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JP5688994B2 - スピーカ装置 - Google Patents
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JP5688994B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカ装置に関する。
従来から、ユーザの好みの音響空間を形成するために、スピーカの位置や角度、高さを調整可能としたスピーカが知られている。例えば、バッフル板をスピーカボックスに対して任意の角度に変更することにより音波の放射方向を変更する技術(例えば、特許文献1を参照)や、ステーの両端部側に配置したブロック体をスピーカ取付部の裏面側に当接させた状態でステーを介してボルトとナットでスピーカユニットを締め付け固定し、ブロック体の段数によってステーの高さ位置を自由に設定する技術(例えば、特許文献2を参照)が開発されている。また、支柱の任意の高さ位置でスピーカキャビネットを固定するねじを締着することによりスピーカキャビネットの高さを無段階に設定する技術(例えば、特許文献3を参照)や、固定バンドを車両のピラー等に巻き付け、スピーカケースを支持したブラケットをピラーに固定することにより車両の振動などに起因するスピーカケースの落下を防止する技術(例えば、特許文献4を参照)が開発されている。
この他にも、ボールジョイントを用いてスピーカ装置を支持することにより、スピーカ装置の回転方向および揺動方向について容易に放音方向を調整する技術(例えば、特許文献5を参照)や、スピーカ本体に固定されるジョイントと、自動車の取付け位置に応じて取付けられるアームまたはスタンドを結合する部分に角度調整機構を備えることによりスピーカの取付け角度を調整する技術(例えば、特許文献6を参照)が開発されている。また、昇降機を動作させることにより、連結手段を回動中心として台座に対して表示部本体を回動動作させ、表示部本体の仰角を微調整する技術(例えば、特許文献7を参照)や、操作受付部を介して受け付けられたスピーカ押圧手段に対する操作に従ってスピーカ押圧手段による押圧力を調整することによりスピーカの向きを調整する技術(例えば、特許文献8を参照)、スタンドに設けられるネジ穴にネジを螺合することによりスピーカの向きを調整する技術(例えば、特許文献9を参照)が開発されている。
実開平5−63193号公報 実開平2−145889号公報 特開2005−236711号公報 特開2005−79742号公報 実開平5−65191号公報 特開平4−20098号公報 特開2009−171459号公報 特開2010−154180号公報 特開2002−46538号公報 特開2004−304736号公報
図1は、従来のスピーカ装置100の構造を下方から見た概略図である。従来のスピーカ装置100は、図1に示すように、スピーカ本体101と、スピーカ本体101を支持する脚部102と、スピーカ本体101と脚部102とを締結する固定部103を備える。固定部103は、ボルト104とワッシャ105とナット106とを有する。スピーカ
本体101の底部に設けられたスリット部107にボルト104の頭部が通され、ボルト104の軸部がスピーカ本体101の底部から下方に向かって飛び出る。脚部102には、該脚部102の上方から下方へ貫通し、ボルト104の軸部が挿入可能な孔部108が設けられている。ボルト104の軸部を孔部108の上方から挿入し、脚部102を介して孔部108の下方からワッシャ105とナット106をボルト104の軸部に取り付け、ボルト104とナット106を締め付けることによって、スピーカ本体101と脚部102が締結される。この従来のスピーカ装置100において、スピーカ本体101の角度を調整する際、スピーカ本体101の底部に設けられた角度調整ネジ109とナット106を緩め、スピーカ本体101が、ボルト104を軸として該スピーカ本体101の前後方向にスリット部107に沿ってスライド移動することによって、脚部102に対するスピーカ本体101の相対的な角度が変化し、スピーカ本体101の角度を所定の範囲内で任意に調整をすることが可能である。しかし、この従来スピーカ装置100は、ナット106が緩むと、ナット106とワッシャ105がボルト104から外れてしまい、スピーカ本体101と脚部102とが容易に外れてしまう。
図2は、従来のスピーカ装置100を天井に取り付けた状態を示す概略図である。従来のスピーカ装置100を天井に取り付ける場合、脚部102を上方、スピーカ本体101を下方にして設置される。スピーカ本体101の角度を調整する際、図1に示す角度調整ネジ109とナット106を緩めることによって行われるため、ナット106とワッシャ105がボルト104から外れてしまうことがあり、スピーカ本体101と脚部102とが外れ、スピーカ本体101が床等に落下し、スピーカ本体101が破損する恐れがある。そこで、従来のスピーカ装置100は、スピーカ本体101と脚部102とが外れてしまっても、スピーカ本体101が脱落しないように、スピーカ本体101をワイヤー110と繋ぎ、ワイヤー110の先端をネジ111によって天井に止める仕様としていた。この場合、発生頻度は稀ではあるが、スピーカ本体101と脚部102とが外れた際、スピーカ本体101がワイヤー110により天井からぶら下がった不安定な状況が発生する可能性がある。
