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JP5804648B2 - 服薬管理システム - Google Patents
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Description

本発明は、ドット状のコードを用いた服薬管理システムに関し、薬を処方された患者が、薬の情報を音声で知ることができ、また、薬の飲み忘れ防止や薬を飲んだ後の副作用の発見にも役立つ服薬管理システムに関する。
病院などで処方される薬は、様々な種類の薬がある。そして、処方された薬が一種類であり、服用期間が2〜3日程度と短期間であれば、薬を飲み忘れることは比較的少ない。しかし、服用期間が1週間以上に亘って複数の種類を飲み続けるような場合には、その薬の飲み方などを忘れてしまったり、薬を飲んだか飲んでいないかを忘れてしまったり、薬を間違えて飲んでしまったり、することがある。
薬によっては、決められた用法・用量を守って飲まないと、薬の効き目が全くなかったり、逆に薬が効き過ぎたり、或いは重大な副作用が出たりすることがある。また、薬によっては間違えた飲み方をすると命に関わる場合もある。
しかしながら、病院などで薬を処方しても、服薬については、患者まかせとなっており、医師などが、患者の服薬状況を知るためには、自己申告してもらうしかないのが現状である。
例えば、特許文献1には、患者が処方された薬剤を確実に且つ安全に服用するための携帯端末を用いた服薬管理システムが開示されている。
しかし、携帯電話やスマートフォンといった携帯端末は、特に高齢者の方には操作が難しく感じるものが多く、また、特許文献1のようにウェブ通信を介して情報を送信したりすると、服薬情報などは高度な個人情報に関するものであるため、セキュリティを気にする方も多い。
一方、従来、情報データを含む光学的に読み取り可能なコードを印刷し、これを光学的に読み取ることで、情報を表示させる種々の技術が知られている。
例えば、特許文献2では、種々のマルチメディア情報を認識させるためにドットコード生成アルゴリズムにより生成されたドットを所定の規則に則って配列したドットパターン部が形成された印刷物等の媒体を読取り手段で画像データとして読み取り、該画像データをコードデータ化し、該コードデータに対応したマルチメディア情報を記憶手段から読み出して再生するようにした、媒体上に形成されたアイコンが提案されている。
特開2010−158478号公報 特開2006−190270号公報 特許4088936号公報 特許3706385号公報 特許4008952号公報 WO2010/018687号公報
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもので、薬を処方された患者が簡単に薬の情報を音声で知ることができ、また、薬の飲み忘れ防止や薬を飲んだ後の副作用の発見にも役立つ服薬管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の服薬管理システムは、服薬情報が座標位置コード情報として埋め込まれたドットコードが視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷されてなる薬包体と、前記ドットコードを光学的に読み取るための光学的読み取り部と、前記光学的読み取り部によって前記ドットコードが読み取られた際に前記服薬情報である音声情報を再生する音声情報再生部と、患者の音声を録音して録音データとする録音部と、前記光学的読み取り部によって前記ドットコードが読み取られた際のログ及び前記録音データを記憶するための記憶部と、を備えたペン型デバイスと、 前記ペン型デバイスから前記ログ及び前記録音データを読み出すためのコンピュータと、を有することを特徴とする。
ログとしては、ドットコードをペン型デバイスで読み取った日時を服薬日時として記録したりすることができる。
また、録音データは、患者が相談したいことを録音することで、作成される。患者が相談したいこととしては、薬に関する疑問や質問は勿論、服用後の体調の変化などもペン型デバイスに話すことで録音される。
このようにすれば、患者がペン型デバイスを使って薬包体上のドットコードを読み取ることで、薬の種類や名称、服薬時間や用法・用量などの服薬情報を音声で知ることができ、後日病院や薬局に前記ペン型デバイスを持っていって、前記ペン型デバイスに記憶させた情報を病院や薬局のコンピュータで読み出すことで、薬の飲み忘れ防止や薬を飲んだ後の副作用の発見にも役立つ服薬管理システムとなる。
前記記憶部としては、フラッシュメモリなどの不揮発性半導体メモリなどが使用できる。前記記憶部としてのフラッシュメモリは、前記ペン型デバイスから着脱自在に構成してもよい。
また、ペン型デバイスを操作が簡単で持ち運び可能なメモリとして使用できるので、携帯電話やスマートフォンなどが苦手の方でも簡単に操作でき、また、ウェブ通信を介して情報を送信したりしないためセキュリティ性にも優れるという利点がある。
