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JP5815419B2 - 暖房装置 - Google Patents
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本発明は、暖房装置に関する。
特許文献1には、ヒートポンプを熱源として利用する暖房装置が開示されている。この暖房装置では、ヒートポンプが生成した温水を貯湯タンクに貯えておき、必要時に貯湯タンク内の温水を利用して暖房を行っている。特許文献1の暖房装置では、貯湯タンクとヒートポンプの間に、温水を循環させるための経路である循環経路が設けられている。
特開2008−122037号公報
例えば、寒冷地においては、主に冬期に、電力会社が、通常の電力系統の他に、所定期間の間だけ利用可能な特別の電力系統(いわゆる「融雪電力」)を提供する場合がある。また、その特別な電力系統からの電力の利用は、暖房目的のものに限られるという規則が定められる場合もある。さらに、その特別な電力系統を利用可能な上記の所定期間中に、電力を遮断する遮断期間を定期的に設ける必要があるという規則が定められる場合もある。このような場合、特許文献1の暖房装置は、特別な電力系統を利用可能な上記の所定期間中には、特別な電力系統による電力を利用してヒートポンプを作動させて、暖房運転を行う。上記の所定期間中に電力が遮断されると、ヒートポンプが停止する。遮断期間中にヒートポンプが停止すると、外気により循環経路内の水が冷却されて凍結し、循環経路が凍結破損するおそれがある。
本明細書では、循環経路の凍結破損を抑制することができる暖房装置を開示する。
本明細書が開示する暖房装置の一つは、ヒートポンプと、タンクと、循環経路と、第1の循環ポンプと、暖房機と、制御手段とを備えている。ヒートポンプは、大気から吸収した熱を利用して暖房用熱媒を加熱する。タンクは、ヒートポンプで加熱された暖房用熱媒を貯める。循環経路は、タンクとヒートポンプの間で暖房用熱媒を循環させるための経路である。第1の循環ポンプは、循環経路内の暖房用熱媒を循環させる。暖房機は、暖房用熱媒の熱を利用して暖房する。制御手段は、所定期間の間だけ利用可能な第1の電力系統と、常時利用可能な第2の電力系統とに接続されている。ヒートポンプと、第1の循環ポンプとは、第1の電力系統からの電力によって動作する。制御手段は、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる前の第1の期間の間、ヒートポンプ及び第1の循環ポンプを作動させ、第1の期間の経過後はヒートポンプを停止させ、第1の期間の経過後の期間であって、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる以前の期間である第2の期間の間、第1の循環ポンプを継続して作動させる。
例えば、主に冬期に、寒冷地において、通常の電力系統とは別に所定期間の間だけ利用可能な特別の電力系統(いわゆる「融雪電力」)が提供される場合がある。また、その特別な電力系統からの電力の利用は、暖房目的のものに限られるという規則が定められる場合もある。さらに、その特別な電力系統を利用可能な上記の所定期間中に、定期的に電力を遮断する遮断期間を設ける必要があるという規則が定められる場合もある。ここで、「第1の電力系統」の語は、上記の特別の電力系統を含む。また、「第2の電力系統」の語は、上記の通常の電力系統を含む。そのような場合において、上記の暖房装置では、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる前の第1の期間の間、ヒートポンプ及び第1の循環ポンプを作動させる。また、第1の期間の経過後はヒートポンプを停止させる。さらに、第1の期間の経過後の期間であって、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる以前の期間である第2の期間の間、第1の循環ポンプを継続して作動させる。これにより、第1の電力系統が利用不可能な状態に切り替わる時点において、循環経路内に高温の暖房用熱媒を充填させておくことができる。特に、第2の期間において、ヒートポンプを停止させた後も、第1の循環ポンプを継続して作動させるため、循環経路が比較的長い管路によって構成される場合においても、循環経路内に高温の暖房用熱媒を有効に充填させ得る。その結果、第1の電力系統が利用不可能な状態の間(即ち上記の遮断期間の間)に循環経路内の暖房用熱媒が冷却される場合であっても、循環経路内の暖房用熱媒が高温であることから、暖房用熱媒が凍結することを抑制することができる。従って、上記の暖房装置によると、循環経路の凍結破損を抑制することができる。
