JP5686223B2 - 石炭の配合方法及び配合炭、並びに、コークス製造方法 - Google Patents
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Description
石炭の性状としてビトリニット平均最大反射率(Roの平均値)とギーセラープラストメーターの最高流動度(MF)との2つの指標をパラメータとしてコークスの強度を推定する配合理論であり、現在一般的に使用されている。
NMRにより測定した石炭の粘結成分量を示す指標と石炭の粘結成分の粘度を示す指標とを用いたコークス強度推定法である(例えば、特許文献1を参照)。
上記の(イ)、(ロ)などで用いている通常のコークス強度推定式では、複数の銘柄の石炭が配合された配合炭を乾留して得られるコークスの強度は、配合された各石炭の物性値の加重平均値で推定される。しかし、単一銘柄の石炭(以下、適宜「単味炭」とも呼ぶ)から得られるコークスの強度と、複数の銘柄の石炭から得られるコークスの強度の間には、加成性が成立しない場合があることが知られている。加成性が成立しない理由は石炭間の相互作用によると考えられているが、上記の(イ)及び(ロ)のコークス強度推定式には、相互作用による強度向上ないしは低下効果、つまり配合効果が考慮されていない場合が多い。これに対して、配合効果を推定する方法として、複数の銘柄の石炭からなる配合炭のコークス特性を各石炭の2種類の組み合わせの集合として、そのコークス特性と各単味炭コークス特性の加重平均からのずれを配合効果係数としてコークス強度推定式を作成する方法が知られている(例えば、特許文献2を参照)。配合効果係数は実測または推測して求めることができる。
[1]2種以上の銘柄の石炭を配合して得られる、コークス製造用の石炭の配合方法であって、350〜800℃の範囲の温度まで加熱した後冷却して得られる各銘柄の石炭の表面張力を管理指標に用いて、前記石炭の銘柄と該銘柄の石炭の配合率とを決定する石炭の配合方法。
[2]予め、前記2種以上の銘柄の石炭及び該石炭の配合率を仮定し、350〜800℃の範囲の温度まで加熱した後冷却して得られる2種以上の仮定した石炭の各々の表面張力分布を準備し、仮定した石炭の配合率を重みにして、準備した表面張力分布を加重平均して求めた分布の標準偏差(σ1)を算出しておき、該標準偏差(σ1)を前記管理指標に用いる上記[1]に記載の石炭の配合方法。
[3]準備される表面張力分布が、500℃まで加熱した後冷却して得られる石炭の表面張力分布であって、予め仮定される石炭の配合率を変更することで前記標準偏差(σ1)を変更し、変更した標準偏差(σ1)が5.5[mN/m]以下の範囲内になる配合率を、決定される石炭の配合率とし、予め仮定される石炭の銘柄を、決定される石炭の銘柄とする上記[2]に記載の石炭の配合方法。
[4]配合される石炭を定め、該石炭の各々の表面張力分布が、500℃まで加熱した後冷却して得られる石炭の表面張力分布であって、前記表面張力分布を加重平均して求まる分布の標準偏差(σ1)が5.5[mN/m]以下の範囲内になる配合率を、決定される石炭の配合率とする上記[1]に記載の石炭の配合方法。
[5]予め、前記2種以上の銘柄の石炭及び該石炭の配合率を仮定し、350〜800℃の範囲の温度まで加熱した後冷却して得られる2種以上の仮定した石炭の各々の表面張力分布を準備し、仮定した石炭の配合率と準備した表面張力分布の平均値とから導出される該平均値の標準偏差(σ2)を算出しておき、該標準偏差(σ2)を前記管理指標に用いる上記[1]に記載の石炭の配合方法。
[6]準備される表面張力分布は、500℃まで加熱した後冷却して得られる石炭の表面張力分布であって、予め仮定される石炭の配合率を変更することで前記標準偏差(σ2)を変更し、変更した標準偏差(σ2)が0.8[mN/m]以下の範囲内になる配合率を、決定される石炭の配合率とし、予め仮定される石炭の銘柄を、決定される石炭の銘柄とする上記[5]に記載の石炭の配合方法。
