[第1の実施の形態]
以下、図面を用いて、本発明の第1の実施の形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロットマシン等の回胴遊技機)について詳細に説明する。まず、図1を用いて、本実施の形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きでかつ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、前面枠扉106には、開口部116にガラス製または樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きでかつ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能でかつ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図1では図示せず)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させるとともに、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローのいずれか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローのいずれか他方の信号を払出制御部600(図2では図示せず)へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158と、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162と、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166と、遊技球の払出しに関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172と、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176と、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184と、払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186と、を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、普通図柄保留ランプ216と、高確中ランプ222とを配設している。演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」、第1特別図柄を「特図1」、第2特別図柄を「特図2」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し(図中、装飾図柄の変動を下向きの白抜き太矢印で表している)、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では7セグメントLEDによって構成する。特図1表示装置212および特図2表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施の形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施の形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、特図1始動口230と、特図2始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施の形態では遊技盤200に複数配設しており、一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施の形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施の形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
特図1始動口230は、本実施の形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。特図1始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図1表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、特図1始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
特図2始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施の形態では特図1始動口230の真下に1つだけ配設している。特図2始動口232は、左右に開閉自在な一対の羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。特図2始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図2表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、特図2始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカと呼ばれ、本実施の形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設しているとともに、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
パチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(特図1始動口230、特図2始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242および前面ステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉あるいはシャッタと称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、前面ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方の前面ステージ244にワープ出口242bから排出する。前面ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、前面ステージ244の中央部には、通過した球が特図1始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施の形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータを備え、肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば特図1表示装置212や特図2表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図2始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。
なお、特図1始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号をカウンタ回路318に出力する。この信号を受信したカウンタ回路318は、特図1始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、カウンタ回路318は、特図2始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図2始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インターフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インターフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタンセンサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)434と、を接続している。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インターフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512とを搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506と、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インターフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施の形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の特図1表示装置212、特図2表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。図5(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。
特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、特図1表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、特図2表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図1表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図2表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1または2の変動表示」を開始してから特図1または2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)には、図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図F」までの6種類の特図が例示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄(大当り図柄1)であり、「特図B」は15R大当り図柄(大当り図柄2)である。本実施の形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当り遊技終了後および15R大当り遊技終了後はいずれも電サポ状態(時短遊技状態という場合もある)に移行する。電サポ状態については詳しくは後述するが、電サポ状態に移行する状態のことを普図高確率状態と称し、電サポ状態に移行しない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」は、特図高確率普図高確率状態であり、15R大当り図柄である「特図B」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に対する有利度が相対的に大きくなる図柄である。遊技者に対する有利度とは、所定の遊技価値(例えば、遊技球(賞球))が遊技者に付与されやすくなる度合いを示している。ここで、「所定の遊技価値が遊技者に付与されやすくなる」とは、例えば、付与される遊技価値が短時間に増加する状態でもよいし、遊技価値を消費しない(遊技価値の減り方が少ない)状態でもよい。
「特図C」は隠れ確変または潜伏確変と称される2R大当り図柄(大当り図柄3)であり、特図高確率普図低確率状態である。「特図C」は、2Rであるとともに電サポ状態に移行しない状態である。「特図D」は小当り図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。
また、「特図E」は第1はずれ図柄(はずれ図柄1)であり、「特図F」は第2はずれ図柄(はずれ図柄2)であり、遊技者に対する有利度が相対的に小さくなる図柄である。なお、本実施の形態のパチンコ機100には、15R特別大当り図柄として「特図A」以外の図柄も用意されており、15R大当り図柄等の他の図柄についても同様である。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施の形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、「特図A」の15R特別大当りまたは「特図B」の15R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当りを明示的に報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図C」の2R大当り(隠れ確変)または「特図D」の小当りを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。「特図E」の第1はずれまたは「特図F」の第2はずれを報知する場合には、「特図A」〜「特図D」を報知する図柄組合せ以外の図柄組合せを図柄表示領域208a〜208cに停止表示する。図5(b)では、第1はずれ図柄となる図柄組合せとして「装飾1−装飾2−装飾8」を例示している。
図5(c)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施の形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技のはずれを報知する場合には「普図B」を停止表示する。図5(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
まずステップS101では、初期設定1を行う。初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可および初期値の設定等を行う。なお、本実施の形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS101の次のステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。ステップS103の次のステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS107の次のステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。具体的には、最初に、電源基板に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、主制御部300のRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS233)において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS233)において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113の次のステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための3つの乱数カウンタの初期値を生成するための3つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、初期値生成用乱数カウンタの取り得る数値範囲が0〜100とすると、初期値生成用乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算してから元の初期値生成用乱数カウンタに記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の初期値生成用乱数カウンタに記憶する。なお、初期値生成用乱数カウンタは、後述する基本乱数初期値更新処理(ステップS207)でも更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS115の処理を繰り返し実行する。
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。主制御部300は、所定の周期(本例では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
まずステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップS201の次のステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本例では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本例では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS203の次のステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、ステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施の形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。
主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。ステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、特図1始動口230、および特図2始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。
また、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS205の次のステップS207では基本乱数初期値更新処理を行い、その次のステップS209では基本乱数更新処理を行う。基本乱数初期値更新処理(ステップS207)では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの更新を行い、基本乱数更新処理(ステップS209)では、主制御部300で使用する、普図当選乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための3つの乱数カウンタを更新する。例えば、特図1乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた特図1乱数値を生成するための特図1乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算してから元の特図1乱数カウンタに記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の特図1乱数カウンタに記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合には、特図1乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、特図1乱数カウンタの記憶領域にセットする。