また、本発明の服薬管理システムは、前記ペン型デバイスを前記薬包体に当接せしめると前記光学的読み取り部によって前記座標位置コード情報が読み取られて、前記音声情報が再生され、且つ前記座標位置コード情報が読み取られた際のログが記憶せしめられ、前記ペン型デバイスに向かって患者が話すと前記ペン型デバイスに前記録音データとして記憶され、病院側に設置された前記コンピュータで前記ペン型デバイスから前記ログ及び録音データを読み出すことにより、病院側が服薬管理をできるようにするのが好適である。
前記薬包体が、錠剤パッケージ、薬袋、分包紙、水剤容器、オブラートフィルム、又はカプセルであるのが好ましい。錠剤パッケージとしては、裏面側フィルムが金属箔、例えばアルミ箔、表面側フィルムがプラスチックフィルムで錠剤又はカプセル等を包装した錠剤パッケージ[PTP(Push Through Package)包装といわれることもある]が好ましい。
前記薬包体が、錠剤パッケージである場合には、錠剤を封入したパッケージの裏面側フィルムや表面側フィルムの各区画毎にドットコードを印刷してもよいし、錠剤パッケージの裏面側フィルム全域や表面側フィルム全面に亘って一つのドットコードを印刷するようにしてもよい。
また、前記薬包体が、ラベル付き薬包体であり、前記ラベル付き薬包体のラベルにドットコードが視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷されてなるようにしてもよい。すなわち、薬包体自体にドットコードを印刷するのではなく、ドットコードが印刷されたラベルを薬包体に付するようにすればよい。ラベルを薬包体に付するにあたっては、ラベルを薬包体に接着させたりや貼付したりするほか、ホッチキスでラベルを薬包体にとめたりしてもよい。このように、ラベルが薬包体に付されている限り、本発明の範疇に含まれる。
また、前記ペン型デバイスが時計機能を有し、前記ペン型デバイスを前記薬包体に当接せずとも、所定の時間が経過すると、薬を飲む時間であることを音声で知らせるようにすることが好適である。
さらに、前記薬を飲む時間であることを音声で知らせることが複数回行われると、患者が服薬しなかったものとして記録されるようにすることが好適である。例えば、前記薬を飲む時間であることを音声で知らせることが3回行われたら、患者が服薬しなかったものとしてログが記憶部に記録されるようにすればよい。
前記薬包体に包まれる薬が、治験薬であるのが好ましい。治験薬の場合には、副作用の有無や服薬後の症状など、患者からのフィードバックが大事であるためである。
さらに、前記ドットコードがグラビア印刷により前記パッケージに印刷されてなるのが好ましい。グラビア印刷であれば、高精細なドットコードの印刷が可能となるからである。前記グラビア印刷に用いられるグラビア版としては、レーザー製版法により作製するのが好ましい。高精細な微小ドットコードを印刷できるからである。
前記座標位置コード情報を有するドットコードを視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷するには、公知の種々のドットコードが適用できるが、例えば特許文献4に記載されたドットコードを用いればよい。また、赤外線又は紫外線のみを吸収する赤外線又は紫外線吸収インクを用いてドットコードを印刷すれば、人間には目視できない不可視のドットコードとなる。また、カーボンブラックを含有するインクの場合には微小のドットコードとすることで、視覚困難となる。
このように、視覚困難かつ光学読み取り可能にドットコードを印刷することで、人間には目視困難であるため、パッケージ表面の文字や絵などを邪魔することがないという利点がある。
前記ドットコードを印刷するインクとしては、赤外線吸収インク又は紫外線吸収インクが好ましい。ここでいう赤外線吸収インクとは、可視光は吸収せず、赤外線を吸収するインクを指し、紫外線吸収インクとは、可視光は吸収せず、紫外線を吸収するインクを指す。これらインクの例としては、例えば、特許文献3に開示されたインクを使用することができる。また、カーボンブラック含有インクが好適に使用できる。
前記ドットコードとしては、微小なドットの形成位置情報を最小単位のコードとしてこれを所定数組み合わせたものとして、特許文献4に記載されたドットコード技術を適用することができる。グラビア印刷でドットコードを印刷すれば、高精細であり、フレキシブルな透明フィルムなどにも印刷することができるという利点がある。
また、光学的読み取り部としては、赤外線又は紫外線に反応する光学的読み取り手段を使用することができ、特許文献5に記載されたドットコード読取ユニットを使用することができる。
本発明の服薬管理システムによれば、薬を処方された患者が簡単に薬の情報を音声で知ることができ、また、薬の飲み忘れ防止や薬を飲んだ後の副作用の発見にも役立つ服薬管理システムを提供することができるという著大な効果を奏する。
