して印刷が行われる。
画像処理部250は、キャリッジ281の主走査位置に同期して出力データを印刷ヘッド部280に出力する必要があり、該当走査(キャリッジ移動)時に記録紙P上に記録する画像データのみを出力するために、中間データを生成する。
図3は、印刷ヘッドの構成例を示す模式図である。印刷ヘッドは、図3に示すように、K色用のK1ヘッドおよびK2ヘッドと、C,M,Y色用のC1ヘッド、C2およびC3ヘッドとを備えている。K色のみ印刷を行う場合、K1ヘッドとK2ヘッドを使用して、C,M,Y,K色の4色印刷を行う場合、K1ヘッド,C1ヘッド,C2ヘッド,C3ヘッドの4つのヘッド、もしくはK2ヘッド,C1ヘッド,C2ヘッド、C3ヘッドの4つのヘッドを使用する。
各ヘッドは、A列とB列の2列にノズルが配置されている。各列は、192個のノズルが配置されている。すなわち、C1ヘッド、C2およびC3ヘッドのそれぞれは、2列で384個のノズルが設けられ、K1ヘッドおよびK2ヘッドは、全体で4列で768個のノズルが設けられている。
各列のノズルは副走査方向300dpiの間隔で配置されている。また、各ヘッドにおいて、A列のノズルとB列のノズルは、副走査方向に600dpiずれた位置に配置される。また、各ヘッドにおいて、A列のノズルとB列のノズルは、それぞれ主走査方向22dot(600dpi換算値)間隔で配置されている。
各ヘッド間については、K1ヘッドとK2ヘッドとの距離は744dot、K1ヘッドとC1ヘッドの距離は2234dot、K1ヘッドとC2ヘッドの距離は2730dot、K1ヘッドとC3ヘッドの距離は3226dotで、各ヘッドが配置されている。
次に、メモリ120に確保される格納領域について説明する。図4は、メモリ120に確保される格納領域を示す図である。格納領域は、中間データ記憶処理部256により、出力データ生成の際に生成される中間データが保存される領域である。この格納領域は、中間データ記憶処理部256により、印刷方式のマルチパス数、インターレース数に応じて、走査パターン数分、メモリ120上に確保される。また、格納領域は、印刷ヘッドの1走査で記録紙上に記録する入力画像データも格納される。このため、各格納領域は、図4に示すように、格納される入力画像データに対応して、印刷ヘッドのノズル数に等しい副走査ライン数に応じた大きさを有している。格納領域の副走査位置は、印刷ヘッドのノズル位置と1:1に対応している。
次に、本実施の形態のプリンタ100で採用されるマルチパス印刷モードについて説明する。マルチパス印刷モードは、複数回の印刷ヘッドの走査で主走査方向の出力データを印字する印刷モードである。印刷ヘッドはノズルごとに出射角度、液滴(dot)の大きさのばらつきが存在するため、マルチパス印刷モードによる印刷により異なるノズルで印刷することで、濃度の偏りを低減し高画質化を図ることができる。
図5−1、図5−2は、マルチパス印刷モードの印刷方法を説明するための図である。図5−1に示す入力画像データをマルチパス印刷モードではなく、通常モードで印刷すると、1回の印刷ヘッドの走査で主走査方向の画像が完成する。このため、図5−1の入力画像データを通常モードで印刷すると、図5−2で示すように、赤、青、水色、緑で示した画素を全て1度に印刷する(図5−2では、「1パス」と示す。)。
2パスのマルチパス印刷モードの印刷では、2回のヘッド走査で主走査方向の画像が完成する。このため、図5−1の入力画像データを2パスのマルチパス印刷モードで印刷すると、図5−2で示すように、赤、水色で示した画素を1走査目に印刷し、青、緑の画素を2走査目で印刷する。
4パスのマルチパス印刷モードの印刷では、4回の印刷ヘッドの走査で主走査方向の画像が完成する。このため、図5−1の入力画像データを4パスのマルチパス印刷モードで印刷すると、図5−2で示すように、赤で示した画素を1走査目に印刷し、水色の画素を2走査目に印刷し、青の画素を3走査目に印刷し、緑の画素を4走査目に印刷する。
ここで、2パス、4パス等をマルチパス印刷モードのマルチパス数という。
次に、本実施の形態のプリンタ100で採用されるインターレース印刷モードについて説明する。インターレース印刷モードは、複数回の印刷ヘッドの走査で副走査方向の出力データを印字する印刷モードである。印刷ヘッドのノズル間隔により副走査方向の解像度は定められるが、インターレース印刷モードによる印刷により、ドット間に別のドットを形成するので、副走査方向の解像度を向上させて高画質化を図ることができる。
図6−1、図6−2は、インターレース印刷モードの印刷方法を説明するための図である。図6−1に示す入力画像データをインターレース印刷モードではなく、通常モードで印刷すると、1回の印刷ヘッドの走査で副走査方向の画像が完成する。このため、図6−1の入力画像データを通常モードで印刷すると、図6−2で示すように、赤、青、水色、緑で示した画素を全て1度に印刷する(図6−2では、「1/1」インターレースと示す。)。
