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JP5752575B2 - クロック周波数誤差検出装置 - Google Patents
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JP5752575B2 - クロック周波数誤差検出装置 - Google Patents

クロック周波数誤差検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、放送及び通信分野における伝送データから再生したクロックのクロック周波数誤差を検出するクロック周波数誤差検出装置に関する。
放送及び通信分野においては、フレーム等の一定長のブロック単位でデータ伝送が行われる。受信装置は、伝送データ中にフレーム単位で格納されているフレーム同期信号等の識別子を検出し、これによりフレーム同期を確立して、フレーム単位での復調処理を行っている。
例えば、中国(中華人民共和国)地上デジタル放送規格のDTMB(Digital Terrestrial Multimedia Broadcast)においては、フレームは、フレームボディ(以下、FBともいう)とフレームヘッダー(以下、FHともいう)とによって構成されている。フレームボディには、変調されたソースストリームデータとシステム情報とが組み合わさった3780個のシンボルが格納されている。また、フレームヘッダーには、フレームを識別するための既知の擬似ランダムノイズ系列(以下、PN系列という)が格納されている。
フレームヘッダーのPN系列は、LFSR(線形帰還シフトレジスタ)によって生成される。LFSRは、周期性を有する既知のPN系列を生成することができ、生成多項式で定義された生成系列PN255を循環拡張することで、既知のフレームヘッダーを得ている。フレームヘッダーが既知のPN系列であることから、フレームヘッダーは、フレーム同期の検出に用いられるだけでなく、パイロット信号としても用いられて、伝送路応答推定等の復調処理に利用可能である。
ところで、このようなDTMB放送規格の信号受信時にクロック周波数誤差を検出してクロック再生を行う手法として、パターンマッチングによる手法が考えられる。クロック周波数誤差が存在すると、パターンマッチングによって得た相関ピークの検出タイミングにずれが生じる。この相関ピークの検出タイミングのずれを検出することで、クロック周波数誤差を推定してクロック再生を可能にする。
しかしながら、LFSRの初期値(フレーム番号)毎にPN系列の位置が変化するので、スーパーフレーム同期が確立するまでは、相関ピークの検出タイミングのずれが、フレーム番号の相違によるものかクロック周波数誤差によるものかを区別することはできない。このため、クロック再生を行うためには、先にスーパーフレーム同期を確立させる必要がある。或いは、クロック周波数誤差の検出のために、スーパーフレーム単位で相関ピーク検出タイミングを平均する方法も考えられる。いずれにしても、クロック周波数誤差の検出には時間がかかり、結局クロック再生に長時間を要するという問題があった。
また、マルチパス妨害が存在するような場合には、マルチパス妨害によって生じた相関ピークがクロック周波数誤差の検出に使用されることがあり、クロック周波数誤差を誤検出してしまうことがあるという問題があった。
特開2010−206511号公報
本発明は、クロック周波数誤差の検出に要する時間を短縮することができるクロック周波数誤差検出装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るクロック周波数誤差検出装置は、1フレームが所定のシンボル数で構成された受信信号であって、各フレームに含まれるフレーム同期信号が他のフレームのフレーム同期信号を所定の法則を用いてシンボル単位でシフトさせて得られる部分を含む受信信号に含まれる複数種類のフレーム同期信号のうちの少なくとも1つに基づく同期系列を記憶する系列記憶部と、入力される前記受信信号と前記系列記憶部が記憶した同期系列とのパターンマッチングを行うパターンマッチング部と、クロック発生部で発生されたシンボル周期のクロックを周波数誤差信号に基づいて補正することで得られるシンボルクロックが与えられ、前記シンボルクロックをカウントアップしてカウント値をシンボル番号として出力するシンボルカウンタと、前記パターンマッチング部のパターンマッチング処理結果に基づいて前記各フレームのフレーム同期信号を検出し、検出タイミングにおける前記シンボル番号を出力するタイミング検出部と、前記タイミング検出部からの前記シンボル番号の変化を検出し、検出した変化と前記所定の法則とに基づいて、前記シンボル周期のクロックの周波数誤差を検出して前記周波数誤差信号を出力する周波数誤差検出部とを具備する。
