図4には、本発明に係る風呂装置の一実施例におけるシステム構成が示されている。この風呂装置は、浴槽湯水を循環駆動する風呂機器60を有して、浴槽26に接続されている。風呂機器60は屋外に設置され、器具ケース27内に、追い焚きバーナ16と、3つの燃焼面を持つ給湯バーナ10とが設けられており、給湯バーナ10の上側には給湯熱交換器13(13a,13b)が、追い焚きバーナ16の上側には、浴槽湯水の追い焚き用の追い焚き熱交換器15(15a,15b)が、それぞれ設けられている。
給湯バーナ10、追い焚きバーナ16の燃料としては、本実施例の風呂装置ではガスが用いられており、ファン78で燃焼用の空気を各バーナ10,16に送っている。給湯熱交換器13aと追い焚き熱交換器15aは一次熱交換器であり、給湯熱交換器13bと追い焚き熱交換器15bは二次熱交換器(潜熱回収用熱交換器)である。給湯熱交換器13の入側には給水通路18が設けられ、該給水通路18には流量センサ17が介設されている。給湯熱交換器13aの出側には給湯通路11が接続されており、給湯通路11には給湯温度センサ12が設けられている。
前記追い焚き熱交換器15bの入側には、管路19と、浴槽26に接続された戻り管23とが接続されており、戻り管23のうち風呂機器60の外部に配設されている管路が、風呂機器60への湯水の入側と浴槽26とを接続する入側管路を成している。また、追い焚き熱交換器15aの出側には、浴槽26に接続された往管24が接続されており、往管24のうち風呂機器60の外部に配設されている管路が、風呂機器60からの湯水の出側と浴槽26とを接続する出側管路を成している。また、往管24と戻り管23のうち風呂機器60の内部に配設されている管路と、前記管路19と、追い焚き熱交換器15の管路は、前記出側管路と入側管路とを風呂機器60内で連通する機器内管路を成しており、この機器内管路と前記出側管路と前記入側管路とを有して湯水循環通路(追い焚き循環路)25が形成されている。
管路19には、浴槽湯水を循環させる機能を備えたポンプ21と、ポンプ21の吸い込み側の位置に配された空気導入制御弁38と水位センサ20と流水スイッチ22と、ポンプ21の吐出側の位置に配された加圧容器30とが介設されており、流水スイッチ22には、風呂温度センサ28が内蔵されている。なお、風呂温度センサ28は、図4の鎖線に示すように、往管24に設けてもよい。ポンプ21は、空気を吸い込んでも駆動できるカスケードポンプにより形成されており、浴槽湯水に空気を加圧溶融する機能も有する。また、水位センサ20は、湯水循環路25を循環する湯水のポンプ吸い込み側での圧力を湯水循環時の動圧として検出し、湯水非循環時のポンプ吸い込み側での圧力を静圧として検出する圧力検出手段として機能する。なお、この静圧は、例えば浴槽26にある程度(例えば浴槽26の深さの半分の位置、あるいは、入浴のために設定される設定水位)の水を張った状態とした後、湯水を循環させずに検出する。
また、管路19において、空気導入制御弁38が設けられている位置から加圧容器30のタンク31に至る部品の配管は、タンク31も含めて、配管、ポンプ21、ポンプ21のエンペラーに至るまで、前記さびや前記割れを防止するため、軟質架橋ポリエチレン管やPPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等樹脂配管、樹脂部材を用いる構成と成してさびや割れを防止している。また、湯水循環路25の浴槽26との接続部には、前記空気が溶存された浴槽湯水を浴槽26内に噴出させることにより、浴槽26内の湯水に微細気泡を噴出させる微細気泡噴出装置39が設けられている。
湯水循環通路25には、注湯通路14を介して前記給湯通路11が接続されており、注湯通路14には、注湯電磁弁34が介設されている。なお、図4において、符号40はガス通路、符号41〜44、65はガス電磁弁、符号66はドレン管、符号67はドレンの中和器を、それぞれ示している。
本実施例の風呂装置は、風呂機器60に接続されたリモコン装置(図示せず)を有しており、このリモコン装置の操作に従って行われる、給湯動作機能と、浴槽26への湯張りを含む自動運転の動作機能と、浴槽湯水の追い焚き動作機能と、浴槽26内の湯水に微細気泡を発生させる白濁泡発生機能とを備えている。
給湯機能の動作は、給湯通路18への入水温と、流量センサ17による給湯量に基づき、給湯温度センサ12による給湯温(出湯温)が給湯設定温度となるように、給湯バーナ10を燃焼し、給湯熱交換器13を通る水を加熱して湯を作成して、給湯管路11を通して台所や浴室等の給湯先へ湯を供給する機能である。
