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JP5771668B2 - スライドボルト - Google Patents
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JP5771668B2 - スライドボルト - Google Patents

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JP5771668B2 JP2013235449A JP2013235449A JP5771668B2 JP 5771668 B2 JP5771668 B2 JP 5771668B2 JP 2013235449 A JP2013235449 A JP 2013235449A JP 2013235449 A JP2013235449 A JP 2013235449A JP 5771668 B2 JP5771668 B2 JP 5771668B2
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Description

本発明は、トイレ等の扉に設置されるもので、ラッチバーを直線往復移動して扉を施解錠する内側のロック手段と、その施解錠状態を表示板に表示する表示手段を組み込んだ外側の取手とを、扉を間に挟んで回転軸を介して連結し、ラッチバーの移動に連動して表示手段により扉の施解錠状態を切換表示するスライドボルトに関する。
従来、この種のスライドボルトは、図14に示すように、扉dを施解錠する内側のロック手段aと、外側の取手bとを扉dを挟んで連結し、ロック手段aに備えるラッチベース1に対して溝形のラッチバー2を直線移動自在に係合し、扉dの閉止後、ラッチバー2を直線往復移動させて、扉dを内側から施解錠すると同時に、ラッチバー2の直線移動をラックピニオン機構で回転運動に変換し、その回転を、回転軸3の先端に取り付けた表示手段の表示板4に伝達し、表示板4上に設ける異なる区分表示面を切り換えて表示窓5から扉dの施解錠状態を外部に表示する構造になっている。
そのため、ロック手段aには、ラッチバー2内の片側に長手方向に沿ってラック6を設ける一方、回転軸3の基端にラック6と噛み合うピニオンギヤ7を設け、その回転軸3をラッチベース1で回転可能に保持し、表示手段のケース8内において、回転軸3の先端に減速ギヤ列gを配設し、減速ギヤ列gを介して回転軸3を表示板4に連結した構成にしている。
そこで、通常は、ラッチバー2を所定距離往復移動させると、それに応じて扉dを施解錠する同時に、ラック6との噛み合いを介してピニオンギヤ7が正逆回転し、その回転を減速ギヤ列gで減速して表示板4に伝達し、表示板4を正逆回転し、その回転方向に応じて表示窓5から臨む表示板4の異なる区分表示面を切り換えて、扉dの施解錠状態を外部に表示する。
実開平7−14042号公報
ところが、上述した従来のスライドボルトでは、表示手段のケース8内において、回転軸3の先端に減速ギヤ列gを配設し、減速ギヤ列gを介して回転軸3を表示板4に連結し、表示手段のケース8内で回転軸3の回転を減速ギヤ列gで減速してから、表示板4を正逆回転して扉の施解錠状態を切換表示する構造であるため、減速ギヤ列を表示手段のケース8内に配設する分だけ取手b全体が大きくなって扉の外側に出っ張り、ホテルや病院などのトイレブースのようにデザインなど美的外観を重視する部屋の扉には好ましくないという課題があった。
そこで、本発明の目的は、扉の施解錠状態を表示する表示手段を組み込んだ取手を扉の外側に備えるスライドボルトにおいて、その取手の出っ張りを小さくして扉回りのデザイン性など美的外観の向上を実現することにある。
