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JP5706366B2 - 浄化槽 - Google Patents
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Description

本発明は、汚水を処理する浄化槽に関し、特に、散気管のメンテナンスが容易な浄化槽に関する。
汚水を処理する浄化槽100として、図9、11に示すように、全体としてT字形状をなす散気装置101が複数配設された担体流動槽106を有するものがある。担体流動槽106は、ばっ気処理が行なわれる好気処理槽であり、散気装置101から噴出される空気により担体が槽内を流動する。散気装置101は、空気を噴出するための微小な孔が多数形成された多孔質の管体102aを2本連結した散気管102と、散気管102の中央部に連結されて散気管102に空気を供給する空気供給管103とから構成されている。かかる散気装置101は、散気管102が目詰まりすることがあるため、清掃や交換等のメンテナンスのために槽外に引き上げる必要が出てくる。このため、従来から、浄化槽100では、散気装置101の配置位置上方に開口部104を設けている。
かかるT字形状の散気装置101は、大きく傾けようとすると空気供給管103が開口部104に当接して、傾けることが困難であった。このため、従来の浄化槽100では、開口部104を、例えば散気管102の長さが1130mmであれば1000mm×600mmの長方形状とする等、長辺が散気管102の長さに近い長さを有する長方形状として、同様の長方形状の角蓋で閉塞し、散気装置101を引き上げるときには、角蓋を取り除いて、空気供給管103に空気を供給するエア管105から空気供給管103を取り外し、図10に示すように、散気管102の長手方向が開口部104の長辺方向に沿うように、散気装置101を回動させ、図11に示すように、散気装置101を少しだけ傾けて散気管102が開口部104を通過するようにしていた。また、開口部104の大きさが小さく散気装置101を傾けて散気管102を通過させることが困難であるときは、散気管102が開口部104に近づくように空気供給管103を引き上げておいて、槽内で空気供給管103と散気管102との接続部の螺子を緩めて、散気管102を取り出していた。
なお、散気管を散気管挿入孔から挿入可能な第1姿勢と、好気処理槽内に設置するときの第2姿勢とに切り換え可能として、散気管の槽外への取り出しを容易にした浄化槽に、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2001−9484号公報
ところが、従来の浄化槽100において、散気管102の長さに近い長さを有するような大型の角蓋を、1枚で構成したときには、重量が重くなるため、作業性が悪いという問題があり、複数枚の分割された蓋で構成した場合には、開口部104にそれらの分割された蓋を受けるための梁を渡さなければならず、散気装置101を取り出すときは、その梁も取り外さなければならないため、やはり作業性が悪いという問題があった。また、大型の角蓋は、製造コストが高いという問題もあった。さらに、槽内で空気供給管103と散気管102との接続部の螺子を緩めて、散気管102を取り出す場合には、空気供給管103と散気管102の両方を槽内に落ちないように人が支持した状態で、螺子を緩めなければならないため、一人では作業困難で作業性が悪く、散気管102を取り落とす虞もあった。
また、上記特許文献1に記載された浄化槽では、散気管を第1姿勢と第2姿勢に切り換え可能に構成するため、散気管の構成が複雑となり、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上述した問題を解決するものであり、散気管を取り出すときの作業性を向上可能であるとともに散気管を取り落とす虞を低減でき、かつ、安価に製造可能な浄化槽を提供することを目的とする。
本発明の浄化槽は、好気処理槽と、前記好気処理槽内に配置されて前記好気処理槽に空気を供給する散気装置と、前記散気装置に空気を供給するエア管とを備えた浄化槽であって、前記散気装置は、前記好気処理槽の通常運転時の水面より下方に配置される散気管と、前記散気管に着脱可能に連結されるとともに前記エア管に着脱可能に連結されて、上下方向に略沿って配設され、前記散気管に前記エア管から供給された空気を送出する空気供給管とを備え、前記空気供給管と前記エア管との連結部は、前記水面より上方に配置され、前記連結部の上方に、蓋により開閉可能に閉塞される開口部が形成され、前記開口部の下方であって、前記水面より上方に、前記散気管を着脱可能に支持する散気管支持部が設けられていることを特徴とする。
