Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5766672B2 - 加熱調理器の蓋開閉機構 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5766672B2 - 加熱調理器の蓋開閉機構 - Google Patents

加熱調理器の蓋開閉機構 Download PDF

Info

Publication number
JP5766672B2
JP5766672B2 JP2012198081A JP2012198081A JP5766672B2 JP 5766672 B2 JP5766672 B2 JP 5766672B2 JP 2012198081 A JP2012198081 A JP 2012198081A JP 2012198081 A JP2012198081 A JP 2012198081A JP 5766672 B2 JP5766672 B2 JP 5766672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
fixing plate
adjustment
lid
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012198081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014050617A (ja
Inventor
邦夫 片岡
邦夫 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2012198081A priority Critical patent/JP5766672B2/ja
Publication of JP2014050617A publication Critical patent/JP2014050617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5766672B2 publication Critical patent/JP5766672B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

本発明は、加熱調理器の蓋開閉機構、特に、上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器の蓋開閉機構に関する。
近年、炊飯器のように上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器では、高機能化に伴い、上蓋に組み込まれる操作基板や表示パネルが大型化しており、その分、上蓋を開くのに要するトルク(以下、「開荷重」という)も増加傾向にある。そのため、この蓋開閉機構に用いられるヒンジバネのテンション(以下、「反力」という)も高く設定されている。ところが、この種のヒンジバネの反力は、製造上一定の割合でばらつきがあり、反力の大きさに比例してそのばらつきも大きくなるため、上蓋の開操作を行っても、上蓋が完全に開ききらずに途中で止まってしまったり、逆に本体が暴れるくらいに勢い良く開き過ぎてしまったりする場合がある。
この問題を解決すべく、従来の加熱調理器の蓋開閉機構において、ヒンジバネの調理器本体側の腕部の先端に当て板が係合され、当て板が調整ネジによって所定位置に押圧支持され、本体に固定された座板に調整ネジが貫挿支持されており、組立の際、この座板に対する調整ネジのねじ込み度合を調整することで、ヒンジバネの反力を調整可能としたものが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
実公平5−16986号公報 実公平4−23468号公報
しかしながら、従来の加熱調理器の蓋開閉機構では、ヒンジバネの腕部の先端を調整ネジで押し込んでその反力を調整するように構成されているため、調整ネジの進出可能な距離に対してヒンジバネの腕部の押し曲げられる量が比較的小さく、また、その腕部の撓みの大きさも影響して、ヒンジバネの反力を上蓋の開荷重に合わせて正確に調整することが困難であった。また、この構成において、ヒンジバネの腕部の押し曲げられる量を大きくするために、調整ネジの進出可能な距離をより大きくすれば、その分、蓋開閉機構が大型化する問題もあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器の蓋開閉機構において、上蓋の開荷重に合わせてヒンジバネの反力を正確に調整でき、また、蓋開閉機構の小型化を図ることも可能な蓋開閉機構を提供することにある。
