JP5683152B2 - 金属表面処理剤、表面処理金属材料、および金属表面処理方法 - Google Patents
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一方で、6価クロムの有毒性によって環境汚染が引き起こされる問題が指摘されている。近年、その解決方法として、クロムを含まない金属表面処理剤を用いた、ノンクロメート表面処理技術が数多く提案されている。
すなわち、本発明は、以下の(1)〜(9)を提供する。
水性有機樹脂(B)とを含有し、
上記バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)の金属V換算質量(WA)と、上記水性有機樹脂(B)の質量(WB)との質量比(WA/WB)が0.002〜2.0である、金属表面処理剤。
また、該金属表面処理剤を用いて得られる表面処理金属材料、および、該金属表面処理剤を用いた金属表面処理方法も提供することができる。
本発明の金属表面処理剤は、一般式VO(OR)3(Rは、それぞれ独立にアルキル基を表す。)で表されるバナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)と、水性有機樹脂(B)とを含有し、バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)の金属V換算質量(WA)と、水性有機樹脂(B)の質量(WB)との質量比(WA/WB)が0.002〜2.0である。
以下、本発明の金属表面処理剤の構成成分について説明する。
本発明で使用される上記バナジウムアルコキシドは、一般式VO(OR)3(Rは、それぞれ独立にアルキル基を表す。)で表される化合物である。
上記バナジウムアルコキシドは、水の存在下で加水分解して、アルコキシ基の一部が水酸基で置換された一般式VO(OR)2OHで表される化合物や、アルコキシ基の全部が水酸基に置換された化合物などを生成する。このような化合物の加水分解、縮合を介して得られる加水分解物および/または縮合物を含有する金属表面処理剤から皮膜を得た場合、非晶質の酸化バナジウムを形成することができる。
上記バナジウムアルコキシドを出発物質として得られる非晶質の酸化バナジウムが皮膜中に含まれることにより、通常、トレードオフの関係にある耐食性と導電性とを高いレベルで両立できると考えられる。
これに対して、結晶質の酸化バナジウムにおいては、バナジウムの原子価は5価であり、バナジウム間の原子価の違いにより生じるホッピング伝導が阻止されるため、導電性は悪くなる。
加水分解反応、縮合反応は温度と時間に影響されるため、必要に応じて反応温度や反応時間を調整して目的とする重量平均分子量にすることが好ましい。
加水分解・縮合反応の反応時間は、使用される化合物によって適宜最適な時間が選択されるが、生産性などの点から、5〜60分が好ましい。
加水分解・縮合反応は、必要に応じて、溶媒中で行ってもよい。使用される溶媒としては、例えば、水や、水分を一部含有する、アルコール類(メタノールなど)、ケトン類、セロソルブ類などの有機溶媒が挙げられる。
加水分解・縮合反応時の反応系のpHは特に制限されず、使用される化合物、目的とする重量平均分子量に応じて適宜最適な範囲が選択されるが、pH2〜9が好ましい。
本発明の金属表面処理剤においては、水性有機樹脂(B)が上記バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)と共存することによって、得られる皮膜の加工性・耐食性・耐熱性をさらに高めることができる。
水性有機樹脂とは、水中で容易に均一分散させることができる、水溶性または水分散性(エマルジョン型)の有機樹脂である。なお、エマルジョン型有機樹脂の場合の粒子径は、本発明の効果がより優れる点で、0.01〜0.5μm程度が好ましく、0.02〜0.2μmがより好ましい。
