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JP5772633B2 - 運動支援装置、運動支援方法およびプログラム - Google Patents
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JP5772633B2 - 運動支援装置、運動支援方法およびプログラム - Google Patents

運動支援装置、運動支援方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザの身体部位を動作させる一連の運動を示すレッスン情報を提示してユーザの運動を支援する運動支援装置、運動支援方法およびプログラムに関する。
従来、ユーザの身体部位を動作させる運動の手本映像等を作成し、ユーザの運動を支援する装置が知られている。ユーザの運動を指導するインストラクターは、装置を操作し、ユーザの運動目的に合った複数の運動を運動レッスン(以下、「エクササイズ」ともいう。)として作成する。このような装置では、ユーザが指導を受けるたびにインストラクターがエクササイズを作成する必要がある。
例えば、従来技術として、特許文献1に記載のシステムがある。特許文献1では、ユーザの基礎情報から標準体重が求められる。そして、現在の体重と標準体重との差に基づいて、目標減量カロリーが設定される。設定された目標減量カロリーに応じたエクササイズが提示される。このようなシステムでは、ユーザに提供されるエクササイズが、あらかじめ用意された運動プログラムデータベースから選択される。
特開2008−132258号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザの目標に合うエクササイズが機械的に選択されて提供される。このため、ユーザには毎回同じ内容のエクササイズが紹介されることとなり、ユーザが、そのエクササイズに対して飽きを生じてしまう。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明は、ユーザの運動目的に応じた運動分類を、他の運動分類も含めた複数の運動分類の中からの採用頻度に応じて決定する運動支援装置、運動支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様によれば、身体部位を動作させる運動を示すレッスン情報を提示して運動を支援する運動支援装置であって、運動の目的を示す目的情報を取得する取得手段と、複数の運動を分類分けした運動分類で、前記取得手段によって取得された前記目的情報に適した運動分類を複数用いて対応運動分類が構成され、前記レッスン情報は、前記対応運動分類を構成する複数の前記運動分類から構成され、前記目的情報に従って、前記対応運動分類に含まれる運動分類の中から、所定の運動分類を採用する度合いを示す採用頻度を、前記対応運動分類に含まれる前記運動分類ごとに決定する第一決定手段と、前記第一決定手段によって決定された前記採用頻度に応じて、前記レッスン情報に採用する前記運動分類を決定する第二決定手段と、前記第二決定手段によって決定された前記運動分類について、前記運動分類が含む運動を決定して、前記レッスン情報を生成する生成手段と、を備える運動支援装置が提供される。
第1態様では、目的情報に従って決定した採用頻度に応じて、レッスン情報に採用する運動分類を決定することができる。目的情報が変わらずとも、レッスン情報に採用される運動分類が、採用頻度によって変わり、レッスン情報が常に同じ運動分類から構成されない。言い換えると、目的情報に、より合う運動分類だけでなく、目的から遠い運動分類も、採用頻度に応じてレッスン情報に含めることができる。ユーザの運動の目的が変わらない場合でも、生成されるレッスン情報が含む運動が、毎回、同じ運動とならない。よって、ユーザが運動に飽きを生じにくい。
第1態様において、前記対応運動分類が含む複数の運動分類には、それぞれ、優先順位が設定され、設定された優先順位が高い運動が、前記レッスン情報に採用される前記採用頻度が高く設定されてもよい。対応運動分類に含める運動分類の採用頻度を設定するにあたって、採用頻度を高くする優先順位を設定することができる。ゆえに、目的情報に応じて優先順位を設定すれば、運動の目的に合う運動分類ほど高い採用頻度に設定できる。
さらに、第1態様において、前記生成手段は、前記第二決定手段によって決定された前記運動分類に含まれる複数の運動の中から、前記採用頻度に基づいて所定の運動を決定して、前記レッスン情報を生成してもよい。運動分類に含まれる運動を決定する際に、採用頻度に基づいて決定することもできる。ゆえに、目的情報に応じて優先順位を設定すれば、運動の目的に合う運動ほど高い採用頻度に設定できる。
第1態様は、前記レッスン情報の実行にかかる時間であり、前記目的情報が示す運動の目的に応じた所要時間を決定する第三決定手段と、前記レッスン情報を構成する前記運動分類の数として、前記第三決定手段によって決定された前記所要時間内で実行可能な数を決定する第四決定手段と、を備えてもよい。運動の目的に応じてレッスン情報の所要時間を設定できる。よってユーザが運動を行う上での時間的な都合に対して便宜を図りやすい。
第1態様において、前記生成手段は、前記運動を行わずに休憩する休憩時間を、複数の前記運動分類に加えて、前記レッスン情報を構成してもよい。レッスン情報に休憩時間を組み込むことで、疲れを一時回復して運動を続けることができる。よってユーザの運動の効果をより高めることができる。
第1態様において、前記運動分類の種類は複数種類あり、前記第一決定手段は、前記目的情報に対応する種類の前記運動分類の前記採用頻度を、前記目的情報の示す運動の目的に応じて設定してもよい。運動分類の採用頻度を運動の目的に応じて設定することで、運動の目的から遠い運動分類であっても、頻度によって、レッスン情報の構成に含めることができる。ゆえにユーザが運動に飽きを生じにくい。
第1態様において、前記運動分類の種類には、少なくとも有酸素運動と筋力増強運動とが含まれており、前記第一決定手段は、前記目的情報の示す運動の目的が前記有酸素運動を多く必要とする運動を行う目的である場合、前記有酸素運動の前記採用頻度を前記筋力増強運動の前記採用頻度よりも高く設定する一方、前記目的情報の示す運動の目的が前記筋力増強を多く必要とする運動を行う目的である場合、前記筋力増強運動の前記採用頻度を前記有酸素運動の前記採用頻度よりも高く設定してもよい。
有酸素運動を多く必要とする運動を目的とする場合でも、レッスン情報は、目的通りの有酸素運動だけでなく、目的からは遠い筋力増強運動を含むことができる。筋力増強運動の採用頻度を有酸素運動より低くしたレッスン情報に従えば、大方の目的に沿った運動を主に行うことができる。併せて、目的からは遠いが筋力増強運動に分類される運動を副次的に行うこともでき、ユーザが運動に飽きを生じにくい。その逆の場合も同様である。
