JP5775038B2 - 活性炭又は活性炭原料を含む筒状炭素質体の製造方法 - Google Patents
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Description
ここで、平均粒径0.2〜200μmの活性炭原料とバインダーとを含み内外方向へ流体が流通可能とされた賦活前の筒状炭素質体の場合、賦活すれば筒状活性炭として機能する。
平均粒径0.2〜200μmの活性炭を含む長尺な筒状炭素質体は、内外方向へ流体が流通可能であるので、流体を筒状炭素質体の内外方向へ流通させて濾過するときに活性炭の機能が発揮される。例えば、本筒状炭素質体を濾過カートリッジに適用する場合、中空糸膜や活性炭を別々の位置に格納する必要が無くなる。
上記活性炭原料は、賦活前の原料や炭化前の原料が含まれる。すなわち、上記賦活には、炭化処理後に賦活処理することが含まれる。
上記流体には、水といった液体、及び、空気といった気体が含まれる。
筒状炭素質体には、金属処理剤といったイオン交換体等、活性炭、活性炭原料及びバインダー以外の素材が含まれても良い。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る筒状炭素質体を説明する。
本筒状炭素質体1は、平均粒径0.2〜200μmの活性炭11又は活性炭原料21と、バインダー(12又は22)とを含み、長手方向LD1に沿って孔(貫通孔2)が形成された長尺な筒状炭素質体であって、該筒状炭素質体の内外方向RD1へ流体が流通可能とされている。内外方向RD1は、筒状炭素質体1における内側面3と外側面4とを繋ぐ方向を意味する。
図1(a)に示す筒状炭素質体1の断面形状は、図1(b)に示す正面図のように環状とされている。ここで、筒状炭素質体1の平均内径、すなわち、孔(2)の平均直径をdとする。孔(2)の断面形状は、円形以外にも、楕円形、多角形、等の非円形でも良い。この場合、平均内径dは、孔の最も長い部分の測定値と最も短い部分の測定値との相加平均とする。
平均外径Dに対する筒状炭素質体1の長さLの比L/Dは、例えば、2以上、より好ましくは5以上、さらに好ましくは10以上とすることができる。
筒状活性炭10は、平均粒径0.2〜200μmの活性炭11と、バインダー12とを含み、長手方向LD1に沿って貫通孔2が形成された長尺な筒状活性炭であって、該筒状活性炭の内外方向RD1へ流体が流通可能とされている。筒状炭素質体20は、平均粒径0.2〜200μmの活性炭原料21と、バインダー22とを含み、長手方向LD1に沿って貫通孔2が形成された長尺な筒状炭素質体であって、該筒状炭素質体の内外方向RD1へ流体が流通可能とされている。なお、内外方向RD1へ流体が流通することには、流体が外側面4から筒状炭素質体に入って内側面3から孔(2)へ出ることと、流体が内側面3から筒状炭素質体に入って外側面4から外へ出ることとの両方が含まれる。
図1(d)に示す賦活前の筒状炭素質体20は、粒状の活性炭原料21同士がバインダー22で点接着され、活性炭原料21の粒子間に隙間5がある。活性炭原料21は、平均粒径を求めることができればよく、粉砕状、繊維状、等でも良い。筒状炭素質体20を賦活すると、活性炭を含み長手方向に沿って孔が形成された長尺な筒状活性炭であって、該筒状活性炭の内外方向へ流体が流通可能とされた筒状活性炭となる。バインダー22が有機バインダーである場合、炭化処理を含む賦活処理時にバインダーが熱分解して消失することがある。バインダー22が耐熱性の無機バインダーである場合、賦活処理後にバインダーが残ることがある。
活性炭や活性炭原料は、一種類でもよいが、二種類以上の組合せでもよい。性質及び/又は粒度分布の異なる二種類以上の活性炭を用いると、各除去物質をバランス良く処理可能な筒状活性炭を得ることができる。