本発明は、上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器の蓋開閉機構であって、上蓋の背面部に横設されるヒンジ軸と、一端の本体側腕部が調理器本体に係止され、他端の蓋側腕部が上蓋に係止され、上蓋を開方向へ付勢するヒンジバネと、調理器本体の背面部に固定され、ヒンジ軸を調理器本体に対して回動可能な状態で保持するヒンジ固定板と、ヒンジ固定板に対峙して設けられ、前記本体側腕部をヒンジバネの反力に抗してヒンジ固定板側へ押圧した状態で係合支持する調整板と、調整板のヒンジ固定板側への押圧度合を調整可能にするネジ部とを備え、調整板は、一端側の押さえ部が前記本体側腕部の中央部よりもバネ本体寄りの位置に当接し、他端側の支持部がヒンジ固定板に当接し、押さえ部と支持部との間の位置が前記ネジ部によってヒンジ固定板側へ押圧付勢される構成としたものである。
この加熱調理器の蓋開閉機構によれば、ネジ部によって調整板のヒンジ固定板側への押圧度合を大きくしていくと、ヒンジバネの本体側腕部の中央部よりもバネ本体寄りの位置がヒンジバネの反力に抗してヒンジ固定板側へ押されるから、ネジ部の比較的少ない締付操作で、その本体側腕部を大きく押し曲げることができる。しかも、このものでは、調整板の一端側の押さえ部が作用点、他端側の支持部が支点、押さえ部と支持部との間の位置が力点となって、上記本体側腕部をヒンジ固定板側へ押圧するから、ネジ部によって直接的にヒンジバネの腕部を押圧するように構成されたものに比べて、小さな力でヒンジバネの腕部を押し曲げることができる。
また、本発明は、上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器の蓋開閉機構であって、上蓋の背面部に横設されるヒンジ軸と、一端の本体側腕部が調理器本体に係止され、他端の蓋側腕部が上蓋に係止され、上蓋を開方向へ付勢するヒンジバネと、調理器本体の背面部に固定され、ヒンジ軸を調理器本体に対して回動可能な状態で保持するヒンジ固定板と、ヒンジ固定板に対峙して設けられ、前記本体側腕部をヒンジバネの反力に抗してヒンジ固定板側へ押圧した状態で係合支持する調整板と、調整板のヒンジ固定板側への押圧度合を調整可能にするネジ部とを備え、調整板は、前記本体側腕部の中央部よりもバネ本体寄りの位置に押圧状態で当接する押さえ片と、ヒンジ固定板に押圧状態で当接する支持片とを有し、押さえ片と支持片との間の位置が前記ネジ部によってヒンジ固定板側へ押圧付勢される構成としたものである。
このものでは、調整板の押さえ片が作用点、支持片が支点、そして、それら押さえ片と支持片との間の位置が力点となって、上記本体側腕部をヒンジ固定板側へ押圧するから、ネジ部によって直接的にヒンジバネの腕部を押圧するように構成されたものに比べて、小さな力でヒンジバネの腕部を押し曲げることができる。
上記加熱調理器の蓋開閉機構において、ネジ部は、ヒンジ固定板から調整板側へ向けて突設される調整ボルトと、調整ボルトに螺合接続され、調整板をヒンジ固定板側へ押圧付勢する調整ナットとで構成されたものであるのが望ましい。
このものでは、調整板に加わるヒンジバネの反力を、調整ボルトおよび調整ナットの各座面で受けることができるから、ネジ部に破損や変形等の不具合が生じ難い。
上記加熱調理器の蓋開閉機構において、上蓋の開度が大きくなるに従ってヒンジバネの反力の変化量が大きくなり、上蓋に加わるヒンジバネの反力が曲線的に変化するよう構成されたものであるのが望ましい。
上下にスイング開閉するように構成された上蓋の開荷重は、重心の移動により開度が大きくなるに従って小さくなるが、その開荷重の単位時間あたりの変化量は、開度が大きくなるに従って大きくなる。しかしながら、上記加熱調理器の蓋開閉機構によれば、上蓋の開荷重の曲線的な変化に合わせて、その上蓋に加わるヒンジバネの反力も曲線的に変化するから、上蓋の開放不良や過剰開放が生じ難い。
上記加熱調理器の蓋開閉機構において、ヒンジ固定板に、前記本体側腕部を係合可能な引掛け部が設けられたものであるのが望ましい。
