JP5780903B2 - 比例公平無線リソース管理 - Google Patents
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Description
1.G(d(K+1))≦K≦G(d(K))であるような、K∈{1,...,N−1}が存在するかどうか。
2.K<G(d(K+1))<K+1であるような、K∈{1,...,N−2}が存在するかどうか。
3.K=0である場合、K<G(d(K+1))<K+1であるかどうか。
4.K=N−1である場合、K<G(d(K+1))<K+1であるかどうか。
ソートされた区別化係数の分布が、条件1を満たす場合、集合k=1,...,Kに属するインデックスを有する端末は、第1のリソースグループに関連付けられ、インデックスがk=K+1,...,Nである残りの端末は、第2のリソースグループに関連付けられる。したがって、条件1が満たされる場合、両方のリソースグループに割り当てられるワイヤレス端末は存在しない。他方、ソートされた区別化係数の分布が、条件2を満たす場合、インデックスが集合k=1,...,K、k=K+1、k=K+2,...,Nに属する端末は、それぞれ、第1のリソースグループ、第1及び第2のリソースグループ、第2のリソースグループに関連付けられる。ソートされた区別化係数の分布が、条件3を満たす場合、インデックスがk=1である端末は、第1及び第2のリソースグループに関連付けられ、インデックスがk=2,...,Nである端末は、第2のリソースグループに関連付けられる。ソートされた区別化係数の分布が、条件4を満たす場合、インデックスが集合k=1,...,N−1に属する端末は、第1のリソースグループに関連付けられ、インデックスがk=Nである端末は、第1及び第2のリソースグループに関連付けられる。
一般に、N個の端末に対するスループット分配{x(i),i=1,2,...,N}は、以下の目的関数
を最大化する場合、比例公平(PF)であり、ここで、
x(i)=r1(i)・b1(i)+r2(i)・b2(i) (2)
であり、r1(i)は、第1のリソースグループのリソースのユニットシェアから端末iによって達成可能なユニットシェアレートであり、r2(i)は、第2のリソースグループのリソースのユニットシェアから端末iによって達成可能なユニットシェアレートであり、b1(i)及びb2(i)は、端末iに割り当てられた第1及び第2のリソースグループのリソースのそれぞれのシェアである。定義により、
b1(i)≧0 (5)
b2(i)≧0 (6)
r1(i)≧0 (7)
r2(i)≧0 (8)
である。
式(3)及び式(4)の等号は、リソースグループ1及び2が端末によって完全に利用される場合に成り立つ。式(3)及び式(4)の不等号は、割り当てられないリソースが存在する場合に成り立つ。
r1(i)>0且つr2(i)=0、r1(i)=0且つr2(i)>0、又はr1(i)>0且つr2(i)>0 (9)
である。N=1の場合、両方のリソースグループのすべてのリソースを単一の端末に割り当てるという、自明な解が存在するので、開示される割り当てアルゴリズムは、N≧2の場合に関係する。したがって、これ以降、N≧2であることが仮定される。
及び
が、端末iに割り当てられる第1及び第2のリソースグループのリソースのそれぞれの量を表す場合、
となる。また、第1のリソースグループのリソースのユニット量及び第2のリソースグループのリソースのユニット量から端末iによって達成可能なそれぞれのレートを、
及び
で表す。その場合、
となる。これ以降、式(2)のスループット記述を使用する。しかし、本発明は、式(14)のスループット記述を使用するように、容易に変更することができる。スループットをどのように記述するかに関係なく、ユニットシェアレートについての得られた式が、2つのリソースグループのそれぞれのサイズを考慮していることが理解できる。以下でさらに説明される区別化係数は、ユニットシェアレートから導出されるので、区別化係数も、2つのリソースグループのそれぞれのサイズを考慮している。サイズが異なるリソースグループは珍しいものではないが、リソースグループを割り当てるための既存の技法はそのような変化に対応できないので、この考慮はきわめて有利である。
