JP5740274B2 - 微少質量測定用センサ素子 - Google Patents
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Description
この水晶振動子微少質量天秤で用いられる微少質量測定用センサ素子は、例えば、水晶振動素子と水晶振動素子の励振電極に設けられている感応膜とを少なくとも備えている。
水晶片は、圧電材料である水晶部材が用いられ、例えば、両主面が円形形状の平板状となっている。
励振電極は、例えば、二つ一対となっており、一方の励振電極が水晶片の一方の主面に設けられ、他方の励振電極が水晶片の他方の主面であって一方の励振電極に対向する位置に設けられている。
配線パターンは、例えば、二つ一対となっている。それぞれの配線パターンは、一方の端部が励振電極に接続され、他方の端部が水晶片の主面の縁部に位置している。一方の配線パターンは、例えば、一方の端部が一方の励振電極に接続され、他方の端部が水晶片の一方の主面の縁部に位置している。他方の配線パターンは、例えば、一方の端部が他方の励振電極に接続され、他方の端部が水晶片の他方の主面の縁部に位置している。なお、二つ一対の配線パターンは、配線パターン間の配線容量による微少質量測定用センサ素子の検出精度及び検出感度の低下を避けるために互いに向かい合わないように配置されている。
従って、水晶振動素子は、水晶片の圧電効果及び逆圧電効果により、水晶片の両主面に設けられている励振電極が配線パターンに接続されている構造となっており、励振電極が配線パターンの他方の端部と電気的に接続された構造となっている。
また、水晶振動素子は、水晶片が圧電材料である水晶部材が用いられているので、二つ一対の配線パターンに電圧が印加されると、励振電極に電圧が印加されることとなり、励振電極に挟まれている水晶片の一部が所定の周波数で振動する特性を有している。
また、感応膜は、水晶振動素子の励振電極に設けられている。
このため、微少質量測定用センサ素子は、所定の物質が感応膜と反応し感応膜に吸着すると所定の物質が吸着した分だけ水晶片が振動する周波数が変化する構造となっているので、水晶片が振動する周波数の変化量から感応膜に付着した所定の物質の重量を算出することができる構成となっている。
つまり、微少質量測定用センサ素子は、感応膜が反応し水晶片が振動する周波数の変化量から感応膜と反応する所定の物質を検出することができる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、水晶振動素子は、前述したように、圧電材料である水晶部材が水晶片に用いられているので、配線パターンの他方の端部に電圧が印加されると、励振電極に電圧が印加されることとなり、励振電極で挟まれている水晶片が所定の周波数で振動する特性を有している。
基部は、例えば、直方体形状に形成されている。
固定部は、例えば、二つ一対で設けられており、基部の所定の一つの面から同一方向に延設されている。また、固定部は、水晶振動素子の配線パターンと電気的に接続されている。
脚部は、例えば、二つ一対で設けられており、基部の所定の他の一つの面から固定部の延設されている方向と反対の方向に延設されている。また、それぞれの脚部は、基部の内部配線を介して固定部と電気的に接続されている状態となっている。
鍔部は、例えば、脚部が延設されている基部の所定の他の一つの面の縁部に沿って環状に設けられている。また、鍔部は、基部の所定の一つの面から基部の所定の他の一つの面に向かう向きに垂直な方向に凸形状となっている。従って、鍔部は、基部の所定の一つの面を基部の一方の主面、基部の所定の他の一つの面を基部の他方の主面、基部の一方の主面及び他方の主面に接する面を基部の側面としたとき、側面に対し凸形状となっている。
また、蓋部材は、一方の主面の縁部が保持具の鍔部と圧接されて接合される。このとき、蓋部材と保持具とで形成される空間、つまり、水晶振動素子収納空間が気密封止される。
また、蓋部材は、この気密封止された状態を破壊しやすくするために、厚みが薄くされた凹部が蓋部材の側面に設けられている。
このため、従来の微少質量測定用センサ素子は、感応膜の表面に水滴が付着してしまうため、感応膜に付着している水滴によって感応膜に付着している水滴によって感応膜が所定の物質と反応することができなくなり、所定の物質を検出する検出精度及び検出感度が低下する恐れがある。
このため、従来の微少質量測定用センサ素子は、感応膜の表面に水滴が付着してしまうため、感応膜に付着している水滴によって感応膜に付着している水滴によって感応膜が所定の物質と反応することができなくなり、所定の物質を検出する検出精度及び検出感度が低下する恐れがある。
このとき、このような微少質量測定用センサ素子によれば、筒状の導入部の内径が水晶振動素子収納空間に向かうにつれて小さくなっており、蓋部材の外周面及び導入部の内面に撥水処理が施されているので、水蒸気を多く含んだ検体が用いられている場合、導入部の内面に結露によって水滴が生じることとなり、この結露によって生じた水滴を水晶振動素子収納空間から導入部に向かう向きに排出することができる。
このため、このような微少質量測定用センサ素子によれば、結露によって生じた水滴が感応膜の表面に付着することを防ぐことができ、従来の微少質量測定用センサ素子と比較して所定の物質を検出する検出精度及び検出感度を向上させることができる。
このため、このような微少質量測定用センサ素子は、検体を導入するまでの間に水蒸気を多く含んだ雰囲気中に設けられた場合、蓋部材の表面及び導入部の内面に結露によって生じた水滴が水滴自身に加わる重力によって水晶振動素子収納空間内に入り込むことを防ぐことができる構造となっている。
