JP5778640B2 - フレーム検索処理装置および方法 - Google Patents
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Description
したがって、処理対象となるフレームから抽出したフレーム情報を、予め検索テーブルに記憶されている複数の検索条件と順に照合することにより、これら検索条件のいずれかと適合したフレームを検索する際、これら検索条件の読み出しに要する消費電力が低減されるため、全体として、このようなフレーム検索処理に要する消費電力を削減することが可能となる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるフレーム検索処理装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるフレーム検索処理装置の構成を示すブロック図である。
フレーム情報としては、処理対象となるフレームのうち、例えば、ヘッダ情報に含まれるIPアドレスやMACアドレス、さらにはペイロード部の一部に格納された制御情報など、各種の情報が用いられる。
フレーム情報バッファ4は、入力されたフレーム情報を一時的に蓄積して振り分け回路3へ出力することで送出制御を行う機能を有している。
ソート制御部6は、検索テーブル1に対する新規検索条件の登録完了を示す外部からの新規登録通知に応じて、ソート処理の実行をソート処理部5へ指示する機能を有している。
次に、本実施の形態にかかるフレーム検索処理装置10の動作について説明する。
検索テーブル1には、各メモリアドレスにM個(Mは2以上の整数)の検索条件が予め登録されている。各比較回路21〜2Nへ検索条件が分配されるとき、各比較回路21〜2Nは、メモリアドレスを指定することにより、検索テーブル1から検索条件を1クロックサイクルで読み出す。1クロックサイクルで検索テーブル1から読み出された検索条件は全ての比較回路21〜2Nへ送られる。そして、各比較回路21〜2Nは、比較終了後に、検索テーブル1から読み出した検索条件を消去し、検索テーブル1から次検索条件を1クロックサイクルで読み出す。
フレーム情報を出力する場合、比較回路21〜2Nに空きがあることを示す比較回路21〜2Nからの出力許可が必要となる。
空き有無情報が、全ての比較回路21〜2Nに空きがないことを示している場合(ステップ111:NO)、フレーム情報バッファ4は、フレーム情報を出力せずに一連の動作を終了する。
また、処理中情報がソート処理中でないことを示している場合(ステップ113:YES)、フレーム情報バッファ4は、振り分け回路3へフレーム情報を出力し(ステップ114)、一連の動作を終了する。
検索条件のソートシステムは、ソート制御部6とソート処理部5から構成される。
ソート制御部6は、検索処理中のフレーム情報の有無や新規検索条件の登録を監視し、所定の条件を満たした場合に、ソート処理部5へソート処理実行を指示する。
ソート処理部5は、ソート制御部6からのソート処理実行指示を契機にして、検索条件1Aを読み込み、所定のソート処理を実行し、ソート後の検索条件1Bを出力する。
ソート制御部6は、所定の条件を満たした場合に、ソート処理部5へソート処理実行を指示する。
まず、ソート制御部6は、外部から入力される新規登録通知に応じて、新規検索条件の登録の有無を確認し(ステップ120)、新規検索条件の登録がある場合(ステップ120:YES)、検索処理中のフレーム情報の有無、およびフレーム情報バッファ4におけるフレーム情報の蓄積を確認する(ステップ121,122)
フレーム情報バッファ4におけるフレーム情報の蓄積は、例えば、内部バッファでフレーム情報を1つ以上蓄積されている場合に、フレーム情報バッファ4から出力されるフレーム情報蓄積中情報により確認される。これにより、優先して実行すべき比較回路21〜2Nで検索処理が存在しており、検索テーブル1内の検索条件に対するソート処理を後回しにすべき状況かどうかが確認される。
一方、検索処理中のフレーム情報がある場合や(ステップ121:YES)、フレーム情報バッファ4にフレーム情報の蓄積がある場合(ステップ122:YES)、ソート制御部6は、ソート処理実行の命令は出さずに、一連の動作を終了する。