熱可塑性バインダーには、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)といったポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートといったポリエステル、熱可塑性エラストマー、これらの樹脂を親水化した樹脂、これらの樹脂に改質剤といった添加剤を添加した樹脂、これらの樹脂の混合物、等を用いることができる。なお、これらの樹脂は、熱可塑性樹脂に含まれるものとする。疎水性の熱可塑性バインダーの具体例として、三井化学株式会社社製ポリエチレンパウダー(ミペロン(登録商標)、旭化成ケミカルズ株式会社製ポリエチレンパウダー(サンファイン(登録商標))、等を挙げることができる。親水性の熱可塑性バインダーの具体例として、三井化学株式会社製ポリオレフィン水性ディスパージョン(ケミパール(登録商標))等を挙げることができる。
水溶性バインダーには、上述したp−アルミナの他、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリビニルアルコール(PVA)、リン酸アルミニウム系バインダー、等が含まれる。p−アルミナ、CMC、PVA等、水で洗い流される水溶性バインダーは、筒状炭素質体を押出成形する際の増粘剤として機能する。
活性炭又は活性炭原料とバインダーに水を添加して混練する場合、水の添加量は、例えば、活性炭又は活性炭原料100重量部に対して25〜300重量部、より好ましくは50〜150重量部とすることができる。水の添加量を前記下限以上にすると、均一性の良好な混練物を形成することができる。水の添加量を前記上限以下にすると、筒状炭素質体の筒形状を良好に保つことができる。
添加剤の平均粒径を求めることができる場合、添加剤の平均粒径は、0.2〜200μmが好ましく、1〜150μmがより好ましく、2〜130μmがさらに好ましい。平均粒径を前記下限以上とすることにより、筒状炭素質体を内外方向へ流れる流体が好ましい流量に増える。また、平均粒径を前記上限以下とすることにより、好ましい濾過性能が得られる。
水を流通させる場合、例えば、筒状炭素質体1の外側面4にP=100kPaの動水圧を加えたときの筒状炭素質体1のUL=100mm当たりの流量Qを流通性能の定量値とすることができる。この流量Qは、0.5〜70mL/min・100mmが好ましく、4〜60mL/min・100mmがより好ましく、6〜50mL/min・100mmがさらに好ましい。流量Qを前記下限以上とすることにより、筒状炭素質体を内外方向へ流れる流体が好ましい流量となる。また、流量Qを前記上限以下とすることにより、好ましい濾過性能が得られる。すなわち、流量Qを前記範囲内とすることにより、流体を筒状炭素質体1の内外方向RD1へ流通させて良好に濾過することができる。
なお、流量Qを多くするためには、活性炭又は活性炭原料の平均粒径を大きくしたり、筒状炭素質体の肉厚{(D−d)/2}を小さくしたり、水で洗い流される非残留性バインダーの配合比を多くしたりすればよい。流量Qを少なくするためには、活性炭又は活性炭原料の平均粒径を小さくしたり、筒状炭素質体の肉厚{(D−d)/2}を大きくしたり、水で洗い流される非残留性バインダーの配合比を少なくしたりすればよい。
次に、図2〜5の流れ図を参照して筒状活性炭の製造方法の例を説明する。
図2に示す製法は、疎水性の熱可塑性バインダーを用いて筒状活性炭10を製造する例を示している。この例は、途中で水13を添加するため、平均粒径0.2〜200μmの活性炭11に予め疎水性のバインダー12を付着させている。
加熱混合には、ニーダー、ラボプラストミル、ホイール型、ボール型、ブレード型、ロール型等の混合装置に前加熱や直接加熱といった加熱の機能が備わったものを使用することができる。混合装置の回転速度は、混合物の温度の偏りを少なくする速度であればよく、例えば、2〜200rpmとすることができる。加熱混合の時間は、例えば、10〜120分とすることができる。
破砕には、ミキサー、ブレンダー、ミル、ジョークラッシャー、ジャイレトリクラッシャー、コーンクラッシャー、ハンマークラッシャー、ボールミル、ローラーミル、高速回転ミル、ジェットミル、等の破砕装置を使用することができる。破砕装置の回転速度は、例えば、50〜50000rpmとすることができる。破砕の時間は、例えば、1〜120分とすることができる。
