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JP5777328B2 - インクジェット記録装置および圧力異常検知方法 - Google Patents
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JP5777328B2 - インクジェット記録装置および圧力異常検知方法 - Google Patents

インクジェット記録装置および圧力異常検知方法 Download PDF

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本発明は、インクタンクを加圧することによって、インクタンクに収納されたインクを、負圧室を経由して記録ヘッドに供給するインクジェット記録装置、および該インクジェット記録装置で行われる圧力異常検知方法に関する。
近年、大判のシート(例えば、A1版、A0版)に写真のような高画質の画像を記録するときにインクジェット記録装置が使用されてきている。大判のシートに記録するインクジェット記録装置では、多量のインクが消費されるので、インクタンクの交換回数を少なくするためにインクタンクの容量を大きくすると、インクタンクの重量が増大する。インクタンクの重量が増大すると、シート上を移動するキャリッジに加わる重量が増大する。キャリッジの負荷を低減するためにインクタンクを小型化すると、頻繁にインクタンクの交換を行わなければならず不便である。そこで、多量のインクを消費するインクジェット記録装置には、一般的に図9に示すようなインク供給系が用いられている。
図9に示すインクジェット記録装置において、インクを吐出する記録ヘッド201は、記録用シートSの上を移動可能なキャリッジ202に搭載されている。また、装置本体に固定されたインク供給ユニット205には、メインタンク204が交換可能に収納されている。記録ヘッド201とメインタンク204は、チューブ、継手などで構成されたインク供給チューブ200によって連結されている。インク供給チューブ200の少なくとも一部には、柔軟性のあるチューブ(例えばシリコンチューブ、ポリエチレンチューブなど)が用いられている。これは、キャリッジ202が、記録時には往復移動するので、インク供給チューブ200がキャリッジ202の移動を妨げないようにするためである。
図9に示すようなインクジェット記録装置では、記録用シートSが大きくなるほど、インク供給チューブの引き回し距離が大きくなる。その結果、インク供給チューブ200における動圧(圧力損失)が大きくなる。そこで、インク供給チューブにおける動圧の影響を少なくするために、加圧ポンプでメインメインタンクを加圧することによって、キャリッジに搭載された各サブタンクに対してインクを供給する装置が特許文献1に開示されている。
しかし、特許文献1に開示された装置では、加圧経路の継手や各シール部の劣化箇所から異常な空気漏れが生じる可能性がある。このような空気漏れが発生すると、加圧ポンプの駆動回数が増加して加圧ポンプの寿命を早めてしまうといった問題が起こりうる。そこで、このような問題を解決するための装置が特許文献2に開示されている。この装置は、加圧経路(エアー流路)の圧力を検知した結果に基づいて異常なリーク(空気漏れ)か否か判断する手段と、異常リークを報知する報知手段と、を有する。この装置によれば、異常リークが発生した場合、その異常リークをユーザに報知して、適切な対処を促すことが可能となる。これにより、異常リークが放置されるのを防ぐことが可能となる。
特開2003−237104号公報 特開2006−224028号公報
しかしながら、特許文献2に開示された装置では、圧力の異常を検知して報知する構成は開示されているものの、圧力異常箇所を特定する具体的な構成は開示されていない。そのため、圧力異常が発生したとき、圧力異常箇所を特定するための時間が必要になり、速やかに対処することが困難である。