1/2インターレースのインターレース印刷モードの印刷では、2回のヘッド走査で副走査方向の画像が完成する。このため、図6−1の入力画像データを1/2インターレースのインターレース印刷モードで印刷すると、図6−2で示すように、赤、水色で示した画素を1走査目に印刷し、青、緑の画素を2走査目で印刷する。
1/4インターレースのインターレース印刷モードの印刷では、4回の印刷ヘッドの走査で副走査方向の画像が完成する。このため、図6−1の入力画像データを1/4インターレースのインターレース印刷モードで印刷すると、図6−2で示すように、赤で示した画素を1走査目に印刷し、水色の画素を2走査目に印刷し、青の画素を3走査目に印刷し、緑の画素を4走査目に印刷する。
ここで、1/2インターレース、1/4インターレース等をインターレース印刷モードのインターレース数という。
図7−1〜7−5は、通常モードの場合、あるいはマルチパス印刷モードとインターレース印刷モードを組み合わせた場合の印刷シーケンスのパターンを示す説明図である。
図7−1は、通常モード(1パス 1/1インターレース)の場合の印刷シーケンスのパターンを示す。図7−2は、通常モード(1パス)と1/2インターレースのインターレース印刷モードの場合の印刷シーケンスのパターンを示す。図7−3は、2パスのマルチパス印刷モードと1/2インターレースのインターレース印刷モードの場合の印刷シーケンスのパターンを示す。図7−4は、4パスのマルチパス印刷モードと1/2インターレースのインターレース印刷モードの場合の印刷シーケンスのパターンを示す。図7−5は、4パスのマルチパス印刷モードと1/4インターレースのインターレース印刷モードの場合の印刷シーケンスのパターンを示す。
これらの図において、数字が印刷ヘッドの走査順を示しており、マルチパス印刷モードとインターレース印刷モードの組合せにより、図7−1〜7−5のパターンに従って画像データが形成される。
なお、プリンタ100では、予め初期設定の印刷方式の設定などで、通常モードの指定、マルチパス印刷モードとその際のマルチパス数の指定、インターレース印刷モードとそのインターレース数の指定が行われ、指定された印刷モード(通常モード、マルチパス印刷モード、インターレース印刷モード)、マルチパス数、インターレース数が印刷方式としてメモリ120等の記憶媒体に記憶される。
次に、中間データ生成部254による中間データの生成、および中間データ記憶処理部256による中間データのメモリへの保存の処理の詳細について説明する。
図8は、本実施の形態において、メモリ120に保存された入力画像データから中間データを生成してメモリ120に保存するまでの処理を説明するための模式図である。図8では、印刷方式として2パスのマルチパス印刷モードと1/2インターレースのインターレース印刷モードとの組み合わせが設定されている場合を例にあげて示している。
図7−1〜7−5に示すように、入力画像データは、印刷シーケンスごとに画素の入力画像データ上での位置によって印字される印刷ヘッドの走査が異なる。
本実施の形態では、印刷ヘッドの複数回の走査で印字する出力データの中間データを同時進行で作成する。
すなわち、中間データ生成部254は、メモリ120に保存された印刷方式(印刷モード、マルチパス数、インターレース数)を取得する。そして、中間データ生成部254は、メモリ120から入力画像データを、先頭のラインから順にライン毎に読み出して圧縮等を行って、中間データを生成する。
また、中間データ記憶処理部256は、メモリ120から取得した印刷方式の設定におけるマルチパス数、インターレース数と、入力画像データ中における画素の位置とによって、各画素が何回目の主走査方向の走査、副走査方向の走査で印字されるかを判断する。そして、中間データ記憶処理部256は、出力される画素の印刷ヘッドの走査ごとに、それぞれの画素をメモリ120の異なる格納領域へ分類して保存する。
メモリ120の格納領域の数は、印刷方式によって可変であり、中間データ記憶処理部256が、印刷方式のマルチパス数、インターレース数に応じて、走査パターン数分、メモリ120上に確保する。
図8に示す例を用いて説明すると、印刷方式として、マルチパス数が2パスのマルチパス印刷モードが設定されているため、入力画像データの主走査方向の各ラインの画像は印刷ヘッドによる2回の走査で印刷される。また、印刷方式として、インターレース数が1/2インターレースのインターレース印刷モードが設定されているため、入力画像データの副走査方向の画像は、印刷ヘッドによる2回の走査で印刷される。