本明細書が開示する暖房装置の他の一つは、ヒートポンプと、タンクと、循環経路と、第1の循環ポンプと、第2の循環ポンプと、暖房機と、制御手段と、を備える。ヒートポンプは、大気から吸収した熱を利用して暖房用熱媒を加熱する。タンクは、ヒートポンプで加熱された暖房用熱媒を貯める。循環経路は、タンクとヒートポンプの間で暖房用熱媒を循環させるための経路である。第1の循環ポンプは、循環経路内の暖房用熱媒を循環させる。第2の循環ポンプは、第1の循環ポンプとは異なるポンプであって、循環経路内の暖房用熱媒を循環させる。暖房機は、暖房用熱媒の熱を利用して暖房する。制御手段は、所定期間の間だけ利用可能な第1の電力系統と、常時利用可能な第2の電力系統とに接続されている。ヒートポンプと、第1の循環ポンプとは、第1の電力系統からの電力によって動作し、第2の循環ポンプは、第2の電力系統からの電力によって動作する。制御手段は、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる前の特定の期間の間、前記ヒートポンプ及び前記第1の循環ポンプを作動させ、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる場合に、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる際における、気温と暖房用熱媒の温度の一方又は双方に基づいて、第2の循環ポンプの作動時間を決定し、決定された作動時間に従って、第2の循環ポンプを作動させる。
上記の構成の暖房装置は、第1の電力系統が利用不可能な状態の間(即ち上記の遮断期間の間)には、第2の電力系統からの電力によって第2の循環ポンプを作動させることによって、循環経路内の暖房用熱媒を循環させることができる。さらに、この暖房装置でも、第1の電力系統が利用不可能な状態に切り替わる時点において、循環経路内に高温の暖房用熱媒を充填させておくことができるため、暖房用熱媒の凍結をより効果的に抑制することができる。また、この構成の暖房装置では、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる際における、気温と暖房用熱媒の温度の一方又は双方に基づいて、第2の循環ポンプの作動時間を決定し、決定された作動時間に従って、第2の循環ポンプを作動させるため、第2の循環ポンプを、循環用熱媒の凍結を防止するための最適な作動時間に従って作動させることができる。従って、この構成の暖房装置によると、循環経路の凍結破損をより効果的に抑制することができる。
本明細書が開示する暖房装置の他の一つは、ヒートポンプと、タンクと、循環経路と、第1の循環ポンプと、第2の循環ポンプと、暖房機と、制御手段とを備えている。ヒートポンプは、大気から吸収した熱を利用して暖房用熱媒を加熱する。タンクは、ヒートポンプで加熱された暖房用熱媒を貯める。循環経路は、タンクとヒートポンプの間で暖房用熱媒を循環させるための経路である。第1の循環ポンプは、循環経路内の暖房用熱媒を循環させる。第2の循環ポンプは、第1の循環ポンプとは異なるポンプであって、循環経路内の暖房用熱媒を循環させる。暖房機は、暖房用熱媒の熱を利用して暖房する。制御手段は、所定期間の間だけ利用可能な第1の電力系統と、常時利用可能な第2の電力系統とに接続されている。ヒートポンプと、第1の循環ポンプとは、第1の電力系統からの電力によって動作する。第2の循環ポンプは、第2の電力系統からの電力によって動作する。制御手段は、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる場合に、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる際における、気温と暖房用熱媒の温度の一方又は双方に基づいて、第2の循環ポンプの作動時間を決定し、決定された作動時間に従って、第2の循環ポンプを作動させる。
上記の暖房装置では、第1の電力系統が利用不可能な状態の間(即ち上記の遮断期間の間)であっても、第2の電力系統からの電力によって第2の循環ポンプを作動させることにより、循環経路内の暖房用熱媒を循環させることができ、暖房用熱媒の凍結を抑制することができる。また、この構成の暖房装置では、第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる際における、気温と暖房用熱媒の温度の一方又は双方に基づいて、第2の循環ポンプの作動時間を決定し、決定された作動時間に従って、第2の循環ポンプを作動させるため、第2の循環ポンプを、循環用熱媒の凍結を防止するための最適な作動時間に従って作動させることができる。従って、この構成の暖房装置によると、循環経路の凍結破損を抑制することができる。
