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JP5779664B2 - ネットワーク遅延要素の自動取得 - Google Patents
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JP5779664B2 - ネットワーク遅延要素の自動取得 - Google Patents

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Description

本開示の発明は、通信ネットワークの遅延/レイテンシ監視の技術分野に関する。
ネットワークで生じる遅延は、VoIPやインタラクティブなネットワークゲームなどのリアルタイムアプリケーションから、タイムクリティカルな金融アプリケーションやローカリゼーションシステムに至るまでのいくつかの広域ネットワークアプリケーションに直接的に影響を及ぼすので、最も重要なネットワーク性能測定基準に挙げられる。
したがって、ネットワーク内のデータ伝送遅延の性能を監視する場合、こういった遅延がどこでどのように生じるのかを詳細に理解することが必ず必要になる。
従来の時分割多重(TDM)技術では、ネットワーク遅延は、TDMスイッチをわたる決定論的な遷移時間に従って(たとえば、システムクロック遷移の数で)予測可能である。しかし、帯域幅需要が非常に強まってくるにつれて、TDMは次第に、パケット遅延変動(パケットキューイングによって実質的に誘起されるランダム処理)とも呼ばれるパケットジッタによってネットワークノード内のパケット滞留時間(以降、ネットワークノードの滞留時間または伝送遅延と呼ばれる)が予測不可能になるパケット交換網(PSN)に取って代わられつつある。
したがって、サービス品質保証契約(SLA)を考慮し、ネットワーク遅延/レイテンシに関するSLA違反を正すことを狙いとした適切な行動(たとえばネットワーク再設計/再構成)をとれるように、PSN(パケット交換網)オペレータは、これまで以上に、ネットワーク遅延(ネットワークレイテンシとしても知られている)を監視する方法を必要としている。
これらの問題に対処するために、ネットワークオペレータは一般に、以下のような種々のエンドツーエンド時間遅延測定ツールに依拠している。
− インターネット制御メッセージプロトコル(ICMPv4−RFC792およびICMPv6−RFC4443)で定義され、IPネットワーク内で発信元から宛先ホストへのエンドツーエンドの往復遅延の測定を可能にするPINGコマンド。
− RFC2679に記載されている一方向の遅延測定方法。この方法は、ネットワーク遅延/レイテンシの値、要求される測定精度、および両端でのクロックの正確さに応じて時間同期を要求することができる。
− 発信元から宛先ホストへのネットワーク経路上の各ネットワークノード(すなわち、各ネットワーク層デバイス)のアドレスを突きとめることを可能にするトレースルート(またはTraceRT)コマンド。トレースルートはまた、それぞれ発信元からネットワーク経路内の各通過ノードまでのエンドツーエンドの遅延を返す。これらのエンドツーエンドの遅延は、アプリケーションレベルで、すなわち、トレースルートコマンドをサポートするネットワークプロトコル層で返される。
しかし、これらの手段は、ネットワークノードの滞留時間(またはレイテンシ)の正確さを伴わずにエンドツーエンドの遅延全体を返す。言い換えれば、これらの手段を使用することによって、返される遅延の値は、精度さを欠いたネットワークノードの滞留時間を既に含んだ単一要素となる。
ネットワークで生じる遅延は、以下のように大まかに分けることができる:
− ネットワークノードの滞留時間。これは以下を含む:
パケットを処理し、(再)伝送用に加工するためにネットワークノードが必要とする時間(処理遅延)。処理遅延は、主として、プロトコルスタックの複雑性ならびに各ノードおよびカードドライバ(またはインタフェースカードのロジック)で利用可能な計算力(すなわち、利用可能なハードウェア)の関数である。
キューイング遅延。すなわち、ネットワークノードのバッファ内における処理および/または伝送前のパケットの全待機時間であり、これはネットワークノードのスイッチング(またはより低層のスイッチ)の詳細に依存し得る。
− ネットワークノードを連結するネットワークセグメント上の通過/リンク遅延:パケット全体(最初のビットから最後のビットまで)、すなわちより本質的には単一ビットを、第1のネットワークノードの出力ポートから第2のネットワークノードの入力ポートに送信するために必要とされる時間。