また、ソート制御部6が、現在の検索テーブル1に記憶される検索条件の総ハミング距離を取得し、総ハミング距離が所定数以上であるか否かを判定する処理を上記動作に追加し、総ハミング距離が所定数以上である場合、ソート処理実行を指示することもある。
また、ソート制御部6が、新規検索条件の登録時に、ソート処理前の検索テーブル1に記憶される検索条件の総ハミング距離と、ソート処理後の総ハミング距離とを取得し、両者の差分が所定の値以上である場合に検索テーブル1を更新することもある。
ソート処理部5は、ソート制御部6からのソート処理実行の指示を契機に、ソート処理を実行する。
なお、検索テーブル1からの書き込み許可がある場合、ソート処理部5が、ソート途中の検索条件を中間ファイルで保持することなく検索テーブル1へ書き込むことで更新することもある。この際、書き込み許可は、比較回路21〜2Nからの検索条件の読み出し中に検索テーブル1から出力される読み出し中情報により確認してもよく、あるいは、各比較回路21〜2Nから検索処理実行中に出力される検索処理中情報を、論理和することにより確認してもよい。
総ハミング距離が最小となる検索条件のソートは、全ての検索条件を1回ずつ選択し最初の検索条件へ戻るという制約条件下において、総ハミング距離が最短になる順番を探索することである。ソートの方法の最適解は現実的な計算時間で厳密な最適解を求めることが困難であることが知られているが、近似解法が存在する。近似解法の1つとして、最近傍法(Nearest Neighbor法、以下、NN法)がある。本実施の形態では、基本的なソート動作として、NN法に基づくソート動作の例を示す。
一方、全ての検索条件が選択された場合(ステップ143:YES)、ソート処理部5は、一連の動作を終了する。
また、検索条件が削除された場合には、ソート処理を実施しないこともある。この場合、検索条件の削除にともなうソート処理の実施が不要になるため、ソート処理の実施回数を削減できる効果がある。
したがって、ソート処理部5において、ソート処理方法やそのパラメータを切り替え選択するなどして、総ハミング距離が最小ではなく、この目標値以下となるよう、検索条件をソートすればよいことになる。これにより、検索条件のソートに要する計算時間を短縮でき、結果として、フレーム情報に対する検索処理の遅延を削減できるとともに、検索条件のソートに要する消費電力も削減できる。
すなわち、ソート前のメモリアドレス#2に記憶される検索条件(11101010)は、ソート処理の結果、メモリアドレス#4に記憶され、ソート前のメモリアドレス#3に記憶される検索条件(01110101)は、ソート処理の結果、メモリアドレス#2に記憶される。
このように、本実施の形態は、複数の検索条件を、各メモリアドレスに予め記憶する検索テーブル1と、この検索テーブル1から検索条件を順次読み出してフレーム情報との照合する検索処理を実行し、当該フレーム情報とこれら検索条件との適合有無を示す検索結果を出力する1つ以上の比較回路21〜2N(Nは1以上の整数)とを備え、検索条件のうち、1つのフレーム情報と照合する際に検索テーブル1から順に読み出される検索条件が、連続して読み出される2つの検索条件の符号間距離の総和が小さくなる順序で検索テーブル1に記憶されているものである。
したがって、処理対象となるフレームから抽出したフレーム情報を、予め検索テーブル1に記憶されている複数の検索条件と順に照合することにより、これら検索条件のいずれかと適合したフレームを検索する際、これら検索条件の読み出しに要する消費電力が低減されるため、全体として、このようなフレーム検索処理に要する消費電力を削減することが可能となる。
これにより、検索テーブル1に対する新規検索条件の登録に応じて、検索条件がソートされるため、検索テーブル1内の検索条件に関する符号間距離の総和を小さく保つことができる。したがって、新規検索条件が登録された後についても、フレーム検索処理に要する消費電力を削減した状態に維持することが可能となる。
また、一般に、フレーム検索処理装置に入力されるフレーム情報は時々刻々と変化する(非固定)のに対し、検索テーブル1に登録される検索条件は、比較的固定である。そのため、メモリから読み出すときにソート処理を実行するのではなく、予めソート処理を実行し、総ハミング距離が低減したデータを一定期間使用することができる効果がある。