図5のステップ500が、図6のフローチャートでさらに詳述される。第1のステップ600は、第1のリソースグループのリソースのユニットシェアから達成可能なユニットシェアレートであるr1(i)、及び第2のリソースグループのリソースのユニットシェアから達成可能なユニットシェアレートであるr2(i)を決定するためのものである。ユニットシェアレートは、時間上の特定の瞬間若しくは(リソースグループ内の)周波数領域リソースユニットにおいて見られる瞬間レート、又は長い時間若しくは(やはりリソースグループ内の)周波数スパンにわたって平均された平均レートとすることができる。ユニットシェアレートは、式(12)及び式(13)から明らかなように、リソースグループの無線品質ばかりでなく、それぞれのサイズにも依存する。
として定義することができる。ユニットシェアレートr2(i)=0である場合、区別化係数D(i)は、(正の)無限大に発散する。区別化係数が、すべての端末について無限大に発散する場合、自明な解は、(補題2に関して以下でさらに示されるように)第2のリソースグループのリソースをすべての端末に均等に割り当てるというものである。他方、端末のいくつかのみで区別化係数が無限大に発散する場合、本発明によるリソース割り当て方式は、本明細書でさらに説明されるように、ソートプロセスにおいて、無限大の係数値を与えてそれらの端末を適切に処理することによって、非自明な解を提供する。したがって、図5のステップ500を完了した後、比例公平リソース割り当ては、第1及び第2のリソースグループシェア(すなわち、b1(i)及びb2(i))の決定に関係するステップ505に進む。
ステップ505が、図7のフローチャートを参照してさらに説明される。端末の区別化係数が、すべてゼロ又はすべて無限大である場合、比例公平リソース割り当ては、補題2から、きわめて簡単である。ステップ700において、第1のリソースグループについてのユニットシェアレートが検査され、それらがすべてゼロであるかどうか、言い換えると、すべてのi=1,2,...,Nについて、r1(i)=0であるかどうかが調べられる。すべてゼロである場合、補題2に関してさらに説明されるように、ステップ705において、第2のリソースグループシェアb2(i)が、1/Nに設定される。それに関連して、b1(i)は、式(3)及び式(5)が満たされる限り、任意の値をとることができる。ステップ710において、第2のリソースグループレートが検査され、それらがすべての端末についてゼロに等しい(これは端末の区別化係数がすべて無限大であることを示す)かどうかが決定される。言い換えると、ステップ710は、すべてのi=1,2,...,Nについて、r2(i)=0であるかどうかを決定する。ステップ710が、区別化係数がすべて無限大であると決定した場合、やはり補題2によって、ステップ715において、端末についての第1のリソースグループシェアb1(i)を1/Nに設定することができる。その場合、b2(i)は、式(4)及び式(6)が満たされる限り、任意の値をとることができる。これらのステップの後では、リソースグループの各々において、ゼロを上回る有限の値を有する端末が少なくとも1つ存在するはずである。ステップ720において、そのような端末がただ1つ存在すると決定された場合、その端末は、両方のリソースグループにおいて、ゼロを上回る有限の値を有する。そのような場合の比例公平リソース割り当ては、ステップ725において実行されるように、両方のリソースグループのリソースを単一の端末に割り当てるというものである。
d(1)≧d(2)≧...≧d(N) (16)
∀k、k=Π(i)を満たすような∃i (17)
であり、
ここで、Π(i)は、ソートに従って、端末のインデックスを付け替える置換関数である。これ以降、iは、区別化係数をソートする前の端末インデックスを表し、kは、ソートした後の端末インデックスを表す。
G(d(K+1))−1≦K<G(d(K)) (18)
であるような、ソートされた区別化係数リストにおける端末のインデックスK∈{0,1,...,N−1}を決定することであり、ここで、
である。ステップ805の代替案は、図10及び図11に関して以下で説明される。ステップ805に関して、リソースグループが2つの、比例公平リソース割り当ては、図8のステップ810において、
のように決定することができ、ここで、
λ1=max(G(d(K+1)),K) (20)
λ2=N−λ1 (21)
a(K+1)=max(G(d(K+1))−K,0) (22)
である。代替として、比例公平リソース割り当ては、図9のステップ910において、
のように決定することができ、ここで、
は、xを超えない最大の整数を返すフローリング関数(flooring function)であり、
λ=max(G(d(K+1)),K) (24)