第1実施例の暖房システムの構成を模式的に示す図。 第1実施例の暖房システムが実行する凍結防止運転を説明するフローチャート。 第2実施例の暖房システムの構成を模式的に示す図。 第2実施例の暖房システムが実行する凍結防止運転を説明するフローチャート。
(第1実施例)
図1に示すように、本実施例に係る暖房システム2は、HP(ヒートポンプ)ユニット10と、タンクユニット20と、暖房ユニット40と、制御装置70とを備えている。
HPユニット10は、ヒートポンプ12と、HP循環ポンプ14と、HP往き管16と、HP戻り管18とを備える。なお、本実施例の暖房システム2では、HPユニット10のうち、ヒートポンプ12と、HP循環ポンプ14と、HP往き管16の一部と、HP戻り管18の一部とは屋外に設置されることが想定されている。
ヒートポンプ12は、HP往き管16から供給される暖房用熱媒と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器(図示省略)を備える。本実施例では、暖房用熱媒にエチレングリコール等を含む不凍液を用いている。他の例では、暖房用熱媒に水を用いてもよい。熱交換器は、暖房用熱媒が流れる熱媒管と、冷媒が流れる冷媒管とを備える(図示省略)。熱媒管の両端部は、それぞれ、HP往き管16と、HP戻り管18に接続している。冷媒管内を流れる冷媒には、二酸化炭素、HFC(ハイドロフルオロカーボン)等のガスを用いることができる。本実施例では、HP往き管16を流れてきた暖房用熱媒は、熱交換器の熱媒管を通過する間に冷媒管内の冷媒(高温高圧)と熱交換を行う(冷媒から熱を受け取る)ことによって加熱される。熱交換を終えた高温の暖房用熱媒は、HP戻り管18へと送り出される。熱媒管内の暖房用熱媒と、冷媒管内の冷媒は、互いに逆方向に流れる(カウンターフロー)ことが、効率よく熱交換を行う上では好ましい。また、ヒートポンプ12は、温度センサ15を備えている。温度センサ15は、外気温を測定する。
HP往き管16は、一端がタンク22(後述)の下部と接続し、他端がヒートポンプ12の熱媒管の入口側と接続する。HP往き管16は、タンク22の下部の暖房用熱媒を、ヒートポンプ12の熱媒管に送り出す。HP往き管16は、HP往き管16を流れる暖房用熱媒の温度を測定する温度センサ39を備える。
HP戻り管18は、一端がヒートポンプ12の熱媒管の出口側と接続し、他端がタンク22の上部と接続する。HP戻り管18は、ヒートポンプ12で加熱された暖房用熱媒をタンク22へと送り出す。HP戻り管18は、HP戻り管18を流れる暖房用熱媒の温度を測定する温度センサ38を備える。さらに、HP戻り管18は、HP戻り管18を流れる暖房用熱媒の温度が異常に高温になる場合に、制御装置70に異常を報知するための過熱検出機構36を備える。
図1の例では、HP循環ポンプ14は、ヒートポンプ12に備えられている。HP循環ポンプ14を動作させることにより、HP往き管16とHP戻り管18とを介して、ヒートポンプ12とタンク22との間で暖房用熱媒が循環する。
タンクユニット20は、タンク22と、膨張タンク30と、を備えている。タンク22は、ヒートポンプ12によって加熱された暖房用熱媒を貯える。タンク22の容量は、例えば30Lである。タンク22は、高さ方向に沿って三個の温度センサ24、26、28を備える。各温度センサ24、26、28は、それぞれ、タンク22内の暖房用熱媒の温度を測定する。
膨張タンク30は、タンク22の下部と連結管32を介して連結されている。タンク22内の暖房用熱媒が高温になると、タンク22内の暖房用熱媒が膨張して体積が増す。膨張タンク30は、膨張して体積が増した分の暖房用熱媒を貯える。
暖房ユニット40は、暖房往き管42と、暖房戻り管44と、暖房循環ポンプ46と、バーナ48と、暖房機50と、バイパス路60と、流量調整弁62とを備える。
暖房往き管42は、一端がタンク22の上部と接続し、他端が暖房機50と接続する。暖房往き管42は、タンク22の上部から送り出される暖房用熱媒を、暖房機50に送り出す。暖房往き管42は、さらに、暖房往き管42内を流れる暖房用熱媒の温度を測定する温度センサ52、54、56を備える。
暖房機50は、暖房往き管42から供給される暖房用熱媒からの放熱を利用して暖房を行う。放熱により、暖房用熱媒の温度は低くなる。放熱後の暖房用熱媒は、暖房戻り管44に送り出される。
バーナ48は、都市ガスやLPガス等の燃料を燃焼させ、その燃焼熱によって熱媒往き管32内を流れる暖房用熱媒を加熱する。バーナ48は、暖房往き管42内の暖房用熱媒が、暖房機50で必要とされる温度に満たない場合に動作する補助熱源である。
暖房戻り管44は、一端が暖房機50と接続し、他端がタンク22の下部と接続する。暖房戻り管44は、暖房機50から送り出される放熱後の暖房用熱媒を、タンク22に送り出す。暖房戻り管44は、さらに、暖房戻り管44内を流れる暖房用熱媒(放熱後)の温度を測定する温度センサ58を備える。
