JP5762425B2 - 節水コマ - Google Patents
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Description
従来技術における節水コマによる節水は、大きく分けて2つのタイプに分かれる。
従来技術における節水コマには以下に示す問題があった。
第1のタイプの節水コマは、節水効果自体は確実に上がるが、蛇口から水がいわゆる“ちょろちょろ”としか出ないため、実際の使用に際しては用に立たないものであった。手を洗うという目的から見て、いわゆる“ちょろちょろ”としか出ない水では手を十分に洗えるものではなく、利用者に不便な思いをかけるだけの結果となってしまう。
従来の節水コマの多くは、節水コマの絞り機構が筐体の内部に内蔵され、水道蛇口に取り付けた状態では外部から調整できないものがほとんどである。このように節水コマの絞り機構が内蔵されたタイプのものは、節水コマの絞りを調整するために一度水道の蛇口から取り外し、節水コマの上面部分や下面部分を解放した状態で内部の絞り機構を調整するものであった。このように節水コマの絞り機構が内蔵されたタイプのものは水道の蛇口に取り付けた状態で動的に絞り機構を調整できないため、使用状況に応じて節水率を細かく調整することには不向きで合った。
例えば、前記第1の部材に前記第2の部材の前記筒体を貫通するように貫通孔を設けておき、前記ガイド部が、前記第1の部材の前記貫通孔の内周壁面と前記第2の部材の前記筒体の外周壁面同士を沿わせつつ、前記可動機構の移動方向と同じ方向へ移動するようにガイドするものであり、前記可動機構の前記移動方向が前記筒体の軸と平行になりやすいように支援するものとすることができる。
このように筒体が複数本あり、それら複数の筒体の外周壁面に対して複数のガイド部によって同時に沿うように移動することにより、移動制御ポイントが、複数、つまり、可動機構のポイントと併せれば、3つ以上となり、さらに高い精度をもって内部の部材を立体的に相対移動させることができる。
10 第1の部材
11 円板体
12 導通孔
13 筒体
14 円板体
15 貫通孔
16 雄ネジ
20 第2の部材
21 すり鉢上の口
22 鍔状体
23 鍔状体
24 筒状体
25 外周壁面
26 傘状体
30 第3の部材
31 鍔状体
32 雌ネジ
40 第4の部材
41 鍔状体
42 雌ネジ
110 水流形成部
111 隙間
120 筒体
130 可動機構
140 ガイド部
なお、可動機構が、ネジ機構であるが他の可動機構であっても良い。
また、ガイド部が、第1の部材に設けた4つ貫通孔と、当該4つ貫通孔に貫通させた第2の部材の筒体の外周壁面により構成した例としたが、当該組み合わせに限らず、第1の部材の何らかの壁面と、第2の部材の何らかの壁面同士を沿わせて移動制御するものであれば本発明の原理は適用することができる。
なお、これらの第1の部材10、第2の部材20、第3の部材30、第4の部材40は、図面上、各部材の一部の構造が当接し合ってそのままでは組み上げられないが、本発明の原理を簡単に示すために少ない部材で説明するものであり、実際には各部材を分離可能なようにさらに複数点の小部材で構成する必要がある。
図3(a)は、図1のB−B線で縦断面をとった節水コマ100の縦断面図、図3(b)は、図3のB−B線で縦断面をとった場合の第1の部材10、第2の部材20、第3の部材30、第4の部材40を4つの部材に分解して示した図である。
図4は、組み上げた状態の節水コマ100を水道蛇口200に取り付けた状態において、第3の部材30を外部から回動し、第1の部材10と第2の部材20を相対的に垂直方向に移動させて接近・離隔させる調整を行う様子を示す図である。
それぞれ図1、図2、図3、図4は、内部の構造が分かりやすいように縦断面として示している。
なお、図1、図2、図3、図4の図示において、節水コマ100は縦軸を中心とした回転体となっているが、筒体(内部空間24、外周壁面25)や、ガイド部15は回転体ではなく、図1の底面図に示したように4つ設けられたものとなっている。
以下、まず、構成部品ごとに説明し、その次に、水道蛇口200に取り付けた状態において、第3の部材30を外部から回動し、第1の部材10と第2の部材20を相対的に垂直方向に移動させて接近・離隔させる調整を行う仕組みを説明する。
なお、後述するように、第1の部材10の4つの貫通孔15はその形状と配設位置が第2の部材20の4つの筒体の外周壁面25と、滑らかかつピタリと沿うように嵌合されて組み上げられている。
この例では、部品点数を減らすために、第2の部材20に対して、後述する水流形成部110の一部、空気キャビティ120、筒体130、導通孔160を確保するための筒体27の構成を担う構造物を一体化して形成した構造例となっている。
なお、後述するように、第1の部材10の4つの貫通孔15はその形状と配設位置が第2の部材20の4つの筒体の外周壁面25と、滑らかかつピタリと沿うように嵌合されて組み上げられている。
この構成例では後述する図7に示すように、水流形成部110の隙間から水流膜として打ち出され、それが周回している周回水流膜210となる。
つまり、ガイド部によって、可動機構130による第1の部材10と第2の部材20の相対的な移動方向が、筒体120の軸方向、つまり垂直方向と平行となりやすいように支援する機能を発揮する。