本発明に係る服薬管理システムの一つの実施の形態を概念的に示す概略説明図である。 錠剤パッケージの裏面側フィルムの一つの区画を切り離した状態の分解斜視図である。 病院や薬局のコンピュータ上に表示された服薬管理画面の一例を示す。 本発明に係る服薬管理システムを用いて服薬管理を行う場合の流れを示すフローチャートである。 ラベル付き薬包体のラベルにドットコードを視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷した一例を示す斜視概略図である。 図5のラベル付き薬包体の裏面側を示す斜視概略図である。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これら実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
図1において、符号10は本発明に係る服薬管理システムを示す。服薬管理システム10は、服薬情報が座標位置コード情報として埋め込まれたドットコード12が視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷されてなる薬包体14と、前記ドットコード12を光学的に読み取るための光学的読み取り部16と、前記光学的読み取り部16によって前記ドットコード12が読み取られた際に音声情報を再生する音声情報再生部18と、音声を録音して録音データとする録音部19と、前記光学的読み取り部16によって前記ドットコード12が読み取られた際のログ及び録音データを記憶するための記憶部20と、を備えたペン型デバイス22と、 前記ペン型デバイス22から前記ログ及び録音データを読み出すためのコンピュータ24と、を有する。
符号50はペン型デバイス22を操作する患者の手を示し、符号52は、コンピュータ24を操作する医師を示す。また、薬包体14としては、PTP包装の錠剤パッケージの例を示した。
服薬情報としては、薬の種類、名称、服薬時間や用法・用量が座標位置コード情報として埋め込まれており、記憶部20に記憶されている関連音声情報を呼び出すことができる。また、記憶部20としては、ペン型デバイス22に内蔵されたフラッシュメモリを用いた。ドットコード12は、視覚困難かつ光学読み取り可能に薬包体14にグラビア印刷されている。図示例では、図2によく示される如く、特許文献6に記載されているように、裏面側フィルム26の被印刷フィルム28の裏面にグラビア印刷により印刷され、前記ドットコード12が、前記裏面側フィルム26の表側から光学的読み取り部16で前記被印刷フィルム28を介して読み取られるように、ドットコード12の座標系が前記裏面側フィルム26の表側から見た座標系に対して反転して印刷した例を示した。但し、被印刷フィルム28の表面に通常印刷する構成とすることも可能である。
前記光学的読み取り部16は、公知の種々のスキャナを使用できるが、例えば特許文献5に記載されたドットコード読取ユニットを使用することができる。また、図示例では、前記音声情報再生部18はスピーカであり、音声を録音して録音データとする録音部19はマイクである。
服薬情報が座標位置コード情報として埋め込まれたドットコード12としては、微小なドットの形成位置情報を最小単位のコードとしてこれを所定数組み合わせたものとして、特許文献4に記載されたドットパターン技術を適用することができる。
特許文献4に記載されたドットパターン技術としては、特許文献6にも示されるように、キードット、情報ドット、格子ドットを所定の規則に従って配列する。所定の規則については特許文献4に記載されているため詳細は省略する。特許文献4では、キードットを中心に5×5の格子ドットを配置し、4点の格子ドットに囲まれた中心の仮想点の周囲に情報ドットを配置して、情報を表すドットパターンのブロックとしている。このブロックには任意の数値情報が定義される。そして、ドットパターンを特許文献6に示すような光学的読み取りデバイスで読み込み、格子ドットを抽出し、次に本来格子ドットがある位置にドットが打たれていないことによってキードットを抽出し、次に情報ドットを抽出することによりデジタル化して情報領域を抽出して情報の数値化を図り、その数値情報より、このドットパターンから情報を出力させる。
そして、前記ペン型デバイス22を前記薬包体14に当接せしめると前記光学的読み取り部16によって前記ドットコード12が読み取られて、前記音声情報が再生され、且つ前記ドットコード12が読み取られた際のログが記憶せしめられ、前記ペン型デバイス22のマイク19に向かって患者が話すとそれが録音されて前記ペン型デバイス22に前記録音データとして記憶され、病院側に設置された前記コンピュータ24で前記ペン型デバイス22から前記ログ及び録音データを読み出すことにより、病院側が服薬管理をできるようにされている。
再生される音声情報としては、上記した薬の種類、名称、服薬時間や用法・用量などの服薬情報の他、患者の体調などを聞くようにしてもよい。
