JP5737038B2 - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents
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Description
フード前端部が車両前方斜め上方に移動する構成となっているため、車両に衝突した歩行者がフードに倒れ込んできてフード前端部に車両後方斜め下方の荷重がかかった時に、持ち上がっていたフード前端部が元の位置に戻る方向に移動し、フードとエンジンコンパートメント内剛体部品との間隔が縮小してしまい、歩行者保護効果が低減する。
ード前端部が持ち上げられてフードとエンジンコンパートメント内剛体部品との上下間隔が増大され、確保される車両用ポップアップフード装置を提供することにある。
フード(12)の後端部の下面側に設けられ、車両前後方向に沿った鉛直面内で前方から後方に回転するヒンジ(80)とフード(12)を持ち上げるアクチュエータ(72)とを有するフード後部ポップアップ機構(70)と、
フード(12)の前端部の下面に固定され車両前後方向に沿った鉛直面内で屈曲するロックストライカ(22)と、車体の前端部に設けられ車両左右方向に沿った鉛直面内で回動可能なラッチ(46)と、を有するフードロック機構(20)と、を備え、
ロックストライカ(22)は車両側面視でU字状軸部(24)を有し、該U字状軸部(24)はU字状の底辺に車両前後方向に延びる水平軸部(24a)を有している。
車両用ポップアップフード装置(10)は、さらに、フードロック機構(20)に設けられフード後部ポップアップ機構(70)によるフード後端部(16)の跳ね上げに連動してフード前端部(14)を持ち上げるフード前部ポップアップ機構(26)を備えている。
該フード前部ポップアップ機構(26)ではロックストライカ(22)のU字状軸部(24)の車両前後方向前部に切り欠き部(28)が設けられている。
フード前部ポップアップ機構(26)は、ロックストライカ(22)のU字状軸部(24)の切り欠き部(28)の両端部位から車両前方斜め下方に延びる上傾斜軸部(30a)および下傾斜軸部(30b)からなる傾斜軸部(30)と、該傾斜軸部(30)の上傾斜軸部(30a)の下端および下傾斜軸部(30b)の下端に接続し、車両前後方向に延びる上軸部(32a)および下軸部(32b)と上下方向に延びる前軸部(32c)および後軸部(32d)からなる四辺形軸部(32)と、を有する。
四辺形軸部(32)では、車両側面視で左まわりに前軸部(32c)、下軸部(32b)、後軸部(32d)、上軸部(32a)の順に接続されており、上軸部(32a)は前軸部(32c)側の一部が切り欠かれており、前軸部(32c)は上軸部(32a)の前軸部(32c)側への延長が前軸部(32c)と交わる点より上方に延長されている。
前軸部(32c)の上端は上軸部(32a)の前軸部側端より車両前後方向前方かつ上方に位置する。上傾斜軸部(30a)の下端は前軸部(32c)の上端に接続し、下傾斜軸部(30b)の下端は上軸部(32a)の前軸部側端に接続している。
ロックストライカ(22)の水平軸部(24a)はフード(12)が閉状態にある時にラッチ(46)に保持されてフード(12)を閉状態に保持する第1保持部(H1)を構成し、四辺形軸部(32)の上下軸部(32a、32b)の上軸部(32a)はフード後端部(16)が跳ね上げられた時にフード前端部(14)を持ち上げ状態に保持する第2保持部(H2)を構成する。
(2)本発明の車両用ポップアップフード装置(10)は、
フード(12)の後端部の下面側に設けられ、車両前後方向に沿った鉛直面内で前方から後方に回転するヒンジ(80)とフード(12)を持ち上げるアクチュエータ(72)とを有するフード後部ポップアップ機構(70)と、