そこで本発明は、圧力異常に対して速やかに対処することが可能なインクジェット記録装置、および圧力異常検知方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明によるインクジェット記録装置は、インクを収容可能なインクタンクと、前記インクタンクに連通した第1の流路と、前記第1の流路を介して前記インクタンクに連通した負圧室と、前記インクタンクを加圧する加圧動作を行うことによって、前記インクタンクから前記インクを前記第1の流路を通じて前記負圧室に送り込む加圧ポンプと、前記インクタンクの内部圧力を検出する圧力センサーと、前記負圧室を介して前記第1の流路に連通可能な第2の流路と、前記負圧室から前記第2の流路を通じて供給されたインクを吐出する吐出動作を行う記録ヘッドと、前記第2の流路に設けられ、閉鎖信号が入力されると前記第2の流路を閉鎖する制御弁と、前記加圧ポンプ、前記圧力センサー、および前記制御弁の各々に接続された制御部と、を有し、前記負圧室は、前記第1の流路と前記第2の流路とを連通させる連通部と、前記加圧動作で発生した圧力で前記連通部を閉鎖し、前記吐出動作に伴う前記負圧室内の減圧に対応して前記連通部を開放する供給弁と、を有し、前記制御部は、前記加圧ポンプが前記加圧動作を開始してから第1の時間が経過したときの前記圧力センサーの第1の検出値がしきい値未満の場合に前記閉鎖信号を前記制御弁に出力し、該閉鎖信号を出力してから第2の時間が経過したときの前記圧力センサーの第2の検出値が前記しきい値以上である場合には前記供給弁が正常に作動していないことを示す第1のエラー信号を出力し、前記第2の検出値が前記しきい値未満である場合には前記第1の流路が異常であることを示す第2のエラー信号を出力する。
本発明によれば、圧力異常が発生したとき、第2の流路に設けられた制御弁を閉鎖した状態で再度圧力を検出している。そして、検出結果に応じて第1のエラー信号または第2のエラー信号を出力することによって、圧力異常が、その発生箇所の異なる2つのモードに分類される。これにより、圧力異常箇所が自動的に特定されるので、速やかに対処することが可能となる。
本発明の実施形態1のインクジェット記録装置の要部の構成を示す図である。 本発明の実施形態1のインクジェット記録装置に設けられた負圧室の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態1のインクジェット記録装置の電気的な制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1のインクジェット記録装置で行われる圧力異常検知動作の手順を示すフローチャートである。 インクタンクの内部圧力の変化を示すグラフである。 インクタンクにおけるインクの残量に応じた圧力変化の一例を示すグラフである。 本発明の実施形態2のインクジェット記録装置の電気的な制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2のインクジェット記録装置で行われる圧力異常検知動作の手順を示すフローチャートである。 インクジェット記録装置における一般的なインク供給系の構成を示す斜視図である。
(実施形態1)
まず、本実施形態のインクジェット記録装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置の要部の構成を示す図である。図1に示すインクジェット記録装置1には、インクを収容可能なインクタンク30が設けられている。インクタンク30は、装置本体に交換可能に取り付けられている。インクタンク30には、第1の流路56が連通している。また、インクタンク30は、加圧ポンプ32で加圧され、そのときの内部圧力が圧力センサー31によって検出される。加圧ポンプ32の加圧に伴って、インクタンク30からインクが第1の流路56を通じて負圧室50に送り込まれる。負圧室50は、記録ヘッド10の圧力を予め設定された圧力範囲内に維持し、インクタンク30からのインクを、第2の流路55を通じて記録ヘッド10に供給する。負圧室50、第2の流路55、および記録ヘッド10は、キャリッジ2に搭載されている。
記録ヘッド10は、複数の記録素子(不図示)と、インクを吐出するための複数のノズル11とが配列されたインク吐出部である記録素子チップを有している。さらに、記録ヘッド10は、複数のノズル11に共通に接続されたインク室(不図示)を備えている。記録素子には、ピエゾ素子に代表される電気機械変換体素子、発熱抵抗体に代表される電気熱変換体素子、あるいは電波やレーザ等の電磁波を機械的振動または熱に変換する電磁波機械変換体素子、電磁波熱変換体素子が適用できる。記録ヘッド10は、負圧室50からインク室に供給されたインクを、記録素子の動作に基づいてノズル11から吐出する吐出動作を行う。
図2は、負圧室50の構成を示す断面図である。図2(a)は供給弁51が閉じた状態を示し、図2(b)は、供給弁51が開いた状態を示す。
負圧室50の内部には、第1の流路56と第2の流路55とを連通させる連通部54(図2(b)参照)が設けられている。第2の流路55と第1の流路56とは、連通部54を開閉する供給弁51によって連通状態または非連通状態となる。供給弁51は、フィルムやゴムで作られた可撓膜53に接続され、大気圧と、ばね52とのバランスによって開閉可能となっている。
