JP5694239B2 - vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、内燃機関及び当該内燃機関に対してオクタン価が異なる燃料を選択的又は指定混合比で供給する燃料供給装置が搭載されている車両に関する。 The present invention relates to an internal combustion engine and a vehicle equipped with a fuel supply device that supplies fuel having different octane numbers to the internal combustion engine selectively or at a specified mixture ratio.
分離器により原燃料を高オクタン価燃料及び低オクタン価燃料に分離し、当該分離後の燃料を内燃機関に対して供給する装置の当該分離器の劣化を判定するための技術的手法が提案されている(特許文献1〜3参照)。
A technical method has been proposed for determining deterioration of a separator of a device that separates raw fuel into a high-octane fuel and a low-octane fuel by a separator and supplies the separated fuel to an internal combustion engine. (See
しかし、分離器の劣化が進行したことが判明した後の当該分離器の処置については考察が不十分であった。 However, the treatment of the separator after it has been found that the deterioration of the separator has progressed has been insufficiently considered.
そこで、本発明は、構成部品である分離器の交換作業の容易化が図られている燃料供給装置が搭載されている車両を提供することを課題とする。 The present invention aims to provide a vehicle fuel supply equipment which facilitate the replacement of a component separator are achieved are mounted.
本発明は、内燃機関と、燃料供給装置とが搭載されている車両に関する。
前記燃料供給装置は、原燃料を、オクタン価が高い成分が当該原燃料よりも多く含有されている第1燃料と、オクタン価が低い成分が当該原燃料よりも多く含有されている第2燃料とに分離するように構成されている分離器を備え、かつ、前記第1燃料と、前記第2燃料又は前記原燃料とを、選択的に又は指定混合比で同時に前記内燃機関に対して供給する装置である。
The present invention relates to a vehicle equipped with an internal combustion engine and a fuel supply device.
In the fuel supply apparatus, the raw fuel is divided into a first fuel containing a higher octane number component than the raw fuel and a second fuel containing a lower octane number component than the raw fuel. comprising a separator configured to separate, and the first fuel, said second fuel or the raw fuel, equipment supplied to concurrently the internal combustion engine by selectively or specified mixing ratio It is.
前記課題を解決するための本発明の車両は、前記分離器が有する原燃料流入口、第1燃料流出口及び第2燃料流出口のそれぞれが、原燃料用配管、第1燃料用配管及び第2燃料用配管のそれぞれに対して第1連結機構を通じて脱着可能に接続され、テールゲートを通じて前記車両の外部空間に連続するラゲッジスペースの床下スペースに前記分離器が配置され、前記ラゲッジスペースと前記床下スペースとを画定するパネル材のうち少なくとも前記分離器の上方にある部分が開閉可能に構成されていることを特徴とする。 In the vehicle of the present invention for solving the above-described problems, the raw fuel inlet, the first fuel outlet, and the second fuel outlet of the separator are each provided with a raw fuel pipe, a first fuel pipe, and a first fuel pipe. The fuel pipe is detachably connected to each of the fuel pipes through a first coupling mechanism, and the separator is disposed in an underfloor space of a luggage space that is continuous with the exterior space of the vehicle through a tailgate, and the luggage space and the underfloor Of the panel material that defines the space, at least a portion above the separator is configured to be openable and closable .
本発明の車両によれば、第1連結機構が連結解除又は脱離されることにより、分離器の流入口及び流出口のそれぞれが各配管から外された状態となり、当該分離器が単独で燃料供給装置から取り外されうる。また、第1連結機構が連結されることにより、交換用の分離器の流入口及び流出口のそれぞれが各配管に対して接続され、当該分離器が燃料供給装置に対して取り付けられる。その結果、分離器の交換作業の容易化が図られる。 According to the vehicle of the present invention, when the first connecting mechanism is disconnected or detached, each of the inlet and outlet of the separator is removed from each pipe, and the separator supplies fuel alone. Can be removed from the device. Further, by connecting the first connecting mechanism, each of the inlet and outlet of the replacement separator is connected to each pipe, and the separator is attached to the fuel supply device. As a result, the replacement work of the separator can be facilitated.
本発明の車両によれば、ラゲッジスペース(又はキャビンスペースのうちリアシートの後方スペース)の床を画定するパネル材の一部が開放されることにより分離器がテールゲートを通じて車両外部の空間に対して露出された状態となる。その結果、テールゲート及び当該パネル材の開放部分を通じた、第1連結機構の脱着による当該分離器の交換作業の容易化が図られる。 According to the vehicle of the present invention, a part of the panel material that defines the floor of the luggage space (or the rear space of the rear seat in the cabin space) is opened, so that the separator is separated from the space outside the vehicle through the tailgate. It will be exposed. As a result, the replacement operation of the separator can be facilitated by detaching the first coupling mechanism through the tailgate and the open portion of the panel material.
本発明の車両において、リアフロアパネルが部分的に窪んだ形状に形成され、前記分離器が当該窪み部分に一部又は全部が収容された状態で前記リアフロアパネルに搭載されていることが好ましい。 In the vehicle of the present invention, it is preferable that the rear floor panel is formed in a partially recessed shape, and the separator is mounted on the rear floor panel in a state where a part or all of the separator is accommodated in the recessed portion.
当該構成の車両によれば、分離器の上端位置の下降が図られる分だけラゲッジスペースの低床化が図られているため、分離器の交換作業用のスペースの広さが確保される。その結果、分離器の交換作業のさらなる容易化が図られる。 According to the vehicle having this configuration, the luggage space is lowered by the amount that the upper end position of the separator is lowered, so that the space for the replacement work of the separator is ensured. As a result, the replacement work of the separator can be further facilitated.
本発明の車両において、前記分離器の長手方向の両端部及び側部のそれぞれに前記原燃料流入口、前記第1燃料流出口及び前記第2燃料流出口のそれぞれが配置され、前記分離器が、前記車両の左右方向に長手方向を一致させて配置されていることが好ましい。 In the vehicle of the present invention, the raw fuel inlet, the first fuel outlet, and the second fuel outlet are respectively disposed at both ends and sides in the longitudinal direction of the separator, and the separator It is preferable that the longitudinal direction is aligned with the left-right direction of the vehicle.