フード(12)の前端部の下面に固定され車両前後方向に沿った鉛直面内で屈曲するロックストライカ(22)と、車体の前端部に設けられ車両左右方向に沿った鉛直面内で回動可能なラッチ(46)と、を有するフードロック機構(20)と、を備え、
ロックストライカ(22)は車両側面視でU字状軸部(24)を有し、該U字状軸部(24)はU字状の底辺に車両前後方向に延びる水平軸部(24a)を有している。
車両用ポップアップフード装置(10)は、さらに、フードロック機構(20)に設けられフード後部ポップアップ機構(70)によるフード後端部(16)の跳ね上げに連動してフード前端部(14)を持ち上げるフード前部ポップアップ機構(26)を備えている。
該フード前部ポップアップ機構(26)ではロックストライカ(22)のU字状軸部(24)の車両前後方向前部に切り欠き部(28)が設けられている。
フード前部ポップアップ機構(26)は、ロックストライカ(22)のU字状軸部(24)の切り欠き部(28)の両端部位から車両前方斜め下方に延びる上傾斜軸部(30a)および下傾斜軸部(30b)からなる傾斜軸部(30)と、該傾斜軸部(30)の上傾斜軸部(30a)の下端および下傾斜軸部(30b)の下端に接続し、車両前後方向に延びる上軸部(32a)および下軸部(32b)と上下方向に延びる前軸部(32c)および後軸部(32d)からなる四辺形軸部(32)と、を有する。
四辺形軸部(32)では、車両側面視で右まわりに下軸部(32b)、前軸部(32c)、上軸部(32a)、後軸部(32d)の順に接続されており、後軸部(32d)は下軸部(32b)側の一部が切り欠かれており、下軸部(32b)は後軸部(32d)の下軸部(32b)側への延長が下軸部(32b)と交わる点より車両前後方向後方に延長されている。
後軸部(32d)の下端は下軸部(32b)の車両前後方向後端より車両前後方向前方かつ上方に位置する。上傾斜軸部(30a)の下端は後軸部(32d)の下端に接続し、下傾斜軸部(30b)の下端は下軸部(32b)の車両前後方向後端に接続している。
ロックストライカ(22)の水平軸部(24a)はフード(12)が閉状態にある時にラッチ(46)に保持されてフード(12)を閉状態に保持する第1保持部(H1)を構成し、四辺形軸部(32)の上下軸部(32a、32b)の上軸部(32a)はフード後端部(16)が跳ね上げられた時にフード前端部(14)を持ち上げ状態に保持する第2保持部(H2)を構成する。
フード前部ポップアップ機構(26)の四辺形軸部(32)の一部は、フード後端部(16)の動的最大持ち上げ位置(P2)からポップアップフード作動完了位置(P3)への移動に連動するフード前端部(14)の車両前方斜め下方への移動において、ラッチ(46)に係止してフード前端部(14)のラッチ(46)に対する車両前方斜め下方への相対移動を阻止するストッパ(34)を構成している。
ラッチ(46)の下アーム(46b)は上アーム(46a)より車両前後方向後方に位置している。
ると、アクチュエータが作動してフード後端部が跳ね上げられ、フード後端部の跳ね上げに連動してフード前端部も車両後方斜め上方に持ち上げられ、第2保持部によりその持ち上げ位置に保持される。
その後、歩行者がフード上に倒れ込んできても、フードとエンジンコンパートメント内剛体部品との間には十分な間隔があり、その間隔は第2保持部により保持されるので、歩行者頭部が剛体部品に底付きせず、歩行者頭部傷害値を低減できる。
図中、FRは車両前後方向前方を示し、UPは上方を示す。
〔全体概略構成〕