これによれば、空気供給管とエア管との連結部の上方に、開口部が形成され、その開口部の下方であって、好気処理槽の通常運転時の水面より上方に、散気管を着脱可能に支持する散気管支持部が設けられているので、散気管を取り出すときは、開口部から空気供給管とエア管との連結を解除して空気供給管を上方に引き上げ、散気管を散気管支持部に支持させて空気供給管と散気管との連結を解除し、散気管を手で把持して散気管支持部から外して、開口部を通るように散気管を傾けて槽外に取り出すことができる。このように、散気管を散気管支持部に支持させた状態で空気供給管との連結を解除できるので、一人でも作業容易で作業性が向上し、散気管を取り落とす虞も低減する。また、空気供給管との連結を解除してから散気管を傾けて開口部を通過させればいいので、開口部を大きくする必要が無く、蓋を小型化できるため、蓋の重量が軽くなって蓋の開閉の際の作業性が向上し、蓋の製造コストも削減できる。そして、散気管は複雑な構成とする必要が無いので、散気管の製造コストは上昇しない。したがって、安価に浄化槽を製造可能である。
ここで、前記開口部の開口面が円形状とされていることが好ましい。
これによれば、開口部を閉塞する蓋として、安価なマンホール用蓋を転用できるため、さらに安価に浄化槽を製造可能である。
また、前記散気管支持部は、断面C字形状をなすように長手方向に沿って一端から他端まで開口部が形成された管状をなして、長手方向を、前記好気処理槽に通常運転時に配置されているときの前記散気管の長手方向に略沿わせて配置され、前記散気管支持部の前記開口部は、前記散気管支持部の周方向に沿って対応する両端を結んだ開口幅が前記散気管を挿入可能な幅に形成されて、上方乃至は斜め上方を向いて開口するように配設されていることとしてもよい。
これによれば、空気供給管を把持して散気装置を上方に引き上げて、散気管の向きを変えることなく、散気管支持部の開口部から散気管を散気管支持部内に挿入して支持させることができるので、散気管を散気管支持部に支持させるときの作業が容易であり、作業性をさらに向上させることができる。また、散気管支持部の構成が簡易であることから、浄化槽の製造コストの上昇を抑制できる。
本発明の浄化槽によれば、散気管を取り出すときの作業性を向上可能であるとともに散気管を取り落とす虞を低減でき、かつ、安価に製造可能である。
本発明の浄化槽の一実施形態の概略横断面図である。 同実施形態の概略縦断面図である。 同実施形態の要部縦断面図である。 同実施形態の散気管支持部及び取付部材の平面図である。 同実施形態の要部斜視図である。 同実施形態の散気装置を取り出すときの説明のための要部平面図である。 同実施形態の散気装置を取り出すときの説明のための要部斜視図である。 同実施形態の散気装置を取り出すときの説明図である。 従来の浄化槽の概略横断面図である。 従来の散気装置を取り出すときの説明のための要部平面図である。 従来の散気装置を取り出すときの説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
実施形態の浄化槽Cは、図1、2に示すように、略直方体状のタンク1の内部を、複数の区画壁によって、区画して構成されるもので、タンク1の上壁部には、点検口となる開口部2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g、2h、2iが形成され、開口部2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g、2h、2iは、蓋3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g、3h、3iにより、開閉可能に閉塞されている。そして、開口部2a、2c、2e、2f、2gは、開口面が円形状をなしており、蓋3a、3c、3e、3f、3gは、直径約600mmの円形状をなすマンホール用蓋とされている。一方、開口部2b、2d、2h、2iは、開口面が長方形状をなしており、蓋3b、3d、3h、3iは、長方形状の角蓋とされている。
なお、実施形態では、特に断らない限り、上下、左右、前後の方向を、地中に埋設した状態でのタンク1の高さ方向を上下方向とし、排水の流入方向における上流側を左側としてタンク1の長手方向を左右方向とし、タンク1の短手方向を前後方向として、説明をする。
タンク1内には、上流側から順に、ばっ気型スクリーン槽11、流量調整槽12、汚泥濃縮貯留槽13、多孔スクリーン槽14、担体流動槽15、生物ろ過槽16、消毒槽17、及び、放流ポンプ槽18が配置されている。