したがって、エンドツーエンドの遅延全体を、その要素についてなんら詳細を与えることなく単一の値で知るので、最新のエンドツーエンド遅延測定手段では、正確に補正する動作が適用されるべき(1つもしくは複数の)ネットワークセグメントまたは(1つもしくは複数の)ネットワークノードをオペレータが突きとめられるようにはならない。
したがって、主な問題として、ネットワークノードおよびネットワークセグメントの局所的に測定された伝送遅延を集めることが残る。
従来技術のさらに別の問題は、エンドツーエンドの遅延全体からの、ネットワークノード全体またはネットワークセグメント上の滞留時間を表している部分を確定することができないことである。
さらなる問題は、知られている方法では、ネットワークノードの滞留時間の分布図を直ちに得ることができず、得られるのは、ネットワーク経路ごとのエンドツーエンドの個別に取得される遅延であることである。
本発明のある考えられる目的は、関連技術における上記およびその他の課題に対処することである。
本発明の別の考えられる目的は、支配的な遅延が分散ネットワークノード内で生じている場所を特定することである。
本発明の別の考えられる目的は、ネットワークで生じる遅延のきめの細かい合成(fine−grained composition)を提供することである。
本発明の別の考えられる目的は通信ネットワーク内のノードごとのレイテンシを同時判定することである。
本発明の別の考えられる目的は、ネットワークノードごとの滞留時間のきめ細かい分布図を取得可能にする方法およびシステムを提供することである。
本発明の別の考えられる目的は、遅延の影響を受けやすいアプリケーションごとの滞留時間のきめ細かい分布図を取得可能にする方法およびシステムを提供することである。
本発明の別の考えられる目的は、エンドツーエンドの遅延を、IPネットワーク内の発信元から宛先への経路上のノードの滞留時間を区別する要素に分割することである。
本発明の別の考えられる目的は、ネットワークレイテンシに関するSLA違反の問題(約束されたサービスの品質が守られていないこと)を、オペレータが素早く正確に診断できるようにすることである。
本発明の別の考えられる目的は、重要な(アプリケーション)レイテンシの原因であるネットワークノードを正確かつ同時に特定することを可能にする診断方法を提供することである。
本発明の別の考えられる目的は、大半のレイテンシを生じさせ、あるアプリケーションについての遅延による劣化の原因である支配的なネットワークホップを明らかにすることである。
本発明のいくつかの実施形態は、上記の問題のうちの1つまたは複数の影響に対処することを対象としている。本発明のいくつかの態様について基本的理解を獲得してもらうために、以下に、本発明のいくつかの実施形態を簡単にまとめた概要を提示する。これは本発明の網羅的な概要ではない。また、本発明の重要な要素を特定すること、または本発明の範囲を正確に叙述することを意図するものでもない。この概要の唯一の目的は、後述の詳細な説明に入る前にいくつかの概念を簡単に提示することである。
本発明の実施形態は、トランスペアレントクロックベースの同期アーキテクチャを含む通信ネットワークの複数のノードにわたる滞留時間を監視する方法に関し、前記方法は、以下のステップを含む。
− 遅延測定専用の追跡可能なパケットを構成および生成するステップ。
− あるネットワークノードをわたるパケット滞留時間を、トランスペアレントクロックによって測定するステップ。
− ネットワークノードのレベルにおいて、測定された滞留時間を格納するステップ。
− 格納された滞留時間をネットワークプロトコルによって読み出すステップ。
ある広い態様によれば、遅延測定専用の構成された追跡可能なパケットは修正PTPV2パケットである。
別の広い態様によれば、上記の方法は、追跡可能なパケットをパラメータ表現するステップをさらに含む。このパケットは少なくとも、遅延の影響を受けやすいアプリケーションパケットの特徴パラメータに対してパラメータ表現される。QoS(サービス品質)の値およびパケット長は、前記特徴パラメータの例である。
別の広い態様によれば、上記の方法は、構成された追跡可能なパケットをマルチキャスト送信するステップをさらに含む。
本発明の実施形態は、トランスペアレントクロックを備えたネットワークノードにさらに関し、このネットワークノードは、以下を含む。
− 前記ネットワークノードをわたるパケットの局所的に測定された滞留時間を内部に格納する手段。
− 格納されたパケット滞留時間を読み出すことを可能にするネットワークプロトコルを有する網間接続インタフェース。
