JP5774056B2 - ワーク移載装置およびケーサーシステム - Google Patents
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Description
特許文献1に記載のワーク移載装置によっては、装置を小型化するとともに、ワークの増加等への対応を容易にできる。
特許文献2に記載のワーク移載装置では、第1、第2の駆動源が独立して駆動する。第1、第2のベルト・プーリは、第1、第2のベルトが走行可能なように第1、第2の駆動源に連結されている。移動プーリ部は、第1のベルトと第2のベルトとの間に配置され且つ第1のベルトと第2のベルトが交差するように掛け回されている。ガイド部は、移動プーリ部を直線上に移動自在に案内する。
特許文献2に記載のワーク移載装置によっては、リンク部材機構を移動させる機構として移動機構を使用することにより、構造がシンプルになり、小型化及び低コスト化を図れる。
特許文献3に記載のワーク移載装置では、連結パンタグラフ機構を支持補強する支持部材をパンタグラフ機構の連結方向に平行に設けている。また、このワーク移載装置では、支持部材は、連結パンタグラフ機構の伸縮長さ内において連結パンタグラフ機構の伸縮に合わせて一体に伸縮する。
特許文献3に記載のワーク移載装置によっては、コンパクトなサイズにすることができる。
本発明の一態様は、第一位置において第一方向に列置された第一形態をなす複数のワークを、前記第一形態よりも多列且つ前記複数のワークが互いに接し得る状態で配置された第二形態へと配列変換して前記第一位置とは異なる第二位置へ移載し、または、前記第二位置において前記第二形態に配列された前記ワークを前記第一形態に配列変換して前記第一位置へ移載するワーク移載装置であって、前記ワークを把持する第一チャック部および前記ワークを把持する第二チャック部を有するチャックユニットと、前記チャックユニットに接続され、前記第一形態から前記第二形態へ、または、前記第二形態から前記第一形態へ前記ワークの配列を変換する配列変換部と、前記配列変換部に接続され、前記チャックユニットを前記配列変換部ごと前記第一位置と前記第二位置との間で移動させるワーク搬送部と、を備え、前記配列変換部は、前記第一方向および前記第一方向に直交する第二方向によって規定される面を旋回面として前記旋回面に沿って前記第一チャック部を旋回動作させる旋回機構を有し、前記旋回機構は、前記第二チャック部が設けられた旋回本体と、前記旋回本体側に設けられた第一軸線、および前記第一軸線から離間した第二軸線を有し、前記旋回本体に対して前記第一軸線回りに相対回動自在に接続されたスイングアームと、前記第一軸線と同軸をなして前記スイングアームと一体に回動するように前記スイングアームに設けられたプーリと、前記旋回本体に対して前記スイングアームを前記第一軸線回りに回動させるための動力が前記ワーク搬送部から伝達される回動軸部材と、前記回動軸部材と前記プーリとに掛けられ前記回動軸部材の回転を前記プーリに伝達するベルトと、前記スイングアームに対して前記第二軸線回りに回動可能に接続され前記第一チャック部を有する移動子と、を有し、前記ワーク搬送部は、回転駆動力を発する動力源と、前記動力源に設けられ前記回転駆動力により回転動作するプーリと、前記第一方向及び前記第二方向に対して直交する第三方向から見たときに、前記第一位置と第二位置とを結ぶ直線方向に長く前記配列変換部が前記直線方向に自在に移動可能となるように前記配列変換部が取り付けられたガイドレールと、前記動力源に設けられたプーリと前記回動軸部材とに掛けられ且つ一部が前記ガイドレールに固定され、前記動力源からの駆動力を、前記回動軸部材の回動のための動力として前記回動軸部材に伝達し、且つ、前記ガイドレールに対する前記ワーク搬送部の移動のための動力として前記ワーク搬送部に伝達するベルトと、前記動力源の動作と同期して前記ガイドレールを前記第三方向へ進退動作させる昇降手段と、を有し、前記動力源が発する前記回転駆動力は、前記ワーク搬送部を前記ガイドレールに沿って直線移動させる動力と、前記回動軸部材を回動させ前記第一チャック部を旋回移動させる動力とになることを特徴とするワーク移載装置である。