第1態様において、前記レッスン情報を構成する前記運動分類に分類される運動によって身体部位を動作させる動作速度を、前記目的情報に応じて変更する変更手段をさらに備えてもよい。運動の目的に応じて運動の動作速度を変更することで、動作速度に応じて得られる運動の効果を高めることができる。
本発明の第2態様によれば、身体部位を動作させる運動を示すレッスン情報を提示して運動を支援するため、コンピュータで実行される運動支援方法であって、運動の目的を示す目的情報が取得される取得ステップと、複数の運動を分類分けした運動分類を複数用いて構成される対応運動分類であって、前記レッスン情報は、複数の前記対応運動分類から構成され、前記取得ステップにおいて取得された前記目的情報に従って、前記対応運動分類に採用する運動分類の中から、所定の運動分類を採用する度合いを示す採用頻度が、前記対応運動分類に含まれる前記運動分類ごとに決定される第一決定ステップと、前記第一決定ステップにおいて決定された前記採用頻度に応じて、前記レッスン情報に採用する前記運動分類が決定される第二決定ステップと、前記第二決定ステップにおいて決定された前記運動分類について、前記運動分類が含む運動が決定されて、前記レッスン情報が生成される生成ステップと、を含む運動支援方法が提供される。
また、本発明の第3態様によれば、身体部位を動作させる運動を示すレッスン情報を提示して運動を支援する運動支援装置として機能させるためのプログラムであって、コンピュータに、運動の目的を示す目的情報が取得される取得ステップと、複数の運動を分類分けした運動分類を複数用いて構成される対応運動分類であって、前記レッスン情報は、複数の前記対応運動分類から構成され、前記取得ステップにおいて取得された前記目的情報に従って、前記対応運動分類に採用する運動分類の中から、所定の運動分類を採用する度合いを示す採用頻度が、前記対応運動分類に含まれる前記運動分類ごとに決定される第一決定ステップと、前記第一決定ステップにおいて決定された前記採用頻度に応じて、前記レッスン情報に採用する前記運動分類が決定される第二決定ステップと、前記第二決定ステップにおいて決定された前記運動分類について、前記運動分類が含む運動が決定されて、前記レッスン情報が生成される生成ステップと、を実行させるプログラムが提供される。
第2態様に係る運動支援方法に従う処理をコンピュータで実行することによって、ユーザは、第1態様と同様の効果を得ることができる。また、第3態様に係るプログラムを実行してコンピュータを運動支援装置として機能させることで、利用者は、第1態様と同様の効果を得ることができる。
運動支援装置2の構成について説明するための図である。 運動目的テーブルの概略的な構成を示す図である。 設定テーブルの概略的な構成を示す図である。 パターンテーブルの概略的な構成を示す図である。 運動設定テーブルの概略的な構成を示す図である。 運動支援プログラムにおけるエクササイズ作成処理のフローチャートである。 運動支援プログラムにおけるレッスン内容決定処理のフローチャートである。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について、説明する。本実施形態では、エクササイズを配信する運動支援装置2を例に、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。このため、参照する図面に限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
まず、図1を参照し、運動支援装置2の概略的な構成について説明する。図1に示す、運動支援装置2は、端末装置5にエクササイズを配信することのできる装置である。例えば、運動支援装置2は、周知のパーソナルコンピュータ(PC)である。なお、端末装置5は、ユーザ41により操作される。運動支援装置2は、後述する運動支援プログラムがインストールされて実行される。これにより、運動支援装置2は、端末装置5においてユーザ41が入力する運動の目的(目的情報)に合う運動を組み合わせたエクササイズを作成し、端末装置5に送信する。
本実施の形態において、エクササイズとは、1単位の運動を複数組み合わせた一連の運動である。エクササイズは、所定の時間、継続して行われる。1単位の運動は、例えばマーチやサイドステップなど、具体的な運動である。1単位の運動は、5分程度の短時間で完結するように、その動作内容が設定されている。ユーザ41には、ユーザ41がエクササイズを行う手本となるCG(コンピュータグラフィックス)映像が提示される。CG映像は、身体部位を動作させる運動の手本となる動作を行うインストラクター42をCGにより再現した映像である。運動支援装置2は、インストラクター42がエクササイズを行うCG映像のデータを、端末装置5に配信する。エクササイズのデータは、例えばMP4や3GPPなどのコンテナフォーマットによってストリーミング配信される。端末装置5は、受信したデータを再生してモニタ67等に表示する。ユーザ41は、表示されたインストラクター42が行う運動の動作を手本にエクササイズを行う。
なお、エクササイズのデータはCG映像のデータに限らない。例えば、運動の内容を音声やテキスト表示によってユーザに伝えることができるようにしたデジタルデータとして配信されてもよい。あるいは、インストラクター42が行うエクササイズのCGデータであってもよい。この場合、端末装置5にCGデータのフォーマットに対応する3D表示プログラムをインストールする。そして、端末装置5のCPUが、インストラクター42がエクササイズの手本を行うCG映像を再現すればよい。また、エクササイズのデータは、ストリーミング形式に限らず、ダウンロード形式により配信されてもよい。
運動支援装置2は、制御を司るCPU21を備えている。CPU21には、バス24を介して、ROM22、RAM23、入出力インタフェイス25が接続されている。ROM22は、CPU21が実行するBIOS等のプログラムを記憶する読出し専用の記憶装置である。RAM23は、データを一時的に記憶する読み書き可能な記憶装置である。
入出力インタフェイス25には、ハードディスクドライブ(HDD)3、ディスクドライブ28、通信部30、表示制御部26、キーボード31およびマウス32が接続されている。ディスクドライブ28は、ディスクROM29が挿入されると、ディスクROM29からデータやプログラム等の読み込みを行う。ディスクROM29は、例えばCD−ROMやDVD−ROMなど、データが記憶された記憶媒体である。PCを運動支援装置2として稼働させるためのOSや運動支援プログラム(後述)等が、ディスクROM29に記憶されて提供される。
