JP5747766B2 - 信号整形回路および光送信装置 - Google Patents
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Description
(信号整形回路の構成)
図1−1は、実施の形態1にかかる信号整形回路の構成例を示す図である。図1−1に示す信号整形回路110は、入力された信号を整形して出力する信号整形回路である。たとえば、信号整形回路110は、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:垂直共振器面発光レーザ)などの発光素子へ入力する駆動信号を整形する。ただし、信号整形回路110による整形対象の信号は発光素子の駆動信号に限らない。
図1−2は、FIR方式の信号整形回路の構成例を参考として示す図である。図1−2に示すように、FIR方式の信号整形回路120は、入力部121と、分岐部122と、遅延回路123と、バッファ回路124,125と、演算回路126と、出力部127と、を備えている。
図2は、各方式の信号整形回路における信号の一例を示す図である。図2において、横軸は時間を示している。波形211〜213は、図1−1に示したIIR方式の信号整形回路110における入力信号Data1、帰還信号Data2および出力信号Data3の各波形を示している。図2では、演算回路112が、入力信号Data1から帰還信号Data2を減算した結果を出力信号Data3として出力する例を示している。
図3は、各方式の信号整形回路におけるエンファシス特性の一例を示す図である。図3において、横軸は信号の周波数[GHz]を示している。縦軸は信号の強度を示している。エンファシス特性301は、図1−1に示したIIR方式の信号整形回路110から出力される出力信号Data3の周波数に対する強度の特性を示している。エンファシス特性302は、図1−2に示したFIR方式の信号整形回路120から出力される出力信号D3の周波数に対する強度の特性を参考として示している。
図4は、図1に示した演算回路の構成例を示す図である。図4に示した演算回路112は、たとえば図4に示す演算回路400によって実現することができる。演算回路400は、入力部411,412と、トランジスタ421,422と、電流源431,432と、グランド440と、を備えている。また、演算回路400は、入力部451,452と、トランジスタ461,462と、抵抗471,472と、電源480と、出力部481,482と、を備えている。
図5は、図1に示した遅延回路およびバッファ回路の構成例を示す図である。図4に示した遅延回路114およびバッファ回路115のそれぞれは、たとえば図5に示す遅延バッファ回路500によって実現することができる。遅延バッファ回路500は、入力部511,512と、トランジスタ521,522と、電流源530と、グランド540と、抵抗551,552と、電源560と、出力部571,572と、を備えている。
図6は、実施の形態1にかかる光送信装置の構成例を示す図である。図6に示す光送信装置600は、入力された駆動信号に基づく信号光を送信する。具体的には、光送信装置600は、図1−1に示した信号整形回路110と、発光素子610と、を備えている。信号整形回路110は、光送信装置600へ入力された駆動信号を整形し、整形した駆動信号を発光素子610へ出力する。
実施の形態2について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7は、実施の形態2にかかる信号整形回路の構成例を示す図である。図7において、図1−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図7に示すように、実施の形態2にかかる信号整形回路110は、図1−1に示した演算回路112に代えて可変演算回路701を備えている。
図8−1は、図7に示した演算回路の構成例を示す図である。図8−1において、図4に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図8−1に示すように、実施の形態2にかかる可変演算回路701は、図4に示した電流源432に代えて、可変電流源811,812および可変抵抗813を備えている。
図9は、実施の形態2にかかる信号整形回路の変形例1を示す図である。図9に示すように、実施の形態2にかかる信号整形回路110は、図1−1に示した遅延回路114に代えて利得可変遅延回路901を備えている。
図10は、図9に示した遅延回路およびバッファ回路の構成例を示す図である。図10において、図5に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9に示した利得可変遅延回路901は、図10に示す遅延バッファ回路500によって実現することができる。図10に示す遅延バッファ回路500は、図5に示した電流源530に代えて、可変電流源1011,1012、可変抵抗1021,1022およびスイッチ1030を備えている。
図11−1は、図10に示した遅延バッファ回路の調整前の入出力特性の一例を示す図である。図11−1において、横軸は、遅延バッファ回路500への入力信号1101の振幅(入力振幅)を示している。縦軸は、遅延バッファ回路500からの出力信号1102の振幅(出力振幅)を示している。入出力特性1110は、遅延バッファ回路500における入力振幅に対する出力振幅の特性を示している。
図11−2は、図10に示した遅延バッファ回路の調整前の信号の一例を示す図である。図11−2において、図2に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図11−1に示したように入力信号1101の振幅が線形領域1111に収まっていない場合は、波形212に示すように出力信号1102(帰還信号Data2)の高周波成分が失われる。このため、波形213に示すように、出力信号Data3に対してエンファシスが十分に効かなくなることがある。
図12−1は、図10に示した遅延バッファ回路の調整後の入出力特性の一例を示す図である。図12−1において、図11−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。実施の形態2にかかる遅延バッファ回路500は、たとえば可変電流源1011,1012の電流の大きさやスイッチ1030の状態によって、線形領域1111における利得を調整することができる。
