Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5801779B2 - タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5801779B2 - タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法 - Google Patents

タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5801779B2
JP5801779B2 JP2012204569A JP2012204569A JP5801779B2 JP 5801779 B2 JP5801779 B2 JP 5801779B2 JP 2012204569 A JP2012204569 A JP 2012204569A JP 2012204569 A JP2012204569 A JP 2012204569A JP 5801779 B2 JP5801779 B2 JP 5801779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
cord ply
joining
needle
ply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012204569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014058114A (ja
Inventor
知之 岡田
知之 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2012204569A priority Critical patent/JP5801779B2/ja
Priority to CN201310366803.4A priority patent/CN103660294A/zh
Publication of JP2014058114A publication Critical patent/JP2014058114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5801779B2 publication Critical patent/JP5801779B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Description

本発明は、タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法に関する。
タイヤの製造工程におけるコードプライのバイアス工程では、コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆されたコードプライを所定の角度で所定の幅にカットした後、カットされた2枚のコードプライの各縁部(エッジ)同士を接合して長尺化することが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
そして、このような接合方法として、従来は、以下に示すオーバーラップジョイント方式、ジッパージョイント方式、バットジョイント方式が採用されている。
オーバーラップジョイント方式は、2枚のコードプライの縁部同士が上下に重ね合わされたオーバーラップ部を、そのまま上下方向から一度に圧着して接合する方式である。
ジッパージョイント方式は、2枚のコードプライの縁部同士が上下に重ね合わされたオーバーラップ部の一方の端から他方の端に向かって順に、ジッパーを閉じるように圧着して接合する方式である。
バットジョイント方式は、2枚のコードプライの縁部の端面同士を突き合わせ、そのまま突き合わせ方向に押圧して、端面同士を接合する方式である。
特開2010−42571号公報 特開2010−111082号公報
しかしながら、これらの接合方式には、それぞれ以下に示すような問題点があった。
即ち、オーバーラップジョイント方式では、オーバーラップ部を3mm未満にして接合を行った場合、充分な接合力を保つことができず、インフレート時に接合部が開くおそれがある。このため、オーバーラップジョイント方式を採用して充分な接合力を保つためには、オーバーラップ部を3〜5mmと大きく設定する必要がある。
しかし、このように大きなオーバーラップ部を設定した場合には、接合後のコードプライにおいて接合部が大きくなって、タイヤの高速ユニフォミティを悪化させ、振動等の問題が発生する恐れがある。このため、高性能が要求される特定のタイヤのコードプライの接合にはオーバーラップジョイント方式を採用することができない場合があった。
次に、ジッパージョイント方式では、オーバーラップジョイント方式に比べてオーバーラップ部を小さくすることができるが、確実な接合を行うためには、コード間にある程度以上のゴム量を必要とする。このため、ゲージが薄いコードプライを用いる乗用車用タイヤの製造においては、コードプライの接合にジッパージョイント方式を採用することが難しかった。
そして、ジッパージョイント方式に用いられる装置は、オーバーラップジョイント方式に比べて複雑な構成となり、装置の微妙な調整を必要とする。さらに、装置のメンテナンスの回数やトラブル発生も多くなり、オーバーラップジョイント方式に比べ、生産性が大幅に低下する。