本発明の第1の実施の形態に係るクロック周波数誤差検出装置を示すブロック図。 DTMBのフレームの構成を示す説明図。 DTMBのフレームヘッダーを生成するLFSRの具体的な回路構成を示す回路図。 横軸にシンボル番号をとり縦軸に相関値をとってパターンマッチングの相関結果を示すグラフ。 DTMBの放送信号のフレームヘッダーのPN系列の配置を説明するための説明図。 横軸にフレーム番号をとり縦軸にシンボル番号をとって、同期検出シンボル番号とフレーム番号との関係を示す説明図。 図1中の誤差検出部15a,15b及び周波数誤差検出部16の具体的な構成を示すブロック図。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。 横軸にシンボル番号をとり縦軸に相関値をとって、所定の1フレーム期間におけるパターンマッチングの相関結果を示すグラフ。 横軸に時間をとり縦軸に検出シンボル番号をとって、タイミング検出の検出範囲を説明するための説明図。 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るクロック周波数誤差検出装置を示すブロック図である。本実施の形態はDTMBのクロック周波数誤差検出に適用した例である。
先ず、図2乃至図4を参照してDTMBの放送信号について説明する。図2はDTMBのフレームの構成を示し、図2(a)乃至(c)は夫々FHモード1〜FHモード3を示している。
DTMBは、FHモード1〜FHモード3の3つのモードを有しており、FHモード1,FHモード3は、フレームヘッダーのPN系列が毎フレーム同一パターンではなく、フレーム単位で変化するパターンを有する。従って、これらのFHモード1,FHモード3において、フレームヘッダーのPN系列をパイロット信号として利用するためには、フレーム単位でフレームヘッダーのPN系列を推定する必要がある。
図2に示すように、DTMBの各フレームは、フレームヘッダー(FH)とフレームボディ(FB)によって構成される。フレームボディはいずれのモードにおいても、3780シンボル長に構成される。フレームヘッダーのシンボル長はモード毎に異なり、FHモード1では420シンボル長、FHモード2では595シンボル長、FHモード3では945シンボル長である。
図3はDTMBのフレームヘッダーを生成するLFSRの具体的な回路構成を示す回路図である。LFSRは、LFSRに設定する初期値の相違によって、255種類のPN系列を生成することができる。FHモード1,FHモード3においては、フレームヘッダーに採用されるPN系列パターンは、LFSRによって発生可能な255種類のPN系列のうちの一部のPN系列である。FHモード1,FHモード3では、各フレームヘッダーのPN系列は、LFSRの初期値に夫々対応し、各フレームに割り当てられたフレーム番号とLFSRの初期値との対応は、規格書において規定されている。
DTMBでは、モードに応じた所定個数のフレームによって1スーパーフレームが定義される。1スーパーフレームの時間長は125msに固定されており、GPS等の時間照合が必要なシステムでの利用が想定されている。フレーム番号を推定することによって、スーパーフレーム同期の確立が可能である。
図3(a)はFHモード1のフレームヘッダーを生成するLFSRの構成を示し、図3(b)はFHモード3のフレームヘッダーを生成するLFSRの構成を示している。図3(a)に示すLFSRは、縦続接続された8個の遅延器D1〜D8及び3個の加算器によって構成されている。図3(a)のLFSRは、各遅延器D1〜D8に所定の初期値が与えられると、FHモード1の所定のフレームのフレームヘッダーのPN系列を生成することができる。同様に、図3(b)に示すLFSRは、縦続接続された9個の遅延器D1〜D9及び3個の加算器によって構成されている。図3(b)のLFSRは、各遅延器D1〜D9に所定の初期値が与えられると、FHモード3の所定のフレームのフレームヘッダーのPN系列を生成することができる。
図1の入力端子10に入力される受信信号は、FHモード1又はFHモード3のDTMB放送信号である。この放送信号は、図示しないアンテナよって受信され、図示しないA/Dコンバータによってデジタル化されて得られたものである。受信信号はパターンマッチング部11に供給される。
同期系列記憶部13は、受信信号のフレームヘッダーに含まれるPN系列の一部又は全部と同じパターン(以下、同期系列という)を記憶している。パターンマッチング部11には、同期系列記憶部13からの同期系列も与えられる。
また、シンボルカウンタ12には、シンボルクロックが与えられている。シンボルカウンタ12は、1フレームを構成するシンボル数でリセットされて、シンボルクロックをカウントアップして、カウント値(以下、シンボル番号という)をタイミング検出部14に出力する。なお、図示しないクロック発生部は、後述する周波数誤差信号が入力され、シンボル周期で発生したクロックを周波数誤差信号に基づいて補正して、シンボルクロックを発生するようになっている。クロック発生部からのシンボルクロックがシンボルカウンタ12に供給される。
パターンマッチング部11は、受信信号の各シンボルが順次入力されて、所定シンボル長の受信信号と同期系列記憶部13からの同期系列とのパターンマッチング処理を行い、受信信号と同期系列記憶部13からの同期系列との相関結果をタイミング検出部14に出力する。