このものでは、組立の際、引掛け部にヒンジバネの本体側腕部を係合させた上で、本体側腕部を調整板によって係合支持させることができるから、調整板の取り付け作業に手間がかからない。
本発明によれば、ネジ部の比較的少ない締付操作で、ヒンジバネの腕部を大きく押し曲げることができるから、上蓋の開荷重に合わせてヒンジバネの反力を正確に調整できるし、蓋開閉機構の小型化を図ることも可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の蓋開閉機構を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の蓋開閉機構周辺の拡大斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の蓋開閉機構周辺の背面視概略図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の蓋開閉機構の一部分解斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の蓋開閉機構における上蓋の開度に対する開荷重変化およびヒンジバネの反力変化を示すグラフである。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る加熱調理器1の蓋開閉機構2は、調理器本体11に対して上蓋12を上下にスイング開閉可能な状態で連結するヒンジ部にあたり、上蓋12の背面部に横設されるヒンジ軸21と、上蓋12を開方向へ付勢する二つのヒンジバネ22と、調理器本体11の背面部に固定され、ヒンジ軸21を調理器本体11に対して回動可能な状態で保持するヒンジ固定板23と、ヒンジ固定板23の背面部に重なり合うように対峙させて設けられ、ヒンジバネ22の調理器本体11側の腕部(以下、「本体側腕部」という)221をヒンジバネ22の反力に抗してヒンジ固定板23側へ押圧した状態で係合支持する調整板24と、上蓋12の開閉速度を制限するオイルダンパ25と、調整板24をヒンジ固定板23に固定させ、調整板24のヒンジ固定板23側への押圧度合を調整可能にするネジ部としての調整ボルト26および調整ナット27とを備えている。尚、蓋開閉機構2は、調理器本体11の背面側から図示しない外カバーで覆われている。また、上蓋12の正面部には、操作スイッチや表示パネルが配設されている。
図2および図3に示すように、調理器本体11の背面上部には、左右に対向する一対のヒンジ部側壁111が設けられている。また、ヒンジ部側壁111の正面側には、それらヒンジ部側壁111の正面側側縁部相互を繋ぐようにヒンジ部前壁112が設けられている。即ち、調理器本体11の背面上部には、ヒンジ部側壁111およびヒンジ部前壁112によって、調理器本体11の背面側へ開放する平面視略コ字状の立壁が形成されている。一方、上蓋12の背面下部には、上記各ヒンジ部側壁111の外側面に対向して一対の軸固定壁121が設けられており、ヒンジ軸21は、これら軸固定壁121の内側面相互間に横設されている。
ヒンジ軸21の中央部には、オイルダンパ25が連結されており、ヒンジ軸21に対してその回転速度に応じた所定の回動抵抗が加えられる。また、ヒンジ軸21の両端は、上蓋12の軸固定壁121に各別に連結固定されており、さらにその連結部の中央側の位置は、調理器本体11のヒンジ部側壁111の上縁部に下方から支持されている。尚、オイルダンパ25の外側面には、ヒンジ部前壁112の背面部に当接し、オイルダンパ25の回動を阻止するための足部252が形成されている。
ヒンジバネ22は、ねじりコイルバネであり、そのバネ本体としてのコイル部220は、ヒンジ軸21の外周におけるヒンジ部側壁111とオイルダンパ25との間の領域に環装されている。また、ヒンジバネ22の一端の本体側腕部221は、調整板24でヒンジ固定板23側に固定された状態において、ヒンジ軸21の外周背面側から下向きに延び、そこから背面側へ向かって緩やかに曲成され、さらに下方へ延びている。一方、ヒンジバネ22の上蓋12側の腕部(以下、「蓋側腕部」という)222は、ヒンジ軸21の外周背面側から正面側斜め上向きに延び、そこから下方へ向かって緩やかに曲成され、さらに正面側へ略水平に延びている。