なお、アニオン性官能基とは、媒体中(例えば、水)でマイナスチャージを持ってイオン解離する官能基を意味し、例えば、カルボン酸基またはその塩、リン酸基またはその塩、ボロン酸基、スルホン酸基またはその塩、水酸基などが挙げられる。
カチオン性官能基とは、媒体中(例えば、水)でプラスチャージを持ってイオン解離する官能基を意味し、例えば、アミノ基、ピリジンやイミダゾールのような窒素を含有する複素環の四級塩、四級アンモニウム塩などが挙げられる。
これらのうち、加工性がより優れるという理由から、水性ポリウレタン樹脂が好ましい。
以下に、好適な水性有機樹脂について詳述する。
また、使用可能なポリオール成分としては、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン等の直鎖脂肪族ポリオール;ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリオキシエチレンビスフェノールAエーテルポリオール、ポリオキシプロピレンビスフェノールAエーテルポリオール、ポリオキシエチレントリメチロールプロパンエーテルポリオール、ポリオキシプロピレントリメチロールプロパンエーテルポリオール、ポリオキシエチレンペンタエリスリトールエーテルポリオール等のポリエーテルポリオール;アジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フマル酸、セバシン酸、ダイマー酸等の2塩基酸と、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコール、1,4−CHDM、1,6−ヘキサンジオール等のポリオールとを縮合させたポリエステルポリオール;ポリマーポリオール;ポリカプロラクトンポリオール;ポリカーボネートジオール;ポリブタジエンポリオール;ネオペンチルグリコール;メチルペンタジオール等を挙げることができる。
なお、樹脂中の一部をビニル変性、アクリル変性、リン酸変性、イソシアネート変性、アミン変性、シリル変性してもよい。更には、界面活性剤、水溶性高分子等の分散剤を用いて水分散化した強制乳化タイプや、変性によって親水基を導入したソープフリーの自己乳化タイプも使用可能であり、後者を使用することがより好適である。
モノマーの一部にトリメリット酸、ピロメリット酸等のカルボキシル基が3個以上持つモノマーを使用し、未反応のカルボン酸をアルカリで中和して可溶化または水分散した水系樹脂、或いは、モノマーの一部にスルホフタル酸等のスルホン化したモノマーを使用して可溶化または水分散した水系樹脂も使用できる。
本発明の金属表面処理剤において、使用される上記バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)の金属V(バナジウム)換算質量(WA)と上記水性有機樹脂(B)の質量(WB)との質量比(WA/WB)は、0.002〜2.0である。なお、金属V(バナジウム)換算質量(WA)は、金属表面処理剤中の上記加水分解物および/またはその縮合物(A)の質量を金属V(バナジウム)換算したものである。
質量比(WA/WB)が0.002未満であると、耐食性、耐熱性が得られないばかりか、上記バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)によるホッピング伝導の効果が小さくなるため導電性が劣る。また、質量比(WA/WB)が2.0を越えると、皮膜の加工性、耐熱性、耐食性、および、処理剤の貯蔵安定性が劣る。これに対して、質量比(WA/WB)が0.002〜2.0であれば、所望の皮膜、特に、導電性、耐食性、および加工性を高いレベルで維持できる皮膜を製造できる。なかでも、本発明の効果がより優れる点で、0.01〜1.0であることが好ましく、0.02〜0.2であることがより好ましい。
本発明の金属表面処理剤は、pHが2〜11であることが好ましく、4〜9であることがより好ましい。
pHがこの範囲であれば、金属表面処理剤を金属材料に塗布してから乾燥または加熱処理により皮膜が形成されるまでの過程で金属材料が過剰にエッチングされず、得られる金属材料の外観が良好となる。また、pHがこの範囲であれば、金属表面処理剤の貯蔵安定性も良好である。