ログとしては、そのドットコード12を読み取った日時を服薬日時として記録したりすることができる。なお、ペン型デバイス22には時計機能が備わっている。なお、符号46,48はペン型デバイス22の操作ボタンである。
また、前記ペン型デバイスを前記薬包体に当接せずとも、所定の時間が経過すると、薬を飲む時間であることを音声で知らせるように構成されている。
さらに、前記薬を飲む時間であることを音声で知らせることが複数回行われると、患者が服薬しなかったものとして記録されるようにされている。例えば、前記薬を飲む時間であることを音声で知らせることが3回行われたら、患者が服薬しなかったものとしてログが記憶部に記録されるように設定することができる。
また、録音データは、患者が相談したいことを録音することで、作成される。患者が相談したいこととしては、薬に関する疑問や質問は勿論、服用後の体調の変化などもペン型デバイスに話すことで録音される
前記薬包体14としては、図示した錠剤パッケージの他、薬袋、分包紙、水剤容器、オブラートフィルム、又はカプセルなどにも適用可能である。
前記薬包体14に包まれる薬としては、通常、病院などで処方される薬の他、治験薬などでもよい。本発明に係る服薬管理システムでは、副作用の有無や服薬後の症状など、患者からのフィードバックを容易に得ることが可能であるため、特に治験薬に適している。
病院や薬局のコンピュータ24上に表示された服薬管理画面を図3に示す。
服薬管理画面32は、服薬管理ソフトウェアによってコンピュータ24上に表示されている。服薬管理画面32において、符号34は、患者の写真、氏名や生年月日などを表示した個人情報欄である。また、個人情報欄34とともに何日の何時に幾つ飲んだかといった服薬に関する情報が表示される服薬管理欄36も表示される。
次に、図1に示した本発明に係る服薬管理システム10につき、図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、図1に示すように、服薬情報が埋め込まれたドットコード12を薬包体14に印刷しておく(図4のステップ100)。そして、このドットコード12が印刷された薬包体14を患者に処方する。
患者が、ペン型デバイス22を薬包体14のドットコード12にタッチすると(図4のステップ102)、光学的読み取り部16によってドットコード12が読み取られて、服薬情報が音声で再生される(図4のステップ104)。例えば、最初に「この薬は胃酸を抑える効果のある薬です。毎日3回食前に飲んで下さい。」などのメッセージが流れる。そして、このタッチにより、ログをとって、服薬したとみなす。したがって、例えば、最初のタッチでは、服薬情報だけを音声で流して、2回目のタッチでログをとって、服薬したものとみなす、といったことも勿論可能である。
ドットコード12が読み取られた際のログは前記ペン型デバイス22の記憶部20に記憶せしめられる(図4のステップ106)。このようにして、患者は、薬を服用する際に毎回ペン型デバイス22を薬包体14のドットコード12にタッチする。また、ペン型デバイス22のマイク19に向かって患者が話すとそれが録音されて前記ペン型デバイス22に前記録音データとして記憶される(図4のステップ106)。
そして、患者は次の診療の際に病院に前記ペン型デバイス22を持って行く。そして、病院側に設置された前記コンピュータ24に前記ペン型デバイス22を接続し、前記ペン型デバイス22から前記ログ及び録音データを読み出すことにより、図3に示すように、前記コンピュータ24上に患者の服薬記録などが出力される。さらに、録音データも出力されるので、薬を飲んだ後の症状や相談したいことなどが、すぐにわかる。このようにして、病院側が服薬管理をできるようにされている。
このように、本発明ではペン型デバイス22をメモリとして使うため、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末を使わないで、患者からの生の音声データをシンプルに得ることが出来る。そして、服薬情報が音声で再生されるため、どの薬を何個飲めば良いかなどがわかり、患者が安心感が得られる利点がある。また、治験薬の場合には、副作用の有無や服薬後の症状など、患者からのフィードバックが大事であるが、患者からの生の音声データを簡便に得ることが出来るという利点もある。
次に、薬包体が、ラベル付き薬包体であり、前記ラベル付き薬包体のラベルにドットコードが視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷した例を図5及び図6に示す。
図5及び図6において、符号54は本発明に係る服薬管理システムに用いられるラベル付き薬包体を示す。ラベル付き薬包体54は、ドットコード56が視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷されたラベル58が薬包体60に付されている。図示の例では、ラベル58を薬包体60に付するにあたっては、ラベル58を薬包体60に接着させた例を示した。薬包体60としては、PTP包装の錠剤パッケージの例を示した。ラベルが薬包体に付されている限りラベル付き薬包体として用いることができるので、ラベルを薬包体に接着や貼付したりするほか、ホッチキスでラベルを薬包体にとめたりしてもよい。