例えば、0〜100の数値範囲で変動する特図1乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、特図1乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、特図1乱数カウンタにセットするとともに、特図1乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、特図1乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図2乱数値生成用の乱数カウンタおよび普図当選乱数値生成用の乱数カウンタがそれぞれ1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施の形態では特図1乱数値を取得するためのカウンタと特図2乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS209の次のステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。具体的には、特図変動遊技での図柄変動時間を決めるための特図変動時間決定用乱数値を生成する特図変動時間決定用乱数カウンタを更新する。また、普図変動遊技での図柄変動時間を決めるための普図変動時間決定用乱数値を生成する普図変動時間決定用乱数カウンタを更新する。
ステップS211の次のステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、特図1表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、特図2表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS213の次のステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
ステップS215の次のステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、特図1始動口230、特図2始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップS205における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。
特図1始動口230へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する特図1保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路(ハード乱数回路)318の特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した特図1当選乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図1乱数値生成用乱数カウンタから特図1乱数値を取得し、さらに、特図変動時間決定用乱数カウンタから特図変動時間決定用乱数値を取得する。この特図1当選乱数値、特図1乱数値および特図変動時間決定用乱数値の組(以下、「特図1乱数値の組」と略称する場合がある)を特図1始動情報として特図1乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図1乱数値記憶領域内の特図1始動情報は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数と同数分だけ格納される。特図1乱数値記憶領域内では、特図1保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位(最先)の特図1始動情報が消去されるとともに、残余の特図1始動情報の保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位(最後)の特図1始動情報の次の保留順位に新たな特図1始動情報のデータが書き込まれる。
特図2始動口232へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する特図2保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した特図2当選乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図2乱数値生成用乱数カウンタから特図2乱数値を取得し、さらに、特図変動時間決定用乱数カウンタから特図変動時間決定用乱数値を取得する。この特図2当選乱数値、特図2乱数値および特図変動時間決定用乱数値の組(以下、「特図2乱数値の組」と略称する場合がある)を特図2始動情報として特図2乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図2乱数値記憶領域内の特図2始動情報は、特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数と同数分だけ格納される。特図2乱数値記憶領域内では、特図2保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位の特図2始動情報が消去されるとともに、残余の特図2始動情報の保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位の特図2始動情報の次の保留順位に新たな特図2始動情報が書き込まれる。
普図始動口228へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する普図保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する普図乱数値記憶領域に格納する。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。
ステップS217の次のステップS219では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS219の次のステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、普図当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、普図当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびはずれ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、普図当りフラグがオンにされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、特図2始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500ms)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、普図当りフラグがオフにされる。この普図当りフラグがオフの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および特図2始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、かつ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定を行い、当選とする場合にはRAM308に設けた普図当りフラグをオンに設定する。不当選の場合には、普図当りフラグをオフに設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をする度に、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS223の次のステップS224では、特図先読み処理を行う。特図先読み処理では、特図保留数が増加すると、当該増加した保留に係る始動情報を先読みし、当否判定時に用いるテーブルを参照し、当該保留に係る特図変動遊技の停止図柄および当該特図変動遊技で選択されるタイマ番号の情報を、後述する特図関連処理(ステップS229、ステップS231)での当否判定よりも前に事前判定する。事前判定した特図変動遊技の停止図柄およびタイマ番号の情報は、特図1または2の先読み結果(事前判定結果ともいう)として、RAM308内に設けられた先読み結果記憶部に記憶される。先読み結果記憶部に記憶された先読み結果は、コマンド設定送信処理(ステップS233)において、先読み結果情報コマンドとして第1副制御部400に送信される。特図先読み処理の詳細については後述する。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の複数(本例では9つ)の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動開始のタイミングにおける特図2状態更新処理では、RAM308に設けた特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数の値を1だけ減算した値を特図2保留数記憶領域に記憶し直す。それとともに、特図2保留ランプ220の点滅を制御する。例えば、図3の特図2保留ランプ220の4つのLEDを図左から右に向かって順にLED番号1−4とすると、LED番号の若い方から順に特図2保留数分のLEDを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
また例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグそれぞれのフラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、15R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図A、15R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオフ、普図確率変動フラグがオンの場合には特図B、2R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグがオフの場合には特図C、小当りフラグがオンの場合には特図D、第1はずれフラグがオンの場合には特図E、第2はずれフラグがオンの場合には特図Fそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図A)、15R大当り図柄(特図B)、隠れ確変図柄(特図C)、小当り図柄(特図D)、第1はずれ図柄(特図E)、および第2はずれ図柄(特図F)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた電サポ回数記憶部に記憶された電サポ回数が1以上であれば、その電サポ回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、電サポフラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、電サポフラグをオフにする。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材234aの開放・閉鎖制御を所定回数(本実施の形態では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた電サポ回数記憶部に電サポ回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた電サポフラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、電サポ回数記憶部に電サポ回数をセットすることもなく、また電サポフラグをオンにすることもない。
ここにいう電サポとは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この電サポフラグがオンに設定されていると、普図高確率(普図確変)状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、特図変動遊技の変動時間も短くなる場合がある(時短遊技状態)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなり易い。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延による制御状態をまとめて、電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態と呼ぶ。
また、上述のごとく、電サポフラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が0より多い場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。
特図2関連抽選処理(ステップS229)の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値に基づいて、不図示の判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、あるいははずれとするかの決定を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値に基づいて、不図示の特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数に基づいて、後述する状態セット決定テーブル(図13参照)、図柄遊技状態決定テーブル(図14参照)、テーブルセット決定テーブル(図15参照)および抽選テーブル決定テーブル(図16参照)を用い、特図変動パターン抽選テーブル(図17乃至図22)を決定する。次いで、主制御部300は、決定した特図変動パターンテーブルを用いて、取得した特図2始動情報内の特図変動時間決定用乱数値に基づき、特図2の図柄変動停止表示の時間(特図変動時間)の決定を行う。各テーブルの詳細については後程説明する。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
さらに、主制御部300は、当該特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するのに同期して、対応する特図2先読み結果を特図2用先読み結果記憶部から消去し、特図2先読み数記憶領域の特図2先読み数を1減算する。
特図1関連抽選処理(ステップS231)の場合も、特図2関連抽選処理(ステップS229)と同様であるのでその説明は省略する。
以上の説明では、特図2変動遊技が特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、特図1および特図2のいずれを優先することもなく特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口入賞順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施の形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、15R大当りフラグや2R大当りフラグ、小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、15R大当りフラグや2R大当りフラグ、小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および2の種別、先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された先読み結果の情報(停止図柄情報、タイマ番号情報)などをコマンドデータに含む。先読み結果情報コマンド内の先読み結果の情報は増加分のみでもよいし、全保留に対する先読み結果の情報を含んでいるようにしてもよい。本実施形態では、先読み結果情報コマンド内には全保留に対する先読み結果の情報が含まれている。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグ、小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグ、小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報を出力ポート(I/O310)を介して第1副制御部400に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。ステップS241のタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243の電断処理では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。
図8は、主制御部タイマ割込処理の特図先読み処理(ステップS224)の流れを示すフローチャートである。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして停止図柄およびタイマ番号を事前判定し、停止図柄情報およびタイマ番号情報を事前判定結果(特図先読み結果)としてRAM308内の先読み結果記憶部(図9参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域が設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域が設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
図8に示すように、特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2始動情報が増加しているか否かを判断する(ステップS301)。特図2始動情報が増加しているか否かの判断は、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶された特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数と特図2先読み数とを比較して、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2始動情報が増加していると判断し、特図2保留数が特図2先読み数に等しい場合には特図2始動情報が増加していないと判断する。
