JP5776370B2 - シート後処理装置 - Google Patents
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Description
ステープルトレイ上に搬送されたZ折りシートを戻しコロにて整合位置(所定の載置位置)に戻す際、Z折りシートの後端部から内側折り部までの距離が搬送ローラ対から排紙口までの距離よりも長い場合、Z折りシートの内側折り部が排紙口より外側に位置することとなる。このため、本実施形態では、戻しコロにてシートを戻す際、Z折りシートの内側折り部がエンドフェンスに当たるのを防ぐ為、無端ベルト上に位置する放出爪を上面可動から下面可動に切り替わる中間の排紙口近傍で待機させ、待機中の放出爪の背面上にシートを乗せることが特徴になっている。
図1は、本実施形態のシート後処理装置(A)の概略説明図である。
本実施形態は、第1の特徴として、画像形成装置より搬送されてきたシートを後処理するシート後処理装置が、搬送されてきたシートを整合位置に送るシート送り手段と、シート整合位置に搬送されたシートを後処理後、放出する手段を備えた放出手段と、を備える。放出手段は、無端ベルトの回動によって動作する機構を備えたシート後処理装置を備え、無端ベルトに装着された放出爪によって、後処理されたシートを排紙するようになっている。
そして、放出爪は、画像形成装置より1枚目のシートが整合位置に搬送される前に、無端ベルトにおける載置面に平行な上側平行可動部分での上面可動から下側平行可動部分での下面可動に切り替わる間の位置で待機するという特徴を有する。
この放出ベルト(30)に備わった放出爪は単数個のみでの制御も可能ではあるが、本実施形態では、2つの放出爪(29、29’)を備えた構成例について説明する。
図3<2>の状態では、上面可動をしていた放出爪(29)は、補助距離センサ(32)が下面可動の放出爪(29’)を検知するまで可動し、検知後、その場で待機する。
その後、スタックされたシート束は、ステープラ(50)によってシートの端及びシートの2箇所綴じが行われ、放出爪(29’)によって排紙トレイに放出される。
もしHP位置にない場合は、放出爪(29)は放出爪HPセンサ(31)が検知するまで移動する。(ステップS2)
入口センサ(13)が検知すると、放出爪(29)は所定の待機位置(放出ベルトの上面可動から下面可動への切り替わる中間位置)に向けて移動開始する。(ステップS4)
補助距離センサ(32)にて検知すると、放出爪(29、29’)はその位置で移動を停止し、待機する。(ステップS6)
その際、戻しコロ(41)がホームポジション位置に来るまで放出爪(29、29’)は待機状態を維持し(ステップS7)、戻しコロHPセンサ(33)にてHPを検知したら、放出爪(29’)はHP位置である放出位置に移動開始し(ステップS8)、放出爪HPセンサ(31)が検知するまで移動し続ける。(ステップS9)
画像形成装置より排紙されたシートは、画像形成装置とシート後処理装置との間に位置するシート折り装置に搬送され、Z折り処理された後、本実施形態のシート後処理装置(A)へと排紙される。
Z折りされたシートはフェイスダウン、つまり図5に示すようにZ折りシートの内側折り部が下側になるように排紙される。
このZ折りされたシートを搬送ローラ後(12)で搬送する際の速度をvo、搬送ローラがZ折りシートを搬送完了に要する時間をtとすると、搬送距離Xは、
X=vo・t ・・・<式1>
となる。
本実施形態は、第2の特徴として、放出爪が、1枚目のZ折りシートが予め設定された特定サイズ以上の場合に上面可動から下面可動に切り替わる間の位置で待機するようにしている。
そうすることで、Z折りシート以外の小サイズのシートが搬送された場合は、上面可動から下面可動に切り替わる間の位置で待機させる動作を行わないため、電力を削減することができる。
もし搬送されてくるのがZ折りシートでない場合、放出爪はHP位置で待機し(ステップS13)、搬送されてくるのがZ折りシートである場合、画像形成装置からの受信情報などにより、特定サイズ以上のシートかどうかの確認を行う。(ステップS12)
その後、ステープルやスタックなどまとめて扱うよう設定された1セットのシート枚数全てについて、画像形成装置より搬送が完了すると(ステップS15)、放出爪は放出動作を行い、排紙処理を行う仕組みになっている。(ステップS16)
本実施形態は、第3の特徴として、放出爪は、シートが整合位置に戻される際に、放出方向と逆回動を行う制御を有するようになっている。