そして、図5及び図6の例では、ラベル58には、薬情報欄62,64,66,68が設けられている。図5及び図6の例では、薬情報欄62,68には、患者の氏名などを記載したり、薬情報欄64には薬の説明を記載したり、薬情報欄66には、服薬情報を記載したりした例を示した。これらはあくまでも図示例であり、実際の処方箋や患者に合わせて、様々な情報を記載したり、ドットコードを印刷するようにすればよい。
そして、上述したペン型デバイス22でドットコード56を読み取ると、服薬情報が音声で再生されたり、ログがとられて、それにより服薬したとみなされる。
ドットコード56が読み取られた際のログは前記ペン型デバイス22の記憶部20に記憶せしめられる。このようにして、患者は、薬を服用する際に毎回ペン型デバイス22をラベル付き薬包体54のドットコード56にタッチする。また、ペン型デバイス22のマイク19に向かって患者が話すとそれが録音されて前記ペン型デバイス22に前記録音データとして記憶される。
そして、患者は次の診療の際に病院に前記ペン型デバイス22を持って行く。そして、上述したように、病院側に設置された前記コンピュータ24に前記ペン型デバイス22を接続し、前記ペン型デバイス22から前記ログ及び録音データを読み出すことにより、図3に示すように、前記コンピュータ24上に患者の服薬記録などが出力される。さらに、録音データも出力されるので、薬を飲んだ後の症状や相談したいことなどが、すぐにわかる。このようにして、病院側が服薬管理をできるようにされている。
10:服薬管理システム、12,56:ドットコード、14,60:薬包体、16:光学的読み取り部、18:音声情報再生部、19:録音部、20:記憶部、22:ペン型デバイス、24:コンピュータ、26:裏面側フィルム、28:被印刷フィルム、32:服薬管理画面、34:個人情報欄、36:服薬管理欄、46,48:操作ボタン、50:患者の手、52:医師、54:ラベル付き薬包体、58:ラベル、62,64,66,68:薬情報欄。

Claims (7)

  1. 服薬情報が座標位置コード情報として埋め込まれたドットコードが視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷されてなる薬包体と、
    前記ドットコードを光学的に読み取るための光学的読み取り部と、前記光学的読み取り部によって前記ドットコードが読み取られた際に前記服薬情報である音声情報を再生する音声情報再生部と、患者の音声を録音して録音データとする録音部と、前記光学的読み取り部によって前記ドットコードが読み取られた際のログ及び前記録音データを記憶するための記憶部と、
    を備えたペン型デバイスと、
    前記ペン型デバイスから前記ログ及び前記録音データを読み出すためのコンピュータと、
    を有することを特徴とする服薬管理システム。
  2. 前記ペン型デバイスを前記薬包体に当接せしめると前記光学的読み取り部によって前記ドットコードが読み取られて、前記音声情報が再生され、且つ前記ドットコードが読み取られた際のログが記憶せしめられ、前記ペン型デバイスに向かって患者が話すと録音されて前記ペン型デバイスに前記録音データとして記憶され、
    病院側に設置された前記コンピュータで前記ペン型デバイスから前記ログ及び録音データを読み出すことにより、病院側が服薬管理をできるようにしたことを特徴とする請求項1記載の服薬管理システム。
  3. 前記薬包体が、錠剤パッケージ、薬袋、分包紙、水剤容器、オブラートフィルム、又はカプセルであることを特徴とする請求項1又は2記載の服薬管理システム。
  4. 前記薬包体が、ラベル付き薬包体であり、前記ラベル付き薬包体のラベルにドットコードが視覚困難かつ光学読み取り可能に印刷されてなることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の服薬管理システム。
  5. 前記ペン型デバイスが時計機能を有し、前記ペン型デバイスを前記薬包体に当接せずとも、所定の時間が経過すると、薬を飲む時間であることを音声で知らせることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の服薬管理システム。
  6. 前記薬を飲む時間であることを音声で知らせることが複数回行われると、患者が服薬しなかったものとして記録されることを特徴とする請求項5記載の服薬管理システム。
  7. 前記薬包体に包まれる薬が、治験薬であることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の服薬管理システム。
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