特図2始動情報が増加していると判断した場合には、主制御部300は、増加した特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図2始動情報内の特図2当選乱数値、特図2乱数値および特図変動時間決定用乱数値と、当否判定時に用いるテーブル(本例では、判定用テーブル、特図決定用テーブル、状態セット決定テーブル、図柄遊技状態決定テーブル、テーブルセット決定テーブル、抽選テーブル決定テーブルおよび特図変動パターン抽選テーブル)とを用いて、当該特図2始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄および当該特図2変動遊技で選択されるタイマ番号を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定よりも前に事前判定する(ステップS302)。なお、これらの事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ここで、特図2関連抽選処理で決定されるタイマ番号は、特図2変動遊技開始時点での特図2保留数によって異なる場合がある。例えば、図17に示す特図変動パターン抽選テーブル(テーブル1)が用いられる場合において、停止図柄がはずれ図柄1であり、特図変動時間決定用乱数値が0であるとき、特図2関連抽選処理では、特図2変動遊技開始時点での特図2保留数が0〜2であればタイマ3が選択されるが、特図2変動遊技開始時点での特図2保留数が3であればタイマ2が選択される。したがって上記の例の場合、ステップS302の事前判定の時点では、特図2関連抽選処理で選択されるタイマ番号がタイマ2であるかタイマ3であるかを特定できないため、選択されるタイマ番号はタイマ2又は3であると判定する。後述するステップS305についても同様である。
次に、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄およびタイマ番号の情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶して(ステップS303)、ステップS304に移行する。ステップS301において、特図2始動情報が増加していないと判断したら、ステップS302、S303を実行せずにステップS304へ移行する。
次に、主制御部300は、特図1始動情報が増加しているか否かを判断する(ステップS304)。特図1始動情報が増加しているか否かの判断は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶された特図1先読み数とを比較して行う。特図1始動情報が増加していると判断した場合には、主制御部300は、増加した特図1始動情報を特図1乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図1始動情報内の特図1当選乱数値、特図1乱数値および特図変動時間決定用乱数値と、当否判定時に用いるテーブルとを用いて、当該特図1始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄および当該特図1変動遊技で選択されるタイマ番号を特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定よりも前に事前判定する(ステップS305)。なお、これらの事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
次に、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄およびタイマ番号の情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶して(ステップS306)、特図先読み処理を終了する。
後述するように、本実施の形態では、先読み結果報知が許可される期間と禁止される期間とがあり、先読み結果報知には時期的な制限が存在するが、事前判定自体は常時行われてもよい。あるいは、先読み結果報知と同様に、事前判定自体も期間によって制限されるようになっていてもよい。
図9は、先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図9(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態を例示しており、図9(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態を例示している。
図9(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域「先読み結果1」〜「先読み結果4」を有している。記憶領域「先読み結果1」〜「先読み結果4」は特図1乱数値記憶領域の保留順序に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図停止図柄およびタイマ番号の情報が記憶されるようになっている。図9(a)に示す例において、記憶領域「先読み結果1」には、特図停止図柄情報として「はずれ図柄2」が記憶され、タイマ番号情報として「タイマ3」が記憶されている。記憶領域「先読み結果2」には、特図停止図柄情報として「はずれ図柄2」が記憶され、タイマ番号情報として「タイマ3」が記憶されている。記憶領域「先読み結果3」には、特図停止図柄情報として「大当り図柄1」が記憶され、タイマ番号情報として「タイマ5」が記憶されている。記憶領域「先読み結果4」には、特図停止図柄情報およびタイマ番号情報が記憶されていない。なお、図9(a)、(b)において、特図停止図柄情報およびタイマ番号情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図9(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域「先読み結果1」〜「先読み結果4」を有している。記憶領域「先読み結果1」〜「先読み結果4」は特図2乱数値記憶領域の保留順序に対応付けられている。図9(b)に示す例において、記憶領域「先読み結果1」には、特図停止図柄情報として「はずれ図柄2」が記憶され、タイマ番号情報として「タイマ3」が記憶されている。記憶領域「先読み結果2」〜「先読み結果4」には、特図停止図柄情報およびタイマ番号情報が記憶されていない。
次に、本実施の形態によるパチンコ機100で用いられる各種テーブルについて図10乃至図23を用いて説明する。図10乃至図23に示すテーブルは、例えば主制御部300のROM306に記憶されている。図10は、特図1表示装置212または特図2表示装置214に停止表示される特図停止図柄と、当該図柄が停止表示された後に移行する当り遊技状態との関係(特図1、2共通)の一例を示している。図10に示すように、特図停止図柄が大当り図柄1または2のとき、主制御部300は、その後の当り遊技状態を大当り状態1にする制御を行う。特図停止図柄が大当り図柄3のとき、主制御部300は、その後の当り遊技状態を大当り状態2にする制御を行う。特図停止図柄が小当り図柄のとき、主制御部300は、その後の当り遊技状態を小当り状態にする制御を行う。特図停止図柄がはずれ図柄1または2のとき、主制御部300は、その後の遊技状態を現状態で継続する制御を行う。
図11は、当り遊技状態の動作態様の一例を示している。図11に示すように、当り遊技状態が大当り状態1の場合、当り遊技の内容は、ラウンド数が15ラウンド(15R)、可変入賞口234の1ラウンド中の開放回数は1回であり、可変入賞口234の最大開放時間は30秒/ラウンドである。当り遊技状態が大当り状態2の場合、当り遊技の内容は、ラウンド数が2ラウンド(2R)、可変入賞口234の1ラウンド中の開放回数は1回であり、可変入賞口234の最大開放時間は0.1秒/ラウンドである。当り遊技状態が小当り状態の場合、当り遊技の内容は、可変入賞口234の開放回数は2回であり、可変入賞口234の最大開放時間は0.1秒である。
図12は、図柄遊技状態の具体的内容の一例を示している。図12に示すテーブルは、「図柄遊技状態」、「特図確変」および「電サポ」の各列で構成されている。「特図確変」の列において、「なし」は特図確変状態でないことを表し、「あり」は特図確変状態であることを表している。同様に「電サポ」の列において、「なし」は電サポ状態でないことを表し、「あり」は電サポ状態であることを表している。図12に示すように、図柄遊技状態には、通常状態、時短状態、確変状態1および確変状態2がある。これらの状態は、特図確変状態であるか否か、および電サポ状態であるか否かでそれぞれ定義される。通常状態は、特図確変状態でも電サポ状態でもない状態である。時短状態は、特図確変状態でなく電サポ状態である状態である。確変状態1は、特図確変状態であり電サポ状態でない状態である。確変状態2は、特図確変状態でありかつ電サポ状態である状態である。
図13は、特図停止図柄に基づいて当り遊技終了後の図柄遊技状態のセットを決定する状態セット決定テーブルの一例を示している。状態セット決定テーブルは、左列の「特図停止図柄」、右列の「図柄遊技状態セット」の2項目により構成されている。ここで、図13には示していないが、例えば図6に示す初期設定1(ステップS101)または初期設定2(ステップS107)等における主制御部300のRAM308クリア時には、図柄遊技状態セットが状態セット1に設定されるようになっている。
図13に示す状態セット決定テーブルでは、「特図停止図柄」の「大当り図柄1」に対応して、「図柄遊技状態セット」の「状態セット2」が割り当てられている。同様に、「大当り図柄2」に対応して「状態セット3」が割り当てられ、「大当り図柄3」に対応して「状態セット4」が割り当てられている。「特図停止図柄」が「小当り図柄」の場合には状態セットが変更されず、その時点での状態セットのまま維持される(図中では「不変」と表記)。
例えば、主制御部300は、特図1表示装置212または特図2表示装置214に停止表示される図柄が「大当り図柄1」の場合には、図柄遊技状態セットを「状態セット2」に設定する。また主制御部300は、特図1表示装置212または特図2表示装置214に停止表示される図柄が「大当り図柄2」の場合には、図柄遊技状態セットを「状態セット3」に設定し、特図1表示装置212または特図2表示装置214に停止表示される図柄が「大当り図柄3」の場合には、図柄遊技状態セットを「状態セット4」に設定する。
図14は、図柄遊技状態セットに基づき、当り遊技終了後の図柄遊技状態を決定する図柄遊技状態決定テーブルの一例を示している。図柄遊技状態決定テーブルは、左列の「図柄遊技状態セット」、中列の「状態変更用カウンタ初期値」、右列の「図柄遊技状態」の3項目により構成されている。「状態変更用カウンタ初期値」は、RAM308に設けられている状態変更用カウンタの初期値である。状態変更用カウンタは、特図1または2の変動遊技が行われる度に1ずつ減算される減算カウンタであり、カウンタ値が0になると停止するようになっている。主制御部300は、状態変更用カウンタの値が1から0になったことを条件に、図柄遊技状態の切替えを行う。
「図柄遊技状態セット」の「状態セット1」に対応して、「状態変更用カウンタ初期値」には初期値「0」が割り当てられ、「図柄遊技状態」には「通常状態」が割り当てられている。
「図柄遊技状態セット」の「状態セット2」に対応して、「状態変更用カウンタ初期値」は、初期値「15」、初期値「50」および初期値「0」の順に3つに区分されている。「図柄遊技状態」には、初期値「15」に対応して「確変状態2」が割り当てられ、初期値「50」に対応して「時短状態」が割り当てられ、初期値「0」に対応して「通常状態」が割り当てられている。
「図柄遊技状態セット」の「状態セット3」に対応して、「状態変更用カウンタ初期値」は、初期値「50」および初期値「0」の順に2つに区分されている。「図柄遊技状態」には、初期値「50」に対応して「時短状態」が割り当てられ、初期値「0」に対応して「通常状態」が割り当てられている。
「図柄遊技状態セット」の「状態セット4」に対応して、「状態変更用カウンタ初期値」は、初期値「10」および初期値「0」の順に2つに区分されている。「図柄遊技状態」には、初期値「10」に対応して「確変状態1」が割り当てられ、初期値「0」に対応して「通常状態」が割り当てられている。
例えば、主制御部300は、RAM308クリア時等に図柄遊技状態セットが「状態セット1」に設定されると、図柄遊技状態を「通常状態」に設定する。このとき、状態変更用カウンタの初期値は「0」に設定されるため、特図変動遊技が行われても状態変更用カウンタの値が1から0になることはない。このため、図柄遊技状態セットが「状態セット1」以外に切り替わらない限り、図柄遊技状態は「通常状態」に維持される。
図柄遊技状態セットが「状態セット2」に設定された場合には、主制御部300は、図柄遊技状態を「確変状態2」に設定するとともに、状態変更用カウンタの初期値を「15」に設定する。状態変更用カウンタの値は、その後の特図変動遊技で停止図柄が「はずれ図柄1」および「はずれ図柄2」以外とならない限り、つまり、「はずれ図柄1」または「はずれ図柄2」が停止表示される度に1減算される。主制御部300は、状態変更用カウンタの値が減算されて0になるまで図柄遊技状態を「確変状態2」に維持する。主制御部300は、状態変更用カウンタの値が1から0になると、図柄遊技状態を「時短状態」に移行し、状態変更用カウンタの初期値を「50」に設定し直す。状態変更用カウンタの値が減算されて再び1から0になると、主制御部300は、図柄遊技状態を「通常状態」に移行する。すなわち、図柄遊技状態セットが「状態セット2」に設定されると、停止図柄が「はずれ図柄1」および「はずれ図柄2」以外とならない限り、「確変状態2」での特図変動遊技が15回繰り返され、その後「時短状態」での特図変動遊技が50回繰り返され、それ以降は「通常状態」での特図変動遊技が繰り返される。
図柄遊技状態セットが「状態セット3」に設定された場合には、主制御部300は、図柄遊技状態を「時短状態」に設定するとともに、状態変更用カウンタの初期値を「50」に設定する。主制御部300は、状態変更用カウンタの値が減算されて0になるまで図柄遊技状態を「時短状態」に維持する。主制御部300は、状態変更用カウンタの値が1から0になると、図柄遊技状態を「通常状態」に移行する。すなわち、図柄遊技状態セットが「状態セット3」に設定されると、「時短状態」での特図変動遊技が50回繰り返され、その後「通常状態」での特図変動遊技が繰り返される。
図柄遊技状態セットが「状態セット4」に設定された場合には、主制御部300は、図柄遊技状態を「確変状態1」に設定するとともに、状態変更用カウンタの初期値を「10」に設定する。主制御部300は、状態変更用カウンタの値が減算されて0になるまで図柄遊技状態を「確変状態1」に維持する。主制御部300は、状態変更用カウンタの値が1から0になると、図柄遊技状態を「通常状態」に移行する。すなわち、図柄遊技状態セットが「状態セット4」に設定されると、「確変状態1」での特図変動遊技が10回繰り返され、その後「通常状態」での特図変動遊技が繰り返される。
図15は、特図停止図柄に基づき、当り遊技終了後の特図変動パターン抽選テーブルセットを決定するテーブルセット決定テーブルの一例を示している。テーブルセット決定テーブルは、左列の「特図停止図柄」および右列の「特図変動パターン抽選テーブルセット」の2項目により構成されている。「特図変動パターン抽選テーブルセット」には、「特図停止図柄」の「大当り図柄1」に対応して「テーブルセット2」が割り当てられ、「大当り図柄2」に対応して「テーブルセット3」が割り当てられ、「大当り図柄3」および「小当り図柄」に対応して「テーブルセット4」が割り当てられている。図示していないが、主制御部300のRAM308クリア時には、特図変動パターン抽選テーブルセットがテーブルセット1に設定されるようになっている。
例えば、主制御部300は、特図1表示装置212または特図2表示装置214に停止表示される特図停止図柄が「大当り図柄1」の場合には、特図変動パターン抽選テーブルセットを「テーブルセット2」に設定する。特図停止図柄が「大当り図柄2」の場合には、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルセットを「テーブルセット3」に設定する。特図停止図柄が「大当り図柄3」または「小当り図柄」の場合には、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルセットを「テーブルセット4」に設定する。
ここで、特図停止図柄が「小当り図柄」の場合における特図変動パターン抽選テーブルセットの設定に関し、通常状態または確変状態1で「小当り図柄」が停止表示された場合には小当り遊技終了後に特図変動パターン抽選テーブルセットを「テーブルセット4」に設定し、それ以外の状態で「小当り図柄」が停止表示された場合にはその時点で設定されているテーブルセットを継続して使用するようにしてもよい。
図16は、特図変動パターン抽選テーブルセットに基づき特図変動パターン抽選テーブルを決定する抽選テーブル決定テーブルの一例を示している。抽選テーブル決定テーブルは、左列の「特図変動パターン抽選テーブルセット」、中列の「テーブル変更用カウンタ初期値」、右列の「特図変動パターン抽選テーブル」の3項目により構成されている。「テーブル変更用カウンタ初期値」は、RAM308に設けられているテーブル変更用カウンタの初期値である。テーブル変更用カウンタは、特図1または2の変動遊技が行われる度に1ずつ減算される減算カウンタであり、カウンタ値が0になると停止するようになっている。主制御部300は、テーブル変更用カウンタの値が1から0になったことを条件に、特図変動パターン抽選テーブルの切替えを行う。
「特図変動パターン抽選テーブルセット」の「テーブルセット1」に対応して、「テーブル変更用カウンタ初期値」には初期値「0」が割り当てられ、「特図変動パターン抽選テーブル」には「テーブル1」が割り当てられている。
「特図変動パターン抽選テーブルセット」の「テーブルセット2」に対応して、「テーブル変更用カウンタ初期値」は、初期値「5」、初期値「1」、初期値「1」、初期値「8」、初期値「50」および初期値「0」の順に6つに区分されている。「特図変動パターン抽選テーブル」には、初期値「5」、「1」、「1」、「8」、「50」および「0」にそれぞれ対応して、「テーブル2」、「テーブル4」、「テーブル5」、「テーブル6」、「テーブル2」および「テーブル1」が割り当てられている。
「特図変動パターン抽選テーブルセット」の「テーブルセット3」に対応して、「テーブル変更用カウンタ初期値」は、初期値「50」および初期値「0」の順に2つに区分されている。「特図変動パターン抽選テーブル」には、初期値「50」に対応して「テーブル2」が割り当てられ、初期値「0」に対応して「テーブル1」が割り当てられている。
「特図変動パターン抽選テーブルセット」の「テーブルセット4」に対応して、「テーブル変更用カウンタ初期値」は、初期値「10」および初期値「0」の順に2つに区分されている。「特図変動パターン抽選テーブル」には、初期値「10」に対応して「テーブル3」が割り当てられ、初期値「0」に対応して「テーブル1」が割り当てられている。