そこで、本発明では、スピーカ本体の角度を調整する際にスピーカ本体と脚部との締結が緩んだ場合であっても、スピーカ本体と脚部とが外れないスピーカ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、スピーカ本体と脚部とを固定する固定部の構造を工夫した。これにより、スピーカ本体の角度を調整する際、スピーカ本体と脚部とが外れないスピーカ装置を提供することが可能である。
詳細には、本発明に係るスピーカ装置は、孔部を有するスピーカ本体と、前記スピーカ本体を保持するスピーカ保持部と、前記孔部に係合する、前記スピーカ保持部に設けられ該スピーカ本体を支持する脚部と、前記スピーカ本体と前記脚部とを固定する固定部とを備え、前記固定部は、一端に設けられた、前記スピーカ本体内に収容されるスピーカ本体取付部であって、前記スピーカ本体内で該スピーカ本体と相対的に移動することで、該スピーカ本体の前記脚部に対する相対的な角度を変更自在とするスピーカ本体取付部と、他端に設けられ、前記孔部に挿入される脚部取付部と、前記脚部取付部と螺子締結されることで前記スピーカ本体取付部が前記スピーカ本体内で移動するのを規制して前記スピーカ本体と前記脚部とを固定する締結部と、を有し、前記脚部取付部は、前記締結部による螺子締結が解除された際、前記孔部から前記固定部が抜けるのを規制して前記スピーカ本体と前記脚部との分離を規制する。
本発明に係るスピーカ装置では、スピーカ本体取付部がスピーカ本体内で該スピーカ本
体と相対的に移動することで、該スピーカ本体の脚部に対する相対的な角度が変更自在となる。相対的な角度には、水平方向における角度、垂直方向における角度が含まれる。例えば、スピーカ本体に孔を設け、この孔に固定部の軸部を通し、スピーカ本体部を軸部の径よりも大きく形成した場合には、螺子締結を解除することでスピーカ本体が水平方向において角度調整自在となる。また、スピーカ本体における脚部側の面を曲面とし、曲面に沿って孔を形成し、上記と同様にスピーカ本体取付部を形成した場合には、スピーカ本体が垂直方向において角度調整自在となる。そして、スピーカ本体取付部のスピーカ本体内での移動は、締結部が規制する。すなわち、締結部が脚部取付部と螺子締結されることで、スピーカ本体取付部がスピーカ本体内で移動することが規制され、その結果スピーカ本体と脚部とが固定される。更に、本発明に係るスピーカ装置では、脚部取付部により、締結部による螺子締結が解除された際、孔部から固定部が抜けることが規制されスピーカ本体と脚部との分離が規制される。つまり、本発明に係るスピーカ装置は、スピーカ本体の脚部に対する相対的な角度を変化させる際、スピーカ本体取付部がスピーカ本体に取り付けられ、脚部取付部が孔部に引っ掛かるため、スピーカ本体と脚部との分離が防止される。従って、本発明に係るスピーカ装置は、天井に取り付けられた場合であっても、スピーカ本体と脚部とが固定部により繋がっておりスピーカ本体が脚部から落ちないため、スピーカ本体が床等に落下し破損することを防ぎ、ユーザに当たることを防ぐことが可能である。なお、螺子締結された状態とは、脚部取付部に対して締結部が締められた状態を意味する。一方、螺子締結が解除された状態とは、螺子締結された以外の状態であり、脚部取付部に対する締結部の締めつけが緩められた状態の他、締結部が脚部取付部から分離した状態も含む。
ここで、本発明に係るスピーカ装置において、前記締結部は、該締結部の側面の周囲に設けられ、前記固定部の軸方向としての締結方向において所定幅を有する締結溝部を有し、前記固定部は、先端が前記締結溝部に収容されることで、前記螺子締結が解除された際、前記締結部の締結方向への移動を前記所定幅内に規制する規制部を更に有する構成としてもよい。
本発明に係るスピーカ装置では、締結部の螺子締結を解除する際における締結部の移動が制限される。すなわち、締結部を緩めた場合でも、締結溝部の壁と規制部の先端が接触することで、それ以上締結部を緩めることができなくなる。その結果、スピーカ本体と脚部との分離が防止される。
また、本発明に係るスピーカ装置において、前記脚部は、前記孔部と連設し、前記脚部取付部の径よりも大きく、該脚部取付部を前記脚部から取り出すことが可能である取出孔部を更に有する構成としてもよい。