当該構成の車両によれば、分離器の流入口及び流出口のそれぞれと各配管とを脱着させるための各第1連結機構が車両の前後方向についてほぼ同じ位置にある。このため、作業者が分離器交換作業に際して自身の姿勢及び位置を、車両の前後方向、すなわちテールゲートからラゲッジスペースを臨む方向に大きく変化させる必要がない。その結果、第1連結機構の脱着による当該分離器の交換作業のさらなる容易化が図られる。 According to the vehicle having such a configuration, the first connection mechanisms for detaching the inlet and the outlet of the separator and the pipes are located at substantially the same position in the longitudinal direction of the vehicle. For this reason, it is not necessary for the operator to change his / her posture and position greatly in the front-rear direction of the vehicle, that is, the direction facing the luggage space from the tailgate when the separator is replaced. As a result, the replacement work of the separator can be further facilitated by detaching the first coupling mechanism.
本発明の車両において、前記車両の構成部材であって、前記分離器の上方に延設されている梁部を有する支持部材に対して、前記分離器の側部が第2連結機構により脱着可能に連結されていることが好ましい。 In the vehicle according to the present invention, the side portion of the separator can be attached to and detached from the support member having a beam portion extending above the separator by a second connecting mechanism. It is preferable that it is connected to.
当該構成の車両によれば、テールゲートからキャビンスペースのうちリアシートの後方スペース又はラゲッジスペースの床を画定するパネル材の一部が開放されることにより分離器の上方に延設されている梁部及び第2連結機構が露出された状態となる。その結果、第1連結機構の脱着に加えて第2連結機構の脱着による当該分離器の交換作業の容易化が図られる。 According to the vehicle having the above configuration, the beam portion that extends above the separator by releasing a part of the panel material that defines the rear space of the rear seat or the floor of the luggage space from the tailgate in the cabin space. And the 2nd connection mechanism will be in the state exposed. As a result, the replacement operation of the separator can be facilitated by detaching the second connecting mechanism in addition to detaching the first connecting mechanism.
(車両の構成)
図1及び図2に示されている本発明の一実施形態としての車両1は、内燃機関2と、燃料供給装置3と、制御装置4(又はECU(電子制御ユニット))とを備えている。車両1の前、後、左及び右は、矢印付きの記号Fr,Rr,R及びLにより示されている。
(Vehicle configuration)
A
車両1は、エンジンルームと、テールゲートTGからアクセス可能なキャビンスペースS1とを有する2ボックスカーである。キャビンスペースS1とラゲッジスペースS2(トランクルーム)との間には仕切りがない。キャビンスペースS1は、例えば前後の車軸により画定される。キャビンスペースS1には、乗員用の前部座席(運転席及び助手席)Sfr及び後部座席Srrが前から順に配置されている。キャビンスペースS1のうち、後部座席Srrの後方にあるスペースがラゲッジスペースS2に相当する。
The
エンジンルームに配置される内燃機関2は車体フレーム(車体)12の前部に搭載されている。
The
車体フレーム12にフロアパネル11が張られている。フロアパネル11は、前側から順に配置されているフロントフロアパネル111とリアフロアパネル112とを備えている。後で詳述するように燃料供給装置3の構成部品の1つである原燃料タンク310が、フロントフロアパネル111の下方スペースに配置されている。また、燃料供給装置3のその他の構成部品のうち少なくとも一部が、リアフロアパネル112に集積されて搭載されている。
A
車体フレーム12は、一対のフロントサイドフレーム121と、フロントクロスメンバ122と、一対のアッパメンバ123と、一対のサイドシル124と、一対のリアサイドフレーム125と、ミドルクロスメンバ126と、リアクロスメンバ127とを構成要素として備えている。
The
フロントサイドフレーム121は、車両1の前部の左右両側において前後方向に延設されている。フロントクロスメンバ122は、一対のフロントサイドフレーム121の前部の間に掛け渡されている。アッパメンバ123は、一対のフロントサイドフレーム121の車幅方向外側に且つ斜め上部に配置され、車体前後方向に延設されている。サイドシル124は、アッパメンバ123の後部に接合されている。リアサイドフレーム125は、サイドシル124の後部から後方へ延設されている。ミドルクロスメンバ126は、一対のサイドシル124の後部の間に掛け渡されている。リアクロスメンバ127は、一対のリアサイドフレーム125の後部の間に掛け渡されている。
The
また、車体フレーム12は、フロアパネル11を補強するため、車体の略中央部において平面視略井桁状又は略ハッシュマーク状に配置されている4つの床下補強部材(フロアフレーム)を備えている。前部フロアフレーム131、後部フロアフレーム132、左側部フロアフレーム133及び右側部フロアフレーム134が当該4つの床下補強部材に該当する。前部フロアフレーム131及び後部フロアフレーム132のそれぞれは、左右一対のサイドシル124の間に掛け渡されている。左側部フロアフレーム133及び右側部フロアフレーム134のそれぞれは、一対のフロントサイドフレーム121の後部とミドルクロスメンバ126との間に掛け渡されている。
In addition, the
4本の床下補強部材131〜134により前後左右が囲まれたスペースに原燃料タンク310が配置されている。比較的重量がある原燃料タンク310を支持する部分が補強されることにより、床全体の重量増加が抑制されるとともにフロアパネル11の剛性が確保される。
The
フロントフロアパネル111の剛性を高めるためにフロアトンネル116が形成されている。フロアトンネル116は、ダッシュボードロア135からミドルクロスメンバ126へかけて、キャビンスペースS1の横方向中央部において前後方向に延びるトンネルである。このため、フロアトンネル116は原燃料タンク310の上方を通る。
A
図5に示されているように、左右一対のサイドシル124の間にフロアパネル11(フロントフロアパネル111)が張られている。左右の前部座席Sfrの間をフロアトンネル116が通る。左側部フロアフレーム133及び左側のサイドシル124の間のスペースと、右側部フロアフレーム134及び右側のサイドシル124の間のスペースとのそれぞれは、排気管及び燃料管等の配置スペースとして有効利用される。図2に示されているように、リアフロアパネル112は、左右一対のリアサイドフレーム125の間に張られている。
As shown in FIG. 5, the floor panel 11 (front floor panel 111) is stretched between the pair of left and
(燃料供給装置の構成)
図3に示されている燃料供給装置3は、原燃料タンク310と、分離器320と、凝縮器330と、第1燃料タンク340と、キャニスタ350とを備えている。燃料供給装置は車両に搭載され、同じく車両に搭載されている内燃機関2に対して燃料を供給するように構成されている。
(Configuration of fuel supply device)
The
原燃料タンク310には、給油口を通じて供給された通常又は市販のガソリンが原燃料F0として貯蔵される。原燃料タンク310に貯蔵されている原燃料F0は、高圧供給ポンプ312により指定圧力まで昇圧された後、内燃機関2に対して供給される。
In the
また、原燃料F0は、高圧供給ポンプ312により指定圧力まで昇圧された後、加熱器316において加熱された後、分離器320に送り込まれる。三方バルブ314により、原燃料タンク310及び加熱器316が遮断された場合、原燃料F0は分離器320を経ずに、放熱器326を経て原燃料タンク310に戻される。加熱器316は、内燃機関2の冷却水と原燃料とを熱交換させる熱交換器により構成されている。加熱器316は、これに代えて又は加えて、電気ヒータにより構成されてもよい。
The raw fuel F <b> 0 is boosted to a specified pressure by the high-
原燃料タンク310に貯蔵されている原燃料F0が蒸発することにより、炭化水素及びエタノールを含有する蒸発燃料Vが生じる。蒸発燃料Vは、原燃料タンク310からキャニスタ350に対して供給される。
When the raw fuel F0 stored in the
分離器320は、原燃料F0を、透過気化法(PV(パーベーパレーション))にしたがって第1燃料F1と第2燃料F2とに分離するように構成されている。分離器320は、原燃料(ガソリン)中の高オクタン価成分を選択的に透過させる分離膜321と、分離膜321により区分されている高圧室322及び低圧室324とを備えている。
The
第1燃料F1は、原燃料F0よりも高オクタン価成分の含有量が多い高オクタン価燃料であり、例えばエタノール等のアルコールである。第2燃料F2は、原燃料F0よりも高オクタン価成分の含有量が少ない低オクタン価燃料である。 The first fuel F1 is a high-octane fuel having a higher content of high-octane components than the raw fuel F0, and is, for example, an alcohol such as ethanol. The second fuel F2 is a low-octane fuel having a lower content of high-octane components than the raw fuel F0.