図1の例では、暖房循環ポンプ46は、暖房往き管42の途中に設けられている。暖房循環ポンプ46を動作させることにより、暖房往き管42と暖房戻り管44とを介して、タンク22と暖房機50との間で暖房用熱媒が循環する。
バイパス路60は、暖房往き管42と暖房戻り管44との間に設けられている。バイパス路60は、一端が暖房往き管42と接続し、他端が暖房戻り管44と接続している。バイパス路60を備えることにより、暖房戻り管44を流れる暖房用熱媒の一部又は全部を、タンク22を経由することなく、暖房往き管42に戻すことができる。また、暖房戻り管44とバイパス路60とが接続する部分には、流量調整弁62が設けられている。これにより、例えば、暖房往き管42を通って暖房機50に送られる暖房用熱媒の温度が高過ぎるときに、暖房戻り管44内の放熱後の暖房用熱媒を、バイパス路60を介して暖房往き管42内の暖房用熱媒に合流させて、暖房機50に送られる暖房用熱媒の温度を低下させることができる。また、後述するように、例えば、タンク22内に高温の暖房用熱媒が十分に貯められていない状態で暖房運転を行う場合に、暖房戻り管44内の放熱後の暖房用熱媒をタンク22に戻さずに、バイパス路60を介して暖房往き管42内の暖房用熱媒に合流させて、タンク22内の暖房用熱媒の温度の低下を抑制することもできる(図2のS14でYES、S16参照)。
制御装置70は、HPユニット10、タンクユニット20、及び、暖房ユニット40と電気的に接続されており、各ユニット10、20、40の各構成要素の動作を制御する。制御装置70は、蓄熱運転、暖房運転、凍結防止運転等の各種運転を本実施例の暖房システム2に実行させる。
通常電力系統72と融雪電力系統74はいずれも電力会社が提供する。通常電力系統72は、常時利用可能な電力系統である。一方、融雪電力系統74は、寒冷地において、主に冬期(10月〜5月)の間に限って利用可能な特別の電力系統である。なお、融雪電力系統74が利用不可能な期間(6月〜9月)には、電力会社が融雪電力系統74への電力供給を停止する。融雪電力系統74からの電力の利用は、暖房目的のものに限られるという規則が定められている。さらに、融雪電力系統74を利用可能な期間においては、毎日、所定の時間帯(例えば毎日16時〜21時)の間に、電力を遮断する遮断期間を設ける必要があるという規則も定められている。遮断期間は、毎日、所定の時間帯の間(例えば毎日16時〜21時の間)に、合計で2時間設ける必要がある。遮断期間は、利用者が事前に設定しておく。従って、利用者は、例えば、毎日16時〜18時の2時間を遮断期間として設定することができる。また、他の例では、毎日16時〜21時の間に、30分間の遮断期間を断続的に4回設けてもよい。毎日、16時〜21時の間に、合計で2時間の遮断期間を設けることができれば、遮断期間の設定方法は任意とすることができる。
図1に示すように、融雪電力系統74はタイマ76を備えている。タイマ76は、融雪電力系統74を利用可能な期間(上記の例における10月〜5月)の間に動作する。融雪電力系統74を利用可能な期間中に、タイマ76が、遮断期間であることを示す場合、ブレーカ(図示省略)によって電力供給が遮断されて、融雪電力系統74が一時的に利用不可能となる(遮断される)。
以上、本実施例の暖房システム2の構成を説明した。続いて、融雪電力系統74が利用可能な期間(上記の例における10月〜5月)において、制御装置70が、本実施例の暖房システム2に実行させる凍結防止運転について、図2を参照して説明する。
(凍結防止運転(第1実施例))
図2は、本実施例の暖房システム2が実行する凍結防止運転を説明するフローチャートである。S10では、融雪電力系統74が利用可能な期間において、制御装置70は、時刻が、遮断期間が開始される30分前の時刻になることを監視している。タイマ76が遮断期間開始30分前の時刻を示す場合に、制御装置70は、S10でYESと判断し、S12に進む。
S12では、制御装置70は、タンク22内に貯められている暖房用熱媒の温度が、所定の閾値(T1)以上であるか否か判断する。具体的には、S12では、制御装置70は、タンク22に備えられている温度センサ24、26、28が測定する温度の平均値が、所定の閾値(T1)以上であるか否か判断する。所定の閾値(T1)は、その時点の外気温等に応じて任意に設定することができる。温度センサ24、26、28が測定する温度の平均値が、所定の閾値(T1)以上である場合、制御装置70は、S12でYESと判断してS18に進む。一方、温度センサ24、26、28が測定する温度の平均値が、所定の閾値(T1)より低い場合、制御装置70は、S12でNOと判断してS14に進む。