図12−2は、図10に示した遅延バッファ回路の調整後の信号の一例を示す図である。図12−2において、図2に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図12−1に示したように入力信号1101の振幅が線形領域1111に収まっている場合は、波形212に示すように出力信号1102(帰還信号Data2)の高周波成分が維持される。このため、波形213に示すように、出力信号Data3に対して強いエンファシスが効くようになる。
図13は、実施の形態2にかかる信号整形回路の変形例2を示す図である。図13において、図1−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図13に示すように、実施の形態2にかかる信号整形回路110は、図1−1に示したバッファ回路115に代えて、スイッチ1311およびバッファ回路1321,1322を備えていてもよい。
図14−1は、調整前の帰還信号のシミュレーション結果の一例を示す図である。図14−2は、調整前の出力信号のシミュレーション結果の一例を示す図である。図14−1,図14−2において、横軸は時間[ns]を示し、縦軸は信号の強度を示している。
図15−1は、調整後の帰還信号のシミュレーション結果の一例を示す図である。図15−2は、調整後の出力信号のシミュレーション結果の一例を示す図である。図15−1,図15−2において、横軸は時間[ns]を示し、縦軸は信号の強度を示している。
実施の形態3について、実施の形態1,2と異なる部分について説明する。
図16は、実施の形態3にかかる信号整形回路の構成例を示す図である。図16において、図1−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図16に示すように、実施の形態3にかかる信号整形回路110は、図1−1に示した構成に加えてハイパスフィルタ1601(HPF:High Pass Filter)を備えている。ハイパスフィルタ1601は、たとえば分岐部113と遅延回路114との間に設けられている。
図17は、図16に示したハイパスフィルタの構成例を示す図である。図17に示すように、ハイパスフィルタ1601は、たとえば、入力部1701と、コンデンサ1702と、抵抗1703と、グランド1704と、出力部1705と、を備えている。入力部1701には、分岐部113から出力された出力信号Data3が入力される。
図18は、図16に示すハイパスフィルタ通過後の信号を遅延バッファ回路に入力した場合の遅延バッファ回路の入出力特性の一例を示す図である。図18において、図11−1に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図16に示したように、ハイパスフィルタ1601によって帰還信号Data2の低周波成分を減衰させることで、帰還信号Data2の振幅が小さくなる。
図19は、調整後の帰還信号のシミュレーション結果の一例を示す図である。図20は、調整後の出力信号のシミュレーション結果の一例を示す図である。図19,図20において、横軸は時間[ns]を示し、縦軸は信号の強度を示している。
実施の形態4について、実施の形態1〜3と異なる部分について説明する。
図21−2は、図21−1に示した信号整形回路からハイパスフィルタを省いた構成を参考として示す図である。図21−2に参考として示す信号整形回路110は、図21−1に示した信号整形回路110においてハイパスフィルタ1601を省いた構成である。
図22−1は、図1−1に示した信号整形回路の出力信号のアイパターンの一例を示す図である。図22−2は、図1−1に示した信号整形回路の出力信号を用いて発光素子を駆動した場合の光出力のアイパターンの一例を示す図である。図22−1,図22−2において、横軸は繰り返しの時間[ns]を示し、縦軸は信号の強度を示している(以下のアイパターンの図でも同様)。
図23−1は、図16に示した信号整形回路の出力信号のアイパターンの一例を示す図である。図23−2は、図16に示した信号整形回路の出力信号を用いて発光素子を駆動した場合の光出力のアイパターンの一例を示す図である。図23−1に示すアイパターン2310は、図16に示した信号整形回路110(IIR方式,ハイパスフィルタあり)における出力信号Data3のアイパターンを示している。図23−2に示すアイパターン2320は、図16に示した信号整形回路110(IIR方式,ハイパスフィルタあり)における出力信号Data3を用いて発光素子を駆動した場合の光出力のアイパターンを示している。
図24−1は、図21−2に示した信号整形回路の出力信号のアイパターンの一例を参考として示す図である。図24−2は、図21−2に示した信号整形回路の出力信号を用いて発光素子を駆動した場合の光出力のアイパターンの一例を参考として示す図である。
図25−1は、図21−1に示した信号整形回路の出力信号のアイパターンの一例を示す図である。図25−2は、図21−1に示した信号整形回路の出力信号を用いて発光素子を駆動した場合の光出力のアイパターンの一例を示す図である。図25−1に示すアイパターン2510は、図21−1に示した信号整形回路110(FIR+IIR方式,ハイパスフィルタあり)における出力信号data4のアイパターンを示している。図25−2に示すアイパターン2520は、図21−1に示した信号整形回路110(FIR+IIR方式,ハイパスフィルタあり)における出力信号data4を用いて発光素子を駆動した場合の光出力のアイパターンを示している。
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号を遅延させる遅延部と、
前記演算部による加算または減算における前記第一信号および前記第二信号の各重みの少なくとも一方を調整可能にする調整部と、
を備えることを特徴とする信号整形回路。
前記演算部は、前記分岐遅延回路によって前記第一入力部へ入力された各信号と、前記フィルタによって前記低周波成分が減衰した第二信号と、を加算または減算することを特徴とする付記2に記載の信号整形回路。
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号を遅延させる遅延部と、
前記演算部による加算または減算における前記第一信号および前記第二信号の各重みの少なくとも一方を調整可能にする調整部と、