具体的には、分離器320の高圧室322に対して高温かつ高圧状態の原燃料F0が供給される一方、低圧室324が負圧状態に維持されることにより、原燃料F0に含有される高オクタン価成分が分離膜321を透過して低圧室324に浸出する。原燃料F0の高オクタン価成分量が増加すると、当該透過流体のオクタン価は高くなるため、分離膜321の低圧側から高オクタン価成分を多く含み、原燃料F0よりもオクタン価が高い第1燃料F1が回収されうる。
Specifically, the high temperature and high pressure raw fuel F0 is supplied to the
一方、高圧室322を流れる原燃料F0に含有される高オクタン価成分量は下流になる程低下するため、高オクタン価成分含有量の少ない、原燃料F0よりオクタン価の低い第2燃料F2が高圧室322に残る。分離器320から流出した第2燃料F2は、放熱器326において冷却された後、原燃料タンク310に対して供給される。
On the other hand, since the high octane number component amount contained in the raw fuel F0 flowing through the
また、分離膜321の温度、原燃料F0の温度及び供給量、高圧室322の圧力並びに低圧室324の圧力(負圧)等の分離器320の作動条件が制御装置4により制御される。これにより、分離器320による第1燃料F1及び第2燃料F2の分離速度又は回収量などが変化する。
Further, the controller 4 controls the operating conditions of the
例えば、加熱器316により、分離器320に供給される原燃料F0の温度が制御されることにより、分離膜321の温度が調整されうる。さらに、真空ポンプ336の動作による凝縮器330の減圧によって低圧室324の圧力が調節されうる。
For example, the temperature of the
なお、原燃料タンク310とは別個の第2燃料タンク(図示略)に対して供給された上で、この第2燃料タンクに貯蔵されてもよい。また、第2燃料タンクに貯蔵されている第2燃料F2が、原燃料F0に代えて内燃機関2に対して供給されてもよい。
In addition, after supplying with respect to the 2nd fuel tank (not shown) separate from the
凝縮器(負圧タンク)330は、分離器320の低圧室324と第1燃料タンク340とを接続する1次回収経路FL1(第1燃料用配管L1を構成要素とする。)の途中に設けられ、第1燃料F1を凝縮させるように構成されている。凝縮器330は、例えば空冷式又は水冷式のタンク又は貯留器により構成されている。
The condenser (negative pressure tank) 330 is provided in the middle of a primary recovery path FL1 (the first fuel pipe L1 is a component) that connects the
凝縮器330は真空ポンプ(負圧ポンプ)336の吸込側に接続されている。真空ポンプ336の動作により凝縮器330の内側が負圧状態に制御され、第1燃料F1の蒸気圧よりも低圧状態とされうる。第1燃料F1の蒸発により生じたエタノール等のアルコールを含有する蒸発燃料Vが、キャニスタ350等に供給される。凝縮器330には、その内部の圧力を測定するための圧力センサ(図示略)が設けられている。
The
分離器320と凝縮器330とを接続する1次回収経路FL1には、当該経路を開閉する第1開閉機構331が設けられている。第1開閉機構331が開かれることにより分離器320の低圧室324と凝縮器330とが連通される一方、第1開閉機構331が閉じられることにより分離器320と凝縮器330とが遮断される。
The primary recovery path FL1 that connects the
凝縮器330と第1燃料タンク340とを接続する2次回収経路FL2には、当該経路を開閉する第2開閉機構332が設けられている。第2開閉機構332が開かれることにより凝縮器330と第1燃料タンク340とが連通される一方、第2開閉機構332が閉じられることにより凝縮器330と第1燃料タンク340とが遮断される。
The secondary recovery path FL2 that connects the
凝縮器330と第1燃料タンク340とが、2次回収経路FL2とは別個の第1蒸発燃料経路VL1により接続されている。第1蒸発燃料経路VL1には第3開閉機構333及び真空ポンプ336が設けられている。第3開閉機構333が開かれ、かつ、真空ポンプ336が動作することにより、蒸発燃料Vが凝縮器330から第1燃料タンク340に貯蔵されている第1燃料F1に導入される。
The
第1蒸発燃料経路VL1は、真空ポンプ336の上流側から分岐している第2蒸発燃料経路VL2を通じて第1燃料タンク340に対して接続されている。第2蒸発燃料経路VL2には第4開閉機構334が設けられている。第3開閉機構333が開かれている状態で第4開閉機構334が開かれることにより、第1燃料タンク340に充満している蒸発燃料Vが、第2蒸発燃料経路VL2及び第1蒸発燃料経路VL1を通じて凝縮器330に導入される。
The first evaporated fuel path VL1 is connected to the
第1燃料タンク340には、分離器320により原燃料F0から分離された第1燃料F1が貯蔵される。第1燃料タンク340に貯蔵されている第1燃料F1は、高圧供給ポンプ342により指定圧力まで昇圧された後、内燃機関2に対して供給される。
The
第1燃料タンク340に貯蔵されている第1燃料F1が蒸発することにより、エタノール等のアルコールを含有する蒸発燃料Vが生じる。第1燃料タンク340とキャニスタ350とが接続され、当該接続経路には第5開閉機構335が設けられている。第5開閉機構335が開いることにより、蒸発燃料Vは第1燃料タンク340から当該接続経路を通じてキャニスタ350に対して供給される。
When the first fuel F1 stored in the
第1燃料タンク340には、その内部気圧を測定するための圧力センサ(図示略)が設けられている。開閉機構331〜335のそれぞれは、例えば電磁弁により構成される。真空ポンプ336の作動及び作動停止によって第1蒸発燃料経路VL1が開閉されうるので、第1蒸発燃料経路VL1を開閉するための第3開閉機構333は省略されてもよい。
