JP5768490B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
即ち本発明は、感光体と、該感光体の表面を帯電させる帯電手段と、帯電された前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナー像化する現像手段と、現像されたトナー像を転写体へ転写する転写手段と、転写残のトナー像をクリーニングブレードによりクリーニングするクリーニング手段と、を備える画像形成装置であって、前記クリーニングブレードは、当該クリーニングブレードが前記感光体と当接する面である当接面において、有機微粒子が接着剤によって固定されてなり、前記接着剤は、赤外分光法による測定で1681〜1716cm−1にピークを有し、且つ、前記クリーニングブレードの当接面の表面から含浸してなり、前記クリーニングブレードの切片の透過法による顕微赤外分光法により得られた1681〜1716cm−1のピーク面積値A及び1402〜1423cm−1のピーク面積値Bから算出される値A/Bと、前記接着剤を塗布していないクリーニングブレードの1681〜1716cm−1のピーク面積値A0及び1402〜1423cm−1のピーク面積値B0から算出される値A0/B0と、の比率、(A/B)/(A0/B0)が1.1以上である含浸領域は、前記クリーニングブレードの当接面の表面から5〜100μmまでの範囲であることを特徴とする画像形成装置である。
本発明について説明するに先立ち、まず、本発明者らが既に開発した技術について以下に述べる。なお、かかる技術は特願2009−276475号において出願済みである。
しかして、本発明に係る画像形成装置は、感光体と、該感光体の表面を帯電させる帯電手段と、帯電された前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナー像化する現像手段と、現像されたトナー像を転写体へ転写する転写手段と、転写残のトナー像をクリーニングブレードによりクリーニングするクリーニング手段と、を備える画像形成装置であって、前記クリーニングブレードは、当該クリーニングブレードが前記感光体と当接する面である当接面において、有機微粒子が接着剤によって固定されてなり、前記接着剤は、赤外分光法による測定で1681〜1716cm−1にピークを有し、且つ、前記クリーニングブレードの当接面の表面から含浸してなり、前記クリーニングブレードの切片の透過法による顕微赤外分光法により得られた1681〜1716cm−1のピーク面積値A及び1402〜1423cm−1のピーク面積値Bから算出される値A/Bと、前記接着剤を塗布していないクリーニングブレードの1681〜1716cm−1のピーク面積値A0及び1402〜1423cm−1のピーク面積値B0から算出される値A0/B0と、の比率、(A/B)/(A0/B0)が1.1以上である含浸領域は、前記クリーニングブレードの当接面の表面から5〜100μmまでの範囲であることを特徴とする。
ピーク面積値Aの大きさを定量化は、ウレタンゴム中のC−H面内変角振動に対応した波長1402〜1423cm−1のピーク面積値Bで規格化し、値A/Bを算出することで行った。この値A/Bがウレタンゴムへの接着剤の含浸度合いの指標といえる。
つまり、比率〔(A/B)/(A0/B0)〕の値が1以上であればIRで波長1681〜1716cm−1にピークを持つ接着剤がウレタンゴムへ含浸していると考えられるが、微量な測定誤差も考慮すると、値が1.1以上であれば接着剤は確実にウレタンゴムへ含浸していると言える。比率〔(A/B)/(A0/B0)〕の値が1.1になる箇所が、ウレタンゴムへの接着剤の含浸深さに対応している。
即ち、比率〔(A/B)/(A0/B0)〕の値が1.1以上の領域をアクリル系接着剤の含浸領域とし、値が1.1未満の領域をアクリル系接着剤の非含浸領域とする。
クリーニングブレードの切片(厚み0.1〜300μm)を作製し、顕微IR法により、クリーニングブレード表面から内部に向かい、場所を変えながらIRスペクトルを測定し、各場所での比率〔(A/B)/(A0/B0)〕を計算する。そして、クリーニングブレード表面からの距離に対する、比率〔(A/B)/(A0/B0)〕をプロットし、各プロットの近似曲線を描き、その近時曲線の比率〔(A/B)/(A0/B0)〕が、1.1となるクリーニングブレード表面からの距離を、含浸領域の長さ(深さ)とした。
顕微IR法には、透過法とATR法(減衰全反射法:attenuated total reflection)がある。ATRは、サンプルを測定できる厚みが波長により異なってしまうため、1681〜1716cm−1付近のピークの測定が完全に測定することができる切片の厚みにのみ適用可能である。具体的には、切片の厚みは0.1〜0.3μmである。透過法の場合は、切片の厚みが0.1〜3μmで、測定することができる。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の説明において本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、クリーニングブレード62の斜視図であり、図2は、クリーニングブレード62の拡大断面図である。