なお、パターンマッチング部11におけるパターンマッチング処理としては、種々の方法を採用することができ、例えばスライディング相関やマッチングフィルタ処理等が考えられる。例えば、パターンマッチング部11からはインパルス形状の相関性を示す相関波形が出力される。
図4は横軸にシンボル番号をとり縦軸に相関値をとってパターンマッチングの相関結果を示すグラフである。図4に示すように、パターンマッチング部11からは所定のシンボル数期間毎に、極めて相関値が高い相関結果が出力される。極めて高い相関値は、パターンマッチング部11によるパターンマッチング処理において、受信信号に含まれるPN系列の一部又は全部と同期系列記憶部13からの同期系列との一致が検出されたタイミングにおいて得られる。
タイミング検出部14は、1フレーム毎に、相関値が最大となる相関結果が得られたタイミングを検出し、検出したタイミングにおけるシンボルカウンタ12からのシンボル番号を同期検出シンボル番号として誤差検出部15a,15b及び検出範囲設定部18a,18bに出力するようになっている。
図5はDTMBの放送信号のフレームヘッダーのPN系列の配置を説明するための説明図である。図5は例えばFHモード1におけるPN系列を示しているがFHモード3においてもPN系列は同様に配置される。図5において、フレーム番号0,1,…は、FHモード1の1スーパーフレームを構成する1番目、2番目、…のフレームに対応する。図5においては、フレーム番号0のフレームヘッダーを構成する420シンボルのPN系列が系列Aであることを示している。そして、図5では、次のフレーム番号1のフレームにおいてフレーム番号0のフレームの系列Aが1シンボルだけ前方にシフトしたシンボル番号1〜419がフレームヘッダー期間に含まれ、次のフレーム番号2のフレームにおいて、フレーム番号0のフレームの系列Aが1シンボルだけ後方にシフトしたシンボル番号0〜418がフレームヘッダー期間に含まれることを示している。
同様に、図5は、次のフレーム番号3のフレームにおいては、フレーム番号0のフレームの系列Aが2シンボル分だけ前方にシフトしたシンボル番号2〜419がフレームヘッダー期間に含まれ、次のフレーム番号4のフレームにおいては、フレーム番号0のフレームの系列Aが2シンボル分だけ後方にシフトしたシンボル番号0〜417がフレームヘッダー期間に含まれることを示している。
以後同様に、DTMBの放送信号のフレームヘッダーのPN系列は、フレーム番号が1つ変化する毎にシフトする方向が変化すると共に、フレーム番号が2つ変化する毎に、シフト量が1シンボル分だけ増加又は減少する。即ち、各フレームのフレームヘッダーには、系列Aの一部が含まれる。
同期系列記憶部13はこの系列Aに相当する同期系列を保持し 、パターンマッチング部11は、受信信号と系列Aとを順次比較する。そして、タイミング検出部14は、パターンマッチング部11の出力から、順次入力される受信信号に含まれる系列Aの検出タイミングを取得する。いずれのフレームにも系列Aの一部が含まれていることから、フレーム毎相関値のピークが現れ、そのピーク位置は、図5の特性に応じてフレーム番号に対応するシンボル数だけシフトしたものとなる。
図6は横軸にフレーム番号をとり縦軸にシンボル番号をとって、同期検出シンボル番号とフレーム番号との関係を示している。図6はFHモード1において毎フレーム検出された同期検出シンボル番号を黒丸にて示している。PN系列の配置が図5の特性を有することから、図6に示すように、フレーム番号が1つ変化する毎に、同期検出シンボル番号は増減を繰返し、その増減量はフレーム番号0に近づくほど小さくなる。なお、同期検出シンボル番号を示す黒丸は、図6の実線上に現れるが、図6では、図面の簡略化のために、一部の黒丸のみを示している。
仮に、クロック同期がとれている場合には、シンボルカウンタ12は、所定のシンボルタイミングで初期値にセットされ、受信信号が1シンボル分入力される毎にカウントアップし、以後1フレームのシンボル数毎にリセットされる。従って、シンボルカウンタ12からのカウント値(シンボル番号)と1フレーム中の各シンボルの位置とは1対1に対応する。
しかしながら、クロック同期がとれていない場合には、図6の菱形の図形は、クロックの周波数誤差に応じて変形する。この場合でも、スーパーフレーム同期が確立している場合には、クロック周波数誤差は同期検出シンボル番号のずれとして検出されるので、クロック同期を簡単に確立することができる。しかし、スーパーフレーム同期が確立していない時点においては、クロック周波数ずれと検出シンボル番号のずれとを区別することができず、同期検出シンボル番号のずれからクロック周波数誤差を簡単に検出することはできない。
そこで、本実施の形態においては、誤差検出部15a,15b及び周波数誤差検出部16によって、スーパーフレーム同期の確立前にクロック周波数誤差を検出するようになっている。
図7は図1中の誤差検出部15a,15b及び周波数誤差検出部16の具体的な構成を示すブロック図である。
誤差検出部15a,15bには、毎フレーム検出される同期検出シンボル番号が入力される。誤差検出部15a,15bは、1フレーム毎に交互に動作する。例えば、誤差検出部15aはフレーム番号が偶数のフレーム(以下、偶数フレームという)時に動作し、誤差検出部15bはフレーム番号が奇数のフレーム(以下、奇数フレームという)時に動作する。