[7]配合される石炭の各々の表面張力分布が、500℃まで加熱した後冷却して得られる石炭の表面張力分布であって、前記表面張力分布の平均値から導出される該平均値の標準偏差(σ2)が、0.8[mN/m]以下の範囲内になる配合率を、決定される石炭の配合率とする上記[1]に記載の石炭の配合方法。
[8]前記表面張力は、フィルム・フローテーション法によって測定される上記[1]〜[7]のいずれかに記載の石炭の配合方法。
[9]上記[1]〜上記[8]のいずれかに記載の石炭の配合方法によって配合された配合炭。
[10]上記[9]に記載の配合炭を乾留してコークスを製造するコークスの製造方法。
γAB=γA+γB−2φ(γAγB)0.5 …(1)
但し、φは、(物質Aと物質Bとの)相互作用係数である。
γAB=(γA 0.5−γB 0.5)2 …(2)
この(2)式に基づくと、2種類の物質の表面張力の差が大きいほど、物質間の界面張力は大きくなる。
(A)石炭は均質な物質ではなく、同じ銘柄の石炭でも、局部的に分子構造が異なるので、表面張力の値は同じではない。
(B)石炭が乾留によってコークスになる過程では、化学変化が生じ、表面張力をはじめとする物性が変化する。
従って、石炭間の接着強度に及ぼす表面張力の影響を考察する際には、配合に使用する各銘柄の石炭の、表面張力の差の大きさに着目するとともに表面張力の分布や、その加熱による変化を考慮する必要があるといえる。
(a)石炭を粉砕する。この石炭の粉砕では、JIS M8812に記載されている石炭の工業分析における粉砕粒度である250μm以下に石炭を粉砕することが望ましい。
(b)工程(a)で粉砕した石炭を適当な加熱速度で加熱する。界面張力による評価の対象となるコークスが製造されるときの加熱速度に応じて、この加熱速度を決めることが望ましい。前述の350〜800℃の範囲内の温度まで石炭を加熱すればよい。
(c)工程(b)で加熱した石炭を液体窒素で冷却する。この冷却では、上述の方法で急冷することが望ましい。
ここで、セミコークスとは、350〜800℃の範囲の温度で加熱した後に冷却して得られる石炭と定義する。
γSL=γS+γL−2φ(γSγL)0.5 …(3)
ここで、φ:(固体と液体との)相互作用係数である。
また、ヤング(Young)の式から、液体の表面張力γLと固体(石炭やセミコークス)の表面張力γSと、液体と固体との間の界面張力γSLとには、次の関係式も成立する。
γS=γLcosθ+γSL …(4)
ここで、θ:液体に対する固体の接触角である。
上記(3)式及び(4)式から次の式が導出される。
1+cosθ=2φ(γS/γL)0.5 …(5)
この(5)式にθ=0°、γL=γC(γC:臨界表面張力)を代入すると、次の関係式が導かれる。
1+1=2φ(γS/γC)0.5 …(6)
この(6)式の両辺を2乗すると、固体の表面張力γSと臨界表面張力γCとには次の関係が成立する。
φ2γS=γC …(7)
この(7)式によって、臨界表面張力γCと相互作用係数φとから石炭やセミコークスの表面張力γSを求めることができる。
(a’)石炭を粒径200μm以下に粉砕する。
(b’)工程(a’)で粉砕した石炭を3℃/minで500℃まで不活性ガス気流中で加熱する。コークス炉においてコークスが製造されるときの加熱速度に合わせて、上記工程(b’)における加熱速度を3℃/minとしている。
(c’)工程(b’)で加熱した石炭を液体窒素で急冷する。
(d’)工程(c’)で急冷された石炭を粒径150μm以下に粉砕し、粉砕した石炭を乾燥された不活性ガス気流中120℃で2時間乾燥する。工程(d’)における乾燥方法は、表面に付着した水分を除去できる方法ならばどのような方法でも構わず、窒素、アルゴンなどの不活性ガス中で100〜200℃に加熱する方法の他にも、減圧下で乾燥する方法なども採用できる。
表面張力分布の標準偏差(σγ)については、例えば下記(9)式のように表される。
工程(I):上記の指標、すなわち、セミコークスの表面張力を管理指標に用いて、各単味炭の銘柄及び各単味炭の配合率を決定する。
工程(II):工程(I)で決定した銘柄の石炭及びその石炭の配合率に基づいて、2種以上の銘柄の石炭を配合する