取出孔部は、脚部取付部の径よりも大きい径を有することから、連設する孔部から脚部取付部を移動させることで、脚部取付部を脚部から取り出すことが可能となる。具体的には、規制部による規制を解除、換言すると規制部の先端を締結溝部から退避させ、更に、締結部による螺子締結を解除して、締結部を脚部取付部から分離し、脚部取付部を孔部から取出孔部までスライド移動させることで脚部取付部が取出孔部から外れる。尚、スピーカ本体取付部はスピーカ本体に取り付けられた状態のままである。その結果、本発明に係るスピーカ装置は、スピーカ本体取付部が引っ掛かったスピーカ本体と、脚部とに分離することが可能である。以上により、本発明に係るスピーカ装置は、スピーカ本体と脚部とを容易に取り外すことが可能である。なお、分離されたスピーカ本体と脚部とを固定する場合には、上記と逆の動作を行えばよい。
また、本発明に係るスピーカ装置は、スピーカ本体と、前記スピーカ本体を支持する脚部と、前記スピーカ本体と前記脚部とを固定する固定部と、前記固定部による前記スピー
カ本体と前記脚部との固定が解除された際、前記スピーカ本体と前記脚部とを結ぶ結合部と、を備えてもよい。
本発明に係るスピーカ装置は、スピーカ本体と、脚部と、固定部と、結合部とを備える。スピーカ本体は、脚部に支持され、固定部によって脚部と固定される。また、固定部によるスピーカ本体と脚部との固定解除された場合であっても、結合部によってスピーカ本体と脚部とを結合するため、スピーカ本体と脚部とが外れない。従って、本発明に係るスピーカ装置は、天井に取り付けられた場合であっても、スピーカ本体が脚部から落ちないため、スピーカ本体が床等に落下し破損することを防ぎ、ユーザに当たることを防ぐことが可能である。
本発明によれば、スピーカ本体の角度を調整する際にスピーカ本体と脚部との締結が緩んだ場合であっても、スピーカ本体と脚部とが外れないスピーカ装置を提供することが可能である。
従来のスピーカ装置を示す下方から見た概略図である。 従来のスピーカ装置が天井に取り付けられた概略図である。 本発明の実施例1に係るスピーカ装置の断面概略図である。 本発明の実施例1に係るスピーカ装置のスピーカ本体溝部と固定部の一部を示す拡大図である。 本発明の実施例1に係るスピーカ装置の固定部周辺の断面概略図である。 本発明の実施例1に係るスピーカ装置の脚部の上方一部を示す概略図である。 図6のA-A断面図である。 図6のB-B断面図である。 本発明の実施例1に係るスピーカ装置のスピーカ本体の角度調整を示す概略図である。 本発明の実施例1に係るスピーカ装置のスピーカ本体と脚部が分離された状態を示す概略図である。 スピーカ本体と脚部を分離するための、各部品を取り外す順番を示す概略図である。 分離されたスピーカ本体と脚部を繋ぐための、各部品を取り付ける順番を示す概略図である。 本発明の実施例2に係るスピーカ装置の断面概略図である。 本発明の実施例2に係るスピーカ装置の締結部周辺の拡大図である。 本発明の実施例2に係るスピーカ装置の脚部上方を示す概略図である。 本発明の実施例2に係るスピーカ装置の断面概略図である。
ここで、本発明の実施例に係るスピーカ装置について、図面に基づいて説明する。以下に示す実施例は例示であり、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、スピーカ本体2と、脚部3と、固定部4とを備える。各構成について、図面を基に具体的に説明する。尚、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、別途説明が無い限り、スピーカ本体2が上方、脚部3が下方に位置する状態で設置されているとする。
図3は、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1の断面概略図である。図3は、左側がスピーカ装置1の前方、右側がスピーカ装置1の後方となるようにスピーカ装置1を見た構造を示す。図4は、スピーカ本体2に設けられるスピーカ本体溝部23と、固定部4の一部を示す拡大図である。図5は、左側をスピーカ装置1の前方、右側をスピーカ装置1の後方に位置した状態の固定部4周辺の断面概略図である。スピーカ本体2は、図3に示すように、スピーカ21を内蔵し、外観が略球体状に形成されている。尚、スピーカ21は、電気信号を音声に変換するものであり、スピーカ21内の構造については省略する。スピーカ本体2は、固定部4によって脚部3と固定され、脚部3により支持され、且つ脚部3により保持される。また、スピーカ本体2の内部の下方には、図5に示すように、中空部22が設けられる。中空部22は、固定部4のスピーカ本体取付部41を収容し、スピーカ本体取付部41を軸としてスピーカ本体2の前後方向にスライド移動することが可能な長さの空間である。中空部22の底面は、図3に示すように、符号Aを中心とし、符号Rで示される半径の円弧に沿った曲面を形成している。また、中空部22の底面には、図4に示すように、スピーカ本体2の前後方向に沿って延在する溝であるスピーカ本体溝部23が設けられる。スピーカ本体2の左右方向に対するスピーカ本体溝部23の幅Pは
、スピーカ本体取付部41の径Qよりも小さく、スピーカ本体取付部41がスピーカ本体
溝部23に引っ掛かる。