誤差検出部15aのシンボル番号保持部21aは、入力された同期検出シンボル番号を2フレーム期間保持して、偶数フレームにおいて検出された同期検出シンボル番号を減算器22aに出力する。一方、誤差検出部15bのシンボル番号保持部21bは、入力された同期検出シンボル番号を2フレーム期間保持して、奇数フレームにおいて検出された同期検出シンボル番号を減算器22bに出力する。
減算器22aは、誤差検出部15aに入力された同期検出シンボル番号からシンボル番号保持部21aが出力した同期検出シンボル番号を減算することで、偶数フレームに2フレーム期間前後して検出された同期検出シンボル番号同士の差分を求める。減算器22aの出力は保持回路23aを介して周波数誤差検出部16の加算器24に与えられる。
一方、減算器22bは、誤差検出部15bに入力された同期検出シンボル番号からシンボル番号保持部21bが出力した同期検出シンボル番号を減算することで、奇数フレームに2フレーム期間前後して検出された同期検出シンボル番号同士の差分を求める。減算器22bの出力は保持回路23bを介して周波数誤差検出部16の加算器24に与えられる。
保持回路23a,23bは、夫々減算器22a,22bの出力を保持すると共に、同一タイミングで周波数誤差検出部16の加算器24に出力する。加算器24は保持回路23a,23bの出力を加算して保持回路25に与える。保持回路25は、加算器24の加算結果を保持した後、周波数誤差信号として出力端子17に出力する。
このような構成においては、誤差検出部15a,15bは、夫々1フレームおきに入力される同期検出シンボル番号の変化を検出することになる。クロック同期が確立している場合には、図5に示すように、1フレームおきに検出される同期検出シンボル番号は、値が1つずつ増加するか又は1つずつ減少する。即ち、誤差検出部15aの出力と誤差検出部15bの出力とは、大きさが同じで符号が異なる。従って、加算器24の加算結果は0となる。
これに対し、クロック同期が確立しておらずクロック周波数誤差が存在する場合には、誤差検出部15aの出力と誤差検出部15bの出力とは、大きさが異なる。減算器22a,22bの出力の和は、クロック周波数誤差を示すものであり、周波数誤差検出部16が減算器22a,22bの出力を加算することで周波数誤差信号を求めることができる。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図8を参照して説明する。図8は誤差検出部15a,15b及び周波数誤差検出部16の作用を説明するための説明図である。図8は横軸に時間をとり縦軸にシンボル番号をとって、タイミング検出部14によって検出された同期検出シンボル番号を示している。図8は実線Aによってクロック同期がとれている場合の例を示し、破線Bによってクロック同期がとれていない場合の例を示している。なお、同期検出シンボル番号を示す黒丸は、図8の実線A又は破線B上に現れるが、図8では、図面の簡略化のために、一部の黒丸のみを示している。
クロック同期が確立している場合には、同期検出シンボル番号を示す黒丸は、図8の実線A上に現れる。図8の数字は、毎フレーム検出される同期検出シンボル番号の一例を示している。クロック同期が確立しておらずクロック周波数誤差が存在する場合には、同期検出シンボル番号を示す黒丸は、クロック周波数誤差に応じた線上、例えば、図8の破線B上に現れる。
受信信号はパターンマッチング部11に与えられて、受信信号と系列Aとが順次パターン比較される。タイミング検出部14は、パターンマッチング部11の出力から、順次入力される受信信号に含まれる系列Aの検出タイミングを取得する。タイミング検出部14は、パターンマッチング部11の出力からフレーム毎に相関値のピークを検出して、検出タイミングのシンボル番号を同期検出シンボル番号として出力する。
誤差検出部15a,15bには、毎フレーム検出される同期検出シンボル番号が入力される。誤差検出部15a,15bは、1フレーム毎に交互に動作して、夫々1フレームおきに入力される同期検出シンボル番号の変化を検出する。
誤差検出部15aは、偶数フレームに検出された同期検出シンボル番号、例えば、図8の実線A(破線B)の上側の2辺上に現れる同期検出シンボル番号の変化を検出し、誤差検出部15bは、奇数フレームに検出された同期検出シンボル番号、例えば、図8の実線A(破線B)の下側の2辺上に現れる同期検出シンボル番号の変化を検出する。
即ち、減算器22aは、誤差検出部15aに入力された同期検出シンボル番号からシンボル番号保持部21aが出力した同期検出シンボル番号を減算することで、偶数フレームに2フレーム期間前後して検出された同期検出シンボル番号同士の差分を求める。例えば図8の実線Aの例において、シンボル番号保持部21aから同期検出シンボル番号(102)が出力されるタイミングで、誤差検出部15aに同期検出シンボル番号(103)が入力されるものとすると、減算器22aの出力は、103−102=+1となる。減算器22aの出力は保持回路23aを介して周波数誤差検出部16の加算器24に与えられる。