まず、本発明の実施例1に係る車両用ポップアップフード装置を図1〜図6および図9、図10を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の車両用ポップアップフード装置10はフード後部ポップアップ機構70とフードロック機構20とを備えており、さらに、フード前部ポップアップ機構26を備えている。フード12はアウタパネル12aとその下面側のインナパネル12bとを有する。図9に示すように、フード後部ポップアップ機構70はフード後端部の車両左右方向両端部の下面側に設けられ、フードロック機構20およびフード前部ポップアップ機構26は、フード前端部の車両左右方向中央部またはフード前端部の車両左右方向両端部の下面側に設けられる。図9はフードロック機構20およびフード前部ポップアップ機構26がフード前端部の車両左右方向中央部に設けられた場合を示しているが、フードロック機構20およびフード前部ポップアップ機構26はフード前端部の車両左右方向両端部のそれぞれの下面側に設けられてもよい。
フード後部ポップアップ機構70は、フード12の後端部16の下面側(裏面側)に設けられ、車両前後方向に沿った鉛直面内で前方から後方に回転するヒンジ80とフード12を持ち上げるアクチュエータ72とを有する。
したことをバンパに組み付けられたチャンバ型圧力センサなどからなる衝突検知センサが検知すると、ガス発生器を作動させてガスを発生させ、瞬時に押上ロッド74を上昇させ、受け座部材90を介してフード後端部16を跳ね上げる。この時、フード後端部16の移動方向は、押上ロッド74によって上方に持ち上げられること、およびヒンジ80の前端部84が支持軸82まわりに回転することにより、車両後方斜め上方に規制される。
フードロック機構20は、ロックストライカ22とラッチ機構40とからなる。ここでロックストライカ22とはフード前部ポップアップ機構26の傾斜軸部30および四辺形軸部32を含まない部分を指すものとする。
ラッチ機構40は、車体の前端部に設けられ車両左右方向に沿った鉛直面内で回動可能に設けられたラッチ46を有する。ラッチ46は上アーム46aと下アーム46bを有する。
通常時のフード12が閉位置にある時には、水平軸部24aは水平軸部24aの前後方向中央部でラッチ46の上アーム46aと下アーム46bとの間に保持され上下移動が規制される。水平軸部24aは、通常時にフード12を閉位置に保持する第1保持部H1を構成する。水平軸部24aは上アーム46aと下アーム46bに対して、車両前後方向に摺動可能である。
斜軸部30aと下傾斜軸部30bがそれぞれ接続している。
図4のAは通常時でラッチ46がロック位置LPにある状態を示し、図4のBは通常時でラッチ46がロック解除位置LFPにある状態を示す。ロック位置LPでは、上アーム46aと下アーム46bはそれらの間にロックストライカ22の水平軸部24aを保持し、フード前端部14はフード閉状態でロックされる。ロック解除位置LFPでは、ラッチ46の収納凹部46c(後述)が上方に開放され、ロックストライカ22の水平軸部24aは上方に移動可能であり、フード前端部14は上方に開閉可能である。
ラッチ46は上アーム46aと下アーム46bとを有し、上アーム46aと下アーム46bとは互いに上下に隔たっていて、それらの間の収納凹部46cを有する。上アーム46aは折り曲げ部46gで折り曲げられてラッチ一般部46d(ラッチ46の上アーム46aと下アーム46b以外の部分)よりも車両前後方向前側に位置し、下アーム46bは折り曲げ部46hで折り曲げられてラッチ一般部46dよりも車両前後方向後側に位置する。上アーム46aと下アーム46bとを車両前後方向に互いにオフセットさせた理由は、上アーム46aと下アーム46bとの車両側面視方向の間隔をロックストライカ22の丸棒の直径に保持したまま、傾斜軸部30の下軸部30bが上アーム46aと下アーム46bとの間を通過できるようにするためである。
ラッチ46が図4のAに示したロック位置LPにある時、下アーム46bの係合アーム46eの先端部46fが解除アーム52の下端係止部52aに係止して、ラッチ46はロック位置LPに保持される。
フード前部ポップアップ機構26は、フードロック機構20に設けられ、フード後部ポップアップ機構70によるフード後端部16の跳ね上げに連動してフード前端部14を持ち上げる機構からなる。
