JP5779502B2 - 標的遺伝子由来配列を含む連結dna断片の特異的作製方法 - Google Patents
標的遺伝子由来配列を含む連結dna断片の特異的作製方法 Download PDFInfo
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Description
標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片と
この二本鎖遺伝子断片と連結するための連結用DNA領域を含む連結用二本鎖DNA断片とを連結するに当たり、
(1)前記二本鎖遺伝子断片として、中央部に標的遺伝子を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子に含まれる固有の配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片を準備し、
(2)前記二本鎖DNA断片として、中央部に連結用DNA領域を少なくとも1つ含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片を準備し、
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の一方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の前記一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の他方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の他方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の前記他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片及び連結用二本鎖DNA断片を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を少なくとも2回行うことで、
前記二本鎖遺伝子断片に、非標的遺伝子を含む遺伝子断片や、前記二本鎖遺伝子断片をPCRで増幅するために用いたプライマーが共存している場合であっても、
非標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域が連結した連結DNA断片の非特異的な生成は抑制し、標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた、目的とする連結DNA断片を特異的に得ることに成功し、本発明の第1の態様(請求項1に記載の発明)を完成した。
[1]
標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた連結DNA断片を製造する方法であって、
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片を準備し、
(2)中央部に連結用DNA領域を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片を準備し、
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の一方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の他方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の他方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片及び連結用二本鎖DNA断片を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を少なくとも2回行うことで、上記連結DNA断片を得ることを含む、
連結DNA断片の製造方法。
[2]
前記一方の会合可能な領域を「領域1」とし、他方の会合可能な領域を「領域2」とすると、前記連結DNA断片は、模式的に領域2-連結用DNA領域-領域1-標的遺伝子-領域2-連結用DNA領域-領域1で示される配列を少なくとも1つ有するDNA断片である、[1]に記載の製造方法。
[3]
連結用DNA領域が2つの連結用DNA領域として配列Aおよび配列Bを含み、
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の会合可能な領域は、一方が末端側から配列P1およびT1を有し、他方が末端側から配列P2およびT2を有し、配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有し、
前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域は、一方が末端側から配列VP1およびVT1を有し、他方が末端側から配列VP2およびVT2を有し、配列VP1およびVT1は、配列P1およびT1とそれぞれ相同的な塩基配列を有し、配列VP2およびVT2は、配列P2およびT2とそれぞれ相同的な塩基配列を有する、[1]に記載の製造方法。
[4]
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片は、P1−T1−標的遺伝子−T2−P2で表され、
前記連結用二本鎖DNA断片は、VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1で表され、
前記連結DNA断片は、VT2−VP2(T2−P2)−配列B−配列A−VP1−VT1(P1−T1)−標的遺伝子−VT2−VP2(T2−P2)−配列B−配列A−VP1−VT1(P1−T1)を少なくとも1つ有するDNA断片である、但し、VT2−VP2(T2−P2)は、T2−P2と相同的なVT2−VP2であることを意味し、VP1−VT1(P1−T1)は、T1−P1と相同的なVT1−VP1であることを意味する、[3]に記載の製造方法。
[5]
配列P2の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列BのVP2と隣接する配列と非相同的な配列であり、配列P1の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列AのVP1と隣接すると非相同的な配列である[3]または[4]に記載の製造方法。
[6]
前記突出末端は、3’端にダイデオキシヌクレオチドを含む配列である[1]〜[4]のいずれかに記載の製造方法。
[7]
[1]〜[6]のいずれかに記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
連結DNA断片に含まれる少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを増幅するように、
連結DNA断片に含まれる異なる連結用DNA領域で機能するフォワードプライマーおよびリバースプライマーを用いてPCRを行い、
少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを含むDNA断片を製造する方法。
[8]
[3]に記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
配列Aの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むフォワードプライマー、および
配列Bの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むリバースプライマーを用いてPCRを行い、配列A、標的遺伝子の配列および配列Bが連結されたDNA断片を得ることを含むDNA断片を製造する方法。
[9]
標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2を連結させた連結DNA断片を製造する方法であって、
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片を準備し、
(2)連結用DNA領域1を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片1および連結用DNA領域2を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片2を準備し、
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片2の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片2の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片並びに連結用二本鎖DNA断片1および2を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を少なくとも2回行うことで、上記連結DNA断片を得ることを含む、
連結DNA断片の製造方法。
[10]
連結用DNA領域1が配列Aを含み、連結用DNA領域2が配列Bを含み、
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の会合可能な領域は、一方が末端側から配列P1およびT1を有し、他方が末端側から配列P2およびT2を有し、配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有し、
前記連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域は、末端側から配列VT1およびVP1を有し、連結用二本鎖DNA断片2の会合可能な領域は、末端側から配列VT2およびVP2を有し、配列VP1およびVT1は、配列P1およびT1とそれぞれ相同的な塩基配列を有し、配列VP2およびVT2は、配列P2およびT2とそれぞれ相同的な塩基配列を有する、[9]に記載の製造方法。
[11]
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片は、P1−T1−標的遺伝子−T2−P2で表され、
前記連結用二本鎖DNA断片1は、配列A−VP1−VT1で表され、前記連結用二本鎖DNA断片2は、VT2−VP2−配列Bで表され、
前記連結DNA断片は、配列A−VP1−VT1(P1−T1)−標的遺伝子−VT2−VP2(T2−P2)−配列Bを少なくとも1つ有するDNA断片である、但し、VT2−VP2(T2−P2)は、T2−P2と相同的なVT2−VP2であることを意味し、VP1−VT1(P1−T1)は、T1−P1と相同的なVT1−VP1であることを意味する、[10]に記載の製造方法。
[12]
配列P2の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列BのVP2と隣接する配列と非相同的な配列であり、配列P1の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列AのVP1と隣接する配列と非相同的な配列である[10]または[11]に記載の製造方法。
[13]
前記突出末端は、3’端にダイデオキシヌクレオチドを含む配列である[9]〜[11]のいずれかに記載の製造方法。
[14]
[9]〜[13]のいずれかに記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
連結DNA断片に含まれる少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを増幅するように、
連結DNA断片に含まれる異なる連結用DNA領域で機能するフォワードプライマーおよびリバースプライマーを用いてPCRを行い、
少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを含むDNA断片を製造する方法。
[15]
[10]に記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
配列Aの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むフォワードプライマー、および