The
キャニスタ350には、活性炭などの吸着剤が内蔵されており、原燃料F0由来の蒸発燃料Vに含まれるアルコールのほか、炭化水素が当該吸着剤に吸着される。これにより、蒸発燃料Vは、アルコール及び炭化水素と、窒素等の他の成分とに分離されうる。
The
分離された窒素等を含有する空気は、キャニスタ350から車両の外部に排出される。一方、内燃機関2が稼動して吸気管261が負圧状態になると、キャニスタ350において吸着剤に吸着されているアルコール及び炭化水素は、スロットルバルブ213の下流側において吸気管261に供給され、さらに燃焼室に導入された上で燃焼する。キャニスタ350に接続されている吐出経路には、当該吐出経路における蒸発燃料Vの流量を調節するための流量調節バルブ352が設けられている。
The separated air containing nitrogen or the like is discharged from the
キャニスタ350は、凝縮器330において発生する第1燃料F1の凝縮熱によって加熱され、その温度が蒸発燃料Vの吸着性能を十分に発揮しうる温度範囲に維持されるように構成されていてもよい。例えば、凝縮器330の冷却媒体によりキャニスタ350が加熱されるように当該媒体の流路が構成されていてもよい。
The
各経路FL1、FL2、VL1、VL2等の途中には、貯留器又は熱交換器等、説明かつ図示されていない機能的な構成要素が設けられていてもよい。 In the middle of each path | route FL1, FL2, VL1, VL2, etc., the functional component which is not demonstrated and shown in figure, such as a reservoir or a heat exchanger, may be provided.
内燃機関2の燃焼室に接続されている吸気管261には、吸気バルブ211と、燃料噴射装置212と、スロットルバルブ213とが設けられている。吸気バルブ211が開かれることにより吸気管261と燃焼室とが連通される一方、吸気バルブ211が閉じられることにより吸気管261と燃焼室とが遮断される。スロットルバルブ213は、内燃機関2の吸入空気量を調整するように構成されている。
An
燃料噴射装置212は、吸気バルブ211とスロットルバルブ213との間に配置され、原燃料F0及び第1燃料F1のうち一方を選択的に、内燃機関2の各気筒に対して噴射するように構成されている。なお、燃料噴射装置212は、原燃料F0及び第1燃料F1の両方を指定混合比で同時に、内燃機関2の各気筒に対して噴射するように構成されていてもよい。吸気管261に吸入された空気と、燃料噴射装置212から噴射された燃料との混合ガスが吸気管261から各気筒の燃焼室に導入される。
The
第2燃料タンクが設けられている場合、燃料噴射装置212は、第1燃料F1及び第2燃料F2のうち一方を選択的に、又は、両方を指定混合比で同時に、内燃機関2の各気筒に対して噴射するように構成されていてもよい。
In the case where the second fuel tank is provided, the
吸気管261には、スロットルバルブ213の上流側においてターボチャージャー25、ベンチュリガスミキサ251及びパージポンプ252が設けられている。蒸発燃料Vは、キャニスタ350から、パージポンプ252及びターボチャージャー25を経て吸気管261に対して供給されうる。
The
なお、内燃機関2はターボチャージャー25付きのエンジンではなく、自然吸気エンジンであってもよい。この場合、キャニスタ350から、蒸発燃料Vが、パージコントロールバルブ(図示略)を経て、スロットルバルブ213の下流側において吸気管261に対して供給されてもよい。
The
さらに、蒸発燃料Vが、ベンチュリガスミキサ251により凝縮器330から吸気管261に対して直接的に供給されてもよい。また、蒸発燃料Vが第1燃料タンク340から内燃機関2の吸気管261に対して直接的に供給されてもよい。
Further, the evaporated fuel V may be directly supplied from the
制御装置4は、プログラマブルコンピュータにより構成されている。制御装置4には、凝縮器330の内部気圧Pに応じた信号を出力する圧力センサ等、燃料供給装置のさまざまな状態を検知するための各種センサの出力信号が入力される。制御装置4は、後述する「負圧制御処理」を実行するようにプログラムされている。制御装置4は、内燃機関2の燃料噴射制御及び点火時期制御などのほか、分離器320の作動条件の調節、内燃機関2に対して供給される燃料の調節、各ポンプの動作制御及び各バルブの開閉又は開度調節などのために必要な演算処理を実行するようにプログラムされている。
The control device 4 is configured by a programmable computer. The control device 4 receives output signals from various sensors for detecting various states of the fuel supply device, such as a pressure sensor that outputs a signal corresponding to the internal pressure P of the
「プログラムされている」とは、コンピュータの構成要素であるCPU等の演算処理装置が、ROM若しくはRAM等のメモリ又は記録媒体から必要な情報に加えてソフトウェアを読み出し、当該情報に対して当該ソフトウェアにしたがって演算処理を実行するように構成されていることを意味する。 “Programmed” means that an arithmetic processing unit such as a CPU, which is a component of a computer, reads out software in addition to necessary information from a memory or recording medium such as a ROM or a RAM, It means that it is comprised so that an arithmetic processing may be performed according to.
