JP5770554B2 - ガスコンロ - Google Patents
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Description
しかしながら、従来のガスコンロでは、バーナを使用位置に位置させているときに、異物が天板の開口部とバーナの外周部との間を通ってコンロ本体内に入り込むのを防止するための手段が講じられていなかった。
第1特徴構成は、前記開口部に進入可能な環状の張り出し部を有する筒状の筒状バーナ支持体に、前記バーナが前記張り出し部よりも上方に突出する状態で一体的に組み付けられて、バーナユニットが構成され、
筒状に構成されると共に、上端外周部に環状のシール材を載置支持可能な環状のシール載置面を有する筒状バーナ載置台が、前記昇降手段に連動連結された状態で設けられ、
前記筒状バーナ載置台の前記シール載置面と前記筒状バーナ支持体の前記張り出し部との間に前記シール材を介在させた状態で、前記バーナユニットが前記筒状バーナ載置台の軸心方向に前記筒状バーナ載置台に対して相対移動自在に前記筒状バーナ載置台に載置支持され、
前記昇降手段により前記筒状バーナ載置台を昇降して前記バーナユニットを昇降させて、前記バーナを前記使用位置と前記収納位置とに昇降可能に構成され、
前記バーナユニットの上昇を阻止して、前記バーナを前記使用位置に位置させる上昇阻止部が設けられ、
前記昇降手段により前記筒状バーナ載置台を上昇させる上死点が、前記シール材の非拡径状態が維持される状態で、前記バーナユニットを前記上昇阻止部に受け止められるまで上昇させる筒状バーナ載置台の位置よりも上方に設定されている点にある。
そのようにバーナユニットが載置された筒状バーナ載置台が、昇降手段により昇降されて、バーナが使用位置と収納位置とに昇降される。
バーナユニットが上昇阻止部により受け止められるまでの間は、筒状バーナ載置台のシール載置面に載置支持されたシール材には、バーナユニットの荷重がかかっているだけであり、この状態では、シール材の径は拡がっておらずシール材は非拡径状態である。
上昇阻止部によりバーナユニットの上昇が阻止された状態で、昇降手段により筒状バーナ載置台が上死点まで上昇されると、シール材は、筒状バーナ支持体の張り出し部にて受け止められた状態で筒状バーナ載置台のシール載置面により上向きに、換言すれば厚さ方向に押圧されるので、シール材は、厚さが薄くなりながら拡径して拡径状態となり、天板の開口部の内周部と筒状バーナ支持体の外周面とに全周にわたって当接して、それら天板の開口部の内周部と筒状バーナ支持体の外周面との間が全周にわたってシールされる。
尚、シール材は、非拡径状態では外径が開口部よりも小さくて開口部に進入可能であり、厚さ方向に押圧されると、外径が開口部の内径よりも大きくなるように、即ち、開口部の内周部に当接するように拡径可能なように構成される。
従って、バーナを使用位置に位置させているときに、異物が天板の開口部を通ってコンロ本体内に入り込むのを防止し得るバーナ昇降式のガスコンロを提供することができる。
前記開口部が、前記天板に垂下状態で設けられた開口部形成筒にて構成され、
前記筒状バーナ載置台及びそれに載置支持された前記バーナユニットが、前記張り出し部の外周面が前記開口部形成筒の内周面に近接又は摺接する状態で、前記開口部形成筒内を通して昇降されるように構成されている点にある。
従って、バーナを横揺れが抑制された状態で安定して昇降させることができる。
前記開口部形成筒の上端に、内径が下方側の部分よりも大径となる大径内周部が段状に備えられ、
前記上昇阻止部により前記バーナユニットの上昇が阻止されるのに伴って、前記シール材が前記張り出し部にて受け止められた状態で前記シール載置面により押圧されて拡径すると、前記シール材が前記大径内周部に嵌まり込むように構成されている点にある。
そして、大径内周部は、開口部形成筒の上端部に段状に備えられているので、万が一、シール材と開口部形成筒の大径内周部との間や、シール材と筒状バーナ支持体の外周面との間に微細な隙間が生じていて、その隙間を通って吹き零れた煮汁等の異物が浸入してきたとしても、大径内周部の段部によりコンロ本体内への異物の浸入が阻止される。