また、小さなオーバーラップ部の一方の端から他方の端に向かって順に接合していく作業には高い精度が求められるため、エッジではゴム量がある程度少なくかつ一定である必要があり、接合前に両エッジを予めカットしておかなければならない場合があった。
この場合、両エッジをカットする作業が増えることにより生産性がさらに低下し、また、カットにより廃棄ゴムを廃棄処分するために余分な費用が発生する。
次に、バットジョイント方式では、オーバーラップ部を設けないため、ジッパージョイント方式と同様に、確実な接合を行うためには、コード間にある程度以上のゴム量を必要とする。このため、ゲージが薄いコードプライを用いる乗用車用タイヤの製造においては、コードプライの接合にバットジョイント方式を採用することが難しかった。
そこで、本発明は、上記に鑑み、コード間に多くのゴム量を確保する必要性や、コードプライの両エッジを予めカットする必要性がなく、小さなオーバーラップ部であっても、確実に安定した強度でコードプライを接合して、高速ユニフォミティが優れたタイヤを生産性高く製造することができるタイヤ用コードプライの接合装置および接合方法を提供することを課題とする。
本発明に関連する第1の技術は、
コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合装置であって、
前記2枚のコードプライの幅方向に沿うように、所定の間隔で針状突起が複数配列された昇降部材と、
前記針状突起の先端部が前記オーバーラップ部を貫通するまで前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライの未加硫ゴムを他方のコードプライに侵入させるように前記昇降部材を下降させ、その後、突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜くように前記昇降部材を上昇させる昇降手段と
を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第2の技術は、
前記針状突起が、横断面の形状が直径1〜2mmの円形金属部材からなることを特徴とする第1の技術に記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第3の技術は、
配列された前記針状突起の間隔が、2〜4mmであることを特徴とする第1の技術または第2の技術に記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第4の技術は、
前記オーバーラップ部の下層側に、前記オーバーラップ部を貫通した前記針状突起の先端部を受ける凹部空間が設けられた受圧部材が備えられていることを特徴とする第1の技術ないし第3の技術のいずれか1つに記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第5の技術は、
前記昇降部材に設けられた複数の前記針状突起の配列の両端部に、前記昇降部材の下降量を調整する柱状のストッパが備えられていることを特徴とする第1の技術ないし第4の技術のいずれか1つに記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第6の技術は、
コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合装置であって、
前記2枚のコードプライの幅方向に沿うように、所定の間隔で、先端部が平坦面の針状突起が複数配列された昇降部材と、
前記針状突起の先端部が前記オーバーラップ部を貫通しないように前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライのコードを他方のコードプライのコードの間に侵入させるように前記昇降部材を下降させ、その後、突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜くように前記昇降部材を上昇させる昇降手段と
を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第7の技術は、
前記平坦面が、直径0.3〜0.5mmの円状の面であることを特徴とする第6の技術に記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第8の技術は、
さらに、レーザスキャンにより前記コードプライ表面の凹凸を検出して、前記針状突起を突き刺すコードプライの位置を制御する位置決め手段が備えられていることを特徴とする第6の技術または第7の技術に記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
本発明に関連する第9の技術は、
コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合方法であって、
前記2枚のコードプライの各縁部を重ね合わせてオーバーラップ部を形成する重ね合わせ工程と、
前記コードプライの幅方向に沿うように所定の間隔で配列された複数の針状突起の先端部が、前記オーバーラップ部を貫通するまで前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライの未加硫ゴムを他方のコードプライに侵入させる針状突起突き刺し工程と、
突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜く針状突起引き抜き工程と