上傾斜軸部30aと前軸部24bとの交点は通常時のラッチ46の上アーム46aの上端より上方にあり、図2において上アーム46aが上傾斜軸部30a側に相対移動した時に上傾斜軸部30aに当たり、上傾斜軸部30aに案内されて車両前方斜め下方に移動するようになっている。
は、変形誘導部36はロックストライカ22とフード前部ポップアップ機構26の傾斜軸部30および四辺形軸部32の角部に設けた切り欠きから構成されている。変形誘導部36は切り欠き以外に丸棒の直径を局部的に小さくしたもの等から構成されてもよい。
以上の構成は、本発明の実施例1と実施例2に共通な構成である。
図1〜図3に示すように、四辺形軸部32の前軸部32cは傾斜軸部30の上傾斜軸部30aの下端に接続して下方に延び、下軸部32bは前軸部32cの下端から車両前後方向後方に延びている。四辺形軸部32の上軸部32aは傾斜軸部30の下傾斜軸部30bの下端から車両前後方向後方に延び、後軸部32dは上軸部32aの後端から下方に延びて下端で下軸部32bの後端に接続する。
四辺形軸部32の上軸部32aは第2の保持部H2を構成し、四辺形軸部32の上軸部32aの前端部から傾斜軸部30の下傾斜軸部30bへの移行部はストッパ34を構成している。
通常時には、アクチュエータ72は作動せず、図5のAに示すようにフード12はヒンジ80の支持ピン82まわりに回動されて閉位置P1と開位置P0との間にフード前端部14が開閉される。フード12が閉位置P1にある時には、ラッチ46は図4のAのロック位置LPにある。フード12は開位置P0をとるには、ラッチ46が図4のBのロック解除位置LFPに回動されなければならない。ラッチ46がロック解除位置LFPにある時に、フード前端部14が上下に開閉される。
フード前端部14の持ち上げ時に、実際はフード12に固定されたロックストライカ22とロックストライカ22に接続されたフード前部ポップアップ機構26がラッチ46の上アーム46aと下アーム46bに対して車両後方斜め上方に移動するが、図2は、ロックストライカ22とフード前部ポップアップ機構26を固定し、ラッチ46の上アーム46aと下アーム46bがロックストライカ22とフード前部ポップアップ機構26に対して車両前方斜め下方に相対移動する態様で示しており、上アーム46aと下アーム46bの、ロックストライカ22とフード前部ポップアップ機構26に対する移動軌跡を示している。
図10は歩行者頭部傷害値G対頭部移動ストロークS特性線図を示し、実線が本発明の装置10の場合を、点線が比較装置100の場合を示す。図10に示すように、実線で示した本発明の特性線では、フード前端部持ち上げにより歩行者頭部のエンジンコンパートメント内剛体部品Rへの底付きが無く、点線で示した比較装置100の底付きによる障害値ピークが無くなり、歩行者頭部障害値Gが低下する。
体部品Rとの間隔は大きいままに保たれる。
以上の作用、効果は本発明の実施例1と実施例2との共通の作用、効果である。
図1〜図3に示すように、フード前部ポップアップ機構26の四辺形軸部32が傾斜軸部30の下端から車両前後方向後方に折れ曲がって車両前後方向後方に延びているので、フード後端部16が跳ね上げ時に動的最大持ち上げ位置P2からポップアップフード作動完了位置P3に移動する時、ラッチ46の上アーム46aが四辺形軸部32の上軸部32aと後軸部32dとのコーナ部に食い込む方向に四辺形軸部32に対して相対移動するので、上アーム46aが上軸部32aから外れることが抑制される。その結果、フード前端部14を上アーム46aにより安定して保持できる。
つぎに、本発明の実施例2を説明する。本発明の実施例1の説明で、本発明の実施例1と実施例2に共通の構成、作用、効果であるとした部分は、本発明の実施例2にも準用される。
本発明の実施例2は、さらにつぎの構成、作用、効果を有する。