HDD3には、ディスクROM29から読み出されたOSや運動支援プログラム等がインストールされる。また、OSやプログラム等の他にも、運動支援プログラムで使用される各種テーブルやデータ等が記憶される。なお、OSやプログラム等は、フラッシュROMなど、その他の記憶媒体に記憶されて提供されてもよい。あるいはインターネット等、ネットワーク10を介して接続される図示しない他のコンピュータ等から、ダウンロードにより提供されてもよい。
表示制御部26は、運動支援装置2で稼働されるOSやプログラム等の操作画面をモニタ27に表示するための描画処理を行う。キーボード31、マウス32は、運動支援装置2で稼働されるOSや運動支援プログラム等の操作画面における操作を行う際に用いられる。通信部30はインターネット等のネットワーク10を介した通信を行うためのインタフェイスである。
次に、端末装置5は、ネットワーク10に接続でき、運動支援装置2が配信するエクササイズのデータを受信して再生することのできる装置である。端末装置5としては、例えば、PDA、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、ネットワーク対応型モニタ、ゲーム機などが挙げられる。本実施の形態では、インターネット等のネットワーク10に接続でき、運動支援装置2との通信が可能なネットワーク対応型モニタを、端末装置5の一例として説明する。
端末装置5は図示しないマイクロコンピュータを搭載する。マイクロコンピュータは、運動支援装置2から受信するエクササイズのデータ(本実施の形態ではCG映像のデータ)を再生してモニタ67にCG映像を表示する。また、スピーカ64から楽曲を出力する。ユーザ41は、運動の映像と楽曲に合わせ、身体部位を動作させる運動を行う。また、ユーザ41は、リモコン等のコンソール62を用い、個人情報や運動の目的(後述)などを入力する。端末装置5は、ユーザ41が入力した情報を、ネットワーク10を介して運動支援装置2に送信する。なお、運動支援装置2のモニタ27やスピーカ(図示外)に、運動の映像と楽曲を出力してもよい。このようにすれば、端末装置5を用いず、運動支援装置2が単体で、ユーザの運動を支援することができる。
上記構成の運動支援装置2は、運動支援プログラム(後述)の実行によって、ユーザ41の運動の目的に応じた複数の運動分類を採用する。そして、運動支援装置2は、運動分類の中から、所定の運動分類に含まれる運動でエクササイズを構成する。運動の目的は、ユーザ41がその目的に応じたエクササイズの提示を受けるために入力する。図2に示すように、運動の目的は、「A」、「B1」、「B2」、「C1」等、ユーザ41が選択可能にあらかじめ数種類用意されている。「A」、「B1」、「B2」、「C1」等の具体例としては、メタボ(メタボリックシンドローム)改善や、シェイプアップ、筋力増強などが挙げられる。
運動の目的を示す、例えば、B1およびB2等は、同一アルファベットで示し、且つ、付加した数字が異なっている。本実施形態では、アルファベットは、主目的を示し、付加した数字は、副目的を示す。つまり、B1とB2は、主目的が同じで副目的が異なる目的であることを意味する。例えば、「B1」は、主目的を体力向上とし、副目的を、持久力向上とする。「B2」は、主目的を体力向上とし、副目的を、筋力向上とする。このような場合などに、アルファベットと数字を用いて表現している。
運動分類は、運動の分類分けを示す。具体的には、運動分類は、複数の運動の中から、運動の種類によって分けた運動を示す。運動分類の具体例として、「エアロ(エアロビクス) or ステップ」、「格闘」、「サーキット」、「バーベル運動」等が挙げられる。「エアロ or ステップ」には、「EX11」、「EX12」、「EX13」等の運動が含まれる。「EX11」、「EX12」、「EX13」等は、例えば、マーチ、ニーアップなどのエアロまたはステップに関する運動を示す。同様に、「サーキット」には、「EX31」、「EX32」、「EX33」等の運動が含まれる。「EX31」、「EX32」、「EX33」等は、例えばフロントマンボ、ワンレッグデットリフトなどである。
エクササイズのCG映像には、エクササイズを構成する個々の運動のCG映像が含まれる。CG映像において、インストラクター42は、BGMとして演奏される楽曲のBPM(Beats Par Minute)を動作速度の基準にして身体を動作させる。ユーザ41は、インストラクター42が行う運動の動作を手本とし、楽曲のBPMを基準に身体を動作させる。なお、運動の動作を再現するCG映像を作成する具体的な方法については公知なので説明を省略する。また、運動支援プログラムにおいて、楽曲のBPMは変更することができる。よって、インストラクター42の動作速度を変更することができる。このため、運動によってユーザ41にかかる負荷を調整することが可能となっている。
エクササイズは、前述したように、1単位の運動を複数組み合わせた一連の運動である。エクササイズを作成する過程では、ユーザ41の運動の目的に対応する複数の運動分類が、対応運動分類として構成される。対応運動分類を構成する複数の運動分類には、それぞれ、エクササイズに採用する度合いを示す採用頻度が決定される。そして、対応運動分類に含まれる運動分類が、採用頻度に応じて、エクササイズに採用される。採用された各運動分類のそれぞれに含まれる運動が組み合わされて、エクササイズとしての一連の運動が構成される。
本実施の形態において、採用頻度は、ユーザ41の運動の目的に適した運動分類が、他の運動分類よりも高い頻度(割合)でエクササイズに採用される。例えば、運動の目的に適した運動分類(例えば運動分類X)があるとする。運動分類Xよりも、より運動の目的に適した運動分類が他にあるとする(例えば運動分類Y)。この場合、運動分類Xがエクササイズに採用される採用頻度は、運動分類Yよりも低く設定される。しかし、運動分類Xの採用頻度は、0には設定されない。よって、エクササイズには、運動分類Yだけでなく、運動分類Xも採用される。言い換えると、エクササイズは、ユーザ41が運動の目的を達成しやすい運動を、主に含む。また、エクササイズは、ユーザ41が運動の目的を達成しにくい運動であっても、副次的に含む。
以下、運動支援装置2で実行される運動支援プログラムについて説明する。まず、運動支援プログラムにおいて参照されるデータベースとテーブルについて説明する。運動支援装置2のHDD3には、所定の記憶エリアに、ユーザ情報を記憶するユーザ情報データベース(図示外)と、図2〜図5に示す、4つのテーブルが記憶されている。
ユーザ情報は、端末装置5の操作により、ユーザ登録を行うことで、ユーザ情報データベースに記録される。ユーザ登録の詳細については省略するが、本実施の形態では、ユーザ情報データベースに、ユーザ41の氏名(あるいはニックネーム)、任意のパスワード、年齢、性別、管理情報等の登録が行われる。