本体側腕部221は、その中央部よりも根元側の位置、即ち、コイル部220寄りの位置が調整板24の押さえ片242(後述する)によって係止されている。一方、蓋側腕部222は、その先端部が上蓋12の内部に係止されている。従って、上蓋12を閉じた状態にすると、本体側腕部221および蓋側腕部222は、コイル部220が圧縮される方向にそれぞれ押さえつけられ、コイル部220の圧縮に対する復元力がヒンジバネ22の反力として上蓋12に開方向へ加えられる。
図4に示すように、ヒンジ固定板23は、その背面側(調整板24側)へ向かって凸の断面略コ字状の固定板本体231と、固定板本体231の両側縁からヒンジ部前壁112に沿って外側方へ延設される座板232と、座板232の外側縁からヒンジ固定板23の背面側へ向かって立設される側板233とからなり、上記座板232をヒンジ部前壁112にねじ留めすることにより、調理器本体11の背面部に固定される。
固定板本体231の縦中心線を挟んで左右位置には、組立の際に、ヒンジバネ22の本体側腕部221を係合させておくための引掛け部として一対の略L字板状の仮止めフック234が、ヒンジ固定板23の背面側へ向かって外向き姿勢で突出形成されている。これら仮止めフック234は、調整板24の側縁部より外側の位置に配設されている。
固定板本体231の縦中心線上で且つその上縁寄りの位置には、調整ボルト26が後方(調整板24側)へ向かって突設されている。調整ボルト26のヘッド部261は、固定板本体231の正面側(ヒンジ部前壁112側)に回動阻止状態で固定され、その座面は、固定板本体231の正面部に当接されている。一方、調整ボルト26の軸部262には、調整板24の背面側から調整ナット27が螺合接続されており、その座面は、調整板24の背面部に当接され、調整板24をヒンジ固定板23側へ押圧付勢している。従って、調整ボルト26に対する調整ナット27の締付量を調整すれば、調整板24とヒンジ固定板23との距離が変化し、本体側腕部221のヒンジ固定板23側への押圧度合が調整される。
固定板本体231の下縁部には、その背面側へ向かって板受け片235が立設されている。また、板受け片235には、調整板24の係合ツメ243(後述する)を嵌入するための二つの係合孔236が開設されている。
固定板本体231の略中央部は、その背面側へ向かって円錐台状に膨出しており、この膨出部の中央位置には、上述した図示しない外カバーを固定するためのねじ孔237が開設されている。
側板233の上部には、ヒンジ軸21を係合保持するための略C字状の抜け止めフック238が形成されており、抜け止めフック238とヒンジ部側壁111の上縁部とでヒンジ軸21の両端近傍が回動可能な状態で支持される。
調整板24は、略矩形状の金属鋼板で形成されており、その縦中心線上で且つ上縁寄りの位置には、調整ボルト26を挿通させるためのボルト挿通孔241が穿設されている。また、調整板24の両側縁上部には、その正面側へ凹となる断面コ字板状の押さえ片242が形成されている。押さえ片242の凹部内側は、ヒンジバネ22の本体側腕部221におけるその中間部よりコイル部220寄りの位置に対峙しており、さらに押さえ片242の上縁部は、ボルト挿通孔241の中心部、即ち、調整ボルト26の軸線高さより上方に位置している。従って、調整ナット27を第1の所定位置まで締め付けると、押さえ片242の凹部内側の上縁部が、ヒンジバネ22の本体側腕部221の中間部よりコイル部220寄りの位置で且つ調整ボルト26より上方位置に当接し、本体側腕部221をヒンジ固定板23側へ押圧する。
一方、調整板24の下縁両側部には、その背面側斜め下方へ向かって係合ツメ243が突出形成されており、係合ツメ243が、上記板受け片235に開設された係合孔236へ嵌入される。また、調整板24の両側縁下部には、その正面側斜め外側方へ向かって支持片244が突出形成されており、調整ナット27を第2の所定位置まで締め付けると、支持片244の先端がヒンジ固定板23の固定板本体231の背面部に押圧状態で当接する。
調整板24の略中央位置には、円孔247が開設されており、上記固定板本体231のねじ孔237は、円孔247から調理器本体11の背面側に臨んでいる。上述した図示しない外カバーを固定するための固定ネジは、この円孔247を通じて固定板本体231のねじ孔237に螺合接続される。また、調整板24の背面部には、円孔247の周縁に沿って環状のリブ248が形成されており、リブ248によって、調整板24の過剰な撓みが抑制される。