例えば、RAM308クリア時等に特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット1」に設定された場合には、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル1」に設定するとともに、テーブル変更用カウンタの初期値を「0」に設定する。このとき、テーブル変更用カウンタの初期値が「0」に設定されるため、特図変動遊技が行われてもテーブル変更用カウンタの値が1から0になることはない。このため、特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット1」以外に切り替わらない限り、特図変動パターン抽選テーブルは「テーブル1」に維持される。すなわち、特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット1」に設定されると、特図変動遊技は「テーブル1」を使用して繰り返し実行される。
特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット2」に設定された場合には、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル2」に設定するとともに、テーブル変更用カウンタの初期値を「5」に設定する。テーブル変更用カウンタの値は、その後の特図変動遊技で停止図柄が「はずれ図柄1」および「はずれ図柄2」以外とならない限り、つまり、「はずれ図柄1」または「はずれ図柄2」が停止表示される度に1減算される。主制御部300は、テーブル変更用カウンタの値が減算されて0になるまで特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル2」に維持する。テーブル変更用カウンタの値が1から0になると、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル4」に切り替え、テーブル変更用カウンタの初期値を「1」に設定し直す。その後、テーブル変更用カウンタの値が減算されて再び1から0になると、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル5」に切り替え、テーブル変更用カウンタの初期値を「1」に設定し直す。またその後、テーブル変更用カウンタの値が減算されて1から0になると、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル6」に切り替え、テーブル変更用カウンタの初期値を「8」に設定し直す。さらにその後、テーブル変更用カウンタの値が減算されて1から0になると、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル2」に切り替え、テーブル変更用カウンタの初期値を「50」に設定し直す。その後、テーブル変更用カウンタの値が減算されて1から0になると、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル1」に切り替え、テーブル変更用カウンタの初期値を「0」に設定する。
すなわち、特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット2」に設定されると、大当り遊技後の特図変動遊技は、「テーブル2」を使用して5回繰り返し実行され、その後「テーブル4」を使用して1回実行され、その後「テーブル5」を使用して1回実行され、その後「テーブル6」を使用して8回繰り返し実行され、その後「テーブル2」を使用して50回繰り返し実行される。その後の特図変動遊技は、「テーブル1」を使用して繰り返し実行される。
特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット3」に設定された場合には、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル2」に設定するとともに、テーブル変更用カウンタの初期値を「50」に設定する。テーブル変更用カウンタの値が減算されて1から0になると、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル1」に切り替え、テーブル変更用カウンタの初期値を「0」に設定する。
すなわち、特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット3」に設定されると、大当り遊技後の特図変動遊技は、「テーブル2」を使用して50回繰り返し実行され、その後は「テーブル1」を使用して繰り返し実行される。
特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット4」に設定された場合には、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル3」に設定するとともに、テーブル変更用カウンタの初期値を「10」に設定する。テーブル変更用カウンタの値が減算されて1から0になると、主制御部300は、特図変動パターン抽選テーブルを「テーブル1」に切り替え、テーブル変更用カウンタの初期値を「0」に設定する。
すなわち、特図変動パターン抽選テーブルセットが「テーブルセット4」に設定されると、大当り遊技後の特図変動遊技は、「テーブル3」を使用して10回繰り返し実行され、その後は「テーブル1」を使用して繰り返し実行される。
図17乃至図22は、特図変動パターン抽選テーブルのテーブル1〜6の例を示している。図17はテーブル1を示し、図18はテーブル2を示し、図19はテーブル3を示し、図20はテーブル4を示し、図21はテーブル5を示し、図22はテーブル6を示している。図17乃至図22に示すように、特図変動パターン抽選テーブルのテーブル1〜6のそれぞれは、左列から右列に向かって、「特図停止図柄」、「保留」および「タイマ番号」の各項目で構成されている。「保留」の項目は、「0〜2」および「3」の2つの小項目に区分されている。各テーブルとも「特図停止図柄」の列は、「はずれ図柄1、はずれ図柄2」、「大当り図柄1、大当り図柄2」および「大当り図柄3、小当り図柄」に区分されている。
「保留」の小項目「0〜2」は、特図1または2変動遊技の開始時点でRAM308内の特図1または2保留数記憶領域に記憶された特図1または2の保留数が0〜2の範囲内であることを示している。「保留」の小項目「3」は、特図1または2変動遊技の開始時点で特図1または2保留数記憶領域に記憶された特図1または2の保留数が3であることを示している。例えば、特図1変動遊技の場合において、各テーブルの「保留」の小項目「0〜2」は、特図1変動遊技の開始時点でRAM308内の特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数が0〜2の範囲内であることを示し、「保留」の小項目「3」は、特図1変動遊技の開始時点で特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数が3であることを示している。説明は省略するが、特図2についても同様である。
「保留」の小項目「0〜2」あるいは「3」には、取得した特図変動時間決定用乱数値(乱数値の範囲は0〜99)と比較する数値範囲が区分されている。項目「タイマ番号」は、選択されるべきタイマ番号で構成されている。
図17に示すテーブル1において、「はずれ図柄1、はずれ図柄2」の保留「0〜2」は、乱数範囲0〜87(数値範囲の大きさは88)、乱数範囲88〜96(数値範囲の大きさは9)、乱数範囲97(数値範囲の大きさは1)、乱数範囲98〜99(数値範囲の大きさは2)の4つに区分されている。乱数範囲0〜87には「タイマ3」が対応付けられ、乱数範囲88〜96には「タイマ4」が対応付けられ、乱数範囲97には「タイマ5」が対応付けられ、乱数範囲98〜99には「タイマ8」が対応付けられている。また保留「3」は、乱数範囲0〜89(数値範囲の大きさは90)、乱数範囲90〜93(数値範囲の大きさは4)、乱数範囲94〜96(数値範囲の大きさは3)、乱数範囲97〜99(数値範囲の大きさは3)の4つに区分されている。乱数範囲0〜89には「タイマ2」が対応付けられ、乱数範囲90〜93には「タイマ4」が対応付けられ、乱数範囲94〜96には「タイマ5」が対応付けられ、乱数範囲97〜99には「タイマ8」が対応付けられている。本例のテーブル1では、保留「3」のときに「タイマ8」が選択される確率(本例では3%)は、保留「0〜2」のときに「タイマ8」が選択される確率(本例では2%)よりも高くなっている。後述するように「タイマ8」は先読み用のタイマ(例えば、先読み結果報知演出が必ず実行されるタイマ)として用いられる場合があるため、本例では、保留数が多いほど先読みが実行される確率が高くなっている。
同テーブル1の「大当り図柄1、大当り図柄2」の保留「0〜2」および「3」はいずれも、乱数範囲0〜79(数値範囲の大きさは80)、乱数範囲80〜98(数値範囲の大きさは19)、乱数範囲99(数値範囲の大きさは1)の3つに区分されている。乱数範囲0〜79には「タイマ4」が対応付けられ、乱数範囲80〜98には「タイマ5」が対応付けられ、乱数範囲99には「タイマ8」が対応付けられている。
同テーブル1の「大当り図柄3、小当り図柄」の保留「0〜2」は、乱数範囲0〜89(数値範囲の大きさは90)、乱数範囲90〜99(数値範囲の大きさは10)の2つに区分されている。乱数範囲0〜89には「タイマ3」が対応付けられ、乱数範囲90〜99には「タイマ6」が対応付けられている。また保留「3」は、乱数範囲0〜89(数値範囲の大きさは90)、乱数範囲90〜99(数値範囲の大きさは10)の2つに区分されている。乱数範囲0〜89には「タイマ2」が対応付けられ、乱数範囲90〜99には「タイマ6」が対応付けられている。
図18に示すテーブル2において、「はずれ図柄1、はずれ図柄2」の保留「0〜2」は、乱数範囲0〜95(数値範囲の大きさは96)、乱数範囲96〜97(数値範囲の大きさは2)、乱数範囲98(数値範囲の大きさは1)、乱数範囲99(数値範囲の大きさは1)の4つに区分されている。乱数範囲0〜95には「タイマ3」が対応付けられ、乱数範囲96〜97には「タイマ4」が対応付けられ、乱数範囲98には「タイマ5」が対応付けられ、乱数範囲99には「タイマ8」が対応付けられている。また保留「3」は、乱数範囲0〜95(数値範囲の大きさは96)、乱数範囲96〜97(数値範囲の大きさは2)、乱数範囲98(数値範囲の大きさは1)、乱数範囲99(数値範囲の大きさは1)の4つに区分されている。乱数範囲0〜95には「タイマ2」が対応付けられ、乱数範囲96〜97には「タイマ4」が対応付けられ、乱数範囲98には「タイマ5」が対応付けられ、乱数範囲99には「タイマ8」が対応付けられている。
同テーブル2の「大当り図柄1、大当り図柄2」の保留「0〜2」および「3」はいずれも、乱数範囲0〜89(数値範囲の大きさは90)、乱数範囲90〜99(数値範囲の大きさは10)の2つに区分されている。乱数範囲0〜89には「タイマ5」が対応付けられ、乱数範囲90〜99には「タイマ8」が対応付けられている。
同テーブル2の「大当り図柄3、小当り図柄」の保留「0〜2」および「3」はいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ6」が対応付けられている。
図19に示すテーブル3において、「はずれ図柄1、はずれ図柄2」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ4」が対応付けられている。同テーブル3の「大当り図柄1、大当り図柄2」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ5」が対応付けられている。同テーブル3の「大当り図柄3、小当り図柄」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ6」が対応付けられている。
図20に示すテーブル4において、「はずれ図柄1、はずれ図柄2」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ7」が対応付けられている。同テーブル4の「大当り図柄1、大当り図柄2」の保留「0〜2」および「3」はいずれも、乱数範囲0〜98(数値範囲の大きさは99)、乱数範囲99(数値範囲の大きさは1)の2つに区分されている。乱数範囲0〜98には「タイマ7」が対応付けられ、乱数範囲99には「タイマ5」が対応付けられている。同テーブル4の「大当り図柄3、小当り図柄」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ7」が対応付けられている。すなわち、テーブル4が使用される特図変動遊技では、特図停止図柄がはずれ図柄1、はずれ図柄2、大当り図柄3または小当り図柄の場合、保留数に関わらず必ず「タイマ7」が選択される。特図停止図柄が大当り図柄1または大当り図柄2の場合、保留数に関わらず99%の確率で「タイマ7」が選択され、1%の確率で「タイマ5」が選択される。言い換えれば、テーブル4が使用される特図変動遊技において「タイマ5」が選択され得るのは、特図停止図柄が大当り図柄1または大当り図柄2の場合のみである。
図21に示すテーブル5において、「はずれ図柄1、はずれ図柄2」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ8」が対応付けられている。同テーブル5の「大当り図柄1、大当り図柄2」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ8」が対応付けられている。同テーブル5の「大当り図柄3、小当り図柄」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ8」が対応付けられている。すなわち、テーブル5が使用される特図変動遊技では、特図停止図柄や保留数に関わらず必ず「タイマ8」が選択される。
図22に示すテーブル6において、「はずれ図柄1、はずれ図柄2」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ1」が対応付けられている。同テーブル6の「大当り図柄1、大当り図柄2」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ1」が対応付けられている。同テーブル6の「大当り図柄3、小当り図柄」の保留「0〜2」および「3」にはいずれも、乱数範囲0〜99(全範囲)で「タイマ1」が対応付けられている。すなわち、テーブル6が使用される特図変動遊技では、特図停止図柄や保留数に関わらず必ず「タイマ1」が選択される。
図23は、タイマ番号と特図変動遊技の変動時間および変動内容との対応関係を示すタイマ番号演出対応テーブルの一例を示している。図23に示すように、本実施の形態では、「タイマ1」の変動時間は2秒で変動内容は超短縮変動(先読み結果報知後変動)であり、「タイマ2」の変動時間は5秒で変動内容は短縮変動であり、「タイマ3」の変動時間は10秒で変動内容は通常変動であり、「タイマ4」の変動時間は12秒で変動内容はノーマルリーチ変動であり、「タイマ5」の変動時間は50秒で変動内容はスーパーリーチ変動であり、「タイマ6」の変動時間は25秒で変動内容は隠れ確変または小当り用変動であり、「タイマ7」の変動時間は30秒で変動内容は先読み結果報知準備変動であり、「タイマ8」の変動時間は60秒で変動内容は先読み結果報知変動である。
次に、図24および図25を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。図24(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理の流れを示すフローチャートである。まず、図24(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。演出制御処理の一例については後述する。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、チャンスボタン136の押下を検出していた場合、ステップS409で更新した演出データをチャンスボタン136の押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップS413の次のステップS415では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、シャッタ制御処理を行う。シャッタ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS419の次のステップS421では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図24(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)の流れを示すフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS501では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図24(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS601では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS601の次のステップS603では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS421)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図24(d)は、第1副制御部メイン処理のステップS413における画像制御処理の流れを示すフローチャートである。ステップS701では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP434は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップS701の次のステップS703では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップS705に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS705では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップS701でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS705の次のステップS707では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS707の次のステップS709では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップS711に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS711では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
図25は、第1副制御部メイン処理のステップS409における演出制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施の形態の演出制御処理は、例えば、主制御部300からの図柄変動開始コマンドを受信したことを契機として実行される。まず、演出制御処理のステップS801では、第1副制御部400は、RAM408に設けられた後述する先読み結果報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する。先読み結果報知演出実行フラグがオフであればステップS803に進む。