である。ここで、b1(k)及びb2(k)は、ソートされた区別化係数リスト内における第kの端末の第1及び第2のリソースグループにおけるリソースシェアである。これらは、ソートされていない区別化係数リスト内における端末の第1及び第2のリソースグループにおけるリソースシェアであるb1(i)及びb2(i)とは、端末インデックスに関して異なる。式(17)によってそれら2つの間で変換を行うのは簡単である。したがって、ステップ810及びステップ910において、第1及び第2のリソースグループにおける各端末のリソースシェアは、式(19)〜式(22)、又は式(23)及び式(24)によってそれぞれ決定される。図8及び図9の代替的な手続きが、まったく同じリソース割り当てをもたらすことが理解されよう。
であり、k=2,...,Nである場合は、
である。したがって、端末のインデックスがk=1である場合、端末は、第1及び第2のリソースグループの両方に関連付けられ、インデックスがk=2,...,Nである場合、端末は、第2のリソースグループに関連付けられる。
であり、k=Nである場合、
である。したがって、端末のインデックスが集合k=1,...,N−1に属する場合、端末は、第1のリソースグループに関連付けられ、端末のインデックスがk=Nを満たす場合、端末は、第1及び第2のリソースグループに関連付けられる。
PF方式の導出は、以下のように、キューン−タッカー条件(Kuhn−Tucker condition)を使用する。式(1)の目的関数は、狭義の凹関数であり、式(3)〜式(6)によって定義される実行可能領域は、コンパクトであるので、最大化問題の最適化が存在する。
であるとする。式(1)の最大化問題についてのキューン−タッカー条件は、すべてのi=1,...,N、及びすべてのn=1,2について、
であり、すべてのn=1,2について、
であり、ここで、N(≧2)は、端末の数を表し、i=1,...,Nは、ソートされていない端末インデックスを表し、n=1,2は、リソースグループ番号を表す。
x(i)>0 (31)
である。ケース1〜ケース3の導出は、以下の補題を必要とする。
及び
について、rn(i)>0とすることによって開始する。その場合、式(25)から、
である。その場合、式(31)、及び補題の仮定から、
であり、これは、式(32)を証明している。ここで、式(32)を式(30)に代入することで、式(33)が証明される。
n=n0∈{1,2}について、rn(1)=...=rn(N)=0である場合、式(1)〜式(8)の最大化問題の解は、以下のようになる。
n=n0である場合、bn(i)、i=1,...,Nは、式(26)及び式(28)を満たす任意の値をとる。
n≠n0である場合、すべてのi=1,...,Nについて、
である。
であり、また(式(31)により)x(i)>0であるので、以下の式(47)は、
によって表すことができる。式(37)により、
又は
である。前者が真であると仮定する。その場合、式(46)、式(47)、式(29)、及び式(30)が満たされる。そのため、
が式(26)及び式(28)を満たすことで十分である。今度は、後者が真であると仮定する。その場合、式(30)によって、
である。また、
は、式(26)及び式(28)を満たす。どちらの場合も、式(26)及び式(28)のみが満たされる必要がある。そのため、n=n0について、補題が証明される。
である。その場合、補題1により、
である。他方、(2)から、
である。(31)から、
である。その場合、(42)及び(27)から、
である。(41)及び(43)から、
である。(40)及び(44)から、
である。(45)を(44)に代入することで、(36)が得られる。そのため、n≠n0について、補題が証明される。
すべてのi=1,...,N、及びすべてのn=1,2について、
であり、すべてのn=1,2について、
であり、ここで、N(≧2)は、端末の数を表し、i=1,...,Nは、端末インデックスを表し、n=1,2は、リソースグループ番号を表す。
b1(i)>0、且つb2(i)=0 (50)
b1(i)>0、且つb2(i)>0 (51)
b1(i)=0、且つb2(i)>0 (52)
(50)が満たされる場合、(2)、(47)、及び(46)によって、
である。(53)を(54)に代入して、同じリソースグループについて整理すると、
である。(52)が満たされる場合、対称性によって、
である。最後に、(51)が満たされる場合、(47)によって、
である。1/x(i)について、(58)及び(59)を整理すると、
である。(58)及び(59)に、それぞれb1(i)及びb2(i)を乗じて、それらを足し合わせると、
である。(53)及び(56)は、それぞれ(50)及び(52)を代入することによって、(61)によっても表し得ることに留意されたい。したがって、3つのケース(50)〜ケース(52)に関係なく、各端末は、
λ1・b1(i)+λ2・b2(i)=1 (62)