を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合方法である。
本発明に関連する第10の技術は、
コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合方法であって、
前記2枚のコードプライの各縁部を重ね合わせてオーバーラップ部を形成する重ね合わせ工程と、
前記コードプライの幅方向に沿うように所定の間隔で配列され、先端が平坦面である複数の針状突起が、前記オーバーラップ部を貫通しないように前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライのコードを他方のコードプライのコードの間に侵入させる針状突起突き刺し工程と、
突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜く針状突起引き抜き工程と
を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合方法である。
本発明に関連する第11の技術は、
前記オーバーラップ部の大きさが、各コードプライにおけるコード1〜2本分であることを特徴とする第9の技術または第10の技術に記載のタイヤ用コードプライの接合方法である。
本発明は上記第1〜第11の各技術に基づいてなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合装置であって、
前記2枚のコードプライの幅方向に沿うように、所定の間隔で、先端部が平坦面の針状突起が複数配列された昇降部材と、
前記針状突起の先端部がオーバーラップ部を貫通しないように前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライのコードを他方のコードプライのコードの間に侵入させるように前記昇降部材を下降させ、その後、突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜くように前記昇降部材を上昇させる昇降手段と
を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記平坦面が、直径0.3〜0.5mmの円状の面であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
請求項3に記載の発明は、
さらに、レーザスキャンにより前記コードプライ表面の凹凸を検出して、前記針状突起を突き刺すコードプライの位置を制御する位置決め手段が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ用コードプライの接合装置である。
請求項4に記載の発明は、
コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合方法であって、
前記2枚のコードプライの各縁部を重ね合わせてオーバーラップ部を形成する重ね合わせ工程と、
前記コードプライの幅方向に沿うように所定の間隔で配列され、先端が平坦面である複数の針状突起が、前記オーバーラップ部を貫通しないように前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライのコードを他方のコードプライのコードの間に侵入させる針状突起突き刺し工程と、
突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜く針状突起引き抜き工程と
を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合方法である。
請求項5に記載の発明は、
前記オーバーラップ部の大きさが、各コードプライにおけるコード1〜2本分であることを特徴とする請求項4に記載のタイヤ用コードプライの接合方法である。
本発明によれば、コード間に多くのゴム量を確保する必要性や、コードプライの両エッジを予めカットする必要性がなく、小さなオーバーラップ部であっても、確実に安定した強度でコードプライを接合して、高速ユニフォミティが優れたタイヤを生産性高く製造することができるタイヤ用コードプライの接合装置および接合方法を提供することができる。
本発明に係るタイヤ用コードプライの接合装置の第1の実施の形態を示す図面であり、(A)は概略側面図、(B)は概略正面図である。 図1に示した接合装置の変形例を示す要部拡大側面図である。 図1に示した接合装置の別の変形例を示す概略側面図である。 図1に示した接合装置を使用したタイヤ用コードプライの接合方法を説明するための図面であり、(A)は概略側面図、(B)は概略正面図、(C)は要部拡大正面図である。 (A)〜(E)は本発明に係るタイヤ用コードプライの接合装置および接合方法の第2の実施の形態を示す要部拡大正面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るタイヤ用コードプライの接合装置および接合方法の実施の形態について説明する。
1.第1の実施の形態
(1)タイヤ用コードプライの接合装置の構成
図1は、本発明に係るタイヤ用コードプライの接合装置の第1の実施の形態を示す図面であり、(A)は概略側面図、(B)は概略正面図である。
接合装置1は、2枚のコードプライの各縁部同士を重ね合わせて接合することを繰り返すことによって、長尺のカーカスプライなどを製造する装置である。