負圧室50において、記録ヘッド10の吐出動作に伴ってインクが消費されると、負圧室50のインクが少なくなり、負圧室内は減圧される。すると、可撓膜53は、供給弁51が連通部54を開放する方向(図2(a)矢印参照)へ変形する。さらにインクの消費が進むと、図2(b)に示すように連通部54が開き、インクタンク30からのインクが流入する。インクが流入すると、可撓膜53は、供給弁51が連通部54を閉じる方向(図2(b)矢印参照)へ変形する。これにより、連通部54が閉じる。
図3は、インクジェット記録装置1の電気的な制御構成を示すブロック図である。図3に示すように、インクジェット記録装置1は、加圧ポンプ32、圧力センサー31、および制御弁20に接続された制御部3を有する。制御弁20は、第2の流路55に設けられており、制御部3から閉鎖信号が入力されると第2の流路55を閉鎖する。また、制御部3には、制御部3の制御に基づいて表示動作を行う表示部4と、種々のデータを格納した記憶部5と、が接続されている。
次に、インクジェット記録装置1で行われる圧力異常検知動作について説明する。
図4は、インクジェット記録装置1で行われる圧力異常検知動作の手順を示すフローチャートである。図5は、インクタンク30を加圧した時のインクタンク30の内部圧力の変化を示すグラフである。図5において、横軸は時間を示し、縦軸はインクタンク30の内部の圧力を示す。
まず、加圧ポンプ32が、制御部3の制御に従ってインクタンク30を加圧する加圧動作を行う(ステップS1)。
加圧ポンプ32が加圧動作を開始してから第1の時間t0(図5参照)が経過すると、圧力センサー31が、制御部3の制御に従ってインクタンク30の内部圧力を検出し、検出値を制御部3へ出力する(ステップS2)。制御部3は、圧力センサー31の検出値(第1の検出値)を、予め定められたしきい値P0(図5参照)と比較する(ステップS3)。第1の時間は、正常時にしきい値P0に達する最短時間にある程度加算した時間に設定されている。
圧力センサー31の検出値が、しきい値P0以上である場合、制御部3は、圧力異常なしと判断して、正常信号を生成して出力する(ステップS4)。本実施形態では、正常信号の出力先は、インクジェット記録装置1に接続されているコンピュータであり、そのコンピュータは、圧力異常がないことを表示する。なお、正常信号の出力先は、表示部4であってもよい。この場合、表示部4が、圧力異常がないことを表示する。正常信号を出力後、制御部3は、インクタンク3の内部圧力が一定になるように加圧ポンプ32の動作を制御する。すなわち、制御部3は、インクタンク3の内部圧力がしきい値P0に達した後、一定圧力に保持するように加圧ポンプ32を動作させる。これにより、正常時には、図5の線L1に示すような圧力線図となる。
圧力センサー31の検出値が、しきい値P0未満である場合、制御部3は、圧力異常が発生していると判断し、閉鎖信号を制御弁20へ送信する(ステップS5)。制御弁20は、閉鎖信号の入力に伴って第2の流路55を閉鎖する。
制御部3が閉鎖信号を送信してから第2の時間t2(図5参照)が経過すると、圧力センサー31が、再びインクタンク30の内部圧力を検出し、検出値を制御部3へ出力する(ステップS6)。制御部3は圧力センサー31の検出値(第2の検出値)を、しきい値P0と比較する(ステップS7)。
圧力センサー31の検出値が、しきい値P0以上である場合(図4の線L2参照)、制御部3は、供給弁51が正常に作動していないと判断して、そのことを示す第1のエラー信号を生成して出力する(ステップS8)。本実施形態では、第1のエラー信号の出力先は、インクジェット記録装置1に接続されているコンピュータであり、そのコンピュータは、供給弁51が連通部54を閉鎖していないことを表示する。なお、第1のエラー信号の出力先は、表示部4であってもよい。この場合、表示部4が、供給弁51が連通部54を閉鎖していないことを表示する。
供給弁51は、本来、加圧ポンプ31の加圧動作で発生した圧力で連通部54を閉鎖している。しかし、加圧ポンプ31が加圧動作を行っているにもかかわらず供給弁51が連通部54を閉鎖していないと、インクタンク30から記録ヘッド10まで連通した状態となるので、インクタンク30の内部圧力はしきい値P0以上に上昇しない。そこで、制御弁20が第2の流路55を閉鎖することで負圧室50と記録ヘッド10との連通を遮断する。その結果、圧力センサー31の検出値がしきい値P0以上になるということは、インクタンク30から制御弁20までが加圧状態になっていることを意味している。すなわち、供給弁51が連通部54を閉鎖していないことを意味しているので、供給弁51が正常に作動していないと判断できる。