一方、減算器22bは、誤差検出部15bに入力された同期検出シンボル番号からシンボル番号保持部21bが出力した同期検出シンボル番号を減算することで、奇数フレームに2フレーム期間前後して検出された同期検出シンボル番号同士の差分を求める。例えば図8の実線Aの例において、シンボル番号保持部21bから同期検出シンボル番号(101)が出力されるタイミングで、誤差検出部15bに同期検出シンボル番号(100)が入力されるものとすると、減算器22bの出力は、100−101=−1となる。減算器22bの出力は保持回路23bを介して周波数誤差検出部16の加算器24に与えられる。
図8の実線Aに示すように、クロック同期が確立している場合には、誤差検出部15aが検出する変化と誤差検出部15bが検出する変化とは、大きさ(変化量)は同じで方向(変化方向)が異なる。従って、誤差検出部15aが検出する変化と誤差検出部15bが検出する変化とを加算すると、加算結果は0となる。
これに対し、クロック同期が確立しておらずクロック周波数誤差が存在する場合、例えば、同期検出シンボル番号が図8の破線B上で検出される場合には、誤差検出部15aの出力と誤差検出部15bの出力とは、大きさが異なる。即ち、減算器22aの出力は+1とはならず、クロック周波数誤差に応じた値となる。また、減算器22bの出力は−1とはならず、クロック周波数誤差に応じた値となる。減算器22a,22bの出力の和の絶対値は周波数誤差が大きいほど大きな値となる。即ち、この加算結果は周波数誤差に応じた値となる。加算器24は保持回路23a,23bの出力を加算して保持回路25に与える。保持回路25は、加算器24の加算結果を周波数誤差信号として出力する。
このように、本実施の形態においては、1フレームおきの同期検出シンボル番号の変化を検出してクロック周波数誤差を求めており、スーパーフレーム同期の確立前において短時間にクロック周波数誤差を求めてクロック同期を確立することができる。
(第2の実施の形態)
図9は本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。図9において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態はタイミング検出部14に代えてタイミング検出部30を採用すると共に、検出範囲設定部18a,18b及び切換回路19を付加した点が第1の実施の形態と異なる。
タイミング検出部14は、パターンマッチング部11によって求められた受信信号と系列Aとの相関ピークの位置を、シンボル番号を基準に求める。ところが、マルチパス妨害が存在する場合には、フレーム内において、希望波による相関ピークの他にマルチパス妨害波による相関ピークが生じることがある。そして、マルチパス妨害波による相関ピークのレベルによっては、タイミング検出部14が、マルチパス妨害波による相関ピーク位置において同期検出シンボル番号を検出してしまうことがある。希望波及び妨害波による相関ピークに基づく同期検出シンボル番号が混在すると、クロック周波数誤差を安定的に検出することができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態においては、同期検出シンボル番号の検出範囲を設定することで、例えば希望波の相関ピークのみに基づく同期検出シンボル番号を検出するようになっている。タイミング検出部30は、検出範囲設定部18a,18bによって設定された検出範囲において、相関値のピークを検出する。このように、タイミング検出部30は、同期検出シンボル番号の検出範囲が検出範囲設定部18a,18bによって制限される点がタイミング検出部14と異なる。
検出範囲設定部18aは偶数フレームに動作し、検出範囲設定部18bは奇数フレームに動作する。検出範囲設定部18a,18bは、夫々2フレーム間隔で入力された同期検出シンボル番号から2フレーム後の検出範囲を設定するための検出範囲信号を出力する。切換回路19は、偶数フレームにおいては検出範囲設定部18aからの検出範囲信号をタイミング検出部30に与え、奇数フレームにおいては検出範囲設定部18bからの検出範囲信号をタイミング検出部30に与える。
例えば、検出範囲設定部18a,18bは、検出範囲として、2フレーム間でのフレームヘッダーのPN系列変動分である±1シンボルと所定のクロック周波数誤差による変動分を合わせた範囲を設定する。
従って、クロック周波数誤差検出開始直後の2フレームは例えばFHモード1では±56シンボル以上の広範囲にパターンマッチング及びタイミング検出をしなければならないが、その後は上記のPN系列変動分と所定のクロック周波数誤差による変動分を合わせた範囲でのみパターンマッチング及びタイミング検出を行えばよいので、演算量を削減することもできる。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図10及び図11を参照して説明する。図10は横軸にシンボル番号をとり縦軸に相関値をとって、所定の1フレーム期間におけるパターンマッチングの相関結果を示すグラフである。また、図11は横軸に時間をとり縦軸に検出シンボル番号をとって、タイミング検出の検出範囲を説明するための説明図である。