図6は、脚部3の上方一部を示す概略図である。図7は、図6のA−A断面図であり、脚部3を正面方向から見た断面概略図である。図8は、図6のB−B断面図であり、脚部3を正面方向から見た断面概略図である。脚部3は、図3に示すように、固定部4によってスピーカ本体2と固定され、スピーカ本体2を支持し、且つスピーカ本体2を保持する。脚部3は、土台部31と首部32を有する。土台部31は、円盤状の形状をしており、床等の平らな面に設置されることにより、安定してスピーカ本体2を保持することが可能である。また、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、土台部31を天井に取り付けることにより、脚部3を上方、スピーカ本体2を下方に位置する状態で使用することが可能である。首部32は、土台部31の上面端部から土台部31の中心方向に向かって上方に延びるように設置され、固定部4によりスピーカ本体2と固定され、該スピーカ本体2を支持する。また、首部32は、固定部4によって固定される周辺に円錐状の突起33が設けられる。突起33がスピーカ本体2の下方の曲面に当接することによって、スピーカ本体2が支持される。また、首部32には、図5から図8に示すように、鉛直方向に貫通した孔部34と取出孔部35が設けられる。図6に示すように、孔部34が首部32の上方側に設けられ、取出孔部35が首部32の下方側に設けられる。また、図5及び図6に示すように、孔部34は取出孔部35と繋がっており、脚部3の前後後方に所定の長さを有する。更に、孔部34は、図7に示すように、上方と下方で脚部3の左右方向に異なる径の孔を有し、上方の孔部341が脚部取付部42の径よりも小さく、下方の孔部342が脚部取付部42の径及び締結部43の径よりも大きい。従って、脚部取付部42は、孔部34に引っ掛かった状態を維持して、脚部3の前後方向にスライド移動することが可能である。一方、取出孔部35は、図8に示すように、上方と下方で脚部3の左右方向に同等の径の孔を有し、脚部取付部42の径よりも大きく、且つ、締結部43の径よりも小さい。取出孔部35は孔部34と繋がっており、孔部34に引っ掛かった脚部取付部42を取出孔部35までスライド移動し、脚部取付部42を上方に引っ張ることにより、脚部取付部42を取出孔部35から取り出すことが可能である。尚、下方の孔部342は、締結部43を下方から挿入することが可能な大きさとなる。
更に、首部32は、図5及び図6に示すように、取出孔部35に向けて規制部37を挿入する規制部挿入孔36を有する。規制部37は、図5に示すように、頭部371と軸部372とを有するビスである。規制部挿入孔36は、軸部372の径よりも大きく、頭部371の径よりも小さい。従って、軸部372が規制部挿入孔36に挿入し、頭部371が規制部挿入孔36の開口部に引っ掛かり、規制部37がこれ以上、規制部挿入孔36に
挿入されないような構造となっている。また、軸部372は、規制部挿入孔36を貫通し、取出孔部35まで飛び出る長さである。更に、ユーザが規制部37を規制部挿入孔36に挿入しやすいように、規制部挿入孔36の開口部から首部32の後方に溝38(図6参照)が形成されている。
固定部4は、スピーカ本体2と脚部3とを固定する。固定部4は、図5に示すように、スピーカ本体取付部41と、脚部取付部42と、締結部43と、締結溝部44と、規制部37とを有する。スピーカ本体取付部41は、軸部46を介して脚部取付部42と繋がっており、軸部46の径よりも大きい。スピーカ本体取付部41は、スピーカ本体2に設けられたスピーカ本体溝部23に引っ掛かることにより、スピーカ本体2に取り付けられる。また、スピーカ本体取付部41は、スピーカ本体溝部23に沿ってスピーカ本体2の前後方向にスライド移動することが可能である。尚、スピーカ本体取付部41が中空部22の底面と接する面は、中空部22の底面の曲面と同じ径の曲面により形成されている曲面部47を有する。その結果、スピーカ本体取付部41は、スピーカ本体溝部23に沿ってスライド移動し易い。また、スピーカ本体取付部41は、図4に示すように、直線部48と曲線部49を有し、円の一部が切断された形状をしている。スピーカ本体取付部41の対向する直線部48を繋ぐ径は、中空部22の短手方向の幅よりも若干小さく、スピーカ本体溝部23の短手方向の幅よりも大きい。一方、スピーカ本体取付部41の対向する曲線部49を繋ぐ径は、中空部22の短手方向の幅よりも大きい。その結果、図4に示すように、スピーカ本体取付部41の直線部48が中空部22のスライド方向の側面と対向するように設置され、スピーカ本体取付部41がスピーカ本体溝部23に引っ掛かった状態で回転する場合、スピーカ本体取付部41が中空部22の側面に当たるため、スピーカ本体取付部41の回転を防止することが可能である。