図1に示すように、ケーサーシステム1は、液体飲料等が充填された紙容器(カートン)がワークWであり、所定個数のワークWをまとめてケースCに収容するための設備である。本実施形態では、ワークWの形状として、牛乳などの飲料を充填するために広く用いられているゲーブルトップ型の容器形状を示しているが、ワークWの形状はこれに限られるものではない。
図2、図3、図4に示すように、本実施形態のワーク移載装置60は、フレーム61と、制御部62と、チャックユニット63と、配列変換部64と、ワーク搬送部65とを備える。
フレーム61は、ワーク移載装置60の全体を支持する。制御部62は、後述する動力源82及び動力源90に電気的に接続される。チャックユニット63は、ワークWを把持する第一チャック部66と、ワークWを把持する第二チャック部67と、ワークWを把持する第三チャック部68とを有する。配列変換部64は、チャックユニット63に接続され、第一形態Aから第二形態BへワークWの配列を変換する。ワーク搬送部65は、配列変換部64に接続され、チャックユニット63を配列変換部64ごと第一位置Fと第二位置Gとの間で移動させる。
図6に示すように、ワーク搬送部65は、動力源82に設けられ回転駆動力により回転動作するプーリ83を有する。ワーク搬送部65は、第三方向Jから見たときに第一位置Fと第二位置Gとを結ぶ直線方向に長く、配列変換部64が直線方向に自在に移動可能となるように配列変換部64を取り付けたガイドレール84を有する。ワーク搬送部65は、動力源82に設けられたプーリ83と回動軸部材74とに掛けられ且つ固定部85においてガイドレール84に固定されたベルト86を有する。ベルト86は、プーリ83と回動軸部材74とを繋ぐ長円形の軌道を有する無端ベルトである。また、本実施形態では、ベルト86は、歯付きである。
図2に示すように、ワーク搬送部65は、動力源82の動作と同期してガイドレール84を第三方向Jへ進退動作させるための本発明の昇降手段としての昇降機構87を有する。
まず、図1に示すワーク供給部20においてワークWに適宜の加工(液体の充填、開口部の封止等)が施され、ワークWがワーク供給コンベア21によってワーク移載装置60に搬送される。ワークWは、ワーク移載装置60において流れを止められ、ワークWが第一形態Aで配列されるワーク供給工程を行う。このとき、必要に応じて、図示しない姿勢修正機構によってワークWが直列状態となるように整列されてもよい。
動力源82が発する回動駆動力によってプーリ83が回転すると、プーリ83が歯付きのベルト86に噛み合うことにより、プーリ83はベルト86の軌道方向へとベルト86を移動させようとする。しかしながら、本実施形態では、ベルト86はガイドレール84に固定されているので、プーリ83がベルト86を回転させる力は、ワーク搬送部65を、ガイドレール84に対して、ガイドレール84に沿って進退移動させるように作用する。すなわち、本実施形態において、動力源82は、プーリ83及びベルト86並びにワーク搬送部65に駆動力を伝達することにより、ワーク搬送部65をガイドレール84に沿って移動させる作用を有する。
各チャック部66、67、68の配列変換は、ベルト86を介してプーリ83から回動軸部材74へ伝達された駆動力がスイングアーム71,77を回動させることによって行なわれる。そして、本実施形態において、プーリ83を回転させるのは、ワーク搬送部65をガイドレール84に沿って移動させる作用を有する上述の動力源82である。
このように、本実施形態では、ワークWの配列変換は、ワーク搬送部65の移動のための駆動力を発する動力源82からの駆動力の一部を利用して行なわれている。
そして、ワーク搬送部65は、4個×3列の第二形態Bに整列、集積されたワークWをケースCに収容するワーク移載工程を行う。
すなわち、本実施形態では、ワークWを第一位置Fから第二位置Gまで搬送するワーク搬送工程中に、ワークWの配列を変化する配列変換工程が行なわれる。