図5は、第1の部材の円板体11が第2の部材のすり鉢上の口21に対して相対的に上方に移動している様子を示す図である。
図6は、本発明の節水コマ100のガイド機能を簡単に説明する図である。なお、図面上、第1の部材10の部分がわかりやすいようにハッチングを施している。
このようなガイド機能により、可動機構130によって金属板14が筒体24の軸と平行に相対的に移動することで移動方向制御の精度が高くなる。
周回水流膜210が下部において外周方向へ拡がると内部空間が拡張されることとなる。内部空間が拡張されるとその付近で一気に勢いよく気圧が低下することとなる。このように気圧が一気に低下する箇所には内部空間の空気が勢い良く打ち込まれることとなる。もともと薄い水流膜として形成されているため、水流膜に対して内部空間の空気が勢い良く打ち込まれると多量の空気が包含されることとなる。つまり、細かい気泡が多量に含まれた良質な泡沫水となる。
本実施例に示した本発明の節水コマ100の構造は、水流および加速水流の通り道となる内部空間浸水構造物と、水流および加速水流には触れない非内部空間浸水構造物に分かれている。
図7に示すように、可動機構130と、筒体の外周壁面25と貫通孔15からなるガイド部140が、非内部空間浸水構造物に属しており、それらが水に触れない構造物となっている。
水に常に触れる状態であれば、金属表面にはいわゆるスケールと言われる付着物が付着したりサビなどで腐食したりすることがあるが、このように、可動する部材が水に触れない構造であればそのような不具合を起こすことはない。
例えば、可動機構が、ネジ機構であるが他の可動機構であっても良い。
また、例えば、上記説明ではガイド部が、第1の部材に設けた4つ貫通孔と、当該4つ貫通孔に貫通させた第2の部材の筒体の外周壁面により構成した例としたが、当該組み合わせに限らず、第1の部材の何らかの壁面と、第2の部材の何らかの壁面同士を沿わせて移動制御するものであれば本発明の原理は適用することができる。
Claims (5)
- 水吐出管に装着して吐出する水を節水する節水コマであって、
内部に水流の通り道となる隙間を備え、前記隙間から下流側に加速水流が打ち出される水流形成部と、
前記水流形成部から打ち出された前記加速水流を流し出す筒体と、
前記節水コマが少なくとも、前記筒体が設けられている第1の部材と、その他の第2の部材とから構成され、前記第1の部材と前記第2の部材を相対的に移動させる可動機構と、
前記可動機構とは別に、前記第1の部材と前記第2の部材の壁面同士を沿わせつつ、前記可動機構の移動方向と同じ方向へ移動するようにガイドするガイド部を備え、
前記第1の部材に前記第2の部材の前記筒体を貫通するように貫通孔を設けておき、前記ガイド部が、前記第1の部材の前記貫通孔の内周壁面と前記第2の部材の前記筒体の外周壁面同士を沿わせつつ、前記可動機構の移動方向と同じ方向へ移動するようにガイドするものであり、前記可動機構による前記第1の部材と前記第2の部材の相対的な移動方向が前記ガイド部によって正確に導かれるように支援する節水コマ。 - 前記加速水流の通過場所として水流管の途中に設けられ、前記加速水流が流れ込んだ状態でも空気が充満された状態が保持される空気キャビティと、
前記空気キャビティに対して外気を導通する導通孔を持つ通気路と、
前記導通孔から前記空気キャビティ内に吹き込まれる空気を前記加速水流に対して巻き込ませることにより泡沫水を形成する泡沫水生成手段を備え、流出水を泡沫水として流出させる請求項1に記載の節水コマ。 - 前記節水コマの構造物として、前記水流および加速水流の通り道となる内部空間浸水構造物と、前記水流および加速水流には触れない非内部空間浸水構造物に分類したとき、前記可動機構と前記筒体の外周壁面と前記ガイド部が前記非内部空間浸水構造物に属し、それらが水に触れない構造物としたことを特徴とする請求項2に記載の節水コマ。
- 前記筒体が複数あり、前記水流形成部から打ち出された前記加速水流を分流して流し出す複数の筒体であって、複数ある前記筒体に対応して前記ガイド部が複数設けられている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の節水コマ。
- 前記ガイド部が、前記筒体に対応するように貫通孔を設けた金属板であり、前記貫通孔が前記筒体の外周壁に沿う内周壁を備えたものであり、前記金属板が前記貫通孔に前記筒体を通すように配設され、前記可動機構により前記金属板が前記筒体の軸と平行に相対的に移動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の節水コマ。
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- 2011-09-07 WO PCT/JP2011/070378 patent/WO2012036044A1/ja not_active Ceased
- 2011-09-07 JP JP2012533963A patent/JP5762425B2/ja active Active
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