給湯器27の自動運転は、湯張り機能の動作、追い焚き機能の動作、保温機能の動作を連続的に行うものである。湯張り機能の動作時には、注湯電磁弁34が開かれ、前記給湯機能の動作と同様に給湯熱交換器13を通って加熱された湯が、給湯管路11から注湯路14に入り、湯水循環路25を通して浴槽26へ落とし込まれる。湯が設定水位まで張られると注湯電磁弁34が閉じられる。そして、本実施例では、前記のように、流水スイッチ22に一体で内蔵される風呂温度センサ28によって検出され、この検出温度が湯張り設定温度(風呂設定温度)よりも低いときには、ポンプ21の駆動によって浴槽26の湯水が湯水循環路25を通して循環され、追い焚きバーナ16によって追い焚き熱交換器15を通る湯水が加熱されて、風呂設定温度となるように追い焚き機能の動作が行われる。また、引き続き、予め設定された設定時間だけ、浴槽湯水の温度が風呂の設定温度よりも許容範囲を越えて低くならないように、保温機能の動作が行なわれる。
なお、追い焚き機能の動作は、前記リモコン装置の操作によって、追い焚き指令が出されたときにも行われる。
白濁泡発生機能の動作は、本実施例の風呂装置に設けた特徴的な空気導入制御弁38により外部から湯水循環路25内に空気を導入し、ポンプ21と加圧容器30とによって空気を浴槽湯水に加圧溶融させて湯水循環路25を循環させ、浴槽26内に噴出させることにより行われるものである。
空気導入制御弁38は、図1に示すように、樹脂製(PPS製)のボディ3を有し、ボディ3には、管路19との接続部61、注湯通路14との接続部62、戻り管23との接続部63が形成されている。また、図1〜図3に示されるように、ボディ3には、湯水の通水路1と、該通水路1に空気を導入する空気導入通路2とが設けられており、空気導入通路2の入口にはフィルタ59が設けられている。通水路1には、接続部62,63側から導入される水が通水し、接続部61側から導出される。通水路1には、該通水路1の径が縮径されて成る縮径領域8が形成されており、この縮径領域8の外側と内側との間で移動自在にオリフィス弁4が設けられている。なお、図2、図3は、空気導入制御弁38の一部分の構成を示している。
通水路1には、一端側がステッピングモータ29のモータ軸9に固定された弁軸体35が設けられ、オリフィス弁4は弁軸体35の他端側に形成されている。オリフィス弁4は、ステッピングモータ29の駆動に伴い、図1(a)、図2、図3の左右方向に予め定められた設定範囲内で移動する構成を有しており、オリフィス弁4は、この移動によって通水路1に通路抵抗を可変するための可変オリフィス弁と成している。
また、オリフィス弁4は、図2、図3に示すように、凹部36aを有し、凹部36aには弁軸体6の一端側が嵌合されている。弁軸体6の一端側はオリフィス弁4の凹部36aを貫通し、前記弁軸体35に形成されている凹部36bに嵌合されており、弁軸体6は、オリフィス弁4の凹部36aと弁軸体35の凹部36bとに対して、図2、図3の左右方向に摺動自在に嵌合している。また、弁軸体6の外周側にはスプリング7が設けられており、スプリング7の一端側はオリフィス弁4の凹部36a内に固定され、他端側は弁軸体6の係止部37に固定されている。
弁軸体6には、空気弁5が形成されており、空気弁5は、空気導入通路2から導入する空気の導入状態と遮断状態とを可変する機能を備えている。空気弁5は弁軸体6に固定された弾性部材(例えばゴム部材)により形成されており、スプリング7の付勢力によって図の右側に付勢されている。
空気導入制御弁38において、図3(a)に示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9が全伸していて(例えば3.9mm右側に伸びていて)、弁軸体35およびオリフィス弁4、弁軸体6が共に、ステッピングモータ29によって図の右側に押し切られた位置においては、空気弁5がボディ3の係止部に隙間無く密着しており、空気弁5による空気の遮断状態(空気弁5の閉位置)にある。この場合、通水路1を通る湯水には空気が混入されずに、湯水のみが、図の矢印Bに示すように、通水路1を通ってポンプ21の吸い込み側に導出される(浴槽26側からポンプ21側に向けて流れる)。また、図3(b)に示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を全縮状態(図3(a)に示す状態から左側に3.9mm縮めた状態)とすると、空気弁5が開く。
そして、図15(b)に示したように、浴槽26が風呂機器60よりも下側に設置されている場合は、ポンプ21の駆動時のポンプ21の吸い込み側における圧力(動圧)が負圧(マイナス圧)となるため、図2(a)に示すように、ステッピングモータ29によって、オリフィス弁4と弁軸体6を僅かに(例えば0.3mm)図の左側に移動した状態においてポンプ21の駆動が行われると、スプリング7の付勢力に抗して弁軸体6が左側に移動し、空気弁5が僅かに開いた状態(空気弁5とボディ3との間に僅かな隙間が形成された状態)となる。そうすると、図の矢印Aに示すように、空気が空気弁5を通して空気導入通路2に導入され、この空気と、図の矢印Bに示すようにオリフィス弁4を通過した湯水とが通水路1を通ってポンプ21の吸い込み側に導出される。