図1に示すように、接合装置1は、複数の針状突起3が設けられた昇降部材2と、昇降部材駆動手段であるアクチュエータ4と、2枚のコードプライ11、12を針状突起3の下に搬送してオーバーラップ部13を形成させるベルトコンベア(図示せず)とを備えている。なお、図1には、ベルトコンベアによって搬送方向Xに搬送されてきたコードプライ11、12の位置を検知する位置センサ17も合わせて示している。
昇降部材2は、ベルトコンベアによって搬送されてきたコードプライ11、12のオーバーラップ部13の上方に配置されている。昇降部材2の下面に設けられている複数の針状突起3は、オーバーラップ部13、即ち、コードプライの幅方向Yに沿うように所定の間隔で一列に配列されている。
そして、針状突起3が、上層のコードプライ11および下層のコードプライ12のオーバーラップ部13を突き刺して貫通することにより、上層のコードプライ11および下層のコードプライ12の縁部が互いに接合される。即ち、針状突起3の先端部がオーバーラップ部13を貫通するまで針状突起3をオーバーラップ部13に突き刺して、上層のコードプライ11の未加硫ゴムを下層のコードプライ12に侵入させることにより、オーバーラップ部13における接合が行われる。突き刺された針状突起3は、その後、オーバーラップ部13から引き抜かれて、接合が完了する。
針状突起3は横断面の形状が直径1〜2mmの円形金属部材であり、針状突起3の先端部は頂角が鋭角である円錐形状である。針状突起3の直径が1mm未満もしくは2mmを超える円形金属部材を使用した場合は、コードプライ11、12のオーバーラップ部13の接合力が低下してしまう。また、針状突起3の相互の間隔は2〜4mmである。針状突起3の相互の間隔が、2mm未満もしくは4mmを超えた場合は、コードプライ11、12のオーバーラップ部13の接合力が低下してしまう。
アクチュエータ4は、昇降部材2の上方に配設されており、昇降部材2を垂直方向Zに移動させる。
位置センサ17は、昇降部材2の近傍に配設され、ベルトコンベアによって搬送方向Xに搬送されてきたコードプライ11の終端縁部11aの位置と、コードプライ12の始端縁部12aの位置とを検知して、所定のオーバーラップ量Lでオーバーラップ部13を形成させる。
この接合装置には、さらに、図2に示すように、オーバーラップ部13の下層側に、オーバーラップ部13を貫通した針状突起の先端部を受ける凹部空間50が設けられた受圧部材5が備えられていることが好ましい。これにより、オーバーラップ部13を貫通した針状突起3の先端部を保護すると共に、オーバーラップ部13を下側から支えることによりオーバーラップ部13に撓みが発生することが防止されて、針状突起3の先端部をオーバーラップ部13に確実に貫通させることができる。
また、昇降部材2に設けられた複数の針状突起3の配列の両端部には、図3(A)に示すように、柱状金属のストッパ6a、6bが設けられていることが好ましい。これにより、図3(B)に示すように、針状突起3がコードプライ11、12のオーバーラップ部13を必要以上に貫通することが防止されると共に、その後の針状突起3の引き抜きに際して、コードプライ11、12が針状突起3と一緒に引き上げられることを防止することができる。
このとき、ストッパ6a、6bがコードプライ12を貫通することを防止するためには、ストッパ6a、6bのコードプライに対する接地面積を一定以上、具体的には、2mm以上とすることが好ましい。
(2)タイヤ用コードプライの接合方法
次に、上記の接合装置を使用して、タイヤ用コードプライを接合する方法を図1および図4を参照しながら説明する。
図4は、図1に示した接合装置を使用したタイヤ用コードプライの接合方法を説明するための図面であり、(A)は概略側面図、(B)は概略正面図、(C)は要部拡大正面図である。
図1(B)に示すように、先行するコードプライ11はベルトコンベア上を搬送方向Xに搬送されてきて、コードプライ11の後端縁部11aが所定の位置に達したことが位置センサ17によって検知されると、コードプライ11の搬送が停止される。
次に、後続のコードプライ12の始端縁部12aが先行するコードプライ11の後端縁部11aの上に位置するように、コードプライ12がベルトコンベア上を搬送方向Xに搬送されてくる。そして、始端縁部12aが所定の位置に達したことが位置センサ17によって検知されると、コードプライ12の搬送が停止される。これにより、コードプライ11の後端縁部11aとコードプライ12の始端縁部12aが重なり合ったオーバーラップ部13が形成される。
このとき、オーバーラップ部13のオーバーラップ量Lは、コードプライ11、12を構成するコード1〜2本分(1〜2mm程度)であることが好ましい。
次に、図4(A)および(B)に示すように、昇降部材2をアクチュエータ4によって垂直方向に下降させ、昇降部材2に設けられた複数の針状突起3の先端部をオーバーラップ部13に上層のコードプライ12側から貫通させる。
このとき、図4(C)に示すように、各々の針状突起3の先端部が、上層のコードプライ12の未加硫ゴムの一部12aを下層のコードプライ11の未加硫ゴムに押し込んで侵入するため、小さなオーバーラップ部13であっても、2枚のコードプライ11、12を強固に接合させることができる。
また、接合に際して、コード間に多くのゴム量を確保する必要性や、コードプライの両エッジを予めカットする必要性がない。
接合が完了した後は、昇降部材2をアクチュエータ4によって垂直方向に上昇させ、針状突起3をオーバーラップ部13から引き抜く。