このものでは、組立の際、まず、予めオイルダンパ25に連結されたヒンジ軸21に二つのヒンジバネ22を環装させ、さらにヒンジ軸21を上蓋12の軸固定壁121の相互間に横設固定させた上で、ヒンジバネ22の蓋側腕部222を上蓋12に係合固定させ、上蓋12を調理器本体11の閉位置に重ね合わせる。そして、この状態でヒンジ固定板23の側板233に設けられた抜け止めフック238をヒンジ軸21に引掛け、座板232を調理器本体11のヒンジ部前壁112にねじ留め固定する。これにより、上蓋12が調理器本体11に対して上下にスイング開閉可能な状態で連結される。
次に、上蓋12を開位置にし、ヒンジバネ22の本体側腕部221をヒンジ固定板23の仮止めフック234にその外側から係合して仮止めしておく。尚、この状態で上蓋12を再び閉位置に戻すと、ヒンジバネ22のコイル部220が圧縮され、所定の反力で保持される。
そして、調整板24の係合ツメ243をヒンジ固定板23の板受け片235に設けられた係合孔236へ嵌入させ、さらに、調整板24のボルト挿通孔241にヒンジ固定板23の固定板本体231に設けられた調整ボルト26の軸部262を挿通させて、軸部262に調整ナット27を螺合接続させる。尚、このとき、押さえ片242はヒンジバネ22の本体側腕部221に押圧当接されないし、また、支持片244もヒンジ固定板23の固定板本体231に押圧当接されない。
この状態にて、さらに調整ナット27を締め付けていくと、押さえ片242の凹部内側の上縁部がヒンジバネ22の本体側腕部221の中間部よりもコイル部220寄りの位置(以下、「根元部」という)に押圧状態で当接すると共に、支持片244の先端がヒンジ固定板23の固定板本体231の背面部に押圧状態で当接し、ヒンジバネ22の本体側腕部221をヒンジ固定板23側、即ち、コイル部220が圧縮される方向へ押し曲げていく。その結果、ヒンジバネ22の反力が次第に上昇していく。
このとき、押さえ片242はヒンジバネ22の本体側腕部221に押圧当接されて弾性変形し、支持片244もヒンジ固定板23の固定板本体231に押圧当接されて弾性変形する。また、調整板24自体も弾性変形する。尚、調整板24は、本体側腕部221を押圧状態で係合支持するのに十分な剛性を有しており、これら押さえ片242、支持片244、および、調整板24自体の弾性変形の度合は、ヒンジバネ22の弾性変形の度合に比べて小さい。
このように、上記実施の形態に係る蓋開閉機構2によれば、調整ナット27の締付量を調整するだけで、上蓋12の開荷重に合わせてその上蓋12に加わるヒンジバネ22の反力を調整することができるから、組立作業性がよい。
特に、このものでは、調整ナット27によって調整板24のヒンジ固定板23側への付勢度合を大きくしていくと、ヒンジバネ22の本体側腕部221の根元部がその反力に抗してヒンジ固定板23側へ押されるから、調整ナット27の比較的少ない締付操作で、ヒンジバネ22の本体側腕部221を大きく押し曲げることができる。よって、上蓋12の開荷重に合わせてヒンジバネ22の反力を正確に調整できる。また、調整ボルト26の軸部262を必要以上に長くしなくてよいから、蓋開閉機構2の小型化を図ることも可能である。
さらに、上記調整板24は、ヒンジバネ22の本体側腕部221に押圧状態で当接される押さえ片242と、ヒンジ固定板23に押圧状態で当接される支持片244とを有しており、押さえ片242と支持片244との間の位置が調整ナット27によってヒンジ固定板23側へ押圧付勢されるように構成されており、調整ナット27を締め付けると、調整板24における押さえ片242が作用点、支持片244が支点、そして、それら押さえ片242と支持片244との間に位置する調整ナット27の当接部が力点となって、本体側腕部221をヒンジ固定板23側へ押圧する。従って、既述従来の蓋開閉機構のように、調整ネジによって直接的にヒンジバネの腕部の先端側を押圧するように構成されたものに比べて、小さな力でヒンジバネ22の本体側腕部221を押し曲げることができる。よって、上蓋12の開荷重に合わせてヒンジバネ22の反力を容易に調整できるし、組立作業性も一層良好である。
また、このものでは、調整ボルト26のヘッド部261の座面がヒンジ固定板23の固定板本体231の正面部に当接される一方、調整ナット27の座面が調整板24の背面部に当接されるため、調整板24に加わるヒンジバネ22の反力を、それら調整ボルト26および調整ナット27の各座面で受けることができる。よって、ネジ部(調整ボルト26および調整ナット27)に破損や変形等の不具合が生じ難い。
