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JP5783835B2 - 詰め替え容器 - Google Patents
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JP5783835B2 - 詰め替え容器 - Google Patents

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Description

本発明は、詰め替え容器に関するものである。
この種の詰め替え容器として、従来、例えば下記特許文献1に記載されているような、本容器に詰め替えるための内容物が収容された胴部と、該胴部の上端部から肩部を介して起立した口部と、該口部の上端部を溶着したシール部と、を具備し、詰め替え時、シール部を除去して口部を開口させることで、本容器への詰め替えを行う詰め替え容器が知られている。
上記詰め替えについて具体的に説明すると、例えば詰め替え容器を正立姿勢(口部が上向きの姿勢)に配置した後、シール部を除去して口部を開口させ、該口部を倒立姿勢(口部が下向きの姿勢)とされた本容器の口部内に挿入する。その後、詰め替え容器と本容器とを上下に反転させて、本容器を正立姿勢にすると共に詰め替え容器を倒立姿勢にする。これにより、詰め替え容器内の内容物が、両容器の各口部の内側を流通して本容器内に詰め替えられる。
特開平11−130073号公報
しかしながら、上記した従来の詰め替え容器では、該詰め替え容器の口部を本容器の口部内に挿入しながら詰め替えを行うので、本容器内の空気置換をスムーズに行うことが難しい場合があり、詰め替え作業を効率良く行い難かった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、詰め替え時における空気置換性を向上し、詰め替え作業を効率良く行うことができる詰め替え容器を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
(1)本発明に係る詰め替え容器は、本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体を具備する詰め替え容器であって、前記容器本体の口部は、弾性変形可能とされ、前記口部には、該口部の上端部から容器軸方向に沿って下方に延びる一対の縦リブが、周方向に間隔を開けて形成されていると共に、周方向に沿って延び、前記一対の縦リブの下端部を互いに連結する横リブが形成され、前記口部のうち前記一対の縦リブによって周方向の両側が囲まれた部分は、これら縦リブを起点として径方向の内側に変形して窪む変形部とされていることを特徴とする。
本発明に係る詰め替え容器によれば、容器本体の口部を本容器の口部に挿入させることで、詰め替え容器と本容器とを組み合わせることができ、両容器の各口部の内側を通じて容器本体内の内容物を本容器内に注出して、本容器内への詰め替えを行うことができる。
ところで上記詰め替えを行うにあたって、容器本体の口部には変形部が形成されているので、縦リブを起点としてこの変形部を径方向の内側に変形させて窪ませることができる。この際、縦リブは口部の上端部から容器軸方向に沿って下方に延びているので、口部の上端部側から容器軸方向に沿って変形部を縦長に窪ませることができる。
そのため、詰め替え容器と本容器とを組み合わせた際に、窪んだ変形部と本容器の口部との間に、本容器内と本容器外とを互いに連通させる隙間を画成させることができ、該隙間を空気置換路として利用することができる。従って、詰め替え時に、この空気置換路を利用して本容器内の空気置換を行うことができ、空気置換性を向上して詰め替え作業を効率良く行うことができる。
また、変形部が窪むことで、詰め替え容器の口部形状は、横断面視で容器軸を中心とした均一な筒状ではなく不均一な筒状となる。そのため、内容物が流通し易い部分と流通し難い部分とに分かれ易く、主として流通し易い部分を利用して内容物の詰め替え作業を行うことができる。その一方、流通し難い部分を本容器と詰め替え容器との空気置換路として利用することが可能であるので、詰め替え容器内の空気置換も行うことができる。よって、この点においても詰め替え作業を効率良く行うことができる。
さらに、一対の縦リブが横リブによって連結されているので、変形部はこれら一対の縦リブ及び横リブに囲まれた状態とされている。そのため、これら一対の縦リブ及び横リブを起点として、変形部をより安定的に径方向の内側に窪ませ易く、詰め替え時における空気置換性をより向上させ易い。