図10、図11は、シートのスイッチバック時に放出爪が排紙方向と反対に動作する動作について説明する図である。
この状態でZ折りシートをスイッチバックした際に、Z折りシートの内側折り部が放出ベルトのローラと接触し、後端フェンスまでスイッチバックできない可能性がある。
図11<2>の状態では、上面可動をしていた放出爪(29)は、補助距離センサ(32)が下面可動の放出爪(29’)を検知するまで可動し、検知後、その場で待機する。
その後、スタックされたシート束は、ステープラ(50)によってシートの端及びシートの2箇所綴じが行われ、放出爪(29’)によって排紙トレイに放出される。
もしHP位置にない場合は、放出爪(29)は放出爪HPセンサ(31)が検知するまで移動する。(ステップS22)
入口センサ(13)が検知すると、放出爪(29、29’)は所定の待機位置(放出ベルトの上面可動から下面可動への切り替わる中間位置)に向けて移動開始する。(ステップS24)
補助距離センサ(32)にて検知すると、放出爪(29、29’)はその位置で移動を停止し、待機する。(ステップS26)
そうすることで、戻しコロ(41)によってZ折りシートをスイッチバックする際に、内側折り部が放出ベルトのローラに当たるのを防ぐ制御となっている。
本実施形態は、第4の特徴として、ステープルトレイ(21)におけるシート搬入方向の最奥部には、シートの後端部を検知するセンサが設けられ、第3の特徴として上述した放出爪は、特定サイズ以上のシートが搬送されてスタックする際に、シートの後端をセンサで検知しない場合のみ、逆回動を行う制御を行うようになっている。
このことにより、必要最小限の電力で最適な位置にスタックが可能となる。
特定サイズ以上のシートである場合、放出爪は排紙口近傍の待機位置で一旦待機する。(ステップS43)
後端センサ(50)にて時間内にシートが検知されない場合、放出爪は上述した逆回動の動作を行い、シートをシート整合位置に搬送させるための支えとして機能する。(ステップS45)
本実施形態では、第5の特徴として、放出爪の形状は、放出ベルトに装着される放出爪下面と放出爪上面とシート後端接触面の3つの面を有するコの字型であり、放出爪下面の放出方向における長さは、少なくとも放出爪上面よりも長く、放出爪下面の放出ベルトとの取り付け位置は、放出爪上面端より外側の位置にあるようになっている。
放出ベルト(30)に装着されている放出爪(29、29’)は、放出ベルトに装着される放出爪下面とシートスタック上限を定める放出爪上面とシート後端接触面の3つの面を有し、放出爪下面および放出爪上面は、シート後端接触面に連接して設けられたコの字型となっている。放出爪下面の放出方向における長さは、少なくとも放出爪上面よりも長い構造となっている。
図17は、ステープルトレイの延長線上に位置することを基準とし、放出爪取り付け位置(35)が後端部から遠い場合の距離をc1、近い場合の距離をc2とおいてそれぞれ比較すると、放出ローラ(30)の先端から放出爪によるシートへの影響部分先端までの排紙方向の長さは、c1の方が長くなる。
そうすることで、少しでもZ折りシートの内側折り部がエンドフェンスに当たらないようにしている。
本実施形態は、第6の特徴として、第5の特徴による放出爪の取り付け位置を備えた放出手段に、第4の特徴による制御を備えるようになっている。
図18<2>の状態では、上面可動をしていた放出爪(29)は、補助距離センサ(32)が下面可動の放出爪(29’)を検知するまで可動し、検知後、その場で待機する。
その後、スタックされたシート束は、ステープラ(50)によってシートの端及びシートの2箇所綴じが行われ、放出爪(29’)によって排紙トレイに放出される。
他の構成例では、第7の特徴として、放出爪は、第5の特徴として上述した構成に加えて、シート後端接触面の上方に向かって補助部位を備え、放出爪は待機位置にて、ステープルトレイの延長線上より上に位置する部分を有するようになっている。
この放出爪の取り付け位置は、シート後端接触面に近い位置で装着されており、補助部位(36)は、この待機位置でステープルトレイの載置面の延長線上より上に位置することが特徴となっている。
その後、スタックされたシート束は、ステープラ(50)によってシートの端及びシートの2箇所綴じが行われ、放出爪(29’)によって排紙トレイに放出される。