ところで、図5に示すように、上下にスイング開閉するように構成された上蓋の開荷重Nは、重心の移動により開度が大きくなるに従って小さくなるが、その開荷重Nの単位時間あたりの変化量は、開度が大きくなるに従って大きくなる。一方、既述従来の蓋開閉機構のような構成のヒンジバネの反力T1は、上蓋の開度が大きくなるに従って小さくなるが、その反力T1の単位時間あたりの変化量は、ほぼ一定となる。従って、ヒンジバネの反力T1の設定によっては、範囲Sのように、上蓋の開荷重Nがヒンジバネの反力T1を上回り、上蓋の開放不良(完全に開ききらずに途中で止まってしまう状態)を招く場合がある。また、範囲Sが生じないように、ヒンジバネの反力T1が大きくなるよう設定すれば、上蓋の開度が大きくなるに従って、その開荷重Nに対するヒンジバネの反力T1が大きくなり過ぎ、上蓋の過剰開放(本体が暴れるくらいに勢い良く開き過ぎてしまう状態)を招く可能性もある。
しかしながら、上記実施の形態に係る蓋開閉機構2によれば、上蓋12を開いた際、ヒンジバネ22の弾性変形に対する復元力と、押さえ片242、支持片244、および、調整板24の各弾性変形に対する復元力とが複合的に変化し、上蓋12の開度が大きくなるに従ってヒンジバネ22の反力の変化量も大きくなる。即ち、図5に示したように、上蓋12の開荷重Nの曲線的な減少変化に合わせて、その上蓋12に加わるヒンジバネ22の反力T2も曲線的に減少変化する。従って、上蓋12の開放不良や過剰開放が生じ難く、上蓋12の開荷重Nに合わせてヒンジバネ22の反力T2をより正確且つ容易に調整できる。
さらに、このものでは、ヒンジ固定板23の背面部に、ヒンジバネ22の本体側腕部221を係合可能な仮止めフック234が設けられているため、組立の際、仮止めフック234に本体側腕部221を係合させた上で、本体側腕部221を調整板24によってヒンジ固定板23の背面側から係合支持させることができる。従って、本体側腕部221を手で押さえながら、その状態で調整板24を取り付けるといった手間のかかる作業を行う必要がない。よって、組立作業性がより一層良好である。
本発明に係る蓋開閉機構2は、炊飯器やパン焼き器等、上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器に適用できるが、特に、排気や排熱を考慮して複雑に構成された、比較的重量のある上蓋を備えたガス炊飯器に有用である。
尚、上記実施の形態では、ヒンジ固定板23に調整ボルト26が後方へ向かって突設され、調整ボルト26の軸部262に調整板24の背面側から調整ナット27が螺合接続されたものを説明したが、調整板24に調整ボルト26が前方(ヒンジ固定板23側)へ向かって突設され、調整ボルト26の軸部262にヒンジ固定板23の固定板本体231の正面側から調整ナット27が螺合接続されたものであってもよい。このものでは、調整ナット27が固定板本体231の正面側(ヒンジ部前壁112側)に回動阻止状態で固定され、且つ、その座面が固定板本体231の正面部に当接される。また、調整ボルト26のヘッド部261の座面が調整板24の背面部に当接され、調整板24をヒンジ固定板23側へ押圧付勢する。従って、調整ボルト26の調整ナット27に対する締付量を調整すれば、調整板24のヒンジ固定板23側への押圧度合が調整され、これにより、上記実施の形態と同様の作用効果を発揮できる。
また、上記実施の形態では、ねじりコイルバネをヒンジバネとして用いたが、バネ本体と二つの腕部とで構成された板バネをヒンジバネとして用いてもよい。この場合、バネ本体をヒンジ固定板23へ固定させる、或いは、バネ本体にループ部を設け、このループ部をヒンジ軸21に環装させる。
1 炊飯器(加熱調理器)
11 調理器本体
12 上蓋
2 蓋開閉機構
21 ヒンジ軸
22 ヒンジバネ
220 コイル部(バネ本体)
221 本体側腕部
222 蓋側腕部
23 ヒンジ固定板
24 調整板
26 調整ボルト
27 調整ナット

Claims (5)

  1. 上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器の蓋開閉機構であって、
    上蓋の背面部に横設されるヒンジ軸と、
    一端の本体側腕部が調理器本体に係止され、他端の蓋側腕部が上蓋に係止され、上蓋を開方向へ付勢するヒンジバネと、
    調理器本体の背面部に固定され、ヒンジ軸を調理器本体に対して回動可能な状態で保持するヒンジ固定板と、