配列Bの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むリバースプライマーを用いてPCRを行い、配列A、標的遺伝子の配列および配列Bが連結されたDNA断片を得ることを含むDNA断片を製造する方法。
[16]
標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域を連結させた片側連結DNA断片を製造する方法であって、
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、前記標的遺伝子配列の一方の末端側に会合可能な領域を有し、かつ前記領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、前記会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片を準備し、
(2)連結用DNA領域を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片を準備し、
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片並びに連結用二本鎖DNA断片を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を1回行ってヘテロ二本鎖DNA産物を得、次いで、
このヘテロ二本鎖DNA産物を鋳型としてポリメラーゼ連鎖反応を行うことで、上記片側連結DNA断片を得ることを含む、
片側連結DNA断片の製造方法。
[17]
連結用DNA領域が配列Aを含み、
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の会合可能な領域は、末端側から配列P1およびT1を有し、配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有し、
前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域は、末端側から配列VT1およびVP1を有し、配列VP1およびVT1は、配列P1およびT1とそれぞれ相同的な塩基配列を有し、
前記ヘテロ二本鎖DNA産物を鋳型とするポリメラーゼ連鎖反応は、前記ヘテロ二本鎖DNA産物の標的遺伝子の一部を前記標的遺伝子の突出末端側に向かうよう3’端に含むプライマーおよび前記ヘテロ二本鎖DNA産物の配列Aの一部を前記標的遺伝子側に向かうよう3’端に含むプライマーを用いる、[16]に記載の製造方法。
[18]
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片は、P1−T1−標的遺伝子で表され、
前記連結用二本鎖DNA断片は、配列A−VP1−VT1で表され、
前記片側連結DNA断片は、配列A−VP1−VT1(P1−T1)−標的遺伝子を少なくとも1つ有するDNA断片である、但し、VP1−VT1(P1−T1)は、T1−P1と相同的なVT1−VP1であることを意味する、[17]に記載の製造方法。
[19]
配列P1の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列AのVP1と隣接すると非相同的な配列である[17]または[18]に記載の製造方法。
[20]
前記突出末端は、3’端にダイデオキシヌクレオチドを含む配列である[16]〜[18]のいずれかに記載の製造方法。
[21]
標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片およびポリデオキシヌクレオチドに、デオキシヌクレオチドターミナルトランスフェラーゼを作用させて、標的遺伝子の配列を含む3’端突出二本鎖遺伝子断片を得ることをさらに含む
(但し、前記標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片は、配列P1および配列P2を各末端に有し、前記配列P1の内側の一部に配列T1を有し、前記配列P2の内側の一部に配列T2を有し、かつ前記配列T1およびT2の一方又は両方は、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する)、[3]、[4]、[10]、または[11]に記載の製造方法。
[22]
標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片およびポリデオキシヌクレオチドに、デオキシヌクレオチドターミナルトランスフェラーゼを作用させて、標的遺伝子の配列を含む3’端突出二本鎖遺伝子断片を得ることをさらに含む
(但し、前記標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片は、配列P1を一方の末端に有し、前記配列P1の内側の一部に配列T1を有し、かつ前記配列T1は、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する)、[17]または[18]に記載の製造方法。
[23]
前記配列T1および配列T2の一方または両方が、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する、[3]、[4]、[10]、または[11]に記載の製造方法。
[24]
前記配列P1および配列P2の一方または両方が、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する、[3]、[4]、[10]、または[11]に記載の製造方法。
[25]
前記配列P1およびP2は、独立に10塩基以上である、[3]、[4]、[10]、[11]、[17]または[18]に記載の製造方法。
[26]
前記標的遺伝子が抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子であり、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片が前記抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来する配列を含み、ならびに、
前記連結用二本鎖DNA断片または前記配列Aを有する連結用二本鎖DNA断片における前記領域VP1および領域VT1は、抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来するまたは由来しない配列を有する、[1]〜[25]のいずれかに記載の製造方法。
[27]
前記標的遺伝子が抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子であり、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片が前記抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来する配列を含み、ならびに、
前記連結用二本鎖DNA断片または前記配列Bを有する連結用二本鎖DNA断片における前記領域VP2および領域VT2は、抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来するまたは由来しない配列である、[26]に記載の製造方法。
[28]
[26]または[27]に記載の方法で製造された連結DNA断片を用いて抗体またはT細胞受容体を製造する方法。
[29]
標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片。
[30]
中央部に連結用DNA領域を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片。
[31]
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片と
(2) 中央部に連結用DNA領域を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片
との組合体であって、標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられる組合体。
[32]
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の一方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の他方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の他方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
[31]に記載の組合体。
[33]
連結用DNA領域1を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片1または連結用DNA領域2を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片2。
[34]
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片と
(2)連結用DNA領域1を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片1または連結用DNA領域2を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片2
との組合体であって、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられる組合体。
[35]
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片2の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片2の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
[34]に記載の組合体。
[36]
標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、前記標的遺伝子配列の一方の末端側に会合可能な領域を有し、かつ前記領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、前記会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片。
[37]
連結用DNA領域を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片。
[38]
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、前記標的遺伝子配列の一方の末端側に会合可能な領域を有し、かつ前記領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、前記会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片と
(2)連結用DNA領域を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片
との組合体であって、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域を連結させた片側連結DNA断片を製造する方法に用いられる組合体。
[39]
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
[38]に記載の組合体。
[40]
前記連結用DNA領域は、イントロン、エクソン、蛍光タンパク質遺伝子、Hisタグ等の各種タグ配列や、菌や動物細胞内で種々の遺伝子の発現を制御することができるプロモーター、エンハンサー配列、ポリA付加配列等から成る群から選ばれる少なくとも1種の配列である[30]〜[35]、[37]〜[39]のいずれかに記載の連結用二本鎖DNA断片または組合体。
[41]