を満たすことになる。また、ケースに応じて、(54)、(57)、及び(60)の1つが満たされることになる。(54)及び(57)において、等号と不等号を区別することによって、各端末は、(62)と、以下のうちの1つを満たすことになる。
(63)〜(67)を(62)に代入して、整理すると、
である。
(68)が、(1)〜(8)の最大化問題の解である場合、
λ1+λ2=N (69)
である。証明を始めるにあたって、(68)が解である場合、それが(3)、(4)、及び(62)を満たすことに留意されたい。すべてのiについて、(62)を足し合わせる。
(3)及び(4)を(70)に代入すると、補題が証明される。
のように書き直すことができる。(16)を利用し、(71)における
の場合を整理すると、
が得られ、ここで、n1及びn2は、0≦n1<n2≦N+1を満たす整数であり、n1=0は、b1(k)>0、b2(k)=0であるような、kが存在しないことを表し、n2=n1+1は、b1(k)>0、b2(k)>0であるような、kが存在しないことを表し、n2=N+1は、b1(k)=0、b2(k)>0であるような、kが存在しないことを表す。
n2=n1+1 (73)
である。オーバラッピング方式の場合、
n2=n1+m (74)
であり、ここで、m=2,...,N−n1である。ここでは、m=2のみを検査する必要があるが、それというのも、他の場合についてのオーバラッピング方式は、区別化係数分布の限定された場合についてのみ存在し、電力消費及びフィードバックなど、リソース割り当てオーバヘッド問題の観点から、望ましくないためである。ここでは、(72)を(1)〜(8)の最大化問題の解にする、n1、n2、λ1、及びλ2に関心がある。最初に、以下の補題を証明する。
(72)が(1)〜(8)の最大化問題の解である場合、
n1≦λ1 (75)
n2≧λ1+1 (76)
である。証明として、最初に、(75)を証明する。n1=0である場合、(75)は、λ1>0から直ちに得られる。n1≧1である場合、1≦k≦n1であり、
であるような、kが存在する。その場合、(3)及び(72)によって、
である。したがって、(75)が証明される。今度は、(76)を証明する。n2=N+1である場合、補題3によって、
n2=N+1=(λ1+λ2)+1 (78)
である。その場合、n2≧λ1+1は、λ2>0、及び(78)から得られる。ここで、n2≦Nである場合、n2≦k≦Nであり、
であるような、kが存在する。その場合、(4)及び(72)によって、
であり、
N−n2+1≦N−λ1 (80)
である。したがって、(76)が証明される。(75)及び(76)における等号は、n2=n1+1の場合に限って成り立つことに留意されたい。補題3によって、(71)における閾値は、関数
を使用して、
と表すことができ、ここで、
は、G(x)の逆関数である。その場合、以下の補題が成り立つ。
(71)及び(72)を(1)〜(8)の最大化問題の解であるとし、k∈{1,2,...,N}について、n1+1≦k≦n2−1である場合、
である。(71)、(72)、及び(81)から、補題5〜補題7を証明するのは簡単であり、したがって、簡潔にするため、それらの証明は除外する。ここでは、上記の補題の逆が一般には真とならないことに留意することが重要である。今から、ケース1〜ケース3の導出に取り組むことにする。
は、0≦x<Nの間では、狭義の増加を続けることに留意されたい。また、0≦x<Nの間では、G−1(x)の値域は、[0,∞)である。他方、d(k)は、k=1,2,...,Nについては単調に減少し、有限の正のd(k)が少なくとも1つ存在する。(それ以外の場合は、解は補題2によって扱うべきである)。したがって、d(N)は、常に有限である。d(0)=∞と置くことによって、G−1(0)<d(0)、及びG−1(N)>d(N)である。したがって、いくつかのk=1,2,...,N−1について、G−1(k)=d(k)であり、又はG−1(k)=d(k)を満たすような、kは存在せず、k=0,1,...,Kについては、G−1(k)<d(k)であり、k=K+1,...,Nについては、G−1(k)>d(k)であり、ここで、K=0,1,...,N−1である。前者は、上で説明されたように、ケース1と呼ばれる。後者は、G−1(K)<d(K+1)であるかどうかに基づいて、ケース2とケース3にさらに分類される。したがって、いずれの区別化係数分布{d(k),k=1,2,...,N}も、以下の3つのケースのうちの1つに含まれる。
∃K∈{1,...,N−1} s.t.
d(K)=G−1(K) (82)
∃K∈{0,...,N−1} s.t.