ステップS803では、第1副制御部400は、特図2先読み結果の数を表す特図2先読み数の情報を先読み結果情報コマンドから取得し、特図2先読み数が0より大きいか否かを判定する。特図2先読み数が0よりも大きければステップS805に進み、特図2先読み数が0であればステップS807に進む。
ステップS805では、第1副制御部400は、特図2の先読み結果1に対応する特図停止図柄情報およびタイマ番号情報を先読み結果情報コマンドから取得する。その後、ステップS811に進む。
ステップS807では、第1副制御部400は、特図1先読み結果の数を表す特図1先読み数の情報を先読み結果情報コマンドから取得し、特図1先読み数が0より大きいか否かを判定する。特図1先読み数が0よりも大きければステップS809に進み、特図1先読み数が0であればステップS817に進む。
ステップS809では、第1副制御部400は、特図1の先読み結果1に対応する特図停止図柄情報およびタイマ番号情報を先読み結果情報コマンドから取得する。その後、ステップS811に進む。
ステップS811では、第1副制御部400は、ステップS805で取得した特図2の先読み結果1に対応する特図停止図柄情報およびタイマ番号情報、またはステップS809で取得した特図1の先読み結果1に対応する特図停止図柄情報およびタイマ番号情報に基づいて、先読み結果報知演出を実行するか否かを判定する。本例では、特図停止図柄が「大当り図柄1」、「大当り図柄2」、「大当り図柄3」または「小当り図柄」のいずれかであれば、タイマ番号に関わらず、先読み結果報知演出を実行する。また本例では、特図停止図柄が「はずれ図柄1」または「はずれ図柄2」であっても、タイマ番号が「タイマ5」〜「タイマ8」(変動時間が比較的長い変動)であれば、先読み結果報知演出を実行する。特図停止図柄が「はずれ図柄1」または「はずれ図柄2」であり、タイマ番号が「タイマ1」〜「タイマ4」であるときには先読み結果報知演出を実行しない。先読み結果報知演出を実行すると判定した場合には、ステップS813に進む。先読み結果報知演出を実行しないと判定した場合には、所定の演出設定処理を行って当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS813では、先読み結果報知演出の設定処理を行う。取得した特図停止図柄情報が「大当り図柄1」、「大当り図柄2」、「大当り図柄3」または「小当り図柄」のいずれかである場合には、例えば、後述する捕縛シーンや勝利シーンに到達する動画像を装飾図柄表示装置208に表示させるための設定処理や、音やランプ等の設定処理を行う。一方、取得した特図停止図柄情報が「はずれ図柄1」または「はずれ図柄2」であり、タイマ番号情報が「タイマ1」〜「タイマ4」である場合には、後述する敗北シーンに到達する動画像を装飾図柄表示装置208に表示させるための設定処理や、音やランプ等の設定処理を行う。なお、該設定処理により設定された内容は、前述の各演出装置(例えば装飾図柄表示装置208)を制御する処理(例えば、ステップS413の画像制御処理)において、反映される。
ステップS813の次のステップS815では、RAM408に設けられた先読み結果報知演出実行フラグをオンに設定する。その後、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS817では、その他の演出制御処理を行い、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS801において、RAM408の先読み結果報知演出実行フラグがオンであればステップS819に進む。ステップS819では、先読み結果報知演出実行フラグをオフに設定する。その後、所定の演出設定処理を行って当該変動の演出制御処理を終了する。
図25には示していないが、大当り遊技の開始情報を含むコマンド(例えば、入賞演出開始コマンド)を主制御部300から受信した場合には、先読み結果報知演出実行フラグをオフに設定するようになっている。
このように、本例の先読み結果報知演出は、先読み結果報知の対象となる変動の1変動前の期間でのみ行われる。ここで、特図2優先変動機の場合、特図1に係る先読み結果報知演出が1変動前の期間で行われた後に特図2変動遊技が割り込むおそれがある。このため、特図2優先変動機の場合、電サポ中等は特図1の先読み報知を禁止するようにしてもよい。
次に、図26を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。図26(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図26(a)のステップS901では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS901で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS901の次のステップS903では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS905の処理に移行する。ステップS905では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS905の次のステップS907では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS907の次のステップS909では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS907で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS909の次のステップS911では、ランプ制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。
ステップS911の次のステップS913では、可動体制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力する。その後、ステップS903に戻る。
図26(b)は、第2副制御部500のCPU504が実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS1001では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図26(c)は、第2副制御部500のCPU504が実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。ステップS1101では、図26(a)に示す第2副制御部メイン処理のステップS903において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS903において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。第2副制御部タイマ割込処理のステップS1103では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、図27乃至図30を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出動作の例について説明する。図27は、本実施の形態によるパチンコ機100の先読み結果報知演出の概略を示すタイミングチャートである。図の横方向は時間の経過を表し、時系列に並ぶ期間A、B、Cを示している。例えば、期間A、B、Cはそれぞれ1回の特図変動期間である。期間B及びCに対応する始動情報は、期間A以前(期間Aの終了よりも前)に取得されており、例えば、それらの事前判定も期間A以前に行われている。期間Bに対応する始動情報の先読み結果は、ステップS811において先読み結果報知演出を実行しないと判定されるもの(例えば、停止図柄がはずれ図柄1または2でかつタイマ番号がタイマ1〜4)であり、期間Cに対応する始動情報の先読み結果は、ステップS811において先読み結果報知演出を実行すると判定されるもの(例えば、停止図柄が大当り図柄1〜3、小当り図柄、または、停止図柄がはずれ図柄1または2でかつタイマ番号がタイマ5〜8)である。
本実施の形態では、ステップS805またはS809において1変動先の先読み結果の情報のみを取得しているため、先読み結果報知演出等により事前報知され得るのは、1変動先の先読み結果のみである。すなわち、図27に示すように、期間Cに対応する先読み結果について1変動前の期間Bで事前報知すること(図27の例では「激アツだ」という文字メッセージの表示)は許可されるが、2変動前の期間Aで事前報知することは禁止されている。
以下、図28乃至図30を用いて、本実施の形態の先読み結果報知演出についてより具体的に説明する。図28乃至図30は、装飾図柄表示装置208、特図1表示装置212および特図2表示装置214の表示状態と、特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220の点灯状態と、主制御部300の先読み結果記憶部に記憶されている先読み結果情報とを時系列で示している。図中において、特図1表示装置212の全てのセグメントが白抜きで表された状態は、特図1の変動表示が行われていることを示し、特図2表示装置214の全てのセグメントが白抜きで表された状態は、特図2の変動表示が行われていることを示している。
図28(a)は、例えば、特図2変動遊技(以下、本実施の形態において便宜上「1回目の特図変動遊技」という)が終了した時点の状態を示している。この時点では、特図1保留数は2個であり、特図2保留数は1個である。先読み結果記憶部には、特図1の先読み結果1として「はずれ図柄2」および「タイマ3」が記憶されており、特図1の先読み結果2として「大当り図柄1」および「タイマ5」が記憶されており、特図2の先読み結果1として「はずれ図柄2」および「タイマ5」が記憶されている。本例のパチンコ機100は特図2優先変動機であるため、1変動先の先読み結果は特図2の先読み結果1である。特図2の先読み結果1の特図停止図柄は「はずれ図柄2」であるがタイマ番号が「タイマ5」であるため、1回目の特図変動遊技では、「次の変動は期待大」という文字メッセージが演出表示領域208dに表示される先読み結果報知演出が実行されている。1回目の特図変動遊技が終了すると、特図2表示装置214には特図F(はずれ図柄2)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾6−装飾8−装飾3」が停止表示される。また、この時点では、RAM408の先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定されている。
図28(b)は、1回目の特図変動遊技の次の特図2変動遊技(以下、本実施の形態において「2回目の特図変動遊技」という)の期間中の状態を示している。この時点で、特図1保留数は2個のままであり、特図2保留数は1つ減少して0個になっている。2回目の特図変動遊技に係る停止図柄は「はずれ図柄2」であり、タイマ番号は「タイマ5」である。2回目の特図変動遊技では、選択されたタイマ5(スーパーリーチ変動)に基づき、例えば対決演出が実行される。当該変動遊技の停止図柄ははずれ図柄2であるため、この対決演出では、主人公キャラクタと敵キャラクタとの対決シーンを経て、主人公キャラクタが敵キャラクタに敗北する敗北シーン(図29(a)参照)に到達する動画像が演出表示領域208dに表示される。ここで、2回目の特図変動遊技の開始時点において先読み結果報知演出実行フラグはオンに設定されているため、2回目の特図変動遊技中には、先読み結果報知演出は実行されない。その後、先読み結果報知演出実行フラグはオフに設定される。
図29(a)は、2回目の特図変動遊技が終了した時点の状態を示している。特図2表示装置214には特図F(はずれ図柄2)が停止表示されており、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾4−装飾5−装飾4」が停止表示されている。
図29(b)は、2回目の特図変動遊技の次の特図1変動遊技(以下、本実施の形態において「3回目の特図変動遊技」という)が終了した時点の状態を示している。この時点では、特図1保留数は1つ減少して1個になっており、特図2保留数は0個のままである。先読み結果記憶部には、特図1の先読み結果1として「大当り図柄1」および「タイマ5」が記憶されている。3回目の特図変動遊技の開始時点において、先読み結果報知演出実行フラグはオフに設定されている。また、1変動先の先読み結果(特図1の先読み結果1)の特図停止図柄は「大当り図柄1」である。このため、3回目の特図変動遊技では、「次の変動は激アツ!」という文字メッセージが演出表示領域208dに表示される先読み結果報知演出が実行されている。特図1表示装置212には特図F(はずれ図柄2)が停止表示されており、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾6−装飾8−装飾3」が停止表示されている。
図30(a)は、3回目の特図変動遊技の次の特図1変動遊技(以下、本実施の形態において「4回目の特図変動遊技」という)の期間中の状態を示している。4回目の特図変動遊技に係る停止図柄は「大当り図柄1」であり、タイマ番号は「タイマ5」である。4回目の特図変動遊技では、選択されたタイマ5(スーパーリーチ変動)に基づき、例えば追いかけ演出が実行される。当該変動遊技の停止図柄は「大当り図柄1」であるため、この追いかけ演出では、主人公キャラクタが悪人キャラクタを追いかける追いかけシーンを経て、主人公キャラクタが悪人キャラクタを捕縛する捕縛シーン(図30(b)参照)に到達する動画像が演出表示領域208dに表示される。
図30(b)は、4回目の特図変動遊技が終了した時点の状態を示している。特図1表示装置には特図A(大当り図柄1)が停止表示されており、図柄表示領域208a〜208cには、15R特別大当りを報知する図柄組合せ「装飾7−装飾7−装飾7」が停止表示されている。
本実施の形態では、1回目の特図変動遊技の期間には4回目の特図変動遊技の結果が既に事前判定されているが、当該4回目の特図変動遊技の先読み結果の報知は、1回目及び2回目の特図変動遊技の期間中には行われず、1変動前の3回目の特図変動遊技の期間中にのみ行われるようになっている。これにより、3回目の特図変動遊技の期間中に行われる先読み結果報知演出に対し遊技者の注目を集めることができる場合があり、演出効果を高めることができる場合がある。
以上説明したように、本実施の形態によるパチンコ機100は、遊技球が始動領域(例えば、特図1始動口230、特図2始動口232)に進入した場合に、始動情報(例えば、特図1乱数値の組、特図2乱数値の組)を導出する始動情報導出手段(例えば、各種センサ320の入賞センサ、センサ回路322、カウンタ回路318、CPU304、RAM308内の特図1乱数値生成用乱数カウンタおよび特図2乱数値生成用乱数カウンタ等、入賞受付処理(ステップS217))と、前記導出した始動情報を所定の上限数(例えば、4つまたは8つ)まで記憶可能な始動情報記憶手段(例えば、RAM308内の特図1乱数値記憶領域および特図2乱数値記憶領域)と、前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記取得した始動情報に基づいて当否判定を行う当否判定手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記当否判定の結果が特定の当否判定結果(例えば、大当り)である場合に、遊技者に対する有利度が第1の有利度である第1の制御状態(例えば、可変入賞口234が非動作状態(扉部材234aが閉状態))から該第1の有利度と有利度が異なる第2の有利度である第2の制御状態(例えば、可変入賞口234が動作状態(扉部材234aが開状態))に制御状態を移行させる制御状態移行手段(例えば、特図2状態更新処理(ステップS225)、特図1状態更新処理(ステップS227))と、図柄を変動表示させた後、前記当否判定の結果に対応した図柄態様を停止表示する図柄変動停止表示を行う図柄表示手段(例えば、特図1表示装置212、特図2表示装置214)と、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記始動情報記憶手段に記憶されている始動情報を先読みする始動情報先読手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報に基づく当否判定が前記当否判定手段によって行なわれるよりも前に、前記始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出するかどうかを事前判定する事前判定手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記事前判定の結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う事前予告手段(例えば、演出制御処理(ステップS409)、装飾図柄表示装置208)と、を備えた遊技台であって、第1の期間(例えば、期間A、図28(a)〜図29(a)に示す期間)、前記第1の期間より後の第2の期間(例えば、期間B、図29(b)に示す期間)、および前記第2の期間より後の第3の期間(例えば、期間C、図30(a)、(b)に示す期間)について、前記第3の期間に対応する始動情報が前記第1の期間以前に取得されている場合に、前記第3の期間に対応する始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は、前記第1の期間または前記第2の期間のいずれか一方(例えば、期間B、図29(b)に示す期間)でのみ許可され、他方(例えば、期間A、図28(a)〜図29(a)に示す期間)では禁止されることを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第1の期間または第2の期間のいずれか一方のみで行われることによって、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。これにより、事前予告の演出効果を高めることができる場合がある。また、第3の期間の抽選結果に関し、第1の期間および第2の期間において、異なる内容の事前予告報知が行われてしまうのを防止できる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記事前予告報知は、前記第2の期間でのみ許可され、前記第1の期間では禁止されることを特徴とする。また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記第1の期間では、前記第2の期間で前記事前予告報知が行われることを予告報知することを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第2の期間のみで行われるため、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。また、第2の期間で事前予告報知が行われることを事前に予告報知することによって、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目をさらに集めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記第1の期間または前記第2の期間のうち前記事前予告報知が許可される期間は、1つの始動情報に対応する1つの変動時間からなることを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が1変動期間のみで行われるため、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。