なお、添加剤14,15,16は、上述した各種添加剤を使用することができ、同じ種類でもよいし、異なる種類でもよい。
押出には、一軸押出成形機、二軸押出成形機、等の押出装置を使用することができる。
本製法の混合工程S3では、活性炭11とバインダー12と水13と必要に応じて添加剤14とを含む素材を混合装置で混合する。以後、混練工程S4で混合物を混練装置で混練し、押出工程S5で混練物を押出装置で筒状に押し出して所定の長さに切断し、整形工程S6で長尺な筒状成形体を所定の形状に整え、熱処理工程S7で筒状成形体をバインダーの軟化温度以上で熱処理する。熱処理後、軟化温度未満まで冷えると、バインダーが固化し、長尺な筒状活性炭10が形成される。
最後の乾燥工程S9では、水で洗った筒状成形体を乾燥させる。製造される筒状活性炭10は、残留性バインダー12Aが残留し長手方向LD1に沿って貫通孔2が形成された長尺な筒状活性炭であり、該筒状活性炭の内外方向RD1へ流体が流通可能とされている。
図5(a)は、疎水性の熱可塑性バインダーを用いて筒状炭素質体20を製造し、筒状活性炭19を製造する例を示している。省略した途中の工程S2〜S6は、図2で示した工程S2〜S6と同様である。
本製法の混合工程S3では、活性炭原料21と残留性バインダー22Aと非残留性バインダー22Bと水23と必要に応じて添加剤24とを含む素材を混合装置で混合する。以後、混練工程S4、押出工程S5及び整形工程S6を経て、熱処理工程S7で筒状成形体を残留性バインダー22Aの軟化温度以上で熱処理する。熱処理後、軟化温度未満まで冷えると、長尺な筒状成形体の形状が保持される。水洗浄工程S8では、長尺な筒状成形体を水で洗って非残留性バインダー22Bを除去する。乾燥工程S9では、水で洗った筒状成形体を乾燥させる。形成される筒状炭素質体20は、残留性バインダー22Aが残留し長手方向に沿って貫通孔が形成された長尺な筒状炭素質体であり、該筒状炭素質体の内外方向へ流体が流通可能とされている。賦活工程S10では、筒状炭素質体20を賦活して筒状活性炭19を形成する。
種々の方法で形成される長尺な筒状活性炭は、例えば、図6(a)〜(d)に示すような濾過カートリッジ30に使用することができる。図6(a)では、上半分を断面視している。濾過カートリッジ30は、筒状活性炭10(筒状活性炭19も可。以下、同様。)を複数束ねた筒状活性炭束50がケース40内に固定されている。
ケース40は、略円筒状の本体部41と、互いに本体部41の軸方向AD1の反対側に設けられた流入端42及び流出端43とを有している。流入端42には、濾過前の流体の流入口42aが形成されている。流出端43には、濾過後の流体の流出口43aが形成されている。ケース40は、熱可塑性樹脂といった合成樹脂、ステンレスといった金属、セラミックス、活性炭、等で形成することができる。
なお、ポッティング剤には、ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、シリコーン樹脂系接着剤、不飽和ポリエステル樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、といった硬化性樹脂系接着剤、ホットメルトといった熱可塑性樹脂系接着剤、等を用いることができる。ホットメルトには、PEといったポリオレフィン系の接着剤、EVA樹脂(エチレン・酢酸ビニルコポリマー)系の接着剤、等を用いることができる。むろん、ポッティング剤以外の固定手段で開口端部52をケース流出端43に固定してもよい。
例えば、筒状活性炭の断面積を中空糸膜と同等の断面積とすることができるので、粒子径の小さい活性炭を使用した濾過カートリッジに生じ易い目詰まりを抑制することができる。従って、濾過カートリッジを小型化、高性能化することが可能になる。また、小型化により、カートリッジ収納部の長さ及び径方向の制限が緩和され、濾過カートリッジを略円柱状にとらわれない形状にすることができ、デザインの自由度が高まる。
