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JP5693162B2 - 画像処理システム、撮像装置、画像処理装置及びそれらの制御方法、プログラム - Google Patents
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画像処理システム、撮像装置、画像処理装置及びそれらの制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークで介して撮像装置と画像処理装置とが接続されて構成される画像処理システムに関するものである。
監視およびモニタリングシステムでは、ネットワークカメラ等の撮像装置で撮像した撮像画像を画像解析処理することにより画像中の物体を検出する技術がある。
このような技術の一種として、画像中に人体領域あるいは顔領域が存在するかを検出する手法がある。これは、入力画像から特徴ベクトル等の特徴量を検出し、これに対して人体や顔等の検出対象物体の特徴量を保持した認識辞書を用いて比較を行う。そして、比較の結果として類似度や評価値とも称される尤度を検出することで、検出対象物体を検出する手法が知られている。この特徴量と認識辞書を用いる方法では、尤度が所定の閾値以上の場合に検出対象物が検出されたと見なし検出の判定を行うことができる。検出時には検出イベントとしてネットワーク上の他の機器に送信して、その他の機器で利用することが可能である。
また、画像中の物体検出の他の例として、非特許文献1では、局所領域の位置関係を確率モデルで表現し、人間の顔や自動車の認識を学習によって行う例が記載されている。
このような画像から物体を検出する技術を監視装置等のシステムに応用する提案もなされている。特許文献1の「侵入物体監視装置」では、物体検出時に画像並びに検出したイベント情報をネットワークを介して監視装置に送信し表示させることで、物体検出イベント発生時の監視を行うという提案がなされている。このような監視システムでは、画像を入力として検出処理を行う際に、その検出処理の実行場所は様々である。
特許文献2の「ネットワーク機器、ネットワークシステムおよび監視カメラシステム」では、カメラの停止・非停止状態に応じて端末側で検出処理をするという提案がなされており、検出処理の実行場所を切り替えることも可能である。同様に、特許文献3の「分散型画像処理装置」では、処理すべき画像フレームのみ第2画像処理装置側で詳細処理を行うという提案がなされている。
特開平7−288802号公報 特開2008−187328号公報 特開2007−23349号公報
「一般物体認識の現状と今後」情報処理学会論文誌:コンピュータビジョンとイメージメディア, Vol48, No.SIG16(CVIM19)
しかしながら、カメラは、汎用のパーソナルコンピュータやサーバと異なり、一般的にCPUやメモリ等のハードウェア資源に制約があり、その処理性能は低い。そのため、処理性能の低いカメラで、人体検出等の処理負荷の高い検出を行う場合や高解像度の画像を処理する場合ではリアルタイム処理が困難となることがある。また、パターン認識等の認識辞書と比較するような検出方式の場合では、検出対象物体の認識辞書の搭載量にも制限があるため、高精度に検出が行えない場合がある。
一方で、カメラから撮像画像やそのメタデータを受信して、画像処理サーバ等のサーバで検出処理を行う場合に、カメラの接続数が多くなるとサーバに負荷が集中し処理しきれなくなってしまうこともある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、ネットワークカメラとネットワークを介して接続される画像処理装置で構成される、物体検出を行うための画像処理システムにおいて物体検出精度を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明によるが画像処理システムは以下の構成を備える。即ち、
ネットワークを介して撮像装置と画像処理装置とが接続されて構成される、物体検出を行うための画像処理システムであって、
前記撮像装置は、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で撮像した撮像画像から得られる検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第1尤度検出手段と、
1)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成し、2)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たさない場合、前記検出対象の物体領域を、前記画像処理装置において再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成する第1物体検出手段と、
前記撮像画像から得られる検出対象の物体領域それぞれについて生成された前記特定済の物体情報あるいは前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を前記ネットワークを介して前記画像処理装置へ送信する送信手段とを備え、
前記画像処理装置は、
前記ネットワークを介して前記撮像装置から統合物体情報を受信する受信手段と、
前記統合物体情報に含まれる暫定の物体情報によって指定される検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第2尤度検出手段と、
前記第2尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成する第2物体検出手段と、
前記統合物体情報に含まれる特定済の物体情報と、前記第2物体検出手段で生成した特定済の物体情報を結合した特定済の物体情報を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理システム。
本発明によれば、ネットワークカメラとネットワークを介して接続される画像処理装置で構成される、物体検出を行うための画像処理システムにおいて物体検出精度を向上させることができる。