ばっ気型スクリーン槽11には、櫛状に形成されたバースクリーン21と、槽内に空気を噴出するための散気装置22とが配置されている。流入管23からばっ気型スクリーン槽11に流入した汚水は、粗大固形物をバースクリーン21により除去されて、図示しない移流口から流量調整槽12に移流する。
流量調整槽12には、ポンプ24を備えた定量移送装置25と、散気装置26とが配設され、定量移送装置25は、流量調整槽12内の汚水を計量して所定量ずつ多孔スクリーン槽14に移送管27を介して移送する。
多孔スクリーン槽14は、散気装置29とエアリフトポンプ30とが配設されるとともに、多孔質のスクリーン板28を介して担体流動槽15と連通されており、多孔スクリーン槽14と担体流動槽15との間でスクリーン板28を介して汚水が行き来するように構成されており、汚水内のある程度の大きさ以上のし渣は、スクリーン板28で捕捉される。捕捉されたし渣は、担体流動槽15の担体及び多孔スクリーン槽14内で散気装置29から発生した気泡の接触によって、スクリーン板28から剥離される。エアリフトポンプ30は、多孔スクリーン槽14に沈殿した汚泥やし渣を吸込んで汚泥濃縮貯留槽13に移送する。
汚泥濃縮貯留槽13は、槽内下部に汚泥を貯留する槽であり、槽内上部の汚水を流量調整槽12に移流する移流管31が配置され、また、散気装置32が配置されている。
担体流動槽15は、好気処理槽であり、好気性の微生物を付着させるための合成樹脂製の図示しない担体が内部に多数収容されるとともに、槽内に複数の散気装置4が配置され、各散気装置4から噴出される空気により、ばっ気を行うとともに、担体を流動させている。担体流動槽15で処理された汚水は、生物ろ過槽16との区画壁に設けられた移流口33から生物ろ過槽16に移流する。
生物ろ過槽16は、担体流動槽5から流入した汚水中の汚泥を沈殿させてろ材でろ過するものであり、生物ろ過槽6の上部に配置されるろ材34を備え、エアリフトポンプにより汚泥を汚泥濃縮貯留槽13及び流量調整槽12に移送する移送管35が配設されている。生物ろ過槽16で処理された汚水は、消毒槽17との区画壁に設けられた移流口36から消毒槽17に移流する。
消毒槽17は、生物ろ過槽16から流入した汚水の消毒を行うものであり、消毒槽17で消毒された汚水は、放流ポンプ槽18との区画壁に設けられた越流壁37を経て放流ポンプ槽18に流入する。
放流ポンプ槽18は、消毒槽17と前後に隣接して設けられ、ポンプ38を備えて、消毒槽17から流入した消毒処理された水を、放流管39から放流する。
次に、浄化槽Cの要部について説明する。
担体流動槽15に配置された各散気装置4は、担体流動槽15の通常運転時の水面Wより下方に、浄化槽Cの左右方向に略沿って配置される散気管41と、散気管41に着脱可能に連結されて上下方向に略沿って配設される空気供給管42とを備え、全体として略T字形状をなしている。
詳しくは、担体流動槽15には、3つの散気装置4が配設され、中央の散気装置4の散気管41は、長さ約500mmの多孔質の管体41aを2本、連結部材41cで連結することにより、全体として棒状をなし、左右の散気装置4の散気管41は、管体41aと長さ約250mmの多孔質の管体41bとを、連結部材41cで連結することにより、全体として棒状をなしている。なお、管体41a、41bの連結部材41c側とは反対側の端部は、キャップ41dが嵌合されている(図7参照)。そして、いずれの散気装置4においても、連結部材41cに空気供給管42が、その端部を連結部材41cに形成された雌螺子部41eにねじ込むことにより、連結されている。
図3に示すように、空気供給管42は、上端部において、浄化槽Cに配設されたエア管5の分岐管51に、ねじ込み式の連結部材61を介して着脱可能に連結されて、エア管5から供給された空気を散気管41に送出する。なお、エア管5には、図示しないブロワが連結されて空気が送り込まれる。分岐管51は、エア管5に設けられた連結部52から立ち上がっている。連結部材61による空気供給管42とエア管5との連結部6は、担体流動槽15の通常運転時の水面Wより上方に配置されるとともに、開口部2e、2f、2gの下方に配置されている。換言すれば、空気供給管42とエア管5との連結部6の上方に、開口部2e、2f、2gが形成されている。
そして、開口部2e、2f、2gの下方であって、水面Wより上方には、それぞれ、散気管41を着脱可能に支持する散気管支持部7が設けられている。