従って、バーナを使用位置に位置させているときに、異物が天板の開口部を通ってコンロ本体内に入り込むのを確実に防止することができる。
前記軸心方向での前記筒状バーナ支持体と前記筒状バーナ載置台との相対位置関係が、前記筒状バーナ支持体の前記張り出し部と前記筒状バーナ載置台の前記シール載置面との間隔が非拡径状態の前記シール材の厚さよりも大きくなる状態に対応する相対位置関係になったときに、互いに係合可能なように、凸状の係合部及び凹状の被係合部が前記筒状バーナ支持体と前記筒状バーナ載置台とに振り分けて設けられている点にある。
このような場合でも、昇降手段により筒状バーナ載置台が下降されると、その筒状バーナ載置台に引っ張られて、バーナユニットが強制的に下降されるのである。
従って、使用位置と収納位置との間のバーナユニットの昇降を適切に行えながら、バーナを使用位置に位置させているときに異物が天板の開口部を通ってコンロ本体内に入り込むのを防止することができる。
前記バーナユニットが、五徳をその上部が前記バーナの上部よりも高くなる状態の前記バーナとの所定の相対位置関係にて着脱自在に装着可能なように構成され、
前記昇降手段が、前記使用位置では前記五徳の上部が前記天板よりも上方に突出し、前記収納位置では前記バーナユニットの全体が前記天板よりも下方に引っ込むように、前記筒状バーナ載置台に載置された前記バーナユニットを昇降すべく構成され、
前記バーナユニットが前記収納位置に位置するときに、前記天板の開口部を塞ぐことが可能な蓋体が備えられている点にある。
そして、バーナユニットを使用位置に上昇させると、バーナユニットには、五徳がバーナに対する所定の相対位置関係で装着されているので、その五徳に鍋等の加熱用容器を載置してバーナを使用することができ、使い勝手が良い。
又、バーナユニットを収納位置に下降させると、バーナユニット全体が天板よりも下方に引っ込んで、天板の開口部を蓋体にて塞ぐことができるので、清掃性及び美観性がより一層向上する。
従って、使い勝手を向上しながら、バーナを使用位置に位置させているときに異物が天板の開口部を通ってコンロ本体内に入り込むのを防止することができる。
図1に示すように、この実施形態に係るガスコンロは、ビルトインタイプに適用されたものであり、矩形箱状のコンロ本体1の上部に備えられた天板2に、左右方向に並べて3つの開口部3が設けられると共に、各開口部3にバーナ4が配置され、各バーナ4に対応して、加熱用容器(鍋など)を載置する五徳5が備えられている。更に、コンロ本体1の内部にはグリル(図示省略)が設けられ、そのグリルからの排ガスを排出するグリル排気口6も、天板2の後部側の部分に設けられている。
又、図示を省略するが、このガスコンロの作動を制御するコントローラ、及び、点火指令、消火指令等の各バーナ4への指令をコントローラに指令する操作部も備えられている。
図4及び図5、並びに、図10及び図11に示すように、操作は後述するが、バーナ4を備えると共に、五徳5をその上部がバーナ4の上部よりも高くなる状態のバーナ4との所定の相対位置関係にて着脱自在に装着可能なバーナユニットBが備えられている。
そして、詳細は後述するが、昇降手段Eが、使用位置(図5及び図11参照)では五徳5が天板2よりも上方に突出し、収納位置(図4及び図10参照)ではバーナユニットBの全体が天板2よりも下方に引っ込むように、バーナユニットBを昇降すべく構成されている。
図2(a)に示すように、開口部3に蓋体8が装着された状態では、蓋体8の表面が天板2の上面と略同一平面を形成するように構成されて、美観性及び天板2の清掃性の向上が図られている。
そして、バーナ4を使用するときには、図2(b)に示すように、蓋体8を開口部3から取り外して、図2(c)に示すように、昇降手段Eにより、バーナ4を使用位置に上昇させることになる。
又、バーナ4には、五徳5に載置された加熱用容器の底部に当接して加熱用容器の温度を検出する鍋底温度センサ12、バーナ4に点火するイグナイタ(図示省略)、及び、バーナ4の燃焼を検知する火炎センサ(図示省略)が取り付けられている。
固定供給路14には、ガスノズル10へのガス燃料の供給を断続する燃料供給断続弁16、及び、ガスノズル10へのガス燃料の供給量を調節する燃料供給量調節弁17が設けられている。