一方、図15(a)に示したように、浴槽26が風呂機器60よりも上側に設置されている場合は、オリフィスを形成しないと、ポンプ21の駆動時のポンプ21の吸い込み側における圧力(動圧)は負圧とならずに正圧(プラス圧)となることから、図2(b)に示すように、ステッピングモータ29によって、弁軸体35と共にオリフィス弁4を図の左側に移動させて、オリフィス弁4を通水路1の縮径領域8内に移動させることにより、縮径領域8の内周とオリフィス弁4の外周との隙間によってオリフィス形成状態とする。この状態においてポンプ21の駆動が行われると、通水路1の出口側(ボディ3の接続部61に近い側)が負圧となり、図の矢印Aに示すように、空気が、スプリング7の付勢力に抗して僅かに開いた空気弁5を通して空気導入通路2に導入される。
なお、このように、オリフィス弁4が図の左側に移動されてオリフィス形成状態としても、弁軸体6がスプリング7の付勢力によって図の右側に付勢されているため、空気弁5は、図2(a)と同様に僅かに開いた状態であり、図2(b)の矢印Aに示すように、空気は空気弁5を通して空気導入通路2に導入される。そして、この空気と、図の矢印Bに示すように、オリフィス弁4を通過した湯水とが通水路1を通ってポンプ21の吸い込み側に導出される。
また、図2(b)に示す状態から、図2(a)に示したように、オリフィス弁4を縮径領域8の外側に移動させることにより、オリフィス非形成状態となる。このように、通水路1の縮径領域8の外側と縮径領域8内との間でオリフィス弁4を進退移動させることにより、オリフィス形成状態とオリフィス非形成状態とが選択的に制御される。
このオリフィス形成状態とオリフィス非形成状態とを選択制御する制御構成は、図5に示すように、制御装置71内に、オリフィス弁制御手段72、メモリ部73、ポンプ回転数決定手段74、ポンプ駆動制御手段75を設けて構成されており、ポンプ駆動制御手段75は、ポンプ21の駆動を制御する。
メモリ部73には、前記水位センサ20により検出される動圧に対応させたオリフィス弁の制御情報(例えば図6に示すような情報)と、水位センサ20により検出される動圧から静圧を差し引いた差圧値に対応させたポンプの回転数制御情報とが予め与えられている。
オリフィス弁制御手段72は、本実施例においては、オリフィス弁4の移動制御と空気弁5の開閉制御とを行う。オリフィス弁制御手段72は、メモリ部73に与えられたオリフィス弁4の制御情報と水位センサ20により検出される動圧の検出値とに基づいて、オリフィス弁4の移動量をステッピングモータ29の駆動パルス制御によって制御し、ポンプ21の吸い込み側の動圧が予め定めた負圧範囲または負圧値(例えば−30KPa以上−15KPa以下の範囲または、この範囲内の値)となるように、通路抵抗を可変制御する。
例えば、オリフィス弁制御手段72は、リモコン装置に設けられている微細気泡発生操作部76(例えば美白スイッチ)の操作時に、ポンプ駆動制御手段75に指令を加えて、微細気泡発生用に適用される3500rpmの回転数でポンプ21を駆動させて、このときのポンプ21の吸い込み側の圧力(動圧)を水位センサ20により検出する。そして、この検出圧力に対応させて(つまり、検出される出力電圧に対応させて)、図6に示すように、水位センサ20により検出される出力電圧が2.76V以上のときにはオリフィス形成状態となるようにオリフィス弁4を、図2(b)に示したような位置に移動させ、2.76V未満のときにはオリフィス非形成状態となるように、オリフィス弁4を、図2(a)に示したような位置に移動させる。なお、前記制御情報は、図6に示すデータ情報とは限らず、適宜のグラフデータやテーブルデータ等が与えられる。
また、オリフィス弁制御手段72は、以下に述べるように、初期イニシャライズ時の動作後に、空気弁5を微小に開く動作と空気弁5を閉とする動作を交互に繰り返すことにより、空気の導入状態と遮断状態とを交互に繰り返す。つまり、通水路1にオリフィスを形成するか否かに関わらず、まず、例えば図7(a)、(b)の矢印aに示すように、ステッピングモータ29の全縮状態(図3(b)に示した空気弁5の強制開状態、参照)からステッピングモータ29のモータ軸9を伸ばす方向(正方向)のCCW141P(パルス)の電圧を印加して、モータ軸9を全伸状態とする。
そうすると、図3(a)に示したように、モータ軸9と共に、弁軸体6,35が、図の右側に3.9mm移動して空気弁5が閉じられる。なお、ステッピングモータ29にCCW141Pの電圧を印加すると、モータ軸9を4.1mm移動させることが可能なはずであるが、図の斜線で示す脱調領域においてはモータが空回りすることになり、弁軸体6,35は、3.9mm移動する。