脚部取付部42は、図3及び図5に示すように、脚部3が有する孔部34に引っ掛かり、脚部3に取り付けられる。脚部取付部42は、軸部46を介してスピーカ本体取付部41と繋がっており、軸部46の径よりも大きい。また、脚部取付部42は、孔部34に沿ってスライド移動することが可能である。更に、脚部取付部42は、孔部34から取出孔部35までスライド移動し、上方向であるスピーカ本体2方向に引っ張られることにより、取出孔部35から取り外すことが可能である。また、脚部取付部42は、取出孔部35から挿入し、孔部34までスライド移動することにより、孔部34に引っ掛かる。更に、脚部取付部42は、外面に螺旋状の溝が切られており(不図示)、雄ネジの役割をする。
締結部43は、脚部取付部42の外面に形成された溝に嵌り合うように、内面に螺旋状の溝が切られており(不図示)、雌ネジの役割をする。締結部43は、図3、図5及び図7に示すように、下方の孔部342から挿入され、孔部34の下方に突出している脚部取付部42に対して螺子締結することにより、スピーカ本体2と脚部3とを固定する。
締結部43が脚部取付部42に対する螺子締結を解除することにより、スピーカ本体2と脚部3との締結が解除され、固定が解除される。また、締結部43は、該締結部43の側面の周囲に締結溝部44が設けられる。規制部挿入孔36から挿入された規制部37の先端が締結溝部44に収容されることで、螺子締結が解除された際、締結部43の締結方向への移動を締結溝44の幅内に規制することができる。その結果、締結部43が必要以上に緩むことを防止することができる。なお、締結溝部44を設けず、規制部37を締結部43の側面に接触させて緩みを規制するようにしてもよい。
本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、締結部43が脚部取付部42に対する螺子締結を解除した場合であっても、締結部43が脚部3に保持されている。また、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、締結部43が脚部取付部42に対する螺子締結を解除した状態から、再び締結部43が脚部取付部42に対して螺子締結する際、締結部43が脚部3に保持されているため取り扱いやすい。更に、本発明の実施例1に係るスピーカ装
置1は、天井に取り付けられた状態で、締結部43が脚部取付部42に対する螺子締結を解除した場合であっても、締結部43が脚部3に保持されるため、締結部43が落下することがなく、取り扱いやすい。尚、締結部43を脚部3から取り出す際は、規制部37を規制部挿入孔36から取り出すことにより、下方の孔部342から取り出すことが可能である。
次に、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1の角度調整方法について説明する。図9は、スピーカ本体2の角度調整を示す概略図である。本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、図3に示すように、固定部4によってスピーカ本体2と脚部3とを固定し、スピーカ本体2の脚部3に対する相対的な角度が固定されている。スピーカ本体2の角度を調整する際は、先ず、脚部取付部42に対して螺子締結する方向とは反対の方向に締結部43を回転することにより、締結部43が脚部取付部42に対する締結を解除し、スピーカ本体2と脚部3との固定が解除される。その際、締結部43は、規制部挿入孔36から挿入された規制部37が締結溝部44に嵌ることにより、脚部3に保持される。次に、スピーカ本体2が、スピーカ本体取付部41を軸としてスピーカ本体2の前後方向にスピーカ本体溝部23に沿ってスライド移動することにより、脚部3に対する相対的な角度が変化する。図9は、スピーカ本体2が、スピーカ本体取付部41を軸としてスピーカ本体溝部23に沿ってスピーカ本体2の後ろ方向にスライド移動した様子を示す概略図である。スピーカ本体2が該スピーカ本体2の後ろ方向にスライド移動する、つまり、スピーカ本体取付部41がスピーカ本体溝部23の前方向にスライド移動することにより、図9に示すように、角度αだけ斜め下方向を向く。一方、スピーカ本体2がスピーカ本体取付部41を軸として、スピーカ本体2の前方向にスピーカ本体溝部23に沿ってスライド移動する、つまり、スピーカ本体取付部41がスピーカ本体溝部23の後ろ方向に移動することにより、スピーカ本体2が上方向を向く(不図示)。スピーカ本体2を所定の角度に合わせた後、規制部37により脚部3に保持されている締結部43を脚部取付部42に対して螺子締結することにより、脚部3に対するスピーカ本体2の相対的な角度が固定される。
この一連の本発明の実施例1に係るスピーカ装置1の角度調整の間、スピーカ本体取付部41はスピーカ本体2に設けられたスピーカ本体溝部23に引っ掛かり、脚部取付部42は脚部3に設けられた孔部34に引っ掛かる状態を維持している。従って、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、スピーカ本体2の角度を調整する際にスピーカ本体2と脚部3との締結が緩んだ場合であっても、スピーカ本体2と脚部3とが外れず、スピーカ本体2の落下を防ぐことが可能である。更に、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、天井に取り付けられた場合であっても、スピーカ本体2が脚部3から落ちないため、スピーカ本体2が床等に落下し破損することを防ぎ、ユーザに当たることを防ぐことが可能である。