クリーニングブレード62は、金属や硬質プラスチックなどの剛性材料からなる短冊形状のホルダー621と、短冊形状の弾性体ブレード622とで構成されている。弾性体ブレード622は、ホルダー621の一端側に接着剤などにより固定されており、ホルダー621の他端側は、クリーニング装置6のケースに片持ち支持されている。
本発明の画像形成装置の用いられるクリーニングブレードの母体に使用される弾性体ブレード(以下、クリーニングブレードの母体とも称する。)622は、従来公知の組成、工法で製造することができる。
弾性体ブレード622としては、感光体3の偏心や感光体表面の微小なうねりなどに追随できるように、高い反発弾性率を有するものが好ましく、ウレタン基を含むゴムであるウレタンゴム(ポリウレタンエラストマー)などが好適である。また、この弾性体ブレード622は後述する表面層623をその表面に有する構成とすることが好ましい。
接着剤が室温硬化型であれば、溶媒を飛ばす際、同時に減圧をするとさらに効率よく溶剤を飛ばすことができる。接着剤がラジカル重合をする接着剤で、加熱硬化付与形であれば、UV光、電子線等のエネルギー線の照射の後に加熱させる。
上記IRで波長1681〜1716cm−1にピークを持つ接着剤として、反応性の接着剤を例示したが、既に高分子となっているものを適当な溶媒に溶解させてクリーニングブレードに含浸させた後、溶剤が完全に蒸発してない状態で有機微粒子を塗布し、溶剤を完全に蒸発させ有機微粒子を固定させることもできる。
IRで波長1681〜1716cm−1にピークを持つ接着剤の主は、アクリル系の接着剤である。アクリル系接着剤は主構成となる主モノマー、凝集力を付与する副モノマー、架橋基点となる官能基含有モノマーを目標性能に合わせて選定、共重合する。
副モノマーとしては、例えば、メチルメタクリレート、スチレン、酢酸ビニル、メチルアクリレート等が挙げられる。
官能基含有モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、メチロールアクリルアマイド、ジメチルアミノメチルメタクリレート、ジエチルアミノメチルメタクリレート等が挙げられる。
上記のモノマー共重合体に必要に応じて有機溶剤、硬化剤、増粘剤、架橋剤等を添加する。有機溶剤としては、例えば、酢酸エチル、トルエン、2−ブタノール等が挙げられる。
なお、接着層とは、クリーニングブレード母体当接面の表面から、接着剤により形成される層の表面までのことを言い、基本的に接着剤のみの層である。即ち、クリーニングブレード母体にアクリル系接着剤が含浸している含浸領域は接着層からは除く。
本発明では後述するアクリル微粒子等の有機微粒子を接着した後の状態で測定される厚さを、接着層の厚みとする。即ち、接着層の厚みとは、クリーニングブレード母体当接面の表面から、有機微粒子の一部分が浸っている接着剤のみからなる層の表面までの厚さである。
有機微粒子としては、アクリル微粒子、ポリアミド微粒子等が例示できるが、波長1681〜1716cm−1にピークを持つ接着剤との接着性が良く、残留トナーのする抜けを防止する効果の高いアクリル微粒子が特に好ましい。
アクリル微粒子の主成分としては、例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エステル、スチレン−アクリル、スチレン−アクリル酸エステル、ポリアクリロニトリル、エチレン−アクリル酸共重合物等を挙げることができる。
その中でも、安価で、強度と剛性が大きく、接着層が薄くても容易に固定されやすいポリメタクリル酸メチルが好適である。
次に本発明に用いた顕微IR法(透過法)について説明する。
本発明のクリーニングブレードの顕微IR法(透過法)は、クリーニングブレードの切片の測定を行う。前記クリーニングブレードの切片はクライオミクロトームで切片を作製したものであり、前記切片をシリコンウェハ上に載せ、測定を行う。
本発明で用いたクライオミクロトームの装置はEM FCS(Leica社製)である。液体窒素により、サンプルの温度を−100℃に冷却して切削する。クライオミクロトームの切削方向は、当接面及びカット面に垂直な方向に行う。切削する箇所は当接先端部から当接面及びカット面に沿って5〜10mmの距離である。前記箇所であると、クライオミクロトームによる切片作製が安定して行える。切片の厚さは300〜500nmが望ましい。300nm以下であると、薄すぎるために測定データの感度が下がり、正確な含浸深さを測定できない上、切片が途中で切れてしまうことがある。500nm以上であると、厚すぎるために光が透過せずに測定データがうまく得られない上、切片が丸まりやすく回収しにくい。