従動供給路15は、固定供給路14の下流端に接続された第1回転継手18、その第1回転継手18を介して上流端が固定供給路14の下流端に接続された第1接続管19、上流端が第2回転継手20を介して第1接続管19の下流端に接続され且つ下流端がノズル台11に取り付けられた第3回転継手21に接続された第2接続管22、及び、上流端が第3回転継手21に接続され且つ下流端がガスノズル10に接続された第3接続管23を備えて構成されている。
つまり、第1、第2及び第3の各回転継手18,20,21の作用により、第1接続管19の上流端の位置が固定された状態で、ガスノズル10がバーナユニットBと一体的に昇降可能となり、混合管4cの受入口4dとガスノズル10との相対位置関係が所定に維持された状態で、バーナユニットBの昇降が可能となる。
そして、固定供給路14と従動供給路15を通して供給されるガス燃料がガスノズル10により受入口4dに噴出されると共に、その噴出に伴う吸引作用により、燃焼用空気が受入口4dに吸引されて、ガス燃料と燃焼用空気との混合気が混合管4cを介してバーナ本体4bに供給される。
図4、図5、図7〜図11に基づいて、昇降手段Eについて説明する。
昇降手段Eは、アクチュエータとしての電動モータ24、及び、その電動モータ24の出力をバーナ4を昇降させるべく変換する形態で、電動モータ24をバーナ4に連結する連結機構Cを備えて構成されている。
そして、連結機構Cにおける電動モータ24に連結される入力側連結部Ciが、水平方向においてはバーナ4の横側方に位置し、且つ、鉛直方向においてはバーナ4の昇降範囲(図10及び図11において、Rにて示す範囲)内に位置する状態で、電動モータ24及び連結機構Cがコンロ本体1内に配設されている。
そして、揺動リンク対Lが、揺動リンク25の支点25Zに対して、出力側アーム部25Yの遊端部25Ytがバーナ4側に位置し且つ入力側アーム部25Xの遊端部25Xtがバーナ4側とは反対側に位置する姿勢で、各揺動リンク25の支点25Zにて一対の軸支体29の下端部分に軸支されている。つまり、一対の揺動リンク25が、コンロ本体1の底部に位置する支点25Zにて水平方向の揺動軸心A1周りに一体的に揺動自在に支持されている。
電動モータ24が、出力軸に連設されたネジ軸31をバーナ4側に向けた姿勢で、一対の軸支体29の上端部に、揺動リンク25の揺動軸心A1と平行な水平方向の揺動軸心A3周りに揺動自在に軸支されている。
又、一対の揺動リンク25夫々における出力側アーム部25Yの遊端部25Ytが、バーナ4に連動連結される。
そして、電動モータ24にてネジ軸31が正逆回転されて、ネジ軸31に対するその軸心方向でのナット32の位置が変動すると、一対の揺動リンク25が支点25Zにて水平方向の揺動軸心A1周りに揺動して、一対の揺動リンク25夫々における出力側アーム部25Yの遊端部25Ytが上下方向に運動することになり、それら一対の出力側アーム部25Yの遊端部25Ytに連動連結されたバーナ4が昇降される。
このように一対の揺動リンク25が支点25Zにて水平方向の揺動軸心A1周りに揺動すると、一対の揺動リンク25夫々における入力側アーム部25Xの遊端部25Xtの位置が上下方向に変動し、その変動に追従して、電動モータ24が水平方向の揺動軸心A3周りに揺動する。
即ち、一対の揺動リンク25夫々における入力側アーム部25Xの遊端部25Xtが、鉛直方向においてはバーナ4の昇降範囲R内に位置する条件(図10及び図11参照)、及び、一対の揺動リンク25がバーナ4を収納位置に位置させるように揺動された状態では、出力側アーム部25Yの遊端部25Ytが支点25Zと同高さに位置する条件(図10参照)である。
又、入力側アーム部25Xの遊端部25Xtが支点25Zよりも上方に位置する姿勢で、バーナ4を収納位置に位置させるように揺動された状態では、出力側アーム部25Yの遊端部25Ytが支点25xと同高さに位置するように、揺動リンク25が配設されていることになる。
本発明では、バーナユニットBは、天板2の開口部3に進入可能な環状の張り出し部33bを有する円筒状の筒状バーナ支持体33に、バーナ4が張り出し部33bよりも上方に突出する状態で一体的に組み付けられて構成されている。