構成については、図7および図8に示すように、四辺形軸部32の後軸部32dは傾斜軸部30の上傾斜軸部30aの下端に接続して上方に延び、上軸部32aは後軸部32dの上端から車両前後方向前方に延びている。四辺形軸部32の下軸部32bは傾斜軸部30の下傾斜軸部30bの下端から車両前後方向前方に延び、前軸部32cは下軸部32bの前端から上方に延びて上端で上軸部30aの前端に接続する。
四辺形軸部32の下軸部32bは前部で車両前方斜め上方に傾斜していることが望ましい。その場合は、下軸部32bの前部の上面は下軸部32bの後部の上面より所定量dだけ高い位置にあり、下軸部32bの後部の下面は所定量dだけ上方に削られていて、上アーム46aが四辺形軸部32に対して相対的に前方に移動する時下アーム46bの上端が下軸部32bの後部の下面に干渉しないようにしてある。
際はラッチ46が固定されていてロックストライカ22およびフード前部ポップアップ機構26が車両後方斜め上方に移動するが、図7はロックストライカ22およびフード前部ポップアップ機構26を固定し、ラッチ46を相対移動させた状態で示している。
12 フード
14 フード前端部
16 フード後端部
20 フードロック機構
22 ロックストライカ
24 U字状軸部
24a 水平軸部
26 フード前部ポップアップ機構
28 切り欠き部
30 傾斜軸部
30a 上傾斜軸部
30b 下傾斜軸部
32 四辺形軸部
32a 上軸部
32b 下軸部
32c 前軸部
32d 後軸部
34 ストッパ
36 変形誘導部
40 ラッチ機構
46 ラッチ
46a 上アーム
46b 下アーム
70 フード後部ポップアップ機構
72 アクチュエータ
80 ヒンジ
H1 第1保持部
H2 第2保持部
P1 跳ね上げ前位置
P2 動的最大持ち上げ位置
P3 ポップアップフード作動完了位置
Claims (5)
- フードの後端部の下面側に設けられ、車両前後方向に沿った鉛直面内で前方から後方に回転するヒンジとフードを持ち上げるアクチュエータとを有するフード後部ポップアップ機構と、
フードの前端部の下面に固定され車両前後方向に沿った鉛直面内で屈曲するロックストライカと、車体の前端部に設けられ車両左右方向に沿った鉛直面内で回動可能なラッチと、を有するフードロック機構と、を備え、
前記ロックストライカは車両側面視でU字状軸部を有し、該U字状軸部はU字状の底辺に車両前後方向に延びる水平軸部を有している、
車両用ポップアップフード装置であって、
前記車両用ポップアップフード装置は、さらに、前記フードロック機構に設けられ前記フード後部ポップアップ機構によるフード後端部の跳ね上げに連動してフード前端部を持ち上げるフード前部ポップアップ機構を備え、
前記フード前部ポップアップ機構では前記ロックストライカの前記U字状軸部の車両前後方向前部に切り欠き部が設けられており、
前記フード前部ポップアップ機構が、前記ロックストライカの前記U字状軸部の前記切り欠き部の両端部位から車両前方斜め下方に延びる上傾斜軸部および下傾斜軸部からなる傾斜軸部と、該傾斜軸部の上傾斜軸部の下端および下傾斜軸部の下端に接続し、車両前後方向に延びる上軸部および下軸部と上下方向に延びる前軸部および後軸部からなる四辺形軸部と、を有し、
四辺形軸部では車両側面視で左まわりに前軸部、下軸部、後軸部、上軸部の順に接続されており、前記上軸部は前軸部側の一部が切り欠かれており、前軸部は上軸部の前軸部側への延長が前軸部と交わる点より上方に延長されており、
前軸部の上端は上軸部の前軸部側端より車両前後方向前方かつ上方に位置し、前記上傾斜軸部の下端は前記前軸部の上端に接続し、前記下傾斜軸部の下端は前記上軸部の前軸部側端に接続しており、