S14では、制御装置70は、暖房運転実行中であるか否か判断する。S14の時点で、暖房機50及び暖房循環ポンプ46が動作している場合、制御装置70は、S14でYESと判断してS16に進む。一方、暖房機50及び暖房循環ポンプ46が動作していない場合、制御装置70は、S14でNOと判断してS18に進む。
S16では、制御装置70は、バイパス路60が全開になるように流量調整弁62を動作させる。これにより、暖房戻り管44内を流れる放熱後の暖房用熱媒の全部が、バイパス路60を介して暖房往き管42内に送り出される。その結果、タンク22内に高温の暖房用熱媒が十分に貯められていない状態で暖房運転を行う場合に、暖房戻り管44内の放熱後の暖房用熱媒をタンク22に戻さずに、バイパス路60を介して暖房往き管42内の暖房用熱媒に合流させて、タンク22内の暖房用熱媒の温度を上昇させることができる。S16でバイパス路60を全開にすると、S18に進む。
S18では、制御装置70は、融雪電力系統74からの電力を利用して、ヒートポンプ12を動作させるともに、HP循環ポンプ14を回転させる。この場合、HP循環ポンプ14が回転すると、タンク22の下部の低温の暖房用熱媒が、HP往き管16を介してヒートポンプ12へと送り込まれる。ヒートポンプ12に送り込まれた暖房用熱媒は、ヒートポンプ12内の熱交換器の熱媒管を通過する間に、冷媒管内の冷媒(高温高圧)と熱交換を行うことによって加熱される。加熱された暖房用熱媒は、HP戻り管18へと送り出され、タンク22に戻される。その結果、タンク22内に高温の暖房用熱媒が貯められる。
S18でヒートポンプ12を動作させるとともにHP循環ポンプ14を回転させると、S20では、制御装置70は、時刻が、遮断期間が開始される5分前の時刻になることを監視する。タイマ76が遮断期間開始5分前の時刻を示す場合に、制御装置70は、S20でYESと判断し、S22に進む。
S22では、制御装置70は、ヒートポンプ12の動作を停止させる。また、制御装置70は、HP循環ポンプ14を引き続き回転させる。これにより、ヒートポンプ12における暖房用熱媒の加熱が停止されるが、タンク22とヒートポンプ12との間で引き続き暖房用熱媒が循環する。即ち、S22でHP循環ポンプ14を引き続き回転させることにより、タンク22内に貯められた暖房用熱媒が引き続き循環し、HP往き管16内及びHP戻り管18内に高温の暖房用熱媒が充填される。
S22でヒートポンプ12の動作を停止させて、HP循環ポンプ14の回転を継続させると、S24では、制御装置70は、時刻が遮断期間が開始される3分前になることを監視する。タイマ76が遮断期間開始3分前の時刻を示す場合に、制御装置70は、S24でYESと判断し、S26に進む。S26では、制御装置70は、HP循環ポンプ14の回転を停止させる。この結果、この時点で、タンク22、HP往き管16、HP戻り管18の熱媒管のそれぞれに、高温の暖房用熱媒を充填させることができる。S26を終えると、凍結防止運転が終了する。その後、遮断期間が開始されると、融雪電力系統74からの電力の供給が遮断される。
なお、上記の凍結防止運転(図2)において、ヒートポンプ12及びHP循環ポンプ14の動作を開始するタイミング(S18)、ヒートポンプ12の動作を停止するタイミング(S22)、HP循環ポンプ14の動作を停止するタイミング(S24)は、それぞれ、一例であって、上記した各タイミングに限られるものではない。
以上、本実施例の暖房システム2について説明した。本実施例の暖房システム2は、上記の凍結防止運転(図2)を行うことにより、遮断期間の開始時点で、タンク22、HP往き管16、HP戻り管18の熱媒管のそれぞれに、高温の暖房用熱媒を充填させておくことができる。その結果、遮断期間の間に、HP往き管16内及びHP戻り管18内の暖房用熱媒が冷却される場合であっても、HP往き管16内及びHP戻り管18内の暖房用熱媒が高温であることから、暖房用熱媒が凍結することを抑制することができる。従って、上記の暖房システム2によると、HP往き管16及びHP戻り管18の凍結破損を抑制することができる。
本実施例では、HP往き管16及びHP戻り管18が「循環経路」の一例である。また、HP循環ポンプ14が「第1の循環ポンプ」の一例である。また、融雪電力系統74、通常電力系統72が、それぞれ、「第1の電力系統」、「第2の電力系統」の一例である。また、遮断期間開始前30分から遮断期間開始前3分の間(図2のS10〜S24)が、「第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる前の特定の期間の間」の一例である。
(第2実施例)
図3を参照して、第2実施例の暖房システム2について説明する。図3に示すように、第2実施例の暖房システム2も、その基本的な構成は第1実施例の暖房システム2と共通する。第2実施例の暖房システム2は、図3に示すように、HP往き管16と並列に凍結防止管100が接続され、その凍結防止管100に凍結防止ポンプ(以下「凍防ポンプ」と呼ぶ)102が設けられている点が第1実施例と異なる。また、HP往き管16には、凍防ポンプ102と並列に逆止弁104が設けられている。