(2)上記本発明に係る詰め替え容器において、前記口部には、前記本容器の口部に対する挿入量を規制し、前記変形部の一部を本容器の口部外に露出させる規制部材が設けられていることが好ましい。
この場合には、詰め替え容器と本容器とを組み合わせた際に、変形部の一部を本容器の口部外に露出させることができるので、上記した空気置換路を本容器内と本容器外とを連通させるように確実に画成させ易い。従って、詰め替え時における本容器内の空気置換性をより向上することができ、詰め替え作業を効率良く行うことができる。
(3)上記本発明に係る詰め替え容器において、前記口部の上端部には、破断可能な弱化部を介して蓋体が接続されていることが好ましい。






この場合には、弱化部を介して接続された蓋体によって口部を密封できるので、例えばキャップを螺着や嵌合により装着させる場合よりも、口部を薄肉にすることができ、より柔軟に弾性変形させ易い。従って、口部の密封を可能としつつ、変形部を抵抗少なく容易に変形させて、詰め替え時における空気置換性をより確保し易い。
本発明に係る詰め替え容器によれば、詰め替え時における空気置換性を向上でき、詰め替え作業を効率良く行うことができる。
本発明に係る詰め替え容器の実施形態を示す外観正面図である。 図1に示すA−A断面図である。 図1に示す状態から、蓋体を除去して口部を開放させた後、反転部を径方向の内側に反転変形させた状態を示す半縦断面図である。 図3に示す口部を上方から見た図である。 図3に示す詰め替え容器を本容器に組み合わせて、内容物を詰め替えている状態を示す半縦断面図である。
以下、本発明に係る詰め替え容器1の実施形態について図面を参照して説明する。
(詰め替え容器の構成)
図1に示すように、本実施形態の詰め替え容器1は、本容器40(図5参照)に詰め替える図示しない内容物が収容される容器本体2を具備している。この容器本体2は、合成樹脂材料で有底筒状に形成されており、胴部10と、該胴部10の上端部から肩部11を介して上方に起立した口部12と、を備えている。
胴部10、肩部11及び口部12は、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置した状態で連設されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿って口部12側を上側、その反対側を下側という。また、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
なお、容器本体2は合成樹脂材料で薄肉に形成、又は軟材質の合成樹脂材料で形成されているため、口部12を含む全体が径方向に弾性変形可能とされている。また、胴部10、肩部11及び口部12は、それぞれ容器軸Oに直交する横断面視形状が円形状とされている。
口部12は、本容器40の口部41(図5参照)内に挿入可能な外径サイズとされ、容器軸O方向に沿ってストレート状に延びた円筒状とされている。この口部12の上端部には、破断可能な弱化部15を介して蓋体16が接続されており、該蓋体16によって口部12は密封されている。
本実施形態における蓋体16は、合成樹脂材料により口部12と一体的に形成された部材であり、その上端部は内容物の充填後に溶着等によってシールされたシール部16aとされている。
また、この蓋体16には、摘み片17が容器軸Oを挟んで径方向に向かい合うように接続されている。これら摘み片17は、径方向の外側に向けて突出した縦長の板片であり、シール部16aの下方に位置する部分から蓋体16の下端部に亘って接続されている。
なお、上記摘み片17を例えばリング状とし、指先を掛けながら把持可能に形成しても構わない。
また、上記口部12には、図1及び図2に示すように、該口部12の上端部から容器軸O方向に沿って下方に延びる一対の縦リブ20が周方向に間隔を開けて形成されている。これら一対の縦リブ20は、口部12の容器軸O方向の略中間部を下方に若干超える部分まで延びている。また口部12には、周方向に沿って延び、これら一対の縦リブ20の下端部同士を互いに連結する横リブ21が形成されている。
この横リブ21は、図示の例では下方に突となる側面視円弧状に形成されている。また、一対の縦リブ20及び横リブ21は、共に径方向の内側に凹んだ凹リブとされているが、径方向の外側に突出した凸リブとされていても構わない。
