JP5772208B2 - 電子機器、及びプロジェクター - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載の電源装置では、電源筐体内の冷却ファンから送出される空気の経路上や、熱を発生する電子部品の近傍、あるいは上昇した熱により温められる電源筐体の上部に設置された温度センサーで、電源装置の電源筐体内の温度を検出している。そして、この検出された温度に基づいて、冷却ファンの回転数を制御している。
ここで、主流路の検出対象部品を介した空気は、検出対象部品により温められる。このことにより、検出対象部品で温められた直後の空気(以下、被加温空気という)の一部を副流路に取り込み、当該被加温空気の温度を温度検出部で検出することで、検出対象部品のみの温度を適切に検出できる。また、検出対象部品の近傍に温度検出部を配置していないので、温度検出部が絶縁破壊することを防止できる。
また、第1支持板部と第2支持板部と支持板保持部とで囲まれた空間により副流路を構成しているため、簡単な構成で副流路を設けることができる。
ここで、副流路空気導出部を設けない場合、温度が検出された後の空気(以下、温度検出後空気という)と被加温空気とが、副流路内で混ざってしまい、検出対象部品の温度を適切に検出できないおそれがある。
これに対して、本発明では、副流路空気導出部を設けて、温度検出後空気を副流路の外部に導くことで、温度検出後空気と、新たに副流路内に導かれる被加温空気とが副流路内で混ざることを防止でき、検出対象部品の温度を適切に検出できる。
本発明では、温度検出後空気を主流路に再度導くことで、温度検出後空気を主流路に導かないときと比べて、主流路の空気の量を増やすことができ、検出非対象部品の冷却効率を向上できる。
本発明では、第1支持板部の取付案内部と、切欠部の縁とを係合させて、支持部を第1支持板部の挿通方向に沿って案内するだけの簡単な方法で、支持部を機器筐体に取り付けることができる。また、温度検出部を支持する第1支持板部に、取付案内部を設けているため、部品点数の増加を抑制できる。
本発明では、上述した作用及び効果を享受可能な電源装置を提供できる。
本発明では、プロジェクターは、上述した電子機器である電源装置を備えるので、上述した電源装置と同様の作用及び効果を享受できる。
〔プロジェクターの構成〕
図1は、プロジェクター1の概略構成を示す図である。
プロジェクター1は、画像を投射してスクリーン(図示略)上に投影画像を表示する。
そして、このプロジェクター1は、図1に示すように、外装筐体2内部に収納される光学ユニット3と、電子機器としての電源装置4と、電源コネクター9と、プロジェクター1の各構成部材の動作を制御する制御装置(図示略)等を備える。
光学ユニット3は、図1に示すように、発光管311及びリフレクター312を有する光源装置31と、レンズアレイ321,322、偏光変換素子323、及び重畳レンズ324を有する照明光学装置32と、ダイクロイックミラー331,332、及び反射ミラー333を有する色分離光学装置33と、入射側レンズ341、リレーレンズ342、及び反射ミラー343,344を有するリレー光学装置34と、3つの入射側偏光板35と、3つの光変調装置36と、3つの出射側偏光板37と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム38と、投射光学装置としての投射レンズ39とを備える。
なお、各部材31〜39については、一般的なプロジェクターの光学系として用いられるものであるため、説明を省略する。
図2は、電源装置4の前面側からの斜視図である。図3は、電源装置4の後面側からの斜視図である。図4は、電源装置4の前面側からの分解斜視図である。図5は、電力供給部6の前面側からの斜視図である。図6は、図2のVI−VI線に沿った断面図である。
なお、以下で記載する「上」、「下」、「左」、「右」は、図2における図面視において、上下左右に相当するものである。また、以下で説明する「前面」、「背面」も、図2における図面視において、前面および背面に相当するものである。
電源装置4は、電源コネクター9(図1参照)を介して外部から供給される交流電流に対して、AC/DC変換を実施し、所定の直流電圧を生成して、プロジェクター1の各部材に出力する。この電源装置4は、図2に示すように、機器筐体としての略長方形箱状の電源筐体5と、この電源筐体5内に設けられた電力供給部6と、この電力供給部6に設けられた後述する複数の電子部品62(図5,6参照)のうち温度検出対象の電子部品(以下、検出対象部品620(図5,6参照)と称す)の温度を検出する温度検出部7と、この温度検出部7を支持するとともに電源筐体5に取り付けられる支持部8とを備える。
筐体基部51は、金属板により形成され、電源筐体5の前面を構成する前面部511と、上面を構成する第1面部としての上面部512と、下面を構成する下面部513とを備える。また、筐体基部51には、前面部511、上面部512、及び下面部513の内面を覆うように絶縁シート53が設けられている。
