JP5836066B2 - パネル体取付部材、およびパネル体の取付構造 - Google Patents
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Description
上記パネル体を取付対象物に取り付けるパネル体取付構造にあっては、取付対象物に対して着脱可能に構成されたパネル体取付部材に凹溝を形成し、この凹溝に対してパネル体を差し込むことでパネル体を被取付部に取り付ける方法が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。また、パネル体を保持する保持力を安定的に得るために、パネル体の厚さ方向でビス等の締結部材によりパネル体を挟み込んでパネル体とパネル体取付部材とを締結する方法(例えば、特許文献3〜5参照)が提案されている。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、加工工数や部品点数の増加によりコストが上昇するのを低減しつつ、取付対象物に対してパネル体を安定的且つ容易に取り付けることが可能なパネル体取付部材、および、パネル体の取付構造を提供するものである。
本発明に係るパネル体の取付構造は、取付対象物にパネル体を取り付けるパネル体取付部材において、前記パネル体を受け入れるパネル受入位置と、受け入れた前記パネル体を該パネル体の厚さ方向両側から挟持するパネル挟持位置との間で変位可能な保持部と、前記取付対象物の被取付部に対して該被取付部を挟み込んで取付可能な一対の取付部と、該取付部と前記保持部とを連係させる連係部とを備え、前記取付部は、前記被取付部に取り付けられ互いに拡開される拡開位置と、それ以外の拡開位置よりも互いに近接して配置された閉位置との間で変位可能であり、前記連係部は、前記取付部が拡開位置にされたときに、前記保持部を前記パネル挟持位置側に向かって弾性的に押圧することを特徴としている。
このように構成することで、受入位置にある保持部に対してパネル体を挿入し、この状態で、取付対象物の被取付部を挟み込むようにして取付部を取り付けると、取付部が拡開位置まで変位する。そして、取付部の変位に伴い、連係部が変位して、保持部をパネル挟持位置側に押圧する状態となり、この連係部の変位により保持部がパネル挟持位置側に変位して、パネル体が保持部によって挟持される。したがって、従来のように構成が複雑になり加工工数や部品点数が増加してコストが上昇するのを抑制しつつ、取付対象物に対してパネル体を安定的且つ容易に取り付けることが可能になる。
このように構成することで、パネル体を凹状の保持部に挿入することで、パネル体の位置決めを容易に行うことができる。
このように構成することで、パネル体を保持部に挿入した後に、取付部が拡開位置にされるまでの間にパネル体を仮止めすることができる。また、保持部の開口縁部よりも取付部側に押圧部を配置することで、連係部により押圧される位置とは異なる位置に押圧部を配置することができるため、取付部が拡開位置とされた場合には、連係部による押圧と押圧部による押圧との両方でパネル体を挟持することができる。
このように構成することで、パネル体取付部材を取付対象物に取り付ける際の作業性を良好にすることができる。また、パネル取付状態における意匠性を良好にすることができる。
このように構成することで、パネル体を保持部に挿入して取付部を被取付部に取り付けた状態で、取付部が拡開位置になり、連係部が保持部を押圧した状態になり、この連係部による保持部の押圧によりパネル体が保持部によって挟持され固定されることとなる。したがって、簡単な取付作業でパネル体を安定的に取付対象物に取り付けることができる。
このように構成することで、天板上面などの平面に対して、垂下面を有する凹溝を形成することで、平面を取付面としてパネル体を立設することができる。
このように構成することで、間仕切壁等の狭幅な場所にパネル体を立設することができる。
このように構成することで、被取付部に対してパネル体取付部材を取り付けた際に、係止爪部が凹部に入り込み、パネル体取付部材の取付対象物に対する着脱方向への変位を規制できるため、簡単な構成で確実且つ安定的にパネル体を立設することができる。