前記クライオミクロトームにより作製した切片をシリコンウェハ上に載せ、顕微IR(透過法)により測定する。本発明で用いたIR装置本体はFT/IR−6100、赤外顕微鏡はIRT−5000(日本分光社製)である。アパーチャサイズは当接面の垂直方向×当接面方向で、3×20μm角で行い、シリコンウェハ上の切片の当接面及びカット面表面側から垂直方向に2μmずつずらして連続で測定する。各測定点における当接面及びカット面表面からの距離は、切片にかかる測定領域の表面側端部とした。
前記測定方法で得られたスペクトルの1681〜1716cm-1付近を拡大した様子を図3に、スペクトルの1402cm-1付近を拡大した様子を図4に示す。本発明で用いる1681〜1716cm-1のピーク面積値Aとは、ピークトップが1734cm-1のピークの低波長側の肩の部分の面積である。図3は面積値Aを測定している様子である。三つの直線囲んだ領域が面積値Aに該当する。1402〜1423cm-1のピーク面積値Bとは、ピークトップが1402〜1423cm-1のピークの面積である。図4は面積値Bを測定している様子である。三つの直線囲んだ領域が面積値Bに該当する。前記A及びBを求める際のバックグラウンドの始点及び終点の波数及び面積の積分範囲を下記の表1に示す。
A0及びB0の算出方法も前記と同様で、アクリレート重合体を塗布していないクリーニングブレードの切片を顕微IR(透過法)で測定することで得られる。
上記の方法を用いれば、顕微ATR法でも同様の結果が得られる。
前記A、B、A0、B0から、A/B及びA0/B0を算出し、A/BのA0/B0に対する比率を求める。前記比率はクリーニングブレード中のアクリレート重合体の含浸濃度が小さくなるに伴い1に近づく。本発明では前記比率が1.1に達した箇所をアクリレート重合体の含浸深さと判断し、含浸深さの制御に用いる。前記比率が1.1以上であれば、アクリレート重合体の含浸が確実であると判断でき、1.1に達した箇所を読むことで正確に含浸深さ判定が行える。
次に本発明に係る画像形成装置の一実施の形態である電子写真プリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。
図5は、本実施形態に係るプリンタの要部を示す概略構成図である。プリンタは、単一色の複写を行うものであり、図示しない画像読み取り部で読み取った画像データに基づいてモノクロ画像形成を行う。
これらの帯電方式のうち、特に接触帯電方式、あるいは非接触の近接配置方式がより望ましく、帯電効率が高くオゾン発生量が少ない、装置の小型化が可能である等のメリットを有する。接触帯電方式あるいは非接触の近接配置方式の場合、感光体3からトナーなどが帯電装置4に移行し汚染されるため、帯電装置4のクリーニング機構8を設けることが好ましい。
また、所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを用いることもできる。
これらの光源のうち、発光ダイオード、及び半導体レーザーは照射エネルギーが高く、また600〜800[nm]の長波長光を有するため、良好に使用される。
図示しない操作部などからプリント実行の信号を受信したら、帯電装置4、現像ローラ51にそれぞれ所定の電圧または電流が順次所定のタイミングで印加される。同様に、露光装置及び除電ランプなどにもそれぞれ所定の電圧又は電流が順次所定のタイミングで印加される。また、これと同期して、駆動手段としての感光体駆動モータ(不図示)により感光体3が時計回りの方向に回転駆動される。
この他、各色に対応した複数の現像装置5を有しカラー画像を形成する、周知慣用のカラー画像形成方式を採用したカラー画像形成装置としても良い。
次に、本プリンタに好適なトナーについて説明する。
本プリンタに用いるトナーとしては、画質向上のために、高円形化、小粒径化がし易い懸濁重合法、乳化重合法、分散重合法により製造された重合トナーを用いるのが好ましい。特に、円形度が0.97以上、体積平均粒径5.5[μm]以下の重合トナーを用いるのが好ましい。平均円形度が0.97以上、体積平均粒径5.5[μm]のものを用いることにより、より高解像度の画像を形成することができる。
弾性体ブレード622としては、リコー製imagio Neo C4500で用いられているポリウレタン製のクリーニングブレードを使用した。
(接着剤の処方)
クリーニングブレードの当接面に塗工する接着剤は、以下の処方で作製した。なお、各材料は、モリキュラーシーブにより脱水したものを用いた。
・日立ケミカル製FA―512A:20部
・チバケミカル製I−184:1部
・2−ブタノール:79部
接着剤をクリーニングブレードの当接面にスプレー塗工する方法を用いた。
スプレー装置は、オリンポス社製PC−308WIDEを用い、当接先端部から40[mm]離れたところから、0.5[MPa]の圧力で7[mm/s]の速度でスプレーガンを移動させながら所定の層厚となるように吐出量を調整して塗工した。その後、5分間放置して接着剤を含浸させた後、2−ブタノールを染み込ませたウェスで当接面表面を軽く拭き、余分な接着剤を除去した。