圧力センサー31の検出値が、しきい値P0未満である場合(図4の線L3参照)、制御部3は、第1の流路56が異常であると判断して、そのことを示す第2のエラー信号を生成して出力する(ステップS9)。なお、第2のエラー信号の出力先は第1のエラー信号と同様に、インクジェット記録装置1に接続されているコンピュータ、または表示部4のいずれかである。第2の信号が入力されたコンピュータまたは表示部4は、第1の流路56から空気が漏れていることを表示する。
制御弁20の閉鎖で圧力センサー31の検出値がしきい値P0未満になるということは、制御弁20の開閉に関わらず(供給弁51が連通部54を閉鎖しているにも関わらず)、圧力が上昇しないということを意味している。すなわち、供給弁51よりもインク流れの上流に位置する第1の流路56の異常と判断できる。
本実施形態では、上述したように、圧力センサー31の検出値がしきい値以上であるかしきい値未満であるかで圧力異常が発生しているか否か判断している。圧力センサー31の検出値がしきい値未満の場合には、制御弁52が第2の流路55を閉鎖して(第3のステップ)、圧力センサー31が再度圧力を検出する(第4のステップ)。そして、制御部3が、検出結果に応じて第1のエラー信号または第2のエラー信号が出力する(第5のステップ)。これにより、圧力異常が、その発生箇所の異なる2つのモードに分類される。よって、圧力異常箇所が自動的に特定されるので、速やかに対処することが可能となる。圧力異常に速やかに対処することによって、装置の停止時間の短縮や、部品交換費用の低減が可能となる。
(実施形態2)
本実施形態のインクジェット記録装置の構成について説明する。なお、上述したインクジェット記録装置1と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施形態のインクジェット記録装置は、インクタンク30に収納されているインクの残量を考慮して圧力異常の有無を検知している。
図6は、インクタンク30におけるインクの残量に応じた圧力変化の一例を示すグラフである。図6では、横軸は時間を示し、縦軸はインクタンク30の内部の圧力を示す。また、図6では、線A、B、C、Dの順にインクタンク30に収容されたインクの残量値が少ない。図6に示すようにインクの残量が少なくなるにつれて、圧力がしきい値P0に到達するまでの時間t3〜t6が長くなる。言い換えると、同じ加圧ポンプ32でインクタンク30を加圧した場合、加圧空間が大きくなるにつれて、圧力の上昇時間が長くなる。そこで、本実施形態のインクジェット記録装置は、インクタンク30におけるインクの残量に応じてインクタンク30の内部圧力がしきい値P0に到達するまでの時間が異なることを考慮した構成となっている。
図7は、本実施形態のインクジェット記録装置の電気的な制御構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施形態のインクジェット記録装置には、残量検出部33が設けられている。残量検出部33は、インクタンク30に収容されたインクの残量値を検出して制御部3へ出力する。残量検出部33は、インクタンク30におけるインクの水位(高さ)に対応した光量、電気抵抗、または静電容量の値を用いてインクの残量値を検出する。なお、残量検出部33は、インクの吐出データに対応するインク使用量からインクの残量値を算出してもよい。
また、本実施形態のインクジェット記録装置には、互いに異なる複数のインクの残量値の各々に対応付けて時間を示したデータが記憶部5に格納されている。この時間は、インクタンク30の内部圧力がしきい値P0に到達するのに必要な時間である。
図8は、本実施形態のインクジェット記録装置で行われる圧力異常検知動作の手順を示すフローチャートである。
まず、残量検出部33が、制御部3の制御に従って、インクタンク30におけるインクの残量値を検出する(ステップS20)。その直後、加圧ポンプ32が、制御部3の制御に従ってインクタンク30を加圧する加圧動作を行う(ステップS21)。
加圧ポンプ32が加圧動作を開始してから第1の時間t0が経過すると、圧力センサー31が、制御部3の制御に従ってインクタンク30の内部圧力を検出し、検出値を制御部3へ出力する(ステップS22)。ステップS22において、制御部3は、残量検出部33に検出された残量値に対応付けて上述したデータに示されている時間を第1の時間t0として選択する。