次に、スピーカ本体2と脚部3との取り外し方について説明する。図10は、スピーカ本体2と脚部3が分離された状態を示す概略図である。図11は、スピーカ本体2と脚部3を分離するために、各部品を取り外す順番を示す概略図である。本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、上述したように、スピーカ本体2の角度を調整する際、スピーカ本体2と脚部3が固定部4によって繋がった状態である。しかし、スピーカ本体2の修理等により、スピーカ本体2と脚部3とを分離したい場合がある。その場合、図11に示すように、先ず第1に、締結部43の締結溝部44に嵌った規制部37が規制部挿入孔36から取り出され、締結部43が脚部3に保持される状態が解除される。第2に、締結部43は、脚部取付部42に対して締結する方向とは反対の方向に回転することにより、脚部取付部42から外れ、下方の孔部342から脚部3の外部へ取り出す。第3に、脚部取付部42は、孔部34から取出孔部35までスライド移動し、スピーカ本体方向に引っ張られることにより、脚部3から外れる。以上により、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、スピーカ本体取付部41が引っ掛かったスピーカ本体2と、脚部3とに容易に分離す
ることが可能である。
次に、分離されたスピーカ本体2と脚部3の取り付け方について説明する。図12は、分離されたスピーカ装置1と脚部3とを繋ぐために、各部品を取り付ける順番を示す概略図である。本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、図12に示すように、先ず第1に、脚部取付部42を取出孔部35から挿入し、孔部34までスライド移動する。第2に、締結部43を下方の孔部342から挿入し、脚部取付部42に対して締結部43を螺子締結する。第3に、規制部37を規制部挿入孔36から挿入し、締結部43の締結溝部44に嵌める。その結果、締結部43が脚部3に保持される。尚、脚部取付部42が孔部34までスライド移動する前に、脚部取付部42が取出孔部35から挿入された際に螺子締結を解除し(締結部43が脚部取付部42に対して緩く螺着し)、それから孔部34までスライド移動し、その後螺子締結(締結部43が脚部取付部42に対して強く螺着)してもよい。以上により、本発明の実施例1に係るスピーカ装置1は、容易にスピーカ本体2と脚部3とを取り付けることが可能である。
本発明の実施例2に係るスピーカ装置10について説明する。本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、スピーカ本体20と、脚部30と、固定部40と、結合部500とを備える。各構成について、図面を基に具体的に説明する。尚、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、別途説明が無い限り、スピーカ本体20が上方、脚部30が下方に位置する状態で設置されているとする。また、実施例1と同様の構成については説明を省略し、異なる点を中心に説明をする。
図13は、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10の断面概略図である。図14は、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10の結合部500周辺の拡大図である。図13及び図14は、左側がスピーカ装置10の前方、右側がスピーカ装置10の後方となるように見た、スピーカ装置10の構造を示す。図15は、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10の脚部30上方を示す概略図である。スピーカ本体20は、図13に示すように、実施例1に係るスピーカ装置10におけるスピーカ本体2と同様の構成であるため、説明を割愛する。脚部30は、スピーカ本体20を支持し、且つスピーカ本体20を保持する。脚部30は、土台部310と首部320を有する。脚部30は、図13及び図14に示すように、首部320のスピーカ本体20側に、鉛直方向に貫通した孔部340が設けられる。孔部340は、上方と下方で異なる径の孔を有し、上方の孔部341が固定部40の脚部取付部420を挿入することが可能な大きさであり、締結部430よりも小さい。下方の孔部342が締結部430を挿入することが可能な大きさである。更に、脚部30は、首部320の上方に、結合部500を取り付ける結合部取付溝部390と、該結合部取付溝部390を通るように左右方向に貫通した結合部取付孔部391とを有する。