第1の特徴として、画像形成装置より搬送されてきたシートを後処理するシート後処理装置が、搬送されてきたシートを整合位置に送るシート送り手段と、シート整合位置に搬送されたシートを後処理後、放出する手段を備えた放出手段と、を備える。放出手段は、無端ベルトの回動によって動作する機構を備えたシート後処理装置を備え、無端ベルトに装着された放出爪によって、後処理されたシートを排紙するようになっている。
そして、放出爪は、画像形成装置より1枚目のシートが整合位置に搬送される前に、無端ベルトにおける載置面に平行な上側平行可動部分での上面可動から下側平行可動部分での下面可動に切り替わる間の位置で待機するという特徴を有する。
また、新たな機構を動作させるための駆動部を必要とせず、上記効果が得られるため、構造を簡単にできると共に、そうした駆動部を動作させるための消費電力をなくすことができる。
5 排紙トレイ
6 プルーフトレイ
12 搬送ローラ後
13 入口センサ
21 ステープルトレイ(載置手段の一例)
24、25 後端フェンス
26 排紙ローラ
29 放出爪
30 放出ベルト
31 放出爪HPセンサ
32 補助距離センサ
33 戻しコロHPセンサ
35 エンドフェンス
41 戻しコロ
Claims (5)
- 搬送されたシートに所定の後処理を行うシート後処理装置であって、
搬送されたシートを載置する載置手段と、
前記載置手段における所定の載置位置にシートを搬送する搬送手段と、
載置手段に載置されたシートを排紙する排紙手段と、
前記搬送手段および前記排紙手段の動作制御を行う制御手段と、を備え、
前記排紙手段は、無端ベルトと、該無端ベルトの回転に連動するよう取り付けられた放出爪とを備えて構成され、
前記制御手段は、前記載置手段に積載されるシートの1枚目が、Z折りされ、所定サイズ以上のシートサイズである場合に、前記放出爪を、前記無端ベルトにおける載置面に平行な上側平行可動部分および下側平行可動部分の間の位置で待機させるよう制御することを特徴とするシート後処理装置。 - 前記搬送手段は、シートを搬送する1対の搬送ローラと、前記搬送ローラから搬送されたシートを前記載置手段の載置面に載置させるコロと、を備え、
前記制御手段は、前記載置手段に積載されるシートの1枚目が前記搬送ローラから搬送され、前記コロが前記載置手段の載置面への載置動作を開始してから該シートが所定位置に載置される間に、前記無端ベルトを排紙方向とは逆方向に所定量だけ回転させるよう制御することを特徴とする請求項1記載のシート後処理装置。 - 前記シート後処理装置へシートを搬入する入口でシートを検知する第1のシート検知手段と、
前記載置手段におけるシート搬入方向の最奥部でシートを検知する第2のシート検知手段と、を備え、
前記制御手段は、前記第1のシート検出手段でシートが検知されてから所定時間内に前記第2のシート検出手段でシートが検知されない場合、前記無端ベルトを排紙方向とは逆方向に所定量だけ回転させるよう制御することを特徴とする請求項2記載のシート後処理装置。 - 前記放出爪は、前記無端ベルトに取り付けられる放出爪下面と、放出爪上面と、シート後端接触面とを備えて構成され、
前記放出爪下面および前記放出爪上面は、前記シート後端接触面に連接して設けられ、前記放出爪が上側平行可動部分に位置する場合の前記放出爪下面の排紙方向における長さは、少なくとも放出爪上面の排紙方向における長さよりも長く、
前記放出爪下面における前記無端ベルトへの取り付け位置は、前記シート後端接触面に対して、前記放出爪が上側平行可動部分に位置する場合の排紙方向における前記放出爪上面端よりも外側の位置であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のシート後処理装置。 - 前記放出爪は、前記無端ベルトに取り付けられる放出爪下面と、放出爪上面と、シート後端接触面と、補助部位とを備えて構成され、
前記放出爪下面および前記放出爪上面は、前記シート後端接触面に連接して設けられ、
前記補助部位は、前記シート後端接触面に対して前記無端ベルトと反対側となるよう、該シート後端接触面に連接して設けられ、
前記放出爪は、前記待機位置を前記上側平行可動部分の近傍とした場合に、該待機位置で前記載置手段の載置面よりも上側に位置する部分を有するよう構成されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のシート後処理装置。
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