[29]に記載の3’端突出二本鎖遺伝子断片、[30]に記載の連結用二本鎖DNA断片、または[31]若しくは32に記載の組合体を含む、標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられるキット。
[42]
[29]に記載の3’端突出二本鎖遺伝子断片、[33]に記載の連結用二本鎖DNA断片、または[34]若しくは[35]に記載の組合体を含む、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられるキット。
[43]
[36]に記載の3’端突出二本鎖遺伝子断片、[37]に記載の連結用二本鎖DNA断片、または[38]若しくは[39]に記載の組合体を含む、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域を連結させた片側連結DNA断片を製造する方法に用いられるキット。
[44]
前記連結用DNA領域は、イントロン、エクソン、蛍光タンパク質遺伝子、Hisタグ等の各種タグ配列や、菌や動物細胞内で種々の遺伝子の発現を制御することができるプロモーター、エンハンサー配列、ポリA付加配列等から成る群から選ばれる少なくとも1種の配列である[41]〜[43]のいずれかに記載のキット。
本明細書において、以下の用語は以下に示す意味を有するものとする。
「標的遺伝子配列」とは、本発明の方法において、連結用二本鎖DNA断片を連結させた連結DNA断片を特異的に得たい遺伝子の配列である。標的遺伝子配列の例は後述する。
「二本鎖遺伝子断片」とは、標的遺伝子配列を含む二本鎖の遺伝子断片である。
「3’端突出二本鎖遺伝子断片」とは、二本鎖遺伝子断片の両方の3’端に突出末端を有する遺伝子断片である。
「連結用二本鎖DNA断片」とは、本発明の方法において、連結DNA断片を得るために標的遺伝子配列に連結させるDNA断片である。
「会合可能な領域」とは、後述する「熱変性、再会合及びDNA合成反応」における再会合(アニーリング)において、連結用二本鎖DNA断片が有する2つの「会合可能な領域」の一方と会合し得る領域である。
「標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列」とは、標的遺伝子配列に含まれる、標的遺伝子が本来有する塩基配列である。
「連結DNA断片」とは、標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた二本鎖連結DNA断片である。
「片側連結DNA断片」とは、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域を連結させた二本鎖連結DNA断片である。
「連結単位」とは、配列A−標的遺伝子−配列Bを意味する。
「連結単位重合体」とは、複数の連結単位が連なったDNA断片を意味する。
「センス鎖」とは、二本鎖DNAの任意の一方の一本鎖DNA鎖を意味し、「アンチセンス鎖」とは、任意の一方の一本鎖DNA鎖が「センス鎖」である場合の二本鎖DNAの他方の一本鎖DNA鎖を意味する。
「領域」は、該当する箇所のセンス鎖の配列とアンチセンス鎖の配列からなる部分を意味する。
上記以外の用語についても、以下の明細書中で定義している用語は、その定義の意味で用いられる。
本発明の第1の態様について、以下に詳細に説明する。
本発明の第1の態様は、「3’端突出二本鎖遺伝子断片」及び「連結用二本鎖DNA断片」から、標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた「連結DNA断片」を製造する方法である。(図1参照)
本発明の第1の態様では、(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、「3’端突出二本鎖遺伝子断片」を準備する。「3’端突出二本鎖遺伝子断片」は、図1の最上段に示すように、中央部に標的遺伝子配列を含み、両方の末端側に会合可能な領域(会合可能な領域1および会合可能な領域2)をそれぞれ有する。
(3-2)3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない。
(3-4)3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない。
(2)本発明では、中央部に連結用DNA領域を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片を準備する。連結用二本鎖DNA断片は、図1の上から2番目に示すように、連結用DNA領域の両方の末端側に会合可能な領域(会合可能な領域1および会合可能な領域2)をそれぞれ有する。
(3-1)3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域(図1中の会合可能領域1)は、連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域(図1中の会合可能領域1v)と相同的な塩基配列からなるが、3’突出末端と結合する末端側が連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側である。即ち、3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域(会合可能領域1)と連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域(会合可能領域1v)とは、相同的な塩基配列からなる。しかし、3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域の末端側が、連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域では、連結用DNA領域と結合する側(内側)に位置する。
本発明の第1の態様においては、(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片及び連結用二本鎖DNA断片を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を少なくとも2回行うことで、上記連結DNA断片を得ることを含む。図1には、熱変性、再会合及びDNA合成反応を2回行う例を示す。熱変性、再会合及びDNA合成反応の詳細な条件については、後述する。この方法で製造される連結DNA断片は、図1の最下段に示すように、前記一方の会合可能な領域(会合可能領域1)を「領域1」とし、他方の会合可能な領域(会合可能領域2)を「領域2」とすると、模式的に領域2-連結用DNA領域-領域1-標的遺伝子-領域2-連結用DNA領域-領域1で示される配列を少なくとも1つ有するDNA断片になる。
本発明の第1の態様の1つの実施態様を、図2を参照して、さらに詳細に説明する。
図2に示す実施態様では、
(i)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能領域1は、末端側から配列P1およびT1を有し、他方の会合可能領域2が末端側から配列P2およびT2を有する。そして、配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有し、好ましくは配列T1および配列T2の両方ともが標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有する。さらに、3’端突出二本鎖遺伝子断片は、一方の鎖の配列P2の3’端に突出末端として1ヌクレオチド以上の配列NNNNNを有し、かつ、他方の鎖の前記配列P1の3’端に突出末端として1ヌクレオチド以上の配列NNNNNを有する。尚、NNNNNは、1ヌクレオチド以上の配列を意味するものであり、ヌクレオチドが5であることを意味するものではない。
(iii)前記連結用二本鎖DNA断片の一方の会合可能領域1vは、末端側から配列VT1およびVP1を有し、他方の会合可能領域2vは末端側から配列VT2およびVP2をを有し、配列VP1およびVT1は、配列P1およびT1とそれぞれ相同的な塩基配列を有し、配列VP2およびVT2は、配列P2およびT2とそれぞれ相同的な塩基配列を有する。
3’端突出二本鎖遺伝子断片は、P1−T1−標的遺伝子−T2−P2で表される(但し、ここでは、3’端突出末端は表示されていない。3’端突出末端をNNNNNと表記すると、NNNNN−P1−T1−標的遺伝子−T2−P2−NNNNNと示すことができる)。また、連結用二本鎖DNA断片は、VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1で表される。そして、連結DNA断片は、VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1−標的遺伝子−VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1で表される配列を少なくとも1つ有するDNA断片である。但し、VT2−VP2とT2−P2とは、相同的な配列であり、VP1−VT1とP1−T1は、相同的な配列であることから、連結DNA断片は、T2−P2−配列B−配列A−P1−T1−標的遺伝子−T2−P2−配列B−配列A−P1−T1で表される配列を少なくとも1つ有するDNA断片である、とも言える。
3’端突出二本鎖遺伝子断片についてさらに詳細に説明する。
配列P1およびP2は、プライミングされるべきプライマーに特異的にハイブリダイズされる配列および長さであれば特に制限はなく、長さについては、たとえば、10塩基以上であり、好ましくは10〜100塩基であり、より好ましくは15〜50塩基であり、さらに好ましくは15〜30塩基である。領域P1およびP2の一方または両方は、標的遺伝子に固有の塩基配列を有してもよい。また、領域P1およびP2の一方または両方のすべての配列が、標的遺伝子の配列の一部の配列であってもよい。なお、後述するように、領域P1およびP2は、それぞれ、連結用二本鎖DNA断片の領域VP1およびVP2と相同的な塩基配列からなる。
したがって、3’端突出二本鎖遺伝子断片のアンチセンス鎖と表示した鎖の3’末端に設けられたヌクレオチドまたはヌクレオチド鎖NNNNNは、連結用二本鎖DNA断片VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1のセンス鎖と表示した鎖の配列VP1の5’側(配列A側)の配列と、非相補的なヌクレオチドまたは少なくとも1部が非相補的な配列のヌクレオチド鎖であれば特に制限はなく、長さについては、たとえば、1塩基以上であり、好ましくは2〜100塩基であり、より好ましくは5〜50塩基である。
同様に、3’端突出二本鎖遺伝子断片のセンス鎖と表示した鎖の3’末端に設けられたヌクレオチドまたはヌクレオチド鎖NNNNNは、連結用二本鎖DNA断片VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1のアンチセンス鎖の領域VP2の5’側(配列B側)に連結された配列と、非相補的なヌクレオチドまたは少なくとも1部が非相補的な配列のヌクレオチド鎖であれば特に制限はなく、長さについては、たとえば、1塩基以上であり、好ましくは2〜100塩基であり、より好ましくは5〜50塩基である。
「連結用二本鎖DNA断片」(VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1)は、任意の配列Aおよび配列Bを有し、前記配列Aの末端側に前記配列P1に相同的な塩基配列からなる領域VP1を有し、前記配列Bの末端側に前記配列P2に相同的な塩基配列からなる領域VP2を有し、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片における配列P1の内側の一部の配列T1に相同的な塩基配列からなる領域VT1を前記領域VP1の末端側に有し、かつ、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片における配列P2の内側の一部の配列T2に相同的な塩基配列からなる領域VT2を前記領域VP2の末端側に有する連結用二本鎖DNA断片である。但し、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片における配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子に固有の塩基配列を有し、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片における配列P2の3’端にある突出末端の配列がダイデオキシヌクレオチドを含む配列または前記連結用二本鎖DNA断片の一方の鎖の配列Bと非相同的な配列であり、かつ、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片における配列P1の3’端にある突出末端の配列がダイデオキシヌクレオチドを含む配列または前記連結用二本鎖DNA断片の他方の鎖の配列Aと非相同的な配列である。なお、本明細書でいう「領域」は、該当する箇所のセンス鎖の配列とアンチセンス鎖の配列からなる。