その後、空気弁5の固着を防止するために、図7(a)、(b)の矢印bに示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を縮める方向(負方向)のCW141P(パルス)の電圧を印加して、モータ軸9を全縮状態とする。そうすると、図3(b)に示したように、モータ軸9と共に、弁軸体6,35が、図の左側に3.9mm移動して、空気弁5が開く。ここまでの動作を初期イニシャライズ時の動作とする。
そして、通水路1にオリフィス形成状態とするときには、図7(a)の矢印cに示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を伸ばす方向のCCW20Pの電圧を印加して弁軸体6,35を0.6mm伸ばし、図2(b)に示したように、オリフィス形成状態として空気弁5を微小開として空気を取り込む。その後、図7(a)の矢印dに示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を伸ばす方向のCCW124Pの電圧を印加して弁軸体6,35を3.3mm伸ばし、図3(a)に示したように、空気弁5を閉じる。
さらに、図7(a)の矢印eに示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を縮める方向のCW114Pの電圧を印加して弁軸体6,35を3.3mm縮め、再び、図2(b)に示したように、オリフィス形成状態として空気弁5を微小開として空気を取り込み、このオリフィス形成状態として空気を取り込む動作と、前記の如くCCW124Pの電圧を印加して弁軸体6,35を3.3mm伸ばし、空気弁5を閉じる動作とを繰り返す。
一方、通水路1にオリフィスを形成しないときには、図7(b)に示すように、前記イニシャライズ時の動作後、矢印fに示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を伸ばす方向のCCW124Pの電圧を印加して弁軸体6,35を3.6mm伸ばし、図2(a)に示したように、オリフィス非形成状態として空気弁5を微小開として空気を取り込み、その後、図7(b)の矢印gに示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を伸ばす方向のCCW20Pの電圧を印加して弁軸体6,35を0.3mm伸ばし、図3(a)に示したように、空気弁5を閉じる。
その後、図7(b)の矢印hに示すように、ステッピングモータ29のモータ軸9を縮める方向のCW10Pの電圧を印加して弁軸体6,35を0.3mm縮め、再び、図2(a)に示したように、オリフィス非形成状態として空気弁5を微小開として空気を取り込み、このオリフィス非形成状態として空気を取り込む動作と、前記の如くCCW20Pの電圧を印加して弁軸体6,35を0.3mm伸ばし、空気弁5を閉じる動作とを繰り返す。
なお、オリフィス弁制御手段72は、前記のように、微細気泡発生操作部76の操作時にポンプ駆動制御手段75に指令を加えてポンプ21を微細気泡発生用の回転数で駆動させ、このときのポンプ21の吸い込み側の圧力(動圧)を水位センサ20により検出する動作を、微細気泡発生操作部76の操作が行われる毎に行ってもよいが、初回の操作時にのみ行って、そのときに検出された水位センサ20の検出値をメモリ部73に格納し、次回からは、その格納した値に基づいてステッピングモータ29の駆動制御を行うようにしてもよい。
ポンプ回転数決定手段74は、メモリ部に与えられているポンプの回転数制御情報と、水位センサ20により検出される動圧の検出値から静圧の検出値を引いた差圧値とに基づき、空気導入制御弁38からの空気の遮断状態でポンプ駆動制御手段75により浴槽湯水を循環させるときのポンプ21の回転数を決定する。
つまり、湯水循環路25の配管の径と長さとに応じて配管抵抗が異なるものであり、配管抵抗は、水位センサ20により検出される動圧の検出値から静圧の検出値を引いた差圧値に対応する値である。また、配管抵抗に応じて、湯水循環時の適切なポンプ回転数が異なるものであるため、前記差圧値に応じてポンプ21の回転数を設定することにより、適切なポンプ回転数を設定することができる。
例えば、図8の特性線a、bには、配管の長さと配管抵抗との関係を求めた結果の一例が示されている。特性線aは、配管径が10A(内径10mm)の配管について示し、図8の特性線にbは、配管径が13A(内径13mm)の配管について示す。この検討結果は、風呂機器60に対して略水平の位置に浴槽26を設け、ポンプ21の回転数を3500rpmとして浴槽湯水を循環させたときの水位センサ20の検出値を動圧とし、この動圧から湯水非循環時の静圧を差し引いた差圧値に対応する値(水位センサ20のセンサ出力電圧差)を配管抵抗として示している。