なお、管理情報とは、ユーザ41がエクササイズに従う運動を行う上で、身体に関して注意すべき内容を示す情報である。本実施の形態では、エクササイズを作成する過程において、管理情報に応じて、エクササイズに決定される運動が変更される。また、エクササイズを実行するのにかかる時間(レッスン時間)についても変更が行われる。例えば、心臓に不安のあるユーザに対しては、心臓に負担がかからないよう、所定の制限時間内で終了するエクササイズが作成される。また、例えば骨に不安のあるユーザに対しては、動作内容にジャンプを含む運動を除いたエクササイズが作成される。後述する運動支援プログラムでは、ユーザ情報データベースに登録された管理情報が参照されて、エクササイズが生成される。
図2に示す、「運動目的テーブル」には、目的情報と、目的情報と対応付けられた対応運動分類および優先順位とが、登録される。具体的には、運動目的テーブルには、目的情報と、対応運動分類とが対応付けて登録される。目的情報は、例えば、ユーザ41により入力される運動の目的を表す。一方、対応運動分類は、目的情報が示す運動の目的に適した1以上の運動分類を含む。そして、本実施形態では、対応運動分類として登録された複数の運動分類の中から、運動目的テーブルに登録された優先順位に従って、所定の運動分類が決定される。
例えば、運動の目的が「A」である場合を考える。運動の目的「A」が、「メタボ改善」の例を挙げる。運動の目的「メタボ改善」に適切な対応運動分類として、「エアロ or ステップ」、「格闘」、「サーキット」の3種類の運動分類が、運動目的テーブルに基づいて決定される。さらに、運動の目的に合わせた運動分類の優先順位として、上位から順に、「エアロ or ステップ」、「格闘」、「サーキット」が、運動目的テーブルに登録されている。すなわち、「エアロ or ステップ」は「格闘」や「サーキット」よりも「メタボ改善」に適した運動分類として登録されている。また、「格闘」は、「サーキット」よりも「メタボ改善」に適した運動分類として登録されている。なお、図2に示す本実施形態では、上位の優先順位から順番に、「1位」、「2位」、「3位」と運動種類が、運動目的テーブルに登録される。
本実施の形態では、運動の目的として「A」、「B1」、「B2」、「C1」、「C2」、「D」、「E1」、「E2」の8種類が選択可能に登録されている。そして、各運動の目的に応じて、対応運動分類と、対応運動分類の中の運動分類の優先順位とが、それぞれ登録されている。なお、本実施の形態では、運動目的テーブルにおいて、運動の目的がA,B,Cの場合、対応運動分類として3種類の運動分類を設定している。また、運動目的テーブルにおいて、運動の目的がD,Eの場合、対応運動分類として2種類の運動分類を設定している。
図3に示す「設定テーブル」は、対応運動分類に含まれる複数の運動分類をエクササイズに採用する採用頻度を決定するためのテーブルである。設定テーブルは、運動の目的が同一の場合であっても、常に同じ採用頻度が決定されないようにしている。具体的に、設定テーブルには、複数のレベルとクラスが設定されている。複数のレベルごとのクラスは、対応運動分類に含まれる各運動分類の採用頻度が異なることを示す。エクササイズが生成される際に、各レベルにおいていずれかのクラスが決定されることで、運動分類の採用頻度が変化される。
例えば、運動の目的がA,B(B1,B2),C(C1,C2)のいずれかである場合を考える。第1レベルでは、運動の目的によって決定可能なクラスが異なる。運動目的のA、B、Cの場合、第1レベルにおいて決定可能なクラスは「1」、「2」、「3」、「4」である。各クラスは、所定の決定率に従って決定される。図3の例では、設定テーブルの第1レベルに示すように、6/10の決定率で第1レベルのクラスが「1」に決定される。また、2/10の決定率で第1レベルのクラスが「2」に決定され、1/10の決定率で第1レベルのクラスが「3」または「4」にそれぞれ決定される。なお、第1レベルにおいて、クラス「5」、「6」、「7」は、決定されない。クラス「5」、「6」、「7」は、運動支援プログラムの初期設定(図示外)において、決定可能にする設定を行った場合に、あらかじめ設定された決定率が割り当てられて、決定できるようになる。
第1レベルに次いで、第2レベルの決定が行われる。第2レベルでは、第1レベルで決定されるクラスに応じて異なるクラスが決定可能である。例えば、第1レベルにおいてクラス「1」が決定された場合、第2レベルでは、6/10の決定率でクラス「1」が決定され、2/10の決定率でクラス「2」が決定される。また、クラス「3」とクラス「4」は、それぞれ1/10の決定率で決定される。また、例えば第1レベルにおいてクラス「2」が決定された場合には、第2レベルでは、7/10の決定率でクラス「5」が決定される。また、2/10の決定率でクラス「6」が決定され、1/10の決定率でクラス「7」が決定される。
このように決定される第1レベルのクラスと第2レベルのクラスに対応付けて、対応運動分類に含まれる各運動分類の採用頻度が決定される。例えば、第1レベルのクラスが「1」で第2レベルのクラスが「1」に決定された場合、1位の運動分類の採用頻度は4/7に決定される。また、2位の採用頻度は2/7に決定され、3位の採用頻度は1/7に決定される。第1レベルのクラスが「1」で第2レベルのクラスが「2」に決定された場合、1位の運動分類の採用頻度は2/7に決定される。また、2位の採用頻度が4/7に決定されて、3位の採用頻度は1/7に決定される。このように、優先順位が上位の運動分類の採用頻度が、必ずしも高い頻度に決定されるわけではない。第1レベルで決定されるクラスと、第2レベルで決定されるクラスとの組み合わせ次第で、優先順位通りに高い採用頻度が決定される場合がある。その一方で、優先順位とは異なる順に高い採用頻度が設定される場合もある。設定テーブルでは、優先順位通りに高い順の採用頻度となる場合が、優先順位とは異なる順に高い採用頻度となる場合よりも、高い決定率で決定されるように、設定されている。
次に、図4に示す、「パターンテーブル」は、エクササイズを決定するテーブルである。具体的には、パターンテーブルは、所定のレッスン時間内でエクササイズを実行できるように、複数のレッスン時間それぞれに適した運動分類を登録する。また、パターンテーブルは、複数の運動分類の実行順序も登録する。
パターンテーブルには、設定テーブルにおいて決定される第1・第2レベルの各クラスの組み合わせごとに、数種類のエクササイズが登録されている。図4の例では、例えば、第1レベルのクラスが「1」で第2レベルのクラスが「2」に決定された場合、第3レベルではクラス「1」とクラス「2」が決定可能となっている。第3レベルのクラス「1」と「2」には、それぞれ異なるエクササイズが登録されている。また、第3レベルの各クラスには、それぞれ、複数のレッスン時間に対応可能なエクササイズが登録される。図4の例では、第3レベルの各クラスに、それぞれ、レッスン時間「40分」、「30分」、「20分」の異なるエクササイズが設けられ、パターンテーブルに登録されている。