(燃料供給装置の機能(負圧制御処理))
前記構成の燃料供給装置の機能について説明する。具体的には、制御装置4により、次に説明する手順にしたがって「負圧制御処理」が繰り返し実行される。以下、第5開閉機構335が閉状態であることを前提として説明する。
(Function of fuel supply device (negative pressure control process))
The function of the fuel supply apparatus having the above configuration will be described. Specifically, the “negative pressure control process” is repeatedly executed by the control device 4 according to the procedure described below. Hereinafter, the description will be made on the assumption that the fifth opening /
3次状態において真空ポンプ336が動作することにより凝縮器330が減圧され、その内部気圧Pが徐々に低下する。「3次状態」とは、1次回収経路FL1、2次回収経路FL2及び第2蒸発燃料経路VL2が閉じられ、かつ、真空ポンプ336の動作により凝縮器330が減圧されている状態を意味する(図4(c)参照)。この際、第3開閉機構333により第1蒸発燃料経路VL1が開かれている。
When the
この状態で、凝縮器330の内部気圧Pが第1負圧P1以下に到達した場合、第1開閉機構331が閉状態から開状態に切り替えられ、第3開閉機構333が開状態から閉状態に切り替えられ、かつ、真空ポンプ336の動作が停止される。「負圧」は大気圧又は常圧を基準として負値として定義される。すなわち、大気圧よりも低圧であるほどその絶対値は大きくなる。
In this state, when the internal pressure P of the
これにより、図4(a)に示されているように、1次回収経路FL1が開かれている一方、2次回収経路FL2及び第2蒸発燃料経路VL2が閉じられ、かつ、真空ポンプ336の動作による凝縮器330の減圧が停止されている「1次状態」が実現される。
As a result, as shown in FIG. 4A, the primary recovery path FL1 is opened, the secondary recovery path FL2 and the second evaporated fuel path VL2 are closed, and the
3次状態から1次状態への遷移要件が、凝縮器330の内部気圧Pではなく、2次又は4次状態から3次状態への遷移が実現された時点からの経過時間に応じて定義されていてもよい。例えば、当該経過時間が指定時間以上になったことを要件として、3次状態から1次状態への遷移が実現されてもよい。
The transition requirement from the tertiary state to the primary state is defined not by the internal pressure P of the
1次状態において、分離器320によって第1燃料F1及び第2燃料F2の分離が開始され、第1燃料F1が分離器320から1次回収経路FL1を通じて凝縮器330に対して供給される。第1燃料F1の少なくとも一部は、負圧かつ冷却状態にある凝縮器330において凝縮(気相から液相に相転移)した上で貯留される。また、凝縮器330において蒸発燃料Vが増加し、凝縮器330の内部気圧Pが上昇する。
In the primary state, the
凝縮器330の内部気圧Pが第1負圧P1よりも高い第2負圧P2以上に到達した場合、第1開閉機構331が開状態から閉状態に切り替えられる一方、第2開閉機構332が閉状態から開状態に切り替えられる。前記のように「負圧」は大気圧を基準として負値として定義されるので、第2負圧P2の絶対値は第1負圧P1の絶対値よりも小さい。
When the internal pressure P of the
これにより、図4(b)に示されているように、1次回収経路FL1及び第2蒸発燃料経路VL2が閉じられている一方、2次回収経路FL2が開かれ、かつ、真空ポンプ336の動作による凝縮器330の減圧が停止されている「2次状態」が実現される。
As a result, as shown in FIG. 4B, the primary recovery path FL1 and the second evaporated fuel path VL2 are closed, while the secondary recovery path FL2 is opened, and the
1次状態から2次状態への遷移要件が、凝縮器330の内部気圧Pではなく、3状態から1次状態への遷移が実現された時点からの経過時間に応じて定義されていてもよい。例えば、当該経過時間が指定時間以上になったことを要件として、1次状態から2次状態への遷移が実現されてもよい。
The transition requirement from the primary state to the secondary state may be defined not according to the internal pressure P of the
第1負圧P1及び第2負圧P2のそれぞれの値は予めさまざまな値に変更されていてもよく、燃料供給装置又はこれが搭載されている車両の走行状態(加速度要求など)に応じて、制御装置4によって変更されてもよい。例えば、原燃料タンク310に貯蔵されている原燃料F0の第1燃料F1の濃度又は含有量が測定され、当該測定値が高いほど、第2負圧P2が高く設定されてもよい。
Each value of the first negative pressure P1 and the second negative pressure P2 may be changed in advance to various values, and depending on the running state (acceleration request, etc.) of the fuel supply device or the vehicle in which it is mounted, It may be changed by the control device 4. For example, the concentration or content of the first fuel F1 of the raw fuel F0 stored in the
第1開閉機構331により1次回収経路FL1が閉じられ、分離器320の低圧室324及び凝縮器330が遮断されることにより、分離器320による原燃料F0からの第1燃料F1及び第2燃料F2の分離が停止される。第2開閉機構332により2次回収経路FL2が開かれることにより、凝縮器330に貯留されている液相状態の第1燃料F1が2次回収経路FL2を通じて第1燃料タンク340に対して供給される(図4(b)下矢印参照)。
The primary recovery path FL1 is closed by the first opening /
2次状態が実現されてから、第1指定時間Δt1(例えば10[s])が経過した場合、第2開閉機構332が開状態から閉状態に切り替えられる一方、第3開閉機構333が閉状態から開状態に切り替えられ、かつ、真空ポンプ336の動作が開始される。これにより、図4(c)に示されている前記3次状態が実現される。
When the first designated time Δt 1 (for example, 10 [s]) has elapsed since the secondary state is realized, the second opening /
3次状態において、蒸発燃料V(気体)が凝縮器330から第1蒸発燃料経路VL1を通じて第1燃料タンク340に対して供給される(図4(c)下矢印参照)。蒸発燃料Vは、第1燃料タンク340において第1燃料F1のバブリングを引き起こし、気泡中の蒸発燃料Vのうち少なくとも一部が液相状態の第1燃料F1に取り込まれうる。第1燃料タンク340において第1燃料F1は二相状態(気相−液相)にあり、凝縮器330から蒸発燃料Vが供給されることにより第1燃料タンク340が昇圧される。
In the tertiary state, the evaporated fuel V (gas) is supplied from the
なお、蒸発燃料Vは凝縮器330から、第1燃料タンク340において同じく蒸発燃料Vが充満している空間に対して供給されてもよい。