次に、図12を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるフレーム検索処理装置10について説明する。図12は、第2の実施の形態にかかるフレーム検索処理装置の構成を示すブロック図である。
ソート処理部5は、ソート処理時には、検索テーブル1のうち待機面に記憶されている検索条件についてソート処理を実行する。
本実施の形態にかかるこのほかの構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの説明は省略する。
次に、本実施の形態にかかるフレーム検索処理装置10の動作として、検索テーブル1が運用面と待機面で構成される場合、つまりLが2の場合を用いて、第1の実施の形態と異なる点を中心に詳細に説明する。
フレーム情報の出力では比較回路21〜2Nに空きがあることを示す比較回路21〜2Nからの出力許可が必要である。この場合、第1の実施の形態と異なり、ソート処理中でも運用面を用いて検索処理を実行できるためソート制御部6からの処理中情報の確認が不要である。
一方、空き有無情報が少なくとも1つの比較回路に空きがあることを示している場合(ステップ201:YES)、フレーム情報バッファ4は、振り分け回路3へフレーム情報を出力し(ステップ202)、一連の動作を終了する。
ソート処理部5は、ソート制御部6からのソート処理実行の指示を契機に、ソート処理を実行する。
ソート処理部5は、このソート処理で順次得られるソート結果を、待機面へ書き込み(ステップ212)、全検索条件のソートが完了した時点で、一連の動作を終了する。
本実施の形態では、ソート処理の実行中でも検索処理を継続することができるため、ソート処理の実行に伴う遅延の増大を抑える効果がある。なお、検索テーブル1の待機面への書き込み許可が得られるまでは中間ファイルで保持することもある。また、ソート処理に伴う検索条件の読み込みは、運用面または待機面から行う。
ここで、ソート処理が完了している場合(ステップ220:YES)、切替制御部7は、検索処理中のフレーム情報の有無を確認する(ステップ221)。検索処理中のフレーム情報の有無については、例えば、前述した比較回路21〜2Nからの検索処理中情報の論理和を用いればよい。
一方、ソート処理が完了していない場合や(ステップ220:NO)、検索中のフレーム情報がある場合(ステップ221:YES)、切替制御部7は、検索テーブル1の面の切り替えを実行せずに、一連の動作を終了する。
このように、本実施の形態では、検索テーブル1に、検索条件の読み出し・書き込みを並行して実行可能な記憶領域面として、検索処理時に比較回路21〜2Nでの照合に用いる検索条件を記憶するための運用面と、ソート処理の対象となる検索条件を記憶するための待機面とを設け、ソート処理部5が、ソート処理時には、検索テーブル1のうち待機面に記憶されている検索条件についてソート処理を実行し、切替制御部7が、ソート処理部5でのソート処理の完了に応じて、検索テーブル1のうち、待機面を新たな運用面とするとともに、運用面を新たな待機面する切り替えを行うようにしたものである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (6)
- 処理対象となるフレームから抽出したフレーム情報を、予め検索テーブルに記憶されている複数の検索条件と順に照合することにより、これら検索条件のいずれかと適合したフレームを検索するフレーム検索処理装置であって、
複数の検索条件を予め記憶する前記検索テーブルと、
前記検索テーブルから前記検索条件を順次読み出して前記フレーム情報との照合する検索処理を実行し、当該フレーム情報とこれら検索条件との適合有無を示す検索結果を出力する1つ以上の比較回路と、
前記検索テーブルに記憶されている前記検索条件について、連続して読み出される2つの検索条件の符号間距離の総和が小さくなる順序で並び替えるためのソート処理を実行するソート処理部と、
前記検索テーブルに対する新規検索条件の登録完了を示す外部からの新規登録通知に応じて、前記ソート処理の実行を前記ソート処理部へ指示するソート制御部とを備え、
前記検索条件のうち、1つの前記フレーム情報と照合する際に前記検索テーブルから順に読み出される検索条件は、前記符号間距離の総和が小さくなる順序で前記検索テーブルに記憶されている