詳しくは、散気管支持部7は、図3〜5に示すように、断面C字形状をなすように長手方向(管軸方向)に沿って一端から他端まで開口部71が形成された管状をなしている。開口部71には、長手方向における中央部に、散気管支持部7の周方向における開口幅を上側に拡幅した連結部材配置部71aが形成されている。開口部71は、散気管支持部7の周方向に沿って対応する両端を結んだ開口幅A(図3参照)が、散気管41を挿入可能な幅に形成されている。具体的には、開口幅Aは、散気管41の管体41a、41bの外径よりも大きくされている。なお、開口幅Aは、連結部材配置部71aにおいては、散気管支持部7のその他の部分よりも大きくなっている。
そして、散気管支持部7は、取付部材8を介して、エア管5の分岐管51に取り付けられて、開口部71が斜め上方を向いて開口するように配設されるとともに、散気管支持部7の長手方向が、通常運転時に担体流動槽15に配置されているときの散気管41の長手方向(管軸方向)に略沿うように、配設されている(図6参照)。なお、散気管支持部7は、ボルトにより取付部材8を介して分岐管51に締結され固定されている。
また、散気管支持部7は、開口部2e、2f、2gの下方約700mmまでのの範囲に配置されている。これは、開口部2e、2f、2gから作業者が腕を伸ばしたときに届く範囲である。
以上のように構成された浄化槽Cから散気装置4を取り出す場合について、開口部2fの下方に配設された散気装置4を例に説明する。
まず、開口部2fを閉塞する蓋3fを開ける。なお、蓋3fはマンホール用蓋であり軽量であるので、蓋3fの開放作業は容易である。そして、連結部材61を緩めて連結部6を取り除くことにより、図6に示すように、空気供給管42とエア管5との連結を解除する。そして、空気供給管42を上方に引き上げ、散気管41を散気管支持部7に開口部71から挿入して、連結部材41cを連結部材配置部71aに配置し、散気管41を散気管支持部7に支持させる(図7参照)。このとき、散気管支持部7の長手方向における連結部材配置部71aの両端に、散気管41の長手方向における連結部材41cの両端が当接して、散気管41の長手方向に沿った移動が規制される。また、開口部71は斜め上方に向かって開口しているので、空気供給管42は、分岐管51に当接しないように、斜め上方に延びるように配設することができる。
次に、空気供給管42を、その管軸を軸として回転させて連結部材41cの雌螺子部41eから取り外すことにより、空気供給管42と散気管41との連結を解除して、空気供給管42を開口部2fから槽外に取り出す。図7は、このように空気供給管42を取り出した状態を示す。なお、上述したように、散気管支持部7は、エア管5に固定されているので、空気供給管42をその管軸を軸として回転させても、回動することはなく、散気管41も回動しないため、雌螺子部41eを回動しないように押さえておく必要がなく、空気供給管42の上部を持って回転させるだけで、空気供給管42を連結部材41cから取り外すことができる。
このように、散気管41を散気管支持部7に支持させた状態で空気供給管42との連結を解除できるので、空気供給管42と散気管41の両方を人が支持した状態で連結を解除する必要がなく、一人でも作業容易で作業性が向上し、散気管41を取り落とす虞も低減する。
そして、空気供給管42を槽外に取り出した後、散気管41を手で持って散気管支持部7から外し、図8に示すように傾けて、開口部2fを通過させて槽外に取り出す。図8中、符号Gは地面である。
なお、開口部2e、2gの下方に配置された散気装置4を取り外すときも、開口部2fの下方に配置された散気装置4の場合と同様である。
以上説明したように、浄化槽Cによれば、散気管41を散気管支持部7に支持させた状態で空気供給管42との連結を解除してから、散気管41を傾けて開口部2fを通過させればいいので、空気供給管42が邪魔になることなく散気管41を自由に傾けることができる。したがって、開口部2e、2f、2gを大きくする必要が無く、蓋3e、3f、3gを小型化できるため、蓋3e、3f、3gの重量が軽くなって蓋3e、3f、3gの開閉の際の作業性が向上し、蓋3e、3f、3gの製造コストも削減できる。そして、散気装置4を従来どおりT字形状のものとする等、散気装置4を複雑な構成とする必要が無いので、散気装置4の製造コストは上昇しない。したがって、安価に浄化槽Cを製造可能である。また、蓋3e、3f、3gとして、安価なマンホール用蓋を転用できるため、さらに安価に浄化槽Cを製造可能である。