実施形態1の画像処理システムの全体構成図である。 実施形態1のネットワークカメラの内部構成を示すブロック図である。 実施形態1の画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。 実施形態1のネットワークカメラの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態1の画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2の画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。 実施形態2の画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態1の特定済の物体情報と暫定の物体情報の検出例を説明するための図である。 実施形態1特定済の物体情報と暫定の物体情報の検出例を説明するための図である。 実施形態1の物体情報のデータ構造を示す図である。 実施形態2の物体情報のデータ構造を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。尚、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<実施形態1>
実施形態1では、ネットワークカメラ側で撮像画像データの特徴量と認識辞書とを比較し、人体等の検出対象物体の尤度を検出する物体検出処理を行い、その検出した尤度に従い検出結果と特徴量を画像処理装置へ送信する。これらを受信した画像処理装置側では特徴量を利用して物体再検出処理を行う。
図1は実施形態1の画像処理システムの全体構成図である。
図1において、101及び102はネットワークカメラである。103は画像処理装置、104は表示装置である。ネットワークカメラ101及び102と画像処理装置103並びに表示装置104は、ネットワーク105を介して接続される。ここで、ネットワーク105は、専用ネットワークでもインターネットを使用してもよい。
ネットワークカメラ101または102は、画像処理装置103に対して撮像画像や検出結果を送信する。ここで、検出結果とは、検出した物体情報や、その物体が人体や顔等の、指定した種類の物体であるかの情報や検出処理で使用される尤度や特徴量等のデータである。
画像処理装置103は、PC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置である。画像処理装置103は、ネットワークカメラ101または102から、画像データや検出結果を受信し、その受信した画像データや検出結果を、または物体再検出処理の検出結果を表示装置104に対し出力する。
図2は実施形態1のネットワークカメラの内部構成を示すブロック図である。
図2において、201はレンズや撮像素子からなる撮像部であり、撮像画像データを特徴量検出部204へ送信する処理や画像データ処理部202へ送信する処理を行う。画像データ処理部202は、画像データの符号化処理を行う。符号化方式としては、JPEGやMPEG−2、MPEG−4、H.264等の方式がある。符号化画像データは、HTTPやRTP等の通信方式で、通信インタフェース(I/F)209を通じて、画像処理装置103へ送信される。
203は物体検出処理部であり、特徴量検出部204、尤度検出部205、物体検出部207から構成される。特徴量検出部204は、画像データの特徴量の検出処理を行う。ここでの特徴量とは、画像の特徴を示すデータであり、後述する人体尤度検出時に利用する内部処理用のデータである。尤度検出部205は、認識辞書206に登録されている特徴量を利用し、検出対象物体(指定した種類の物体)の確からしさを示す尤度の検出を行う。また、尤度検出部205は、その尤度に基づいて、検出対象物体に対する指標を生成しても良い。この指標とは、指定した種類の物体であることを示す第1の指標、検出対象物体が指定した種類の物体かもしれないことを示す第2の指標、検出対象物体が指定した種類の物体でないことを示す第3の指標がある。
認識辞書206は、事前に登録された一般的な人体の特徴量を保持している。人体の特徴量とは、頭部の形状や、肩の頭部との相対位置や出具合等を示す情報であり、人体としての特徴を示す情報である。
実施形態1では、特に、尤度検出部205は、認識辞書206に保持されている特徴量と入力画像の特徴量とを比較し、その比較結果に基づいて、入力画像中から人体位置とその人体尤度の検出を行う。人体尤度とは、検出物体が人体である確からしさを示す度合いのことであり、0から100までの範囲をとる。人体尤度が100に近いほど人体の可能性が高く0に近くなるほど人体としての可能性は低くなることを示す。
尚、実施形態1では、検出対象物体は人体としているが、顔やその他の物体でもよく、事前にこれらの特徴量を認識辞書206に保持しておくことで、人体以外の物体及び尤度検出を行うことも可能である。
物体検出部207は、尤度検出部205で検出した人体尤度と所定の閾値を比較し検出対象物体を検出する。
検出結果生成部208は、物体検出部207の検出結果に基づいて、統合物体情報の生成を行い、それを検出結果として出力する。物体情報には、物体が人体であると特定された特定済の物体情報と、所定の基準に満たない物体情報(暫定の物体情報)が含まれる。特定済の物体情報とは、検出対象物体の尤度が所定の第1の閾値以上であり、検出対象物体が検出物体であると特定した情報である。つまり、ここでは、人体であるという情報である。一方、所定の基準に満たない物体情報(暫定の物体情報)とは、画像処理装置103側で、物体再検出処理を行うために必要となる物体関連情報である。この物体関連情報には、特徴量(更には、尤度)・物体領域情報(物体領域の位置を示す領域データ、及びその物体領域に対応する部分画像データ等)がある。
209は通信インタフェース(I/F)であり、画像データ処理部202からの符号化画像データや検出結果生成部208の検出結果を送信する。
ここで、図8と図9を用いて、特定済の物体情報と暫定の物体情報の検出例を示す。
図8において、801は撮像画像である。撮像画像801中には、物体A(802)、物体B(803)、物体C(804)が含まれている。ここで、特徴量検出部204、尤度検出部205及び認識辞書206を用いることで、物体A、B、Cのそれぞれの、ID、位置(外接矩形)、人体尤度、人体判定結果、特徴量が図9のように算出される。