図9、図10に示すように、各チャック部66、67、68が加減速する際に、ワークWには、移載の方向Qとは反対方向に慣性力が作用する。従って、ワークWには、水平方向(x軸,本実施形態における第一方向Hあるいは第二方向I)の加減速に対して横揺れが生じる。また、水平方向(x軸,本実施形態における第一方向Hあるいは第二方向I)もしくは上下方向(z軸,本実施形態における第三方向J)の加減速に対してフレーム61を揺らす力が生じる。これらの揺れを軽減する目的で、ワーク移載装置60では、水平方向(x軸)と上下方向(z軸,本実施形態における第三方向J)との動きを同期させて、円弧の軌跡を描いて各チャック部66、67、68を移動させている。
ここで、移載の速度制御としては、P0、P1間が等加速直線運動となり、P1、P2間が等加速円運動となり、P2、P3間が等速円運動となり、P3、P4間が等速直線運動となり、P4、P5間が等減速直線運動となる。このように、本実施形態のワーク移載装置60によれば、ワークWを第一位置Fから第二位置Gへと移動させる工程におけるワークWの移動軌跡がP1からP3の間で半円弧を描き、第一位置Fと第二位置Gとの間において、ワークWを停止させる必要がない。このため、本実施形態では、第一位置FからワークWの移動を開始するタイミングと、第二位置GにおいてワークWが停止するタイミングとの2度のみ、ワークW及びフレーム61が揺れるような負荷がかかる。
すなわち、ワークWの垂直上昇、ワークWの水平移動、そしてワークWの垂直下降という軌跡を描く従来の移載装置が、ワークWの移動方向が変化するたびにワークW及びフレームに揺れを与えることと比較して、本実施形態のワーク移載装置60は、ワークWおよびフレーム61への負荷を減らすことができるという効果を奏する。
さらに、上記の各軌跡を描いてワークWが移動した場合、ワークWの垂直上昇、ワークWの水平移動、そしてワークWの垂直下降という軌跡を描く従来の移載装置と比較して、ワークWの水平方向の加速度成分を小さくすることができるため、移載中のワークWの横揺れを軽減することができる。
要素1は、等加速運動における加速度である。
要素2は、等速運動における速度(等加速度運動を行う時間)である。
処理能力を増加させるためには、加速度、最大速度を増加させればよいが、これらを増加させると、移載中のワークWの横揺れが起こりやすくなる。そのため、ワーク移載装置60では、処理能力と移載中のワークWの横揺れの程度のバランスを考えて、これらのパラメータを決定している。
すなわち、71mm角の1Lゲーブルトップ型紙容器を例に挙げると、処理能力=3600秒/時÷5.10秒×12個=8470個/時となる。従って、ワーク移載装置60では、移載中のワークWの横揺れを極力抑えながら、約8500個/時の高い処理能力を得ることができた。なお、現在、市販されている充填機の最大能力が、8000個/時/列であるため、上記の能力は、必要十分であると考察する。
一例を挙げると、上述の実施形態では各スイングアーム71、77と各リンク部材72、78とが四節平行リンク機構である場合を挙げたが、本発明は四節平行リンク機構を備えた構造には限定されない。例えば、旋回本体70と各チャック部66、68との間に一対の収縮ロッドを取り付けて伸縮ロッドの長さを調整することにより第1形態AにあるワークWを第2形態Bに配列変換することもできる。また、本発明のワーク移載装置は、四節平行リンクに限らず、他の複数対のリンク機構を有していてもよい。
また、ワークを移載するためのワークの軌跡は、ワークの進行方向が屈曲することなくなめらかな曲線状につながる一連の自由曲線であってもよい。
20 ワーク供給部
21 ワーク供給コンベア
40 ケース搬送部
60 ワーク移載装置
61 フレーム
62 制御部
63 チャックユニット
64 配列変換部
65 ワーク搬送部
66 第一チャック部
67 第二チャック部
68 第三チャック部
69 旋回機構
70 旋回本体
71、77 スイングアーム
72、78 リンク部材
73、79、83 プーリ
74 回動軸部材
75、80、86 ベルト
76、81 移動子
82 動力源
84 ガイドレール
85 固定部
87 昇降機構(昇降手段)
88 タワー
89 タイミングベルト
90 動力源
A 第一形態
B 第二形態
C ケース
D ケース保管位置
E 製品保管庫
F 第一位置
G 第二位置
H 第一方向
I 第二方向
J 第三方向
K 第一軸線
L 第二軸線
M 第一軸線
P 第二軸線
Q 移載の方向
W ワーク
Claims (6)