前記ロックストライカの水平軸部はフードが閉状態にある時にラッチに保持されてフードを閉状態に保持する第1保持部を構成し、前記四辺形軸部の上下軸部の上軸部はフード後端部が跳ね上げられた時にフード前端部を持ち上げ状態に保持する第2保持部を構成する車両用ポップアップフード装置。 - フードの後端部の下面側に設けられ、車両前後方向に沿った鉛直面内で前方から後方に回転するヒンジとフードを持ち上げるアクチュエータとを有するフード後部ポップアップ機構と、
フードの前端部の下面に固定され車両前後方向に沿った鉛直面内で屈曲するロックストライカと、車体の前端部に設けられ車両左右方向に沿った鉛直面内で回動可能なラッチと、を有するフードロック機構と、を備え、
前記ロックストライカは車両側面視でU字状軸部を有し、該U字状軸部はU字状の底辺に車両前後方向に延びる水平軸部を有している、
車両用ポップアップフード装置であって、
前記車両用ポップアップフード装置は、さらに、前記フードロック機構に設けられ前記フード後部ポップアップ機構によるフード後端部の跳ね上げに連動してフード前端部を持ち上げるフード前部ポップアップ機構を備え、
前記フード前部ポップアップ機構では前記ロックストライカの前記U字状軸部の車両前後方向前部に切り欠き部が設けられており、 前記フード前部ポップアップ機構が、前記ロックストライカの前記U字状軸部の前記切り欠き部の両端部位から車両前方斜め下方に延びる上傾斜軸部および下傾斜軸部からなる傾斜軸部と、該傾斜軸部の上傾斜軸部の下端および下傾斜軸部の下端に接続し、車両前後方向に延びる上軸部および下軸部と上下方向に延びる前軸部および後軸部からなる四辺形軸部と、を有し、
四辺形軸部では車両側面視で右まわりに下軸部、前軸部、上軸部、後軸部の順に接続されており、前記後軸部は下軸部側の一部が切り欠かれており、下軸部は後軸部の下軸部側への延長が下軸部と交わる点より車両前後方向後方に延長されており、
後軸部の下端は下軸部の車両前後方向後端より車両前後方向前方かつ上方に位置し、前記上傾斜軸部の下端は前記後軸部の下端に接続し、前記下傾斜軸部の下端は前記下軸部の車両前後方向後端に接続しており、
前記ロックストライカの水平軸部はフードが閉状態にある時にラッチに保持されてフードを閉状態に保持する第1保持部を構成し、前記四辺形軸部の上下軸部の上軸部はフード後端部が跳ね上げられた時にフード前端部を持ち上げ状態に保持する第2保持部を構成する車両用ポップアップフード装置。 - 前記ロックストライカと前記フード前部ポップアップ機構の傾斜軸部と四辺形軸部には、前記フード前端部に車両後方斜め下方の荷重がかかった時に前記ロックストライカと前記フード前部ポップアップ機構の傾斜軸部と四辺形軸部を車両後方斜め下方に塑性変形させる変形誘導部が形成されている請求項1または請求項2記載の車両用ポップアップフード装置。
- フード後端部は、フード跳ね上げ時に、前記フード後部ポップアップ機構によって、跳ね上げ前位置から、該跳ね上げ前位置より車両後方斜め上方にある動的最大持ち上げ位置に移動され、該動的最大持ち上げ位置から、跳ね上げ前位置より車両後方斜め上方で前記動的最大持ち上げ位置より車両前方斜め下方にあるポップアップフード作動完了位置に移動され、
前記フード前部ポップアップ機構の前記四辺形軸部の一部は、前記フード後端部の前記動的最大持ち上げ位置から前記ポップアップフード作動完了位置への移動に連動する前記フード前端部の車両前方斜め下方への移動において、前記ラッチに係止して前記フード前端部の前記ラッチに対する車両前方斜め下方への相対移動を阻止するストッパを構成している、請求項1−請求項3の何れか1項に記載の車両用ポップアップフード装置。 - 前記ラッチは上アームと下アームを有し、前記ロックストライカのU字状軸部の水平軸部はフードが閉状態にある時に前記ラッチの上アームと下アームとの間に位置し、
前記ラッチの前記下アームは前記上アームより車両前後方向後方に位置している請求項1
−請求項4の何れか1項に記載の車両用ポップアップフード装置。
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