例えば、設定テーブルにおいて第1レベルのクラスが「1」で第2レベルのクラスが「1」に決定された場合、第3レベルのクラス「1」は1/2の決定率で決定される。また、同じく1/2の確率で第3レベルのクラス「2」が決定される。第3レベルのクラス「1」のエクササイズと、第3レベルのクラス「2」のエクササイズは、運動分類の採用頻度が、いずれも、第1レベルのクラスが「1」で、第2レベルのクラスが「1」の場合に決定される採用頻度に従う。
例えば、第1レベルのクラスが「1」、第2レベルのクラスが「1」、第3レベルのクラスが「1」に決定され、レッスン時間が40分である場合について考える。この場合のエクササイズは、図4の実行順「1」〜「11」が示す。まず、実行順「1」として、ウォーミングアップ(WU)が実行される。次に実行順「2」〜「3」として、優先順位1位の運動分類に分類される運動が2回実行される。そして、実行順「4」として、休憩(BK)が実行される。次いで、優先順位2位の運動が、実行順「5」〜「6」として2回実行される。次に、実行順「7」として、優先順位3位の運動が1回実行される。そして、実行順「8」として、休憩が実行される。最後に、実行順「9」〜「10」として、優先順位1位の運動が2回実行されて、実行順「11」としてクールダウン(CD)が実行される。これにより、エクササイズが終了される。
上述したように、本実施形態では、エクササイズは、複数の運動分類により構成される。図4の例では、第1レベル:クラス「1」、第2レベル:クラス「1」、第3レベル:クラス「1」におけるレッスン時間「40分」のエクササイズは、例えば、実行順「1」〜実行順「11」の運動分類により構成される。さらに、本実施形態では、エクササイズを構成する運動分類ごとに、各運動分類に適した運動が決定される。以下、図5を用いて、各運動分類に適した運動が決定される。
図5に示す、「運動設定テーブル」は、エクササイズを構成する各運動分類に運動を割り当てる際に参照されるテーブルである。本実施の形態では、各運動分類にはそれぞれ複数の運動が分類されている。具体的には、管理情報に応じて運動分類に割り当てる運動を変更できるように、運動と管理情報とが、運動設定テーブルに対応付けられている。図5の例では、「エアロ or ステップ」に分類される「EX13」には、その動作内容にジャンプが含まれている。このため、運動「EX13」は、骨に不安のあるユーザに提示するエクササイズの構成には含まれないように、例えば「EX11」に変更される処理がなされる。なお、図5に示すジャンプ「あり」または「なし」が、管理情報の一例である。また、運動支援プログラムでは、楽曲のBPMの変更によって運動の負荷の調整が行われる。BPM変更の対象外となる運動分類(具体的にはバーベル運動、WU、BK、CD)と運動とが、BPM変更「不可」に対応付けされている。図5の例では、BPM変更「可」またはBPM変更「不可」が、管理情報の一例である。
次に、図1〜図5を適宜参照しながら、図6,図7を参照し、運動支援プログラムの実行に従う運動支援装置2の動作について説明する。以下、フローチャートの各ステップを「S」と略記する。
運動支援プログラムのメイン処理(図示外)は、運動支援装置2のOSが起動されると自動実行される。メイン処理では、上記したユーザ登録時の処理や、ユーザ41のログイン等の処理が行われる。ユーザ41が運動支援装置2からエクササイズの提示を受ける場合には、ユーザ41は、端末装置5を操作して、運動支援プログラムにログインする。メイン処理によって、端末装置5のモニタ67に、運動の目的(目的情報)および希望するレッスン時間の入力画面が表示される。なお、本実施の形態においては、目的情報は、上記の運動目的テーブル(図2参照)であらかじめ設定されている8種類の運動の目的が選択可能に提示される。レッスン時間は、40分、30分、20分のいずれかを選択可能に提示される。
メイン処理では、図6に示す、エクササイズ作成処理がコールされる。CPU21は、端末装置5においてユーザ41が入力(選択)する目的情報および希望するレッスン時間の情報の受信を待機する(S1:NO)。目的情報およびレッスン時間の情報を受信したら(S1:YES)、CPU21は、目的情報をRAM23に記憶する。さらにHDD3のユーザ情報データベースを参照して、CPU21は、ログイン中のユーザ41の管理情報を取得する(S3)。CPU21は、取得した管理情報をRAM23に記憶する。また、CPU21は、ユーザ41が希望するレッスン時間を、ユーザ41に提示するエクササイズのレッスン時間として、暫定的に設定する(S5)。CPU21は、レッスン時間をRAM23に記憶する。
次に、S3で取得した管理情報に基づき、ユーザ41が心臓に不安のあるユーザである場合(S7:YES)、CPU21は、S9に進む。CPU21は、S5で設定したレッスン時間を、運動支援プログラムのデータとしてあらかじめ設定されている所定値と比較する(S9)。レッスン時間が所定値より長い場合(S9:YES)、CPU21は、レッスン時間を所定値に変更してS13に進む(S11)。レッスン時間が所定値以内であれば(S9:NO)、CPU21は、レッスン時間の変更は行わず、S13に進む。また、S7において、ユーザ41の心臓に不安がない場合も(S7:NO)、CPU21はレッスン時間を変更せずに、S13に進む。例えば、ユーザ41が40分のレッスン時間を希望する場合、ユーザ41の心臓に不安があれば、レッスン時間が例えば20分に制限される。ユーザ41の心臓に不安がなければ、レッスン時間が希望通りの40分に設定される。
CPU21は、運動目的テーブル(図2参照)を参照して、ユーザ41の運動の目的に対応する対応運動分類と、その対応運動分類に含まれる各運動分類の優先順位とを取得する。CPU21は、取得した対応運動分類と優先順位とをRAM23に記憶する(S13)。上記したように、例えば運動の目的が「A」であれば、対応運動分類として「エアロ or ステップ」、「格闘」、「サーキット」の3種類の運動分類が設定される。また、優先順位も「エアロ or ステップ」、「格闘」、「サーキット」の順に、1位、2位、3位に設定される。