なお、本発明のコークスの製造方法は、上記工程(I)及び(II)を含み、更に、上記工程(II)で配合して得られた配合炭を乾留する工程(III)からなる。
この管理指標として、前述の標準偏差(σ1)(第1実施形態)または標準偏差(σ2)(第2実施形態)を用いることが好ましい。本発明者らは、セミコークスの表面張力から算出される前述の標準偏差(σ1)及び標準偏差(σ2)が、配合炭を乾留して製造されるコークスの強度に関連していることを見出し、これらを管理指標とする本発明を導いた。
前述の標準偏差(σ1)を、上記工程(I)における管理指標に用いる方法を説明する。工程(I)は、更に次に示す工程(Ia)〜(Id)からなることが好ましい。
工程(Ia):配合炭を構成する2種以上の銘柄の石炭及び該石炭の配合率を仮定して、仮想配合炭を想定する。
工程(Ib):工程(Ia)で仮定した石炭を熱処理してセミコークスを得て、このセミコークスの各々の表面張力分布を準備する。
工程(Ic):工程(Ia)で仮定した石炭の配合率を重みにして、上記工程(Ib)で準備した表面張力分布を加重平均することで、仮想配合炭から得られたであろう仮想複合セミコークスの表面張力分布を求める。
工程(Id):工程(Ic)で求めた仮想複合セミコークスの表面張力分布の標準偏差(σ1)を管理指標に用い、この管理指標の値が良好であれば、工程(Ia)で仮定した石炭を工程(II)で配合する石炭と決定するとともに、工程(Ia)で仮定した石炭の配合率を工程(II)での石炭の配合率を決定する。
工程(II)に先立って(予め)、この配合炭を構成する石炭の銘柄を適宜選択(仮定)しておき、更に、その石炭の配合率を仮定して、仮想配合炭を想定しておく。以下では、4種の銘柄の石炭から配合炭が構成される場合を説明する。
図3(a)は、4種の銘柄の石炭から得られる4種の単味のセミコークスの表面張力分布を示し、符号8(8a、8b、8c、8d)は各単味のセミコークスの表面張力分布曲線を示している。この表面張力分布を準備することは、単味のセミコークスの表面張力を、前述のフィルム・フローテーション法で測定して、それを表面張力分布にして準備することや、フィルム・フローテーション法に限らず第三者が測定した表面張力に基づき表面張力分布を作成することや、第三者から表面張力分布を取得することを包含する。
工程(Ia)で仮定した各石炭の配合率を重みにして、この各石炭から得られるセミコークスの表面張力分布を加重平均した分布を求める。この分布は、工程(Ia)で想定した仮想配合炭を熱処理すると得られると想定される仮想複合セミコークスの表面張力分布に相当する。図3(b)は、図3(a)に示した各単味のセミコークスの表面張力分布から得られる、仮想複合セミコークスの表面張力分布を示している。本発明においては、例えば、表面張力分布の異なる4種類の単味炭の配合を考える場合、各単味のセミコークスの表面張力分布の頻度を、各単味炭の配合率を重みにした加重平均値の分布が、軟化溶融した状態の配合炭の表面張力分布と解釈する。
条件Bの場合には、石炭xから得られるセミコークスの表面張力分布10と、石炭bから得られるセミコークスの表面張力分布13との差は、図4(A)の場合よりも小さい。これらを加重平均した分布14の幅は、比較的に狭い。
条件Cの場合には、石炭xから得られるセミコークスの表面張力分布10と、石炭cから得られるセミコークスの表面張力分布15とは同じである。これらを加重平均した分布16の幅は、条件Bにおける分布14の幅より狭い。
工程(Id)では、工程(Ia)で仮定する石炭の配合率を変更することで、工程(Ic)で求められる仮想複合セミコークスの表面張力分布の標準偏差(σ1)を変更するように、工程(Ia)〜(Ic)を1回または複数回行なって、標準偏差(σ1)が所定値以下の範囲となるような配合率を求める。工程(Ia)で仮定した2種以上の銘柄の石炭、及び、求めた配合率を、上記工程(I)での各単味炭の銘柄及び各単味炭の配合率と決定する。