筒状活性炭を束ねて濾過カートリッジを形成することにより、ケース内の空間に対して効率良く筒状活性炭を収容することができ、また、粒状活性炭を密に充填したときに生じる圧力集中を分散することができる。従って、流量を増やし、高い濾過性能を実現することができる。
筒状活性炭で最終処理を行うことにより、膜や膜ケースといった樹脂部品から発せられる樹脂臭や味を抑制することが可能になる。
また、動植物の遺体由来の複雑な混合物で水環境中に普遍的に存在しているNOM(天然有機物;Natural Organic Matter)の除去にも、筒状活性炭を使用することができる。
以下、実施例を示して具体的に本発明を説明するが、本発明は以下の例により限定されるものではない。
以下の実施例において、「活性炭」はヤシ殻系活性炭(クラレケミカル株式会社製GW48/100を遊星ボールミルFRITSCH社製P-5型にて平均粒径8μm又は20μmとしたもの)、「第一のバインダー」はポリオレフィン水性ディスパージョン(三井化学株式会社製、商品名:ケミパール(登録商標)S100)、「第二のバインダー」はCMC(アズワン株式会社製)、である。ブレンダーには、株式会社井上製作所PLM-15を用いた。押出成形機には、真空混錬押出成形機を用いた。流量測定及び濾過モジュール作製のためのホットメルトには、株式会社モレスコ製ホットメルト(商品名:モレスコメルト(登録商標)ME-125)を用いた。
平均粒径8μmとした活性炭100重量部、第一のバインダー20重量部、第二のバインダー7重量部、水98重量部、をブレンダーに入れ、室温下、500rpmで10分間、混合した。混合物を押出成形機に入れ、混練して長さ100mmに押出成形した。直線状に整形し、120℃で2時間熱処理した後に第一のバインダーを固化させ、第二のバインダーを取り除くため流水で4時間洗浄した。得られた筒状炭素質体サンプルは、複数本の平均値として、平均外径0.85mm、平均内径0.12mm、長さ98.9mm、重量0.05g、であった。
平均粒径20μmとした活性炭100重量部、第一のバインダー15重量部、第二のバインダー5重量部、水80重量部、をブレンダーに入れ、室温下、500rpmで10分間、混合した。混合物を押出成形機に入れ、混練して長さ100mmに押出成形した。直線状に整形し、120℃で2時間熱処理した後に第一のバインダーを固化させ、第二のバインダーを取り除くため流水で4時間洗浄した。得られた筒状炭素質体サンプルは、複数本の平均値として、平均外径1.0mm、平均内径0.3mm、長さ99.2mm、重量0.07g、であった。
中空糸膜サンプルとして、ポリスルホン製中空糸膜(NOK株式会社製、平均外径0.4mm、平均内径0.3mm)を長さ100mmに切断したものを用いた。
実施例1,2及び比較例1の筒状サンプルの一端をホットメルトで閉じ、外側面に100kPaの動水圧を加えて内側面から出てくる水の流量を測定した。
実施例1,2及び比較例1の筒状サンプルの一端をホットメルトで閉じたものを500本束ねて内径80mmのカラムに充填し、開口した筒状サンプルの他端を塞がないようにホットメルトで固定し、濾過カートリッジサンプルを作製した。
JIS S3201「家庭用浄水器試験方法」に準じて、濁度標準液0.1mgカオリン/mLを用いて濁度2.0度に調整した原水を上記濾過カートリッジサンプルに2L/minで10分間通水し、濾過水の濁度を測定した。
JIS S3201「家庭用浄水器試験方法」に準じて、遊離残留塩素濃度2.0mg/Lの水溶液を上記濾過カートリッジに2L/minで10分間通水し、遊離残留塩素濃度を測定した。
試験結果を表1に示す。
また、実施例1,2の筒状炭素質体サンプルは、中空糸膜のように濾過性能を有していた。
さらに、実施例1,2の筒状炭素質体サンプルは、活性炭の吸着性能を有していた。
従って、本発明の筒状炭素質体は、濾過性能に加えて活性炭の性能を有することが確認された。
次に、具体例を示して本発明を説明するが、本発明は以下の例により限定されるものではない。
以下の具体例において、「第一のバインダー」、「第二のバインダー」、「ブレンダー」、「押出成形機」及び「ホットメルト」は上記実施例と同じものを用い、「活性炭原料」はヤシ殻を用いるものとする。