このため、中間データ生成部254が入力画像データをメモリ120の格納領域から読み出し中間データを生成した後、中間データ記憶処理部256は、4個の格納領域を確保する(図8の格納領域1〜4)。
そして、中間データ記憶処理部256は、入力画像データの主走査方向のライン先頭から奇数番目の位置の画素を、印刷ヘッドの主走査方向の第1回目の走査で印字される画素と判断し(図8の「3」「4」の画素)、偶数番目の位置の画素を、印刷ヘッドの主走査方向の第2回目の走査で印字される画素(図8の「3」「2」の画素)と判断する。
また、中間データ記憶処理部256は、入力画像データの副走査方向ごとに、副走査方向先頭から奇数目の位置の画素を、印刷ヘッドの副走査方向の第1回目の走査で印字される画素(図8の「1」「3」の画素)と判断し、偶数番目の位置の画素を、印刷ヘッドの副走査方向の第2回目の走査で印字される画素(図8の「4」「2」の画素)と判断する。そして、「1」、「2」、「3」、「4」の順の印刷ヘッドの走査で画素が印字される。
このため、本実施の形態の中間データ記憶処理部256は、「1」、「2」、「3」、「4」という印刷ヘッドの走査ごとに異なる格納領域1〜4に各画素の中間データを保存する。
これに対して、従来技術では、印刷ヘッドのある1つの走査で印字する画像データの中間データのみを作成してメモリに保存する。図9は、従来技術における、第1回の走査で出力する出力データの中間データ生成処理の概略を示す模式図である。従来技術では、図9に示すように、第1回目の印刷ヘッドの走査で出力する出力データが含まれるラインの画素を読み出し、第1回の走査のデータのみに主走査方向に画像圧縮を行って中間データを生成しメモリに保存する。そしれ、この処理を、1回の印刷ヘッドの走査時に出力される出力データ数分繰り返し行い、次の印刷ヘッドの走査時に出力されるデータの中間データの生成を行う。このため、印刷ヘッドの走査の回数が大きくなるに従い、中間データの生成、およびメモリへの格納の処理の繰り返し回数が増大し、その結果、レンダリングの処理時間が増大してしまう。
本実施の形態では、従来技術と異なり、上述のとおり、印刷ヘッドの複数回の走査で印字する出力データの中間データを同時進行で生成し、かつ、同時に走査ごとに中間データを異なる格納領域に保存しているので、レンダリングの処理時間を大幅に短縮することができる。
図10は、本実施の形態にかかる中間データの生成、格納、出力データの生成処理の手順を示すフローチャートおよびメモリ120の格納状態を示す模式図である。
まず、中間データ生成部254は、メモリ120の格納領域に保存されている入力画像データを読み出す(ステップS12)。そして、階調処理部253は、読み出した入力画像データに対して階調処理を施す(ステップS13)。
次に、中間データ生成部254は、階調処理が施された入力画像データから圧縮等を行って中間データを生成し、中間データ記憶処理部256が中間データを印刷ヘッドの走査ごとに異なる格納領域に保存する(ステップS14)。
すなわち、上述したとおり、中間データ記憶処理部256は、印刷方式と入力画像データ中の各画素の位置から、各画素が何回目の印刷ヘッドの走査で印字されるかを判断し、中間データの各画素を、走査ごとにメモリ120の異なる格納領域に格納する。
そして、中間データ記憶処理部256は、いずれかの格納領域に1走査分の中間データを蓄積したか否かを判断し(ステップS15)、まだ蓄積されていなければ(ステップS15:No)、ステップS12からS14までの処理を繰り返す。
一方、いずれかの格納領域に1走査分の中間データが蓄積された場合には(ステップS15:Yes)、出力データ変換部257は、1走査分の中間データを出力データに変換してメモリ120に保存する(ステップS16)。次に、出力データ転送部258は、メモリ120から出力データを読み出して(ステップS17)、出力データを出力I/F259を介してバッファ261に出力する(ステップS18)。これにより、出力データは出力バスを介して印刷ヘッド部280に送出される。
そして、出力データ転送部258は、1走査分の出力データの出力を行ったか否か判断し(ステップS19)、1走査分の出力が行われてなければ(ステップS19:No)、ステップS17、S18の処理を繰り返す。
一方、1走査分の出力データの出力が行われている場合には(ステップS19:Yes)、出力データ転送部258は、全走査につき終了したか否かを判断し(ステップS20)、終了していない場合には(ステップS20:No)、ステップS12からS19までの処理を繰り返す。
一方、走査につき終了した場合には(ステップS20:Yes)、処理を完了する。
これに対し、従来技術の方法では、中間データの生成、格納では、ある1走査で出力されるデータのみの画像圧縮を行い、メモリへと格納する。図11は、従来技術における中間処理データの格納状態を示す模式図である。中間データが1回のヘッド走査時に出力されるデータ数分蓄積されるまでこれを繰り返すので、レンダリング処理時間が長時間となってしまう。