そのため、上述した課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、ラッチバー10を直線往復移動して扉Dを施解錠する内側のロック手段Aと、扉の施解錠状態を表示板50に表示する表示手段Cを組み込んだ外側の取手Bとを、扉Dを挟んで両側に回転軸30を介して連結し、前記ラッチバー10を直線往復移動すると、前記ラッチバー10に備えた駆動側のラック20と中間歯車35・45を介して噛み合い前記回転軸30の軸基端に有した従動側の被動歯車40が軸先端に連結した前記表示板50と一体に正逆方向に半回転し、前記取手Bに有する表示窓59から扉Dの施解錠状態を切換表示するスライドボルトにおいて、前記ロック手段Aは、前記ラッチバー10が扉Dの解錠位置と施錠位置との間の所定距離Lを直線往復移動すると、前記被動歯車40の回転数を、前記表示板50が扉Dの施解錠状態を切換表示する1/2回転に減速する前記中間歯車35・45を、前記ラック20と前記被動歯車40に噛み合わせて減速ギヤ列Gを形成し、該減速ギヤ列Gを前記ラッチバー10内に配設してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスライドボルトにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記減速ギヤ列Gは、前記中間歯車35・45を、前記ラック40と噛み合う駆動側の大歯車35a・45aと前記被動歯車40と噛み合う被動側の小歯車35b・45bとを同軸上に取り付けた複合歯車により形成して2段減速としてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明のスライドボルトにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記減速ギヤ列Gは、前記被動歯車40の径方向両側の対向する位置に前記中間歯車35・45を一対配設し、それぞれ前記小歯車35b・45bを前記被動歯車40に噛み合わす一方、前記大歯車35a・45aを前記ラック20と噛み合う高さ位置に保持してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ロック手段は、ラッチバーが扉の解錠位置と施錠位置との間の所定距離を直線往復移動すると、被動歯車の回転数を、表示板が扉の施解錠状態を切換表示する1/2回転に減速する中間歯車を、ラッチバーに備えた駆動側のラックと従動側の被動歯車に噛み合わせて減速ギヤ列を形成し、該減速ギヤ列をラッチバー内に配設した構成にすることにより、扉の施解錠状態を表示板に表示する表示手段を組み込んで扉の外側に備えた取手の出っ張りが小さくなり扉回りのデザイン性など美的外観を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、減速ギヤ列は、中間歯車を、ラックと噛み合う駆動側の大歯車と被動歯車と噛み合う被動側の小歯車とを同軸上に有する複合歯車により形成して2段減速とすることにより、被動歯車の回転数を、無用に複雑な減速機構によらずに効率よく、表示板が扉の施解錠状態を切換表示する1/2回転に減速することができる。
請求項3に記載の発明によれば、減速ギヤ列は、被動歯車の径方向両側の対向する位置に中間歯車を一対配設し、それぞれ小歯車を被動歯車に噛み合わす一方、大歯車をラックと噛み合う高さ位置に保持して配設する構成にするため、ラッチバーを解錠位置と施錠位置間の所定距離直線往復移動するとき、その移動途中に一側における中間歯車の大歯車とラックの噛み合いが外れても、他側における中間歯車の大歯車が同じラックと噛み合ったまま直線移動を回転運動に変換し、その回転を減速して表示板に伝達し、扉の施解錠状態を外部に切換表示することができ、その結果、ラッチバーに設けるラックを無用に長く形成する必要がなくなり、それに応じてラッチバーの小型化が進み、コストも低減することができる。