G−1(K)<d(K)、且つG−1(K+1)>d(K+1) (83)
加えて、
G−1(K)<d(K+1) (84)
又は、等価的に、
∃K∈{0,...,N−1} s.t.
G(d(K+1))−1<K<G(d(K+1)) (85)
∃K∈{0,...,N−1} s.t.
G−1(K)<d(K)、且つG−1(K+1)>d(K+1) (86)
加えて、
G−1(K)≧d(K+1) (87)
又は、等価的に、
∃K∈{0,...,N−1} s.t.
G(d(K+1))−1≦K<G(d(K)) (88)
以降のセクションでは、各ケースのついての比例公平リソース割り当てを導出する。
最初に、以下の補題を証明する。
(71)及び(72)を(1)〜(8)の最大化問題の解であるとする。区別化係数分布{d(k),k=1,2,...,N}が、K∈{1,2,...,N−1}について、G−1(K)=d(K)である、ケース1に含まれる場合、
λ1=K (89)
である。これを背理法によって証明する。最初に、K<λ1であると仮定する。G−1(x)は狭義の増加を続けるので、
G−1(K)<G−1(λ1) (90)
である。Kの定義から、G−1(K)=d(K)であるので、
d(K)<G−1(λ1) (91)
である。その場合、補題6によって、
n2≦K≦N (92)
である。仮定、及び(92)によって、
n2≦K≦λ1 (93)
である。しかし、補題4によって
n2≧λ1+1 (94)
である。これは、(93)と矛盾する。したがって、
λ1≦K (95)
である。今度は、K>λ1であると仮定する。G−1(x)は狭義の増加を続けるので、
G−1(K)>G−1(λ1) (96)
である。Kの定義、及び(96)から、
d(K)>G−1(λ1) (97)
である。その場合、補題5によって、
1≦K≦n1 (98)
である。仮定、及び(98)によって、
λ1<K≦n1 (99)
である。しかし、補題4によって、
n1≦λ1 (100)
である。これは、(99)に矛盾する。したがって、
K≦λ1 (101)
である。(95)及び(101)から、補題が得られる。
非オーバラッピング方式の場合、(75)及び(76)における等号は、
n1=λ1 (102)
n2=λ1+1 (103)
である。n1は整数であるので、(89)及び(102)から
n1=λ1=K (104)
及び
n2=K+1 (105)
である。(104)及び(105)を(72)に代入すると、以下のような、非オーバラッピング割り当て方式が得られ、
ここで、K∈{1,...,N−1}であり、
d(K)=G−1(K) (107)
である。
n2=n1+2となるオーバラッピング方式が、ケース1には存在しないことを示す。これを背理法によって証明する。n2=n1+2となるオーバラッピング方式が、ケース1の場合に存在すると仮定する。オーバラッピング方式の場合、補題4では、等号が成り立たない。したがって、
n1<λ1<n1+1 (108)
である。しかし、(89)から、λ1は整数であり、整数は(108)を満たさない。この矛盾のため、n2=n1+2となるオーバラッピング方式は、ケース1には存在しないと結論される。
ケース2
ケースの導出は、以下の補題を使用する。
(71)及び(72)を(1)〜(8)の最大化問題の解であるとする。区別化係数分布{d(k),k=1,2,...,N}が、K∈{0,...,N−1}について、G(d(K+1))−1<K<G(d(K+1))である、ケース2に含まれる場合、
λ1=G(d(K+1)) (109)
である。補題8の証明において使用したのと同様の技法によって、(109)を証明する。最初に、G(d(K+1))<λ1であると仮定する。Kの定義から、K<G(d(K+1))であるので、
K<λ1 (110)
である。その場合、補題4によって、
K<λ1≦n2−1 (111)
及び
K+1<n2 (112)
である。しかし、補題6から、G(d(K+1))<λ1であるので、
n2≦K+1 (113)
である。しかし、(113)は(112)と矛盾する。したがって、
G(d(K+1))≧λ1 (114)
である。そのため、今度は、G(d(K+1))>λ1であると仮定する。Kの定義から、G(d(K+1))<K+1であるので、
λ1<K+1 (115)
である。その場合、補題4によって、
n1≦λ1<K+1 (116)
及び
n1<K+1 (117)
である。しかし、補題5から、G(d(K+1))>λ1であるので、
K+1≦n1 (118)
である。しかし、(118)は(117)と矛盾する。したがって、
G(d(K+1))≦λ1 (119)
である。したがって、(114)及び(119)から、補題が得られる。