本実施の形態では、上述のように、印刷方式と入力画像データ中の各画素の位置から、各画素が何回目の印刷ヘッドの走査で印字されるかを判断し、中間データの各画素を、走査ごとにメモリ120の異なる格納領域に格納するので、メモリ120からの入力画像データの読み出し、転送の回数が1/マルチパス数に減少し、これにより、レンダリング処理の処理速度が向上する。
また、中間データ生成のために入力画像データを保持する必要がなくなるため、保持をしない場合、1フレーム分の入力データのメモリ書き込み、読み出し転送が不要となり、更に処理速度が向上する。
さらに、走査ごとに格納領域を複数有し、かつ格納領域のライン数がノズルの副走査位置に1:1に対応していることから、例えば、ノズル詰まりなどで特定のノズルがインク吐出不可能になった場合に、中間データを別の走査の中間データ領域に複製することで、容易に別の走査の任意のノズル出力によって補うことが可能となる。
次に、中間データの生成の詳細について説明する。図12は、中間データ生成の詳細な処理の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態では、階調処理後の各C,M,Y,K色の中間データの主走査方向先頭側、主走査方向後端側に、印刷ヘッドの配置構成に合わせて、インク滴出力なしを表す“0”データを付加している。
より具体的には、各C,M,Y,K色の中間データの主走査先頭方向に、往路印刷時に最初に記録紙上の記録領域先端側に達するノズルから、各色の吐出ノズルとの主走査方向の距離に応じた“0”データを付加し、主走査後端方向に、往路印刷時に最後に記録紙上の記録領域後端側に達するノズルから、各色の吐出ノズルとの主走査方向の距離に応じた“0”データを付加する。
図4を用いて説明したように、メモリ120の格納領域のラインは、印刷ヘッドのノズル位置と対応しているため、生成する中間データの格納済みライン数から、出力先のノズルを判定し、ノズルごとに“0”データを付加する。
まず、中間データ生成部254は、中間データ生成を開始すると、印刷要求で指定された印刷シーケンスを判定し、K1ヘッドおよびK2ヘッドを使用するモノクロ印刷か、K1ヘッド、C1ヘッド、C2ヘッド、C3ヘッドを使用する印刷か、K2ヘッド、C1ヘッド、C2ヘッド、C3ヘッドを使用するカラー印刷かを判定する(ステップS31)。
モノクロ印刷である場合には、生成する中間データのライン数が偶数か奇数かを判定する(ステップS32)。これは、中間データの偶数ライン、奇数ラインは、それぞれ異なるノズル列から出力されることから、出力先のノズルを判定するためである。
そして、中間データのライン数が384ラインを超えているかを判定する(ステップS33,S36)。図3に示す印刷ヘッドのノズル構成からわかるように、K色の出力ヘッドはK1ヘッド,K2ヘッドの2種類あり、384ラインを超える中間データはK2ヘッドから出力されることから、かかる判定を行い、ライン数の偶奇判定と併せて、出力先ノズルが判別される。
出力先ノズルが判別されると、K色データに往路印刷時に最初に記録紙上の記録領域先端側に達するノズル(K1ヘッドA列ノズル)から、出力先ノズルまでの距離をdot換算した数の”0”データを主走査先端方向に付加し、最後に記録領域後端側に達するノズル(K2ヘッドB列)から出力先ノズルまでの距離をdot換算した数の“0”データを主走査後端方向に付加する(ステップS34、S35、S37、S38)。
次に、中間データ生成部254は、“0”データを付加した中間データを主走査方向に圧縮し(ステップS45)、中間データ生成処理を終了する。
ステップS31において、K1ヘッド、C1ヘッド、C2ヘッド、C3ヘッドを使用するカラー印刷である場合、中間データ生成部254は、生成する中間データのライン数が偶数か奇数かの判定を行い(ステップS39)、これにより、出力先ノズルが判別される。
そして、中間データ生成部254は、C,M,Y,K色データそれぞれに往路印刷時に最初に記録紙上の記録領域先端側に達するノズル(K1ヘッドA列ノズル)から、出力先ノズルまでの距離をdot換算した数の“0”データを主走査先端方向に付加し、最後に記録領域後端側に達するノズル(C3ヘッドB列)から出力先ノズルまでの距離をdot換算した数の“0”データを主走査後端方向に付加する(ステップS40、S41)。その後、中間データ生成部254は、“0”データを付加した中間データを主走査方向に圧縮し(ステップS45)、中間データ生成処理を終了する。