広い態様によれば、トランスペアレントクロックは、IEEE1588V2ピアツーピアのトランスペアレントクロックまたはIEEE1588V2エンドツーエンドのトランスペアレントクロックである。
本発明の実施形態はさらに、上記の方法を実行するように構成されたコンピュータプログラム製品に関する。
本発明の実施形態は、種々の修正および代替形式に対応可能であり、その特定の実施形態は、一例として図面中に示されている。しかしながら、本明細書における特定の実施形態の説明は、開示された特定の形態に本発明を限定することは意図されていないことを理解されたい。
当然ながら、かかる実際の実施形態の開発において、実装に固有の各決定が、システム関連およびビジネス関連の制約の遵守など、開発者の具体的な目標を達成するようになされるべきであることが理解され得る。このような開発研究は時間がかかることがあるが、それでも本開示の利益を受ける人々または当業者には容易に理解され得ることが理解されよう。
本発明の目的、利点およびその他の特徴は、以下の開示および特許請求の範囲からより明らかとなろう。好ましい実施形態についての非限定的な説明が、同様の参照符号が類似の要素を指す添付の図面を参照しながら、例示のみの目的で以下に示されている。
各実施形態の配備の様子を示す構成図である。 ある実施形態の機能的要素を示す構成図である。
図1を参照すると、IEEE1588V2トランスペアレントクロック(TC)3アーキテクチャが配備された通信ネットワーク(またはサブネットワーク)30が示してある。
高精度時間プロトコル(Precision Time Protocol)リリース2(PTPV2)としても知られているIEEE1588V2プロトコルは、各分散ネットワークノード1に実装された1つまたは複数のPTPV2スレーブ4クロックの時間(すなわち周波数)スケールを、PTPV2(グランド)マスタ2クロックに揃えることが意図された同期プロトコルである。ネットワークノード1は、ブリッジ、ルータ、スイッチ、リピータ、またはより一般にはネットワークデバイスであってもよい。
図1に示すTCベースの同期アーキテクチャにおいて、TC3が、各ネットワークノード1をわたるPTPV2パケット(たとえばSYNC、DELAY_REQ、DELAY_RES)の滞留時間の補正を行う。あるネットワークノード1をわたるPTPV2パケット/メッセージの滞留時間(または伝送遅延)は、ここではタイミングメッセージがネットワークノード1の入口ポートから出口ポートに伝搬するために必要とする時間に対応する。
したがって、PTPV2(グランド)マスタ2クロックとPTPV2スレーブ4クロックを連結するネットワーク経路上の各ネットワークノード1は、PTPV2パケット遅延を、ネットワークノード1をわたる、またはネットワークセグメント上のその滞留時間に対して調整するようにプログラム化されたTC3を備えている。ネットワークセグメントは、ここでは、それぞれがTC3によってサポートされた2つの連続するネットワークノード1のみを連結するネットワーク経路を意味することが意図されている。
IEEE1588V2ピアツーピアのトランスペアレントクロック(P2P TC3)およびエンドツーエンドのトランスペアレントクロック(E2E TC3)の両方をここで検討する。E2E TCは、各通過ネットワークノード1の(PTPV2メッセージの)伝送遅延を局所的に測定することを可能にし、これによってPTPV2パケット遅延の補正が可能になる。P2P TCは、ネットワークセグメントおよびネットワークノード1の伝送遅延を両方測定し、補正することを可能にする。常時パケット遅延を示すネットワークセグメントでは、全体のリンク遅延がPTPV2スレーブ4(またはPTPV2マスタ2)レベル、さらにはE2E TCレベルで供給され得る。結果的に、E2E TCで十分であり得る。
各TC3は、PTPV2パケットの累積「補正フィールド」に、関連するネットワークノード1での局所的に測定されたそれらのパケットそれぞれの滞留時間を(P2P TC3の場合はリンク遅延も)追加する。
以下、PTPV2 TC3の機能は、時間に厳しいアプリケーションの要求に効率的に対処するために、時間の影響を受けやすいアプリケーションを表すようにPTPV2メッセージを構成することによって、ネットワークノード1およびネットワークセグメントの伝送遅延を収集するのに有利なように使用される。
ネットワークノード1の滞留時間およびネットワークセグメントの伝送遅延は、以下を含む特定の相互作用によって収集される。
− 通常の同期タスク専用ではない(すなわち、その従来技術で理解されている同期機能は意図されていない)適合(修正)されたPTPV2信号送信例。