従って、このような微少質量測定用センサ素子によれば、検体を導入するまでの間に水蒸気を多く含んだ雰囲気中に設けられた場合、結露によって生じた水滴が水晶振動素子収納空間内に入り込むことを防ぐことができるので、励振電極上に形成されている感応膜の表面に水滴を付着することを防ぐことができ、従来の微少質量測定用センサ素子と比較して所定の物質を検出する検出精度及び検出感度を向上させることができる。
また、本発明の実施形態に係る微少質量測定用センサ素子100は、図1(a)及び図1(b)に示すように、保持具120に保持されている感応膜Rが設けられている水晶振動子110が蓋部材130に形成されている水晶振動素子収納空間121内に収納されている。
また、図1(a)及び図1(b)に示すように、本発明の実施形態に係る微少質量測定用センサ素子100は、蓋部材130の外周面に両端が開口している筒状の導入部133が形成されており、蓋部材130に接する面に対向する導入部133の面から水晶振動素子収納空間131にかけて貫通している。
また、配線パターン113は、図2(a)に示すように、一方の端部が励振電極112に接続されつつ他方の端部が水晶片111の主面の縁部に位置するように、励振電極112から水晶片111の主面の縁部まで延設されている。
一方の配線パターン113は、水晶片111の一方の主面に設けられており、一方の端部が一方の励振電極112に接続され、他方の端部が水晶片111の一方の主面の縁部に位置している。
他方配線パターン113は、水晶片111の他方の主面に設けられており、一方の端部が他方の励振電極112に接続され、他方の端部が水晶片111の他方の主面の縁部に位置している。
このとき、一方の配線パターン113と他方の配線パターン113とは、両配線パターン113間で生じる容量による微少質量測定用センサ100の検出感度の低下を避けるために、対向しない位置に設けられている。
また、水晶振動素子110は、水晶片111が圧電材料である水晶部材が用いられているので、配線パターン113に電圧が印加されると、励振電極112に挟まれている水晶片111の一部が所定の周波数で振動する特性を有している。
また、感応膜Rは、図1(b)及び図2(b)に示すように、水晶片111に接する面に対向する励振電極112の全面に設けられている。
また、固定部122は、例えば、導電性接着材(図示せず)によって一方の端部が水晶振動素子110の配線パターン113に固定されかつ電気的に接続されている。
また、それぞれの脚部123は、基部121の内部配線(図示せず)を介して固定部122と電気的に接続された状態となっている。
従って、それぞれの脚部123は、配線パターン113と固定部122と基部121の内部配線とを介して励振電極112と電気的に接続された状態となっている。
また、鍔部124は、例えば、図2(a)及び図2(b)に示すように、基部121の所定の一つの面から基部121の所定の他の一つの面に向かう向きに垂直な向きに凸形状となるように設けられている。
従って、鍔部124は、基部121の所定の一つの面を基部121の一方の主面、基部121の所定の他の一つの面を基部121の他方の主面、基部121の一方の主面及び他方の主面に接する面を基部121の側面としたとき、側面に対し凸形状となっている。
また、保持具120は、固定部122の端部が水晶振動素子110の配線パターン113と電気的に接続されており、脚部123と水晶振動素子110の励振電極112とが電気的に接続されている状態となっている。
また、蓋部材130は、所定の一つの外周面に基部収納空間132が形成されており、基部収納空間132の底面となる位置に連なって水晶振動素子収納空間が形成されている。
また、蓋部材130は、所定の他の外周面に両端が開口している筒状の導入部133が形成されている。
また、蓋部材130は、蓋部材130の所定の他の面に接している面に対向する導入部133の面から水晶振動素子収納空間132にかけて貫通している。
また、基部収納空間132は、保持具120の基部121と同形状となっている。
このため、基部収納空間132に保持具120の基部121がはめ込まれると、基部121が基部収納空間132に収納された状態で保持具120が蓋部材130に固定される。
また、水晶振動素子収納空間131は、図3(a)に示すように、蓋部材130の所定の一つの面に平行な水晶振動素子収納空間131内側を向く面の大きさが基部収納空間132の開口部の大きさより大きくなっている。
また、水晶振動素子収納空間131は、図1(b)に示すように、固定部122及び感応膜Rが設けられている水晶振動素子110が収納される大きさとなっている。
また、導入部133は、図1(a)及び図3(a)に示すように、この導入部133が設けられている蓋部材130の所定の他の一つの面を見た場合、導入部133が円形形状となっている。
このとき、図1(b)及び図3(b)に示すように、導入部133の内径が水晶振動素子収納空間131に近づくにつれて小さくなっている。
また、蓋部材130は、所定の他の一つの外周面に両端が開口している筒状の導入部133が形成されており、水晶振動素子収納空間131にかけて筒状の導入部133の内径が小さくなるように貫通している。
このとき、感応膜Rが形成され保持具120に保持されている水晶振動素子110は、水晶振動素子収納空間131内を向く面に、水晶振動素子110、感応膜R及び固定部122が接触しないように収納されている。
つまり、水晶振動素子110は、励振電極112で挟まれ水晶片111が振動しているときに水晶片111の振動を阻害しないように水晶振動素子110が収納されている。