1サイクル目の熱変性・再会合・DNA合成反応について説明する。図2では、熱変性・再会合・DNA合成(1)と表示する。
2サイクル目の熱変性・再会合・DNA合成反応について説明する。図2では、熱変性・再会合・DNA合成(2)と表示する。
図2には示されていないが、本発明の第1の態様においては、2サイクル目の熱変性・再会合・DNA合成反応につづいて、3サイクル目以降の熱変性・再会合・DNA合成反応を実施することもできる。
本発明の第1の態様において核酸合成産物として得られた連結DNA断片は、熱変性・再会合・DNA合成反応のサイクル数により、上記連結単位を1つ含むものである。熱変性・再会合・DNA合成反応のサイクル数が3回以上であれば、複数の連結単位が連なる連結単位重合体が得られる。本発明の最終的な目的は、配列A−標的遺伝子−配列Bで表される連結単位を得ることである。そこで、本発明の第1の態様は、連結単位重合体から、配列A−標的遺伝子−配列Bから成る連結単位を調製する工程をさらに有することが好ましい。
本発明の第2の態様は、上記本発明の第1の態様における連結用二本鎖DNA断片を、模式的に-連結用DNA領域1-領域1及び領域2-連結用DNA領域2でそれぞれ示される配列を有する2つの連結用二本鎖DNA断片1および2に分けて用いる方法である。この方法によれば、非標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2が連結した連結DNA断片の非特異的な生成を抑制して、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2を連結させた、目的とする連結DNA断片を特異的に得ることができる。ここで得られる連結DNA断片は、模式的に連結用DNA領域1-領域1-標的遺伝子-領域2-連結用DNA領域2で示される配列を有するものである。本発明の第2の態様において用いる「3’端突出二本鎖遺伝子断片」は、本発明の第1の態様におけるものと同様である。
配列A−VP1−VT1は、任意の配列A、領域VP1および領域VT1をこの順に有する。ただし、領域VT1は連結用二本鎖DNA断片の一方の末端に配置されている。配列A−VP1−VT1における、配列A、領域VP1およびVT1については、上記第1の態様の実施態様の記載を参照できる。配列A−VP1−VT1には、配列Aの上流、配列Aと領域VP1との間、領域VP1とVT1との間に、熱変性・再会合・DNA合成反応に供した場合に3’突出末端を有する二本鎖DNA断片とのアニーリングを妨げない範囲においてスペーサー配列などの配列があってもよい。配列A−VP1−VT1は、特に制限されないが、たとえば、配列A−VP1−VT1をインサートとして含有するプラスミドから制限酵素処理により、配列A−VP1−VT1を分離することにより得られる。また、配列A−VP1−VT1は、遺伝子連結用二本鎖DNA断片Aをインサートとして含有するプラスミドを鋳型にして、配列Aの上流の配列と同じ配列の一部を含むフォワードプライマーと領域VT1の一方の末端側の配列と相補的な配列の一部を含むリバースプライマーを用いたPCRに供することにより得ることもできる。
VT2−VP2−Bは、配列B、領域VP2および領域VT2をこの順に有する。ただし、領域VT2はVT2−VP2−配列Bの一方の末端に配置されている。VT2−VP2−配列Bにおける、配列B、領域VP2およびVT2については、上記第1の態様の実施態様の記載を参照できる。VT2−VP2−配列Bには、配列Bの上流、配列Bと領域VP2との間、領域VP2とVT2との間に、熱変性・再会合・DNA合成反応に供した場合に3’突出末端を有する二本鎖DNA断片とのアニーリングを妨げない範囲においてスペーサー配列などの配列があってもよい。VT2−VP2−配列Bは、特に制限されないが、たとえば、VT2−VP2−配列Bをインサートとして含有するプラスミドから制限酵素処理により、VT2−VP2−配列Bを分離することにより得られる。また、VT2−VP2−配列Bは、VT2−VP2−配列Bをインサートとして含有するプラスミドを鋳型にして、配列Aの上流の配列と同じ配列の一部を含むフォワードプライマーと領域VT2の一方の末端側の配列と相補的な配列の一部を含むリバースプライマーを用いたPCRに供することにより得ることもできる。
1サイクル目の熱変性・再会合・DNA合成反応では、3’端突出二本鎖遺伝子断片、配列A−VP1−VT1、及びVT2−VP2−配列Bを用いて熱変性・再会合・DNA合成反応を行う。熱変性後のアニーリングにより3’端突出二本鎖遺伝子断片のアンチセンス鎖の配列P1+T1と、配列A−VP1−VT1の一方の鎖(センス鎖)の領域VP1+VT1との間で安定した二本鎖形成が起こる。同様に、3’端突出二本鎖遺伝子断片のセンス鎖の配列P2+T2と、VT2−VP2−配列Bの一方の鎖(アンチセンス鎖)の領域VP2+VT2との間で安定した二本鎖形成が起こる。その後のDNAポリメラーゼによるDNA合成反応によって、配列A−VP1−VT1の領域VT1を起点として核酸が伸長した核酸伸長物(4)が合成される。また、VT2−VP2−配列Bの領域VT2を起点として核酸が伸長した核酸伸長物(3)が合成される。一方、3’端突出二本鎖遺伝子断片には配列P1およびP2の3’端に少なくとも1個のヌクレオチドが付加されているため、配列P1およびP2を起点として核酸は伸長しないのは上記した通りである。
2サイクル目の熱変性・再会合・DNA合成反応では、熱変性後のアニーリングによって、上記核酸伸長物(3)および(4)の間で二本鎖が形成されると、続くDNA合成反応によって、互いを鋳型にして、両方の3’末端から核酸が伸長し、配列A−標的遺伝子−配列Bがこの順に結合された連結単位を1個含む連結DNA断片が核酸合成産物として得られる。
図6のスキームには示されていないが、熱変性・再会合・DNA合成反応を3サイクル目以降も実施することができ、3サイクル目以降の熱変性・再会合・DNA合成反応を実施することで、配列A−標的遺伝子−配列Bがこの順に結合された連結単位を1個含む連結DNA断片が核酸合成産物として得られる。本発明の第2の態様では、本発明の第1の態様におけるように、連結用二本鎖DNA断片として、VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1のような配列Bと配列Aが連結した配列の断片を用いないので、配列A−標的遺伝子−配列Bがこの順に結合された連結単位を複数含む連結単位重合体が合成されることはない。
本発明の第2の態様においても、本発明の第1の態様と同様に、核酸合成産物として得た連結DNA断片から、配列A−標的遺伝子−配列Bから成る連結単位を調製する工程を設けることが好ましい。このような連結単位を調製する工程は、特に制限されないが、たとえば、配列A及びBの上流および下流を特異的に認識する制限酵素を使う方法や、連結単位を選択的に増幅する方法などにより実施できる。
本発明の第3の態様は、上記本発明の第2の態様における、2つに分けたいずれか一方の連結用二本鎖DNA断片、模式的に領域1-連結用DNA領域1または連結用DNA領域2-領域2で示される配列を用いる方法である。この方法では、非標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1または2を連結させた片側連結DNA断片の非特異的な生成を抑制して、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1または2を連結させた、目的とする片側連結DNA断片を特異的に得ることができる。本発明の第3の態様において用いる「3’端突出二本鎖遺伝子断片」は、本発明の第1の態様におけるものと同様の標的遺伝子配列の両方の末端側に会合可能な領域と突出末端を有するものであることもできるが、標的遺伝子配列の一方の末端側のみに会合可能な領域を有し、かつ前記領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、前記会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片であることもできる。本発明の第3の態様では、3’端突出二本鎖遺伝子断片が有する一方の末端側の会合可能領域と突出末端とのみを利用するので,後者の3’端突出二本鎖遺伝子断片を用いる事か好ましい。
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の一方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の他方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の他方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、ことが好ましい。
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片2の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片2の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
ことが好ましい。
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
ことが好ましい。
1.未精製標的遺伝子断片の発現ユニットへの特異的変換
標的遺伝子断片1(図10を参照)は、ヒト免疫グロブリンγ鎖の可変領域と一部の定常領域を有する683bpのDNA断片であり、その両端にPCR増幅のためのプライマーA:5’−CTTCGAATTCTGCAGTCGACGGTACCGCGGGCCCGGGA−3’並びにプライマーB:5’−AGCCGGGAAGGTGTGCACGCCGCTG−3’の配列を有する。また内部配列として、プライマーAの内側にポリdC配列、プライマーB配列の内側に免疫グロブリンγ鎖定常領域由来配列をそれぞれ有する。図10において、増幅に用いたプライマーA、Bの位置を矢印で示した。
PCR後の反応液をそれぞれ1μlチューブに分注し、これにターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ(terminaldeoxynucleotidyltransferase)を10unit加え、37℃にて30分反応させ、その後94℃にて5分間加熱することで酵素反応を停止させた。この反応により、DNA断片の両3’端にポリヌクレオチドが付加された。陰性コントロールとして、ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼを加えない反応を標的遺伝子断片1および非標的遺伝子断片2のそれぞれについて同様に実施した。
pMiniCMV−hIgGは、CMVプロモーター、マルチクローニングサイト、ポリdC/dG配列、pUC119複製開始点、アンピシリン耐性遺伝子、ヒト免疫グロブリンγ鎖定常領域、SV40ポリA付加シグナルを有する全長3533bpのプラスミドである。