そして、口部12のうち、上記した一対の縦リブ20及び横リブ21によって囲まれた部分は、これら縦リブ20及び横リブ21を起点として径方向の内側に反転変形して窪む反転部(変形部)25とされている。具体的には、この反転部25は、上端部側(口部12の上端部側)における周方向の中央部を最深部として凹曲面状に反転変形して窪むように形成されている。
なお本実施形態では、上記反転部25は1箇所だけでなく、容器軸Oを中心として等間隔毎に3箇所に形成されている。
更に、口部12には、本容器40の口部41に対する該口部12の挿入量を規制し、上記反転部25の一部を本容器40の口部41外に露出させる(図5参照)ストッパ片(規制部材)26が設けられている。
このストッパ片26は、径方向の外側に向けて突出した縦長の板片であり、口部12だけでなく肩部11の上面に亘って接続されている。なお、ストッパ片26の形成位置は、蓋体16に接続された一方の摘み片17の下方に位置しており、周方向の位置が一致している。また、ストッパ片26は、上記した3つの反転部25のいずれもが形成されていない口部12の外周面に接続されている。
また、ストッパ片26の上端部は、口部12の容器軸O方向の略中間部に位置しており、横リブ21よりも上方に位置している。このため、容器本体2の口部12を本容器40の口部41内に挿入して、詰め替え容器1と本容器40とを組み合わせ、ストッパ片26の上端部を本容器40の口部41の開口端に当接させた際に、反転部25の一部(横リブ21側の一部)を本容器40の口部41外に露出させることが可能とされている。
(詰め替え容器の使用)
次に、上述したように構成された詰め替え容器1から本容器40内に内容物を詰め替える方法について説明する。
はじめに、詰め替え容器1を正立姿勢にした状態で、摘み片17を把持しながら蓋体16を捩る等して弱化部15を破断させ、該蓋体16を口部12から毟り取り、口部12の上端部を開放させる。次いで、図3及び図4に示すように、容器本体2の口部12に形成された3つの反転部25に外力を加えて押し込み、一対の縦リブ20及び横リブ21を起点として径方向の内側に反転変形させて窪ませる。これにより、口部12の上端部側から容器軸O方向に沿って3つの反転部25をそれぞれ縦長に窪ませることができる。
なお、縦リブ20を蓋体16の周壁まで延長することで、反転部25を反転変形させてから蓋体16を毟り取るようにすることも可能である。この場合、縦リブ20の上端部を横リブで連結しても良い。
次いで、本容器40を倒立姿勢にした後、正立姿勢とされた詰め替え容器1の口部12を本容器40の口部41内に挿入させる。この際、詰め替え容器1のストッパ片26の上端部が本容器40の口部41の開口端に当接するまで挿入させる。この挿入によって、詰め替え容器1と本容器40とが組み合わされた状態となる。
なお、反転部25を先に反転変形させた後に、詰め替え容器1と本容器40とを組み合わせたが、該組み合わせを先に行って、その後に反転部25を反転変形させても構わない。
次いで、図5に示すように、組み合わせた両容器1、40を上下反転させて、本容器40を正立姿勢にすると共に詰め替え容器1を倒立姿勢にする。これにより、詰め替え容器1内の内容物を両容器1、40の各口部12、41の内側を流通して本容器40内に注出(図5に示す矢印B方向)することができ、内容物を詰め替え容器1から本容器40に詰め替えることができる。
ところで、詰め替え容器1と本容器40とを組み合わせた際、窪んだ反転部25と本容器40の口部41との間に、本容器40内と本容器40外とを互いに連通する隙間を画成させることができ、該隙間を空気置換路Rとして利用することができる。従って、上記詰め替え時に、この空気置換路Rを利用して本容器40内の空気置換(図5に示す矢印C)を行うことができ、空気置換性を向上して詰め替え作業を効率良く行うことができる。
なお、上記空気置換とは、空気置換路Rを通じて本容器40外から本容器40内に流入する空気の流れと、本容器40内から本容器40外に流出する空気の流れと、を利用した空気循環による置換をいう。
特に、ストッパ片26によって反転部25の一部を本容器40の口部41外に確実に露出させることができるので、上記空気置換路Rを本容器40内と本容器40外とを連通させるように確実に画成させ易い。従って、詰め替え時における空気置換性をより向上させ易い。
また、3つの反転部25が変転変形することで、詰め替え容器1の口部12の形状は、図4に示すように、横断面視で容器軸Oを中心とした均一な円形状ではなく不均一な形状とされている。そのため、内容物が流通し易い部分と流通し難い部分とに分かれ易く、主として流通し易い部分を利用して内容物の詰め替え作業を行える。その一方、流通し難い部分を本容器40と詰め替え容器1との空気置換路として利用することが可能であるので、この空気置換路を利用して詰め替え容器1内の空気置換(図5に示す矢印D)を行うことができる。この点においても詰め替え作業を効率良く行うことができる。