    ヒンジ固定板に対峙して設けられ、前記本体側腕部をヒンジバネの反力に抗してヒンジ固定板側へ押圧した状態で係合支持する調整板と、
    調整板のヒンジ固定板側への押圧度合を調整可能にするネジ部とを備え、
    調整板は、一端側の押さえ部が前記本体側腕部の中央部よりもバネ本体寄りの位置に当接し、他端側の支持部がヒンジ固定板に当接し、押さえ部と支持部との間の位置が前記ネジ部によってヒンジ固定板側へ押圧付勢される構成とした、加熱調理器の蓋開閉機構。
  2. 上下にスイング開閉する上蓋を備えた加熱調理器の蓋開閉機構であって、
    上蓋の背面部に横設されるヒンジ軸と、
    一端の本体側腕部が調理器本体に係止され、他端の蓋側腕部が上蓋に係止され、上蓋を開方向へ付勢するヒンジバネと、
    調理器本体の背面部に固定され、ヒンジ軸を調理器本体に対して回動可能な状態で保持するヒンジ固定板と、
    ヒンジ固定板に対峙して設けられ、前記本体側腕部をヒンジバネの反力に抗してヒンジ固定板側へ押圧した状態で係合支持する調整板と、
    調整板のヒンジ固定板側への押圧度合を調整可能にするネジ部とを備え、
    調整板は、前記本体側腕部の中央部よりもバネ本体寄りの位置に押圧状態で当接する押さえ片と、ヒンジ固定板に押圧状態で当接する支持片とを有し、押さえ片と支持片との間の位置が前記ネジ部によってヒンジ固定板側へ押圧付勢される構成とした、加熱調理器の蓋開閉機構。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器の蓋開閉機構において、
    ネジ部は、ヒンジ固定板から調整板側へ向けて突設される調整ボルトと、調整ボルトに螺合接続され、調整板をヒンジ固定板側へ押圧付勢する調整ナットとで構成された、加熱調理器の蓋開閉機構。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の加熱調理器の蓋開閉機構において、
    上蓋の開度が大きくなるに従ってヒンジバネの反力の変化量が大きくなり、上蓋に加わるヒンジバネの反力が曲線的に変化するよう構成された、加熱調理器の蓋開閉機構。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の加熱調理器の蓋開閉機構において、
    ヒンジ固定板に、前記本体側腕部を係合可能な引掛け部が設けられた、加熱調理器の蓋開閉機構。
JP2012198081A 2012-09-10 2012-09-10 加熱調理器の蓋開閉機構 Active JP5766672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012198081A JP5766672B2 (ja) 2012-09-10 2012-09-10 加熱調理器の蓋開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012198081A JP5766672B2 (ja) 2012-09-10 2012-09-10 加熱調理器の蓋開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014050617A JP2014050617A (ja) 2014-03-20
JP5766672B2 true JP5766672B2 (ja) 2015-08-19

Family

ID=50609680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012198081A Active JP5766672B2 (ja) 2012-09-10 2012-09-10 加熱調理器の蓋開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5766672B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109124332B (zh) * 2018-08-09 2023-11-14 珠海格力电器股份有限公司 一种开盖组件的安装方法、安装结构及烹饪器具
JP7217502B2 (ja) * 2018-10-18 2023-02-03 株式会社パロマ 炊飯器