上記で調製した3’端ポリヌクレオチド付加DNA断片1及び2に、ヒトγ鎖遺伝子連結用二本鎖DNA断片を10ng、プライマーを10pmol、dNTPを10nmol加え、タカラバイオのPrimeSTAR耐熱性DNAポリメラーゼを含む25μlの反応液にて、94℃を40秒、70℃を4分の反応を5サイクル、引き続き94℃を40秒、60℃を40秒、72℃を4分の反応を30サイクル行った。用いたプライマーのうち、プライマーE:5’−AGAGAAGATCTTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGG−3’はその5’端にミスマッチ配列を有し、ヒトγ鎖遺伝子連結用二本鎖DNA断片のCMVプロモーター上流付近にアニーリングする。プライマーF:5’−AAGGAAGATCTGGACAAACCACAACTAGAATGCAGTG−3’はその5’端にミスマッチ配列を有し、ヒトγ鎖遺伝子連結用二本鎖DNA断片のSV40ポリA付加配列下流付近にアニーリングする。
5’端ミスマッチプライマーを用いた効率的な連結単位(発現ユニット)の増幅
[例1]の2で調製した3’端ポリヌクレオチド付加標的遺伝子DNA断片1に、3で調製したヒトγ鎖遺伝子連結用DNA断片を加え94℃を40秒、70℃を4分の反応を5サイクル行い、連結二本鎖DNA重合体を合成した。これにプライマーE及びF、又はG及びHを加え94℃を40秒、60℃を40秒、72℃を4分の反応を30サイクル行い発現ユニットの増幅を試みた。プライマーG:5’−TAGTTATTAATAGTAATCAATTACGG−3’及びプライマーH:5’−TGGACAAACCACAACTAGAATGCAGTG−3’は、鋳型であるヒトγ鎖遺伝子連結用二本鎖DNA断片に対し100%の相同性を有する。
ヒト末梢血プラズマ細胞から増幅された未精製のヒトγ、κ鎖免疫グロブリン遺伝子断片と、ヒトγ及びκ鎖遺伝子連結用DNA断片を用い、ヒト免疫グロブリン発現ユニットを作成し、これを培養細胞に導入してヒト抗体を作成した。
ヒトの末梢血より調整したプラズマ細胞を1個ずつ2つのチューブに単離し、これにオリゴdT25が結合した磁気ビーズ(ダイナピーズ)3μgの入った細胞溶解液3μl(100mM TrisHCl(pH7.5),500mM LiCl,1%ドデシル硫酸 Li(LiDS),5mM dithiothreitol)に加え、細胞内のmRNAを磁気ビーズに結合させた。 次に磁気ビーズを、3μlのmRNA洗浄用溶A(10mM TrisHCl(pH7.5),0.15M LiCl,0.1% LiDS)、続いて3μlのmRNA洗浄用溶液B(75mM KCl,3mM MgCl2,0.1%TritonX,0.5mM dNTP,5mM DTT,2unit RNase inhibitor)にて1回洗浄した後、cDNA合成を行った。洗浄後の磁気ビーズに、cDNA合成用溶液3μl(50mM Tris HCl(pH8.3),75mM KCl,3mM MgCl2,0.1%TritonX−100,0.5mM dNTP,5mM DTT,2 unit RNase inhibitor,l0unit SuperScriptlll Reversetranscriptase(Invitrogen)を加え、50℃にて1時間反応させた。次に磁気ビーズを3’テーリング洗浄溶液3μl(50mMリン酸カリウム(pH7.0),0.5mM dGTP,0.1%TritonX−100,4mM塩化マグネシウム)にて洗浄し、新たに3’テーリング反応溶液3μl(50mMリン酸カリウム(pH7.0),0.5mM dGTP,0.1%TritonX−100, 4mM塩化マグネシウム,terminaldeoxynucleotidyltransferase 10U)を加え、37℃にて30分間反応を行った。
1.で調製した各PCR産物1μlに、terminaldeoxynucleotidyltransferaseを10unit加え、37℃にて30分反応させ、その後94℃にて5分間加熱することで酵素反応を停止させた。
ヒトγ鎖遺伝子連結用二本鎖DNA断片は例1で調製したものを用いた。
上記で調製した3’端ポリヌクレオチド付加ヒトγ鎖遺伝子溶液に、3.で調製したヒトγ鎖遺伝子連結用二本鎖DNA断片を10ng、プライマーを10pmol、dNTPを10nmolを加え、タカラバイオのPrimeSTAR耐熱性DNAポリメラーゼを用い25μlの反応液にて、94℃を40秒、70℃を4分の反応を5サイクル、引き続き94℃を40秒、60℃を40秒、72℃を4分の反応を30サイクル行った。用いたプライマーは、プライマーE及びプライマーFである。
4.で調製したヒトκ及びγ鎖発現ユニット各5μl(約0.25μg)に、DMEM培地90μl並びにFuGENE HD トランスフェクション試薬2μlを加え20分室温にて放置後、24穴培養皿に培養された293FT細胞へ遺伝子導入を行った。3日間培養を行った後の培養上澄を回収し、ヒト抗体の産生をサンドイッチELISA法にて測定した(図18を参照)。ELISAはヒツジ抗ヒト抗体1μgを96穴プレート底面に固定化し、これに細胞上澄を100μl加え室温にて3時間抗原抗体反応を行った。プレートに結合した組換えヒト抗体を、西洋ワサビパーオキシダーゼが結合したヒツジ抗ヒト抗体を用いて検出を行った。その結果、細胞1由来のヒトγ及びヒトκ鎖遺伝子発現ユニット(カラム1)、ならびに細胞2由来のヒトγ及びヒトκ鎖遺伝子発現ユニット(カラム2)を導入した293FT細胞の培養上澄中に組み換えヒト抗体が検出された。一方、陰性コントロールである遺伝子導入をしていない細胞上澄中(カラム3)には組み換えヒト抗体が検出されなかった。
CTTCGAATTCTGCAGTCGACGGTACCGCGGGCCCGGGATCCCCCCCCCCCCGACATAACAACCAGAATCCTCCTCTAAAGAAGCACCTGGGAGCACAGCTCATCACCATGGACTGGACCTGGAGGTTCCTCTTTGTGGTGGCAGCAGCTACAGGTGTCCAGTCCCAGGTCCAGCTGGTGCAATCTGGGGCTGAGGTGAAGAAGCCTGGGTCCTCGGTGAAGATCTCCTGCAAGGCTTCTGGAGGCACCTTCAGCAGCTATACTTTCACCTGGGTGCGACAGGCCCCTGGACAAGGGCTTGAGTGGATGGGAAGGATCATCCCCAATGTCGGTATAGCAAACTACGCACAGAAGTTCCAGGGCAGAGTCACGCTTATCGCGGACAAATTCACGAATTCAACGTACATGGAGCTGAGCAGCCTGAGATCTGATGACACGGCCGTTTATTTTTGTGCCGGAGACCCCTCGGGCCACTCACATGACTACTGGGGCCAAGGAACCCTGGTCACCGTCTCCTCAGCTTCCACCAAGGGCCCATCCGTCTTCCCCCTGGCGCCCTGCTCCAGGAGCACCTCCGAGAGCACAGCCGCCCTGGGCTGCCTGGTCAAGGACTACTTCCCCGAACCGGTGACGGTGTCGTGGAACTCAGGCGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCT
配列表の配列番号3:プライマーB
配列表の配列番号4:非標的遺伝子断片2
CTTCGAATTCTGCAGTCGACGGTACCGCGGGCCCGGGATCCACCGGTCGCCACCATGGTGAGCAAGGGCGAGGAGCTGTTCACCGGGGTGGTGCCCATCCTGGTCGAGCTGGACGGCGACGTAAACGGCCACAAGTTCAGCGTGTCCGGCGAGGGCGAGGGCGATGCCACCTACGGCAAGCTGACCCTGAAGTTCATCTGCACCACCGGCAAGCTGCCCGTGCCCTGGCCCACCCTCGTGACCACCCTGACCTACGGCGTGCAGTGCTTCAGCCGCTACCCCGACCACATGAAGCAGCACGACTTCTTCAAGTCCGCCATGCCCGAAGGCTACGTCCAGGAGCGCACCATCTTCTTCAAGGACGACGGCAACTACAAGACCCGCGCCGAGGTGAAGTTCGAGGGCGACACCCTGGTGAACCGCATCGAGCTGAAGGGCATCGACTTCAAGGAGGACGGCAACATCCTGGGGCACAAGCTGGAGTACAACTACAACAGCCACAACGTCTATATCATGGCCGACAAGCAGAAGAACGGCATCAAGGTGAACTTCAAGATCCGCCACAACATCGAGGACGGCAGCGTGCAGCTCGCCGACCACTACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCT
TAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTACGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTATGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACATCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAACAACTCCGCCCCATTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTGGTTTAGTGAACCGTCAGATCCGCTAGCGCTACCGGACTCAGATCTCGAGCTCAAGCTTCGAATTCTGCAGTCGACGGTACCGCGGGCCCGGGATCCCCCCCCCCCCCGATATCTAAATACATTCAAATATGTATCCGCTCATGAGACAATAACCCTGATAAATGCTTCAATAATATTGAAAAAGGAAGAGTATGAGTATTCAACATTTCCGTGTCGCCCTTATTCCCTTTTTTGCGGCATTTTGCCTTCCTGTTTTTGCTCACCCAGAAACGCTGGTGAAAGTAAAAGATGCTGAAGATCAGTTGGGTGCACGAGTGGGTTACATCGAACTGGATCTCAACAGCGGTAAGATCCTTGAGAGTTTTCGCCCCGAAGAACGTTTTCCAATGATGAGCACTTTTAAAGTTCTGCTATGTGGCGCGGTATTATCCCGTATTGACGCCGGGCAAGAGCAACTCGGTCGCCGCATACACTATTCTCAGAATGACTTGGTTGAGTACTCACCAGTCACAGAAAAGCATCTTACGGATGGCATGACAGTAAGAGAATTATGCAGTGCTGCCATAACCATGAGTGATAACACTGCGGCCAACTTACTTCTGACAACGATCGGAGGACCGAAGGAGCTAACCGCTTTTTTGCACAACATGGGGGATCATGTAACTCGCCTTGATCGTTGGGAACCGGAGCTGAATGAAGCCATACCAAACGACGAGCGTGACACCACGATGCCTGTAGCAATGGCAACAACGTTGCGCAAACTATTAACTGGCGAACTACTTACTCTAGCTTCCCGGCAACAATTAATAGACTGGATGGAGGCGGATAAAGTTGCAGGACCACTTCTGCGCTCGGCCCTTCCGGCTGGCTGGTTTATTGCTGATAAATCTGGAGCCGGTGAGCGTGGGTCTCGCGGTATCATTGCAGCACTGGGGCCAGATGGTAAGCCCTCCCGTATCGTAGTTATCTACACGACGGGGAGTCAGGCAACTATGGATGAACGAAATAGACAGATCGCTGAGATAGGTGCCTCACTGATTAAGCATTGGTAACTGTCAGACCAAGTTTACTCATATATACTTTAGATTGATTTAAAACTTCATTTTTAATTTAAAAGGATCTAGGTGAAGATCCTTTTTGATAATCTCATGACCAAAATCCCTTAACGTGAGTTTTCGTTCCACTGAGCGTCAGACCCCGTAGAAAAGATCAAAGGATCTTCTTGAGATCCTTTTTTTCTGCGCGTAATCTGCTGCTTGCAAACAAAAAAACCACCGCTACCAGCGGTGGTTTGTTTGCCGGATCAAGAGCTACCAACTCTTTTTCCGAAGGTAACTGGCTTCAGCAGAGCGCAGATACCAAATACTGTTCTTCTAGTGTAGCCGTAGTTAGGCCACCACTTCAAGAACTCTGTAGCACCGCCTACATACCTCGCTCTGCTAATCCTGTTACCAGTGGCTGCTGCCAGTGGCGATAAGTCGTGTCTTACCGGGTTGGACTCAAGACGATAGTTACCGGATAAGGCGCAGCGGTCGGGCTGAACGGGGGGTTCGTGCACACAGCCCAGCTTGGAGCGAACGACCTACACCGAACTGAGATACCTACAGCGTGAGCTATGAGAAAGCGCCACGCTTCCCGAAGGGAGAAAGGCGGACAGGTATCCGGTAAGCGGCAGGGTCGGAACAGGAGAGCGCACGAGGGAGCTTCCAGGGGGAAACGCCTGGTATCTTTATAGTCCTGTCGGGTTTCGCCACCTCTGACTTGAGCGTCGATTTTTGTGATGCTCGTCAGGGGGGCGGAGCCTATGGAAAAACGCCAGCAACGCGGCCTTTTTACGGTTCCTGGCCGATATCACGTGGAACTCAGGCGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCTGTCCTACAGTCCTCAGGACTCTACTCCCTCAGCAGCGTGGTGACCGTGCCCTCCAGCAGCTTGGGCACCCAGACCTACACCTGCAACGTGAATCACAAGCCCAGCAACACCAAGGTGGACAAGAGAGTTGAGCCCAAATCTTGTGACAAAACTCACACATGCCCACCGTGCCCAGCACCTGAACTCCTGGGGGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACAACAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGACCTGCCTGGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGCCTCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCAAGCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGATGCATGAGGGTCTGCACAACCACTACACGCAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGTAAATGAGTGCGACGGCGGCCGCGACTCTAGATCATAATCAGCCATACCACATTTGTAGAGGTTTTACTTGCTTTAAAAAACCTCCCACACCTCCCCCTGAACCTGAAACATAAAATGAATGCAATTGTTGTTGTTAACTTGTTTATTGCAGCTTATAATGGTTACAAATAAAGCAATAGCATCACAAATTTCACAAATAAAGCATTTTTTTCACTGCATTCTAGTTGTGGTTTGTCCAAAC
配列表の配列番号7:プライマーD
配列表の配列番号8:ヒトγ鎖遺伝子連結用二本鎖DNA断片
CGTGGAACTCAGGCGCCCTGACCAGCGGCGTGCACACCTTCCCGGCTGTCCTACAGTCCTCAGGACTCTACTCCCTCAGCAGCGTGGTGACCGTGCCCTCCAGCAGCTTGGGCACCCAGACCTACACCTGCAACGTGAATCACAAGCCCAGCAACACCAAGGTGGACAAGAGAGTTGAGCCCAAATCTTGTGACAAAACTCACACATGCCCACCGTGCCCAGCACCTGAACTCCTGGGGGGACCGTCAGTCTTCCTCTTCCCCCCAAAACCCAAGGACACCCTCATGATCTCCCGGACCCCTGAGGTCACATGCGTGGTGGTGGACGTGAGCCACGAAGACCCTGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGACGGCGTGGAGGTGCATAATGCCAAGACAAAGCCGCGGGAGGAGCAGTACAACAGCACGTACCGTGTGGTCAGCGTCCTCACCGTCCTGCACCAGGACTGGCTGAATGGCAAGGAGTACAAGTGCAAGGTCTCCAACAAAGCCCTCCCAGCCCCCATCGAGAAAACCATCTCCAAAGCCAAAGGGCAGCCCCGAGAACCACAGGTGTACACCCTGCCCCCATCCCGGGATGAGCTGACCAAGAACCAGGTCAGCCTGACCTGCCTGGTCAAAGGCTTCTATCCCAGCGACATCGCCGTGGAGTGGGAGAGCAATGGGCAGCCGGAGAACAACTACAAGACCACGCCTCCCGTGCTGGACTCCGACGGCTCCTTCTTCCTCTACAGCAAGCTCACCGTGGACAAGAGCAGGTGGCAGCAGGGGAACGTCTTCTCATGCTCCGTGATGCATGAGGGTCTGCACAACCACTACACGCAGAAGAGCCTCTCCCTGTCTCCGGGTAAATGAGTGCGACGGCGGCCAAGTCGACTTGGCCGACTCTAGATCATAATCAGCCATACCACATTTGTAGAGGTTTTACTTGCTTTAAAAAACCTCCCACACCTCCCCCTGAACCTGAAACATAAAATGAATGCAATTGTTGTTGTTAACTTGTTTATTGCAGCTTATAATGGTTACAAATAAAGCAATAGCATCACAAATTTCACAAATAAAGCATTTTTTTCACTGCATTCTAGTTGTGGTTTGTCCAAACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTACGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTATGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACATCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAACAACTCCGCCCCATTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTGGTTTAGTGAACCGTCAGATCCGCTAGCGCTACCGGACTCAGATCTCGAGCTCAAGCTTCGAATTCTGCAGTCGACGGTACCGCGGGCCCGGGATCCCCCCCCCCCC
配列表の配列番号10:プライマーF
配列表の配列番号11:プライマーG
配列表の配列番号12:プライマーH
配列表の配列番号13:プライマーI
配列表の配列番号14:プライマーJ
配列表の配列番号15:プライマーK
配列表の配列番号16:プライマーL
配列表の配列番号17:プライマーM
TAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTACGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTATGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACATCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAACAACTCCGCCCCATTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTGGTTTAGTGAACCGTCAGATCCGCTAGCGCTACCGGACTCAGATCTCGAGCTCAAGCTTCGAATTCTGCAGTCGACGGTACCGCGGGCCCGGGATCCCCCCCCCCCCCGATATCTAAATACATTCAAATATGTATCCGCTCATGAGACAATAACCCTGATAAATGCTTCAATAATATTGAAAAAGGAAGAGTATGAGTATTCAACATTTCCGTGTCGCCCTTATTCCCTTTTTTGCGGCATTTTGCCTTCCTGTTTTTGCTCACCCAGAAACGCTGGTGAAAGTAAAAGATGCTGAAGATCAGTTGGGTGCACGAGTGGGTTACATCGAACTGGATCTCAACAGCGGTAAGATCCTTGAGAGTTTTCGCCCCGAAGAACGTTTTCCAATGATGAGCACTTTTAAAGTTCTGCTATGTGGCGCGGTATTATCCCGTATTGACGCCGGGCAAGAGCAACTCGGTCGCCGCATACACTATTCTCAGAATGACTTGGTTGAGTACTCACCAGTCACAGAAAAGCATCTTACGGATGGCATGACAGTAAGAGAATTATGCAGTGCTGCCATAACCATGAGTGATAACACTGCGGCCAACTTACTTCTGACAACGATCGGAGGACCGAAGGAGCTAACCGCTTTTTTGCACAACATGGGGGATCATGTAACTCGCCTTGATCGTTGGGAACCGGAGCTGAATGAAGCCATACCAAACGACGAGCGTGACACCACGATGCCTGTAGCAATGGCAACAACGTTGCGCAAACTATTAACTGGCGAACTACTTACTCTAGCTTCCCGGCAACAATTAATAGACTGGATGGAGGCGGATAAAGTTGCAGGACCACTTCTGCGCTCGGCCCTTCCGGCTGGCTGGTTTATTGCTGATAAATCTGGAGCCGGTGAGCGTGGGTCTCGCGGTATCATTGCAGCACTGGGGCCAGATGGTAAGCCCTCCCGTATCGTAGTTATCTACACGACGGGGAGTCAGGCAACTATGGATGAACGAAATAGACAGATCGCTGAGATAGGTGCCTCACTGATTAAGCATTGGTAACTGTCAGACCAAGTTTACTCATATATACTTTAGATTGATTTAAAACTTCATTTTTAATTTAAAAGGATCTAGGTGAAGATCCTTTTTGATAATCTCATGACCAAAATCCCTTAACGTGAGTTTTCGTTCCACTGAGCGTCAGACCCCGTAGAAAAGATCAAAGGATCTTCTTGAGATCCTTTTTTTCTGCGCGTAATCTGCTGCTTGCAAACAAAAAAACCACCGCTACCAGCGGTGGTTTGTTTGCCGGATCAAGAGCTACCAACTCTTTTTCCGAAGGTAACTGGCTTCAGCAGAGCGCAGATACCAAATACTGTTCTTCTAGTGTAGCCGTAGTTAGGCCACCACTTCAAGAACTCTGTAGCACCGCCTACATACCTCGCTCTGCTAATCCTGTTACCAGTGGCTGCTGCCAGTGGCGATAAGTCGTGTCTTACCGGGTTGGACTCAAGACGATAGTTACCGGATAAGGCGCAGCGGTCGGGCTGAACGGGGGGTTCGTGCACACAGCCCAGCTTGGAGCGAACGACCTACACCGAACTGAGATACCTACAGCGTGAGCTATGAGAAAGCGCCACGCTTCCCGAAGGGAGAAAGGCGGACAGGTATCCGGTAAGCGGCAGGGTCGGAACAGGAGAGCGCACGAGGGAGCTTCCAGGGGGAAACGCCTGGTATCTTTATAGTCCTGTCGGGTTTCGCCACCTCTGACTTGAGCGTCGATTTTTGTGATGCTCGTCAGGGGGGCGGAGCCTATGGAAAAACGCCAGCAACGCGGCCTTTTTACGGTTCCTGGCCGATATCACGTGCGCATCTTCCCGCCATCTGATGAGCAGTTGAAATCTGGAACTGCCTCTGTTGTGTGCCTGCTGAATAACTTCTATCCCAGAGAGGCCAAAGTACAGTGGAAGGTGGATAACGCCCTCCAATCGGGTAACTCCCAGGAGAGTGTCACAGAGCAGGACAGCAAGGACAGCACCTACAGCCTCAGCAGCACCCTGACGCTGAGCAAAGCAGACTACGAGAAACACAAAGTCTACGCCTGCGAAGTCACCCATCAGGGCCTGAGCTCGCCCGTCACAAAGAGCTTCAACAGGGGAGAGTGTTAGAGGGAGAAGTGCGGCCAAGTCGACTTGGCCGACTCTAGATCATAATCAGCCATACCACATTTGTAGAGGTTTTACTTGCTTTAAAAAACCTCCCACACCTCCCCCTGAACCTGAAACATAAAATGAATGCAATTGTTGTTGTTAACTTGTTTATTGCAGCTTATAATGGTTACAAATAAAGCAATAGCATCACAAATTTCACAAATAAAGCATTTTTTTCACTGCATTCTAGTTGTGGTTTGTCCAAAC