(1)〜(8)の最大化問題の解である非オーバラッピング方式が存在すると仮定し、その場合、補題4では、等号が成り立つ。
n1=λ1 (120)
(109)から、
n1=λ1=G(d(K+1)) (121)
である。他方、Kの定義によって、
K<G(d(K+1))<K+1 (122)
である。n1は整数であるので、G(d(K+1))は、(121)によって整数でなければならない。しかし、(122)から、G(d(K+1))は、整数になることができない。したがって、矛盾が存在し、非オーバラッピング方式が、ケース2には存在しないことが証明される。
このサブセクションでは、ケース2について、n2=n1+2となるオーバラッピング方式を導出する。補題4によって、
n1<λ1<n1+1 (123)
である。(109)、及びKの定義から、
K<G(d(K+1))=λ1<K+1 (124)
である。n1及びKは整数であるので、(123)及び(124)から、
n1=K (125)
である。n2=n1+2であるので、
n2=K+2 (126)
である。(3)、(72)、及び(125)から、
である。(127)及び(109)から、
である。(62)及び(128)によって、
である。ここで、(72)、(128)、及び(129)から、オーバラッピングリソース割り当て方式が以下のように得られ、
ここで、K∈{0,...,N−1}であり、
K<G(d(K+1))<K+1 (131)
λ1=G(d(K+1)) (132)
λ2=N−λ1 (133)
a(K+1)=G(d(K+1))−K (134)
である。
ケース3
ケース3は、以下の補題に依存する。
(71)及び(72)を(1)〜(8)の最大化問題の解であるとする。区別化係数分布{d(k),k=1,2,...,N}が、K∈{0,...,N−1}について、G(d(K+1))≦K<G(d(K))である、ケース3に含まれる場合、
λ1=K (135)
である。(135)の証明は、K<λ1を仮定することによって開始する。G−1(x)は狭義の増加を続けるので、
G−1(K)<G−1(λ1) (136)
である。Kの定義から、G(d(K+1))≦Kであるので、
d(K+1)≦G−1(K)<G−1(λ1) (137)
である。その場合、補題6によって、
n2≦K+1≦N (138)
である。仮定、及び(138)によって、
n2≦K+1<λ1+1 (139)
である。しかし、補題4によって、
n2≧λ1+1 (140)
である。これは(139)と矛盾する。したがって、
λ1≦K (141)
である。今度は、K>λ1であると仮定する。G−1(x)は狭義の増加を続けるので、
G−1(K)>G−1(λ1) (142)
である。Kの定義、及び(142)から、
d(k)>G−1(λ1) (143)
である。その場合、補題5によって
1≦K≦n1 (144)
である。仮定、及び(144)によって
λ1<K≦n1 (145)
である。しかし、補題4によって、
n1≦λ1 (146)
である。これは(145)と矛盾する。したがって、
K≦λ1 (147)
である。(141)及び(147)から、補題が得られる。
非オーバラッピング方式の場合、補題4では、等号が成り立つ。
n1=λ1 (148)
n2=λ2+1 (149)
n1は整数であるので、(135)から、
n1=λ1=K (150)
及び
n2=K+1 (151)
である。(150)及び(151)を(72)に代入すると、以下のように、非オーバラッピングリソース割り当て方式が得られ、
ここで、K∈{1,...,N−1}であり、
G(d(K+1))≦K<G(d(K)) (153)
である。
n2=n1+2となるオーバラッピング方式が、ケース3には存在しないことを、背理法で示す。n2=n1+2となるオーバラッピング方式が、ケース3に存在すると仮定する。オーバラッピング方式の場合、補題4では、等号が成り立たない。したがって、
n1<λ1<n1+1 (154)
である。(135)から、λ1は整数でなければならない。しかし、整数は(154)を満たさない。得られた矛盾によって、n2=n1+2となるオーバラッピング方式が、ケース3には存在しないと結論される。
であり、ここで、K∈{0,1,...,N−1}は、
G(d(K+1))−1≦K<G(d(K)) (156)
を満たし、
λ1=max(G(d(K+1)),K) (157)
λ2=N−λ1 (158)
a(K+1)=max(G(d(K+1))−K,0) (159)
である。
最初に、ケース1は、(156)のLHSにおける等号が成り立つ場合と等価であることに留意されたい。すなわち、K∈{0,...,N−1}について、