前記分岐部によって分岐された各信号の他方によって強度変調した信号光を出射する発光素子と、
を備えることを特徴とする光送信装置。
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号に対して、所定比率を乗じて遅延させる遅延部と、
前記遅延部の前記所定比率を調整可能にする調整部と、
を備えることを特徴とする信号整形回路。
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号を遅延させる遅延部と、
前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号の所定の低周波成分を減衰させるフィルタと、
を備えることを特徴とする信号整形回路。
前記演算部による加算または減算における前記第一信号および前記第二信号の各重みの少なくとも一方を調整可能にする調整部を備えることを特徴とする付記9に記載の信号整形回路。
前記遅延部の前記所定比率を調整可能にする調整部を備えることを特徴とする付記9に記載の信号整形回路。
前記演算部は、前記分岐遅延回路によって前記第一入力部へ入力された各信号と、前記フィルタによって前記低周波成分が減衰した第二信号と、を加算または減算することを特徴とする付記9〜11のいずれか一つに記載の信号整形回路。
Data2,data3 帰還信号
Data3,data4 出力信号
data1,data2 分岐信号
110,120 信号整形回路
111,121,411,412,451,452,511,512,1701 入力部
112,126,400 演算回路
113,122,2101 分岐部
114,123,2103 遅延回路
115,124,125,1321,1322,2102 バッファ回路
116,127,481,482,571,572,1705 出力部
211〜213,221〜223,1411,1412,1511,1512,1901,2001 波形
301,302 エンファシス特性
421,422,461,462,521,522 トランジスタ
431,432,530 電流源
440,540,1704 グランド
471,472,551,552,1703 抵抗
480,560 電源
500 遅延バッファ回路
600 光送信装置
610 発光素子
701 可変演算回路
811,812,821,822,1011,1012 可変電流源
813,823,1021,1022 可変抵抗
901 利得可変遅延回路
1030,1311 スイッチ
1101 入力信号
1102 出力信号
1110 入出力特性
1111 線形領域
1112,1113 非線形領域
1601 ハイパスフィルタ
1702 コンデンサ
2210,2220,2310,2320,2410,2420,2510,2520 アイパターン
Claims (6)
- 第一入力部へ入力された第一信号と、第二入力部へ入力された第二信号と、をそれぞれ重み付けして加算または減算した信号を出力する演算部と、
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号を遅延させる遅延部と、
前記演算部による加算または減算における前記第一信号および前記第二信号の各重みの少なくとも一方を調整可能にする調整部と、
前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号の所定の低周波成分を減衰させるフィルタと、
を備えることを特徴とする信号整形回路。 - 入力された信号を分岐し、分岐した各信号に遅延差を与え、遅延差を与えた各信号を前記第一入力部へ入力する分岐遅延回路を備え、
前記演算部は、前記分岐遅延回路によって前記第一入力部へ入力された各信号と、前記フィルタによって前記低周波成分が減衰した第二信号と、を加算または減算することを特徴とする請求項1に記載の信号整形回路。 - 第一入力部へ入力された第一信号と、第二入力部へ入力された第二信号と、をそれぞれ重み付けして加算または減算した信号を出力する演算部と、
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号を遅延させる遅延部と、
前記演算部による加算または減算における前記第一信号および前記第二信号の各重みの少なくとも一方を調整可能にする調整部と、
前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号の所定の低周波成分を減衰させるフィルタと、
前記分岐部によって分岐された各信号の他方によって強度変調した信号光を出射する発光素子と、
を備えることを特徴とする光送信装置。 - 第一入力部へ入力された第一信号と、第二入力部へ入力された第二信号と、を加算または減算して出力する演算部と、
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号に対して、所定比率を乗じて遅延させる遅延部と、
前記遅延部の前記所定比率を調整可能にする調整部と、
前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号の所定の低周波成分を減衰させるフィルタと、
を備えることを特徴とする信号整形回路。 - 第一入力部へ入力された第一信号と、第二入力部へ入力された第二信号と、を加算または減算した信号を出力する演算部と、
前記演算部によって出力された信号を分岐し、分岐された各信号の一方を前記第二入力部へ入力し、分岐された各信号の他方を出力する分岐部と、
前記演算部から出力されて前記分岐部へ入力される信号または前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号を遅延させる遅延部と、
前記分岐部から出力されて前記第二入力部へ入力される信号の所定の低周波成分を減衰させるフィルタと、
を備えることを特徴とする信号整形回路。 - 入力された信号を分岐し、分岐した各信号に遅延差を与え、遅延差を与えた各信号を前記第一入力部へ入力する分岐遅延回路を備え、
前記演算部は、前記分岐遅延回路によって前記第一入力部へ入力された各信号と、前記フィルタによって前記低周波成分が減衰した第二信号と、を加算または減算することを特徴とする請求項5に記載の信号整形回路。
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