図1に示すように、デスク1の天板2上には、取付対象物である平板状の間仕切壁3が立設され、この間仕切壁3の上端部3aには、その上辺に沿って十分な間隔を空けて、2つのパネル体取付部材4が取り付けられている。このパネル体取付部材4には、略平板状のパネル体5が、間仕切壁3を上方に延長する方向に延在して取り付けられている。パネル体5は、間仕切壁3の上辺に沿う方向に長い略矩形に形成されたアクリル板や板ガラスなどからなり、例えば、目隠し用として用いられる場合には、無透明又は半透明とされる。
すなわち、保持部12を閉位置から拡開位置まで変位させて、一対の挟持壁18の内側に間仕切壁3の上端部3a(図1参照)を挿入すると、保持部12が閉位置に戻ろうとして、一対の挟持壁18が間仕切壁3の上端部3aを弾性的に挟持し、その結果、パネル体取付部材4が間仕切壁3に固定された状態になる。
まず、パネル体取付部材4が間仕切壁3に取り付けられていない状態で、パネル体取付部材4の保持部11に対してパネル体5を下辺側から挿入する。ここで、図6の保持部11は、受入位置にある状態を示しており、縦壁15の間隔が間隔L1となっている。
また、保持部11の開口縁部15aよりも取付部12側に押圧部17を配置することで、連係部13により押圧される位置とは異なる位置に押圧部17を配置することができるため、取付部12が拡開位置とされた場合には、連係部13による押圧と押圧部17による押圧との両方でパネル体5を挟持することができる。
例えば、上述した実施形態においては、比較的狭幅に形成された間仕切壁3の上端部3aに取り付ける場合を一例にして説明したが、これに限られず、例えば、図8に示す第一変形例の如く、デスク天板などの平面30に、取付部12の挟持壁18を挿入可能な一対の略平行な凹溝31を形成し、これら一対の凹溝31の各内側の垂下面25aを、挟持壁18で挟持するようにしてもよい。また、係止爪部19を係止させるための溝部26aを垂下面25aに形成するようにしてもよい。
3a 上端部(被取付部)
5 パネル体
11 保持部
12 取付部
13 連係部
17 押圧部
19 係止爪部
31 凹溝
25,25a 垂下面
26,26a 溝部
Claims (8)
- 取付対象物にパネル体を取り付けるパネル体取付部材において、
前記パネル体を受け入れるパネル受入位置と、受け入れた前記パネル体を該パネル体の厚さ方向両側から挟持するパネル挟持位置との間で変位可能な保持部と、
前記取付対象物の被取付部に対して該被取付部を挟み込んで取付可能な一対の取付部と、
該取付部と前記保持部とを連係させる連係部とを備え、
前記取付部は、前記被取付部に取り付けられ互いに拡開される拡開位置と、それ以外の拡開位置よりも互いに近接して配置された閉位置との間で変位可能であり、
前記連係部は、前記取付部が拡開位置にされたときに、前記保持部を前記パネル挟持位置側に向かって弾性的に押圧することを特徴とするパネル体取付部材。 - 前記保持部は、断面視凹状に形成され、
前記連係部は、前記保持部の断面視凹状の開口縁部から前記パネル体の厚さ方向両外側に向かうとともに下方に向かって延びて形成され、
前記連係部は、前記取付部が拡開位置のときに、前記保持部の開口縁部を閉じる方向に押圧する請求項1に記載のパネル体取付部材。 - 前記保持部は、前記取付部が拡開位置と閉位置との何れの位置にある場合も、前記パネル体の厚さ方向両側から前記パネル体を押圧する押圧部を備え、該押圧部は、前記開口縁部よりも前記取付部側に設けられている請求項2に記載のパネル体取付部材。
- 前記連係部は、前記パネル体の厚さ方向両外側に向かうにつれて、下方に向かって傾斜する請求項1から3の何れか一項に記載のパネル体取付部材。
- 請求項1から4の何れか一項に記載のパネル体取付部材と、前記閉位置にある前記取付部よりも幅広な被取付部とを備え、前記受入位置にある前記保持部に前記パネル体が挿入され、前記取付部が拡開された状態で前記被取付部に取り付けられ、前記連係部により前記保持部がパネル挟持位置側に押圧され、前記パネル体が前記保持部によって挟持されていることを特徴とするパネル体の取付構造。
- 前記被取付部は、一対の凹溝の垂下面を備えて構成される請求項5に記載のパネル体の取付構造。
- 前記被取付部は、前記取付対象物の一対の縦壁の垂下面を備えて構成される請求項5に記載のパネル体の取付構造。
- 前記パネル体取付部材の前記取付部は、その内側面に内側に向かって突出する係止爪部を備え、
前記垂下面は、前記被取付部に前記パネル体を取り付けた状態で、前記係止爪部に対向する位置に凹部を備える請求項6又は7に記載のパネル体の取付構造。
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