主に、図6、図10及び図11に示すように、筒状バーナ支持体33における張り出し部33bよりも下方側の部分を上端側から挿入可能な円筒状に構成されると共に、上端外周部に環状のシール材7を載置支持可能な環状のシール載置面34fを有する筒状バーナ載置台34が、昇降手段Eに連動連結された状態で設けられている。
筒状バーナ支持体33が筒状バーナ載置台34にその上端側から挿入されて、筒状バーナ載置台34のシール載置面34fと筒状バーナ支持体33の張り出し部33bとの間にシール材7を介在させた状態で、バーナユニットBが筒状バーナ載置台34の軸心方向に筒状バーナ載置台34に対して相対移動自在に筒状バーナ載置台34に載置支持されている。
そして、昇降手段Eにより筒状バーナ載置台34を昇降してバーナユニットBを昇降させて、バーナ4を使用位置と収納位置とに昇降可能に構成されている。
バーナユニットBを受け止めてそのバーナユニットBの上昇を阻止して、バーナ4を使用位置に位置させる上昇阻止部Hが設けられ、昇降手段Eにより筒状バーナ載置台34を上昇させる上死点Pt(図12(c)参照)が、シール材7の非拡径状態が維持される状態で、バーナユニットBを上昇阻止部Hに受け止められるまで上昇させる筒状バーナ載置台34の位置Ps(図12(b)参照、以下、上昇阻止対応位置と記載する場合がある。)よりも上方に設定されている。
図10及び図11に示すように、バーナ4は、バーナ本体4bが台板33p上に載置され、混合管4cが台板33pの孔を通って台板33pの下方に突出する状態で、筒状バーナ支持体33に一体的に組み付けられて、バーナユニットBが構成されている。つまり、筒状バーナ支持体33の外周面がバーナユニットBの外周部に相当する。
五徳5は、その上部がバーナ4の上部よりも高くなる状態のバーナ4との相対位置関係にて位置する状態で、筒状バーナ支持体33の台板33p上に載置自在に構成されている。
筒状バーナ支持体33の内周面の下端部には、4個の案内ボルト36が、4本の昇降案内体35のスリット35sに各別に嵌まり込むように突設されている。
又、図11及び図12(c)に示すように、4個の案内ボルト36夫々が4本の昇降案内体35夫々のスリット35sの上端に当接するまでバーナユニットBが上昇すると、筒状バーナ支持体33の台板33pの上面及び張り出し部33bの上面が天板2の上面と略同一面となって、バーナ4が使用位置に位置するように、4本の昇降案内体35夫々のスリット35sの上端が設定されている。
つまり、コンロ本体1の底部に立設された4本の昇降案内体35と、それら4本の昇降案内体35のスリット35sに嵌まり込むように筒状バーナ支持体33の内周面に突設された4個の案内ボルト36とにより、バーナ4の鉛直方向の移動を案内する案内手段G、及び、上述した上昇阻止部Hが構成される。
筒状バーナ載置台34の内径は、筒状バーナ支持体33の外径よりも僅かに大きくなるように設定されている。
尚、筒状バーナ載置台34は、概略環状の上部側部分34Uと、概略有底円筒状の下部側部分34Dとを組み合わせて構成され、シール載置面34fは上部側部分34Uに備えられ、底板34pは下部側部分34Dに備えられている。
筒状バーナ載置台34の下部側部分34Dには、バーナ4の混合管4cを挿通させるための切り欠き34cが周壁から底板34pにわたって設けられている。
又、筒状バーナ載置台34の底板34pには、一対の揺動リンク25夫々における出力側アーム部25Yの遊端部25Yt同士の間隔よりも広い間隔を開けて、一対のスリット34sが形成され、筒状バーナ載置台34の底板34pの上面における各スリット34sの内側には、軸支用突起部34tが立設されている。
つまり、バーナ4が、案内手段Gにより鉛直方向に移動自在に支持された状態で設けられ、一端部が水平方向に沿う枢支軸心A4で出力側アーム部25Yの遊端部25Ytに枢支され、且つ、他端部が水平方向に沿う枢支軸心A5でバーナ4側に枢支された連結リンク37にて、出力側アーム部25Yの遊端部25Ytとバーナ4とが連結されていることになる。
この開口部形成体38は、コンロ本体1の底部に立設された4本の柱状支持体39により、天板2に垂下された状態で固定されている。
開口部形成筒38の上端には、内径が下方側の部分よりも大径となる大径内周部38iが段状に備えられ、開口部形成筒38におけるこの大径内周部38iが、天板2の開口部3に対応する部分である。