ここでは、所定の閾値として、閾値a:80.0、閾値b:50.0と設定されているとする。物体Aは第1の閾値以上(閾値a以上)であるため人体と判定される(人体判定結果:○)。物体Bは第1の閾値未満(閾値a未満)かつ第2の閾値以上(閾値b以上)であるため人体らしき物体と判定される(人体判定結果:△)。物体Cは第2の閾値未満(閾値b未満)であるため人体ではないと判定される(人体判定結果:×)。
図3は実施形態1の画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。
図3において、301は通信インタフェース(I/F)であり、ネットワーク105から統合物体情報を含む検出結果を受信する。検出データ処理部302は、検出結果に含まれる統合物体情報の内、特定済の物体情報を検出結果結合部308へ送信し、暫定の物体情報を尤度検出部304へ送信する。303は物体検出処理部であり、尤度検出部304と物体検出部306から構成される。
尚、ネットワークカメラ101あるいは102の尤度検出部205及び物体検出部207を第1尤度検出部及び第1物体検出部とすると、画像処理装置103の尤度検出部304及び物体検出部306は、第2尤度検出部及び第2物体検出部となる。
尤度検出部304は、認識辞書305に登録されている特徴量を利用して、検出対象物体の尤度検出を行う。認識辞書305は、ネットワークカメラ101や102の認識辞書206と比較して記録容量は大きく、多くの特徴量を保持しており、より正確な物体検出が可能である。多くの特徴量とは、例えば、多方向の人体の特徴量等であるが、詳しくは後述する。物体検出部306は、尤度検出部304で検出した尤度を基に、検出対象物体を検出物体とする処理を行う。このように、物体検出部306は、ネットワークカメラ101や102が実行した検出対象物体に対して、再度の物体検出処理(物体再検出処理)を実行する。
尚、ネットワークカメラ101あるいは102の認識辞書206を第1認識辞書とすると、画像処理装置103の認識辞書305は、第2認識辞書となる。
307は検出結果生成部307であり、物体情報の生成を行い、それを検出結果として出力する。308は検出結果結合部であり、ネットワークカメラ101や102側で人体と検出した検出結果と、画像処理装置103側で人体と検出した検出結果の結合処理を行う。この結合処理では、ネットワークカメラ101あるいは102と、画像処理装置103とそれぞれで行った物体検出処理によって得られた検出結果から、人体と特定された物体のみの検出結果を結合する。これにより、出力としては人体と特定された物体のみが物体(人体)検出の検出結果となる。
309は出力制御部であり、検出結果結合部308の検出結果の出力を行う。310はカメラ設定部であり、ネットワークカメラ101あるいは102に対し物体検出の閾値等の各種設定をネットワーク105を介して行う。
尚、実施形態1では、ネットワークカメラ101あるいは102に設定される閾値は所定の閾値としているが、ネットワーク105で通信される画像処理装置103のCPUやネットワーク帯域等の性能に応じて閾値を変更するようにしてもかまわない。これにより、処理能力の高い画像処理装置と接続するネットワークカメラは、人体検出処理の人体らしき物体となる検出閾値範囲を広く設定して、物体再検出処理を画像処理装置側に割り当てることで、ネットワークカメラ側の処理を省力化することができる。一方で、処理能力の低い画像処理装置と接続する場合は、人体らしき物体となる検出閾値範囲を狭め、画像処理装置側と比べてネットワークカメラ側で処理を多く分担させるようにすることが可能である。
図4は実施形態1のネットワークカメラの処理手順を示すフローチャートである。
図4において、ステップS401で、撮像部201より入力される画像データを、画像データ処理部202及び特徴量検出部204がそれぞれ取得する。尚、画像データ処理部202では、取得した画像データの画像処理として、符号化を行う。ステップS402で、特徴量検出部204が、入力された画像データから得られる物体領域(群)の内、選択した物体領域の特徴量を検出する。
ステップS403で、尤度検出部205が、検出した特徴量と認識辞書206を比較し、画像データから人体と推定される物体領域と、その物体領域における人体の確からしさである尤度の検出を行う。ここで、ステップS403において、認識辞書206に、人体の特徴量に加えて顔の特徴量を登録しておくことで、検出物体が顔であるかの尤度を検出するようにしてもよい。このように、認識辞書206を検出対象物体の種類(人体、顔等)に対応する認識辞書に切り替えるあるいは共用することで任意の種類の物体を検出することも可能である。ここで、さらに、認識辞書206として性別や年齢、服装等の特徴量を含めることで、より詳細な人体検出を行えるようにしてもよい。
ステップS404で、物体検出部207が、ステップS403で検出した尤度について、第1の閾値a(80.0)を基準に分類を行う。尤度が第1の閾値a以上であると判定した場合(ステップS405でYES)、画像の物体領域を特定済の物体情報(人体)として検出する。ステップS405で、物体検出部207が、人体として検出された物体の物体情報(人体情報)を生成する。人体情報とは、物体ID、物体領域、その位置、人体判定結果、特徴量等である。また、認識辞書206の種類を増やすことで性別や年齢、服装等を得られた場合は、これらのデータ項目を人体情報に追加するようにしてもよい。
一方、尤度が第1の閾値a未満であると判定した場合(ステップS405でNO)、ステップS406で、物体検出部207が、ステップS403で検出した尤度について、第2の閾値b(50.0)を基準に分類を行う。尤度が第2の閾値b未満であると判定した場合(ステップS406でNO)、ステップS408に進む。一方、尤度が第2の閾値b以上であると判定した場合(ステップS406でYES)、画像の物体領域を所定の基準を満たない物体情報として検出する。ここで第2の閾値bは、第1の閾値aと比較して低く設定している。ステップS407で、物体検出部207が、物体領域に関する暫定の物体情報の生成を行う。ここでの暫定の物体情報とは、ネットワークで受信した側(画像処理装置103)が物体再検出処理を行うために必要となる物体関連情報である。この物体関連情報には、特徴量(更には、尤度)・物体領域情報(例えば、物体領域の位置を示す領域データ及びその物体領域に対応する部分画像データ)を含む情報がある。