− TC3機能。
− ネットワークノード1制御プレーン。
これらの相互作用は、下記の機能的要素によって監視される。
その目的のため、調整可能(すなわち、調節可能、適応可能、変更可能、パラメータ表現可能)であり、追跡可能(すなわち、識別可能、区別可能)な遅延測定専用のパケットが構成/生成される。
実際、パラメータ表現されたPTPV2パケット/メッセージの集合体が生成され、次いで、横断するための各ネットワークノード1およびネットワークセグメント(すなわち、隣接するリンクを有するネットワークノード1に関する)に送信される。
したがって、これらの修正PTPV2メッセージは、ネットワークノード1および/または隣接するネットワークセグメントの伝送遅延を収集することが意図されており、時間の影響を受けやすいアプリケーションのパラメータを表している。これらのメッセージは、同期目的専用ではない。
一実施形態において、TLV(Type Length Valueフィールド)セマンティクスの後に続く、詰めるビット(stuffing bits)を含んだ新たなPTPV2フィールドが提案されている。かかるTLVの狙いは、PTPV2標準によって課された最小サイズからネットワーク遅延の収集を可能にする最大サイズまで調整可能なPTPV2パケットサイズをもたらすことである。
これに代えるか、またはこれと組み合わせて、パケット優先度コード−−QoS−−が、関連するネットワークノードの滞留時間を取得するために同様に調整され得る。
遅延測定目的専用のパケットの集まりは、PTPV2(グランド)マスタ2/PTPV2スレーブ4およびPTPV2スレーブ4/PTPV2マスタ2の両方の方向をカバーするために、SYNCおよびDELAY_REQメッセージを使用する。
実際、新たなTLVフィールドが従来のPTPV2 SYNCおよびDELAY_REQパケット用に追加され、そのためレイテンシ測定目的の調整可能かつ追跡可能なパケットになる。このTLVは、パケットサイズに対して伝送遅延を捕捉するためにスタッフビット専用となっている。
様々な特異的な特徴が、レイテンシ測定目的専用のPTPV2パケット/メッセージを従来のPTPV2パケット/メッセージ(同期目的専用)と区別するために採用され得る。例として、以下を挙げることができる:
− PTPV2マスタ2およびPTPV2スレーブ4が、それらの同期状態機械において、監視目的に特化したこれらの修正PTPV2フローを無視するように「domain_Id」を与えること。
− 同期用の(通常)PTPV2フローと「ネットワーク監視用」の(修正)PTPV2フローを分離するために、特定のチャネル/トンネル(たとえば、VLANまたはMPLS LSPなど)を使用すること。
図2を参照すると、修正SYNC20および修正DELAY_REQ40の両方のPTPV2メッセージが、識別子「delay_capture」などの特定のドメイン識別子を保持していてもよい。
PTPV2(グランド)マスタ2およびPTPV2スレーブ4は、それぞれ、修正SYNC20および修正DELAY_REQ40のメッセージを生成して、すべてのネットワークノード1/セグメントの滞留遅延の収集を可能にする。この目的のために、ブロードキャストまたはマルチキャスト方式(すべてのPTPV2の通常のクロック、すなわちネットワーク30内のPTPV2(グランド)マスタ2およびPTPV2スレーブ4のクロックをマルチキャストグループが集めることを意味する)が、滞留遅延の収集を容易にするために採用され得る。
マルチキャストまたはブロードキャスト送信の制約に対処する方法として、ユニキャスト送信の重畳を用いることもできる。PTPV2マスタ2およびPTPV2スレーブ4は、原則として、それぞれネットワーク(ツリー)アーキテクチャの最上部および最下部レベルに位置することに留意されたい。したがって、すべてのネットワークノード1に関連する遅延は、修正SYNC20の下流(PTPV2マスタ2からPTPV2スレーブ2への)方向へのマルチキャスト送信によって収集可能である。反対(すなわち、PTPV2スレーブ4からPTPV2マスタ2への)方向では、ユニキャストのDELAY_REQ40メッセージを組み合わせることが、ネットワークノード1の伝送遅延をすべて収集するための直接的な解決策となり得る。
修正PTPV2メッセージSYNCおよびDELAY_REQの送信率は、関連する帯域幅を、利用可能なマスタ2/スレーブ4の帯域幅に対して適正なレベルに維持するために慎重に選択しなければならないことに留意されたい。