The evaporated fuel V may be supplied from the
真空ポンプ336の動作により凝縮器330の内部気圧Pが低下する。凝縮器330の内部気圧Pが、第1負圧P1よりも高い一方、第2負圧P2よりも低い第3負圧P3以下に到達した場合、第4開閉機構334が閉状態から開状態に切り替えられる。これにより、図4(d)に示されているように、1次回収経路FL1及び2次回収経路FL2が閉じられている一方、第2蒸発燃料経路VL2が開かれ、かつ、真空ポンプ336の動作により凝縮器が減圧されている「4次状態」が実現される。なお、凝縮器330の内部気圧Pの低下速度|dP/dt|が所定速度以下になったことを要件として3次状態から4次状態への遷移が実現されてもよい。
The internal pressure P of the
4次状態において、第1燃料タンク340から第2蒸発燃料経路VL2を通じて凝縮器330に対して蒸発燃料Vが供給されるので(図4(d)上矢印参照)、凝縮器330の内部気圧Pが上昇する。
In the quaternary state, the evaporated fuel V is supplied from the
4次状態の実現後、第2指定時間Δt2(例えば10[s]。第1指定時間Δt1と同一であってもよく、異なっていてもよい。)が経過した場合、第4開閉機構334が開状態から閉状態に切り替えられる。これにより、再び3次状態が実現され、凝縮器330の内部気圧Pが上昇から低下に転じる(図4/t=t2+Δt2以後参照)。以降、上述の一連の処理が繰り返される。
When the second designated time Δt 2 (for example, 10 [s], which may be the same as or different from the first designated time Δt 1 ) elapses after the quaternary state is realized, the fourth opening / closing mechanism. 334 is switched from the open state to the closed state. As a result, the tertiary state is realized again, and the internal pressure P of the
3次状態(1次回収経路FL1‥閉、2次回収経路FL2‥閉、第2蒸発燃料経路VL2‥閉、凝縮器330‥減圧)から、4次状態(1次回収経路FL1‥閉、2次回収経路FL2‥閉、第2蒸発燃料経路VL2‥開、凝縮器330‥減圧)への一時的な遷移が実現される(図4(d)参照)。
From the tertiary state (primary recovery path FL1... Closed, secondary recovery path FL2... Closed, second evaporated fuel path VL2... Closed,
これにより、凝縮器330の内部気圧Pを一時的に上昇させることができる。また、第2蒸発燃料経路VL2を通じて第1燃料タンク340から流出した蒸発燃料Vの運動エネルギーにより、真空ポンプ336に滞留している液相状態の第1燃料F1を第1燃料タンク340に押し流すことができる。これらの結果、作動時間の延長及び凝縮器内部気圧の低下、さらには液相状態の第1燃料F1の貯留に伴い飽和又は低下傾向となる真空ポンプ336の真空吸引機能を復活させることができる。
Thereby, the internal pressure P of the
このため、4次状態に続く3次状態(図4(c)参照)において、凝縮器330の内部気圧Pの低下速度を高めることができる。そして、3次状態に続く1次状態における分離器320による燃料分離頻度又は効率を高めることができる(図4(a)参照)。
For this reason, in the tertiary state (refer FIG.4 (c)) following a 4th state, the fall rate of the internal pressure P of the
また、制御装置4により、負圧制御処理の実行中に、第1燃料タンク340の開放条件が満たされているか否かが判定される。「開放条件」としては、第1燃料タンク340の測定圧力が閾値以上になったという条件、若しくは、閾値を超える車両の加速要求があったという条件又はこれらの組み合わせ条件が採用されうる。
Further, the control device 4 determines whether or not the opening condition of the
そして、開放条件が満たされていると判定された場合、第5開閉機構335が閉状態から開状態に切り替えられ、第1燃料タンク340とキャニスタ350とを結ぶ経路が開かれている「5次状態」が実現される。この際、例えば、第1開閉機構331、第2開閉機構332、第3開閉機構333及び第4開閉機構334は閉状態になるように制御される。
When it is determined that the opening condition is satisfied, the fifth opening /
5次状態において、蒸発燃料Vが第1燃料タンク340から放出されてキャニスタ350に吸着され、必要に応じて吸気管261を通じて内燃機関2に対して供給される。蒸発燃料Vは内燃機関2に対して直接的に供給されてもよい。これにより、蒸発燃料Vの利用効率の向上が図られる。
In the fifth state, the evaporated fuel V is discharged from the
(燃料供給装置の構成部品の車両搭載形態)
フロントフロアパネル111の下方スペースに原燃料タンク310が配置され、原燃料タンク310の少なくとも一部(中央上部)を上方へ膨出させ、当該上部膨出部31aがフロアトンネル116に収容されるように配置されている。本実施形態では、車両1を上方から見たときに、原燃料タンク310が前部座席Sfrと重なるように配置されている。このほか、原燃料タンク310が前部座席Sfrと重ならないような位置にずらされてもよい。
(Vehicle mounting configuration of fuel supply device components)
A
原燃料タンク310が、その少なくとも一部である上部膨出部31aがフロアトンネル116に収容されるように配置されているため、原燃料タンク310の容積の大きさの確保に加えて、キャビンスペースS1の広さの確保が図られる。
Since the
フロアパネル11の下面に取付けた4つの床下補強部材131〜134のうち少なくとも1つの下端面は、原燃料タンク310の底面31bよりも下方に位置している。このため、原燃料タンク310が接地することが防止される。
At least one lower end surface of the four underfloor reinforcing
原燃料タンク310を除く燃料供給装置3の構成部品のうち少なくとも一部がリアフロアパネル112に集積された状態で配置されている。本実施形態では、少なくとも加熱器316、分離器320、凝縮器330、真空ポンプ336、第1燃料タンク340及びキャニスタ350がリアフロアパネル112に搭載されている。
At least some of the components of the
図2及び図6に示されているように、リアフロアパネル112の左側領域には、凝縮器330を冷却するためのファン325、凝縮器330、及び原燃料タンク310から分離器320に対して供給される原燃料F0を加熱するための加熱器316が左から順に配置されている。リアフロアパネル112の左右方向の中央領域には、第1燃料タンク340(及びその上側に配置されているキャニスタ350)と、分離器320とが前から順に配置されている。リアフロアパネル112の右側領域には、キャニスタ350、第1燃料タンク340の一部及び真空ポンプ336が前から順に配置されている。
As shown in FIGS. 2 and 6, the left side region of the
図1に示されているように、ラゲッジスペースS2と、分離器320等が収容されるその床下スペースとを画定するパネル材114が設けられている。パネル材114のうち少なくとも分離器320の上側の部分(図7破線で囲まれた矩形領域参照)に相当する蓋部1142は、ヒンジ機構等によりラゲッジスペースS2の床下スペースを開閉可能に構成されている。蓋部1142が開かれることにより、分離器320及びそこに接続されている配管等がラゲッジスペースS2に対して露出する。
As shown in FIG. 1, a
原燃料タンク310の後方スペースが燃料供給装置3のその他の構成部品の配置スペースとして有効活用される。これにより、キャビンスペースS1の狭小化及びそのための座席Sfr,Srrの高さ変更を含む配置変更の必要性を皆無又は必要最小限に抑制しながら(キャビンスペースS1の広さの確保を図りながら)燃料供給装置3の各構成部品が車両1に搭載されうる。