次に、CPU21は、設定テーブル(図3参照)を参照して、ユーザ41の運動の目的に応じて、第1レベルのクラスと第2レベルのクラスとを決定する。そして、CPU21は、決定したクラスに対応付けられた対応運動分類に含まれる各運動分類の採用頻度を決定する(S15)。CPU21は、決定した採用頻度をRAM23に記憶する。このようにCPU21は、設定テーブルの決定率に従って、第1レベルのクラスと第2レベルのクラスとを決定する。すなわち、決定率によって、優先順位と採用頻度との関係が決定される。よって、優先順位と採用頻度との関係は、常に一定の関係にない。このため、優先順位通りに採用頻度が決定される場合がある一方で、優先順位とは異なる順に高い採用頻度が決定される場合がある。上記したように、例えば第1レベルでクラス「1」が決定され、第2レベルでクラス「1」が決定された場合、「エアロ or ステップ」、「格闘」、「サーキット」の採用頻度は、順に、4/7、2/7、1/7に決定される。
CPU21は、パターンテーブル(図4参照)を参照して、S15において決定された、第1・第2レベルの各クラスの組み合わせに応じた第3レベルのクラスの決定を行う。そして、CPU21は、決定した第3レベルのクラスと、S5〜S11で設定したレッスン時間に対応するエクササイズを決定する。CPU21は、決定したエクササイズをRAM23に記憶する(S17)。上記したように、例えば第1レベル:クラス「1」、第2レベル:クラス「1」、第3レベル:クラス「1」におけるレッスン時間「40分」のエクササイズは、WU、1位、1位、BK、2位、2位、3位、BK、1位、1位、CDの順に実行されるパターンに決定される。
次に、S19のレッスン内容決定処理のサブルーチンがコールされる。図7に示す、レッスン内容決定処理において、CPU21は、S17で決定したエクササイズに適用する運動分類の数を、最大番号として設定する(S31)。上記の第1レベル:クラス「1」、第2レベル:クラス「1」、第3レベル:クラス「1」におけるレッスン時間「40分」のエクササイズの場合、最大番号には「11」が設定される。CPU21は変数Iに1を設定する(S33)。CPU21は、レッスン内容決定処理の継続条件として、Iが最大番号以下であるうちは(S35:YES)、S37〜S53を繰り返す。
CPU21は、まず、I番目の運動分類を取得する(S37)。CPU21は、RAM23に記憶したエクササイズを参照し、実行順がI番目の運動分類を取得する。そして、CPU21は、運動設定テーブル(図5参照)を参照して、取得した運動分類に対応する1単位の運動を取得する(S39)。なお、運動分類に対する運動の割り当ては、本実施の形態では、ランダムに行うものとする。
CPU21は、取得した運動が、その動作内容にジャンプを含むものであるかについて、運動設定テーブルで確認する(S41)。動作内容にジャンプを含まなければ(S41:NO)、CPU21は、取得した運動をエクササイズのI番目に実行する運動に割り当て(S45)、RAM23に記憶する。一方、動作内容にジャンプを含む場合は(S41:YES)、CPU21は、S43に進む。S3で取得した管理情報に基づき、ユーザ41が骨に不安のあるユーザである場合(S43:YES)、CPU21は、S39に戻って運動を取得し直す。S43において、ユーザ41の骨に不安がない場合は(S43:NO)、CPU21は、S45に進む。
S45でエクササイズのI番目に運動を割り当てた後、CPU21は、S1で記憶した目的情報を参照する。そして、運動の目的が「B」または「C」であるか確認する(S47)。運動の目的が「B」でも「C」でもなければ(S47:NO)、CPU21は、変数Iに1加算して(S53)、S35に戻る。Iがまだ最大番号以下であるなら(S35:YES)、CPU21は、次の実行順の運動をエクササイズに割り当てるため、S37〜S53を繰り返して実行する。
S47において、運動の目的が「B」または「C」であった場合(S47:YES)、CPU21は、運動設定テーブルを参照する。S45でエクササイズのI番目の実行に割り当てた運動の運動分類が、バーベル運動(バーベルを用いて筋力の増強等を図る運動)、WU、BK、CDのいずれかであれば(S49:YES)、CPU21は、S53に進む。一方、エクササイズのI番目の実行に割り当てた運動の運動分類が、バーベル運動、WU、BK、CDのいずれでもなければ(S49:NO)、CPU21は、S51に進む。CPU21は、BPMを所定値加算して(S51)、S53に進む。上記同様、変数Iに1加算してS35に戻る。CPU21は、Iがまだ最大番号以下であるならS37〜S53を繰り返して、次の実行順の運動をエクササイズに割り当てる。
S35〜S53の処理の具体例を挙げる。例えば、運動の目的が「B」であり、第1レベル:クラス「1」、第2レベル:クラス「1」、第3レベル:クラス「1」におけるレッスン時間「40分」のエクササイズが決定されたものとする。1番目の実行順にはWUが設定されている。CPU21は、運動設定テーブルから、WUに対応する「EX51」等の1単位の運動のうちのいずれか(例えば首のストレッチや深呼吸など)を取得する(S39)。EX51は動作内容にジャンプを含まない(S41)。また、運動分類がWUである(S49)。よって、エクササイズにおける実行順で1番目にEX51が割り当てられる(S45)。
次に、Iが加算されて「2」となり(S53)、エクササイズにおける実行順で2番目には、優先順位1位の運動分類が採用されている。S13で決定された優先順位1位の運動分類は「サーキット」である。CPU21は、「サーキット」に対応する「EX31」等の運動のうちのいずれか(例えばEX31)を取得する(S39)。EX31は動作内容にジャンプを含まず(S41:NO)、エクササイズにおける実行順2番目にEX31が割り当てられる。また運動の目的が「B」であり(S47:YES)、運動分類が「サーキット」なので(S49:NO)、エクササイズにおける実行順2番目に割り当てられる運動のBPMが所定値加算される(S51)。動作速度を速めることによる運動の負荷が高められる。
エクササイズにおける実行順3番目の運動には、同様に、例えばEX32が割り当てられる。また、4番目に休憩、5,6番目には、優先順位2位の「格闘」に対応する運動、例えばEX21,EX22が割り当てられる。次いで7番目に、優先順位3位の「エアロ or ステップ」に対応する運動、例えばEX13が割り当てられる。ここで、EX13は動作内容にジャンプを含む(S41:NO)。例えば管理情報でユーザ41の骨に不安がなければ(S43:NO)、7番目の運動に、そのままEX13が割り当てられる。しかし、ユーザ41の骨に不安がある場合(S43:YES)、「エアロ or ステップ」に対応する他の運動(例えばEX12)が取得される。例えば、7番目にEX12が割り当てられる。
