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JP5715486B2 - 自動二輪車のチェーンアジャスタ構造 - Google Patents
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本発明は、自動二輪車のチェーンアジャスタ構造に関する。
車輪軸の前後位置を調整することでドライブチェーンの張力を調整するチェーンアジャスタを自動二輪車のスイングアーム内に設ける構造が特許文献1に開示されている(特許文献1参照)。
上記構造においてチェーンアジャスタは、車軸を挿通させるカラーと、カラーと結合し車軸の上下方向位置を規定する平板状の座金部と、座金部に結合されるアジャストねじとを備えており、スイングアームの後端開口から内挿されている。アジャスタねじは、スイングアームの後端開口を覆うエンドキャップを貫通するとともにエンドキャップ外側でナットを螺合されており、このナットを調整することでチェーンアジャスタによる調整が可能となる。
特開2009−208618号公報
上記特許文献1に係る構造では、スイングアームにおいて後輪の車軸を通過させるために形成された開口部のホイール側が閉塞されていないため、チェーンアジャスタを構成するカラーを大型化したり、スイングアーム内側の構造物を工夫したりする等して、開口部を防水する構造を設けることが好ましいが、カラーを大型化する等した場合には、チェーンアジャスタの構造が複雑化して製造コストがかかる上、重量増加が生じてしまう課題がある。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、スイングアームに車輪軸を挿通させるための開口部の防水性を簡易に向上させ、製造コストの低減及び軽量化を図ることができる自動二輪車のチェーンアジャスタ構造の提供を目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、後部に車輪軸(29)を保持する揺動可能なスイングアーム(11)と、パワーユニット(9)及び前記車輪軸(29)間に巻き掛けられ駆動力を伝達するドライブチェーン(32)とを備えた自動二輪車(1)であって、前記スイングアーム(11)に前記車輪軸(29)を通過させる左右一対の長(42R)を形成するとともに、前記スイングアーム(11)の後端に開口部(46)を形成し、該開口部(46)から前記スイングアーム(11)内に前記車輪軸(29)の前後位置を調整するチェーンアジャスタ(45R)を内挿して、前記開口部(46)をエンドキャップ(51)によって覆う自動二輪車(1)のチェーンアジャスタ構造において、
前記チェーンアジャスタ(45R)が、前記スイングアーム(11)の長手方向に長尺に形成されて前記長穴の一方(42R)を閉塞する第1板状部(47)と、該第1板状部(47)に固定されて内周に前記車輪軸(29)を挿通させるカラー部(48)と、前記第1板状部(47)と前記カラー部(48)を挟持するように前記カラー部(48)に固定され、前記スイングアーム(11)の長手方向に長尺に形成されて前記長穴の他方(42R)を閉塞する第2板状部(49)と、で構成され、前記第1板状部(47)及び前記第2板状部(49)のいずれかに、前記エンドキャップ(51)を貫通するアジャスタねじ(50)が結合されるとともに、該アジャスタねじ(50)の貫通側の端部にナット(52)が螺合され、前記第1板状部(47)、前記第2板状部(49)、前記カラー部(48)、及び前記アジャスタねじ(50)がそれぞれ、別部材で構成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ構造において、前記第1板状部(47)に、前記エンドキャップ(51)を貫通するアジャスタねじ(50)が結合され、前記第1板状部(47)の板厚が前記第2板状部(49)の板厚よりも大きく形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ構造において、前記第1板状部(47)の上下方向幅が、前記スイングアーム(11)内部空間の高さよりも小さく形成され、前記第2板状部(49)における前記カラー部(48)との結合部位の上下位置に、前記チェーンアジャスタ(45R)の上下位置を規定する凸部(54,55)が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ構造において、前記スイングアーム(11:28L,28R)が左右一対で構成され、前記チェーンアジャスタ(45L,45R)が、左右一対の前記スイングアーム(28L,28R)にそれぞれ設けられており、前記車輪軸(29)がボルトによって構成され、該ボルトの頭部(29A)が前記スイングアームの一方(28R)に車幅方向外側から当接するとともに、該ボルトの先端(29C)側が、前記スイングアームの他方(28L)を、前記チェーンアジャスタ(45L)を介して貫通するように配置され、前記ボルトの先端(29C)側に位置する前記チェーンアジャスタ(45L)の前記第2板状部(49)が、前記ボルトの頭部(29A)側に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1,第2板状部によってスイングアームの長穴を閉塞することで、スイングアーム内部への防水性を簡易に向上でき、製造コストを抑えることができる。また、別途部材を必要としない簡易な構造で防水性を向上できるため、重量の増加を抑制できる。また、各部材が別部材で構成されるために、成形加工を容易に行うことができ、生産性の向上を図れる。
請求項2に記載の発明によれば、アジャスタねじによる前後位置調整のために剛性が必要な第1板状部の板厚を、第2板状部の板厚よりも大きくすることで、必要以上の重量の増加を抑制し、軽量化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、板厚の小となる第2板状部に上下位置を規定するための凸部を形成するため、さらに軽量化を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ボルトで構成される車輪軸をカラー部に挿通する際に、上下位置規制がされた第2板状部からボルトを挿通することができるため、組付け性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る構造が適用されたチェーンアジャスタを備える自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の後方要部の後面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 上記チェーンアジャスタの分解斜視図である。 上記チェーンアジャスタの右側面図である。 上記チェーンアジャスタの上面図である。 上記チェーンアジャスタの左側面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照し説明する。以下の説明に用いる図面において、図中の矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の左方を示している。
図1に本実施形態に係るチェーンアジャスタ構造を採用したチェーンアジャスタを有する自動二輪車1が示され、先ず自動二輪車1の車体フレーム2は、前端に設けられたヘッドパイプ3と、このヘッドパイプ3から後方斜め下方に延びるメインフレーム4と、このメインフレーム4の後端に取付けられたピボットプレート5と、メインフレーム4の後端から後方斜め上方に延びる左右一対のシートレール6と、メインフレーム4の後部及びシートレール6に架設された左右一対のサブフレーム7とで構成されている。
ヘッドパイプ3には左右一対のフロントフォーク8が操舵自在に取付けられ、メインフレーム4のエンジンハンガ4A及びピボットプレート5にはパワーユニットであるエンジン9が取付けられている。ピボットプレート5にはピボット軸10を介して揺動自在に左右一対のスイングアーム11が取付けられ、シートレール6には燃料タンク12が取付けられている。
フロントフォーク8はその上部でステアリングステム13に連結しており、ステアリングステム13の上部にはバーハンドル14が取付けられ、フロントフォーク8の下端に前輪15が取付けられている。エンジン9は、後部に一体的に変速機16が設けられて前後に長くほぼ水平に配置されている。エンジン9のクランクケース17にはシリンダブロック18が取付けられ、このシリンダブロック18にシリンダヘッド19が取付けられた駆動源である。
シリンダヘッド19の上部には吸気装置20が取付けられ、シリンダヘッド19の下部には排気管21が取付けられている。吸気装置20は、シリンダヘッド19に吸気管22を介して接続されたキャブレタ23と、このキャブレタ23にコネクティングチューブ(不図示)を介して接続されたエアクリーナ24とからなる。排気管21の後端にはマフラ25が接続されている。