The space behind the
また、燃料供給装置3の原燃料タンク310を除く主要な構成部品が集積して配置又は搭載されている状態でリアフロアパネル112が車体フレーム12に対して取り付けられることにより、当該構成部品の車体への取り付け作業の効率化が図られる。
Further, when the
リアフロアパネル112の一部が一段階下方に窪んだ又は膨出した形状に形成されることにより第1凹部R1が形成されている。リアフロアパネル112の当該窪み部分の一部がさらに一段階下方に窪んだ又は膨出した形状に形成されることにより第2凹部R2が形成されている。図6に示されているように、リアフロアパネル112が、第1凹部R1において左右両縁部より一段階下方に窪んでおり、第2凹部R2において第1凹部R1よりもさらに一段階下方に窪んでいる。
A portion of the
分離器320などの燃料供給装置3の構成部品が当該窪み部分に収容された状態でリアフロアパネル112に搭載されている。
The components of the
本実施形態では、リアフロアパネル112の左右両縁部及び前縁部により三方を囲まれている部分が、当該左右両縁部及び前縁部よりも一段階下方に窪んだ形状に形成されることにより、第1凹部R1が形成されている(図6参照)。当該窪み部分が前後左右に略9分割された場合、前方の右寄り2つの分割部分及び中央の右側の1つの分割部分がその他の分割部分よりもさらに一段階下方に窪んだ形状に形成されることにより、第2凹部R2が形成されている(図6参照)。
In the present embodiment, the portion surrounded on three sides by the left and right edges and the front edge of the
第1燃料タンク340が、その略L字型の下部が第2凹部R2に収容される一方、上部が第1凹部R1に収容されている状態でリアフロアパネル112に搭載されている。第1燃料タンク340の下部には主に液相状態の第1燃料F1が収容され、上部には主に気相状態の第1燃料F1(蒸発燃料V)が充満している。
The
真空ポンプ336及びキャニスタ350のそれぞれは、第1燃料タンク340の下部上側にあって、第1凹部R1に収容された状態でリアフロアパネル112に搭載されている。加熱器316、ファン325及び凝縮器330、さらには分離器320のそれぞれも第1凹部R1に収容された状態でリアフロアパネル112に搭載されている。
Each of the
(分離器及びその連結機構等の構成)
分離器320は略円柱状であり、その軸方向(長手方向)が車両1の左右方向に一致している状態で、リアフロアパネル112の最後部に搭載されている。分離器320は、原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2を有している。原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2のそれぞれは、分離器320の側部のうち車両1の前に向いている部分、左端部及び右端部のそれぞれに配置されている。
(Configuration of separator and its coupling mechanism)
原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2のそれぞれが、原燃料用配管L0、第1燃料用配管L1及び第2燃料用配管L2のそれぞれに対して第1連結機構J0、J1及びJ2のぞれぞれを通じて脱着可能に接続されている。配管L0、L1及びL2のそれぞれは、塩化ビニル樹脂等からなるフレキシブルチューブにより構成されている。 The raw fuel inlet Q0, the first fuel outlet Q1, and the second fuel outlet Q2 are respectively connected to the raw fuel pipe L0, the first fuel pipe L1, and the second fuel pipe L2. The mechanisms J0, J1, and J2 are detachably connected through each of them. Each of the pipes L0, L1, and L2 is configured by a flexible tube made of vinyl chloride resin or the like.
第1連結機構J0、J1及びJ2のぞれぞれとしては、特開2002−267076号公報等に開示されている公知のワンタッチジョイントが採用される。ワンタッチジョイントは、図8に示されているように略円筒状の雌部51と、これに嵌着される同じく略円筒状の雄部52とを備えている。雌部51の内周面には、雄部52の外周面と密接するO−リング501及び502と、当該O−リング501及び502の間に挟まれている環状のカラー503とが設けられている。
As each of the first coupling mechanisms J0, J1, and J2, a known one-touch joint disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-267076 is employed. As shown in FIG. 8, the one-touch joint includes a substantially cylindrical
雌部51の根元部分には、雄部52の外周面から突出している環状部522に係合する係合部512が設けられている。係合部512は、バネ(付勢手段)によってその先端部が径方向内側に倒れる方向に付勢されている。係合部512は、その先端部が径方向内側に倒れている状態で環状部522に係合し、これにより雌部51及び雄部52の結合状態が実現される。一方、係合部512に対して、その先端部が径方向外側に倒れるような力が加えられることで当該係合が解除され、これにより雌部51及び雄部52の結合状態が解除される。
An engaging
原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2のそれぞれにワンタッチジョイントの雄部52が取り付けられ、原燃料用配管L0、第1燃料用配管L1及び第2燃料用配管L2のそれぞれの端部にワンタッチジョイントの雌部51が取り付けられている。
A
分離器320は、ボルト及びナットなどの機械的固定機構によってリアフロアパネル112に対して固定されている左右一対の支持部材(取り付けステイ)Kにより支持されている。支持部材Kは、分離器320の後方において上方に延びた後、分離器320の上方において前方に延設されている梁部K0を有している。分離器320は第2連結機構Mを通じて梁部K0に対して脱着可能に連結されている。
The
第2連結機構Mは、例えば分離器320の側部から径方向に突設され、梁部M0に開設された貫通孔に通されるボルトと、当該ボルトに螺着されるナットとにより構成されている。その他、機械的に別個の部材同市を取り外し可能に固定又は連結する様々な手段が第2連結機構Mとして採用されうる。
The second coupling mechanism M is configured by, for example, a bolt projecting in a radial direction from a side portion of the
(本発明の効果)
本発明の車両1及びその構成要素である燃料供給装置3によれば、ラゲッジスペースS2(又はキャビンスペースS1のうちリアシートSrrの後方スペース)の床を画定するパネル材114の一部である蓋部1142が開放される。これにより、分離器320がテールゲートTGを通じて車両1の後方の外部空間に対して露出された状態となる(図1及び図7参照)。その結果、分離器の交換作業の容易化が図られる。
(Effect of the present invention)
According to the
具体的には、テールゲートTG及びパネル材114の開放部分を通じて、第1連結機構J0、J1及びJ2のそれぞれが連結解除又は脱離されることにより、分離器320の原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2のそれぞれが、配管L0、L1及びL2のそれぞれから外された状態となる。また、当該開放部分を通じて第2連結機構Mが連結解除又は脱離される。これらの結果、分離器320が単独で車両1又は燃料供給装置3から取り外されうる。