CATCTTCCCGCCATCTGATGAGCAGTTGAAATCTGGAACTGCCTCTGTTGTGTGCCTGCTGAATAACTTCTATCCCAGAGAGGCCAAAGTACAGTGGAAGGTGGATAACGCCCTCCAATCGGGTAACTCCCAGGAGAGTGTCACAGAGCAGGACAGCAAGGACAGCACCTACAGCCTCAGCAGCACCCTGACGCTGAGCAAAGCAGACTACGAGAAACACAAAGTCTACGCCTGCGAAGTCACCCATCAGGGCCTGAGCTCGCCCGTCACAAAGAGCTTCAACAGGGGAGAGTGTTAGAGGGAGAAGTGCGGCCAAGTCGACTTGGCCGACTCTAGATCATAATCAGCCATACCACATTTGTAGAGGTTTTACTTGCTTTAAAAAACCTCCCACACCTCCCCCTGAACCTGAAACATAAAATGAATGCAATTGTTGTTGTTAACTTGTTTATTGCAGCTTATAATGGTTACAAATAAAGCAATAGCATCACAAATTTCACAAATAAAGCATTTTTTTCACTGCATTCTAGTTGTGGTTTGTCCAAACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTACGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTATGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACATCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAACAACTCCGCCCCATTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTGGTTTAGTGAACCGTCAGATCCGCTAGCGCTACCGGACTCAGATCTCGAGCTCAAGCTTCGAATTCTGCAGTCGACGGTACCGCGGGCCCGGGATCCCCCCCCCCCC
Claims (39)
- 標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた連結DNA断片を製造する方法であって、
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片を準備し、
(2)中央部に連結用DNA領域を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片を準備し、
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の一方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の他方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の他方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片及び連結用二本鎖DNA断片を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を少なくとも2回行うことで、上記連結DNA断片を得ることを含む、
連結DNA断片の製造方法。 - 前記一方の会合可能な領域を「領域1」とし、他方の会合可能な領域を「領域2」とすると、前記連結DNA断片は、模式的に領域2-連結用DNA領域-領域1-標的遺伝子-領域2-連結用DNA領域-領域1で示される配列を少なくとも1つ有するDNA断片である、請求項1に記載の製造方法。
- 連結用DNA領域が2つの連結用DNA領域として配列Aおよび配列Bを含み、
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の会合可能な領域は、一方が末端側から配列P1およびT1を有し、他方が末端側から配列P2およびT2を有し、配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有し、
前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域は、一方が末端側から配列VP1およびVT1を有し、他方が末端側から配列VP2およびVT2を有し、配列VP1およびVT1は、配列P1およびT1とそれぞれ相同的な塩基配列を有し、配列VP2およびVT2は、配列P2およびT2とそれぞれ相同的な塩基配列を有する、請求項1に記載の製造方法。 - 前記3’端突出二本鎖遺伝子断片は、P1−T1−標的遺伝子−T2−P2で表され、
前記連結用二本鎖DNA断片は、VT2−VP2−配列B−配列A−VP1−VT1で表され、
前記連結DNA断片は、VT2−VP2(T2−P2)−配列B−配列A−VP1−VT1(P1−T1)−標的遺伝子−VT2−VP2(T2−P2)−配列B−配列A−VP1−VT1(P1−T1)を少なくとも1つ有するDNA断片である、但し、VT2−VP2(T2−P2)は、T2−P2と相同的なVT2−VP2であることを意味し、VP1−VT1(P1−T1)は、T1−P1と相同的なVT1−VP1であることを意味する、請求項3に記載の製造方法。 - 配列P2の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列BのVP2と隣接する配列と非相同的な配列であり、配列P1の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列AのVP1と隣接すると非相同的な配列である請求項3または4に記載の製造方法。
- 前記突出末端は、3’端にダイデオキシヌクレオチドを含む配列である請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
連結DNA断片に含まれる少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを増幅するように、
連結DNA断片に含まれる異なる連結用DNA領域で機能するフォワードプライマーおよびリバースプライマーを用いてPCRを行い、
少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを含むDNA断片を製造する方法。 - 請求項3に記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
配列Aの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むフォワードプライマー、および
配列Bの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むリバースプライマーを用いてPCRを行い、配列A、標的遺伝子の配列および配列Bが連結されたDNA断片を得ることを含むDNA断片を製造する方法。 - 標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2を連結させた連結DNA断片を製造する方法であって、
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片を準備し、
(2)連結用DNA領域1を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片1および連結用DNA領域2を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片2を準備し、
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片2の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片2の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片並びに連結用二本鎖DNA断片1および2を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を少なくとも2回行うことで、上記連結DNA断片を得ることを含む、
連結DNA断片の製造方法。 - 連結用DNA領域1が配列Aを含み、連結用DNA領域2が配列Bを含み、
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の会合可能な領域は、一方が末端側から配列P1およびT1を有し、他方が末端側から配列P2およびT2を有し、配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有し、
前記連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域は、末端側から配列VT1およびVP1を有し、連結用二本鎖DNA断片2の会合可能な領域は、末端側から配列VT2およびVP2を有し、配列VP1およびVT1は、配列P1およびT1とそれぞれ相同的な塩基配列を有し、配列VP2およびVT2は、配列P2およびT2とそれぞれ相同的な塩基配列を有する、請求項9に記載の製造方法。 - 前記3’端突出二本鎖遺伝子断片は、P1−T1−標的遺伝子−T2−P2で表され、
前記連結用二本鎖DNA断片1は、配列A−VP1−VT1で表され、前記連結用二本鎖DNA断片2は、VT2−VP2−配列Bで表され、
前記連結DNA断片は、配列A−VP1−VT1(P1−T1)−標的遺伝子−VT2−VP2(T2−P2)−配列Bを少なくとも1つ有するDNA断片である、但し、VT2−VP2(T2−P2)は、T2−P2と相同的なVT2−VP2であることを意味し、VP1−VT1(P1−T1)は、T1−P1と相同的なVT1−VP1であることを意味する、請求項10に記載の製造方法。 - 配列P2の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列BのVP2と隣接する配列と非相同的な配列であり、配列P1の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列AのVP1と隣接する配列と非相同的な配列である請求項10または11に記載の製造方法。
- 前記突出末端は、3’端にダイデオキシヌクレオチドを含む配列である請求項9〜11のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項9〜13のいずれかに記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
連結DNA断片に含まれる少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを増幅するように、
連結DNA断片に含まれる異なる連結用DNA領域で機能するフォワードプライマーおよびリバースプライマーを用いてPCRを行い、
少なくとも1つの少なくとも一部の連結用DNA領域と標的遺伝子の配列の全てを含むDNA断片を製造する方法。 - 請求項10に記載の方法で製造した連結DNA断片を鋳型として、
配列Aの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むフォワードプライマー、および