pHが低すぎると、金属材料の外観が一部損なわれることがあり、pHが高すぎると、処理剤の貯蔵安定性が得られないことがある。
これらのうち、貯蔵安定性およびエッチング効果の観点から、酢酸、アンモニアが好ましい。
本発明の金属表面処理剤は溶媒を含んでいてもよく、溶媒としては水を主体とするが、皮膜の乾燥性改善など必要に応じて、アルコール、ケトン、セロソルブ系の水溶性有機溶媒を添加した水性媒体であってもよい。
本発明の金属表面処理剤における溶媒量は特に限定されないが、処理剤全量に対して、1〜99質量%であることが好ましく、30〜95質量%であることがより好ましく、50〜90質量%であることが特に好ましい。
本発明の金属表面処理剤には、本発明の趣旨や皮膜性能を損なわない範囲で、アルコキシ基含有金属化合物、金属酸化物コロイド、水溶性無機化合物、ワックス、顔料、界面活性剤、消泡剤、レベリング剤等の添加剤を添加することができる。
本発明の金属表面処理剤の調製方法は特に制限されず、公知の方法によって製造することができる。例えば、上記バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)を含む溶液中に、上記水性有機溶媒(B)を所定量添加して、混合することによって製造することができる。
本発明の表面処理金属材料は、金属材料と、該金属材料の表面上に塗布された本発明の金属表面処理剤を加熱乾燥して得られた皮膜と、を備える表面処理金属材料である。
亜鉛系めっき鋼板としては、亜鉛めっき鋼板、亜鉛−ニッケルめっき鋼板、亜鉛−鉄めっき鋼板、亜鉛−クロムめっき鋼板、亜鉛−アルミニウムめっき鋼板、亜鉛−チタンめっき鋼板、亜鉛−マグネシウムめっき鋼板、亜鉛−マンガンめっき鋼板、亜鉛−アルミニウム−マグネシウムめっき鋼板、亜鉛−アルミニウム−マグネシウム−シリコンめっき鋼板等が挙げられる。
また、亜鉛系めっき鋼板としては、上述した亜鉛系めっき鋼板におけるめっき層に、コバルト、モリブデン、タングステン、ニッケル、チタン、クロム、アルミニウム、マンガン、鉄、マグネシウム、鉛、ビスマス、アンチモン、錫、銅、カドミウム、ヒ素等を少量の異種金属元素もしくは不純物として含有させたもの;シリカ、アルミナ、チタニア等の無機物を分散させたもの;等も用いることができる。
さらに、亜鉛系めっき鋼板としては、上述した亜鉛系めっきと他種類のめっき(例えば、鉄めっき、鉄−リンめっき、ニッケルめっき、コバルトめっき等)とを組み合わせた複層めっき鋼板も用いることができる。
めっき方法は特に限定されず、公知のめっき法、例えば、電気めっき法、溶融めっき法、蒸着めっき法、分散めっき法、真空めっき法等を用いることができる。
皮膜質量がこの範囲であると、上記金属材料の表面が十分に被覆されて各種性能が発揮され、皮膜が割れにくく加工性がより良好になり、耐食性もより優れる。
本発明の金属表面処理方法は、本発明の金属表面処理剤を上記金属材料の表面上に塗布する塗布工程と、上記金属材料の表面上に塗布された本発明の金属表面処理剤を加熱乾燥して皮膜を得る加熱乾燥工程と、を備える金属表面処理方法である。
なお、本発明の金属表面処理剤を塗布する前に、必要に応じて、上記金属材料の表面を脱脂処理してもよい。
上記加熱乾燥工程における加熱乾燥温度は、50〜200℃であることが好ましく、60〜150℃であることがより好ましい。加熱乾燥温度がこの範囲であれば、水分蒸発速度が速く乾燥効率がより良好であり、また、得られる皮膜の性能向上も期待できる。
バナジウムアルコキシドを蒸留水中に加えて、25℃で10分撹拌し、pHを調整して加水分解物およびその縮合物を製造した。該溶液に、後述する第1表に示す混合比に従って、所定量の水性有機樹脂を添加し、30分間攪拌して、所定の金属表面処理剤を得た。
・分析装置:TRI ROTAR−V(JASCO)
・検出器:示差屈折計830−RI(JASCO)、セル温度50℃
・カラム恒温槽:TU−100(JASCO)、温度55℃