制御部3は、圧力センサー31の検出値(第1の検出値)を、しきい値P0と比較する(ステップS23)。ステップS23以降の動作内容(ステップS24からステップS29までの動作内容)については、上述したステップS4からステップS9までの動作内容と同様である。
本実施形態においても実施形態1と同様に、圧力異常が発生したとき、その発生箇所の異なる2つのモードに分類される。これにより、圧力異常個所が自動的に特定されるので、圧力異常に対して速やかに対処することが可能となる。
さらに、本実施形態では、加圧ポンプ32が加圧動作を開始する直前にインクの残量を検出し、検出値に対応したしきい値圧力(P0)までの到達時間がデータとして記憶されている。このデータで圧力異常の有無を判断することで、インクジェット記録装置1に比べより一層適切に判断することができる。
10 記録ヘッド
20 制御弁
30 インクタンク
31 圧力センサー
32 加圧ポンプ
50 負圧室
51 供給弁
54 連通部
55 第2の流路
56 第1の流路

Claims (11)

  1. インクを収容可能なインクタンクと、前記インクタンクに連通した第1の流路と、前記第1の流路を介して前記インクタンクに連通した負圧室と、前記インクタンクを加圧する加圧動作を行うことによって、前記インクタンクから前記インクを前記第1の流路を通じて前記負圧室に送り込む加圧ポンプと、前記インクタンクの内部圧力を検出する圧力センサーと、前記負圧室を介して前記第1の流路に連通可能な第2の流路と、前記負圧室から前記第2の流路を通じて供給されたインクを吐出する吐出動作を行う記録ヘッドと、前記第2の流路に設けられ、閉鎖信号が入力されると前記第2の流路を閉鎖する制御弁と、前記加圧ポンプ、前記圧力センサー、および前記制御弁の各々に接続された制御部と、を有し、
    前記負圧室は、前記第1の流路と前記第2の流路とを連通させる連通部と、前記加圧動作で発生した圧力で前記連通部を閉鎖し、前記吐出動作に伴う前記負圧室内の減圧に対応して前記連通部を開放する供給弁と、を有し、
    前記制御部は、前記加圧ポンプが前記加圧動作を開始してから第1の時間が経過したときの前記圧力センサーの第1の検出値がしきい値未満の場合に前記閉鎖信号を前記制御弁に出力し、該閉鎖信号を出力してから第2の時間が経過したときの前記圧力センサーの第2の検出値が前記しきい値以上である場合には前記供給弁が正常に作動していないことを示す第1のエラー信号を出力し、前記第2の検出値が前記しきい値未満である場合には前記第1の流路が異常であることを示す第2のエラー信号を出力する、インクジェット記録装置。
  2. 前記インクタンクにおける前記インクの残量値を検出して前記制御部へ出力する残量検出部と、互いに異なる複数の前記残量値の各々に対応付けて時間を示したデータを格納する記憶部と、をさらに有し、
    前記制御部は、前記加圧ポンプが前記加圧動作を開始する直前に前記残量検出部に前記残量値を検出させ、検出された残量値に対応付けて前記データに示されている時間を前記第1の時間として選択する、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. インクを収容可能なインクタンクと、前記インクタンクに連通した第1の流路と、前記第1の流路を介して前記インクタンクに連通した負圧室と、前記負圧室を介して前記第1の流路に連通可能な第2の流路と、前記負圧室から前記第2の流路を通じて供給されたインクを吐出する吐出動作を行う記録ヘッドと、有し、前記負圧室が前記第1の流路と前記第2の流路とを連通させる連通部と、前記インクタンクを加圧することによって発生した圧力で前記連通部を閉鎖し、前記吐出動作に伴う前記負圧室内の減圧に対応して前記連通部を開放する供給弁と、を有するインクジェット記録装置で行われる圧力異常検知方法において、
    前記インクタンクを加圧する第1のステップと、
    前記第1のステップから第1の時間が経過したときに前記インクタンクの内部圧力を検出する第2のステップと、
    前記第2のステップで検出された第1の検出値としきい値を比較し、前記第1の検出値が前記しきい値未満である場合に前記第2の流路を閉鎖する第3のステップと、
    前記第3のステップから第2の時間が経過したときに前記インクタンクの内部圧力を検出する第4のステップと、
    前記第4のステップで検出された第2の検出値と前記しきい値とを比較し、前記第2の検出値が前記しきい値以上である場合に前記供給弁が正常に作動していないことを示す第1のエラー信号を生成し、前記第2の検出値が前記しきい値未満である場合に前記第1の流路が異常であることを示す第2のエラー信号を生成する第5のステップと、