また、ステップS31において、K2ヘッド、C1ヘッド、C2ヘッド、C3ヘッドを使用するカラー印刷である場合、生成する中間データのライン数が偶数か奇数かの判定を行い(ステップS42)、これにより出力先ノズルが判別される。
そして、中間データ生成部254は、C,M,Y,K色データそれぞれに、往路印刷時に最初に記録紙上の記録領域先端側に達するノズル(K2ヘッドA列ノズル)から、出力先ノズルまでの距離をdot換算した数の“0”データを主走査先端方向に付加し、最後に記録領域後端側に達するノズル(C3ヘッドB列)から出力先ノズルまでの距離をdot換算した数の“0”データを主走査後端方向に付加する(ステップS43、S44)。その後、中間データ生成部254は、“0”データを付加した中間データを主走査方向に圧縮し(ステップS45)、中間データ生成処理を終了する。
このように、印刷ヘッドの1走査の印刷において、印刷ヘッドの全ノズルが同時に吐出開始、終了させることのできる出力データを生成するための中間データを作成することにより、出力先ノズル毎の中間データの管理が不要となり、中間データのメモリ容量低減が可能となる。
次に、有効データ範囲検出部255による有効データ範囲検出処理について説明する。図13は、中間データの有効データ範囲の検出について説明するための模式図である。
有効データ範囲検出部255は、図10で説明した中間データ生成処理後の中間データを用いて行われ、主走査方向先端、後端側の“0”データ(滴なしデータ)の連続数を、1走査出力単位で計測する。
この計測は、C,M,Y,K色データ全てが“0”データであるかを判定し、1走査分のデータ出力前に、主走査方向先端側“0”データ連続数に応じた有効データ先端側座標、後端側“0”データ連続数に応じた有効データ後端側座標をCPU270に通知する。 CPU270は、設定するコマンドに応じて、有効外データの出力、未出力を切り替える。未出力が選択された場合、1走査出力において有効外データを破棄して出力する。
中間データは、キャリッジ281の主走査方向の位置に対応したデータ形式となっているため、CPU270は、画像処理部250から通知される有効データ先端側座標から有効データ後端側座標までのキャリッジ281を移動させることで、1走査の印刷を行う事が可能となり、最小限のキャリッジ動作で印刷が可能で、早い線速を得ることが可能となる。
次に、双方向印刷における出力データの生成処理について説明する。図14は、双方向印刷による印刷ヘッドの走査の状態を示す模式図である。各走査でノズル数相当の副走査ラインの印刷を行う。
往路走査で画像形成を行うと、ノズル数相当のライン数分、記録紙Pの搬送を行い、続いて復路走査で印刷を行い、記録紙Pの搬送を行う。以上の処理を繰り返し、双方向印刷を実現する。
図15−1〜15−3は、メモリ120の格納領域の1走査分の画像データを、走査方向に応じたデータ形式へ変換する処理を示す模式図である。出力データ変換部257による出力データへの変換は、該当走査が往路印刷であるか、復路印刷であるかによって変換方法が異なる。往路走査、復路走査が、図14で示される方向からの走査である場合、往路印刷時に出力される中間データは、主走査方向にミラーリングされる。
なお、本実施の形態のプリンタ100で実行される印刷プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態のプリンタ100で実行される印刷プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態のプリンタ100で実行される印刷プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態のプリンタ100で実行される印刷プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態のプリンタ100で実行される印刷プログラムは、上述した画像処理部250の各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから印刷プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、画像処理部250が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上説明したように、本実施の形態では、印刷方式と入力画像データ中の各画素の位置から、各画素が何回目の印刷ヘッドの走査で印字されるかを判断し、中間データの各画素を、走査ごとにメモリ120の異なる格納領域に格納するので、メモリ120からの入力画像データの読み出し、転送の回数が1/マルチパス数に減少し、これにより、レンダリング処理の処理速度が向上する。
110 画像入力部
120 メモリ
200 画像処理装置
210,261 バッファ
220 メモリI/F調停部