さらに図2を参照すると、PTPV2(グランド)マスタ2およびPTPV2スレーブ4レベルにそれぞれ位置する網間接続モジュールによって(すなわち、それぞれ、上流に向かうDELAY_REQ40および下流に向かうSYNC20に対して)実行される網間接続機能10−11が、異なるトランスポートパラメータ(ネットワーク遅延に影響を与えるもの)をさまざまに変化させながら遅延測定をトリガするために、トランスポートプロトコルと相互作用することを可能にする。これらのパラメータの非限定的な例として、以下を挙げることができる:
− DSCP(DiffServ Code Point)などのQoSパラメータ。
− パケットサイズ/パケット断片化。
実際、ネットワークで生じる遅延は、あるアプリケーションフローと別のアプリケーションフローでは異なることがあるので、PTPV2パケットパラメータの組(QoS、たとえば生存時間の長さ)は、遅延の影響を受けやすい異なるアプリケーションフローの特徴パラメータを模倣するように調整され得る。
言い換えれば、PTPV2フローを適切にパラメータ表現すること(すなわち、PTPV2パケットパラメータのさまざまな値を制御すること)によって、ネットワークで生じる遅延/レイテンシをアプリケーションごとに推定することができる。
実例として、以下を挙げることができる。
− 優先度の高いQoS(たとえば、ベストエフォートクラスに対するプレミアムクラス)およびVoIPアプリケーションの場合にネットワークで生じる遅延の推定を反映することが意図された、第1のPTPV2フローの比較的中間のパケット長。
− 優先度の高いQoSおよびリアルタイムのテレビ会議アプリケーションの場合にネットワークで生じる遅延の推定を反映することが意図された、第2のPTPV2フローの比較的長いパケット長。
PTPV2フローの異なるパラメータは、遅延の影響を受けやすいアプリケーションフローの特徴パラメータに合うように併せて監視されてもよいことは言及しておく価値がある。
TC3(PTPV2プレーン)とネットワークノード1の間の網間接続機能13は、ネットワークノード1(または関連するネットワークセグメント)をわたる測定された滞留遅延を解析(たとえば統計的解析)し、そのレベルにおいて格納し(図2のステップ60)、制御プレーンレベルにおけるネットワーク遅延を取得するためにネットワークプロトコルと相互作用するように構成されている。
E2E TC3は、ネットワークノード1をわたる修正SYNC10および修正DELAY_REQ40PTPV2メッセージの伝送遅延を測定する(図2のステップ50)。測定された伝送遅延は次いで、網間接続機能13によって解析され、ネットワークノード1レベルにおいて格納される(図2のステップ60)。別法として、たとえばネットワーク/同期管理システム内に位置する集中化された格納機構を実行してもよい。
一実施形態では、ネットワークノード1の伝送遅延を検討する一方で、リアルタイムサービスを効率的に駆動させるために、統計的遅延を収集し、関連したデータを格納することになろう。したがって、ある方法は、所与の観察時間(間隔)に対する平均遅延、最小遅延、最大遅延、遅延分散(リアルタイムアプリケーションを駆動する上で極めて重要)のログを格納することであってもよい。後者は、アプリケーションの平均接続継続時間を表すために選択することができる。
好ましくは、伝送遅延は、特定のパラメータ/変数(QoS、たとえばパケットサイズ)の組み合わせと関連付けて格納される。
P2P TC3の場合、ネットワークノード1に隣接するリンクの伝送遅延が測定され(図2のステップ50)、したがって、その遅延は網間接続機能13によって格納された(図2のステップ60)情報の一部となり得る。
この格納された情報はこの後ネットワーク制御プレーンが使用するために、トランスポートプロトコルにとってアクセス可能である。したがって、ネットワーク制御プレーンにとってアクセス可能なこの情報を検索するために、PTPV2プロトコルとネットワークプロトコルの間の網間接続インタフェース。格納された情報は、RSVP(資源予約プロトコル)、OSPF(開放型最短経路優先)などのネットワーク制御プレーンにとってアクセス可能である。
最高のQoS(プレミアムパケット)および1300バイトのパケットサイズの実例としては、関連する伝送遅延が、各ネットワークノード1について毎秒1つの収集率で収集されるはずである。次いで、最小、最大、平均、分散パラメータが、たとえば20個の連続する測定値のサンプルについて導出され得る。
有利には、上記の方法およびシステムが、分布図内のネットワークノードのパケット遅延を正確に収集することを可能にし、これはPTPV2プレーンとネットワークプレーンの間の複数の連携方式のおかげで、ネットワークノード1のレベルで遅延が収集および格納されることを意味する。