ことを特徴とするフレーム検索処理装置。 - 請求項1記載のフレーム検索処理装置において、
前記検索テーブルは、前記検索条件の読み出し・書き込みを並行して実行可能な記憶領域面として、前記検索処理時に前記比較回路での照合に用いる検索条件を記憶するための運用面と、前記ソート処理の対象となる検索条件を記憶するための待機面とを有し、
前記ソート処理部は、前記ソート処理時には、前記検索テーブルのうち前記待機面に記憶されている前記検索条件について前記ソート処理を実行し、
前記ソート処理部での前記ソート処理の完了に応じて、前記検索テーブルのうち、前記待機面を新たな運用面とするとともに、前記運用面を新たな待機面する切り替えを行う切替制御部をさらに備える
ことを特徴とするフレーム検索処理装置。 - 請求項1または2に記載のフレーム検索処理装置において、
前記比較回路として複数の比較回路を備え、
前記比較回路における前記検索処理の実行状況に基づいて、これら比較回路のうち前記検索処理を開始可能ないずれか1つの比較回路へ、前記フレーム情報を分配する振り分け回路と、
前記フレーム情報を内部バッファに一時的に蓄積し、前記比較回路のうちのいずれかで前記検索処理を開始可能な場合であって、かつ、前記ソート処理部において前記ソート処理が実行されていない場合に、当該内部バッファから前記フレーム情報を取得して前記振り分け回路へ出力するフレーム情報バッファと
をさらに備えることを特徴とするフレーム検索処理装置。 - 処理対象となるフレームから抽出したフレーム情報を、予め検索テーブルに記憶されている複数の検索条件と順に照合することにより、これら検索条件のいずれかと適合したフレームを検索するフレーム検索処理装置で用いられるフレーム検索処理方法であって、
前記検索テーブルが、複数の検索条件を予め記憶する記憶ステップと、
1つ以上の比較回路が、前記検索テーブルから前記検索条件を順次読み出して前記フレーム情報との照合する検索処理を実行し、当該フレーム情報とこれら検索条件との適合有無を示す検索結果を出力する比較ステップと、
ソート処理部が、前記検索テーブルに記憶されている前記検索条件について、連続して読み出される2つの検索条件の符号間距離の総和が小さくなる順序で並び替えるためのソート処理を実行するソート処理ステップと、
ソート制御部が、前記検索テーブルに対する新規検索条件の登録完了を示す外部からの新規登録通知に応じて、前記ソート処理の実行を前記ソート処理部へ指示するソート制御ステップとを備え、
前記検索条件のうち、1つの前記フレーム情報と照合する際に前記検索テーブルから順に読み出される検索条件は、前記符号間距離の総和が小さくなる順序で前記検索テーブルに記憶されている
ことを特徴とするフレーム検索処理方法。 - 請求項4記載のフレーム検索処理方法において、
前記検索テーブルは、前記検索条件の読み出し・書き込みを並行して実行可能な記憶領域面として、前記検索処理時に前記比較回路での照合に用いる検索条件を記憶するための運用面と、前記ソート処理の対象となる検索条件を記憶するための待機面とを有し、
前記ソート処理ステップは、前記ソート処理時には、前記検索テーブルのうち前記待機面に記憶されている前記検索条件について前記ソート処理を実行し、
切替制御部が、前記ソート処理部での前記ソート処理の完了に応じて、前記検索テーブルのうち、前記待機面を新たな運用面とするとともに、前記運用面を新たな待機面する切り替えを行う切り替え制御ステップをさらに備える
ことを特徴とするフレーム検索処理方法。 - 請求項4または5に記載のフレーム検索処理方法において、
前記比較回路として複数の比較回路を備え、
振り分け回路が、前記比較回路における前記検索処理の実行状況に基づいて、これら比較回路のうち前記検索処理を開始可能ないずれか1つの比較回路へ、前記フレーム情報を分配する振り分けステップと、
フレーム情報バッファが、前記フレーム情報を内部バッファに一時的に蓄積し、前記比較回路のうちのいずれかで前記検索処理を開始可能な場合であって、かつ、前記ソート処理部において前記ソート処理が実行されていない場合に、当該内部バッファから前記フレーム情報を取得して前記振り分け回路へ出力するバッファステップと
をさらに備えることを特徴とするフレーム検索処理方法。
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