その後、接合されたコードプライ11、12は、ベルトコンベアによって上層のコードプライ12の終端縁部が位置センサ17により検知されるまで搬送される。その後は、上記した一連の動作が繰り返されて、コードプライが長尺化される。
2.第2の実施の形態
(1)タイヤ用コードプライの接合装置の構成
図5はタイヤ用コードプライの接合装置の第2の実施の形態を示す要部拡大正面図である。
第2の実施の形態の接合装置21は、昇降部材2に設けられている針状突起23の先端形状が平坦面であること、上層のコードプライ12の表面の微小な凸凹を検出するためのレーザスキャンセンサ28が設けられていること以外は、第1の実施の形態の接合装置1と同様であり、以下においては、第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施の形態における針状突起23は、先端部23aが直径0.3〜0.5mmの平坦面に形成されている。
レーザスキャンセンサ28は、昇降部材の近傍に設けられており、上層のコードプライ12の表面の微小な凸凹を検知することにより、コードプライ12を構成するコード15の位置を検出する。
(2)タイヤ用コードプライの接合方法
次に、接合装置21を使用して、タイヤ用コードプライを接合する方法を説明する。
まず、前記第1の実施の形態と同様にして、オーバーラップ部13が形成される。このとき、図5(A)に示すように、上層のコードプライ12の表面に現れる微小な凸凹をレーザスキャンセンサ28により検知して、上層のコードプライ12を構成するコード15の位置を検出する。
次に、図5(B)に示すように、第1の実施の形態と同様にして、オーバーラップ部13の上層のコードプライ12側から針状突起23の先端部を侵入させる。そして、図5(C)に示すように、針状突起23の先端部により、レーザスキャンセンサ28の検知結果に基づいて検出されたコード15を下層のコードプライ11側に押し込む。
本実施の形態においては、針状突起23はオーバーラップ部13を貫通することがなく、図5(D)に示すように、押し込まれたコード15はコードプライ11の隣接する2本のコード14、14の間に押し込まれてその間隔が押し広げられることにより、オーバーラップ部13が接合される。その後、図5(E)に示すように、針状突起23がオーバーラップ部13から引き抜かれる。
この結果、本実施の形態においては、従来の接合と比較して、上層のコードプライ12のコード15と下層のコードプライ11のコード14との重なりが緩和された状態で接合される。これにより、シェイプアップ時、コードによる拘束力のばらつきが緩和されて、バルジデントなどのディフェクトが改善され、高速ユニフォミティも改善される。
3.実施の形態の効果
(1)上記においては、針状突起の先端部がオーバーラップ部を貫通するまで突き刺して上層のコードプライの未加硫ゴムを下層のコードプライに侵入、または、上層のコードプライのコードを下層のコードプライのコードの間に侵入させているため、オーバーラップ部の大きさ(オーバーラップ量)をコード1〜2本分(1〜2mm程度)と小さくしても、確実に安定した強度でコードプライを接合することができ、高速ユニフォミティが優れたタイヤを製造することができる。
(2)また、接合に際して、コード間に多くのゴム量を確保する必要性や、コードプライの両エッジを予めカットする必要性がない。
以下においては、オーバーラップ量が異なる2枚のコードプライの各縁部を接合して引っ張り評価を行うことにより、接合の状況を評価した。
1.試験体
サイズ525mm×1450mm×0.95mm(厚み)(コード本数1450本)のコードプライ2枚を用いて、表1に示すように、3mm未満(コード1〜2本)、3mm以上(コード3本以上)のオーバーラップ量で接合を行い、試験体とした。なお、3mm未満の試験体には、両エッジをカットして接合した試験体も用意した。
2.接合方法
接合方法としては、第1の実施の形態に基づく接合方法(実施例)、従来のオーバーラップジョイント方式による接合方法(比較例1)およびジッパージョイント方式による接合方法(比較例2)を採用した。
3.評価方法
インフレートを想定して、各試験体を引っ張りせん断機にて引っ張り(せん断力:50N/mm)、接合部位の外れの発生を評価した。なお、評価は、接合部位の外れの発生に応じて、以下のように行った(N=10)。
◎:接合部の外れが生じなかった。
△:接合部の外れが1〜9個のサンプルに生じた。
×:接合部の外れが10個のサンプル全てに生じた。
4.評価結果
結果を表1に示す。
Figure 0005801779
表1より、オーバーラップジョイント方式(比較例1)では、オーバーラップ量が3mm未満(コード1〜2本)になると、接合力が低下して、インフレートすると接合部が外れてしまうことが分かる。
そして、ジッパージョイント方式(比較例2)では、コードプライの両エッジをカットし、オーバーラップ量3mm未満(コード1〜2本)で接合した場合には問題ないものの、両エッジをカットしない場合には、両エッジのゴム量が多過ぎる(あるいは、両エッジゴム量が一定でない部分が存在する)ため、十分なジッパージョイント(接合部)を形成することができず、インフレートすると接合部が外れる恐れがあることが分かる。
これに対して、実施例では、オーバーラップ量をコード1〜2本分にした小さなオーバーラップ量であっても、確実に安定した強度で接合できていることがわかる。また、両エッジのカットを施さなくても、十分な接合部を形成することができることが分かる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1、21 接合装置