本発明の一例であるスライドボルトを示す分解斜視図である。 スライドボルトを図1と反対向きで示す分解斜視図である。 ラッチバーが解錠位置にあるときの減速ギヤ列の状態を示す作動正面図である。 減速ギヤ列の噛み合い状態を示すスライドボルトの正面図である。 スライドボルトを示す斜視図である。 スライドボルトを図5と反対向きで示す分解斜視図である。 ラッチバーが解錠位置にある扉回りを内側から視て示す斜視図である。 扉回りを表示手段を組み込んだ取手のある外側から視て示す斜視図である。 ラッチバーが施錠位置にある扉回りを内側から視て示す斜視図である。 ラッチバーが施錠方向に移動する前半での減速ギヤ列の状態を示す作動正面図である。 ラッチバーが施錠方向に移動する中間での減速ギヤ列の状態を示す作動正面図である。 ラッチバーが施錠方向に移動する後半での減速ギヤ列の状態を示す作動正面図である。 ラッチバーが施錠位置に移動したときの減速ギヤ列の状態を示す作動正面図である。 従来のスライドボルトを一部を断面にして示す縦断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図6に本発明の一例であるスライドボルトを示す。図示例のスライドボルトは、扉Dを間に挟んで、例えばトイレ内で扉Dの内側に取り付けるロック手段Aと、表示手段Cを組み込んだ外側に取り付ける取手Bとを備えてなる。
ロック手段Aは、金属製のラッチバー10と、金属製のラッチベース11を備える。ラッチバー10は、全体に断面コ状の溝形に成形するが、対向する内側面10a・10bには、長さ方向に凸条のガイドレール13・14を形成し、図中下側の内側面10aの長さ方向中間位置にガイドレール13に沿わせてラック20を図中上向きに固定する。ラック20は、後述する一対の中間歯車35・45の大歯車35a・45aが噛み合うが(図3・図4参照)、ラッチバー10を直線往復移動して中間歯車35・45を正逆方向に回転したとき、被動歯車40が表示板50と一体に正逆方向に1/2回転する噛数の歯を設けてなる。
ラッチベース11は、それぞれ金属製のベース本体15と樹脂製外装プレート16を備える。ベース本体15は、外形をラッチバー10の溝形の凹形状に合わせて成形し、対称な両側面にガイドレール13・14に対応してガイド溝11a・11aを凹設する。他方、片側のスライド面15aには、その長さ方向両端に、ラッチバー10が直線往復移動する扉Dの解錠位置と施錠位置間の所定距離Lを規制する突き当て段部17・18を突設する一方、他側の部品組付面15bには、両側縁から向い合わせに断面L状の枠片19を立ち上げて内側に嵌付凹部21を形成する。ラッチベース11は、この嵌付凹部21に外装プレート16を嵌め付けてから、芋ねじ23・23の基端23aをスタッド穴24・24を通してねじ穴12・12にねじ込んでベース本体15に外装プレート16を組み付け、芋ねじ23・23の先端23bには、雌ねじ穴26aを螺合して管軸状のスタッド26・26を立設する。
更に、ラッチベース11には、スタッド穴24・24間の中央において、ベース本体15と外装プレート16に回転軸30を挿通する連通穴28・29を穿設する。一方、ベース本体15には、連通穴28の両側にギヤ保持穴31・32を穿設し、スライド面15aにはギヤ保持穴31・32間にギヤ受け凹部36を形成する。
回転軸30は、樹脂で一体成形し、外周の長さ方向に平行な係止溝33を有する本体軸部34の軸基端34aに平歯車からなる被動歯車40を形成する。
そこで、ロック手段Aは、連通穴28・29に軸先端34bを貫挿する一方、軸基端34aの被動歯車40をギヤ受け凹部36に配置して回転軸30をラッチベース11に挿設すると共に、被動歯車40に一対の中間歯車35・45を噛み合わせて付設した状態で、ラッチベース11をラッチバー10に差し込み、ガイドレール13・14をガイド溝11a・11aに係合させて摺動し、長さ方向中間位置でいったん止めてから、図中下側の内側面10aの中間位置にラック20をガイドレール13に沿わせてビス22で固定する。それから、図3および図4に示すように、ラッチバー10をさらに摺動し、ラック20の端面20aを突き当て段部17に当てて解錠位置で位置決め保持し、ロック手段Aを組み立てる。