・ガードカラム:OHpak Q−800P(shodex)、内径8mm×50mm
・カラム:OHpak Q−802(shodex)、内径8mm×500mm
・溶離液:蒸留水
・流量:0.7mL/min
・標準物質:ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール
第1表に、金属表面処理剤の調製に用いた各成分の種類、バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)の金属V換算質量(WA)と水性有機樹脂(B)の質量(WB)との質量比(WA/WB)、バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)の重量平均分子量、および、金属表面処理剤のpHを示す。第1表中、バナジウムアルコキシドおよび水性有機樹脂(B)の質量%は、処理剤全量に対する仕込み量(質量%)を表す。
第1表に示す記号に対応する各成分の具体名を以下に示す。
A1:バナジウムオキシトリイソプロポキシド
A2:バナジウムオキシトリブトキシド
A3:メタバナジン酸アンモニウム
A4:バナジウムオキシアセチルアセトネート
A5:バナジウムジイソプロポキシビス(アセチルアセトネート)
B1:水性ポリウレタン樹脂(第一工業製薬株式会社製、スーパーフレックスE−2000、ノニオン性)
B2:水性エポキシ樹脂(株式会社ADEKA製、アデカレジンEPEC−0436、カチオン性)
B3:水性アクリル樹脂(日本エヌエスシー株式会社製、カネビノールKD21、カチオン性)
B4:水性ポリエステル樹脂(互応化学工業株式会社製、FR−627、ノニオン性)
B5:水性フェノール樹脂(住友ベークライト株式会社製、PR−50273、アニオン性)
C1:リン酸
C2:モノエタノールアミン
C3:酢酸
C4:アンモニア
金属材料として板厚0.6mmの電気亜鉛めっき鋼板(片面当たりの付着量20g/m2)を使用し、これをアルカリ脱脂および水洗した後、調製した金属表面処理剤をめっき鋼板の片面にバーコーターにより塗布し加熱乾燥し、表面処理金属材料を作製した。形成された皮膜の皮膜質量および加熱温度(PMT:最高到達板温度)を、第1表に示す。
得られた表面処理金属材料を以下の方法で評価した。
(1)加工性
無加工の表面処理金属材料の試験片をドロービードにより加工し、試験前後の色差△E(ハンター表色系におけるE値の差)を測定し、次のように評価した。
・圧着荷重:0.25t
・ビード径:3mmR
・ビード高さ:2mm
・引抜速度:200mm/min
◎:1未満
○:1以上、2未満
△:2以上、3未満
×:3以上
無加工の表面処理金属材料の試験片を200℃で20分間加熱し、加熱前後の色差△E(ハンター表色系におけるE値の差)を測定し、次のように評価した。
◎:1未満
○:1以上、2未満
△:2以上、3未満
×:3以上
無加工の表面処理金属材料の試験片を用いて、層間抵抗機により層間抵抗値を次のように評価した。
・電圧:0.5V
・電流範囲:0〜1A
・圧着荷重:2N/mm2
・接触子の総面積:10cm2
◎:0.5Ω・cm2/枚未満
○:0.5Ω・cm2/枚以上、1.5Ω・cm2/枚未満
△:1.5Ω・cm2/枚以上、3.0Ω・cm2/枚未満
×:3.0Ω・cm2/枚以上
無加工の表面処理金属材料の試験片を用いて、JIS−Z−2371に基づいた塩水噴霧240時間後の白錆発生面積率により次のように評価した。
◎ :5%未満
○ :5%以上、10%未満
△ :10%以上、50%未満
× :50%以上
無加工の表面処理金属材料の試験片を用いて、アルカリ脱脂剤CL−N364S(日本パーカライジング社製)(20g/L、60℃、10秒スプレー、スプレー圧0.5kg/cm2)で脱脂した後、スプレー水洗を10秒行ってから、JIS−Z−2371に基づいた塩水噴霧120時間後の白錆発生面積率により次のように評価した。
◎ :5%未満
○ :5%以上、10%未満
△ :10%以上、50%未満