受信信号はパターンマッチング部11に与えられて、受信信号と系列Aとが順次パターン比較されて相関が求められる。いま、所定のフレームにおいて、図10に示す相関結果が得られるものとする。図10においては、パターンマッチング部11によって、所定の1フレーム期間において、希望波による相関ピークとマルチパス妨害波による相関ピークとが得られたことを示している。タイミング検出部30は、2箇所の相関ピークのうちのいずれか一方の相関ピーク位置に対応する同期検出シンボル番号を出力する。
タイミング検出部30からの同期検出シンボル番号は、検出範囲設定部18a,18bに供給される。偶数フレームにおいては、タイミング検出部30からの同期検出シンボル番号は検出範囲設定部18aに与えられ、奇数フレームにおいては、タイミング検出部30からの同期検出シンボル番号は検出範囲設定部18bに与えられる。
検出範囲設定部18aは、入力された同期検出シンボル番号を検出するためにタイミング検出が行われたフレームから2フレーム後の偶数フレームにおいて、タイミング検出を行う範囲を決定する。また、検出範囲設定部18bは、入力された同期検出シンボル番号を検出するためにタイミング検出が行われたフレームから2フレーム後の奇数フレームにおいて、タイミング検出を行う範囲を決定する。
いま、例えば、タイミング検出部30によって、所定の偶数フレームにおいて、図10の希望波による相関ピーク位置であるシンボル番号Ns1の位置が同期検出シンボル番号として検出されたものとする。検出範囲設定部18aは、同期検出シンボル番号が入力されると、2フレーム後の偶数フレームにおいて、シンボル番号Ns1の前後の所定期間であるシンボル番号Ns1−Nb〜Ns1+Naの範囲を検出範囲として設定する。なお、Nb,Naは同一の値であってもよく、2フレーム間でのフレームヘッダーのPN系列変動分である1シンボルと所定のクロック周波数誤差による変動分を合わせた値よりも大きい値に設定する。
次の奇数フレームにおいては、タイミング検出部30によって検出された同期検出シンボル番号は、検出範囲設定部18bに与えられる。検出範囲設定部18bは、同期検出シンボル番号が入力されると、2フレーム後の奇数フレームにおいて、入力された同期検出シンボル番号の前後の所定期間の範囲を検出範囲として設定する。なお、検出範囲設定部18bが設定する範囲は、検出範囲設定部18aが設定する範囲と同じ期間長であってよい。
切換回路19は、偶数フレームにおいては、検出範囲設定部18aの出力をタイミング検出部30に与え、奇数フレームにおいては、検出範囲設定部18bの出力をタイミング検出部30に与える。これにより、以後、タイミング検出部30は、偶数フレームにおいては検出範囲設定部18aが設定した検出範囲にのみタイミング検出を行い、奇数フレームにおいては検出範囲設定部18bが設定した検出範囲にのみタイミング検出を行う。
図10に示すように、図10に示す偶数フレームの2フレーム後においては、ピークの検出範囲は、図10の所定の偶数フレームの希望波による相関ピーク位置近傍に設定されており、マルチパス妨害波による相関ピーク位置はこの検出範囲に含まれないので、タイミング検出部30によって、マルチパス妨害波による相関ピーク位置に基づく同期検出シンボル番号が検出されることはない。
以後同様の動作が繰り返され、タイミング検出部30による検出範囲は、2フレーム前のピーク検出位置近傍の所定の検出範囲に制限される。例えば、図10に示す偶数フレームの2フレーム後の同期検出シンボル番号がNs2であるものとすると、更に2フレーム後の偶数フレームの検出範囲は、Ns2−Nb〜Ns2+Naに設定される。これにより、タイミング検出部30からは、常に希望波に基づく相関ピーク位置に対応した同期検出シンボル番号のみが出力される。
なお、クロック周波数誤差検出開始直後において、マルチパス妨害波による相関ピーク位置に対応する同期検出シンボル番号が検出されることも考えられる。この場合には、以後、マルチパス妨害波による相関ピーク位置近傍に検出範囲が設定されることになり、タイミング検出部30は、以後、マルチパス妨害波による相関ピーク位置に基づく同期検出シンボル番号のみを出力することになる。この場合でも、クロック周波数誤差を安定的に検出することが可能である。
このように本実施の形態においては、相関ピーク位置に対応する同期検出シンボル番号の前後の所定期間を、タイミング検出の検出範囲としており、マルチパス妨害の影響を受けることなくピーク位置を求めることができ、安定してクロック周波数誤差を検出することができる。
なお、検出範囲設定部18a,18bによって検出範囲が設定された以降は、パターンマッチング部11において、この検出範囲を含む所定の期間のみにおいてパターンマッチング処理を行うようにしてもよい。これにより、タイミング検出部30だけでなく、パターンマッチング部11においても、演算量を低減することが可能である。
(第3の実施の形態)
図12は本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。図12において図9と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態においては、誤差検出部15a,15bに代えて誤差検出部33a,33bを採用し、周波数誤差検出部16に代えて周波数誤差検出部34を採用すると共に、2フレーム保持部31及び相関検出部32を付加した点が図9の第2の実施の形態と異なる。