パチンコ機の演出効果を高めるために、偽先読み報知演出の実行後、所定変動回数が経過するまで偽先読み報知演出の実行を禁止に設定することが考えられる。しかしながら、本実施の形態のパチンコ機100では、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第1の期間または第2の期間のいずれか一方のみで行われることによって、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができるのに対し、上記のパチンコ機では事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることは困難である。また、本実施の形態のパチンコ機100では、第3の期間の抽選結果に関し、第1の期間および第2の期間において、異なる内容の事前予告報知が行われてしまうのを防止できるのに対し、上記のパチンコ機では、異なる内容の事前予告報知が行われてしまうのを防止することは困難である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る遊技台について説明する。本実施の形態によるパチンコ機100は、外観構成、回路ブロック、表示図柄、主制御部で実行される処理、各種テーブル、第1副制御部で実行される演出制御処理以外の処理、および第2副制御部で実行される処理等については、図1乃至図24および図26に示した第1の実施の形態と同様であるため、これらについての説明は省略する。
図31は、本実施の形態によるパチンコ機100において、第1副制御部メイン処理のステップS409での演出制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施の形態の演出制御処理は、例えば、主制御部300からの図柄変動開始コマンドを受信したことを契機として実行される。本実施の形態では、始動口入賞順変動機を例に挙げて説明する。まず、演出制御処理のステップS1201では、第1副制御部400は、RAM408に設けられた後述する第1先読み結果報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する。第1先読み結果報知演出実行フラグがオフである場合にはステップS1203に進む。
ステップS1203では、第1副制御部400は、RAM408に設けられた後述する第2先読み結果報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する。第2先読み結果報知演出実行フラグがオフである場合にはステップS1205に進む。
ステップS1205では、第1副制御部400は、当該変動がタイマ8(先読み結果報知変動)であるか否かを判定する。当該変動がタイマ8ではない場合にはステップS1207に進む。
ステップS1207では、第1副制御部400は、特図1先読み結果の数を表す特図1先読み数の情報と、特図2先読み結果の数を表す特図2先読み数の情報とを先読み結果情報コマンドから取得し、特図1先読み数と特図2先読み数との和(以下、単に「特図先読み数」という)が0より大きいか否かを判定する。特図先読み数が0より大きければステップS1209に進む。
ステップS1209では、第1副制御部400は、特図1用先読み結果記憶部の全ての先読み結果情報と、特図2用先読み結果記憶部の全ての先読み結果情報とを先読み結果情報コマンドから取得する。
ステップS1209の次のステップS1211では、第1副制御部400は、取得した全ての先読み結果情報のタイマ番号情報にタイマ8が含まれているか否かを判定する。タイマ8が含まれている場合にはステップS1213に進む。
ステップS1213では、第1先読み結果報知演出設定処理を行う。第1先読み結果報知演出設定処理では、第1副制御部400は、取得した先読み結果情報の特図停止図柄情報またはタイマ番号情報に基づいて、例えば、後述する「アツイ・・・?」等の文字メッセージを装飾図柄表示装置208に表示させる演出(図32(a)、(b)参照)を実行するための設定処理等を行う。
ステップS1213の次のステップS1215では、第1副制御部400は、RAM408の第1先読み結果報知演出実行フラグをオンに設定する。
ステップS1215の次のステップS1217では、第1副制御部400は、取得した先読み結果情報に基づいて、最先のタイマ8までの変動回数をRAM408に設けられた演出カウンタにセットする。例えば、始動口入賞順でn番目の先読み結果(タイマ番号情報)が最先のタイマ8である場合、演出カウンタには(n−1)がセットされる。本例では、演出カウンタの値が0の場合には、第1先読み結果報知演出は当該1変動期間内のみで実行される。一方、演出カウンタの値が1以上の場合には、第1先読み結果報知演出は、当該1変動期間と、次回以降の変動期間のうち演出カウンタの値に等しい回数分の変動期間とに跨って、一連の演出として実行される。例えば、演出カウンタの値が1であれば、第1先読み結果報知演出は、当該1変動期間と次回の1変動期間との2変動期間に跨って実行される。その後、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1211において、取得した先読み結果情報内にタイマ8が含まれていない場合には、ステップS1219に進む。ステップS1219では、所定の第1先読み結果報知演出の設定処理を行う。
ステップS1219の次のステップS1221では、RAM408の第1先読み結果報知演出実行フラグをオンに設定する。
ステップS1221の次のステップS1223では、第1副制御部400は、RAM408の演出カウンタに、先読み結果報知対象(最先の先読み結果報知対象)までの変動回数をセットする。本例では、特図停止図柄が「大当り図柄1」、「大当り図柄2」、「大当り図柄3」または「小当り図柄」である先読み結果は、タイマ番号に関わらず先読み結果報知対象である。また、特図停止図柄が「はずれ図柄1」または「はずれ図柄2」であってもタイマ番号がタイマ5〜タイマ8である先読み結果は先読み結果報知対象である。例えば、始動口入賞順でn番目の先読み結果が最先の先読み結果報知対象である場合、演出カウンタには(n−1)がセットされる。本例では、演出カウンタの値が0の場合には、第1先読み結果報知演出は当該1変動期間内のみで実行される。一方、演出カウンタの値が1以上の場合には、第1先読み結果報知演出は、当該1変動期間と次回以降の変動期間のうち演出カウンタの値に等しい回数分の変動期間とに跨って、一連の演出として実行される。その後、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1207において特図先読み数が0である場合には、その他の演出制御処理(ステップS1225)を行って、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1205において当該変動がタイマ8である場合には、ステップS1227に進む。ステップS1227では、第1副制御部400は、特図1用先読み結果記憶部の先読み結果情報と特図2用先読み結果記憶部の先読み結果情報のうち、始動口入賞順の早い方から所定の先読み対象数分の先読み結果情報を先読み結果情報コマンドから取得する。先読み対象数は、任意の数(例えば1以上8以下)に設定され得る。例えば、次変動の先読み結果報知だけを行う場合には、先読み対象数は1に設定される。
ステップS1227の次のステップS1229では、第2先読み結果報知演出設定処理を行う。第2先読み結果報知演出設定処理では、第1副制御部400は、取得した先読み結果情報の特図停止図柄情報またはタイマ番号情報に基づいて、第1先読み結果報知演出とは異なる第2先読み結果報知演出(例えば、図33(a)、(b)、図34(a)、または図36(a)、(b)、図37(a)参照)を行うための設定処理等を行う。
ステップS1229の次のステップS1231では、第1副制御部400は、RAM408に設けられた第2先読み結果報知演出実行フラグをオンに設定する。その後、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1201において、第1先読み結果報知演出実行フラグがオンである場合には、ステップS1233に進む。ステップS1233では、RAM408の演出カウンタから値を取得し、取得した値から1を減算して元の演出カウンタに記憶する。ただし、取得した値が0である場合には0を元の演出カウンタに記憶する。
ステップS1233の次のステップS1235では、演出カウンタの値が0であるか否かを判定する。演出カウンタの値が0である場合には、ステップS1237に進み、第1先読み結果報知演出実行フラグをオフに設定して当該変動の演出制御処理を終了する。演出カウンタの値が0でない場合には、そのまま当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1203において、第2先読み結果報知演出実行フラグがオンである場合には、ステップS1239に進み、第2先読み結果報知演出実行フラグをオフに設定して当該変動の演出制御処理を終了する。
図31には示していないが、大当り遊技の開始情報を含むコマンド(例えば、入賞演出開始コマンド)を主制御部300から受信した場合には、第1先読み結果報知演出実行フラグおよび第2先読み結果報知演出実行フラグをいずれもオフに設定するようになっている。
以下、図32乃至図37を用いて、本実施の形態の先読み結果報知演出についてより具体的に説明する。図32乃至図37は、装飾図柄表示装置208、特図1表示装置212および特図2表示装置214の表示状態と、特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220の点灯状態と、主制御部300の先読み結果記憶部に記憶されている先読み結果情報とを時系列で示している。まず、図32乃至図34を用いて、第2先読み結果報知演出の結果がはずれ図柄でかつタイマ1〜4である場合について説明する。
図32(a)は、例えば、特図2変動遊技(以下、本実施の形態において便宜上「1回目の特図変動遊技」という)が終了した時点の状態を示している。この時点では、特図1保留数は2個であり、特図2保留数は1個である。先読み結果記憶部には、特図1の先読み結果1として「はずれ図柄2」および「タイマ8」が記憶されており、特図1の先読み結果2として「はずれ図柄2」および「タイマ3」が記憶されており、特図2の先読み結果1として「はずれ図柄2」および「タイマ3」が記憶されている。ここで、本例のパチンコ機100は始動口入賞順変動機である。上記3つの先読み結果をそれぞれ対応する保留の始動口入賞順に並べると、早い方から順に、特図2の先読み結果1、特図1の先読み結果1および特図1の先読み結果2であるものとする。また、1回目の特図変動遊技の開始前には、演出カウンタの値は0であり、第1先読み結果報知演出実行フラグおよび第2先読み結果報知演出実行フラグはオフに設定されているものとする。
1回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理(図31参照)では、第1先読み結果報知演出実行フラグおよび第2先読み結果報知演出実行フラグはいずれもオフであり、当該変動はタイマ8ではなく、始動口入賞順で2番目の先読み結果がタイマ8であるため、第1先読み結果報知演出の設定処理が行われ(ステップS1213)、第1先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定され(ステップS1215)、演出カウンタの値は1に設定される(ステップS1217)。これにより、1回目の特図変動遊技では、「アツイ・・・?」という文字メッセージが演出表示領域208dに表示される第1先読み結果報知演出が実行される。この第1先読み結果報知演出は、2変動先にタイマ8があることを事前報知するものである。1回目の特図変動遊技が終了すると、特図2表示装置214には特図F(はずれ図柄2)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾6−装飾8−装飾3」が停止表示される。
図32(b)は、1回目の特図変動遊技の次の特図2変動遊技(以下、本実施の形態において「2回目の特図変動遊技」という)が終了した時点の状態を示している。この時点で、特図1保留数は2個のままであり、特図2保留数は1つ減少して0個になっている。2回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理では、第1先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定されているため、演出カウンタの値が1減算されて0となり(ステップS1233)、第1先読み結果報知演出実行フラグがオフに設定される(ステップS1237)。2回目の特図変動遊技では、1回目の特図変動遊技から引き続いた一連の第1先読み結果報知演出として、「アツイ・・・!?」という文字メッセージが演出表示領域208dに表示される。1回目および2回目の特図変動遊技の期間では、先読み結果情報が個別に取得されることなく、1回目の特図変動遊技の期間に取得した先読み結果情報と1回目の特図変動遊技の期間に設定された演出カウンタの値(本例では1)とに基づき、2変動期間に亘って一連の第1先読み結果報知演出が行われている。したがって、1回目および2回目の特図変動遊技の期間は、先読み結果報知に関しては一連の演出が行われる連続した1つの期間と考えることができる。2回目の特図変動遊技が終了すると、特図2表示装置214には特図F(はずれ図柄2)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾8−装飾5−装飾0」が停止表示される。
図33(a)、(b)および図34(a)は、2回目の特図変動遊技の次の特図1変動遊技(以下、本実施の形態において「3回目の特図変動遊技」という)の期間の状態を示している。図33(a)は3回目の特図変動遊技が開始された時点の状態を示し、図33(b)は同特図変動遊技の途中の時点の状態を示し、図34(a)は同特図変動遊技が終了した時点の状態を示している。3回目の特図変動遊技が開始された時点で、特図1保留数は1つ減少して1個になっており、特図2保留数は0個のままである。3回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理では、第1先読み結果報知演出実行フラグおよび第2先読み結果報知演出実行フラグがいずれもオフに設定されており、当該変動はタイマ8であるため、始動口入賞順に先読み対象数分の先読み結果情報が取得され(ステップS1227)、第2先読み結果報知演出の設定処理が行われ(ステップS1229)、第2先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定される(ステップS1231)。
3回目の特図変動遊技では、タイマ8に基づいて第2先読み結果報知演出が実行される。第2先読み結果報知演出は、通常の第1先読み結果報知演出とは異なる態様で行われる。本例では、第2先読み結果報知演出として、図33(a)に示すように両開きの障子が閉じられかつその奥の室内が暗い状態であることを表すシーンから、図33(b)に示すように障子は閉じられたままであるが室内が明るくなり、「高確率」という遊技者の期待度を高める文字が影として障子に映し出されたシーンを経て、図34(a)に示すように障子が開けられて「残念・・ハズレ」という文字メッセージが表示されるシーンに到達する動画像が演出表示領域208dに表示される。この動画像が表示されると、次変動(または次変動以降の複数変動)の期待度が低いことが遊技者に示唆される。3回目の特図変動遊技が終了すると、特図1表示装置212には特図F(はずれ図柄2)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾7−装飾4−装飾1」が停止表示される。
本実施の形態では、通常の第1先読み結果報知演出とは異なる態様で第2先読み結果報知演出が行われるため、遊技者の興趣を向上できる場合がある。その際、対象となる変動の抽選結果が先読み報知されていると、該演出を実行しても遊技者の関心を集められない恐れがあるので、該演出を実行することに基づいて、該演出よりも後の抽選結果の先読み報知を制限する。
図34(b)は、3回目の特図変動遊技の次の特図1変動遊技(以下、本実施の形態にいて「4回目の特図変動遊技」という)が開始された時点の状態を示している。4回目の特図変動遊技が開始された時点で、特図1保留数は1つ減少して0個になっており、特図2保留数は0個のままである。4回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理では、第1先読み結果報知演出実行フラグがオフに設定されており、第2先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定されているため、第2先読み結果報知演出実行フラグがオフに設定される(ステップS1239)。
次に、図35乃至図37を用いて、第2先読み結果報知演出の結果が大当り図柄1である場合について説明する。図35(a)は1回目の特図変動遊技(特図2変動遊技)が終了した時点の状態を示している。この時点では、特図1保留数は2個であり、特図2保留数は1個である。先読み結果記憶部には、特図1の先読み結果1として「はずれ図柄2」および「タイマ8」が記憶されており、特図1の先読み結果2として「大当り図柄1」および「タイマ5」が記憶されており、特図2の先読み結果1として「はずれ図柄2」および「タイマ3」が記憶されている。上記3つの先読み結果をそれぞれ対応する保留の始動口入賞順に並べると、早い方から順に、特図2の先読み結果1、特図1の先読み結果1および特図1の先読み結果2であるものとする。また、1回目の特図変動遊技の開始時には、演出カウンタの値は0であり、第1先読み結果報知演出実行フラグおよび第2先読み結果報知演出実行フラグはオフに設定されているものとする。