ステップS408で、画像中で検出された各物体領域について処理が終了したか否かを判定する。処理が終了していない場合(ステップS408でNO)、次の処理対象の物体領域を選択して、その特徴量を検出するために、ステップS402に戻る。一方、処理が終了している場合(ステップS408でYES)、ステップS409に進む。
ステップS409で、検出結果生成部208が、特定済の物体情報(人体と特定された人体情報)と、複数の人体らしき物体領域の情報を含む暫定の物体情報とを統合した物体情報(統合物体情報)を検出結果として生成する。つまり、統合物体情報は、第1の閾値a以上の物体領域について人体であると判定された特定済の物体情報と、第2の閾値b以上、第1の閾値a未満の物体領域について人体であるかもしれないと判定された暫定の物体情報を含んでいる。
図8と図9を用いて説明すると、物体Aは人体尤度が第1の閾値aより高いため、特定済の物体情報となる。物体Aについては、人体領域の位置、人体尤度90.0、人体判定結果(指標として、人体であることを示す第1の指標「○」)、特徴量810からなる特定済の物体情報が生成される。ここで、物体領域(人体領域)の位置は、例えば、図8の物体Aの領域を規定する左上頂点座標(x1,y1)−右下頂点座標(x2,y2)=(200,150)−(400,650)となる。
物体Bは人体尤度が第2の閾値b以上であり第1の閾値a未満であるため、人体かもしれない物体として、暫定の物体情報となる。物体Bについては、人体領域の位置、人体尤度70.0、人体判定結果(指標として、人体かもしれないことを示す第2の指標「△」)、特徴量510からなる暫定の物体情報が生成される。ここで、物体領域の位置は、例えば、図8の物体Bの領域を規定する左上頂点座標(x1,y1)−右下頂点座標(x2,y2)=(600,100)−(700,300))となる。
物体Cは人体尤度が第2の閾値bに満たないため、人体でないと判定され、物体情報も物体関連情報も生成されない。但し、その物体情報として生成することも可能であり、その場合、物体Cについては、人体領域の位置、人体尤度20.0、人体判定結果(指標として、人体でないことを示す第3の指標「×」)、特徴量310からなる物体情報が生成される。ここで、物体領域の位置は、例えば、図8の物体Cの領域を規定する左上頂点座標(x1,y1)−右下頂点座標(x2,y2)=(550,500)−(700,600))となる。
図10(a)は実施形態1の物体情報のデータ構造を示す図である。図10(a)に示されるように、物体情報としては、特定済の物体情報と、暫定の物体情報とで、それぞれ管理されるデータ項目が異なる。特定済の物体情報では、データ項目として、「物体ID」と「物体領域」が管理される。暫定の物体情報では、データ項目として、「物体ID」と「物体領域」に加えて、更に、「特徴量」と「人体尤度」が管理される。但し、「人体尤度」は必須ではなく、データ量削減のために管理しないようにすることもできる。
尚、実施形態1においては、画像中の物体領域を特定する領域として外接矩形を用いているが、物体領域の位置を把握できる構成であれば、多角形や曲線、該当ピクセル等のどのようなデータであっても構わない。
図4の説明に戻る。
ステップS410で、ステップS408で生成した検出結果(統合物体情報)と画像データ処理部202が生成した画像データを通信インタフェース209を介してネットワーク105に送信する。
図5は実施形態1の画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
図5において、ステップS501で、ネットワーク105から、検出結果(統合物体情報と画像データ)を通信インタフェース301を介して受信する。尚、検出結果に含まれる画像データは、用途や目的に応じて、出力制御部309を介して出力しても良いし、出力しなくても良い。ステップS502で、検出データ処理部302が、検出結果に含まれる統合物体情報の分離処理を行う。分離処理は、統合物体情報から、特定済の物体情報と暫定の物体情報とに分離する。この分離処理後、検出データ処理部302は、特定済の物体情報を検出結果結合部308へ送信し、暫定の物体情報を尤度検出部304へ送信する。
ステップS503で、検出データ処理部302が、統合物体情報に含まれる単数または複数の物体情報(特定済の物体情報あるいは暫定の物体情報)を1つ選択し、その物体情報に特徴量が含まれているか否か判定する。特徴量が含まれていないと判定した場合(ステップS503でNO)、その物体情報は特定済の物体情報であるため、検出データ処理部302は、その物体情報を検出結果結合部308へ送信する。一方、特徴量が含まれていると判定した場合(ステップS503でYES)、その物体情報は暫定の物体情報であるため、ステップS504へ進む。
次に、ステップS504で、尤度検出部304が、暫定の物体情報に含まれる特徴量と認識辞書305を比較し、物体領域における尤度を検出する。認識辞書305は、ネットワークカメラ101や102の認識辞書206と比較して記録容量は大きく、多くの特徴量を保持しておりより正確な物体検出が可能である。
具体的には、ネットワークカメラ101や102の認識辞書206は正面方向(人体の指定された基準から指定された角度以内の方向)の人体の特徴量を保持している。一方、画像処理装置103の認識辞書305は横向き、後ろ向き、斜め上方から等の多方向(人体の指定された基準から指定された異なる複数の角度以内の方向)の人体の特徴量を保持している。
これにより、画像処理装置103ではより高精度な人体検出が可能となる。認識辞書305に顔の特徴量を保持した場合も同様であり、ネットワークカメラ101や102の物体検出処理だけでは正面方向の顔しか検出できない場合でも、画像処理装置103では正面方向以外の方向の顔を検出することが可能となる。
