JP5755040B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
以下、第1の実施形態について、図1〜図33を参照して説明する。
まず、図2に示す冷蔵庫11は、図1〜図6に示す断熱箱体12と、その断熱箱体12内を冷却するための図示しない冷凍サイクルとを備えている。
断熱箱体12は、図5および図6に示すように、外箱13と、内箱14と、外箱13と内箱14との間に設けられている断熱部材15とを有している。断熱箱体12は、前面が開口した箱状に構成され、内箱14の内部に収容空間、例えば貯蔵室、必要に応じてダクトが設けられる空間などを形成している。
第1の仕切り部材37は、前仕切り部44と、面仕切り部45とから構成されている。
前仕切り部44は、貯蔵室の前面開口部に設けられ、当該貯蔵室の左右方向に延びる直方体状に構成されている。前仕切り部44は、仕切り板441と、仕切り補強板442と、仕切りカバー443と、仕切り断熱部材444とから構成されている。
仕切り断熱部材444は、発泡スチロールやウレタンなどの断熱部材からなり、直方体状に形成されている。
固定具511は、図1、図9および図10に示すように、全体として断面直角三角形の柱状をなし、内箱14の左面壁25と背面壁26とで形成されるコーナー部に沿って上下方向に延びた形状をなしている。図9は、電線52が設けられているコーナー部付近を概略的に示すものである。図10は、コーナー部に固定具511を設けた後の当該コーナー部を示すものである。なお、図11は、当該コーナー部に固定具511が設けられる前の当該コーナー部を示している。
固定カバー54は、樹脂製であり、上下方向に長い矩形の板部材であり、コーナー部に設けられている電線52の前側を覆うようにして配置されている。すなわち、冷蔵庫11の使用者側から電線52が見えないように固定カバー54が配置されている。固定カバー54の前面には、図14〜図21に示すように、ねじ57の軸部を貫通させるための貫通孔58が形成されている。固定カバー54の貫通孔58は、長手方向に直交する幅方向において両端部の複数個所に形成されている。この貫通孔58は、他方側の端部の貫通孔58が極力離れるように、他方側の端部に位置する貫通孔58と上下方向がずれて配置されている。すなわち、固定カバー54の貫通孔58は、例えば図13に示すように、固定カバー54の長手方向に沿ってジグザグ状に配置されている。
また、図20および図21に示すように、ねじ57を固定カバー54の貫通孔58および補強部材55の貫通孔62に通して内箱14の支持部材27のねじ穴に螺合させることにより、固定具511が内箱14のコーナー部に固定された構成となっている。
固定具512は、図22および図23に示すように、全体として断面直角三角形の柱状をなし、内箱14の右面壁24と背面壁26とで形成されるコーナー部に沿って上下方向に延びた形状をなしている。図22は、配管53が設けられているコーナー部付近を概略的に示すものである。図23は、コーナー部に固定具512を設けた後の構成を示すものである。なお、図24は、当該コーナー部に固定具512を設ける前の構成を示している。
固定具512は、図25〜図27に示すように断面直角三角形の筒状を構成する固定カバー81および補強部材82と、筒状の内部を構成するコーナー用断熱部材83とを有している。
補強部材82とこの補強部材82に近接する内箱14の壁、具体的には補強部材82と右面壁24すなわち右面用断熱壁313との間、補強部材82と背面壁26すなわち背面用断熱壁315との間には、図27〜図31に示すように、第2のシール部材72と同様の第2のシール部材102が設けられている。
また、図22に示すように、右面用断熱壁313と背面用断熱壁315とが突き合されている部分には、第3のシール部材72と同様の第3のシール部材103が設けられている。
なお、図示はしないが、内箱14の内部において第2の仕切り部材38の面仕切り部45と内箱14の左面壁25との間にも、上述の仕切り断熱部材などを設けて、固定具512の開口部60から出ている電線52の一部が、第2の仕切り部材38の縁部の前後方向に沿って設けられる構成としてもよい。
まず、図1に示す断熱壁31および固定具51をそれぞれ製作する。次に、図33に示すように、隣り合う2つの断熱壁31のうちの一方、例えば左面用断熱壁314に固定具511をねじ57により取り付ける。次に、左面用断熱壁314と固定具511とが一体となったものに、背面用断熱壁315を取り付ける。これにより、隣り合う断熱壁31は連結固定され、内箱14の右奥側のコーナー部が形成される。このとき、左面用断熱壁314と背面用断熱壁315とで形成される隣り合う壁の角度は、補強部材55の直角部分に対応して90°に保持される。内箱14の他のコーナー部も、断熱壁31と固定具51とを連結固定することにより形成される。これにより、隣り合う断熱壁31の角度が90°である内箱14が形成され、直方体の断熱箱体12が形成される。なお、隣り合う断熱壁31の角度を90°にするだけではなく、この場合、隣り合う断熱壁31の角度がほぼ90°に調整され、断熱箱体12の各角部がほぼ90°となっていればよい。