1回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理(図31参照)では、第1先読み結果報知演出実行フラグおよび第2先読み結果報知演出実行フラグはいずれもオフであり、当該変動はタイマ8ではなく、始動口入賞順で2番目の先読み結果がタイマ8であるため、第1先読み結果報知演出の設定処理が行われ(ステップS1213)、第1先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定され(ステップS1215)、演出カウンタの値は1に設定される(ステップS1217)。これにより、1回目の特図変動遊技では、「高い・・・?」という文字メッセージが演出表示領域208dに表示される第1先読み結果報知演出が実行される。この第1先読み結果報知演出は、2変動先にタイマ8があることを事前報知するものである。すなわち、この時点で3変動先に「大当り図柄1」があることが先読みにより分かっているが、その前にタイマ8による特別変動があるため、3変動先の「大当り図柄1」の事前報知は行わない。1回目の特図変動遊技が終了すると、特図2表示装置214には特図F(はずれ図柄2)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾6−装飾8−装飾3」が停止表示される。
図35(b)は、2回目の特図変動遊技(特図2変動遊技)が終了した時点の状態を示している。この時点で、特図1保留数は2個のままであり、特図2保留数は1つ減少して0個になっている。2回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理では、第1先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定されているため、演出カウンタの値が1減算されて0となり(ステップS1233)、第1先読み結果報知演出実行フラグがオフに設定される(ステップS1237)。2回目の特図変動遊技では、1回目の特図変動遊技から引き続いた一連の第1先読み結果報知演出として、「確率・・・!?」という文字メッセージが演出表示領域208dに表示される。1回目および2回目の特図変動遊技の期間では、先読み結果情報が個別に取得されることなく、1回目の特図変動遊技の期間に取得した先読み結果情報と1回目の特図変動遊技の期間に設定された演出カウンタの値(本例では1)とに基づき、2変動期間に亘って一連の第1先読み結果報知演出が行われている。したがって、1回目および2回目の特図変動遊技の期間は、先読み結果報知に関しては一連の演出が行われる連続した1つの期間と考えることができる。2回目の特図変動遊技が終了すると、特図2表示装置214には特図F(はずれ図柄2)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾8−装飾5−装飾0」が停止表示される。
図36(a)、(b)、図37(a)は、3回目の特図変動遊技(特図1変動遊技)の期間の状態を示している。図36(a)は3回目の特図変動遊技が開始された時点の状態を示し、図36(b)は同特図変動遊技の途中の時点の状態を示し、図37(a)は同特図変動遊技が終了した時点の状態を示している。3回目の特図変動遊技が開始された時点で、特図1保留数は1つ減少して1個になっており、特図2保留数は0個のままである。3回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理では、第1先読み結果報知演出実行フラグおよび第2先読み結果報知演出実行フラグがいずれもオフに設定されており、当該変動はタイマ8であるため、始動口入賞順に先読み対象数分の先読み結果情報が取得され(ステップS1227)、第2先読み結果報知演出の設定処理が行われ(ステップS1229)、第2先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定される(ステップS1231)。
3回目の特図変動遊技では、第1先読み結果報知演出とは異なる態様の第2先読み結果報知演出が実行される。本例では、第2先読み結果報知演出として、図36(a)に示すように両開きの障子が閉じられかつその奥の室内が暗い状態であることを表すシーンから、図36(b)に示すように障子は閉じられたままであるが室内が明るくなり、「高確率」という遊技者の期待度を高める文字が影として障子に映し出されたシーンを経て、図37(a)に示すように障子が開けられて「激アツだ」という遊技者の期待度を高める文字メッセージが表示されるシーンに到達する動画像が演出表示領域208dに表示される。この動画像の表示により、次変動(または次変動以降の複数変動)の期待度が高いことが遊技者に示唆される。3回目の特図変動遊技が終了すると、特図1表示装置212には特図F(はずれ図柄2)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾7−装飾4−装飾1」が停止表示される。
このように、タイマ8によって良い演出が実行された際に、該演出に遊技者の注目を集めると共に、該演出の先読み報知の対象となる変動の先読み結果は、該演出でのみ報知されるため、他の先読み報知演出が良い演出の邪魔にならない。
図37(b)は、4回目の特図変動遊技(特図1変動遊技)が開始された時点の状態を示している。4回目の特図変動遊技が開始された時点で、特図1保留数は1つ減少して0個になっており、特図2保留数は0個のままである。4回目の特図変動遊技が開始されるときの演出制御処理では、第1先読み結果報知演出実行フラグがオフに設定されており、第2先読み結果報知演出実行フラグがオンに設定されているため、第2先読み結果報知演出実行フラグがオフに設定される(ステップS1239)。4回目の特図変動遊技では、選択されたタイマ5(スーパーリーチ変動)に基づき、例えば追いかけ演出が実行される。当該変動遊技の停止図柄は「大当り図柄1」であるため、この追いかけ演出では、主人公キャラクタが悪人キャラクタを追いかける追いかけシーンを経て、主人公キャラクタが悪人キャラクタを捕縛する捕縛シーンに到達する動画像が演出表示領域208dに表示される。図示していないが、4回目の特図変動遊技が終了すると、特図1表示装置212には特図A(大当り図柄1)が停止表示され、図柄表示領域208a〜208cには、15R特別大当りを報知する図柄組合せ「装飾7−装飾7−装飾7」が停止表示される。
以上説明したように、本実施の形態によるパチンコ機100は、遊技球が始動領域(例えば、特図1始動口230、特図2始動口232)に進入した場合に、始動情報(例えば、特図1乱数値の組、特図2乱数値の組)を導出する始動情報導出手段(例えば、各種センサ320の入賞センサ、センサ回路322、カウンタ回路318、CPU304、RAM308内の特図1乱数値生成用乱数カウンタおよび特図2乱数値生成用乱数カウンタ等、入賞受付処理(ステップS217))と、前記導出した始動情報を所定の上限数(例えば、4つまたは8つ)まで記憶可能な始動情報記憶手段(例えば、RAM308内の特図1乱数値記憶領域および特図2乱数値記憶領域)と、前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記取得した始動情報に基づいて当否判定を行う当否判定手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記当否判定の結果が特定の当否判定結果(例えば、大当り)である場合に、遊技者に対する有利度が第1の有利度である第1の制御状態(例えば、可変入賞口234が非動作状態(扉部材234aが閉状態))から該第1の有利度と有利度が異なる第2の有利度である第2の制御状態(例えば、可変入賞口234が動作状態(扉部材234aが開状態))に制御状態を移行させる制御状態移行手段(例えば、特図2状態更新処理(ステップS225)、特図1状態更新処理(ステップS227))と、図柄を変動表示させた後、前記当否判定の結果に対応した図柄態様を停止表示する図柄変動停止表示を行う図柄表示手段(例えば、特図1表示装置212、特図2表示装置214)と、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記始動情報記憶手段に記憶されている始動情報を先読みする始動情報先読手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報に基づく当否判定が前記当否判定手段によって行なわれるよりも前に、前記始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出するかどうかを事前判定する事前判定手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記事前判定の結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う事前予告手段(例えば、演出制御処理(ステップS409)、装飾図柄表示装置208)と、を備えた遊技台であって、第1の期間(例えば、図32(a)、(b)に示す期間、図35(a)、(b)に示す期間)、前記第1の期間より後の第2の期間(例えば、図33(a)〜図34(a)に示す期間、図36(a)〜図37(a)に示す期間)、および前記第2の期間より後の第3の期間(例えば、図34(b)に示す期間、図37(b)に示す期間)について、前記第3の期間に対応する始動情報が前記第1の期間以前に取得されている場合に、前記第3の期間に対応する始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は、前記第1の期間または前記第2の期間のいずれか一方(例えば、図33(a)〜図34(a)に示す期間、図36(a)〜図37(a)に示す期間)でのみ許可され、他方(例えば、図32(a)、(b)に示す期間、図35(a)、(b)に示す期間)では禁止されることを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第1の期間または第2の期間のいずれか一方のみで行われることによって、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。これにより、事前予告の演出効果を高めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記事前予告報知は、前記第2の期間でのみ許可され、前記第1の期間では禁止されることを特徴とする。また、前記第1の期間では、前記第2の期間で前記事前予告報知が行われることを予告報知することを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第2の期間のみで行われるため、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。また、第2の期間で事前予告報知が行われることを事前に予告報知することによって、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目をさらに集めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、一または複数の時間情報(例えば、タイマ番号の情報)を含む時間情報テーブル(例えば、特図変動パターン抽選テーブル)と、複数種類の時間情報テーブルを記憶した時間情報テーブル記憶手段(例えば、ROM306)と、前記時間情報テーブル記憶手段から所定の時間情報テーブルを取得する時間情報テーブル取得手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記取得した時間情報テーブルおよび前記当否判定の結果に基づいて、前記図柄表示手段での図柄の変動表示時間を決定する変動時間決定手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、をさらに備え、前記事前予告報知(例えば、図32(a)、(b)に示す期間または図35(a)、(b)に示す期間に行われる事前予告報知)は、前記変動時間決定手段が、所定の変動(例えば、図33(a)〜図34(a)に示す期間または図36(a)〜図37(a)に示す期間の変動)において前記取得した時間情報テーブルおよび前記当否判定の結果に基づいて、特定の変動時間(例えば、60秒(タイマ8))を導出することに基づいて行われることを特徴とする。
この構成によれば、他の事前予告報知に邪魔されず演出効果の高い事前予告報知演出を確実に実行することができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記第1の期間または前記第2の期間のうち前記事前予告報知が許可される期間は、1つの始動情報に対応する1つの変動時間からなることを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が1変動期間のみで行われるため、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る遊技台について説明する。本実施の形態は、特別なタイマ(例えばタイマ8)による先読み報知は複数変動の先読み結果を一括して報知するとともに、このような複数変動の先読み報知は当該特別なタイマの変動でのみ行われる点に特徴を有している。本実施の形態によるパチンコ機100は、外観構成、回路ブロック、表示図柄、主制御部で実行される処理、各種テーブル、第1副制御部で実行される演出制御処理以外の処理、および第2副制御部で実行される処理等については、図1乃至図24および図26に示した第1の実施の形態と同様であるため、これらについての説明は省略する。図38は、本実施の形態によるパチンコ機100において、第1副制御部メイン処理のステップS409での演出制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施の形態の演出制御処理は、例えば、主制御部300からの図柄変動開始コマンドを受信したことを契機として実行される。本実施の形態では、始動口入賞順変動機を例に挙げて説明する。
ここで、本実施の形態において、タイマ7(先読み結果報知準備変動)は、少なくとも、大当り図柄1による大当り遊技終了後の6回目の特図変動遊技(先読み結果報知準備演出)で選択されるタイマである。すなわち、図15に示したように、大当り図柄1による大当り遊技終了後にはテーブルセット2が選択され、図16に示したように、6回目の特図変動遊技ではテーブル4が選択される。テーブル4が選択された場合、図20に示したように、特図停止図柄がはずれ図柄1、はずれ図柄2、大当り図柄3または小当り図柄のときには必ずタイマ7が選択され、特図停止図柄が大当り図柄1または大当り図柄2のときには99%の確率でタイマ7が選択される。
タイマ8(先読み結果報知変動)は、少なくとも、大当り図柄1による大当り遊技終了後の7回目の特図変動遊技(先読み結果報知演出)で選択される先読み用のタイマである。すなわち、図16に示したように、上記6回目の特図変動遊技の次の7回目の特図変動遊技ではテーブル5が選択される。テーブル5が選択されると、図21に示したように、特図停止図柄に関わらず必ずタイマ8が選択される。このように、大当り図柄1による大当り遊技終了後には、変動パターンテーブルの変更により、7回目の特図変動期間では必ずタイマ8が選択され、先読み結果報知演出が行われる。すなわち、大当り図柄1が停止表示されると、先読み結果報知演出が行われる特図変動期間が到来することが予め定められている。
タイマ1(超短縮変動)は、少なくとも、大当り図柄1による大当り遊技終了後の8〜15回目(計8回)の特図変動遊技(先読み結果報知後演出)で選択されるタイマである。すなわち、図16に示したように、上記7回目の特図変動遊技の後の8〜15回目の特図変動遊技ではテーブル6が選択される。テーブル6が選択されると、図22に示したように、特図停止図柄に関わらず必ずタイマ1が選択される。タイマ1の変動時間(2秒)は、タイマ7の変動時間(30秒)およびタイマ8の変動時間(60秒)よりも短くなっている。また、タイマ1の変動時間は、少なくとも、タイマ4、5等のリーチが発生する変動の変動時間(12秒、50秒)よりも短くなっている。さらに、タイマ1の変動時間は、特図変動遊技の変動時間を決定する全てのタイマ1〜8の中で最も短くなっている。
演出制御処理のステップS1301では、第1副制御部400は、図柄変動開始コマンドに含まれるタイマ番号情報に基づいて、当該変動がタイマ7であるか否かを判定する。当該変動がタイマ7であればステップS1303に進み、当該変動がタイマ7でなければステップS1307に進む。
ステップS1303では、第1副制御部400は、次変動の先読み結果情報を取得する。ステップS1303の次のステップS1305では、第1副制御部400は、取得した次変動の先読み結果情報(停止図柄およびタイマ番号)と当該変動の停止図柄情報とに基づいて、タイマ7による変動の演出内容を決定し、決定した演出の設定処理を行う。本例では、次変動のタイマ番号がタイマ8である場合には、先読み結果報知準備演出の設定処理を行う。先読み結果報知準備演出は、次変動で先読み結果報知演出が行われることを事前予告するものであり、遊技者に対し保留増加を促す演出が比較的長い変動時間で行われる。また、先読み結果報知準備演出では、次変動よりも後の変動についての先読み結果の報知は行われない。その後、ステップS1307に進む。
ステップS1307では、第1副制御部400は、図柄変動開始コマンドに含まれるタイマ番号情報に基づいて、当該変動がタイマ8であるか否かを判定する。当該変動がタイマ8であればステップS1309に進み、当該変動がタイマ8でなければステップS1313に進む。
ステップS1309では、第1副制御部400は、先読み結果記憶部に格納された全ての先読み結果情報を取得する。ステップS1309の次のステップS1311では、第1副制御部400は、取得した全ての先読み結果情報(停止図柄およびタイマ番号)と当該変動の停止図柄情報とに基づいて、タイマ8による先読み結果報知演出の演出内容を決定し、決定した演出の設定処理を行う。その後、ステップS1313に進む。
ステップS1313では、第1副制御部400は、図柄変動開始コマンドに含まれるタイマ番号情報に基づいて、当該変動がタイマ1であるか否かを判定する。当該変動がタイマ1であればステップS1315に進み、当該変動がタイマ1でなければステップS1319に進む。
ステップS1315では、第1副制御部400は、先読み報知を禁止に設定する。本実施の形態では、タイマ1は必ずタイマ8の後に選択されるため、タイマ1が選択される変動の先読み結果は、タイマ8による先読み結果報知演出により既に一括して報知されている。したがって、先読み報知を禁止に設定することにより、先読み報知が再度実行されることを防止している。先読み報知の禁止設定は、例えば8変動後に解除される。
ステップS1315の次のステップS1317では、第1副制御部400は、当該変動の停止図柄情報に基づいて、タイマ1による先読み結果報知後演出の設定処理を行う。その後、ステップS1319に進む。ステップS1319では、その他の演出制御処理を行う。本実施例における遊技台においては前述の復電処理により、電断が発生した前の状態に戻ることができるが、例えば、電断発生時の状態をバックアップしない遊技台においては、本実施例のように当該変動のタイマ情報に基づき先読み報知の実行可否及び先読み報知の対象となる変動を切り替えることで、既に報知された変動に対する先読み報知演出が再度行われることを抑止し、演出の整合性を高めることができる場合がある。