ロック手段Aにおいて、中間歯車35・45は、大歯車35a・45aと小歯車35b・45bとを同軸上に備えた複合2段歯車により形成し、被動歯車40の径方向両側の対向する位置に配設し、それぞれ小歯車35b・45bをラッチベース11のギヤ保持穴31・32で保持して被動歯車40に噛み合わす一方、大歯車35a・45aをラック20と噛み合う高さ位置に保持する。そこで、中間歯車35・45は、ラッチバー10が扉Dの解錠位置と施錠位置との間の所定距離Lを直線往復移動すると、被動歯車40の回転数が、常に表示板50が扉Dの施解錠状態を切換表示する1/2回転に減速する歯数の複合2段歯車により形成する。そこで、ロック手段Aは、中間歯車35・45の大歯車35a・45aを駆動側のラック20と噛み合わせる一方、小歯車35b・45bを被動歯車40と噛み合う高さ位置に保持して駆動側のラック20と被動側の被動歯車40との間に、減速ギヤ列Gを、ラッチバー10内に配設した構成にする。
他方、取手Bは、図1および図2に示すように、扉Dの施解錠状態を表示する表示手段Cと取手バー41および取付ベース42を備える。表示手段Cは、表示板50とパイプ軸51および回転規制用の渦巻ばね52を備える。表示板50は、円板55の板裏面中心に短い角筒状の連結突起56を設け、板表面には、ドーナツ形の表面を等分に2つに色分けして扉Dの施解錠状態を識別する半円の区分表示面が印刷されたシ−ル60を貼着する。円板55の中心には、連結突起56の中空穴と連通した小さな矩形の非常時操作穴55aが開いている。パイプ軸51は、軸穴が円形の軸先端51a側の内周面に回転軸30の係止溝33に対応して係止リブ64を長さ方向に形成する一方、軸基端51b側は軸穴を四角い回転規制穴65で形成する。回転規制穴65には、連結突起56を差し込んでパイプ軸51の軸基端51bに表示板50を連結する。
取手バー41は、金属製で、ラッチバー10に対応し全体に断面コ状の溝形に成形し、対向する内側面41aには、長さ方向に凸条の案内レール57・57を設けるが、比較的短尺に形成する。ウェブ面41bには、中心に円形の表示窓59を設け、表示窓59には、その内周縁の一部を切り欠いて、表示板50の非常時操作穴55aを外部に臨ませる小穴59aを設ける。
取付ベース42は、金属製で、外形を取手バー41の溝形の凹形状に合わせて成形し、対称な両側面に取手バー41の案内レール57に合わせて案内溝61を凹設する一方、長さ方向両端側には、ラッチベース11のスタッド穴26・26と対応して一対のねじ挿通穴63を穿設すると共に、ねじ挿通穴63間の中央には、表示手段Cのパイプ軸51を挿通する中心軸穴66を設ける。
そこで、図示スライドボルトにおいて、取手Bは、図1および図2に示すように、取付ベース42を、呼込み穴x・y・zを予め穿設した扉Dの所定取付位置に組み付ける。取付ベース42は、中心軸穴66を、中間の呼込みyに合わせて扉Dの所定位置にねじ止めする。他方、ロック手段Aの側において、扉Dの内側から、回転軸30とスタッド26・26をそれぞれ呼込み穴x・y・zに挿通する一方、取手Bの外側から、表示手段Cのパイプ軸51を中間の呼込み穴yに挿通し、回転軸30を渦巻ばね52を介して係合する。それから、呼込みねじ69・69をスタッド26・26の雌ねじ穴にばねワッシャ70を介して捩じ込み、ロック手段Aを間に扉Dを挟んで取手Bの取付ベース42に締着する。次いで、案内溝61・61に案内レール57・57を係合して取手バー41をスライドし、取付ベース42に表示手段Cを覆うように装着してビス止めする。以って、図示スライドボルトは、扉Dの内側のロック手段Aと外側の取手Bに組み込んだ表示手段Cとを、回転軸30を介して運動伝達可能に連結して組み立て、図7に示すように扉Dに組み付ける。