右背面部52は、樹脂により形成され、電源筐体5の背面のうち右側部分を閉塞するように設けられている。
ファン配置部82の背面側の開口部は、蓋部84により閉塞されている。そして、ファン配置部82及び蓋部84は、電源筐体5内の空気を外部に排出する排気部85を構成している。すなわち、図3に示すように、排気部85の左側面には、排気部85内部と外部とを連通する排気口851が開口形成されている。また、排気部85内には、電源筐体5内の空気を吸い込んで排気口851を介して外部に排出するシロッコファン10が設けられている。
また、中央平面部83には、前面側に延びる略板状の第1支持板部86と、この第1支持板部86と対向するように延びる略板状の第2支持板部87とを備える。
そして、電源筐体5と支持部8とで形成された略長方形筒状の左面は、樹脂製の左面部56により閉塞されている。
このように、金属製の筐体基部51の内面に設けられた絶縁シート53と、それぞれ樹脂製の右背面部52、左面部56、及び支持部8とにより囲まれる空間に、電源コネクター9を介して供給された電力を外部に供給する電力供給部6が配置されている。
筐体基部51の上面部512の左右方向略中央には、図4に示すように、前面部511側に向けて矩形状に切り欠かれた切欠部514が設けられている。この切欠部514は、第1支持板部86の平面形状(上面視の形状)に対応する形状に形成されている。また、前面部511の内面側には、絶縁シート53を間に挟んで、電力供給部6の電源基板60が取り付けられている。
この電源基板60の一面には、図5に示すように、電源筐体5の背面側に向けて略板状に延びる放熱板61が設けられている。そして、この放熱板61の上面には、6個の電子部品62が、前後方向に並んで配置されている。
ここで、6個の電子部品62のうち、右から3番目の電子部品62は、温度検出部7での温度検出の対象である検出対象部品620であり、他の電子部品62は、右から順に、温度検出の対象で無い検出非対象部品621,622,623,624,625である。
なお、右取付案内部865及び左取付案内部866の略コ字状をそれぞれ構成する上下の板状部分は、前後方向の長さ寸法が、支持板中央部861、右傾斜部863、及び左傾斜部864の長さ寸法よりも大きく設定されている。
次に、温度検出部7による検出対象部品620の温度検出について、図6を参照して説明する。
電源装置4による電力供給中には、電源基板60や電子部品62に電流が流れるため、これらの温度が上昇する。制御装置は、シロッコファン10を駆動させ、電源筐体5内に電源基板60や電子部品62を冷却するための空気を導入する。
そして、被加温空気A1は、検出対象部品620に対向する位置に設けられた主流路Cmと副流路Csとの分岐点付近に到達すると、主流路Cmを流れる主被加温空気A11と、副流路空気導入部Caから副流路Cs内に取り込まれる副被加温空気A12とに分かれる。
一方、副被加温空気A12は、副流路Csを辿った後、副流路空気導出部Cdを介して主流路Cm内に再度導かれる。すなわち、副被加温空気A12は、副流路Cs外に導かれる。
この際、副流路Cs内に露出しているサーミスタ72により、副被加温空気A12の温度が検出され、この検出結果は、サーミスタ基板71を介して制御装置へ出力される。制御装置は、この検出結果に基づいて、シロッコファン10の回転数を制御する。例えば、制御装置は、サーミスタ72での検出結果に基づき、検出対象部品620を更に冷却する必要があると判断すると、シロッコファン10の回転数を上げる。
また、サーミスタ72での温度検出後に主流路Cm内に導かれる温度検出後空気A13は、主被加温空気A11と混ざった後に検出非対象部品624,625に接触することでこれらを冷却し、排出空気A2として排気口851から電源筐体5外に排出される。
本実施形態では、複数の電子部品62が設けられた電源筐体5内に、空気を導く主流路Cmを設けるとともに、検出対象部品620の温度を検出する温度検出部7を、支持部8で支持させている。そして、支持部8に、主流路Cmの検出対象部品620を介した空気の一部を取り込む副流路Csを形成している。
このことにより、検出対象部品620の熱で温められた副被加温空気A12を副流路Cs内に取り込み、当該副被加温空気A12の温度を温度検出部7により検出することで、検出対象部品620のみの温度を適切に検出できる。さらには、検出対象部品620の近傍に温度検出部7を配置していないので、温度検出部7の絶縁破壊を防止できる。
このことにより、温度検出後空気A13と、新たに副流路Cs内に導かれる副被加温空気A12とが副流路Cs内で混ざることを防止でき、検出対象部品620の温度を適切に検出できる。
このことにより、主流路の空気の量を増やすことができ、検出非対象部品624の冷却効率を向上できる。