また、図8には、配管径が10Aで長さが3m、6m、8m、20mの配管と、配管径が13Aで長さが3m、6m、8m、25mの配管について、それぞれ、ポンプ21の回転数を1550rpmにしたときと1700rpmにしたときの流量について求めた結果が示されている。この結果から、ポンプ21の回転数を1550rpmにしたときと1700rpmにしたときの湯水循環流量は、前記配管抵抗に対応する、前記動圧と静圧との差圧値(水位センサ20のセンサ出力電圧差)に応じて変化し、水位センサ20のセンサ出力電圧差が1.3V以上のときにはポンプ21の回転数を1700rpmとし、1.1V以下のときにはポンプ21の回転数を1550rpmとすることにより、浴槽湯水循環流量を4リットル/分〜5.5リットル/分の適宜の値にできることが分かった。
つまり、図8の●で印を付けたように、配管径が10Aで長さが20mの場合には、水位センサ20のセンサ出力電圧差が1.3Vより遙かに大きくなるが、このとき、ポンプ21の回転数を1550rpmにすると、湯水循環流量は3.6リットル/分となって4リットル/分より小さくなってしまう。また、配管系が13Aで長さが3m、6m、8m、の場合には、水位センサ20のセンサ出力電圧差が1.1Vより遙かに小さくなるが、このとき、ポンプ21の回転数を1700rpmにすると、湯水循環流量はそれぞれ、5.7リットル/分、5.8リットル/分、5.7リットル/分となって、5.5リットル/分より大きい値(微細気泡発生に適した流量)となってしまう。そのため、このような状態にしないために、前記のように、水位センサ20のセンサ出力電圧差に応じてポンプ21の回転数を切り替えるとよい。なお、水位センサ20のセンサ出力電圧差が1.1〜1.3Vのときにはポンプ21の回転数を1700rpmとしてもよいし、1550rpmとしてもよい。
本実施例では、リモコン装置に設けられている追い焚き運転操作部77(追い焚きスイッチ)の操作が初めて行われたときには、微細気泡発生操作部76を介してポンプ駆動制御手段75に指令を加え、ポンプ駆動制御手段75によってポンプ21の回転数を3500rpmとして駆動させて浴槽湯水を循環させる。ポンプ回転数決定手段74は、このときの水位センサ20の検出値を取り込み、この値から湯水非循環時の静圧を差し引いた差圧値を求め、この差圧値に基づき、空気導入制御弁38からの空気の遮断状態で浴槽湯水を循環させるときのポンプ21の回転数を決定し、その決定した値をポンプ駆動制御手段75に加える。
なお、風呂装置を利用していくうちに湯水循環路25の配管に多少の目詰まりが生じたりして配管抵抗が経年変化することもあるので、ポンプ回転数決定手段74は、追い焚き運転操作部77の操作が初めて行われたときのみならず、予め設定される設定期間毎や設定操作回数毎に、あるいは毎回、前記のように、ポンプ駆動制御手段75によって、前記の如くポンプ21の回転数を3500rpmとして駆動させて浴槽湯水を循環させたときの水位センサ20の検出値から湯水非循環時の静圧を差し引いた差圧値を求め、この差圧値に基づくポンプ21の回転数決定動作を行うようにしてもよい。
ポンプ駆動制御手段75は、空気遮断状態での追い焚き動作時には、ポンプ回転数決定手段74により決定された回転数(1550rpmまたは1700rpmの適宜の値)でポンプ21の回転数を制御する。また、ポンプ駆動制御手段75は、微細気泡発生運転時には、ポンプ回転数を追い焚き動作時よりも大きい3500rpm前後の回転数に制御し、湯水循環流量を、5.5リットル/分より大きい6.5リットル/分以下の値とすることができる。
なお、微細気泡発生運転時には、図7(a)、(b)に示したように、空気導入制御弁38において空気弁5の開閉動作が行われ、ポンプ21の駆動による浴槽湯水の循環機能によって、空気弁5の閉状態では浴槽湯水(のみ)が加圧容器30側に送られ、空気導入制御弁38の空気弁5の開状態では空気と浴槽湯水とが空気導入制御弁38からポンプ21側に送られてポンプ21によって空気が浴槽湯水に加圧溶融され、加圧容器30側に送られる。なお、加圧容器30の構成は特に限定されるものでなく適宜設定されるものであるが、本実施例では、図9に示す構成の加圧容器30を適用しており、その構成について簡単に説明する。
同図の模式的な断面図に示すように、この加圧容器30には、空気を含む水が加圧導入される略円筒形状のタンク31の上端中央部に、当該空気を含む水を前記タンク31内に吐出する注入口132が下向きに向けて形成されている。加圧容器30は、加圧容器30にかけられる高い圧力に耐えられるように、断面形状が略楕円形の繭型形状と成している。なお、空気を含む水は、前記の如くポンプ21内で撹拌されるものの、溶解しきれない空気は一部そのまま(気液2相混相流のまま)図9に示されるタンク注入口132に至る。したがって、タンク31に加圧導入されるものは、空気を含む水の場合と水のみの場合の2通りが存在する。また、タンク31の下端部側には水の導出口33と、長期未使用時にタンク内の水を抜く水の排出口137とが形成されており、排出口137は通常は閉状態と成している。