また、ネットワークカメラ101や102の認識辞書206に特定の個人の顔の特徴量を保持させ、画像処理装置103の認識辞書305に複数種類の個人の顔の特徴量を保持させても良い。
尚、ステップS504では、物体情報に更に尤度が含まれる場合、その尤度が所定値以上の場合のみ、その物体情報に対する尤度検出処理を行うようにしてもよい。これにより、画像処理装置103側の検出精度や処理能力に応じて所定値を設定することで画像処理装置の負荷の軽減や処理速度の向上を図ることも可能である。
ここで、物体情報に尤度が含まれる場合の物体情報のデータ構造例を図10(b)に示す。図10(b)では物体情報として、物体ID、その物体領域、特徴量に加えて、人体尤度を含んでいる。図10(b)のように、図10(a)と比較して、特定済の物体情報と暫定の物体情報を区別することなく、検出物体毎に尤度を加えて物体情報とする構造にすることもできる。また、ここでは、尤度を数値ではなく3段階の指標(○、△、×)で人体の確からしさを示している。このように数値ではなく尤度を示す指標であればどのような形式でも構わない。
ステップS505で、物体検出部306が、ステップS504で検出した尤度について、所定の閾値c(第3の閾値未満)を基準に分類を行う。尤度が閾値c未満(第3の閾値未満)であると判定した場合(ステップS505でNO)、処理対象の物体情報が示す物体は人体でないと判定し、その物体情報は破棄して、ステップS507に進む。一方、尤度が閾値c以上(第3の閾値以上)であると判定した場合(ステップS505でYES)、ステップS506で、検出結果生成部307が、物体情報を人体の物体情報(特定済の物体情報)として生成する。
尚、第3の閾値cは、第1の閾値aと同じでも良いし、ある程度の許容を認めるのであれば、第3の閾値cは、第2の閾値b<<第3の閾値c<第1の閾値a(第3の閾値は、第1の閾値以下かつ第2の閾値より大きい)としても良い。いずれにしても、用途や目的に応じて、その値を設定することができる。
ステップS507で、統合物体情報に含まれる全物体情報の処理が終了したか否かを判定する。処理が終了していない場合(ステップS507でNO)、次の処理対象の物体情報を選択して、その特徴量の有無を判定するために、ステップS503に戻る。一方、処理が終了している場合(ステップS507でYES)、ステップS508に進む。
ステップS508で、検出結果結合部308が、ネットワークカメラ101や102で人体と検出した検出結果(特定済の物体情報)と、画像処理装置103で人体と検出した検出結果(特定済の物体情報)の結合を行う。ステップS509で、出力制御部309が、検出結果を出力する。ステップS510で、各ネットワークカメラから受信した画像中の全ての物体情報について処理が終了したか否かを判定する。処理が終了していない場合(ステップS510でNO)、次の画像を処理するために、ステップS501へ戻る。一方、処理が終了している場合(ステップS510でYES)、終了する。
以上説明したように、実施形態1によれば、ネットワークカメラは検出対象物体の特徴量と尤度を検出する。そして、ネットワークカメラは、検出結果として、特定済の物体情報と共に、尤度が所定の閾値の範囲内の検出対象物体に関しては中間処理データである特徴量を含む暫定の物体情報を画像処理装置に送信する。ネットワークから物体情報を含む検出結果を受信した画像処理装置は、特徴量を含む物体情報を利用して物体再検出処理を行う。これにより、ネットワークカメラと画像処理装置における検出処理の負荷を分散するとともに、高い精度で検出対象物体の物体検出処理を実行することができる。
<実施形態2>
実施形態2では、ネットワークカメラは、物体検出処理として、尤度や特徴量の検出を省略して、物体領域の検出のみを実行する。そのため、ネットワークカメラは、検出結果として、物体領域情報(物体領域の位置を示す領域データ)のみを含む物体情報と画像データを画像処理装置に送信する。一方、画像処理装置では、受信する画像データと物体情報から、必要な物体領域に対応する画像データの尤度、特徴量を検出して、最終的な物体情報を検出する物体検出処理を実行する。実施形態2の構成は、特に、ネットワークカメラの処理性能が低い場合に有効である。
実施形態2は、実施形態1と構成は同様であるため説明を省略し、相違部分を中心に説明する。
実施形態2においても、ネットワークカメラは図2の構成をとる。図2において、画像データ処理部202では撮像画像データを符号化し、通信インタフェース209で送信する。実施形態2では、撮像画像データ全体を符号化して送信する。
検出結果生成部208では、統合物体情報を生成する。実施形態2における統合物体情報とは、ネットワークを介して受信する画像処理装置103側が物体検出処理に必要となる物体関連情報であり、具体的には、特定済の物体情報についても暫定の物体情報についても、「物体ID」と「物体領域」で構成される。実施形態1の図10の統合物体情報に含まれる暫定の物体情報と比較して、特徴量や人体尤度は含まれない。
図11(a)は実施形態2の物体情報のデータ構造を示す図である。図11(a)では、物体情報として特定済の物体情報と、暫定の物体情報がある。実施形態2では、画像処理装置103側に送信するデータとしては、この物体情報と画像データがある。
図6は実施形態2の画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。
図6において、601は通信インタフェース(I/F)であり、ネットワーク105から物体情報を含む検出結果を受信する。画像データ処理部602は、検出結果に含まれる物体情報の内、特定済の物体情報を検出結果結合部610へ送信し、暫定の物体情報を特徴量検出部605へ送信する。
画像データ処理部602は、受信した符号化画像データの復号化を行う。また、さらに、物体検出処理部604からの要求に応じて画像データから物体領域に対応する部分画像データを抽出して、特徴量検出部605へ提供する。
物体検出処理部604は、特徴量検出部605、尤度検出部606、物体検出部608から構成される。特徴量検出部605は、画像データの特徴量の検出処理を行う。尤度検出部606は、認識辞書607に登録されている特徴量を利用し、検出対象物体の尤度検出を行う。また、尤度検出部606は、その尤度に基づいて、検出対象物体に対する指標を生成しても良い。この指標とは、指定した種類の物体であることを示す第1指標、検出対象物体が指定した種類の物体かもしれないことを示す第2指標、検出対象物体が指定した種類の物体でないことを示す第3指標がある。
