JP5756043B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
一部既述したが、ITU−T G.8032に規定されたリング網において、その閉塞区間がビット依存性の故障を内包する場合に、固定長のフレームであり、ペイロードのビット配列も固定されたCCMによる監視では、その故障を検出できない場合がある。またCCMの構成はイーサネットOAMの規格で厳格に定められており、ビット依存性の故障の検出率を高めるために、CCMの構成を変更することは困難である。
まず図3を参照して、通信システム100における特徴的な動作を概説する。
オーナーノードおよび隣接ノードのブロック処理部36は閉塞状態であり、閉塞区間16ではCCMによる監視のみが行われる。オーナーノードのリング制御部46は、WESTリングIF部20からリング網12の反時計回りに、R−APS(NR)を5秒ごとに送出する。
オーナーノードのリング制御部46は、WESTリングIF部20からリング網12の反時計回りに、1期目のR−APS(NR)を送出する。隣接ノードは、RPLポートと逆側のリングポートでこのR−APS(NR)を受信したとき、PRLポートを開放する。すなわち、隣接ノードのリング制御部46は、初期状態(言い換えれば、後述の状態フラグ=0)で、EASTリングIF部22のポート30がR−APS(NR)を受け付けたことを検出したことをもって、オーナーノードのRPLポートが閉塞状態にあると判定する。そして、ブロック制御部48がブロック処理部36へ開放指示を通知することにより、RPLポートを閉塞状態から開放状態へ切り替える。さらにエージング処理部44は、学習テーブル40のMAC学習情報を強制エージングする。この結果、隣接ノードのフレーム中継部42は、当該処理のトリガとなったR−APS(NR)に加え、各IF部で受け付けられたユーザフレームをフラッディングし、これらのフレームは閉塞区間16を介してオーナーノードへ伝送される。
オーナーノードのリング制御部46は、WESTリングIF部20からリング網12の反時計回りに、2期目のR−APS(NR)を送出する。隣接ノードは、RPLポートと逆側のリングポートでこのR−APS(NR)を受信したとき、PRLポートを閉塞する。すなわち、隣接ノードのブロック制御部48は、RPLポートが開放状態のときに、EASTリングIF部22のポート30においてR−APS(NR)を受け付けたことを検出すると、ブロック処理部36に閉塞指示を通知することにより、RPLポートを閉塞状態へ戻す。
オーナーノードのRPLポートでR−APS(NR)を未受信になった後、オーナーノードのリング制御部46が、WESTリングIF部20からリング網12の反時計回りに、3期目のR−APS(NR)を送出するときに、オーナーノードはRPLポートを開放する。すなわち、オーナーノードのリング制御部46は、オーナーノードのRPLポートでR−APS(NR)を受信する状態から受信しない状態に変化した後(言い換えれば、受信タイマがタイムアウトした場合)に、隣接ノードのRPLポートが閉塞状態であると判定する。そして、次のR−APS(NR)が送出されるタイミングで、ブロック制御部48がブロック処理部36へ開放指示を通知することにより、RPLポートを閉塞状態から開放状態へ切り替える。さらにエージング処理部44は、学習テーブル40のMAC学習情報を強制エージングする。この結果、オーナーノードのフレーム中継部42は、当該処理のトリガとなったR−APS(NR)に加え、各IF部で受け付けられたユーザフレームをフラッディングし、これらのフレームは閉塞区間16を介して隣接ノードへ伝送される。
オーナーノードのリング制御部46は、WESTリングIF部20からリング網12の反時計回りに、4期目のR−APS(NR)を送出する。このときにオーナーノードはRPLポートを閉塞する。すなわち、オーナーノードのブロック制御部48は、R−APS(NR)の送出を検出すると、ブロック処理部36に閉塞指示を通知することにより、RPLポートを閉塞状態へ戻す。これにより初期状態に戻る。
初期状態では、RPLポートは閉塞状態、状態フラグは0である。
1回目のR−APS(NR)を受信した場合に図4のS22を実行し、RPLポートは開放状態、状態フラグは0→1となる。
2回目のR−APS(NR)を受信した場合に図4のS18を実行し、RPLポートは閉塞状態、状態フラグは1→2となる。
3回目のR−APS(NR)を受信した場合に図4のS30を実行し、RPLポートは閉塞状態が維持され、状態フラグは2→3となる。
4回目のR−APS(NR)を受信した場合に図4のS28を実行し、RPLポートは閉塞状態が維持され、状態フラグは3→0となって初期状態に戻る。
初期状態では、RPLポートは閉塞状態、状態フラグは0である。
1回目のR−APS(NR)を送信した場合に図6のS52を実行し、RPLポートは閉塞状態が維持され、状態フラグは0→1となる。
2回目のR−APS(NR)を送信した場合に図6のS56を実行し、RPLポートは閉塞状態が維持され、状態フラグは1→2となる。
3回目のR−APS(NR)を送信した場合に図6のS58を実行し、RPLポートは開放状態となり、状態フラグは2→3となる。
4回目のR−APS(NR)を送信した場合に図6のS46を実行し、RPLポートは閉塞状態となり、状態フラグは3→0となって初期状態に戻る。
Claims (3)
- リング網における閉塞区間の一端に位置する通信装置であって、
前記閉塞区間と接続されたポートである第1ポートと、
前記閉塞区間の他端に位置する他装置のポートである第2ポートが閉塞状態であることを検出した場合に、所定期間、前記第1ポートを閉塞状態から開放状態へ切り替える状態制御部と、
前記第1ポートが開放状態になった場合に、任意のビット列のペイロードとそのペイロードにもとづくチェックサムとを含むフレームを前記閉塞区間を介して前記他装置へ送信することにより、前記フレームを受け付けた他装置に前記チェックサムにもとづく前記フレームの検査を実行させるフレーム中継部と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 検査部をさらに備え、
前記他装置は、本通信装置の第1ポートが閉塞状態であることを検出した場合に、前記第2ポートを閉塞状態から開放状態へ切り替え、任意のビット列のペイロードとそのペイロードにもとづくチェックサムとを含むフレームを前記閉塞区間を介して本通信装置へ送信するものであり、
前記検査部は、前記閉塞区間を介して前記他装置から受け付けた前記フレームを、そのフレームのチェックサムにもとづいて検査することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1ポートが開放状態になった場合に、前記第1ポートから前記フレームを送出させるために、前記フレーム中継部が前記フレームの送出先を決定するときに参照する学習情報をクリアするエージング部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
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