第2の実施の形態においては、検出範囲設定部18a,18bによって設定される検出範囲外に相関ピークが検出される場合であっても、検出範囲外の相関ピーク位置に対応した同期検出シンボル番号を検出しないようにすることで、マルチパス妨害による悪影響を受けないタイミング検出を可能にした。しかし、検出範囲内に、希望波及び妨害波による複数の相関ピークが存在する場合には、これらの相関ピークが混在してタイミング検出される可能性があり、周波数誤差を安定的に検出することができない虞がある。本実施の形態はこの場合でも、安定した周波数誤差検出を可能にするものである。
パターンマッチング部11の出力は2フレーム保持部31及び相関検出部32に供給される。2フレーム保持部31は、パターンマッチング部11の出力を2フレーム期間保持し、2フレーム前のパターンマッチング出力を相関検出部32に供給する。相関検出部32は、パターンマッチング部11の出力と2フレーム保持部31の出力との相関演算を行い、相関演算結果をタイミング検出部30に供給するようになっている。
なお、2フレーム保持部31は、パターンマッチング部11の出力のうち、検出範囲設定部18a,18bによって設定された検出範囲のパターンマッチング出力のみを記憶するようにしてもよい。これにより、検出範囲内の複数の相関ピークが2フレーム前後で一致したタイミングでピークを有する相関結果がタイミング検出部30に供給されることになり、タイミング検出部30において妨害波の影響を受けずに相関ピークタイミングの検出が可能となる。
周波数誤差検出部34は、周波数誤差検出部16と同様の構成を有しており、誤差検出部15a,15bの出力に基づいて周波数誤差信号を出力すると共に、検出した周波数誤差を所定の閾値と比較する。周波数誤差検出部34は、周波数誤差が所定の閾値以下の場合には2フレーム保持部31の記憶内容を保持し、周波数誤差が所定の閾値を超えた場合には2フレーム保持部31の記憶内容を更新するための更新制御信号を発生するようになっている。更新制御信号は、2フレーム保持部31及び誤差検出部33a,33bに供給される。
2フレーム保持部31は、記憶内容を保持するための更新制御信号が入力されると記憶内容を保持し、更新するための更新制御信号が与えられるとパターンマッチング部11の出力を取り込んで記憶内容を更新するようになっている。従って、相関検出部32には、更新制御信号に応じて、2フレーム前後、4フレーム前後、6フレーム前後、…のパターンマッチング部11の出力が入力されることになる。
また、誤差検出部33a,33bは、夫々誤差検出部15a,15bと同様の構成を有しており、誤差検出部33aは偶数フレームにおける同期検出シンボル番号の変化を検出し、誤差検出部33aは奇数フレームにおける同期検出シンボル番号の変化を検出する。誤差検出部33a,33bは、2フレーム保持部31の記憶内容を更新するための更新制御信号が入力されると、同期検出シンボル番号の変化を2フレーム期間で検出し、記憶内容を保持するための更新制御信号が入力されると、同期検出シンボル番号の変化の検出期間を、2フレーム単位で大きくするようになっている。
このように構成された実施の形態においては、相関検出部32には、先ず2フレーム前後のパターンマッチング部11の出力が入力される。相関検出部32は、2フレーム間でのパターンマッチング出力の相関演算を行って、相関値をタイミング検出部30に出力する。
これにより、相関検出部32からは、各フレームにおいて、パターンマッチング部11の出力が2フレーム前後で一致したタイミングで1回だけピークを有する出力が得られる。例えば、パターンマッチング部11から検出範囲内で複数の相関ピークを有する出力が出力された場合でも、検出範囲内において1回だけピークを有する相関結果がタイミング検出部30に供給されることになる。
こうして、妨害波が検出範囲内外のいずれにおいて発生した場合でも、各フレームにおいて、希望波のみに基づく同期検出シンボル番号又は妨害波のみに基づく同期検出シンボル番号を得ることができ、安定的に周波数誤差を検出することができる。
ところで、周波数誤差検出部33において検出される周波数誤差が比較的小さいことがある。この場合には、周波数誤差検出部33は、2フレーム保持部31に記憶内容を保持させるための更新制御信号を出力する。そうすると、2フレーム保持部31は記憶内容を保持し、例えば4フレーム保持したパターンマッチング部11の出力を相関検出部32に出力する。この場合には、相関検出部32は、4フレーム前後のパターンマッチング部11の出力の相関を求めることになる。検出された周波数誤差が小さい場合には、更新制御信号によって、相関検出部32は、4,6,8,…フレーム前後の相関を検出することになる。これにより、2フレーム前後では検出不能な小さい周波数誤差が検出可能となり、周波数誤差検出精度を向上させることができる。