固定部40は、スピーカ本体20と脚部30とを固定する。固定部40は、図13及び図14に示すように、スピーカ本体取付部410と、脚部取付部420と、締結部430とを有する。スピーカ本体取付部410は、脚部取付部420よりも径が大きい。スピーカ本体取付部410は、スピーカ本体20に設けられたスピーカ本体溝部230に引っ掛かることにより、スピーカ本体20に取り付けられる。また、スピーカ本体取付部410は、スピーカ本体溝部230に沿ってスピーカ本体20の前後方向にスライド移動することが可能である。尚、スピーカ本体取付部410と中空部220の底面との間に、結合部500を有する。脚部取付部420は、スピーカ本体取付部410と繋がっており、脚部30が有する孔部340に挿入され、該孔部340の下方から飛び出る。更に、脚部取付部420は、外面に螺旋状の溝が切られており(不図示)、雄ネジの役割をする。締結部430は、脚部取付部420の外面に形成された溝に嵌り合うように、内面に螺旋状の溝が切られており(不図示)、雌ネジの役割をする。締結部430は、孔部340の下方か
ら挿入され、孔部340の下方に突出している脚部取付部420に対して螺子締結することにより、スピーカ本体20と脚部30とを固定する。締結部430が脚部取付部420に対する螺子締結を解除することにより、スピーカ本体20と脚部30との締結が解除され、固定が解除される。
結合部500は、スピーカ本体20と脚部30とを結ぶ。結合部500は、スピーカ本体側結合部501と、脚部側結合部502と、スピーカ本体側結合部501と脚部側結合部502とを繋ぐ軸部503と、脚部30に固定する固定ネジ504を有する。スピーカ本体側結合部501は、スピーカ本体溝部230に引っ掛かるスピーカ本体取付部410と、スピーカ本体20の中空部220の底面との間に取り付けられ、スピーカ本体取付部410の下方を囲むように設けられる。その結果、スピーカ本体側結合部501は、スピーカ本体溝部230に引っ掛かり、スピーカ本体20から取れない。尚、スピーカ本体側結合部501が中空部220の底面と接する面は、中空部220の底面の曲面と同じ径の曲面により形成されている曲面部505を有する。その結果、スピーカ本体取付部410が、スピーカ本体溝部230に沿ってスライド移動し易い。脚部側結合部502は、脚部30の結合部取付溝部390(図15参照)に嵌められる。また、脚部側結合部502の中心に固定ネジ挿入孔506が設けられる。固定ネジ504が、結合部取付孔部391と固定ネジ挿入孔506を通ることにより、脚部側結合部502が脚部30に固定される。更に、スピーカ本体側結合部501は、固定ネジ504で固定された脚部側結合部502を軸として、軸回転方向に自由に可動することが可能である。また、固定ネジ504を外すことにより、容易に脚部側結合部502と脚部30との固定が解除される。尚、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、スピーカ本体側結合部501が中空部220の外に設けられ、スピーカ本体側結合部501がスピーカ本体20と外れないように設けられてもよい。
次に、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10の角度調整方法について説明する。本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、図13に示すように、固定部40によってスピーカ本体20と脚部30とを固定し、スピーカ本体20の脚部30に対する相対的な角度が固定されている。スピーカ本体20の角度を調整する際は、先ず、脚部取付部420に対して螺子締結する方向とは反対の方向に締結部430を回転することにより、締結部430が脚部取付部420に対する締結を解除し、スピーカ本体20と脚部30との固定が解除される。次に、スピーカ本体20が、スピーカ本体取付部410及びスピーカ本体側結合部501を軸としてスピーカ本体20の前後方向にスピーカ本体溝部230に沿ってスライド移動することにより、脚部30に対する相対的な角度が変化する。スピーカ本体20を所定の角度に合わせた後、締結部430を脚部取付部420に対して螺子締結することにより、脚部30に対するスピーカ本体20の相対的な角度が固定される。
この一連の本発明の実施例2に係るスピーカ装置10の角度調整の間、スピーカ本体側結合部501は、スピーカ本体溝部230に引っ掛かり、スピーカ本体側結合部501は脚部30に取り付けられているため、スピーカ本体20と脚部30とが結合部500により結合されている。従って、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、スピーカ本体の角度を調整する際に、スピーカ本体20と脚部30との締結が緩み、又は解除された場合であっても、スピーカ本体20と脚部30とが外れず、スピーカ本体20の落下を防ぐことが可能である。更に、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、天井に取り付けられた場合であっても、スピーカ本体20が脚部30から落ちないため、スピーカ本体20が床等に落下し破損することを防ぎ、ユーザに当たることを防ぐことが可能である。