さて、上述した構成のスライドボルトは、例えばトイレの内側から閉めた扉Dを施錠するとき、図3および図7に示すように、いまラック20の一端面20aが突き当て段部17に当接して解錠位置にあるラッチバー10を持ち、矢示する施錠方向Xに向けてスライドさせる。すると、ラッチバー10は、ガイドレール13・14が係合したラッチベース11のガイド溝11a・11aの案内で直線移動し、図9および図13に示すように所定距離L移動したとき、ラック20の他端面20bが突き当て段部18に突き当たり、ラッチバー10が、扉Dとパネル状扉枠F間の隙間を跨る施錠位置まで突出して扉Dを施錠する。なお、図7および図9中符号75は、施錠時にラッチバー10の先端10c側において、ガイドレール13・14を円周溝75aに係止して扉Dの開きをロックする係止具である。
そこで、図示スライドボルトは、図3に示すように、いま解錠位置にあるラッチバー10が施錠方向Xに向けて直線移動し始めると、減速ギヤ列Gにおいて、ラッチバー10のラック20と大歯車35aが噛み合う一方、同軸上の小歯車35bが被動歯車40と噛み合う複合2段歯車の中間歯車35が回転を始め、それから、図13に示すように、ラッチバー10を解錠位置と施錠位置間の所定距離L、例えば50mm移動する間に、中間歯車35は、駆動側のラック20と噛み合う大歯車35aの歯数に応じて回転を減速し、回転数を2回転弱(約655°)に減少すると同時に、さらに中間歯車35の小歯車35bと噛み合った従動側の被動歯車40が小歯車35bとの歯数の違いに応じて回転を減速して回転数を1/2回転(180°)に減少し、従って、同じ回転軸30の軸先端34bに連結した表示板50が被動歯車40と一体に正方向mに半回転し、これにより、表示窓59から臨む表示板50の区分表示面が切り換わり、扉Dの施錠状態を外部に表示する。
図示スライドボルトは、そのようにラッチバー10を解錠位置から施錠位置までの所定距離Lを施錠方向Xに向けて直線移動するとき、減速ギヤ列Gにおいて、中間歯車35・45は、被動歯車40の径方向両側の対向する位置に配設し、それぞれ小歯車35b・45bを被動歯車40に噛み合わす一方、大歯車35a・45aをラック20と噛み合う高さ位置に保持するため、移動前半は、図3および図10に示すように、解錠位置側における中間歯車35の大歯車35aがラック20と噛み合って直線移動を回転運動に変換し、その回転を減速して表示板50に伝達するが、図11に示すように、移動途中から施錠位置側における中間歯車45の大歯車45aも同じラック20と噛み合い直線移動を回転運動に変換し、その回転を減速し、移動後半は、図12および図13に示すように、解錠位置側の大歯車35aがラック20から噛み合いを外れるが、施錠位置側における中間歯車45は大歯車45aがラック20と噛み合ったまま直線移動を回転運動に変換し、その回転を減速して表示板50に伝達し、扉Dの施錠状態を外部に切換表示する。
他方、そのようにトイレの内側から施錠した扉Dを解錠してロック解除する場合は、ラッチバー10を、施錠方向Xと反対向きに所定距離Lスライドさせる。すると、ラッチバー10は、ガイドレール13・14が係合したラッチベース11のガイド溝11a・11aの案内で直線移動し、所定距離L移動したとき、ラック20の一端面20aが突き当て段部17に突き当たって止まる解錠位置まで直線移動させて扉Dのロックを解除する。
そこで、図示スライドボルトは、そのように扉Dを解錠する時、施錠位置にあるラッチバー10が解錠方向に向けて直線移動し始めると、減速ギヤ列Gにおいて、ラック20と大歯車45aが噛み合う一方、小歯車45bが被動歯車40と噛み合う施錠位置側の中間歯車45が回転を始め、それから、ラッチバー10を所定距離L移動する間に、中間歯車45は、駆動側のラック20と噛み合う大歯車45aの歯数に応じて回転を減速し、回転数を2回転弱に減少すると同時に、さらに中間歯車45の小歯車45bと噛み合った従動側の被動歯車40が小歯車45bとの歯数の違いに応じて回転を減速して回転数を1/2回転に減少し、その回転を表示板50に伝達して表示板50を逆方向に半回転し、扉Dの解錠状態を切換表示する。