本実施例の凍防ポンプ102は、遮断期間中に、暖房用熱媒を循環させるためのポンプである。凍防ポンプ102を回転させることにより、HP往き管16とHP戻り管18とを介して暖房用熱媒が循環し、遮断期間中に暖房用熱媒が凍結することを防止することができる。凍防ポンプ102は、暖房用熱媒の凍結を防止することができる程度に暖房用熱媒を循環させられればよく、比較的小型のポンプを採用することができる。ただし、小型の凍防ポンプ102を熱媒の循環経路へ設けると、HP循環ポンプ14の運転時において、凍防ポンプ102が大きな抵抗となってしまう。そこで、本実施例では、上記の通り、凍防ポンプ102に対して逆止弁104を並列に設けている。これにより、HP循環ポンプ14の運転時には、暖房用熱媒が逆止弁104を通って循環し、凍防ポンプ102がバイパスされることから、暖房用熱媒が凍防ポンプ102による抵抗を受けることがない。一方、凍防ポンプ102の運転時には、逆止弁104によって、凍防ポンプ102から送り出された暖房用熱媒が、凍防ポンプ102の入口側に戻ることを防ぐことができる。これにより、タンク22とヒートポンプ12との間で暖房用熱媒を確実に循環させることができる。
本実施例では、制御装置70が暖房システム2に実行させる凍結防止運転の内容も、第1実施例の凍結防止運転(図2参照)の内容とは異なる。以下、図4を参照して、本実施例の凍結防止運転について説明する。
(凍結防止運転(第2実施例))
図4は、本実施例の暖房システム2が実行する凍結防止運転を説明するフローチャートである。本実施例の凍結防止運転は、融雪電力系統74からの電力供給が遮断された時点から開始される。即ち、S40では、制御装置70は、遮断期間が開始することを監視している。タイマ76が遮断期間の開始時刻を示す場合に、制御装置70は、S40でYESと判断し、S42に進む。
S42では、制御装置70は、外気温が−9℃より高いか、又は、タンク22に貯められている暖房用熱媒の温度が−6℃より高いか否かを判断する。具体的には、S42では、制御装置70は、ヒートポンプ12に備えられている温度センサ15が測定する気温が−9℃より高いか、又は、タンク22に備えられている温度センサ24、26、28が測定する暖房用熱媒の温度の平均値が−6℃より高いか否かを判断する。なお、以下では、ヒートポンプ12に備えられている温度センサ15が測定する気温のことを「外気温」と呼ぶ。また、タンク22に備えられている温度センサ24、26、28が測定する暖房用熱媒の温度の平均値のことを「熱媒温度」と呼ぶ。
外気温が−9℃より高いか、又は、熱媒温度が−6℃より高い場合、制御装置70は、S42でYESと判断する。この場合、制御装置70は、遮断期間の間、凍防ポンプ102を作動させない。この場合、凍結防止運転が終了する。一方、外気温が−9℃以下であり、かつ、熱媒温度が−6℃以下である場合、制御装置70は、S42でNOと判断し、S44に進む。
S44では、制御装置70は、外気温が−9℃以下であって−12℃より高いか、又は、熱媒温度が−6℃以下であって−9℃より高いか否かを判断する。
外気温が−9℃以下であって−12℃より高いか、又は、熱媒温度が−6℃以下であって−9℃より高い場合、制御装置70は、S44でYESと判断し、S46に進む。S46では、制御装置70は、凍防ポンプ102を、20分間回転させた後に、15分間停止させる。制御装置70は、凍防ポンプ102を15分間停止させた後、再び20分間回転させる。制御装置70は、遮断期間が終了するまでの間、これを繰り返す。なお、凍防ポンプ102は、通常電力系統72から供給される電力を利用して回転する。遮断期間が終了すると、凍結防止運転が終了する。一方、外気温が−12℃以下であり、かつ、熱媒温度が−9℃以下である場合、制御装置70は、S44でNOと判断し、S48に進む。
S48では、制御装置70は、外気温が−12℃以下であって−15℃より高いか、又は、熱媒温度が−9℃以下であって−12℃より高いか否かを判断する。
外気温が−12℃以下であって−15℃より高いか、又は、熱媒温度が−9℃以下であって−12℃より高い場合、制御装置70は、S48でYESと判断し、S50に進む。S50では、制御装置70は、凍防ポンプ102を、20分間回転させた後に、10分間停止させる。制御装置70は、凍防ポンプ102を10分間停止させた後、再び20分間回転させる。制御装置70は、遮断期間が終了するまでの間、これを繰り返す。遮断期間が終了すると、凍結防止運転が終了する。一方、外気温が−15℃以下であり、かつ、熱媒温度が−12℃以下である場合、制御装置70は、S48でNOと判断し、S52に進む。