2 昇降部材
3、23 針状突起
4 アクチュエータ
5 受圧部材
6a、6b ストッパ
11、12 コードプライ
11a コードプライ11の終端縁部
12a コードプライ12の始端縁部
13 オーバーラップ部
14、15 コード
17 位置センサ
28 レーザスキャンセンサ
50 凹部空間
X コードプライの搬送方向
Y コードプライ幅方向
Z 昇降部材の昇降方向

Claims (5)

  1. コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合装置であって、
    前記2枚のコードプライの幅方向に沿うように、所定の間隔で、先端部が平坦面の針状突起が複数配列された昇降部材と、
    前記針状突起の先端部がオーバーラップ部を貫通しないように前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライのコードを他方のコードプライのコードの間に侵入させるように前記昇降部材を下降させ、その後、突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜くように前記昇降部材を上昇させる昇降手段と
    を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合装置。
  2. 前記平坦面が、直径0.3〜0.5mmの円状の面であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用コードプライの接合装置。
  3. さらに、レーザスキャンにより前記コードプライ表面の凹凸を検出して、前記針状突起を突き刺すコードプライの位置を制御する位置決め手段が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ用コードプライの接合装置。
  4. コードが平行に配列されたコード配列体に未加硫ゴムが被覆された2枚のコードプライの各縁部を接合して長尺化するタイヤ用コードプライの接合方法であって、
    前記2枚のコードプライの各縁部を重ね合わせてオーバーラップ部を形成する重ね合わせ工程と、
    前記コードプライの幅方向に沿うように所定の間隔で配列され、先端が平坦面である複数の針状突起が、前記オーバーラップ部を貫通しないように前記針状突起を前記オーバーラップ部に突き刺して、一方のコードプライのコードを他方のコードプライのコードの間に侵入させる針状突起突き刺し工程と、
    突き刺された前記針状突起を前記オーバーラップ部から引き抜く針状突起引き抜き工程と
    を備えていることを特徴とするタイヤ用コードプライの接合方法。
  5. 前記オーバーラップ部の大きさが、各コードプライにおけるコード1〜2本分であることを特徴とする請求項4に記載のタイヤ用コードプライの接合方法。
JP2012204569A 2012-09-18 2012-09-18 タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法 Active JP5801779B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204569A JP5801779B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法
CN201310366803.4A CN103660294A (zh) 2012-09-18 2013-08-21 轮胎用帘线层的接合装置以及接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204569A JP5801779B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014058114A JP2014058114A (ja) 2014-04-03
JP5801779B2 true JP5801779B2 (ja) 2015-10-28

Family

ID=50299658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012204569A Active JP5801779B2 (ja) 2012-09-18 2012-09-18 タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5801779B2 (ja)
CN (1) CN103660294A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6335067B2 (ja) * 2014-08-11 2018-05-30 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ製造方法
JP6382095B2 (ja) * 2014-12-17 2018-08-29 東洋ゴム工業株式会社 タイヤゴム部材間の接続構造及びタイヤ
NL2014195B1 (en) * 2015-01-27 2017-01-11 Vmi Holland Bv Validation tool and method for validating optical equipment.