JP7594167B2 (ja) * 2020-07-09 2024-12-04 タイガー魔法瓶株式会社 蓋付き容器
JP2024016630A (ja) * 2022-07-26 2024-02-07 タイガー魔法瓶株式会社 ヒンジ機構および容器体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516986Y2 (ja) * 1989-04-28 1993-05-07
FR2649440B1 (fr) * 1989-07-07 1993-09-24 Moulinex Sa Charniere pour couvercle de cuve d'appareil de cuisson
JPH0423468Y2 (ja) * 1989-12-29 1992-06-01
JP2893254B2 (ja) * 1996-10-30 1999-05-17 ベニックス株式会社 トイレット扉用施錠装置
IT249824Y1 (it) * 2000-10-10 2003-06-05 Salice Arturo Spa Cerniera per mobili con dispositivo per la chiusura rallentata dellaporta
JP3476769B2 (ja) * 2000-12-15 2003-12-10 象印マホービン株式会社 炊飯器の蓋ヒンジ構造
US7261356B1 (en) * 2004-10-15 2007-08-28 Ricky Taylor Trailer
JP4697015B2 (ja) * 2006-04-12 2011-06-08 トヨタ紡織株式会社 タンブル機構
JP2009256945A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Okamura Corp フラップ扉付キャビネット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014050617A (ja) 2014-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5766672B2 (ja) 加熱調理器の蓋開閉機構
US7934290B2 (en) Door hinge device with fulcrum at variable position
US8205298B2 (en) Hinge
WO2018188468A1 (zh) 一种改良的冰箱铰链
CN204606804U (zh) 一种具有缓冲装置的垃圾桶
US8283611B2 (en) Door hinge for a household appliance
CN201262188Y (zh) 枢纽器
US2800128A (en) Hinge for oven door
EP2166185B1 (en) Articulated snap hinge
JP2014057714A (ja) 加熱調理器
US20110214576A1 (en) Stepless height adjusting mechanism of the lever on grilling pan
FR2984107A3 (fr) Dispositif gril
CN204708649U (zh) 一种平稳开盖的电热锅
CN107989498A (zh) 家用电器
CN109863464A (zh) 遮光罩组件、带有遮光罩组件的显示器
CN207794889U (zh) 家用电器
CN201771308U (zh) 家用电器的门铰链
EP2615234A1 (en) Hinge with snap-type opening and closing movement
CN204292908U (zh) 一种水壶
JP2016013400A (ja) パチンコ台枠の上部取付け装置
CN220750202U (zh) 多功能燃气灶
CN209398123U (zh) 前后扣快装铰链
JP3140969U (ja) 弾力式ヒンジ
CN218410009U (zh) 一种炉具快速安装卡扣结构
CN216932791U (zh) 铰链组件与带有翻盖的厨具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5766672

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250