配列Bの塩基配列の一部を標的遺伝子に向かうように3’端に含むリバースプライマーを用いてPCRを行い、配列A、標的遺伝子の配列および配列Bが連結されたDNA断片を得ることを含むDNA断片を製造する方法。 - 標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域を連結させた片側連結DNA断片を製造する方法であって、
(1)標的遺伝子配列を含む二本鎖遺伝子断片から、前記標的遺伝子配列の一方の末端側に会合可能な領域を有し、かつ前記領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、前記会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片を準備し、
(2)連結用DNA領域を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片を準備し、
(3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(4)上記3’端突出二本鎖遺伝子断片並びに連結用二本鎖DNA断片を用いて、熱変性、再会合及びDNA合成反応を1回行ってヘテロ二本鎖DNA産物を得、次いで、
このヘテロ二本鎖DNA産物を鋳型としてポリメラーゼ連鎖反応を行うことで、上記片側連結DNA断片を得ることを含む、
片側連結DNA断片の製造方法。 - 連結用DNA領域が配列Aを含み、
前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の会合可能な領域は、末端側から配列P1およびT1を有し、配列T1および配列T2の少なくとも一方は標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列を有し、
前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域は、末端側から配列VT1およびVP1を有し、配列VP1およびVT1は、配列P1およびT1とそれぞれ相同的な塩基配列を有し、
前記ヘテロ二本鎖DNA産物を鋳型とするポリメラーゼ連鎖反応は、前記ヘテロ二本鎖DNA産物の標的遺伝子の一部を前記標的遺伝子の突出末端側に向かうよう3’端に含むプライマーおよび前記ヘテロ二本鎖DNA産物の配列Aの一部を前記標的遺伝子側に向かうよう3’端に含むプライマーを用いる、請求項16に記載の製造方法。 - 前記3’端突出二本鎖遺伝子断片は、P1−T1−標的遺伝子で表され、
前記連結用二本鎖DNA断片は、配列A−VP1−VT1で表され、
前記片側連結DNA断片は、配列A−VP1−VT1(P1−T1)−標的遺伝子を少なくとも1つ有するDNA断片である、但し、VP1−VT1(P1−T1)は、T1−P1と相同的なVT1−VP1であることを意味する、請求項17に記載の製造方法。 - 配列P1の3’端にある突出末端のDNA合成反応において鎖伸長機能を有さない配列は前記配列AのVP1と隣接すると非相同的な配列である請求項17または18に記載の製造方法。
- 前記突出末端は、3’端にダイデオキシヌクレオチドを含む配列である請求項16〜18のいずれかに記載の製造方法。
- 標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片およびポリデオキシヌクレオチドに、デオキシヌクレオチドターミナルトランスフェラーゼを作用させて、標的遺伝子の配列を含む3’端突出二本鎖遺伝子断片を得ることをさらに含む
(但し、前記標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片は、配列P1および配列P2を各末端に有し、前記配列P1の内側の一部に配列T1を有し、前記配列P2の内側の一部に配列T2を有し、かつ前記配列T1およびT2の一方又は両方は、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する)、請求項3、4、10、または11に記載の製造方法。 - 標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片およびポリデオキシヌクレオチドに、デオキシヌクレオチドターミナルトランスフェラーゼを作用させて、標的遺伝子の配列を含む3’端突出二本鎖遺伝子断片を得ることをさらに含む
(但し、前記標的遺伝子の配列を含む二本鎖DNA断片は、配列P1を一方の末端に有し、前記配列P1の内側の一部に配列T1を有し、かつ前記配列T1は、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する)、請求項17または18に記載の製造方法。 - 前記配列T1および配列T2の一方または両方が、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する、請求項3、4、10、または11に記載の製造方法。
- 前記配列P1および配列P2の一方または両方が、標的遺伝子に固有の塩基配列を有する、請求項3、4、10、または11に記載の製造方法。
- 前記配列P1およびP2は、独立に10塩基以上である、請求項3、4、10、11、17または18に記載の製造方法。
- 前記標的遺伝子が抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子であり、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片が前記抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来する配列を含み、ならびに、
前記連結用二本鎖DNA断片または前記配列Aを有する連結用二本鎖DNA断片における前記領域VP1および領域VT1は、抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来するまたは由来しない配列を有する、請求項1〜25のいずれかに記載の製造方法。 - 前記標的遺伝子が抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子であり、前記3’端突出二本鎖遺伝子断片が前記抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来する配列を含み、ならびに、
前記連結用二本鎖DNA断片または前記配列Bを有する連結用二本鎖DNA断片における前記領域VP2および領域VT2は、抗体遺伝子またはT細胞受容体遺伝子に由来するまたは由来しない配列である、請求項26に記載の製造方法。 - 請求項26または27に記載の方法で製造された連結DNA断片を用いて抗体またはT細胞受容体を製造する方法。
- (1)中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片と
(2)中央部に連結用DNA領域を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片
との組合体であって、標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられる組合体。 - (3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の一方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の一方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の他方の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の他方の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
請求項29に記載の組合体。 - (1)中央部に標的遺伝子配列を含み、両末端側にそれぞれ会合可能な領域を有し、前記会合可能な2つの領域は互いに会合しない塩基配列を有し、かつ一方または両方の領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、両方の会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片と
(2)連結用DNA領域1を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片1または連結用DNA領域2を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片2
との組合体であって、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられる組合体。 - (3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片1の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さず、
(3-3)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片2の末端の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片2の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-4)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の他方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
請求項31に記載の組合体。 - (1)前記標的遺伝子配列の一方の末端側に会合可能な領域を有し、かつ前記領域は少なくとも一部の塩基配列が標的遺伝子配列に含まれる固有の塩基配列であり、前記会合可能な領域の3’端に1ヌクレオチド以上の突出末端を有する3’端突出二本鎖遺伝子断片と
(2)連結用DNA領域を含み、末端側に会合可能な領域を有する連結用二本鎖DNA断片
との組合体であって、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域を連結させた片側連結DNA断片を製造する方法に用いられる組合体。 - (3-1)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域は、前記連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域と相同的な塩基配列からなるが、3’突出端が付加された末端側の配列が連結用二本鎖DNA断片の会合可能な領域では連結用DNA領域と結合する側であり、
(3-2)前記3’端突出二本鎖遺伝子断片の一方の会合可能な領域からの突出末端は、DNA合成反応において鎖伸長機能を有さない、
請求項33に記載の組合体。 - 前記連結用DNA領域は、イントロン、エクソン、蛍光タンパク質遺伝子、及びHisタグからなるタグ配列、並びに菌や動物細胞内で遺伝子の発現を制御することができるプロモーター、エンハンサー配列、及びポリA付加配列から成る群から選ばれる少なくとも1種の配列である請求項29〜34のいずれかに記載の組合体。
- 請求項29若しくは30に記載の組合体を含む、標的遺伝子の両方の側に連結用DNA領域を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられるキット。
- 請求項31若しくは32に記載の組合体を含む、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域1、他方の側に連結用DNA領域2を連結させた連結DNA断片を製造する方法に用いられるキット。
- 請求項33若しくは34に記載の組合体を含む、標的遺伝子の一方の側に連結用DNA領域を連結させた片側連結DNA断片を製造する方法に用いられるキット。
- 前記連結用DNA領域は、イントロン、エクソン、蛍光タンパク質遺伝子、及びHisタグからなるタグ配列、並びに菌や動物細胞内で遺伝子の発現を制御することができるプロモーター、エンハンサー配列、及びポリA付加配列から成る群から選ばれる少なくとも1種の配列である請求項36〜38のいずれかに記載のキット。
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