変速機16は、クランクケース17の側面から出力軸26が側方に突出し、この出力軸26にはドライブスプロケット27が取付けられている。スイングアーム11は、前後方向に延びる左右一対のアーム部28L,28Rを備え、これらアーム部28L,28Rのそれぞれの後端に車輪軸である車輪軸29が渡され、車輪軸29に後輪30が支持されている。
後輪30には一体的にドリブンスプロケット31が設けられ、ドライブスプロケット27とドリブンスプロケット31とにドライブチェーン32が巻き掛けられている。また、スイングアーム11の後端部とシートレール6との間には、左右一対のリヤクッションユニット33が介装されている。図2,3を参照し、後輪30はタイヤ34を取付けるホイール35を有し、ホイール35は、中央のハブ部36とハブ部36から放射状に延びる複数のスポーク部37とを一体に備える。ハブ部36は車輪軸29に左右にオフセットして配置されたベアリング38,38を介して、車輪軸29に対し回転可能に支持されている。
ドリブンスプロケット31は、ハブ部36の左方において車輪軸29に回転可能に支持された円盤状のベース板39に固定されており、このベース板39は、ハブ部36に図示省略する弾性部材を介して係合し、これによりドライブチェーン32からの回転が後輪30に伝達される。一方、ハブ部36の右側壁部にはブレーキディスク41が固定されている。
スイングアーム11のアーム部28L,28Rはそれぞれ角パイプ材から形成され、図1を参照し、それぞれの後部両側部には一対の長穴42L及び一対の長穴42Rが形成されている。なお、図中では、左側の42Lのみ示すが、便宜上括弧書きで42Rを示している。車輪軸29は、左の一対の長穴42L及び右の一対の長穴42Rに挿通されており、長穴42L,42Rの長手方向の長さ分だけ前後に移動可能である。ここで、図2,3に示すように車輪軸29はボルトからなり、頭部29Aと軸部29Bとを一体に有している。
車輪軸29は、左右のアーム部28L,28Rにそれぞれ設けられるチェーンアジャスタ45L,45Rによって移動され(図3参照)、図4を参照し、右のアーム部28Rに設けられるチェーンアジャスタ45Rが示されている。以下、右のチェーンアジャスタ45Rの構成のみを説明するが、チェーンアジャスタ45Lも同様の構成を有するため説明は省略する。図4に示すように、チェーンアジャスタ45Rは、アーム部28Rの後端に形成された開口部46から内挿される。
図4乃至図8を参照し、チェーンアジャスタ45Rは、右側に配置されるとともにアーム部28Rの長手方向に長尺に形成されて右側の長穴42Rを閉塞する第1板状部47と、第1板状部47に溶接によって固定されて内周に車輪軸29を挿通させるカラー部48と、第1板状部47とカラー部48を挟持するようにカラー部48に固定されて左側に配置されるとともに、アーム部28Rの長手方向に長尺に形成されて左側の長穴42Rを閉塞する第2板状部49とを備え、第1板状部47には、アーム部28の開口部46から外側に臨むアジャスタねじ50が溶接によって固定されている。
第1板状部47、第2板状部49、カラー部48、及びアジャスタねじ50はそれぞれ別部材で構成されており、溶接によって固定されている。第1板状部47及び第2板状部49にはそれぞれカラー部48の内周に連なって車輪軸29を挿通させる貫通孔47A,49Aが形成され、第1板状部47及び第2板状部49は、貫通孔47A,49Aをカラー部48の内周縁部に沿わせて溶接されている。アジャスタねじ50は、第1板状部47のアーム部28内側の面に溶接され、第1板状部47の長手方向に沿って延びる。
図2,4に示すように、アーム部28Rの後端の開口部46はエンドキャップ51によって覆われ、アジャスタねじ50はエンドキャップ51を貫通してアーム部28Rの外側に臨み、アジャスタねじ50の外側に臨んだ端部には、エンドキャップ51から順に調整ナット52と、位置決めナット53とが螺合されている。エンドキャップ51は開口部46に嵌合等で固定され、開口部46から着脱可能に取付けられている。
図6を参照し、アジャスタねじ50が結合する第1板状部47の板厚T1は、第2板状部49の板厚T2よりも大きく形成される一方、図8を参照し、第1板状部47の上下方向幅は、アーム部28Rの内部空間の高さよりも小さく形成されている。また、図5,7等に示すように、第2板状部49におけるカラー部48との結合部位の上下位置には、チェーンアジャスタ45Rの上下位置を規定するための上側凸部54及び下側凸部55が形成されている。上側凸部54及び下側凸部55は先端を平坦に形成されており、アーム部28Rの上下内壁に当接することで、上下位置を規定する。