    を有する、ことを特徴とする圧力異常検知方法。
  4. インクを収容可能なインクタンクと、前記インクタンクを加圧する加圧動作を行う加圧ポンプと、前記インクタンクの内部圧力を検出する検出動作を行う圧力検出手段と、前記インクタンクに連通した第1の流路と、供給弁を介して前記第1の流路に連通可能な第2の流路と、前記第2の流路を通じて供給されたインクを吐出する吐出動作を行う記録ヘッドと、前記第2の流路に設けられ、前記第2の流路を閉鎖する制御弁と、前記加圧ポンプ、前記圧力検出手段、および前記制御弁を制御する制御部と、を有し、
    前記供給弁は、前記加圧動作で発生した圧力で閉じ、前記吐出動作に伴う前記第2の流路の減圧に対応して開き、前記制御弁が開いた状態で前記加圧ポンプに前記加圧動作を行わせたときに前記圧力検出手段によって検出される第1の検出値によって装置に異常があるか判断する判断手段を備えるインクジェット記録装置において、
    前記制御部は、前記判断手段によって装置に異常があると判断された場合は、前記制御弁を閉じた状態で前記加圧ポンプによって前記加圧動作を行わせたときに前記圧力検出手段に検出動作を行わせ、当該検出動作によって検出された第2の検出値がしきい値以上である場合は前記供給弁が異常であることを示す第1のエラー信号を出力し、前記第2の検出値が前記しきい値未満である場合は前記第1の流路が異常であることを示す第2のエラー信号を出力することを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 前記第1の検出値は、前記制御弁が開いた状態で前記加圧ポンプに前記加圧動作を行わせてから第1の時間が経過したときに前記圧力検出手段によって検出されることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記インクタンクにおけるインクの残量値を検出して前記制御部へ出力する残量検出部を有し、
    前記制御部は、
    前記加圧ポンプが前記加圧動作を開始する前に前記残量検出部に前記残量値を検出させ、検出された前記残量値に対応した時間を前記第1の時間として選択することを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記第2の検出値は、前記制御弁を閉じた状態で前記加圧ポンプに前記加圧動作を行わせてから第2の時間が経過したときに前記圧力検出手段によって検出されることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  8. インクを収容可能なインクタンクと、前記インクタンクに連通した第1の流路と、供給弁を介して前記第1の流路に連通可能な第2の流路と、前記第2の流路を通じて供給されたインクを吐出する吐出動作を行う記録ヘッドと、を有し、前記供給弁は、前記第1の流路の加圧に対応して閉じ、前記吐出動作に伴う前記第2の流路の減圧に対応して開く、インクジェット記録装置で行われる圧力異常検知方法において、
    前記インクタンクを加圧する第1のステップと、
    前記第1のステップの後に前記インクタンクの内部圧力を検出する第2のステップと、
    前記第2のステップで検出された第1の検出値としきい値を比較し、前記第1の検出値が前記しきい値未満である場合に前記第2の流路を閉鎖する第3のステップと、
    前記第3のステップの後に前記インクタンクの内部圧力を検出する第4のステップと、
    前記第4のステップで検出された第2の検出値としきい値とを比較し、前記第2の検出値が前記しきい値以上である場合に前記供給弁が異常であることを示す第1のエラー信号を出力し、前記第2の検出値が前記しきい値未満である場合に前記第1の流路が異常であることを示す第2のエラー信号を生成する第5のステップと、
    を有することを特徴とする圧力異常検知方法。
  9. 前記第2のステップは、前記第1のステップから第1の時間が経過したときに行うことを特徴とする請求項8に記載の圧力異常検知方法。
  10. 前記加圧手段が前記加圧動作を開始する前に前記インクタンクにおけるインクの残量値を検知させ、
    検知された前記残量値に対応した時間を前記第1の時間として選択する請求項9に記載の圧力異常検知方法。
  11. 前記第4のステップは、前記第3のステップから第2の時間が経過したときに行うことを特徴とする請求項8に記載の圧力異常検知方法。
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