次いで、8番目に休憩が割り当てられ、9,10番目に、優先順位1位の「サーキット」に対応する運動、例えばEX33,EX34が割り当てられる。11番目はCDであり、例えばEX61が割り当てられる。このように、例えば、運動の目的:「B」、第1レベル:クラス「1」、第2レベル:クラス「1」、第3レベル:クラス「1」、レッスン時間「40分」のエクササイズに、各運動が割り当てられる。上記例では、順に、EX51,EX31,EX32,休憩,EX21,EX22,EX13(またはEX12),休憩,EX33,EX34,EX61により構成されるエクササイズが作成される。ユーザ41の運動の目的「B」に最も合う運動分類は、優先順位1位の「サーキット」である。しかし、作成されるエクササイズには「サーキット」以外の「格闘」や「エアロ or ステップ」に分類される運動も含めることができる。
S37〜S53の繰返しによってエクササイズに運動が割り当てられ、Iが最大番号以上となれば(S35:NO)、CPU21は、図6のエクササイズ作成処理に戻る。CPU21は、作成されたエクササイズを構成する各運動をCGで再現する。インストラクター42が手本となる運動を行うCG映像を作成して、ユーザ41の端末装置5に配信する(S21)。図1に示すように、端末装置5は、運動支援装置2から配信されたエクササイズのデータを再生し、モニタ67にCG映像を表示する。ユーザ41は、表示されたCG映像を手本に、自身の運動の目的に合うエクササイズに従って、身体を動作させる運動を行う。
以上説明したように、本実施形態の運動支援装置2では、目的情報に従って決定した採用頻度に応じて、エクササイズに採用する運動分類を決定することができる。目的情報が変わらずとも、エクササイズに採用される運動分類が、採用頻度によって変わり、エクササイズが常に同じ運動分類から構成されない。言い換えると、目的情報に、より合う運動分類だけでなく、目的から遠い運動分類も、採用頻度に応じてエクササイズに含めることができる。ユーザの運動の目的が変わらない場合でも、生成されるエクササイズが含む運動が、毎回、同じ運動とならない。よって、ユーザが運動に飽きを生じにくい。
また、対応運動分類に含める運動分類の採用頻度を設定するにあたって、採用頻度を高くする優先順位を設定することができる。ゆえに、目的情報に応じて優先順位を設定すれば、運動の目的に合う運動分類ほど高い採用頻度に設定できる。さらに、運動分類に含まれる運動を決定する際に、採用頻度に基づいて決定することもできる。ゆえに、目的情報に応じて優先順位を設定すれば、運動の目的に合う運動ほど高い採用頻度に設定できる。
また、運動の目的に応じてエクササイズのレッスン時間を設定できる。よってユーザが運動を行う上での時間的な都合に対して便宜を図りやすい。また、エクササイズに休憩を組み込むことで、疲れを一時回復してエクササイズを続けることができる。よってユーザの運動の効果をより高めることができる。また、運動分類の採用頻度を運動の目的に応じて設定することで、運動の目的から遠い運動分類であっても、頻度によって、エクササイズの構成に含めることができる。ゆえにユーザが運動に飽きを生じにくい。
また、有酸素運動を多く必要とする運動を目的とする場合でも、エクササイズは、目的通りの有酸素運動だけでなく、目的からは遠い筋力増強運動を含むことができる。筋力増強運動の採用頻度を有酸素運動より低くしたエクササイズに従えば、大方の目的に沿った運動を主に行うことができる。併せて、目的からは遠いが筋力増強運動に分類されるエクササイズを副次的に行うこともでき、ユーザが運動に飽きを生じにくい。その逆の場合も同様である。
また、運動の目的に応じてエクササイズのBPMを変更することで、動作速度に応じて得られる運動の効果を高めることができる。
なお、上記説明した本実施形態の運動支援装置2の構成および動作は例示である。本発明は各種の変形が可能なことは言うまでもない。本実施の形態では、設定テーブルを参照し、優先順位に応じて運動分類の採用頻度を決定した。次に、パターンテーブルから運動分類が採用頻度に沿って採用されたエクササイズを決定した。そして、運動設定テーブルに基づき、運動分類に運動を割り当てた。これにより、採用頻度に応じて運動が割り当てられたエクササイズを生成した。これに限らず、パターンテーブルを用いずに、エクササイズに運動分類を採用してもよい。例えば、S17において、レッスン時間に応じてエクササイズに採用可能な運動分類の数を求める。そして、求めた数に達するまで、実行順に、採用頻度に応じて運動分類をエクササイズに採用すればよい。なお、この場合において、エクササイズに適用する運動分類の数を決定するCPU21が、「第四決定手段」に相当する。
本実施形態では、管理情報は、ユーザ41の心臓と骨に関する情報とした。これに限らず、身体に関し、運動を行う上で考慮すべき情報であれば、含めるとよい。また、ユーザ41の心臓に不安がある場合に、BPMを減算してもよい。
運動分類は、例として「エアロ or ステップ」、「格闘」、「サーキット」等を挙げたが、「有酸素運動」や「無酸素運動」、「筋力増強運動」など、より概念的な括りで分類してもよい。あるいは、「腕の運動」、「足の運動」など、より小さな運動の括りで分類してもよい。もちろん、それらを混在させてもよい。また、同一の運動が複数の運動分類に重複して分類されてもよい。
運動目的テーブルでは、運動の目的に応じて最大3種類の運動分類を対応運動分類に含めた。しかし、対応運動分類に含める運動分類の種類は、便宜上、最大3種類としているに過ぎない。よって、何種類であってもよい。もちろん、対応運動分類として、全ての種類の運動分類を含んでもよい。この場合、すべての運動分類に対し、運動の目的ごとの優先順位あるいは採用頻度を設定すればよい。
運動設定テーブルでは、運動分類に対する運動の割り当てをランダムに行った。これに限らず、各運動に採用頻度を設定してもよい。そして採用頻度に基づいて、運動分類に運動を割り当ててもよい。また、運動分類に運動を割当てる場合において、同じ運動が重複してエクササイズの構成に決定されないようにしてもよい。また、1単位の運動として5分程度のものとしたが、それより長くとも、短くともよい。また、1単位の運動として時間で区切らず、例えば所定のセット数を1単位としてもよい。あるいは目安となる消費カロリーに相当する運動量を確保できる運動を、1単位の運動としてもよい。
また、目的情報として選択可能に提示する運動の目的は8種類としたが、任意の種類にしてもよい。また、エクササイズのパターンを決定する過程では、第1・第2・第3レベルの各クラスをそれぞれ別々に決定した。これに限らず、一度の決定で、運動分類の採用頻度とエクササイズのパターンを決定できるようにしてもよい。また、レッスン時間は、40分、30分、20分のいずれかとした。これに限らず、任意の時間を設定してもよい。運動分類について、運動設定テーブルに例示した分類に限らず、任意の分類を設けてもよい。
また、エクササイズには、ウォーミングアップ、休憩、クールダウンを含めた。エクササイズとして、ウォーミングアップ、休憩、クールダウンを含まず、運動だけから構成してもよい。また、運動支援装置2からユーザに配信するエクササイズは、S19で作成した、運動を割り当てただけのデータとしてもよい。すなわち、CGによる映像の作成を端末装置5側で行ってもよい。