G(d(K+1))=K+1 (160)
である。(160)を(157)及び(159)に代入すると、
λ1=K+1 (161)
a(K+1)=1 (162)
が得られる。(155)、(161)、(158)、及び(162)から、
である。その場合、
と置くことによって、(160)及び(163)から、(106)及び(107)が得られる。したがって、(155)〜(159)は、ケース1について、(1)〜(8)の最大化問題の非オーバラッピング解を正しく表している。
ケース2は、(84)が成り立ち、また(156)の不等号が成り立つ場合である。(84)によって、G−1(K)<d(K+1)であるので、(157)及び(159)から、
λ1=max(G(d(K+1)),K)=G(d(K+1)) (164)
a(K+1)=max(G(d(K+1))−K,0)=G(d(K+1))−K (165)
である。(164)及び(165)は、それぞれ(132)及び(134)と同じである。したがって、(155)から(159)は、ケース2について、(1)〜(8)の最大化問題のオーバラッピング方式の解を正しく表している。
ケース3は、(87)が成り立ち、また(156)の不等号が成り立つ場合である。(87)によって、G−1(K)≧d(K+1)であるので、(157)及び(159)から、
λ1=K (166)
a(K+1)=0 (167)
である。(166)及び(167)を(155)に代入することで、(152)が得られる。したがって、(155)から(159)は、ケース3について、(1)〜(8)の最大化問題の非オーバラッピング解を正しく表している。
によって与えられ、ここで、
は、xを超えない最大の整数を返すフローリング関数であり、
λ=max(G(d(K+1)),K) (169)
であり、K∈{0,1,...,N−1}は、
G(d(K+1))−1≦K<G(d(K)) (170)
を満たす。2つの表現の等価性を示すことは、
から容易である。
Claims (20)
- 第1のリソースグループと第2のリソースグループの間で複数の移動局を関連付ける方法であって、
移動局毎に、前記リソースグループの第1のリソースグループについての第1のユニットシェアレート及び前記リソースグループの残りの第2のリソースグループについての第2のユニットシェアレートを決定するステップと、
移動局毎に、前記第1のユニットシェアレート及び前記第2のユニットシェアレートから対応する区別化係数を決定するステップと、
前記区別化係数を単調増加順又は単調減少順の一方になるようにソートして、ソートされた区別化係数を生成するステップと、
前記ソートされた区別化係数に比例公平境界決定関数を適用して、前記ソートされた区別化係数の境界区別化係数を決定するステップであって、前記ソートされた区別化係数の第1の部分は、前記境界区別化係数と、前記境界区別化係数以下のすべての区別化係数とを含み、第2の部分は、前記境界区別化係数と、前記境界区別化係数以上のすべての区別化係数とを含む、ステップと、
前記第1の部分に対応する前記移動局を前記第1のリソースグループに関連付け、前記第2の部分に対応する前記移動局を前記第2のリソースグループに関連付けるステップと
を含む方法。 - 各区別化係数が、前記第2のリソースグループの相対サイズと比較した場合の前記第1のリソースグループの相対サイズに依存する、請求項1に記載の方法。
- 前記第1及び第2のリソースグループが、時間領域リソースパーティション及び周波数領域リソースパーティションからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記関連付けが、ダウンリンク関連付けである、請求項1に記載の方法であって、
基地局から、前記関連付けに従って、ダウンリンクシンボルを前記移動局に送信するステップ
をさらに含む方法。 - 各移動局が、その第1及び第2のユニットシェアレートを決定する、請求項4に記載の方法であって、
各移動局から、前記第1及び第2のユニットシェアレートを前記基地局に送信するステップ
をさらに含む方法。 - 各移動局が、その第1及び第2のユニットシェアレートを決定し、その区別化係数も決定する、請求項4に記載の方法であって、
各移動局から、その区別化係数を前記基地局に送信するステップ