この実施形態では、断熱箱体12の収容空間に電線52および配管53が配置された構成である。すなわち、この実施形態では、電線52および配管53が断熱壁31の内部に設けられていない構成であるので、断熱部材15による断熱効果が得られるとともに、断熱壁31の板厚を小さくでき、庫内スペースを十分に確保することができる。
内箱14の後部、より好ましくは、断熱箱体12のコーナー部に電線52および配管53が配置されている。すなわち、電線52および配管53が食品の収納の邪魔になりにくいところに配置された構成であるので、庫内スペースをより十分に確保することができる。
コーナー部に設けられる電線52および配管53が固定具51の固定カバー54,81によって覆われた構成であるので、電線52や配管53に食品が当たってしまうことを防止することができるとともに、電線52および配管53を冷蔵庫11の使用者に見えなくすることができて貯蔵室の内部の意匠性を良好にすることができる。
断熱部材15が真空断熱パネルから構成されているので、真空断熱パネルによる断熱効果が得られるとともに、断熱壁31すなわち断熱箱体12の板厚を小さくすることができ、庫内スペースを十分に確保することができる。
固定具51が隣り合って離間している2つの断熱部材15に対向する位置で固定されているので、断熱部材15を、固定具51を基準にして固定できる。したがって、隣り合う断熱壁31の角度を90°に保持しやすくできる。
内箱14のコーナー部にコーナー用断熱部材56,83が設けられているので、コーナー部での断熱効果を高めることができる。また、コーナー用断熱部材56,83が固定具51によって覆われた構成であるので、上述と同様に、貯蔵室の内部の意匠性を良好にすることができる。
固定具51が筒状をなし、電線52、配管53およびコーナー用断熱部材56,83が当該固定具51の内部に収容された構成であるので、電線52、配管53およびコーナー用断熱部材56,83が冷蔵庫11の使用者から確実に見えにくくすることができ、貯蔵室の内部の意匠性をより一層良好にすることができる。
固定具51に開口部59,60が形成され、内箱14のコーナー部に設けられている電線52を貯蔵室側に導く構成とした。これにより、開口部59,60から貯蔵室側に導かれた電線52を固定具51の外側すなわち貯蔵室側にある電線に接続させることができる。特に、電線52が固定具51の開口部59,60から出た部分に他の電線と接続する接続部68を有しているので、固定具51の外側で電線52と他の電線との接続を容易に行うことができる。
固定具51と電線52とが一体化され、また固定具51と配管53とが一体化された構成であるので、断熱壁31が固定具51で連結固定される際に、電線52および配管53も断熱壁31の所定のコーナー部に設けることができる。これにより、電線52および配管53の組み立て作業を簡素化することができる。
配管53の一部が、第2の仕切り部材38の縁部に沿って配置されているので、固定具51を大きくすることなく配管53を長くすることができる。これにより、配管53がサクションパイプである場合、貯蔵室の庫内スペースを十分に確保しつつも、配管53の熱交換の効率を向上させることができる。
断熱壁31と固定具51との間に第2のシール部材72,102が設けられているので、貯蔵室内の冷気が断熱箱体12の外側に漏れること防ぐことができるとともに、断熱箱体12の外側の暖かい空気が貯蔵室内に入ることを防ぐことができる。
固定具51がコーナー部に沿って延びる方向において複数に分割されているので、固定具51の取扱いが容易になる。また、固定具51の分割部分に、第2の仕切り部材38が配置されているので、貯蔵室内の冷気が第2の仕切り部材38の分割部分から固定具51の内部に入ることを防ぐことができる。
また、従来では、断熱箱体が分割されていない内箱および外箱から構成されていたため、組立てが大型化していた。しかし、この実施形態によれば、断熱箱体12が複数の断熱壁31を組み合わせて構成されるため、組立てを小型化することができる。
次に、第2の実施形態について、図34を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成のものについては同一の符号を付し、その構成の説明を省略する。なお、この実施形態では、内箱14の左奥側のコーナー部について説明するが、他のコーナー部にも適用することができる。
また、内箱14のコーナー部と固定具111とで形成される三角柱状の空間には、第2のコーナー用断熱部材115が設けられている。すなわち、固定具111は、コーナー用断熱部材115を覆うようにして配置されている。第2のコーナー用断熱部材115は、発泡スチロールなどの断熱部材であり、三角柱状に形成されている。
延出部112,113を固定具111に設けたので、内箱14の隣り合う壁の角度は90°に保持される。これにより、内箱14および断熱箱体12を直方体に形成することができる。
第2のコーナー用断熱部材115の収容部116内に、電線52が収容されているので、電線52が所定の位置からずれてしまうことを防止することができる。