S52では、制御装置70は、遮断期間が終了するまでの間、凍防ポンプ102を連続運転する。遮断期間が終了すると、凍結防止運転が終了する。
なお、上記の凍結防止運転(図4)において、凍防ポンプ102の作動時間を決定する基準となる外気温及び熱媒温度の範囲は、いずれも一例であって、上記した各範囲に限られるものではない。また、他の例では、凍防ポンプ102の作動時間の切り替えを、遮断時間の開始時点における、外気温と熱媒温度のいずれか一方のみに基づいて行ってもよい。
以上、本実施例の暖房システム2について説明した。本実施例の暖房システム2は、遮断期間の間であっても、通常電力系統72からの電力を利用して凍防ポンプ102を作動させることによって、HP往き管16内及びHP戻り管18内の暖房用熱媒を循環させることができ、暖房用熱媒の凍結を抑制することができる。また、本実施例の暖房システム2では、遮断期間が開始する際における、外気温と熱媒温度とに基づいて、凍防ポンプ102の作動時間を決定し、決定された時間に従って、凍防ポンプ102を回転させる。そのため、凍防ポンプ102を、循環用熱媒の凍結を防止するための最適な作動時間に従って作動させることができる。従って、HP往き管16及びHP戻り管18の循環経路の凍結破損を抑制することができる。なお、本実施例では、凍防ポンプ102が「第2の循環ポンプ」の一例である。
(第3実施例)
第3実施例の暖房システム2について説明する。第3実施例の暖房システム2は、第2実施例の暖房システム2(図3)と同様の構成を備える。第3実施例では、制御装置70が暖房システム2に実行させる凍結防止運転の内容が、第1及び第2実施例とは異なる。
即ち、本実施例では、制御装置70は、第1実施例の凍結防止運転(図2)と、第2実施例の凍結防止運転(図4)を両方実行する点で、第1及び第2実施例とは異なる。詳しく言うと、本実施例では、制御装置70は、第1実施例のように、遮断期間の開始30分前から図2の凍結防止運転を行い、遮断期間が開始する前に、タンク22、HP往き管16、HP戻り管18のそれぞれに、高温の暖房用熱媒を充填させておく。その後、制御装置70は、第2実施例のように、遮断期間の間に、図4の凍結防止運転を実行し、遮断期間の開始時点における外気温と熱媒温度に応じて、凍防ポンプ102の作動時間を決定し、決定した作動時間に従って凍防ポンプ102を作動させる。
上記の通り、本実施例では、制御装置70は、第1実施例の凍結防止運転(図2)と、第2実施例の凍結防止運転(図4)を両方実行する、そのため、本実施例の暖房システム2は、上記の第1実施例の暖房システム2が発揮する作用効果と、第2実施例の暖房システム2が発揮する作用効果のいずれも発揮することができる。従って、本実施例の暖房システム2は、HP往き管16及びHP戻り管18の循環経路の凍結破損をより効果的に抑制することができる。
(第4実施例)
第4実施例の暖房システム2について説明する。第4実施例の暖房システム2は、上記の第3実施例の暖房システム2の変形例の一つである。本実施例では、凍結防止運転の内容の一部が、第3実施例とは異なる。
本実施例では、遮断期間の開始30分前からヒートポンプ12及びHP循環ポンプ14を回転させて(図2のS18参照)、タンク22内に高温の暖房用熱媒を貯めた後に、遮断期間開始5分前にヒートポンプ12の動作を停止させるとともにHP循環ポンプ14の回転を停止させる点で、ヒートポンプ12を停止した後もHP循環ポンプ14の回転を所定期間継続させる第3実施例とは異なる。この場合、ヒートポンプ12を停止と同時に、HP循環ポンプ14の回転も停止するため、タンク22内に貯められた高温の暖房用熱媒が、HP往き管16及びHP戻り管18内を循環することはない。
ただし、本実施例でも、その後に遮断期間が開始すると、制御装置70は、図4の凍結防止運転を実行する。図4の凍結防止運転において、凍防ポンプ102が作動すると、タンク22内に貯められた高温の暖房用熱媒を含む暖房用熱媒が、HP往き管16内及びHP戻り管18内を循環する。その結果、本実施例でも、HP往き管16内及びHP戻り管18内の暖房用熱媒が凍結することを効果的に抑制することができる。従って、本実施例の暖房システム2によると、タンク22内に高温の暖房用熱媒を貯めた後に、タンク22内の暖房用熱媒を循環させる運転を省略したとしても、HP往き管16及びHP戻り管18の凍結破損を効果的に抑制することができる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:暖房システム
10:HPユニット
12:ヒートポンプ
14:HP循環ポンプ
15:温度センサ
16:HP往き管
18:HP戻り管
20:タンクユニット
22:タンク
24、26、28:温度センサ
30:膨張タンク
32:連結管
36:過熱検出機構
38、39:温度センサ