図9(a)、(c)に示すように、加圧容器30の注入口32の下側に間隔を介し、タンク31内を上下に仕切る仕切り板(ターゲット板)134が設けられている。また、加圧容器30には、仕切り板134よりも下部側の水の水位を検出するための、電極135,136と、図示されていないグラウンド電極とが設けられている。これらの電極は、カーボン電極により形成されている。
加圧容器30の電極135により水位が検出されなくなると前記空気導入制御弁38の空気弁5を閉じ、電極136により水位が検出されると空気導入制御弁38の空気弁5を開く(空気導入状態とする)ことにより、図9(c)に示すような、タンク31内の水の上に形成される空気層(未溶存空気層)A(斜線部分)の容積が調整される。つまり、電極135,136の水位検出結果に基づいて、その検出水位が設定高基準水位を超えたときには空気導入制御弁38の空気弁5を開いて加圧容器30内の仕切り板134より下側の湯水(貯留水)の水面と容器上端部との間の未溶存空気の空気層の容積を大きくして前記貯留水の水位を設定高基準水位以下にし、前記検出水位が設定低基準水位より低くなったときには空気導入制御弁38の空気弁5を閉じて(空気遮断状態として)前記空気層Aの容積を小さくして前記湯水の水位を設定低基準水位以上にすることができる。
なお、電極135,136および前記グランド電極が検出する水位は水面の場合もあるが、多くの場合、水面上に広がる気泡上端が前記各電極により水位として検出され、この検出水位に基づいて空気導入制御弁38の空気弁5が開閉制御される。
また、図9(b)の横断面図に示すように、前記仕切り板134の外周縁と前記タンク31の内周壁との間には、予め定められた設定間隔の隙間Sが形成されている。なお、仕切り板134には、前記各電極135,136およびグランド電極を通過する通過部の穴が形成されているが、図9(b)においては、これらの穴の図示は省略されている。また、例えばタンク31の内壁の径が45mmであるのに対し、仕切り板134の直径は42mmに形成されており、隙間S(タンク内壁と仕切り板134の外周と間の隙間)の径Sは1.5mm、面積は204.885mm2に形成されている。この隙間の面積が、直径8mmの注入口32の断面積50mm2よりも大きく形成されるように、隙間Sの大きさが決定されている。すなわち、仕切り板134とタンク内壁の径の差を利用した隙間ノズルとなっている。
図9(c)の模式的な動作図に示すように、注入口32から注ぎ込まれる空気を含む水が、図の矢印に示すように仕切り板134の中央部上に落下して該仕切り板134上を通った後に、前記隙間Sを通り、その後、(ベルヌーイの定理と水の粘性による水流曲げ力の反力による吸い寄せ効果による吸着現象によって)タンク内周壁の被添面(タンク側周壁の内壁面)に付着しながら、空気層A中も水滴が四散しないで流下するように、前記隙間Sを通った水をタンク内周壁の被添面に添わせて、水の流れをまとめて流下させる。
そして、この水の流れを射流のままタンク下部に流下させ、タンク下部に貯留する水面に至った空気を含む水が、貯留水との衝突により速度が落ちて常流となるとともに、射流から常流への不連続変化時に発生する跳水現象で激しい渦運動が発生するようにしており、この射流から常流への不連続変化で放出される運動エネルギーでできる前記渦運動の渦に、気体と液体とを巻き込んで気体を溶解させることで、効率良く空気を溶存する。
なお、仕切り板134を、図9(b)に示すように円盤形状に形成してタンク内壁との間にドーナツ状の隙間を形成する代わりに、例えば図10(a)、(c)に示すように、仕切り板134の外周側に切り欠きを形成する等、様々な構成が適用される。なお、図10(b)は、図10(a)に示す仕切り板134をタンク31内に配置した状態を断面図により示している。
本実施例において、微細気泡噴出装置39は、例えば図11(a)および図11(b)に示す構成を適用することができる。この微細気泡噴出装置39は、本体部49とカバー部材50とを有し、カバー部材50には直径0.8mmの多数の円形小径貫通穴が設けられたフィルタ54が設けられている。また、本体部49には、湯水循環路25の往管24と戻り管23とに接続される管路接続口55と、浴槽26側への吐出口56が設けられており、これらの間に微細気泡発生用流路46と追い焚き用流路47が設けられている。微細気泡発生用流路46と追い焚き用流路47の間に、流量対応開閉弁48が設けられている。この流量対応開閉弁48は、バネで弁体を可動可能にし、弁体に当たる流量に応じて所定の圧力を弁の上流に生じ、設定流量以上で弁体が弁座にたどり着くと流れを閉止して弁上流圧力が急上昇し、この圧力急上昇でより閉止を確実にする。