× :50%以上
無加工の表面処理金属材料の試験片を用いて、エリクセン7mm押出し加工してから、JIS−Z−2371に基づいた塩水噴霧120時間後の白錆発生面積率により次のように評価した。
◎ :5%未満
○ :5%以上、10%未満
△ :10%以上、50%未満
× :50%以上
金属表面処理剤を40℃の雰囲気で静置した場合にゲル化、沈殿が発生するまでの期間で貯蔵安定性を次のように評価した。
○:1ヶ月以上
×:1ヶ月未満
第1表に示す評価結果から、実施例1〜20は、加工性、耐熱性、導電性、耐食性、貯蔵安定性に優れていることが分かった。
また、実施例7〜10を見ると、処理剤の広範囲なpH領域において、優れた効果が得られることが分かった。
また、実施例11〜15を見ると、種々の皮膜質量において、優れた効果が得られることが分かった。
また、質量比(WA/WB)が本発明の範囲(0.002〜2.0)の下限値未満である比較例2は、耐食性および耐熱性に劣り、さらに、ホッピング伝導の効果が小さくなるため導電性が劣ることが分かった。
また、質量比(WA/WB)が本発明の範囲(0.002〜2.0)の上限値を超えた比較例3は、加工性、耐熱性、特に、耐食性および貯蔵安定性に劣ることが分かった。
また、水性有機樹脂(B)を含有しない比較例4は、耐食性、加工性および耐熱性に劣ることが分かった。
また、バナジウムアルコキシドが、A3(メタバナジン酸アンモニウム)、A4(バナジウムオキシアセチルアセトネート)、または、A5(バナジウムジイソプロポキシビス(アセチルアセトネート))である比較例5〜7は、皮膜のバリア性およびホッピング伝導の効果が得られず、導電性および耐食性に劣ることが分かった。
なお、比較例1および比較例4の結果から分かるように、バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)、または、水性有機樹脂(B)を単独で含む場合は、共に耐熱性および耐食性に劣る。一方、両者を併用すると、耐熱性および耐食性に優れ、相乗作用があることが分かった。
Claims (8)
- 一般式VO(OR)3(Rは、それぞれ独立にアルキル基を表す。)で表されるバナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)と、
水性有機樹脂(B)とを含有し、
前記バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)の金属V換算質量(WA)と、前記水性有機樹脂(B)の質量(WB)との質量比(WA/WB)が0.002〜2.0である、亜鉛系めっき鋼板用の金属表面処理剤。 - 前記バナジウムアルコキシドの加水分解物および/またはその縮合物(A)の重量平均分子量が100〜3000である、請求項1に記載の金属表面処理剤。
- 前記水性有機樹脂(B)が、水性ポリウレタン樹脂、水性エポキシ樹脂、水性アクリル樹脂、水性ポリエステル樹脂および水性フェノール樹脂から選ばれる少なくとも1種である、請求項1または2に記載の金属表面処理剤。
- pHが2〜11である、請求項1〜3のいずれかに記載の金属表面処理剤。
- 亜鉛系めっき鋼板と、前記亜鉛系めっき鋼板の表面上に塗布された請求項1〜4のいずれかに記載の金属表面処理剤を加熱乾燥して得られた皮膜と、を備える表面処理金属材料。
- 前記加熱乾燥して得られた皮膜の質量が0.05〜3g/m2である、請求項5に記載の表面処理金属材料。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の金属表面処理剤を亜鉛系めっき鋼板の表面上に塗布する塗布工程と、前記亜鉛系めっき鋼板の表面上に塗布された前記金属表面処理剤を加熱乾燥して皮膜を得る加熱乾燥工程と、を備える金属表面処理方法。
- 前記加熱乾燥工程における加熱乾燥温度が50〜200℃である、請求項7に記載の金属表面処理方法。
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