従って、図示スライドボルトにおいて、ロック手段Aは、上述のようにラッチバー10が扉Dの解錠位置と施錠位置との間の所定距離Lを直線往復移動すると、被動歯車40の回転数を、常に表示板50が扉Dの施解錠状態を切換表示する1/2回転に減速する歯数の複合2段歯車により中間歯車35・45を形成し、この中間歯車35・45の大歯車35a・45aを駆動側のラック20に噛み合わす一方、小歯車35b・45bを従動側の被動歯車40と噛み合う高さ位置に保持して減速ギヤ列Gを形成し、ラッチバー10内のラック20と被動歯車40との間に配設した構成にすることにより、表示手段Cを組み込んで扉Dの外側に備えた取手Bの出っ張りを小さくして扉回りのデザイン性など美的外観を向上させることができる。
図示スライドボルトは、そのようにラッチバー10を施錠位置から解錠位置までの所定距離Lを解錠方向Xに向けて直線移動するときも、移動途中から、今度は解錠位置側における中間歯車35の大歯車35aも同じラック20と噛み合い直線移動を回転運動に変換し、その回転を減速し、移動後半は、施錠位置側の大歯車45aがラック20から噛み合いを外れるが、解錠位置側における中間歯車35は大歯車35aがラック20と噛み合ったまま直線移動を回転運動に変換し、その回転を減速して表示板50に伝達し、扉Dの施錠状態を外部に切換表示することができる。
従って、図示スライドボルトでは、上述のように減速ギヤ列Gは、被動歯車40の径方向両側の対向する位置に中間歯車35・45を一対配設し、それぞれ小歯車35b・45bを被動歯車40に噛み合わす一方、大歯車35a・45aをラック20と噛み合う高さ位置に保持して配設する構成にすることにより、ラッチバー10を解錠位置と施錠位置間の所定距離L直線往復移動するとき、その移動途中に一側における中間歯車の大歯車とラック20の噛み合いが外れても、他側における中間歯車の大歯車が同じラック20と噛み合ったまま直線移動を回転運動に変換し、その回転を減速して表示板50に伝達し、扉Dの施解錠状態を外部に切換表示することができ、その結果、ラッチバー10に設けるラック20を無用に長く形成する必要がなくなり、それに応じてラッチバー10の小型化が進み、コストも低減することができる。
A ロック手段
B 取手
C 表示手段
D 扉
G 減速ギヤ列
10 ラッチバー
11 ラッチベース
20 ラック
30 回転軸
35・45 中間歯車
35a・45a 大歯車
35b・45b 小歯車
40 被動歯車
50 表示板

Claims (3)

  1. ラッチバーを直線往復移動して扉を施解錠する内側のロック手段と、扉の施解錠状態を表示板に表示する表示手段を組み込んだ外側の取手とを、扉を挟んで両側に回転軸を介して連結し、前記ラッチバーを直線往復移動すると、前記ラッチバーに備えた駆動側のラックと中間歯車を介して噛み合い前記回転軸の軸基端に有した従動側の被動歯車が軸先端に連結した前記表示板と一体に正逆方向に半回転し、前記取手に有する表示窓から扉の施解錠状態を切換表示するスライドボルトにおいて、
    前記ロック手段は、前記ラッチバーが扉の解錠位置と施錠位置との間の所定距離を直線往復移動すると、前記被動歯車の回転数を、前記表示板が扉の施解錠状態を切換表示する1/2回転に減速する前記中間歯車を、前記ラックと前記被動歯車に噛み合わせて減速ギヤ列を形成し、該減速ギヤ列を前記ラッチバー内に配設してなることを特徴とする、スライドボルト。
  2. 前記減速ギヤ列は、前記中間歯車を、前記ラックと噛み合う駆動側の大歯車と前記被動歯車と噛み合う被動側の小歯車とを同軸上に取り付けた複合歯車により形成して2段減速としてなることを特徴とする、請求項1に記載のスライドボルト。
  3. 前記減速ギヤ列は、前記被動歯車の径方向両側の対向する位置に前記中間歯車を一対配設し、それぞれ前記小歯車を前記被動歯車に噛み合わす一方、前記大歯車を前記ラックと噛み合う高さ位置に保持してなることを特徴とする、請求項2に記載のスライドボルト。
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