クリーニングブレードの当接面に塗工する微粒子分散液は、以下の処方で作製した。
・エタノール:90部
・東洋インキ製アクリル微粒子(平均粒径560nm):10部
アクリル微粒子の分散は超音波ホモジナイザーで行った。装置は、ブランソン社製のソニファイアー250−Dを用い、3分間分散することにより微粒子分散液を得た。
微粒子分散液をクリーニングブレードの当接面にスプレー塗工する方法を用いた。
接着剤のスプレー塗工と同じ装置を用い、当接先端部から60[mm]離れたところから、0.3[MPa]の圧力で7[mm/s]の速度でスプレーガンを移動させながら微粒子が適当な密度になるように吐出量を調整して塗工した。
なお、塗工はガラス製容器内で酸素濃度が70ppm以下の環境で行った。
微粒子分散液塗工後のクリーニングブレードを圧力5Torr以下で40℃、3分間真空乾燥を行い、紫外線(UV)照射(1000mJ/cm2)を行い、接着剤を重合させると共に、アクリル微粒子を固定させた。乾燥は、ガラス製容器内で酸素濃度が70ppm以下の環境で行った。
以上の実施例1、ならびに以下に示す実施例2〜9および比較例1〜5のそれぞれについて、同一条件で作製したクリーニングブレードを二本準備し、一本の長手方向中央をクライオミクロトームで厚さ400nmの切片を作製し、シリコンウェハ上に切片を載せ、光学顕微鏡及びSEMにより当接面表面層及びカット面表面層の膜厚を測定した。また、クリーニングブレードの端部より当接面に沿って5mmの箇所から内側に向かって、顕微IR(透過法)により測定を行い、当接面のアクリル系接着剤の含浸の深さを測定した。アクリル系接着剤の含浸の深さは、前記A/BのA0/B0に対する比率が1.1に達した箇所で評価した。
なお、作製した二本のクリーニングブレードのうちの残りの一本は、後述する検証実験に用いられる。
実施例1において、接着剤スプレー塗工後の放置時間を30秒にする以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例1において、接着剤スプレー塗工後の放置時間を2分にする以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
クリーニングブレードの当接面に塗工する接着剤は、以下の処方で作製した。
(接着剤の処方)
・日立ケミカル製FA−129A:20部
・チバケミカル製I−184:1部
・2―ブタノール:79部
接着剤の凍結真空脱気を行い酸素を除去したこと、スプレー塗工をガラス製容器内で酸素濃度が100ppm以下の環境で行ったこと、スプレー塗工後の放置時間を3分間にしたこと以外は実施例1と同様にして接着剤の塗工を行った。
実施例1と同じ微粒子分散液を用いた。
微粒子分散液の凍結真空脱気を行い酸素を除去したこと、スプレー塗工をガラス製容器内で酸素濃度が100ppm以下の環境で行ったこと以外は実施例1と同様にして微粒子分散液の塗工を行った。
微粒子分散液塗工後のクリーニングブレードを圧力5Torr以下で30℃で10分間真空乾燥を行った後、紫外線(UV)照射(1000mJ/cm2)を行い、接着剤を重合させると共に、アクリル微粒子を固定させた。乾燥は、ガラス製容器内で酸素濃度が100ppm以下の環境で行った。
実施例4において、接着剤スプレー塗工後の放置時間を5分にする以外は実施例4と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例1において、アクリル微粒子をコアフロント株式会社の(平均粒径250nm)にする以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例1において、アクリル微粒子を東洋紡のポリメタクリル酸メチルのタフチックF−167(平均粒径300nm)にする以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例1において、アクリル微粒子を東洋インキのアクリル微粒子(平均粒径800nm)にする以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例1において、アクリル微粒子を東洋インキのアクリル微粒子(平均粒径900nm)にする以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
母体の弾性体ブレードの未処理品をそのままクリーニングブレードとした。
実施例1において、接着剤処方の2−ブタノールを79部から200部とする以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例4において、接着剤処方の2−ブタノールを78部から150部とし、スプレー塗工、乾燥、UV照射を全て大気中で行う以外は実施例4と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例4において、接着剤スプレー塗工後の放置時間を10分にする以外は実施例4と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