ポンプ21を駆動させると、フィルタ54を通して微細気泡噴出装置39の本体部49内に浴槽湯水が吸い込まれ、湯水循環路25の戻り管23に導かれる。一方、往管24側から本体部49に導入される湯水は、微細気泡発生用流路46と追い焚き用流路47の少なくとも一方を通り、吐出口56から吐出する。なお、微細気泡発生用流路46は、湯水循環路25を通って循環した浴槽湯水を、図11(b)の矢印に示すように、ノズル45を通して浴槽26内に噴出させることにより浴槽26内に微細気泡を発生させる。追い焚き用流路47は、前記浴槽湯水を、図11(a)の矢印に示すように、ノズル45を通さずに浴槽26内に導出する。
流量対応開閉弁48は、微細気泡噴出装置39に導入される湯水の流量に応じて開閉弁48の上流側に水圧上昇が生じる構造の弁なので、前記流量が前記設定流量時に生じる閉弁設定圧力以上の時に閉じる弁であり、一度弁が閉じると流路が狭い微細気泡発生用流路46のみ湯水が導出されるので、圧力が急上昇する。そして、流量を少なくすることで開弁設定圧力以下にすると開く弁であり、ポンプ駆動制御手段75によるポンプ21の回転数(圧力)制御によって、以下のように動作し、この流量対応開閉弁48の動作に応じて、湯水が、前記の如く、微細気泡発生用流路46、追い焚き用流路47の少なくとも一方を通って浴槽26内に導出される。
つまり、追い焚き動作時には、ポンプ駆動制御手段75によるポンプ21の制御(回転数制御等)によって、一時的にほぼ停止位にとなるくらいポンプ21の循環水量を少くするか停止するかし、微細気泡噴出装置39に導入される湯水の流量によって生じる圧力が開弁設定圧力以下となると、図11(a)および図12(a)に示すように、流量対応開閉弁48がスプリング53に付勢されて開いた状態となる。開弁後、ポンプ21の回転数を、追い焚き用の回転数である1550rpmまたは1700rpmに上げることにより、前記湯水は、実線矢印に示すように、追い焚き用流路47を通して浴槽26内に導出され、通常の浴槽湯水の追い焚き動作が行われる。なお、この追い焚き動作時には、湯水は、追い焚き用流路47を通ることに加え、微細気泡発生用流路46は追い焚き用流路47と比べ非常に狭いため、流量対応開閉弁48が閉じていない場合、追い焚き用流路47を優先的に通る(微細気泡発生用流路46を通る湯水の流量が小さい)。したがって、追い焚き動作時に微細気泡は発生しない。
一方、微細気泡噴出動作時には、ポンプ駆動制御手段75によるポンプ21の制御(回転数制御等)によって、微細気泡噴出装置39に導入される湯水の流量を閉弁圧力以上となる設定流量(例えば6リットル/分)以上の値にすることにより、図11(b)および図12(b)に示すように、流量対応開閉弁48が水圧によってスプリング53の付勢力に抗して押されて閉じられる。そして、このことにより、前記湯水が、破線矢印に示すように、微細気泡発生用流路46を通して浴槽26内に噴出されることによって、微細気泡が浴槽26内に噴出されて白濁化が行われる。
このように、流量対応開閉弁48を適用して微細気泡噴出装置39を形成することにより、ポンプ21の回転数制御を行うだけで、微細気泡噴出装置39内に電気配線等の構成を設けることなく、追い焚き動作時と微細気泡発生動作時との微細気泡噴出装置39内の流路を切り替えることができ、装置構成および制御構成を簡単にできる。
なお、流量対応開閉弁48は、図13に示す切り替え特性を有しており、微細気泡噴出装置39に導入される湯水の流量が小さいときには、管路接続口55から導入される湯水が追い焚き用流路47を通って浴槽26内に導出され、その流量圧力特性は、図13の特性線aに示すように、微細気泡噴出装置39に導入される湯水の流量が多くなるにつれて大きくなる。
ただし、微細気泡噴出装置39に導入される湯水の流量が設定流量以上となると、流量対応開閉弁48は、図12(b)に示したように、スプリング53の付勢力に抗して閉じられるので、前記湯水は、追い焚き用流路47を通れなくなり、微細気泡発生用流路46を通して浴槽26内に噴出される。なお、微細気泡発生用流路46を通じて浴湯水が循環する場合、その流量と、微細気泡発生用流路46に加わる圧力の関係は特性線bのようになる。微細気泡発生用流路46は非常に微小なため、わずかな流量であっても大きな圧力を生じるため、流量対応開閉弁48が開くようにするには流量をゼロに近いくらい少なくしなければならない(切替圧力以下になるような流量がそれくらい少ない。)。
なお、追い焚き動作時の熱効率を高めようとすると、湯水循環流量が多い方が好ましいが、本実施例のように、流量対応開閉弁48を設けた微細気泡噴出装置39を設けて、この微細気泡噴出装置39に、湯水循環通路25を循環させる湯水を導入して微細気泡(マイクロバブル)を発生させる動作と微細気泡を発生させずに追い焚きを行う動作とを行えるように構成した風呂装置においては、追い焚き動作時の湯水循環流量を単純に多くすることはできない。それというのは、例えば図8に示したように、湯水循環通路25の配管抵抗が小さい(例えば配管径が13Aで長さが3mより短い)ときに、ポンプ21の回転数を1700rpmとした場合には湯水循環流量が5.7リットル/分を超えてしまい、流量開閉弁が通過流量開弁圧力以上となる設定流量(例えば6リットル/分)以上となる場合があり、そうすると、追い焚き動作時にもかかわらず、湯水が微細気泡発生用流路46を通って導出されることなり、不具合が生じる。