本形態では、500℃まで熱処理して得られる複数のセミコークスに基づいて算出された標準偏差(σ1)が5.5[mN/m]以下であることが好ましい点を利用して、工程(I)における、各単味炭の配合率を決定する。本形態において、工程(I)は、更に次に示す工程(Ie)及び(If)からなることが好ましい。
まず、配合される2種以上の石炭を定める。これらの石炭から得られるセミコークスが存在し、そのセミコークスには表面張力分布がある。この表面張力分布は、500℃まで加熱した後冷却して得られる石炭の表面張力分布に相当し、必ずしも、石炭を熱処理してセミコークスを得て、そのセミコークスの表面張力を測定する必要はない。
工程(Ie)で定めた石炭の各々から得られるセミコークスの表面張力分布を、加重平均して求まる分布の標準偏差(σ1)を算出し、その標準偏差(σ1)が5.5[mN/m]以下の範囲内になる配合率を、決定される石炭の配合率とする。すなわち、工程(If)では、まず、工程(Ie)で定めた石炭の各々の配合率を適切な値とし、その適切な値を重みにして、定めた石炭から得られるセミコークスの表面張力分布を加重平均することで求まる分布の標準偏差(σ1)を算出する。次いで、標準偏差(σ1)が5.5[mN/m]以下となる配合率が、工程(I)で決定される各単味の石炭の配合率である。なお、工程(Ie)で定めた石炭が、工程(I)で決定される各単味の石炭である。
前述の標準偏差(σ2)を、前述の工程(I)における管理指標に用いる方法を説明する。第1実施形態では、標準偏差(σ1)を管理指標に用いており、この標準偏差(σ1)を算出する工程は、工程(Ic)及び(Id)である。第2実施形態は、これら以外の工程(Ia)及び(Ib)が第1実施形態と共通しており、工程(Ic)及び(Id)の代わりに、下記の工程(Ic’)及び(Id’)を行うことが好ましい。以下の説明では、第1実施形態と共通している部分は説明を省略する。
工程(Ic’):前述の工程(Ib)で準備された複数の表面張力分布において、各表面張力分布の平均値を複数算出する。前述の工程(Ia)で仮定した石炭の配合率と、複数の平均値と、から導出される該平均値の標準偏差(σ2)を求める。なお、工程(Ib)で得たセミコークスの表面張力分布の平均値は、そのセミコークスの平均表面張力を意味する。
工程(Id’):上記の工程(Ic’)で求めた標準偏差(σ2)を管理指標に用いて、配合炭を構成する石炭の銘柄及び該石炭の配合率を決定する。以下、工程(Ic’)及び(Id’)を詳細に説明する。
図3の例で説明すれば、図3(a)の8a、8b、8c、8dのそれぞれの表面張力分布における平均値γ8a、γ8b、γ8c、γ8dを算出する。次いで、その算出した平均値γ8a、γ8b、γ8c、γ8dと、それらのセミコークスの元となる石炭から構成される配合炭における各石炭の配合率と、から、標準偏差(σ2)を算出する。具体的には、n種の銘柄の石炭から配合炭が調製されるとして、n種の銘柄の石炭iから得られるセミコークスの表面張力分布の平均値をγi、それぞれの配合率をwiとすると、標準偏差(σ2)は、分散の平方根として、次の式(10)で算出される。
工程(Id’)では、工程(Ia)で仮定する石炭の配合率を変更することで、工程(Ic’)で求められる標準偏差(σ2)を変更するように、工程(Ia)〜(Ic’)を1回または複数回行なって、標準偏差(σ2)が所定値以下の範囲となるような配合率を求める。次いで、工程(Ia)で仮定した2種以上の銘柄の石炭、及び、求めた配合率を、上記工程(I)での石炭の銘柄及び該銘柄の石炭の配合率と決定する。
本形態では、500℃まで熱処理して得られる複数のセミコークスに基づいて算出された標準偏差(σ2)が0.8[mN/m]以下であることが好ましい点を利用して、工程(I)における、各単味炭の配合率を決定する。本形態において、工程(I)は、更に、第1実施形態の別形態の工程(Ie)、及び、次に示す(If’)からなることが好ましい。