認識辞書607は、事前に登録された一般的な人体の特徴量を保持している。物体検出部608は、尤度検出部606で検出した人体尤度と所定の閾値を比較し検出対象物体を検出する。検出結果生成部609は、特定済の物体情報を生成する。特定済の物体情報とは、検出対象物体の尤度が所定の第1の閾値以上であり、検出対象物体が検出物体であると特定した情報である。つまり、ここでは、人体であるという情報である。
610は検出結果結合部であり、ネットワークカメラ101や102側で人体と検出した検出結果と、画像処理装置側で人体と検出した検出結果の結合処理を行う。この結合処理では、ネットワークカメラ101あるいは102と、画像処理装置103とそれぞれで行った物体検出処理によって得られた検出結果から、人体と特定された物体のみの検出結果を結合する。これにより、出力としては人体と特定された物体のみが物体(人体)検出の検出結果となる。
611は出力制御部であり、検出結果結合部610の検出結果の出力と画像データの出力を行う。612はカメラ設定部であり、ネットワークカメラ101あるいは102に対し物体検出の閾値等の設定をネットワーク105を介して行う。
図7は実施形態2の画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
図7において、ステップS701で、ネットワークから画像データと、検出結果(統合物体情報)を受信する。ステップS702で、検出データ処理部603が、検出結果に含まれる統合物体情報の分離処理を行う。分離処理は、統合物体情報から、特定済の物体情報と暫定の物体情報とを分離する。この分離処理後、検出データ処理部603は、特定済の物体情報を検出結果結合部610へ送信し、暫定の物体情報を特徴量検出部605へ送信する。
ステップS703で、検出データ処理部603が、統合物体情報に含まれる単数または複数の物体情報(特定済の物体情報あるいは暫定の物体情報)を1つ選択し、その物体情報が暫定の物体情報であるか否かを判定する。暫定の物体情報でないと判定した場合(ステップS703でNO)、その物体情報は特定済の物体情報であるため、検出データ処理部603は、その物体情報を検出結果結合部610へ送信する。一方、暫定の物体情報であると判定した場合(ステップS703でYES)、その物体情報は暫定の物体情報であるため、ステップS704へ進む。
ステップS704で、特徴量検出部605が、受信した画像データから、暫定の物体情報に含まれる物体領域情報(物体位置を示す領域データ)に対応する画像データ(部分画像データ)を画像データ処理部602から取得する。ステップS705で、特徴量検出部605が、取得した物体領域に対応する画像データに対して、その特徴量を検出する。
尚、実施形態2では、画像処理装置103側で撮像画像の画像データから物体領域に対応する画像データを取得する処理としているが、これに限定されない。例えば、ネットワークカメラ側で物体領域に対応する画像データを撮像画像から抽出しておき、物体情報に含めて送信するようにしてもよい。
この場合の物体情報のデータ構成例を図11(b)に示す。このような物体領域の画像データのみを送受信する構成をとった場合、ネットワークカメラから撮像画像全体の符号化画像データ(全領域の符号化画像データ)を送信しなくてもよい。
ステップS706で、尤度検出部606が、ステップS705で検出した特徴量と認識辞書607を比較し、物体領域における尤度を検出する。ステップS707で、ステップS706で検出した尤度について、第1の閾値aを基準に分類を行う。尤度が第1の閾値a未満であると判定した場合(ステップS707でNO)、処理対象の物体情報が示す物体は人体でないと判定し、その物体情報は破棄して、ステップS709に進む。一方、尤度が第1の閾値a以上であると判定した場合(ステップS707でYES)、ステップS708で、検出結果生成部609が、物体情報を人体の物体情報(特定済の物体情報)として生成する。
ステップS709で、統合物体情報に含まれる全物体情報の処理が終了したか否かを判定する。処理が終了していない場合(ステップS907でNO)、次の処理対象の物体情報を選択して、特定済の物体情報であるか暫定の物体情報であるかを判定するために、ステップS703に戻る。一方、処理が終了している場合(ステップS709でYES)、ステップS710に進む。
ステップS710で、検出結果結合部610が、ネットワークカメラ101や102で人体と検出した検出結果(特定済の物体情報)と、画像処理装置103で人体と検出した検出結果(特定済の物体情報)の結合を行う。ステップS711で、出力制御部309が、画像データと検出結果を出力する。ステップS712で、各ネットワークカメラから受信した画像中の全ての物体情報について処理が終了したか否かを判定する。処理が終了していない場合(ステップS712でNO)、次の画像を処理するために、ステップS701へ戻る。一方、処理が終了している場合(ステップS712でYES)、終了する。
以上説明したように、実施形態2によれば、ネットワークカメラは検出物体の物体領域を検出し、検出結果として、特定済の物体情報と共に、物体領域情報を含む物体情報と、画像データを画像処理装置に送信する。物体情報と画像データを含む検出結果を受信した画像処理装置は、物体領域情報を含む物体情報を利用して、物体検出処理を行う。これにより、特に、ネットワークカメラの処理性能が低い場合に、その処理負荷を軽減して、システム全体として効率的かつ精度良く物体検出処理を実行することができる。
尚、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (15)

  1. ネットワークを介して撮像装置と画像処理装置とが接続されて構成される、物体検出を行うための画像処理システムであって、
    前記撮像装置は、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した撮像画像から得られる検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第1尤度検出手段と、