なお、誤差検出部33a,33bは、更新制御信号に基づいて、相関検出部32の相関検出に合わせて、同期検出シンボル番号の変化の検出期間を2フレーム単位で変化させる。これにより、相関検出部32の相関検出に対応した周波数誤差の検出が可能である。
このように本実施の形態においては、上記各実施の形態と同様の効果が得られると共に、検出範囲内に希望波及び妨害波が混在する場合でも、安定的に周波数誤差の検出が可能である。また、周波数誤差検出精度を向上させることができるという効果も有する。
なお、上記各実施形態では、偶数フレーム用及び奇数フレーム用で、検出範囲設定部及び誤差検出部を夫々2系統設ける構成を示したが、1系統の検出範囲設定部及び誤差検出部を設けて、偶数フレームと奇数フレームとで時分割に処理させるようにしてもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
11…パターンマッチング部、12…シンボルカウンタ、13…同期系列記憶部、14…タイミング検出部、15a,15b…誤差検出部、16…周波数誤差検出部。

Claims (5)

  1. 1フレームが所定のシンボル数で構成された受信信号であって、各フレームに含まれるフレーム同期信号が他のフレームのフレーム同期信号を所定の法則を用いてシンボル単位でシフトさせて得られる部分を含む受信信号に含まれる複数種類のフレーム同期信号のうちの少なくとも1つに基づく同期系列を記憶する系列記憶部と、
    入力される前記受信信号と前記系列記憶部が記憶した同期系列とのパターンマッチングを行うパターンマッチング部と、
    クロック発生部で発生されたシンボル周期のクロックを周波数誤差信号に基づいて補正することで得られるシンボルクロックが与えられ、前記シンボルクロックをカウントアップしてカウント値をシンボル番号として出力するシンボルカウンタと、
    前記パターンマッチング部のパターンマッチング処理結果に基づいて前記各フレームのフレーム同期信号を検出し、検出タイミングにおける前記シンボル番号を出力するタイミング検出部と、
    前記タイミング検出部からの前記シンボル番号の変化を検出し、検出した変化と前記所定の法則とに基づいて、前記シンボル周期のクロックの周波数誤差を検出して前記周波数誤差信号を出力する周波数誤差検出部と
    を具備したことを特徴とするクロック周波数誤差検出装置。
  2. 前記タイミング検出部が検出した前記シンボル番号を基準とした所定範囲を、前記タイミング検出部が前記フレーム同期信号を次に検出する検出範囲に設定する検出範囲設定部
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の周波数誤差検出装置。
  3. 1フレームが所定のシンボル数で構成された受信信号であって、各フレームに含まれるフレーム同期信号が他のフレームのフレーム同期信号を所定の法則を用いてシンボル単位でシフトさせて得られる部分を含む受信信号に含まれる複数種類のフレーム同期信号のうちの少なくとも1つに基づく同期系列を記憶する系列記憶部と、
    入力される前記受信信号と前記系列記憶部が記憶した同期系列とのパターンマッチングを行うパターンマッチング部と、
    前記パターンマッチング部の出力を記憶する記憶部と、
    前記パターンマッチング部の出力と前記記憶部の出力との相関演算を行う相関演算部と、
    クロック発生部で発生されたシンボル周期のクロックを周波数誤差信号に基づいて補正することで得られるシンボルクロックが与えられ、前記シンボルクロックをカウントアップしてカウント値をシンボル番号として出力するシンボルカウンタと、
    前記相関演算部の相関結果に基づいて前記各フレームのフレーム同期信号を検出し、検出タイミングにおける前記シンボル番号を出力するタイミング検出部と、
    前記タイミング検出部からの前記シンボル番号の変化を検出し、検出した変化と前記所定の法則とに基づいて、前記シンボル周期のクロックの周波数誤差を検出して前記周波数誤差信号を出力する周波数誤差検出部と
    を具備したことを特徴とするクロック周波数誤差検出装置。
  4. 前記周波数誤差検出部は、
    偶数フレームにおける前記タイミング検出部からの前記シンボル番号の変化分と奇数フレームにおける前記タイミング検出部からの前記シンボル番号の変化分とに基づいて前記周波数誤差を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のクロック周波数誤差検出装置。
  5. 前記検出範囲設定部は、
    偶数フレームにおける前記タイミング検出部からの前記シンボル番号に基づいて第1の検出範囲を設定し、奇数フレームにおける前記タイミング検出部からの前記シンボル番号に基づいて第2の検出範囲を設定し、偶数フレーム時には前記第1の検出範囲を前記タイミング検出部に設定し、奇数フレーム時には前記第2の検出範囲を前記タイミング検出部に設定する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載のクロック周波数誤差検出装置。
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