Specifically, each of the first coupling mechanisms J0, J1, and J2 is disconnected or detached through the tailgate TG and the open portion of the
また、テールゲートTG及びパネル材114の開放部分を通じて、第1連結機構J0、J1及びJ2のそれぞれが連結されることにより、交換用の分離器320の原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2のそれぞれが、配管L0、L1及びL2のそれぞれに対して接続される。当該開放部分を通じて第2連結機構Mが連結解除又は脱離される。これらの結果、分離器320が車両1又は燃料供給装置3に対して取り付けられる。
Further, each of the first connecting mechanisms J0, J1, and J2 is connected through the tailgate TG and the open portion of the
分離器320が、その少なくとも一部(本実施形態では全部)が第1凹部R1に収容された状態でリアフロアパネル112に搭載されている(図6及び図7参照)。第1凹部R1は、リアフロアパネル112がその左右両縁部よりも一段階下方に窪んだ形状に形成されることにより形成された空間である。このため、分離器320の位置の下降が図られ、その分だけラゲッジスペースS2の低床化が図られている。その結果、分離器320の交換作業用のスペースの広さが確保され、当該分離器320の交換作業のさらなる容易化が図られる。
The
分離器320の長手方向の両端部及び側部のそれぞれに原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2のそれぞれが配置され、分離器320が、車両1の左右方向に長手方向を一致させて配置されている(図7参照)。
The raw fuel inlet Q 0, the first
当該構成により、分離器320の原燃料流入口Q0、第1燃料流出口Q1及び第2燃料流出口Q2のそれぞれと配管L0、L1及びL2のそれぞれとを脱着させるための第1連結機構J0、J1及びJ2が車両1の前後方向についてほぼ同じ位置にある。このため、作業者が分離器320の交換作業に際して自身の姿勢及び位置を、車両1の前後方向、すなわちテールゲートTGからラゲッジスペースS2を臨む方向に大きく変化させる必要がない。その結果、第1連結機構J0、J1及びJ2の脱着作業を伴う当該分離器320の交換作業のさらなる容易化が図られる。
With this configuration, the first coupling mechanism J0 for detaching each of the raw fuel inlet Q0, the first fuel outlet Q1 and the second fuel outlet Q2 of the
第1燃料タンク340の一部が第2凹部R2に収容されることにより、ラゲッジスペースS2の低床化及びスペース確保に加えて、第1燃料タンク340の容積の大きさの確保が図られる。このため、特に原燃料F0における高オクタン価成分の含有量が多いために第1燃料F1の分離量が多い場合には有意義な構成である。
By accommodating a part of the
さらに、第1燃料タンク340とリアフロアパネル112の下方を流れる空気との熱交換による第1燃料タンク340の冷却効率の向上が図られる。このため、気相状態の第1燃料F1(高オクタン価燃料)又は高オクタン価成分の有効利用等の観点から、第1燃料F1の温度又は温度に応じた内部気圧が適当な範囲に調節又は維持される(図4参照)。
Further, the cooling efficiency of the
(本発明の他の実施形態)
分離器320を備えている燃料供給装置3の構成は、さまざまな形態に変更されうる。第2蒸発燃料経路VL2が第1蒸発燃料経路VL1から分岐するのではなく、第1蒸発燃料経路VL1と同様に凝縮器330に対して直接連結されていてもよい(図3参照)。この場合、第4開閉機構334が2次状態において開状態に制御されるものの、3次状態の途中で開状態に切り替えられないので4次状態(図4(d)参照)が実現されずに負圧制御処理が実行される。
(Other embodiments of the present invention)
The configuration of the
また、第1蒸発燃料経路VL1(第3開閉機構333及び真空ポンプ336を含む。)及び第2蒸発燃料経路VL2(第4開閉機構334を含む。)が省略され、2次状態においてのみ凝縮器330と外気とを連通させる経路が開放されるという形態で負圧制御処理が実行されてもよい。
Further, the first evaporated fuel path VL1 (including the third opening /
燃料供給装置3は、真空ポンプ336が省略され、前記のような負圧制御処理が実行されない構成であってもよい。
The
1‥車両、111‥フロントフロアパネル、112‥リアフロアパネル、116‥フロアトンネル、320‥分離器、J0,J1,J2‥第1連結機構、L0,L1,L2‥配管、M‥第2連結機構、Q0‥原燃料流入口、Q1‥第1燃料流出口、Q2‥第2燃料流出口、R1‥第1凹部、R2‥第2凹部、S1‥キャビンスペース、S2‥ラゲッジスペース、TG‥テールゲート。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記燃料供給装置は、原燃料を、オクタン価が高い成分が当該原燃料よりも多く含有されている第1燃料と、オクタン価が低い成分が当該原燃料よりも多く含有されている第2燃料とに分離するように構成されている分離器を備え、かつ、前記第1燃料と、前記第2燃料又は前記原燃料とを、選択的に又は指定混合比で同時に前記内燃機関に対して供給する装置であり、
前記分離器が有する原燃料流入口、第1燃料流出口及び第2燃料流出口のそれぞれが、原燃料用配管、第1燃料用配管及び第2燃料用配管のそれぞれに対して第1連結機構を通じて脱着可能に接続され、
テールゲートを通じて前記車両の外部空間に連続するラゲッジスペースの床下スペースに前記分離器が配置され、前記ラゲッジスペースと前記床下スペースとを画定するパネル材のうち少なくとも前記分離器の上方にある部分が開閉可能に構成されていることを特徴とする車両。 A vehicle equipped with an internal combustion engine and a fuel supply device,
In the fuel supply apparatus, the raw fuel is divided into a first fuel containing a higher octane number component than the raw fuel and a second fuel containing a lower octane number component than the raw fuel. comprising a separator configured to separate, and the first fuel, said second fuel or the raw fuel, equipment supplied to concurrently the internal combustion engine by selectively or specified mixing ratio And
Each of the raw fuel inlet, the first fuel outlet, and the second fuel outlet of the separator has a first connection mechanism with respect to each of the raw fuel pipe, the first fuel pipe, and the second fuel pipe. Detachably connected through
The separator is disposed in an underfloor space of a luggage space that is continuous with the exterior space of the vehicle through a tailgate, and at least a portion of the panel material that defines the luggage space and the underfloor space is opened and closed. A vehicle characterized by being configured .
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