    1)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成し、2)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たさない場合、前記検出対象の物体領域を、前記画像処理装置において再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成する第1物体検出手段と、
    前記撮像画像から得られる検出対象の物体領域それぞれについて生成された前記特定済の物体情報あるいは前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を前記ネットワークを介して前記画像処理装置へ送信する送信手段とを備え、
    前記画像処理装置は、
    前記ネットワークを介して前記撮像装置から統合物体情報を受信する受信手段と、
    前記統合物体情報に含まれる暫定の物体情報によって指定される検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第2尤度検出手段と、
    前記第2尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成する第2物体検出手段と、
    前記統合物体情報に含まれる特定済の物体情報と、前記第2物体検出手段で生成した特定済の物体情報を結合した特定済の物体情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記撮像装置は、
    前記撮像画像から得られる検出対象の物体領域の特徴量を検出する特徴量検出手段を更に備え、
    前記第1物体検出手段は、前記検出対象の物体領域の特徴量を含む、前記特定済の物体情報あるいは前記暫定の物体情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記第1物体検出手段は、前記検出対象の物体領域に対応する部分画像データを含む、前記特定済の物体情報あるいは前記暫定の物体情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  4. 前記撮像装置の前記第1尤度検出手段の尤度検出に用いる第1認識辞書と、前記画像処理装置の前記第2尤度検出手段の尤度検出に用いる第2認識辞書とは異なる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  5. 前記第1認識辞書は、人体または顔の指定された基準から指定された角度以内の方向についての人体または顔の特徴量を保持し、
    前記第2認識辞書は、人体または顔の指定された基準から異なる複数の角度以内の方向それぞれについての人体または顔の特徴量を保持している
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
  6. 前記第1認識辞書は、特定の個人の顔の特徴量を保持し、
    前記第2認識辞書は、複数種類の特定の個人の顔の特徴量を保持している
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
  7. ネットワークを介して画像処理装置に接続された、物体検出を行うための撮像装置であって、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した撮像画像から得られる検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第1尤度検出手段と、
    1)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成し、2)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たさない場合、前記検出対象の物体領域に対して前記画像処理装置において再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成する第1物体検出手段と、
    前記撮像画像から得られる検出対象の物体領域それぞれについて生成された前記特定済の物体情報あるいは前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を前記ネットワークを介して前記画像処理装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 所定の種類の物体としての確からしさが所定の基準を満たす物体領域を前記所定の種類の物体として検出して、該物体領域について特定済みの物体情報を生成し、所定の種類の物体としての確からしさが所定の基準を満たさない物体領域に対して再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成し、前記特定済みの物体情報と前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を送信する撮像装置に、ネットワークを介して接続された、物体検出を行うための画像処理装置であって、
    前記ネットワークを介して前記撮像装置から統合物体情報を受信する受信手段と、
    前記統合物体情報に含まれる暫定の物体情報によって指定される検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第2尤度検出手段と、
    前記第2尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成する第2物体検出手段と、
    前記統合物体情報に含まれる特定済の物体情報と、前記第2物体検出手段で生成した特定済の物体情報を結合した特定済の物体情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記第2尤度検出手段は、前記撮像装置が前記所定の種類の物体を検出するために用いる第1認識辞書とは異なる第2認識辞書を用いて、前記検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  10. ネットワークを介して画像処理装置に接続された、物体検出を行うための撮像装置の制御方法であって、