40:暖房ユニット
42:暖房往き管
44:暖房戻り管
46:暖房循環ポンプ
48:バーナ
50:暖房機
52、54、56、58:温度センサ
60:バイパス路
62:流量調整弁
70:制御装置
72:通常電力系統
74:融雪電力系統
76:タイマ
100:凍結防止管
102:凍防ポンプ
104:逆止弁

Claims (3)

  1. 大気から吸収した熱を利用して暖房用熱媒を加熱するヒートポンプと、
    ヒートポンプで加熱された暖房用熱媒を貯めるタンクと、
    前記タンクと前記ヒートポンプの間で暖房用熱媒を循環させるための経路である循環経路と、
    前記循環経路内の暖房用熱媒を循環させる第1の循環ポンプと、
    暖房用熱媒の熱を利用して暖房する暖房機と、
    制御手段と、を備えており、
    前記制御手段は、所定期間の間だけ利用可能な第1の電力系統と、常時利用可能な第2の電力系統とに接続されており、
    前記ヒートポンプと、前記第1の循環ポンプとは、前記第1の電力系統からの電力によって動作し、
    前記制御手段は、
    記第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる前の第1の期間の間、前記ヒートポンプ及び前記第1の循環ポンプを作動させ
    前記第1の期間の経過後は前記ヒートポンプを停止させ、
    前記第1の期間の経過後の期間であって、前記第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる以前の期間である第2の期間の間、前記第1の循環ポンプを継続して作動させる、
    暖房装置。
  2. 大気から吸収した熱を利用して暖房用熱媒を加熱するヒートポンプと、
    ヒートポンプで加熱された暖房用熱媒を貯めるタンクと、
    前記タンクと前記ヒートポンプの間で暖房用熱媒を循環させるための経路である循環経路と、
    前記循環経路内の暖房用熱媒を循環させる第1の循環ポンプと、
    前記第1の循環ポンプとは異なるポンプであって、前記循環経路内の暖房用熱媒を循環させる第2の循環ポンプと、
    暖房用熱媒の熱を利用して暖房する暖房機と、
    制御手段と、を備えており、
    前記制御手段は、所定期間の間だけ利用可能な第1の電力系統と、常時利用可能な第2の電力系統とに接続されており、
    前記ヒートポンプと、前記第1の循環ポンプとは、前記第1の電力系統からの電力によって動作し、
    前記第2の循環ポンプは、前記第2の電力系統からの電力によって動作し、
    前記制御手段は、
    記第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる前の特定の期間の間、前記ヒートポンプ及び前記第1の循環ポンプを作動させ、
    前記第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる場合に、前記第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる際における、気温と暖房用熱媒の温度の一方又は双方に基づいて、前記第2の循環ポンプの作動時間を決定し、決定された作動時間に従って、前記第2の循環ポンプを作動させる、
    暖房装置。
  3. 大気から吸収した熱を利用して暖房用熱媒を加熱するヒートポンプと、
    ヒートポンプで加熱された暖房用熱媒を貯めるタンクと、
    前記タンクと前記ヒートポンプの間で暖房用熱媒を循環させるための経路である循環経路と、
    前記循環経路内の暖房用熱媒を循環させる第1の循環ポンプと、
    前記第1の循環ポンプとは異なるポンプであって、循環経路内の暖房用熱媒を循環させる第2の循環ポンプと、
    暖房用熱媒の熱を利用して暖房する暖房機と、
    制御手段と、を備えており、
    前記制御手段は、所定期間の間だけ利用可能な第1の電力系統と、常時利用可能な第2の電力系統とに接続されており、
    前記ヒートポンプと、前記第1の循環ポンプとは、前記第1の電力系統からの電力によって動作し、
    前記第2の循環ポンプは、前記第2の電力系統からの電力によって動作し、
    前記制御手段は、前記第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる場合に、前記第1の電力系統が利用可能な状態から利用不可能な状態に切り替わる際における、気温と暖房用熱媒の温度の一方又は双方に基づいて、前記第2の循環ポンプの作動時間を決定し、決定された作動時間に従って、前記第2の循環ポンプを作動させる、
    暖房装置。
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