筒状バーナ支持体33の張り出し部33bの外径、及び、筒状バーナ載置台34の張り出し部34bの外径は共に、開口部形成筒38の大径内周部38iよりも下方側部分の内径よりも僅かに小さくなるように設定されている。
すると、筒状バーナ載置台34のシール載置面34fと筒状バーナ支持体33の張り出し部33bとの間に、シール材7が介在される。又、バーナユニットBが、筒状バーナ支持体33の外周面が筒状バーナ載置台34の内周面に近接又は摺接する状態で、筒状バーナ載置台34の軸心方向に筒状バーナ載置台34に対して相対移動自在に筒状バーナ載置台34に載置支持されることになる。そして、昇降手段Eにより、筒状バーナ載置台34及びそれに載置支持されたバーナユニットBが、筒状バーナ支持体33の張り出し部33bの外周面が開口部形成筒38の内周面に近接又は摺接する状態で、開口部形成筒38内を通して昇降されることになる。
従って、コンロ本体1の厚さを薄くすることができるので、バーナ昇降式のガスコンロの薄型化を図ることができる。
尚、筒状バーナ支持体33の張り出し部33bと筒状バーナ載置台34のシール載置面34fとの間にシール材7を介在させた状態で、バーナユニットBが筒状バーナ載置台34に載置支持されている状態において、筒状バーナ載置台34が上昇阻止対応位置Psやその上昇阻止対応位置Psよりも下方に位置するときには(図6、図12(a)、図12(b))、シール材7は拡径していない非拡径状態にある。
又、非拡径状態のシール材7の内径は、筒状バーナ支持体33の外径よりも僅かに大きくなるように設定されている。
更に、図12(c)に示すように、シール材7は、厚さ方向に押圧されると、外径が開口部形成筒38の大径内周部38iの内径よりも大きくなるように拡径可能なように構成されている。
つまり、シール材7は、非拡径状態では外径が開口部形成筒38の内径よりも小さくて大径内周部38i(即ち、開口部3)に進入可能で、厚さ方向に押圧されると、外径が開口部形成筒38の大径内周部38iよりも大きくなるように、即ち、開口部3の内周部に当接するように拡径可能なように構成されていることになる。
予め、昇降手段Eにより筒状バーナ載置台34を昇降させる範囲の上死点Pt(図12(c)参照)に対応して、上死点用パルス数が、及び、下死点Pd(図12(a)参照)に対応して、下死点用パルス数が夫々設定されて、コントローラの記憶部に記憶されている。
ちなみに、昇降手段Eによる筒状バーナ載置台34の昇降範囲Rの上死点Ptは、上述したように、筒状バーナ載置台34の上昇阻止対応位置Ps(図12(b)参照)よりも上方に設定されている。
コントローラは、バーナ上昇スイッチによりバーナ4の上昇が指令されると、電動モータ24を作動させ、ロータリエンコーダの検出パルス数が上死点用パルス数になると、電動モータ24を停止させる。又、バーナ下降スイッチによりバーナ4の下降が指令されると、電動モータ24を作動させ、ロータリエンコーダの検出パルス数が下死点用パルス数になると、電動モータ24を停止させる。
従って、バーナ4を使用位置に位置させているときに、加熱用容器から吹き零れた煮汁等の異物が天板2の開口部3を通ってコンロ本体1内に入り込むのを防止することができる。
又、図9、図13及び図14に示すように、筒状バーナ支持体33の外周面には、4個の係合ボルト40が、筒状バーナ載置台34の4個の係合孔34hに各別に入り込み、且つ、筒状バーナ支持体33と筒状バーナ載置台34との相対位置関係が、筒状バーナ支持体33の張り出し部33bと筒状バーナ載置台34のシール載置面34fとの間隔が非拡径状態のシール材7の厚さよりも大きくなる状態に対応する相対位置関係になったときに、筒状バーナ載置台34の4個の係合孔34h夫々の上端が当接するように突設されている。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の実施形態では、天板2の開口部3を、天板2に垂下状態で設けられた開口部形成筒38にて構成したが、開口部3を天板2に形成して、上記の実施形態にて設けた開口部形成筒38を省略しても良い。
例えば、連結機構Cを上記の実施形態と同様に構成する場合でも、アクチュエータとしては、電動シリンダ等のシリンダを用いることができる。