    撮像画像から得られる検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第1尤度検出工程と、
    1)前記第1尤度検出工程で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成し、2)前記第1尤度検出工程で検出した尤度が所定の基準を満たさない場合、前記検出対象の物体領域に対して前記画像処理装置において再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成する第1物体検出工程と、
    前記撮像画像から得られる検出対象の物体領域それぞれについて生成された前記特定済の物体情報あるいは前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を前記ネットワークを介して前記画像処理装置へ送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 所定の種類の物体としての確からしさが所定の基準を満たす物体領域を前記所定の種類の物体として検出して、該物体領域について特定済みの物体情報を生成し、所定の種類の物体としての確からしさが所定の基準を満たさない物体領域に対して再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成し、前記特定済みの物体情報と前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を送信する撮像装置に、ネットワークを介して接続された、物体検出を行うための画像処理装置の制御方法であって、
    前記ネットワークを介して前記撮像装置から統合物体情報を受信する受信工程と、
    前記統合物体情報に含まれる暫定の物体情報によって指定される検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第2尤度検出工程と、
    前記第2尤度検出工程で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成する第2物体検出工程と、
    前記統合物体情報に含まれる特定済の物体情報と、前記第2物体検出工程で生成した特定済の物体情報を結合した特定済の物体情報を出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  12. 前記第2尤度検出工程は、前記撮像装置が前記所定の種類の物体を検出するために用いる第1認識辞書とは異なる第2認識辞書を用いて、前記検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置の制御方法。
  13. ネットワークを介して画像処理装置に接続された、物体検出を行うための撮像装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    撮像画像から得られる検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第1尤度検出手段と、
    1)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成し、2)前記第1尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たさない場合、前記検出対象の物体領域に対して前記画像処理装置において再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成する第1物体検出手段と、
    前記撮像画像から得られる検出対象の物体領域それぞれについて生成された前記特定済の物体情報あるいは前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を前記ネットワークを介して前記画像処理装置へ送信する送信手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 所定の種類の物体としての確からしさが所定の基準を満たす物体領域を前記所定の種類の物体として検出して、該物体領域について特定済みの物体情報を生成し、所定の種類の物体としての確からしさが所定の基準を満たさない物体領域に対して再度の物体検出を行うために用いられる暫定の物体情報を生成し、前記特定済みの物体情報と前記暫定の物体情報を統合した統合物体情報を送信する撮像装置に、ネットワークを介して接続された、物体検出を行うための画像処理装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記ネットワークを介して前記撮像装置から統合物体情報を受信する受信手段と、
    前記統合物体情報に含まれる暫定の物体情報によって指定される検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する第2尤度検出手段と、
    前記第2尤度検出手段で検出した尤度が所定の基準を満たす場合、前記検出対象の物体領域を、前記所定の種類の物体として検出して該物体領域についての特定済の物体情報を生成する第2物体検出手段と、
    前記統合物体情報に含まれる特定済の物体情報と、前記第2物体検出手段で生成した特定済の物体情報を結合した特定済の物体情報を出力する出力手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 前記第2尤度検出手段は、前記撮像装置が前記所定の種類の物体を検出するために用いる第1認識辞書とは異なる第2認識辞書を用いて、前記検出対象の物体領域について、所定の種類の物体としての確からしさを示す尤度を検出する
    ことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
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