WO2016163487A1 (ja) * 2015-04-08 2016-10-13 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ、ジッパーテープ付袋体、および、ジッパーテープ付袋体の製造方法、並びに長尺部材を良好に接合できる長尺部材の接合方法、その装置およびジッパーテープの接合装置
EP3369556B1 (de) * 2017-03-02 2021-06-30 Leister Technologies AG Nahtherstellmaschine zum verbinden von flächigen biegeschlaffen komponenten
CN107663732A (zh) * 2017-10-23 2018-02-06 立信染整机械(深圳)有限公司 定形机自动上料装置
JP7167688B2 (ja) * 2018-12-18 2022-11-09 住友ゴム工業株式会社 複合プライ材料の検査方法
CN110202811A (zh) * 2019-06-20 2019-09-06 天津赛象科技股份有限公司 轮胎半制品胎体帘布与成型机配套输送机构及其操作方法
CN111231391B (zh) * 2020-01-11 2021-11-19 三浦橡胶(无锡)有限公司 一种子午线轮胎生产制造工艺

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3620928B2 (ja) * 1996-07-04 2005-02-16 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤおよびその製造方法
JP3967348B2 (ja) * 2004-06-07 2007-08-29 住友ゴム工業株式会社 タイヤ補強材の製造方法及びそれを用いた空気入りタイヤの製造方法
JP4566970B2 (ja) * 2006-10-16 2010-10-20 住友ゴム工業株式会社 タイヤの製造方法及びホーリング装置
JP5059494B2 (ja) * 2007-06-18 2012-10-24 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ及びその製造方法
JP5107650B2 (ja) * 2007-10-01 2012-12-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤの製造装置及びタイヤの製造方法
JP5063524B2 (ja) * 2008-08-11 2012-10-31 住友ゴム工業株式会社 重荷重用タイヤのインナーライナーのジョイント方法およびジョイント装置
JP5330139B2 (ja) * 2009-07-28 2013-10-30 住友ゴム工業株式会社 タイヤ材料のジョイント装置およびタイヤ材料の作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014058114A (ja) 2014-04-03
CN103660294A (zh) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5801779B2 (ja) タイヤ用コードプライの接合装置および接合方法
CN102825812B (zh) 轮胎用帘布材料的制造装置
KR101554683B1 (ko) 프레스 공정을 위한 코일 연속 공급 시스템
US20160243715A1 (en) Device for cutting to size and handling a substantially extensive blank from a cfk semi-finished product and method
US20150210585A1 (en) Sheet glass, method for manufacturing sheet glass, and device for manufacturing sheet glass
JPWO2008099473A1 (ja) タイヤ構成部材の孔あけ装置
JP5293116B2 (ja) 補強コード入りゴム部材の端部処理方法及びその装置
JP4616383B2 (ja) タイヤ用のコードプライの接合装置および接合方法
WO2011096418A1 (ja) タイヤ構成部材の切断装置及び製造方法
KR101272816B1 (ko) 스트립 절단 및 이송장치
JP2015217603A (ja) ブレイク方法並びにブレイク装置
JP2012216491A (ja) 圧着端子の検査装置およびそれを備えた電線処理装置
JP2015112719A (ja) タイヤ用ゴム部材の製造装置、製造方法、およびエアー抜き針
JP6054111B2 (ja) タイヤ用コードプライの製造装置と製造方法
JP5330139B2 (ja) タイヤ材料のジョイント装置およびタイヤ材料の作製方法
JP5974035B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
WO2015033471A1 (ja) 連続ファスナーチェーンの製造方法
JP6387679B2 (ja) ブレイク方法
CN109950553B (zh) 电极接合方法及电极接合装置
JP4474396B2 (ja) ゴムシート接合方法および接合装置
JP2018122465A (ja) タイヤ用のコードプライの接合装置および接合方法
KR102661166B1 (ko) 이차전지 전극 제조공정용 불량구간 폐기장치
US20120111162A1 (en) Device and method for producing monoaxial or multiaxial scrims
JP2002079311A (ja) プレス機械用の長尺材料連続供給方法及び長尺材料連続供給装置
JP2008094632A (ja) パネル分断方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141009

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150609

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5801779

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250