上側凸部54及び下側凸部55は第2板状部49の前後方向(長手方向)で略中央に形成されており、比較的小さな面でアーム部28Rの上下内壁に当接することで、チェーンアジャスタ45Rの摺動抵抗を極力抑えている。一方、図4,5に示すように、第2板状部49の長穴42R側の面には、長穴42Rを通して外側から視認可能な目盛り57が設けられている。目盛り57は板厚が大きい第1板状部47側に形成されるので、目盛り57をプレス等で成形しても剛性に影響を及ぼすことを低減できる。
ここで、図3に示すように、車輪軸29は、右のアーム部28Lから挿入され、その頭部29Aをアーム部28Rの壁部に車幅方向外側から当接させ、その軸部29Bの先端29Cを左のアーム部28Lに挿通させした上で、締結ナット56によって固定される。車輪軸29の挿入方向と、チェーンアジャスタ45L,45Rの配置との関係を説明すると、各チェーンアジャスタ45L,45Rの内、車輪軸29の先端29Cが位置する側のものは、上側凸部54及び下側凸部55が形成される第2板状部49を最初に車輪軸29が挿入される側(頭部29A側)に位置させるように配置されている。
上記構成のチェーンアジャスタ45L,45Rでは、調整ナット52及び位置決めナット53を緩めてその前後位置を調節すると、チェーンアジャスタ45L,45Rをスイングアーム11(アーム部28L,28R)の長手方向に移動可能させることができ、これによりドライブチェーン32の張力を調整することができる。
以上に記載したように本実施形態に係るチェーンアジャスタ45Rは、スイングアーム11のアーム部28Rの長手方向に長尺に形成されて長穴42Rの一方を閉塞する第1板状部47と、第1板状部47に固定されて内周に車輪軸29を挿通させるカラー部48と、第1板状部47とカラー部48を挟持するようにカラー部48に固定され、アーム部28Rの長手方向に長尺に形成されて長穴42Rの他方を閉塞する第2板状部49とを備えており、第1板状部47に、エンドキャップ51を貫通するアジャスタねじ50が結合されるとともに、アジャスタねじ50の貫通側の端部に調整ナット52が螺合される構造を有している。
このような構造を用いた場合、第1,第2板状部47,49によってアーム部28Rの長穴42Rを閉塞することで、スイングアーム内部への防水性を簡易に向上でき、製造コストを抑えることができ、また、別途部材を必要としない簡易な構造で防水性を向上できるため、重量の増加を抑制できる。また、このチェーンアジャスタ45Rでは、第1板状部47の板厚が、第2板状部49の板厚よりも大きく形成される構造とし、アジャスタねじ50による前後位置調整のために剛性が必要な第1板状部47の板厚を第2板状部49の板厚よりも大きくすることで、必要以上の重量の増加を抑制し、軽量化を図ることができる。なお、第1、第2の板状部の板厚が同じであっても、請求項1の効果は満足する。
また、上記チェーンアジャスタ45Rでは、第1板状部47の上下方向幅が、アーム部28R内部空間の高さよりも小さく形成され、第2板状部49におけるカラー部48との結合部位の上下位置に、チェーンアジャスタ45Rの上下位置を規定する上側凸部54、下側凸部55が形成されるが、このような構造では、板厚の小となる第2板状部49に上下位置を規定するための凸部を形成するため、さらに軽量化を図ることができる。
また、上記チェーンアジャスタ45Rでは、車輪軸29がボルトによって構成され、該ボルトの頭部29Aがアーム部28Rに車幅方向外側から当接するとともに、該ボルトの先端29C側が、アーム部28Lを、チェーンアジャスタ45Lを介して貫通するように配置され、ボルト(車輪軸29)の先端29C側に位置するチェーンアジャスタ45Lの第2板状部49が、ボルトの頭部29A側に配置されるが、このような構造では、ボルトで構成される車輪軸29をカラー部48に挿通する際に、上下位置規制がされた第2板状部49からボルトを挿通することができるため、組付け性を向上することができる。