平均粒径8μmとした活性炭原料100重量部、第一のバインダー20重量部、第二のバインダー7重量部、水98重量部、をブレンダーに入れ、室温下、500rpmで10分間、混合する。混合物を押出成形機に入れ、混練して、平均外径0.85mm、平均内径0.12mm、長さ100mmを目標として押出成形する。直線状に整形し、120℃で2時間熱処理した後に第一のバインダーを固化させ、第二のバインダーを取り除くため流水で4時間洗浄する。得られる筒状炭素質体サンプルに対して窒素存在下700℃で10分間炭化処理を行い、その後、水蒸気存在下900℃で15分間賦活処理を行って、筒状活性炭サンプルを得る。
平均粒径20μmとした活性炭原料100重量部、第一のバインダー15重量部、第二のバインダー5重量部、水80重量部、をブレンダーに入れ、室温下、500rpmで10分間、混合する。混合物を押出成形機に入れ、混練して、平均外径1.0mm、平均内径0.3mm、長さ100mmを目標として押出成形する。直線状に整形し、120℃で2時間熱処理した後に第一のバインダーを固化させ、第二のバインダーを取り除くため流水で4時間洗浄する。得られた筒状炭素質体サンプルに対して窒素存在下700℃で10分間炭化処理を行い、その後、水蒸気存在下900℃で15分間賦活処理を行って、筒状活性炭サンプルを得る。
具体例1,2の筒状活性炭サンプルの一端をホットメルトで閉じ、外側面に100kPaの動水圧を加えて内側面から出てくる水の流量を測定する。流量は、0.5〜70mL/min・100mmになると推測される。
具体例1,2の筒状活性炭サンプルの一端をホットメルトで閉じたものを500本束ねて内径80mmのカラムに充填し、開口した筒状活性炭サンプルの他端を塞がないようにホットメルトで固定し、濾過カートリッジサンプルを作製する。
JIS S3201「家庭用浄水器試験方法」に準じて、濁度標準液0.1mgカオリン/mLを用いて濁度2.0度に調整した原水を上記濾過カートリッジサンプルに2L/minで10分間通水し、濾過水の濁度を測定する。濁度は、2.0度から低下すると推測される。
JIS S3201「家庭用浄水器試験方法」に準じて、遊離残留塩素濃度2.0mg/Lの水溶液を上記濾過カートリッジサンプルに2L/minで10分間通水し、遊離残留塩素濃度を測定する。遊離残留塩素濃度は、2.0mg/Lから低下すると推測される。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、新規の筒状材料の技術等を提供することができる。むろん、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる技術でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
6…閉塞端、7…開口端、
10,19…筒状活性炭、11…活性炭、12,22…バインダー、
20…賦活前の筒状炭素質体、21…活性炭原料、
30…濾過カートリッジ、
40…ケース、41…本体部、42…流入端(流入口側の端部)、42a…流入口、
43…流出端(流出口側の端部)、43a…流出口、
44…流入口側の流路、45…流出口側の流路、
50…筒状活性炭束、51…閉塞端部、52…開口端部、
60…ポッティング剤、
LD1…長手方向、RD1…内外方向、AD1…軸方向。
Claims (1)
- 平均粒径0.2〜200μmの活性炭又は活性炭原料と、第一のバインダーと、水で洗い流される有機バインダーと、を少なくとも含む混合物を混練し筒状に押し出して長手方向に沿って孔が形成された長尺な筒状成形体を形成し、該筒状成形体を水で洗って前記有機バインダーを除去し、水で洗った前記筒状成形体を乾燥させ、前記第一のバインダーが残留し長手方向に沿って孔が形成された長尺な筒状炭素質体であって該筒状炭素質体の内外方向へ流体が流通可能とされた筒状炭素質体を製造することを特徴とする筒状炭素質体の製造方法。
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