このことにより、右取付案内部865及び左取付案内部866の略コ字状で囲まれた空間に切欠部514の縁を挟み込み、支持部8を第1支持板部86の面方向に沿って案内するだけの簡単な方法で、支持部8を電源筐体5に取り付けることができる。また、温度検出部7を支持する第1支持板部86に、右取付案内部865及び左取付案内部866を設けているため、部品点数の増加を抑制できる。
前記実施形態では、温度検出後空気A13を副流路Csの外部に導くための副流路空気導出部Cdを設けていたが、これに限らず、第2支持板部87の左傾斜部864側の端部を左傾斜部864に連結させて副流路空気導出部Cdを設けなくても構わない。
また、前記実施形態では、副流路空気導出部Cdにより温度検出後空気A13を主流路Cmに再度導いていたが、これに限らず、電源筐体5外部に導いても構わない。
さらに、第1支持板部86と第2支持板部87との間に形成された空間を副流路Csとしたが、これに限らず、主流路Cm上に管状の部材を設け、当該部材の内部空間を副流路Csとしても構わない。
そして、右取付案内部865及び左取付案内部866を設けずに、支持部8と電源筐体5とをねじで固定しても構わない。
また、電源装置4は、プロジェクター1に用いられるものに限らず、パーソナルコンピューター、テレビ等に用いられるものであっても構わない。
Claims (6)
- 機器筐体と、
前記機器筐体内に設けられた複数の電子部品と、
前記複数の電子部品のうち温度検出対象の電子部品の温度を検出する温度検出部と、
前記温度検出部を支持する支持部と、を備え、
前記機器筐体内には、前記複数の電子部品を冷却するように空気を導く主流路が形成され、
前記支持部は、
前記温度検出部を支持する第1支持板部と、
前記第1支持板部と対向する第2支持板部と、
前記第1支持板部と前記第2支持板部とを保持する支持板保持部と、
前記第1支持板部と前記第2支持板部と前記支持板保持部とで囲まれた空間により構成され、前記主流路の前記温度検出対象の電子部品を介した空気の一部を取り込む副流路と、を有する
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記支持部には、前記温度検出部で温度が検出された後の空気を、前記副流路の外部へ導く副流路空気導出部が設けられている
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項2に記載の電子機器において、
前記副流路空気導出部は、前記温度検出部で温度が検出された後の空気を前記主流路に再度導く
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子機器において、
前記機器筐体には、互いに略直交する第1面部及び第2面部が設けられ、
前記第1面部には、前記第1支持板部の平面形状に対応する形状の切欠部が設けられ、
前記第2面部には、前記第1支持板部及び前記第2支持板部を前記第1支持板部の面方向に沿って挿通可能な挿通開口部が設けられ、
前記第1支持板部における当該第1支持板部の挿通方向と平行な両側縁には、前記切欠部の縁との係合により前記支持部を前記挿通方向に案内して、前記支持部を前記機器筐体に取り付ける取付案内部が設けられている
ことを特徴とする電子機器。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子機器において、
電源コネクターを介して供給された電力を外部に供給する電力供給部を備え、
前記複数の電子部品は、前記電力供給部に設けられ、
当該電子機器は、電源装置である
ことを特徴とする電子機器。 - 光源装置と、前記光源装置から射出された光束を変調する光変調装置と、前記光変調装置にて変調された光束を投射する投射光学装置と、請求項5に記載された電子機器とを備えた
ことを特徴とするプロジェクター。
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|---|---|---|---|
| JP2011110907A JP5772208B2 (ja) | 2011-05-18 | 2011-05-18 | 電子機器、及びプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2011110907A JP5772208B2 (ja) | 2011-05-18 | 2011-05-18 | 電子機器、及びプロジェクター |
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| JP2011110907A Active JP5772208B2 (ja) | 2011-05-18 | 2011-05-18 | 電子機器、及びプロジェクター |
Country Status (1)
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