又、連結機構Cをラックアンドピニオン機構にて構成しても良い。つまり、ラックをその長手方向を鉛直方向に沿わせた姿勢でバーナ4に取り付け、アクチュエータとして電動モータの出力軸に固定したピニオンをラックに螺合させることになる。
又、アクチュエータを省略して、連結機構Cを手動で操作するように構成しても良い。
2 天板
3 開口部
4 バーナ
5 五徳
8 蓋体
7 シール材
33 筒状バーナ支持体
33b 張り出し部
34 筒状バーナ載置台
34f シール載置面
34h 係合孔(凹状の被係合部)
38 開口部形成筒
38i 大径内周部
40 係合ボルト(凸状の係合部)
B バーナユニット
E 昇降手段
H 上昇阻止部
Pt 上死点
Claims (5)
- コンロ本体の上部に備えられた天板の開口部に配置されるバーナと、そのバーナを前記天板よりも上方に突出する使用位置と前記天板よりも下方に引っ込む収納位置とに前記開口部を通して昇降する昇降手段とを備えたガスコンロであって、
前記開口部に進入可能な環状の張り出し部を有する筒状の筒状バーナ支持体に、前記バーナが前記張り出し部よりも上方に突出する状態で一体的に組み付けられて、バーナユニットが構成され、
筒状に構成されると共に、上端外周部に環状のシール材を載置支持可能な環状のシール載置面を有する筒状バーナ載置台が、前記昇降手段に連動連結された状態で設けられ、
前記筒状バーナ載置台の前記シール載置面と前記筒状バーナ支持体の前記張り出し部との間に前記シール材を介在させた状態で、前記バーナユニットが前記筒状バーナ載置台の軸心方向に前記筒状バーナ載置台に対して相対移動自在に前記筒状バーナ載置台に載置支持され、
前記昇降手段により前記筒状バーナ載置台を昇降して前記バーナユニットを昇降させて、前記バーナを前記使用位置と前記収納位置とに昇降可能に構成され、
前記バーナユニットの上昇を阻止して、前記バーナを前記使用位置に位置させる上昇阻止部が設けられ、
前記昇降手段により前記筒状バーナ載置台を上昇させる上死点が、前記シール材の非拡径状態が維持される状態で、前記バーナユニットを前記上昇阻止部に受け止められるまで上昇させる筒状バーナ載置台の位置よりも上方に設定されているガスコンロ。 - 前記開口部が、前記天板に垂下状態で設けられた開口部形成筒にて構成され、
前記筒状バーナ載置台及びそれに載置支持された前記バーナユニットが、前記張り出し部の外周面が前記開口部形成筒の内周面に近接又は摺接する状態で、前記開口部形成筒内を通して昇降されるように構成されている請求項1に記載のガスコンロ。 - 前記開口部形成筒の上端に、内径が下方側の部分よりも大径となる大径内周部が段状に備えられ、
前記上昇阻止部により前記バーナユニットの上昇が阻止されるのに伴って、前記シール材が前記張り出し部にて受け止められた状態で前記シール載置面により押圧されて拡径すると、前記シール材が前記大径内周部に嵌まり込むように構成されている請求項2に記載のガスコンロ。 - 前記軸心方向での前記筒状バーナ支持体と前記筒状バーナ載置台との相対位置関係が、前記筒状バーナ支持体の前記張り出し部と前記筒状バーナ載置台の前記シール載置面との間隔が非拡径状態の前記シール材の厚さよりも大きくなる状態に対応する相対位置関係になったときに、互いに係合可能なように、凸状の係合部及び凹状の被係合部が前記筒状バーナ支持体と前記筒状バーナ載置台とに振り分けて設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスコンロ。
- 前記バーナユニットが、五徳をその上部が前記バーナの上部よりも高くなる状態の前記バーナとの所定の相対位置関係にて着脱自在に装着可能なように構成され、
前記昇降手段が、前記使用位置では前記五徳の上部が前記天板よりも上方に突出し、前記収納位置では前記バーナユニットの全体が前記天板よりも下方に引っ込むように、前記筒状バーナ載置台に載置された前記バーナユニットを昇降すべく構成され、
前記バーナユニットが前記収納位置に位置するときに、前記天板の開口部を塞ぐことが可能な蓋体が備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスコンロ。
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