をさらに含む方法。 - 前記ソートが、単調減少順であり、前記複数が、整数Nに等しく、ソートされた各区別化係数についての前記比例公平境界決定関数が、前記ソートされた区別化係数をN倍し、それを前記ソートされた区別化係数に1を加算したもので除算することに等しい、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のリソースグループを前記第1の部分に対応する前記移動局に割り当て、前記第2のリソースグループを前記第2の部分に対応する前記移動局に割り当てるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 複数の移動局に対応する複数の区別化係数をソートするように構成されたプロセッサであって、各区別化係数は、第2のリソースグループを使用する前記対応する移動局についての第2のユニットシェアレートに対する、第1のリソースグループを使用する前記対応する移動局についての第1のユニットシェアレートの比であり、前記プロセッサが、前記区別化係数を単調増加順又は単調減少順の一方になるようにソートして、ソートされた区別化係数を生成し、また前記ソートされた区別化係数に比例公平境界決定関数を適用して、前記ソートされた区別化係数の境界区別化係数を決定するように構成され、前記ソートされた区別化係数の第1の部分は、前記境界区別化係数と、前記境界区別化係数以下のすべての区別化係数とを含み、第2の部分は、前記境界区別化係数と、前記境界区別化係数以上のすべての区別化係数とを含み、前記プロセッサが、前記第1の部分に対応する前記移動局を前記第1のリソースグループに関連付け、前記第2の部分に対応する前記移動局を前記第2のリソースグループに関連付けるようにさらに構成される、プロセッサと、
前記リソースグループ関連付けを記憶するメモリと
を備える基地局。 - 前記リソースグループ関連付けに従って、ダウンリンク送信を前記移動局に送信するように構成された受信/送信モジュールをさらに備える、請求項9に記載の基地局。
- 前記受信/送信モジュールが、各移動局から、前記第1及び第2のユニットシェアレートを受信するようにさらに構成され、前記プロセッサが、前記受信した第1及び第2のユニットシェアレートから前記区別化係数を決定するように構成される、請求項10に記載の基地局。
- 前記受信/送信モジュールが、前記複数の移動局から、前記区別化係数を受信するようにさらに構成される、請求項10に記載の基地局。
- 前記プロセッサが、前記区別化係数を単調増加順になるようにソートするようにさらに構成される、請求項10に記載の基地局。
- 前記プロセッサが、前記第1のリソースグループを前記第1の部分に対応する前記移動局の間で割り当て、前記第2のリソースグループを前記第2の部分に対応する前記移動局の間で割り当てるようにさらに構成される、請求項10に記載の基地局。
- 第1のリソースグループと第2のリソースグループの間で複数の移動局を関連付ける方法であって、
移動局毎に、前記リソースグループの第1のリソースグループについての第1のユニットシェアレート及び前記リソースグループの残りの第2のリソースグループについての第2のユニットシェアレートを決定するステップと、
移動局毎に、前記第1のユニットシェアレート及び前記第2のユニットシェアレートから対応する区別化係数を決定するステップと、
前記区別化係数を単調増加順又は単調減少順の一方になるようにソートして、ソートされた区別化係数を生成するステップと、
前記ソートされた区別化係数に比例公平境界決定関数を適用して、前記ソートされた区別化係数の境界区別化係数を決定するステップであって、前記ソートされた区別化係数の第1の部分は、前記境界区別化係数と、前記境界区別化係数以下のすべての区別化係数とを含み、第2の部分は、前記境界区別化係数と、前記境界区別化係数以上のすべての区別化係数とを含む、ステップと、
前記第1の部分に対応する前記移動局を前記第1のリソースグループに関連付け、前記第2の部分に対応する前記移動局を前記第2のリソースグループに関連付けるステップと
を含む方法。 - 前記第1のリソースグループをそれに関連付けられた移動局の間で割り当て、前記第2のリソースグループをそれに関連付けられた移動局の間で割り当てるステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- 前記移動局が、前記区別化係数を決定する、請求項16に記載の方法。
- 前記第1及び第2のリソースグループが、時間領域リソースパーティション及び周波数領域リソースパーティションからなる群から選択される、請求項15に記載の方法。
- 前記割り当てが、ダウンリンク割り当てである、請求項16に記載の方法であって、
基地局から、前記ダウンリンク割り当てに従って、ダウンリンクシンボルを前記移動局に送信するステップ
をさらに含む方法。 - 前記割り当てが、ハンドオフ割り当てである、請求項16に記載の方法。
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