230 メモリコントローラ
250 画像処理部
251 入力画像記憶処理部
252 入力画像転送部
253 階調処理部
254 中間データ生成部
255 有効データ範囲検出部
256 中間データ記憶処理部
257 出力データ変換部
258 出力データ転送部
259 出力I/F
270 CPU
280 印刷ヘッド部
281 キャリッジ
282 主走査エンコーダセンサ
285 主走査エンコーダシート
286 ガイドロッド
290 記録部
特開2006−209458号公報

Claims (7)

  1. インクジェット式の印刷装置であって、
    液滴吐出する複数のノズルを備え、記録媒体における主走査方向の一ラインの画像を、複数回の走査で前記記録媒体に印字する印刷ヘッドと、
    前記複数回の走査の方式に基づく数の記憶領域を有する記憶部と、
    入力画像データを読み出し、前記複数回の走査の方式と読み出した前記入力画像データにおける画素の位置とから、各画素が何回目の走査で印字されるかを判断し、前記複数回の走査で印字する出力データの中間データを、同時進行で生成する中間データ生成部と、
    生成された前記中間データを、前記印刷ヘッドの1回の走査ごとに、異なる前記記憶領域に保存する中間データ記憶処理部と、
    前記記憶部に記憶された前記中間データを出力データに変換して、前記印刷ヘッドに送出する出力データ変換部と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記中間データ生成部は、前記印刷ヘッドにおける前記ノズルの配置に応じて、1ラインの前記入力画像データの主走査方向の先端と後端に、液滴吐出の対象外となる非吐出データを付加した前記中間データを生成することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記中間データ生成部は、色成分ごとに前記ノズルの配置を判断することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記非吐出データの連続数に基づいて、前記出力データの有効データ範囲を検出する有効データ範囲検出部をさらに備え、
    前記出力データ変換部は、前記有効データ範囲の前記出力データを、前記印刷ヘッドに送出することを特徴とする請求項2または3に記載の印刷装置。
  5. 前記記憶部は、
    印刷方式のマルチパス数、およびインターレース数に応じた、走査パターン数分の前記記憶領域を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. インクジェット式の印刷装置で実行される印刷方法であって、
    前記印刷装置は、液滴吐出する複数のノズルを備え、記録媒体における主走査方向の一ラインの画像を、複数回の走査で前記記録媒体に印字する印刷ヘッドと、前記複数回の走査の方式に基づく数の記憶領域を有する記憶部と、を備え、
    入力画像データを読み出し、前記複数回の走査の方式と読み出した前記入力画像データにおける画素の位置とから、各画素が何回目の走査で印字されるかを判断し、前記複数回の走査で印字する出力データの中間データを、同時進行で生成するステップと、
    生成された前記中間データを、前記印刷ヘッドの1回の走査ごとに、異なる前記記憶領域に保存するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記中間データを出力データに変換して、前記印刷ヘッドに送出するステップと、
    を含むことを特徴とする印刷方法。
  7. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータは、液滴吐出する複数のノズルを備え、記録媒体における主走査方向の一ラインの画像を、複数回の走査で前記記録媒体に印字する印刷ヘッドと、前記複数回の走査の方式に基づく数の記憶領域を有する記憶部と、を備え、
    入力画像データを読み出し、前記複数回の走査の方式と読み出した前記入力画像データにおける画素の位置とから、各画素が何回目の走査で印字されるかを判断し、前記複数回の走査で印字する出力データの中間データを、同時進行で生成するステップと、
    生成された前記中間データを、前記印刷ヘッドの1回の走査ごとに、異なる前記記憶領域に保存するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記中間データを出力データに変換して、前記印刷ヘッドに送出するステップと、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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