工程(Ie)で定めた石炭の各々から得られるセミコークスの表面張力分布を、加重平均して求まる分布の標準偏差(σ2)を算出し、その標準偏差(σ2)が0.8[mN/m]以下の範囲内になる配合率を、決定される石炭の配合率とする。すなわち、工程(If’)では、まず、工程(Ie)で定めた石炭の各々の配合率を適切な値とし、その適切な値を重みにして、定めた石炭から得られるセミコークスの表面張力分布を加重平均することで求まる分布の標準偏差(σ2)を算出する。次いで、標準偏差(σ2)が0.8[mN/m]以下となる配合率が、工程(I)で決定される各単味の石炭の配合率である。なお、工程(Ie)で定めた石炭が、工程(I)で決定される各単味の石炭である。
従来のコークス強度推定式のパラメータとして、ビトリニット平均最大反射率(Roの平均値)、ギーセラー最高流動度(logMF)、イナート量(TI)の3つの性状を採用する。
表1に示される2種の石炭の組み合わせからなる配合炭につき、表1に示される単味炭のこれらの性状を、各石炭の配合率を重みとした加重平均して算出される値を、各配合炭の上記性状の代表値とする。
各配合炭の3つの性状の代表値とドラム強度の実測値を重回帰分析して、各配合炭の3つの性状の代表値を独立変数としたドラム強度を推定するコークス強度推定式を導出した。なお、RoとTIはJIS M8816、MFはJIS M8801に準拠して測定した。
2 気相
3 液体
4 表面張力
5 表面張力分布のピーク値
6 表面張力分布の最小表面張力
7 表面張力分布の最大表面張力
8(8a、8b、8c、8d) 単味のセミコークスの表面張力分布曲線
9 単味のセミコークスの表面張力分布を、配合率を重みとして加重平均した分布曲線
10 石炭xから得られるセミコークスの表面張力分布
11 石炭aから得られるセミコークスの表面張力分布
12 表面張力分布10及び11を加重平均した分布
13 石炭bから得られるセミコークスの表面張力分布
14 表面張力分布10及び13を加重平均した分布
15 石炭cから得られるセミコークスの表面張力分布
16 表面張力分布10及び15を加重平均した分布
Claims (5)
- 2種以上の銘柄の石炭を配合して得られる、コークス製造用の石炭の配合方法であって、
予め、前記2種以上の銘柄の石炭及び該石炭の配合率を仮定し、
350〜800℃の範囲の温度まで加熱した後冷却して得られる2種以上の仮定した石炭の各々のフィルムフローテーション法によって測定された表面張力分布を準備し、
仮定した石炭の配合率を重みにして、準備した表面張力分布を加重平均して求めた分布の標準偏差(σ1)を算出しておき、
算出しておいた標準偏差(σ1)、あるいは、予め仮定された石炭の配合率を変更することで再度算出される標準偏差(σ1)が、5.5[mN/m]以下の範囲内になる配合率で、予め仮定した銘柄の石炭を配合する石炭の配合方法。 - 2種以上の銘柄の石炭を配合して得られる、コークス製造用の石炭の配合方法であって、
予め、前記2種以上の銘柄の石炭及び該石炭の配合率を仮定し、
350〜800℃の範囲の温度まで加熱した後冷却して得られる2種以上の仮定した石炭の各々のフィルムフローテーション法によって測定された表面張力分布を準備し、
仮定した石炭の配合率と準備した表面張力分布の平均値とから、下記式(10)で表される前記平均値の標準偏差(σ2)を算出しておき、
算出しておいた標準偏差(σ2)、あるいは、予め仮定された石炭の配合率を変更することで再度算出される標準偏差(σ2)が、0.8[mN/m]以下の範囲内になる配合率で、予め仮定した銘柄の石炭を配合する石炭の配合方法。
ここで、γ i は、加熱した後冷却して得られる2種以上の石炭の各々の表面張力分布の平均値であり、w i は、2種以上の銘柄の石炭の各々の配合率である。 - 石炭の各々の表面張力分布が、500℃まで加熱した後冷却して得られる石炭の表面張力分布である請求項1または請求項2に記載の石炭の配合方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の石炭の配合方法によって配合された配合炭。
- 請求項4に記載の配合炭を乾留してコークスを製造するコークスの製造方法。
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