次に、スピーカ本体20と脚部30との取り外し方について説明する。図16は、締結部430が脚部取付部420に対する締結を解除した状態を示す概略図である。本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、上述したように、スピーカ本体20の角度を調整す
る際、スピーカ本体20と脚部30が結合部500によって繋がった状態である。しかし、スピーカ本体20の修理等により、スピーカ本体20と脚部30とを分離したい場合がある。その場合、図14から図16に示すように、先ず第1に、固定ネジ504を結合部取付孔部391と固定ネジ挿入孔506から外す。第2に、締結部430を脚部取付部420に対して締結する方向とは反対の方向に回転させることにより、締結部430と脚部取付部420との締結を解除し、下方の孔部342から脚部30の外部へ取り出す。尚、第1と第2の手順は逆でもよい。第3に、スピーカ本体20を上方向に持ち上げ、脚部取付部420を脚部30の孔部340から取り出し、固定部40が脚部30から外れる。その結果、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、固定部40と結合部500が引っ掛かったスピーカ本体20と、脚部30とに容易に分離することが可能である。
次に、分離されたスピーカ本体20と脚部30の取り付け方について説明する。本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、先ず第1に、脚部取付部420を脚部30の孔部340に挿入する。第2に、脚部30の結合部取付溝部390に、結合部500の脚部側結合部502を挿入し、固定ネジ504を結合部取付孔部391と固定ネジ挿入孔506に挿入する。第3に、締結部430を脚部取付部420に対して締結する方向に螺子締結させ、スピーカ本体20と脚部30とを固定する。この際、スピーカ本体側結合部501は、スピーカ本体取付部410の下方を囲むように設けられており、固定ネジ504で固定されている脚部側結合部502を軸として、軸回転方向に中空部220の中を自由に可動する。その結果、中空部220の中でスピーカ本体取付部410が暴れることがなく、結合部500が脚部取付部420に対して螺子締結し易い。以上により、本発明の実施例2に係るスピーカ装置10は、容易にスピーカ本体20と脚部30とが取り付けられる。
1、10・・・スピーカ装置
2、20・・・スピーカ本体
21・・・スピーカ
22・・・中空部
23、230・・・スピーカ本体溝部
3、30・・・脚部
31、310・・・土台部
32、320・・・首部
33・・・突起
34、340・・・孔部
35・・・取出孔部
36・・・規制部挿入孔
37・・・規制部
38・・・溝
4、400・・・固定部
41、410・・・スピーカ本体取付部
42、420・・・脚部取付部
43、430・・・締結部
44・・・締結溝部
500・・・結合部

Claims (4)

  1. スピーカ本体を支持するスピーカ脚部と、
    前記スピーカ脚部に設けられる孔部と、
    前記孔部に挿入される脚部取付部と、
    前記スピーカ脚部に設けられる前記脚部取付部と締結する締結部の移動を規制する規制部と、を有し、
    前記孔部は、前記脚部取付部の径よりも小さく該脚部取付部が引っ掛かる引掛孔部と、前記脚部取付部の径よりも大きく該脚部取付部を前記孔部から取り出すことが可能である取出孔部からなり、
    前記規制部は、前記締結部の締結方向への移動を規制することを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記締結部は、前記孔部に収容され、前記脚部取付部と締結することによって前記スピーカ本体を固定し
    前記孔部は上方と下方で径が異なり、上方の孔部は前記脚部取付部を挿入することが可能な大きさで前記締結部よりも径が小さく、下方の孔部は締結部を挿入することが可能な大きさで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記締結部と前記脚部取付部は螺子締結構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記規制部は、前記締結部の側面に設けられる締結溝部に嵌ることで、前記締結が解除された際に前記締結部の締結方向への移動を所定幅内に規制し、前記締結部が必要以上に緩むことを防止することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のスピーカ装置。
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