したがって、湯水循環通路25の配管の断面積も配管距離も不明のところに風呂機器60が取り付けられたときでも、そのような不具合が生じないように、前記のように、水位センサ20により検出される動圧の検出値から静圧の検出値を引いた差圧値に対応する配管抵抗に応じ(水位センサ20の出力電圧差に応じ)て、ポンプ21の回転数を設定することにより、追い焚き動作も微細気泡発生動作も良好に行うことができる適切なポンプ回転数を設定することができ、また、それと共に、前記のように、空気導入制御弁38による空気導入時のオリフィス形成有無に基づくオリフィス弁4の移動制御と空気弁5の開閉制御とを行うことにより、微細気泡発生動作と追い焚き動作とを良好に行うことができる。
本実施例によれば、以上のように、風呂機器60と浴槽26との位置関係がどのような位置関係であっても、空気導入制御弁38から湯水循環路25内に空気を導入することができるので、その空気をポンプ21と加圧容器30によって浴槽湯水に溶融させて微細気泡噴出装置39から浴槽26内に噴出し、白濁泡を発生させることができるし、浴槽湯水の追い焚き時には、白濁泡発生時よりも小さい適切なポンプ回転数で浴槽湯水を循環させることにより、省エネルギーで浴槽湯水を循環させて追い焚きを行うことができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。例えば、オリフィス弁4の外径は、図14(a)に示すように、オリフィス弁4の進退移動方向(図の矢印A方向)に連続的に変化する態様としたり、図14(b)に示すように、オリフィス弁4の進退移動方向に段階的に変化する態様としたりしてもよい。そして、このような態様において、オリフィス弁制御手段72がオリフィス弁4を通水路の縮径領域8内に移動させたときに、縮径領域8内へのオリフィス弁4の導入量によってオリフィス形成状態におけるオリフィスの断面積を連続的または段階的に変化させる構成としてもよい。
これらの場合も、浴槽湯水循環時に水位センサ20により検出される圧力(動圧)とオリフィス断面積との関係データおよび、オリフィス部4の移動量(またはステッピングモータ29のパルス値)とオリフィス断面積との関係データをメモリ部73に予め与えておき、これらの関係データに基づき、前記動圧に対応させて適宜のオリフィス断面積となるように、オリフィス弁4を移動させることにより、風呂機器60と浴槽26との位置関係がどのような位置関係であっても、空気導入制御弁38から湯水循環路25内に空気を適切に導入することができる。
また、前記実施例では、オリフィス弁制御手段72を設けてオリフィス弁の移動を自動的に行うようにしたが、オリフィス弁制御手段72を設ける代わりに、例えば手動操作部の操作に応じて手動によりオリフィス弁4を縮径領域8の外側と縮径領域8内との間で進退移動させたりして可変する構成としてもよい。
さらに、前記実施例では、水位センサ20によって検出される湯水循環通路25の湯水循環時におけるポンプ吸い込み側での圧力(動圧)と、その動圧に対応させたオリフィス弁4の制御情報とに基づいて、オリフィス弁制御手段72がオリフィス弁4を制御したが、例えばポンプ21を駆動させたときに湯水循環通路25のポンプ吸い込み側に生じる圧力の誤差が少ない場合には、以下のようにしてもよい。
つまり、水位センサ20によって湯水循環通路25の湯水非循環時におけるポンプ吸い込み側での圧力(静圧)を検出し、その静圧の検出値とポンプ21の回転数に応じてポンプ吸い込み側に生じる圧力(例えばポンプ21を3500rpmで回転させたときに生じる負圧値)の情報とに基づいて、湯水循環通路25の湯水循環時におけるポンプ吸い込み側での動圧を推定する(例えば計算によって求める)。そして、この推定値と前記オリフィス弁4の制御情報(動圧に対応させた制御情報)とに基づいてオリフィス弁制御手段72がオリフィス弁4を制御し、ポンプ21の吸い込み側の動圧が予め定めた負圧範囲または負圧値となるように空気導入制御弁38の通水路1の通路抵抗を可変制御してもよい。
さらに、本発明の風呂装置のシステム構成は図4に示した構成とするとは限らず、適宜設定されるものである。つまり、本発明の風呂装置は、例えば図1〜図3に示したような、少なくともオリフィス弁4が可変オリフィスと成している構成を備えた空気導入制御弁38を有していれば、風呂装置は、浴槽26に給水された水を追い焚きするタイプの追い焚き機能のみの風呂装置でもよいし、暖房機能や太陽熱利用集熱機能などの他の機能を有していてもよい。また、風呂装置は、ガス以外の燃料を燃焼させて水を加熱して湯とする装置としてもよいし、電気によって水を加熱して湯とする装置としてもよく、その詳細は適宜設定されるものである。