- 第一位置において第一方向に列置された第一形態をなす複数のワークを、前記第一形態よりも多列且つ前記複数のワークが互いに接し得る状態で配置された第二形態へと配列変換して前記第一位置とは異なる第二位置へ移載し、または、前記第二位置において前記第二形態に配列された前記ワークを前記第一形態に配列変換して前記第一位置へ移載するワーク移載装置であって、
前記ワークを把持する第一チャック部および前記ワークを把持する第二チャック部を有するチャックユニットと、
前記チャックユニットに接続され、前記第一形態から前記第二形態へ、または、前記第二形態から前記第一形態へ前記ワークの配列を変換する配列変換部と、
前記配列変換部に接続され、前記チャックユニットを前記配列変換部ごと前記第一位置と前記第二位置との間で移動させるワーク搬送部と、
を備え、
前記配列変換部は、前記第一方向および前記第一方向に直交する第二方向によって規定される面を旋回面として前記旋回面に沿って前記第一チャック部を旋回動作させる旋回機構を有し、
前記旋回機構は、
前記第二チャック部が設けられた旋回本体と、
前記旋回本体側に設けられた第一軸線、および前記第一軸線から離間した第二軸線を有し、前記旋回本体に対して前記第一軸線回りに相対回動自在に接続されたスイングアームと、
前記第一軸線と同軸をなして前記スイングアームと一体に回動するように前記スイングアームに設けられたプーリと、
前記旋回本体に対して前記スイングアームを前記第一軸線回りに回動させるための動力が前記ワーク搬送部から伝達される回動軸部材と、
前記回動軸部材と前記プーリとに掛けられ前記回動軸部材の回転を前記プーリに伝達するベルトと、
前記スイングアームに対して前記第二軸線回りに回動可能に接続され前記第一チャック部を有する移動子と、
を有し、
前記ワーク搬送部は、
回転駆動力を発する動力源と、
前記動力源に設けられ前記回転駆動力により回転動作するプーリと、
前記第一方向及び前記第二方向に対して直交する第三方向から見たときに、前記第一位置と第二位置とを結ぶ直線方向に長く前記配列変換部が前記直線方向に自在に移動可能となるように前記配列変換部が取り付けられたガイドレールと、
前記動力源に設けられたプーリと前記回動軸部材とに掛けられ且つ一部が前記ガイドレールに固定され、前記動力源からの駆動力を、前記回動軸部材の回動のための動力として前記回動軸部材に伝達し、且つ、前記ガイドレールに対する前記ワーク搬送部の移動のための動力として前記ワーク搬送部に伝達するベルトと、
前記動力源の動作と同期して前記ガイドレールを前記第三方向へ進退動作させる昇降手段と、
を有し、
前記動力源が発する前記回転駆動力は、前記ワーク搬送部を前記ガイドレールに沿って直線移動させる動力と、前記回動軸部材を回動させ前記第一チャック部を旋回移動させる動力とになることを特徴とするワーク移載装置。 - 前記ベルト及び前記プーリは、歯付きである請求項1に記載のワーク移載装置。
- 前記昇降手段は、水平方向の移動を担う動力源とは別の動力源により駆動されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワーク移載装置。
- 前記旋回機構の前記回動軸部材は、前記ベルトを介して回転することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワーク移載装置。
- 前記動力源は、サーボモータであって当該サーボモータの加速度を制御する制御部をさらに備え、前記制御部は、前記ワークを移載するための前記ワークの軌跡の一部が半円弧状となるように前記ワークの移動を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のワーク移載装置。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のワーク移載装置と、
前記ワークを前記第一形態で前記第一位置に配置するワーク供給部と、
前記ワークを前記第二形態で収容するためのケースを前記第二位置に搬送するケース搬送部と、
を備えることを特徴とするケーサーシステム。
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