このため、水晶振動素子収納空間131側の開口部から導入部133側の開口部に向かう向きに重力の向きと平行となるように蓋部材130を配置することで、導入口134側を向く面に水滴が付着した水滴が水晶振動素子収納空間131内へ入りこむことを完全に防ぐことができる。
ここで、撥水加工処理が施されている状態とは、例えば、フッ素樹脂が熱によって付着又は固着されている状態とする。
このため、蓋部材130は、水蒸気が多い雰囲気中に設けられ結露が発生した場合、結露によって生じた水滴が蓋部材130の表面及び導入部133の内面ではじくことができる構成となっている。
このとき、このような本発明の実施形態に係る微少質量測定用センサ素子100によれば、筒状の導入部133の内径が水晶振動素子収納空間131に向かうにつれて小さくなっており、蓋部材130の外周面及び導入部133の内面に撥水処理が施されているので、水蒸気を多く含んだ検体が用いられている場合、導入部133の内面に結露によって水滴が生じることとなり、この結露によって生じた水滴を水晶振動素子収納空間131から導入部133に向かう向きに排出することができる。
このため、このような本発明の実施形態に係る微少質量測定用センサ素子100によれば、結露によって生じた水滴が感応膜の表面に付着することを防ぐことができ、従来の微少質量測定用センサ素子と比較して所定の物質を検出する検出精度及び検出感度を向上させることができる。
このため、このような本発明の実施形態に係る微少質量測定用センサ素子100は、検体を導入するまでの間に水蒸気を多く含んだ雰囲気中に設けられた場合、蓋部材130の表面及び導入部133の内面に結露によって生じた水滴が水滴自身に加わる重力によって水晶振動素子収納空間131内に入り込むことを防ぐことができる構造となっている。
従って、このような本発明の実施形態に係る微少質量測定用センサ素子100によれば、検体を導入するまでの間に水蒸気を多く含んだ雰囲気中に設けられた場合、結露によって生じた水滴が水晶振動素子収納空間131内に入り込むことを防ぐことができるので、励振電極112上に形成されている感応膜Rの表面に水滴を付着することを防ぐことができ、従来の微少質量測定用センサ素子と比較して所定の物質を検出する検出精度及び検出感度を向上させることができる。
110 水晶振動素子
111 水晶片
112 励振電極
113 配線パターン
R 感応膜
120 保持具
121 基部
122 固定部
123 脚部
130 蓋部材
131 水晶振動素子収納空間
132 基部収納空間
133 導入部
Claims (1)
- 平板状の水晶片の両主面に、二つ一対の励振電極及び前記励振電極から前記水晶片の主面の縁部まで延設されている二つ一対の配線パターンが設けられている水晶振動素子と、
前記水晶片に接している面に対向する前記励振電極に設けられている感応膜と、
前記配線パターンに接触している二つ一対の固定部が直方体形状の基部の所定の一つの面から延設され、前記基部の所定の他の一つの面から二つ一対の脚部が前記固定部と反対の方向に延設され、前記基部の所定の他の一つの面の縁部に沿って環状の鍔部が前記基部の所定の一つの面から所定の他の一つの面に向かう向きに垂直な方向に凸形状となるように設けられている保持具と、
形が直方体形状に形成され、所定の一つの外周面に前記基部が収納される基部収納空間が形成され、前記固定部及び前記水晶振動素子が収納される水晶振動素子収納空間が前記基部収納空間に連なり内部に形成され、所定の他の外周面に両端が開口する筒状の導入部が形成されて前記水晶振動素子収納空間にかけて貫通して設けられている蓋部材と、
筒状の前記導入部の内径が前記水晶振動素子収納空間に近づくにつれて小さくなっており、
前記蓋部材の外周面及び筒状の前記導入部の内面に撥水処理が施されている
ことを特徴とする微少質量測定用センサ素子。
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|---|---|---|---|
| JP2011217012A JP5740274B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 微少質量測定用センサ素子 |
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| JP2011217012A JP5740274B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 微少質量測定用センサ素子 |
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Country Status (1)
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| JP4796882B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-10-19 | 京セラキンセキ株式会社 | 微少質量測定用センサ、及びその使用方法 |
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- 2011-09-30 JP JP2011217012A patent/JP5740274B2/ja not_active Expired - Fee Related
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