なお、ボルトで構成される車輪軸29は、左右のどちらから通してもボルト先端側に位置するチェーンアジャスタ45L,45Rには、第2板状部49側からボルトが挿入されることになる。通常、最初に挿入する側(ボルト頭部側)に位置するチェーンアジャスタはボルト組付時に長穴位置を確認し易いが、逆側では組付時にボルト先端が見えないので、長穴位置調整が困難である、しかし、上記構成により、第2板状部49が上下位置を規制するため組付性が向上する。
さらに、上記チェーンアジャスタ45Rでは、第1板状部47、第2板状部49、カラー部48、及びアジャスタねじ50がそれぞれ、別部材で構成されるが、このような構造では、各部材の成形加工を容易に行うことができ、生産性の向上を図れる。なお、左のチェーンアジャスタ45Lの説明は省略したが、同様の効果を奏する。
1 自動二輪車
11 スイングアーム
28L,28R アーム部(スイングアーム)
29 車輪軸
32 ドライブチェーン
42R 長穴
45L,45R チェーンアジャスタ
46 開口部
47 第1板状部
48 カラー部
49 第2板状部
50 アジャスタねじ
51 エンドキャップ
52 調整ナット(ナット)
54 上側凸部(凸部)
55 下側凸部(凸部)

Claims (4)

  1. 後部に車輪軸(29)を保持する揺動可能なスイングアーム(11)と、パワーユニット(9)及び前記車輪軸(29)間に巻き掛けられ駆動力を伝達するドライブチェーン(32)とを備えた自動二輪車(1)であって、前記スイングアーム(11)に前記車輪軸(29)を通過させる左右一対の長(42R)を形成するとともに、前記スイングアーム(11)の後端に開口部(46)を形成し、該開口部(46)から前記スイングアーム(11)内に前記車輪軸(29)の前後位置を調整するチェーンアジャスタ(45R)を内挿して、前記開口部(46)をエンドキャップ(51)によって覆う自動二輪車(1)のチェーンアジャスタ構造において、
    前記チェーンアジャスタ(45R)が、前記スイングアーム(11)の長手方向に長尺に形成されて前記長穴の一方(42R)を閉塞する第1板状部(47)と、該第1板状部(47)に固定されて内周に前記車輪軸(29)を挿通させるカラー部(48)と、前記第1板状部(47)と前記カラー部(48)を挟持するように前記カラー部(48)に固定され、前記スイングアーム(11)の長手方向に長尺に形成されて前記長穴の他方(42R)を閉塞する第2板状部(49)と、で構成され、
    前記第1板状部(47)及び前記第2板状部(49)のいずれかに、前記エンドキャップ(51)を貫通するアジャスタねじ(50)が結合されるとともに、該アジャスタねじ(50)の貫通側の端部にナット(52)が螺合され
    前記第1板状部(47)、前記第2板状部(49)、前記カラー部(48)、及び前記アジャスタねじ(50)がそれぞれ、別部材で構成されることを特徴とする自動二輪車のチェーンアジャスタ構造。
  2. 前記第1板状部(47)に、前記エンドキャップ(51)を貫通するアジャスタねじ(50)が結合され、
    前記第1板状部(47)の板厚が前記第2板状部(49)の板厚よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ構造。
  3. 前記第1板状部(47)の上下方向幅が、前記スイングアーム(11)内部空間の高さよりも小さく形成され、前記第2板状部(49)における前記カラー部(48)との結合部位の上下位置に、前記チェーンアジャスタ(45R)の上下位置を規定する凸部(54,55)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ構造。
  4. 前記スイングアーム(11:28L,28R)が左右一対で構成され、前記チェーンアジャスタ(45L,45R)が、左右一対の前記スイングアーム(28L,28R)にそれぞれ設けられており、
    前記車輪軸(29)がボルトによって構成され、該ボルトの頭部(29A)が前記スイングアームの一方(28R)に車幅方向外側から当接するとともに、該ボルトの先端(29C)側が、前記スイングアームの他方(28L)を、前記チェーンアジャスタ(45L)を介して貫通するように配置され、
    前記ボルトの先端(29C)側に位置する前記チェーンアジャスタ(45L)の前記第2板状部(49)が、前記ボルトの頭部(29A)側に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ構造。
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