なお、本実施の形態においては、エクササイズが「レッスン情報」に相当し、レッスン時間が「所要時間」に相当する。S1で、目的情報を取得するCPU21が、「取得手段」に相当する。S15で、設定テーブルに基づき分類情報の採用頻度を決定するCPU21が、「第一決定手段」に相当する。S17で、エクササイズを決定し、採用頻度に応じて運動分類を採用するCPU21が、「第二決定手段」に相当する。S19で、運動分類に運動を割り当てて、エクササイズを生成するCPU21が、「生成手段」に相当する。S5で、レッスン時間を設定するCPU21が、「第三決定手段」に相当する。S51で、エクササイズを実行するBPMを変更するCPU21が、「変更手段」に相当する。
2 運動支援装置
21 CPU

Claims (10)

  1. 身体部位を動作させる運動を示すレッスン情報を提示して運動を支援する運動支援装置であって、
    運動の目的を示す目的情報を取得する取得手段と、
    複数の運動を分類分けした運動分類で、前記取得手段によって取得された前記目的情報に適した運動分類を複数用いて対応運動分類が構成され、
    前記レッスン情報は、前記対応運動分類を構成する複数の前記運動分類から構成され、
    前記目的情報に従って、前記対応運動分類に含まれる運動分類の中から、所定の運動分類を採用する度合いを示す採用頻度を、前記対応運動分類に含まれる前記運動分類ごとに決定する第一決定手段と、
    前記第一決定手段によって決定された前記採用頻度に応じて、前記レッスン情報に採用する前記運動分類を決定する第二決定手段と、
    前記第二決定手段によって決定された前記運動分類について、前記運動分類が含む運動を決定して、前記レッスン情報を生成する生成手段と、
    を備えることを特徴とする運動支援装置。
  2. 前記対応運動分類が含む複数の運動分類には、それぞれ、優先順位が設定され、
    設定された優先順位が高い運動が、前記レッスン情報に採用される前記採用頻度が高く設定されることを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。
  3. 前記生成手段は、前記第二決定手段によって決定された前記運動分類に含まれる複数の運動の中から、前記採用頻度に基づいて所定の運動を決定して、前記レッスン情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の運動支援装置。
  4. 前記レッスン情報の実行にかかる時間であり、前記目的情報が示す運動の目的に応じた所要時間を決定する第三決定手段と、
    前記レッスン情報を構成する前記運動分類の数として、前記第三決定手段によって決定された前記所要時間内で実行可能な数を決定する第四決定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の運動支援装置。
  5. 前記生成手段は、前記運動を行わずに休憩する休憩時間を、複数の前記運動分類に加えて、前記レッスン情報を構成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の運動支援装置。
  6. 前記運動分類の種類は複数種類あり、
    前記第一決定手段は、前記目的情報に対応する種類の前記運動分類の前記採用頻度を、前記目的情報の示す運動の目的に応じて設定することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の運動支援装置。
  7. 前記運動分類の種類には、少なくとも有酸素運動と筋力増強運動とが含まれており、
    前記第一決定手段は、
    前記目的情報の示す運動の目的が前記有酸素運動を多く必要とする運動を行う目的である場合、前記有酸素運動の前記採用頻度を前記筋力増強運動の前記採用頻度よりも高く設定する一方、
    前記目的情報の示す運動の目的が前記筋力増強を多く必要とする運動を行う目的である場合、前記筋力増強運動の前記採用頻度を前記有酸素運動の前記採用頻度よりも高く設定すること
    を特徴とする請求項6に記載の運動支援装置。
  8. 前記レッスン情報を構成する前記運動分類に分類される運動によって身体部位を動作させる動作速度を、前記目的情報に応じて変更する変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の運動支援装置。
  9. 身体部位を動作させる運動を示すレッスン情報を提示して運動を支援するため、コンピュータで実行される運動支援方法であって、
    運動の目的を示す目的情報が取得される取得ステップと、
    複数の運動を分類分けした運動分類を複数用いて構成される対応運動分類であって、前記レッスン情報は、複数の前記対応運動分類から構成され、
    前記取得ステップにおいて取得された前記目的情報に従って、前記対応運動分類に採用する運動分類の中から、所定の運動分類を採用する度合いを示す採用頻度が、前記対応運動分類に含まれる前記運動分類ごとに決定される第一決定ステップと、
    前記第一決定ステップにおいて決定された前記採用頻度に応じて、前記レッスン情報に採用する前記運動分類が決定される第二決定ステップと、
    前記第二決定ステップにおいて決定された前記運動分類について、前記運動分類が含む運動が決定されて、前記レッスン情報が生成される生成ステップと、
    を含む運動支援方法。
  10. 身体部位を動作させる運動を示すレッスン情報を提示して運動を支援する運動支援装置として機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    運動の目的を示す目的情報が取得される取得ステップと、
    複数の運動を分類分けした運動分類を複数用いて構成される対応運動分類であって、前記レッスン情報は、複数の前記対応運動分類から構成され、
    前記取得ステップにおいて取得された前記目的情報に従って、前記対応運動分類に採用する運動分類の中から、所定の運動分類を採用する度合いを示す採用頻度が、前記対応運動分類に含まれる前記運動分類ごとに決定される第一決定ステップと、
    前記第一決定ステップにおいて決定された前記採用頻度に応じて、前記レッスン情報に採用する前記運動分類が決定される第二決定ステップと、
    前記第二決定ステップにおいて決定された前記運動分類について、前記運動分類が含む運動が決定されて、前記レッスン情報が生成される生成ステップと、
    を実行させるプログラム。
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