次に、第3の実施形態について、図35を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成のものについては同一の符号を付し、その構成の説明を省略する。なお、この実施形態では、内箱14の右奥側のコーナー部について説明するが、他のコーナー部にも適用することができる。
なお、電線52および配管53は、第1の実施形態と同様に、収容空間の内部の奥側のコーナー部に配置されている。
なお、上記では配管53の外径をT3として説明したが、内箱14の左奥側のコーナー部において、電線52すなわち複数の電線の束の外径をT3としてもよい。
内箱のコーナー部に電線および配管が設けられた構成を用いて説明したが、当該コーナー部にそれら以外の部品、例えばホースなどが設けられ、この部品を固定具で覆う構成としてもよい。
仕切り部材が設けられないコーナー部や、コーナー部の長さが短い場合などにおいては、固定具を複数に分割しなくてもよい。
第1の実施形態の固定具において、固定カバーの幅方向の両端部に第2の実施形態の延出部を設けて、延出部と内箱との間を、第2のシール部材の代わりに第4のシール部材でシールする構成としてもよい。
面仕切り部に用いられる断熱部材として、真空断熱パネル、ウレタン、発泡スチロールなどを用いるとともに、これらの断熱部材を上下から樹脂製または金属製の板で挟む構成としてもよい。
隣り合う2つの断熱壁は、上記の実施形態の連結固定に加えて、ねじなどによって連結固定してもよい。
上記した断熱箱体の組立て手順は一例に過ぎず、例えば、背面用断熱壁に固定具を取り付けた後に、右面用断熱壁あるいは左面用断熱壁をこの固定具に取り付ける手順でもよい。
内箱の右奥側のコーナー部に、第2のコーナー用断熱部材を設け、第2のコーナー用断熱部材の収容部の内部に配管を収容する構成としてもよい。
断熱壁は側面あるいは上面などから見て、L字状、U字状をなしていてもよい。すなわち、固定具は、板状の断熱壁同士を連結固定するのみではなく、板状以外の断熱壁同士、板状の断熱壁と板状以外の断熱壁とを連結固定するものとしてもよい。
断熱壁の断熱部材は、外箱の一の壁または内箱の一の壁のどちらか一方に当接して設けられていればよい。
内箱を複数に分割してなる壁を固定具によって連結固定して箱状の内箱を形成し、その内箱を外箱と断熱部材とが一体となったものに取り付けて断熱箱体を形成する構成でもよい。この場合、内箱を複数に分割してなる壁は、平板状に限らず、例えば上面から見てL字状であってもよい。
なお、配管の迂回路は、機械室に収容されていてもよい。
Claims (9)
- 外箱を形成する外板と内箱を形成する内板との間に断熱部材を設けて構成される断熱壁により箱状に構成され、内部に収容空間を形成する断熱箱体と、
電線または配管と、を備え、
前記断熱壁の内部は、前記断熱部材が前記外板および前記内板に当接して配置されることにより構成され、または前記断熱部材と当該断熱部材よりも断熱性能が低く且つ当該断熱部材よりも板厚が小さい第2の断熱部材とが配置されることにより構成され、
前記断熱箱体の外側に機械室が形成され、
前記断熱箱体は、隣り合った前記断熱部材が離間して配置されることにより形成された離間部を有し、
前記電線または前記配管は、前記収容空間の内部に配置され、前記離間部を通して前記機械室に導かれていることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記電線または前記配管は、前記断熱箱体の前記収容空間の後部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記電線または前記配管は、前記断熱箱体のコーナー部に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 前記電線または前記配管は、カバーによって覆われていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記断熱箱体は、複数の断熱壁を組み合わせて構成され、
隣り合う前記断熱壁を連結固定する固定具を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の冷蔵庫。 - 前記断熱壁の内部は、前記断熱部材と前記第2の断熱部材とが配置されて構成され、
前記断熱壁における前記断熱部材の体積は前記第2の断熱部材の体積よりも大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。 - 前記断熱壁の内部は、前記断熱部材と前記第2の断熱部材とが配置されて構成され、
前記断熱壁における前記第2の断熱部材の板厚は、前記電線または前記配管の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の冷蔵庫。 - 前記断熱部材は、真空断熱パネルであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記第2の断熱部材は、発泡断熱材であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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