また、散気管支持部7は、断面C字形状をなすように長手方向に沿って一端から他端まで開口部71が形成された管状をなして、長手方向を、担体流動槽15に通常運転時に配置されているときの散気管41の長手方向に略沿わせて配置され、開口部71は、開口幅Aが散気管41を挿入可能な幅に形成されて、斜め上方を向いて開口しているので、空気供給管42を持って散気装置4を上方に引き上げて、散気管41の向きを変えることなく、開口部71から散気管41を散気管支持部7内に挿入して支持させることができるので、散気管41を散気管支持部7に支持させるときの作業が容易であり、作業性をさらに向上させることができる。また、散気管支持部7の構成が簡易であることから、散気管支持部7を設けることによる浄化槽Cの製造コストの上昇を抑制できる。
なお、散気管支持部7の取付位置は、上記実施形態のものに限らず変更可能であり、エア管5以外のものに取り付けてもよい。
そして、上記実施形態では、開口部71を斜め上方に向けて開口させたが、これは、空気供給管42が分岐管51に接触しないように散気装置4を散気管支持部7に支持させることを可能とするためであり、散気管支持部7の取付位置によって、空気供給管42が分岐管51その他の浄化槽C内の他の部材に接触する虞がない場合には、開口部71を上方に向けて開口させてもよい。
また、空気供給管42が分岐管51その他の浄化槽C内の他の部材に接触することを防止するために、連結部材配置部71aを、散気管支持部7の長手方向における中央部からずれた位置に形成してもよい。
また、開口部71の連結部材配置部71aのみを斜め上方に向けて開口させ、開口部71の他の部分を側方に向けて開口させることとしてもよいが、開口部71全体を上方乃至は斜め上方に向けて開口させれば、散気管41を取り落とす虞をより低減できる。
また、散気管支持部7の形状も、上記実施形態のものに限らず、散気管41の形状に応じて適宜変更可能であり、例えば、上記実施形態のような棒状の散気管41であれば、散気管支持部7を、C字形状をなす環状部材を複数並設した形状として、それらの環状部材に散気管41を挿入することとしてもよい。
また、空気供給管42は、開口部2f等から引き上げ可能なように浄化槽Cの上下方向に略沿って配設されたものであれば、屈曲部を有していてもよいし、斜めに配設されていてもよい。散気装置4の構成も略T字形状のものに限らない。
また、担体流動槽15以外の好気処理槽に設けられた散気装置に対して、散気管支持部7を設けてもよい。
また、必ずしも、散気管支持部7の長手方向を、好気処理槽に通常運転時に配置されているときの散気管41の長手方向に略沿わせる必要はなく、例えば、平面視において、散気管支持部7の長手方向が、散気管41の長手方向と直交するように配置することとしてもよい。すなわち、散気管支持部7の配置位置やその長手方向をどの方向に向けるかは、散気管41を引き上げるときに槽内の配管その他の部材が妨げになるか否かを考慮して、適宜決定し得る事項である。
2e、2f、2g…開口部
3e、3f、3g…蓋
4…散気装置
5…エア管
6…連結部
7…散気管支持部
15…担体流動槽
41…散気管
42…空気供給管
C…浄化槽
W…水面
A…開口幅

Claims (3)

  1. 好気処理槽と、前記好気処理槽内に配置されて前記好気処理槽に空気を供給する散気装置と、前記散気装置に空気を供給するエア管とを備えた浄化槽であって、
    前記散気装置は、前記好気処理槽の通常運転時の水面より下方に配置される散気管と、前記散気管に着脱可能に連結されるとともに前記エア管に着脱可能に連結されて、上下方向に略沿って配設され、前記散気管に前記エア管から供給された空気を送出する空気供給管とを備え、
    前記空気供給管と前記エア管との連結部は、前記水面より上方に配置され、
    前記連結部の上方に、蓋により開閉可能に閉塞される開口部が形成され、
    前記開口部の下方であって、前記水面より上方に、前記散気管を着脱可能に支持する散気管支持部が設けられていることを特徴とする浄化槽。
  2. 前記開口部の開口面が円形状とされていることを特徴とする請求項1記載の浄化槽。
  3. 前記散気管支持部は、断面C字形状をなすように長手方向に沿って一端から他端まで開口部が形成された管状をなして、長手方向を、前記好気処理槽に通常運転時に配置されているときの前記散気管の長手方向に略沿わせて配置され、
    前記散気管支持部の前記開口部は、前記散気管支持部の周方向に沿って対応する両端を結んだ開口幅が前記散気管を挿入可能な幅に形成されて、上方乃至は斜め上方を向いて開口するように配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の浄化槽。
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