なお、ここでいう空気置換も上記と同様に、空気置換路を通じて本容器40から詰め替え容器1側に流入する空気の流れと、詰め替え容器1から本容器40側に流出する空気の流れと、を利用した空気循環による置換をいう。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、詰め替え時に、容器本体2をスクイズ変形可能させながら詰め替え作業を行っても構わない。こうすることで、よりスムーズに詰め替え作業を行える。
また、正立状態の本容器40の口部41に対して、詰め替え容器1を傾けながら口部12を挿入しても良い。
容器軸Oを中心として反転部25を等間隔に3つ形成したが、等間隔でなくても構わないし、その数も3つに限定されるものではなく、1つ以上形成されていれば良い。また、一対の縦リブ20の下端部同士を横リブ21で連結させたが、横リブ21は必須なものではなく具備しなくても構わない。但し、横リブ21を形成することで、反転部25を安定的に径方向の内側に反転変形させ易いので、詰め替え時における空気置換性を向上させ易い。
また、径方向の内側に向けて反転部25を反転変形させた場合を例に挙げたが、反転変形ではなく、単に縦リブ20を起点として径方向の内側に変形して窪ませることで空気置換路Rを画成させても構わない。
また、弱化部15を介して口部12の上端部に接続された蓋体16を利用して、該口部12を密封させたが、口部12の上端部に例えばキャップを螺着や嵌合等により装着させることで密封させても構わない。
但し、上記実施形態のように弱化部15を介して蓋体16を接続させることで、キャップを用いる場合よりも口部12を薄肉にすることができ、該口部12をより柔軟に弾性変形させ易い。従って、口部12の密封を可能としつつ、反転部25を抵抗少なく容易に反転変形させて、詰め替え時における空気置換性をより確保し易い。
また、上記実施形態では、ストッパ片26を利用することで、本容器40の口部41に対する詰め替え容器1の口部12の挿入量を規制し、反転部25の一部を確実に本容器40の口部41外に露出させて空気置換路Rを確保したが、例えばストッパ片26を設けずに口部12を肩部11から上端部に向かうにしたがって漸次縮径するテーパ状に形成することで、同様の作用効果を奏効させても構わない。特に、この場合にはストッパ片26が不要となるので、構成の簡略化を図り易い。
更に、ストッパ片26の上端部を口部12の上端部まで延長し、このストッパ片26を詰め替え容器1の口部12と共に本容器40の口部41内に挿入して詰め替え作業を行っても構わない。この場合には、本容器40の内外を連通する空気置換路が大きく確保できる。さらにこの場合において、ストッパ片26の上端部と、蓋体16の摘み片17の下端部と、を破断可能な弱化部で接続しても構わない。
O…容器軸
1…詰め替え容器
2…容器本体
12…容器本体の口部
15…弱化部
16…蓋体
20…縦リブ
21…横リブ
25…反転部(変形部)
26…ストッパ片(規制部材)
40…本容器
41…本容器の口部

Claims (3)

  1. 本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体を具備する詰め替え容器であって、
    前記容器本体の口部は、弾性変形可能とされ、
    前記口部には、該口部の上端部から容器軸方向に沿って下方に延びる一対の縦リブが、周方向に間隔を開けて形成されていると共に、周方向に沿って延び、前記一対の縦リブの下端部を互いに連結する横リブが形成され、
    前記口部のうち前記一対の縦リブによって周方向の両側が囲まれた部分は、これら縦リブを起点として径方向の内側に変形して窪む変形部とされていることを特徴とする詰め替え容器。
  2. 請求項1に記載の詰め替え容器において、
    前記口部には、前記本容器の口部に対する挿入量を規制し、前記変形部の一部を本容器の口部外に露出させる規制部材が設けられていることを特徴とする詰め替え容器。
  3. 請求項1又は2に記載の詰め替え容器において、
    前記口部の上端部には、破断可能な弱化部を介して蓋体が接続されていることを特徴とする詰め替え容器。
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