上記の方法は、リアルタイムアプリケーション(たとえば、音声、テレビ会議、ゲーム)のレイテンシ要件を考慮しながらネットワークを効率的に監視するための手段をさらに提供する。
上記の方法によって、オペレータは、ネットワークセグメントまたはネットワークノード、さらには補正動作を要する問題の(incriminated)ノード内のプロトコルモジュールを指摘できるようになる。
有利には、上記の方法は、TCによってサポートされる従来のネットワークノード製品の大部分に備えられた連続するネットワークセグメント内で実施することができる。
この提案は、所与のパラメータに対してネットワークノードの滞留時間およびネットワークセグメントを正確に測定し、続いて、時間の影響を受けやすいアプリケーションで生じるネットワーク遅延を監視する基準として検討することができる。

Claims (14)

  1. 高精度時間プロトコルリリース2、PTPV2、に従ってトランスペアレントクロックベースの同期アーキテクチャを含む通信ネットワーク(30)の複数のネットワークノード(1)にわたる滞留時間を監視する方法であって、
    同期目的のためではない修正PTPV2パケットを構成および生成するステップと、
    あるネットワークノード(1)をわたる修正PTPV2パケットの滞留時間を、トランスペアレントクロック(3)によって測定するステップ(50)と、
    測定された滞留時間を格納するステップ(60)と、
    格納された滞留時間をネットワークプロトコルによって読み出すステップと
    を特徴とする、方法。
  2. 追跡可能なパケットが少なくとも、遅延の影響を受けやすいアプリケーションパケットのパラメータに対してパラメータ表現される、請求項1に記載の方法。
  3. パラメータがサービス品質である、請求項2に記載の方法。
  4. パラメータがパケット長である、請求項2に記載の方法。
  5. PTPV2パケットがPTPV2 SYNCパケット(20)である、請求項1に記載の方法。
  6. PTPV2パケットがPTPV2 DELAY_REQパケット(40)である、請求項1に記載の方法。
  7. 格納するステップが集中化された格納ステップである、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 測定された滞留時間を解析するステップをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 追跡可能なパケットをマルチキャスト送信するステップをさらに含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. トランスペアレントクロック(3)がIEEE1588V2ピアツーピアのトランスペアレントクロック(3)である、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. トランスペアレントクロック(3)がIEEE1588V2エンドツーエンドのトランスペアレントクロック(3)である、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 高精度時間プロトコルリリース2、PTPV2、に従ってトランスペアレントクロックベースの同期アーキテクチャを含む通信ネットワーク(30)のネットワークノード(1)であって、
    同期目的のためではない修正PTPV2パケットを受信し、
    修正PTPV2パケットの滞留時間を、トランスペアレントクロック(3)によって測定し、
    測定された滞留時間を格納するように適合されたネットワークノード(1)。
  13. 高精度時間プロトコルリリース2、PTPV2、に従ってトランスペアレントクロックベースの同期アーキテクチャを含む通信ネットワーク(30)であって、
    同期目的のためではない修正PTPV2パケットについて、通信ネットワークのあるネットワークノード(1)をわたる修正PTPV2パケットの滞留時間を、トランスペアレントクロック(3)によって測定し、
    測定された滞留時間を格納し、
    格納された滞留時間をネットワークプロトコルによって読み出すように適合された通信ネットワーク。
  14. コンピュータおよび/または専用システムのメモリに格納された命令を含むコンピュータプログラムであって、請求項1から11に記載の方法を実行するように構成された、コンピュータプログラム。
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