実施例1において、接着剤スプレー塗工後の放置時間を設けず、ウェスで拭くことを行わず、直ぐに微粒子分散液のスプレー塗工を行う以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードを作製した。
リコー製カラー複合機imagio Neo C4500を線速が450mm/secになるように改造した装置を用いた。上記装置に上記クリーニングブレードを取り付け、実施例1〜実施例9、比較例1〜比較例5の画像形成装置を作製した。また、トナーは重合法により作製したトナーを用いた。なお、トナーの物性は、以下のとおりである。
外添剤 :小粒径シリカ1.5部(クラリアント製H2000)
小粒径酸化チタン0.5部(テイカ製MT−150AI)
大粒径シリカ1.0部(電気化学工業製UFP−30H)
トナーのすり抜け評価:クリーニングブレードの直後の感光体上に白色のフエルト部材をとりつけ、すり抜けるトナーを採取し、スキャナーで取り込むことでトナーすり抜け量を測定(良好なものから順に◎、○、×、××で評価し、◎及び○を合格とした。)
評価時画像:縦帯パターン(紙進行方向に対して)43[mm]幅、3本チャート出力20枚(A4横)
クリーニングブレードエッジ摩耗形態:図7に示すようにクリーニングブレード下面側からみた摩耗幅、摩耗形態
実施例1〜実施例9においては、いずれも、トナーすり抜けもほとんどなく、摩耗形態もエッジから綺麗な摩耗をしており、経時にわたり良好なクリーニング性を維持することができた。その中でも、実施例1、3、4、7、8、はトナーのすり抜けが確認できず、実施例2、5、6、9よりもさらに良好であった。
一方、比較例1はえぐれが発生し、クリーニング不良が発生してしまった。比較例2、3、5は細かな欠けが発生し、トナーのすり抜けが多量に確認された。比較例4は、欠けは見られなかったものの、トナーのすり抜けが多く見られた。
2 枠体
3 感光体
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
7 転写装置
10 潤滑剤塗布装置
14 転写ベルト
23 感光体
51 現像ローラ
52 供給スクリュ
53 攪拌スクリュ
54 ドクタ
62 クリーニングブレード
62a 先端面
62b ブレード下面
62c 先端稜線部
101 ファーブラシ
103 固形潤滑剤
262 クリーニングブレード
262a 先端面
262b ブレード下面
262c 先端稜線部
262d ニップ部
263 トナー
264 有機微粒子(アクリル微粒子)
621 ホルダー
622 弾性体ブレード
623 表面層
Claims (4)
- 感光体と、
該感光体の表面を帯電させる帯電手段と、
帯電された前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像をトナー像化する現像手段と、
現像されたトナー像を転写体へ転写する転写手段と、
転写残のトナー像をクリーニングブレードによりクリーニングするクリーニング手段と、を備える画像形成装置であって、
前記クリーニングブレードは、当該クリーニングブレードが前記感光体と当接する面である当接面において、有機微粒子が接着剤によって固定されてなり、
前記接着剤は、赤外分光法による測定で1681〜1716cm−1にピークを有し、且つ、前記クリーニングブレードの当接面の表面から含浸してなり、
前記クリーニングブレードの切片の透過法による顕微赤外分光法により得られた1681〜1716cm−1のピーク面積値A及び1402〜1423cm−1のピーク面積値Bから算出される値A/Bと、前記接着剤を塗布していないクリーニングブレードの1681〜1716cm−1のピーク面積値A0及び1402〜1423cm−1のピーク面積値B0から算出される値A0/B0と、の比率、(A/B)/(A0/B0)が1.1以上である含浸領域は、前記クリーニングブレードの当接面の表面から5〜100μmまでの範囲であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記接着剤の接着層の厚みが、50nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記有機微粒子は、球形のアクリル微粒子であり、直径が300〜800nmであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記接着剤は、アクリル系材料であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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