以下、図39および図40を用いて、本実施の形態の演出動作の例について説明する。図39(a)は、本実施の形態のパチンコ機100において、大当り図柄1による大当り遊技終了後の6回目以降の特図変動遊技における演出動作を説明するタイミングチャートである。図39(a)の横軸は時間経過を表している。図39(b)〜(e)は、装飾図柄表示装置208、特図1表示装置212および特図2表示装置214の表示状態と、特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220の点灯状態とを時系列に示している。
図39(a)に示す例では、大当り図柄1による大当り遊技終了後の5回の特図変動遊技が時刻(1)までに終了しており(図示せず)、時刻(1)とその後の時刻(2)との間の期間にタイマ7(先読み結果報知準備変動)による先読み結果報知準備演出が1回行われ、時刻(2)とその後の時刻(3)との間の期間にタイマ8(先読み結果報知変動)による先読み結果報知演出が1回行われ、時刻(3)とその後の時刻(4)との間の期間にタイマ1(超短縮変動)による先読み結果報知後演出が4回行われる。4回目の超短縮変動の停止図柄は大当り図柄1であり、時刻(4)以降の期間には当該大当り図柄1による大当り遊技の演出が行われる。
図39(b)は、先読み結果報知準備演出が行われている期間(例えば、時刻(1)の直後)の状態を示している。この状態では、特図1の変動表示が行われており、特図1の保留数は1個であり、特図2の保留数は0個である。装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、「球を打ち出し保留を貯めろ!保留が多いほど吉宗がパワーアップ!!」という文字メッセージが表示されている。本実施の形態では、次の先読み結果報知演出の開始時に、その時点での特図1および2の全ての保留を先読み対象とする先読みが実行される。先読み結果報知演出では、当該変動の当否判定結果および先読み対象となる保留数分の先読み結果に基づいて決定された演出が実行されるようになっている。例えば、当該変動の当否判定結果および先読み結果のいずれかに大当りが含まれていれば、遊技者の期待度の高い演出が実行され、当該変動の当否判定結果および先読み結果のいずれにも大当りが含まれていなければ、遊技者の期待度の低い演出が実行される。したがって、先読み対象となる保留数が多いほど、先読み結果報知演出で期待度の高い演出が実行される確率が高まる。このため、先読み結果報知準備演出では、変動時間の比較的長いタイマ7が用いられるとともに、上記文字メッセージによって遊技者に対し保留増加を促す報知が行われる。
図39(c)は、先読み結果報知演出が行われている期間(例えば、時刻(2)、(3)間の期間の中間)の状態を示している。この状態では、特図1の変動表示が行われており、特図1の保留数は3個であり、特図2の保留数は4個である。演出表示領域208dには、主人公キャラクタと敵キャラクタとが対決する対決シーンの動画像が表示されている。
図39(d)は、先読み結果報知演出の終了時(例えば、時刻(3)の直前)の状態を示している。この例では、主人公キャラクタが敵キャラクタとの対決に勝利する勝利シーンの動画像が演出表示領域208dに表示されている。この勝利シーンは、主人公キャラクタが勝利したことを示す「勝利」という文字キャラクタと、勝利のポーズをとっている主人公キャラクタと、倒れ伏している敵キャラクタとを含んでおり、遊技者の期待度の高い演出を構成している。本例では、当該変動の当否判定結果ではなく先読み結果に大当りが含まれているため、特図1表示装置212には特図F(はずれ図柄2)が停止表示されており、図柄表示領域208a〜208cには、大当りを報知する図柄組合せ以外の図柄組合せ「装飾7−装飾4−装飾9」が停止表示されている。
本実施の形態の先読み結果報知演出では、当該変動の当否判定結果および保留数分の先読み結果のいずれかに大当りが含まれていれば、図39(c)に示す対決シーンを経て、図39(d)に示す勝利シーンに到達する動画像が演出表示領域208dに表示される。一方、当該変動の当否判定結果および保留数分の先読み結果のいずれにも大当りが含まれていなければ、図39(c)に示す対決シーンを経て、遊技者の期待度の低い演出を構成する敗北シーン(図示省略)に到達する動画像が演出表示領域208dに表示される。
時刻(3)と時刻(4)との間の期間には、超短縮変動による先読み結果報知後演出が行われ、保留が比較的短時間で消化される。そして、4回目の変動で、特図A(大当り図柄1)が停止表示され、15R特別大当りを報知する図柄組合せ「装飾7−装飾7−装飾7」が図柄表示領域208a〜208cに停止表示されて、当該変動が15R特別大当りであることが報知される。これにより、時刻(4)以降には図39(e)に示す大当り遊技の演出が行われる。
図40は、本実施の形態のパチンコ機100において、先読み結果報知演出が行われる変動自体の当否判定結果が大当りである例を示している。図40(a)に示す例では、大当り図柄1による大当り遊技終了後の5回の特図変動遊技が時刻(1)までに終了しており、時刻(1)とその後の時刻(2)との間の期間にタイマ7による先読み結果報知準備演出が1回行われ、時刻(2)とその後の時刻(3)との間の期間にタイマ8による先読み結果報知演出が1回行われる。当該先読み結果報知演出での停止図柄は大当り図柄1であり、時刻(3)以降の期間には当該大当り図柄1による大当り遊技の演出が行われる。
図40(b)は、図39(b)と同様に、先読み結果報知準備演出が行われている期間(例えば、時刻(1)の直後)の状態を示している。この状態では、特図1の変動表示が行われており、特図1の保留数は1個であり、特図2の保留数は0個である。装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dには、「球を打ち出し保留を貯めろ!保留が多いほど吉宗がパワーアップ!!」という文字メッセージが表示され、遊技者に対し保留増加を促す報知が行われている。
図40(c)は、図39(c)と同様に、先読み結果報知演出が行われている期間(例えば、時刻(2)、(3)間の期間の中間)の状態を示している。この状態では、特図1の変動表示が行われており、特図1の保留数は3個であり、特図2の保留数は4個である。演出表示領域208dには、主人公キャラクタと敵キャラクタとが対決する対決シーンの動画像が表示されている。
図40(d)は、先読み結果報知演出の終了時(例えば、時刻(3)の直前)の状態を示している。この例では、主人公キャラクタが敵キャラクタとの対決に勝利する勝利シーンの動画像が演出表示領域208dに表示されている。この勝利シーンは、主人公キャラクタが勝利したことを示す「勝利」という文字キャラクタと、勝利のポーズをとっている主人公キャラクタと、倒れ伏している敵キャラクタとを含んでおり、遊技者の期待度の高い演出を構成している。本例では、先読み結果でなく当該変動の当否判定結果が大当りであるため、特図1表示装置212には特図A(大当り図柄1)が停止表示されており、図柄表示領域208a〜208cには、15R特別大当りを報知する図柄組合せ「装飾7-装飾7-装飾7」が停止表示されている。時刻(3)以降には、図40(e)に示すように大当り遊技の演出が行われる。
以上説明したように、本実施の形態によるパチンコ機100は、遊技球が始動領域(例えば、特図1始動口230、特図2始動口232)に進入した場合に、始動情報(例えば、特図1乱数値の組、特図2乱数値の組)を導出する始動情報導出手段(例えば、各種センサ320の入賞センサ、センサ回路322、カウンタ回路318、CPU304、RAM308内の特図1乱数値生成用乱数カウンタおよび特図2乱数値生成用乱数カウンタ等、入賞受付処理(ステップS217))と、前記導出した始動情報を所定の上限数(例えば、4つまたは8つ)まで記憶可能な始動情報記憶手段(例えば、RAM308内の特図1乱数値記憶領域および特図2乱数値記憶領域)と、前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記取得した始動情報に基づいて当否判定を行う当否判定手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記当否判定の結果が特定の当否判定結果(例えば、大当り)である場合に、遊技者に対する有利度が第1の有利度である第1の制御状態(例えば、可変入賞口234が非動作状態(扉部材234aが閉状態))から該第1の有利度と有利度が異なる第2の有利度である第2の制御状態(例えば、可変入賞口234が動作状態(扉部材234aが開状態))に制御状態を移行させる制御状態移行手段(例えば、特図2状態更新処理(ステップS225)、特図1状態更新処理(ステップS227))と、図柄を変動表示させた後、前記当否判定の結果に対応した図柄態様を停止表示する図柄変動停止表示を行う図柄表示手段(例えば、特図1表示装置212、特図2表示装置214)と、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記始動情報記憶手段に記憶されている始動情報を先読みする始動情報先読手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報に基づく当否判定が前記当否判定手段によって行なわれるよりも前に、前記始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出するかどうかを事前判定する事前判定手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記事前判定の結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う事前予告手段(例えば、演出制御処理(ステップS409)、装飾図柄表示装置208)と、を備えた遊技台であって、第1の期間(例えば、図39(a)および図40(a)の時刻(1)〜(2)の期間、先読み結果報知準備演出の実行期間)、前記第1の期間より後の第2の期間(例えば、図39(a)および図40(a)の時刻(2)〜(3)の期間、先読み結果報知演出の実行期間)、および前記第2の期間より後の第3の期間(例えば、図39(a)の時刻(3)〜(4)の期間、先読み結果報知後演出の実行期間)について、前記第3の期間に対応する始動情報が前記第1の期間以前に取得されている場合に、前記第3の期間に対応する始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は、前記第1の期間または前記第2の期間のいずれか一方(例えば、図39(a)および図40(a)の時刻(2)〜(3)の期間、先読み結果報知演出の実行期間)でのみ許可され、他方(例えば、図39(a)および図40(a)の時刻(1)〜(2)の期間、先読み結果報知準備演出の実行期間)では禁止されることを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第1の期間または第2の期間のいずれか一方のみで行われることによって、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。これにより、事前予告の演出効果を高めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記事前予告報知は、前記第2の期間でのみ許可され、前記第1の期間では禁止されることを特徴とする。また、前記第1の期間では、前記第2の期間で前記事前予告報知が行われることを予告報知(例えば、先読み結果報知準備演出)することを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第2の期間のみで行われるため、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。また、第2の期間で事前予告報知が行われることを事前に予告報知することによって、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目をさらに集めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、一または複数の時間情報(例えば、タイマ番号の情報)を含む時間情報テーブル(例えば、特図変動パターン抽選テーブル)と、複数種類の時間情報テーブルを記憶した時間情報テーブル記憶手段(例えば、ROM306)と、前記時間情報テーブル記憶手段から所定の時間情報テーブルを取得する時間情報テーブル取得手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記取得した時間情報テーブルおよび前記当否判定の結果に基づいて、前記図柄表示手段での図柄の変動表示時間を決定する変動時間決定手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、をさらに備え、前記事前予告報知は、前記変動時間決定手段が、所定の変動において前記取得した時間情報テーブルおよび前記当否判定の結果に基づいて、特定の変動時間(例えば、60秒(タイマ8))を導出することに基づいて行われることを特徴とする。
この構成によれば、他の事前予告報知に邪魔されず演出効果の高い事前予告報知演出を確実に実行することができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記第1の期間または前記第2の期間のうち前記事前予告報知が許可される期間は、1つの始動情報に対応する1つの変動時間からなることを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が1変動期間のみで行われるため、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記第3の期間は、複数の始動情報に対応する複数の変動期間からなり、前記事前予告報知は、前記複数の始動情報の事前判定結果に基づいて行われることを特徴とする。
この構成によれば、複数変動に対する事前予告報知が特定期間(第1の期間または第2の期間)のみで行われるため、遊技者は、当該特定期間において演出にのみ注視すれば効果の高い演出を受けることができる場合がある。また、複数の始動情報を含む1の期間に対し事前予告報知を行うことで、該1の期間に対する遊技者の期待感を増加させつつ、該1の期間に含まれる個別の始動情報に対する事前予告報知を規制することで、演出の整合性を保つことができる場合がある。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態に係る遊技台について説明する。本実施の形態によるパチンコ機100は、始動口入賞順変動機であり、大当り遊技中に例えば必ず先読み結果報知演出を行う点に特徴を有している。本実施の形態によるパチンコ機100は、外観構成、回路ブロック、表示図柄、主制御部で実行される処理、各種テーブル、第1副制御部で実行される演出制御処理以外の処理、および第2副制御部で実行される処理等については、図1乃至図24および図26に示した第1の実施の形態と同様であるため、これらについての説明は省略する。
図41は、本実施の形態によるパチンコ機100において、第1副制御部メイン処理のステップS409での演出制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施の形態の演出制御処理は、例えば、主制御部300からの図柄変動開始コマンドを受信したことを契機として実行される。まず、ステップS1401では、第1副制御部400は、RAM408に設けられた第1先読み結果報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する。第1先読み結果報知演出実行フラグがオフである場合にはステップS1403に進む。
ステップS1403では、第1副制御部400は、RAM408に設けられた第2先読み結果報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する。第2先読み結果報知演出実行フラグがオフである場合にはステップS1405に進む。
ステップS1405では、第1副制御部400は、当該変動の当否判定結果が大当りであるか否かを判定する。当該変動の当否判定結果が大当たりでない場合にはステップS1407に進む。
ステップS1407では、第1副制御部400は、特図1先読み数の情報と特図2先読み数の情報とを先読み結果情報コマンドから取得し、特図先読み数(特図1先読み数と特図2先読み数との和)が0より大きいか否かを判定する。特図先読み数が0より大きければステップS1409に進む。
ステップS1409では、第1副制御部400は、特図1用先読み結果記憶部の全ての先読み結果情報と、特図2用先読み結果記憶部の全ての先読み結果情報とを先読み結果情報コマンドから取得する。
ステップS1409の次のステップS1411では、第1副制御部400は、取得した全ての先読み結果情報に大当り図柄が含まれているか否かを判定する。大当り図柄が含まれている場合にはステップS1413に進む。
ステップS1413では、第1先読み結果報知演出設定処理を行う。第1先読み結果報知演出は、当該変動の変動期間に、または当該変動を含む複数の変動期間に跨って、その後の変動に係る先読み結果を報知する演出である。第1先読み結果報知演出設定処理では、第1副制御部400は、取得した先読み結果情報に基づいて、大当りを予告報知する文字メッセージ等を装飾図柄表示装置208に表示させる演出を実行するための設定処理を行う。
ステップS1413の次のステップS1415では、第1副制御部400は、RAM408の第1先読み結果報知演出実行フラグをオンに設定する。
ステップS1415の次のステップS1417では、第1副制御部400は、取得した先読み結果情報に基づいて、最先の大当り図柄までの変動回数をRAM408に設けられた演出カウンタにセットする。例えば、始動口入賞順でn番目の先読み結果(停止図柄情報)が最先の大当り図柄である場合、演出カウンタには(n−1)がセットされる。本例では、演出カウンタの値が0の場合には、第1先読み結果報知演出は当該1変動期間内のみで実行される。一方、演出カウンタの値が1以上の場合には、第1先読み結果報知演出は、当該1変動期間と、次回以降の変動期間のうち演出カウンタの値に等しい回数分の変動期間とに跨って、一連の演出として実行される。その後、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1411において、取得した先読み結果情報内に大当り図柄が含まれていない場合には、ステップS1419に進む。ステップS1419では、所定の第1先読み結果報知演出の設定処理を行う。
ステップS1419の次のステップS1421では、RAM408の第1先読み結果報知演出実行フラグをオンに設定する。
ステップS1421の次のステップS1423では、第1副制御部400は、RAM408の演出カウンタに、最先の先読み結果報知対象(例えば、タイマ番号がタイマ5〜タイマ8である先読み結果)までの変動回数をセットする。例えば、始動口入賞順でn番目の先読み結果が最先の先読み結果報知対象である場合、演出カウンタには(n−1)がセットされる。本例では、演出カウンタの値が0の場合には、第1先読み結果報知演出は当該1変動期間内のみで実行される。一方、演出カウンタの値が1以上の場合には、第1先読み結果報知演出は、当該1変動期間と次回以降の変動期間のうち演出カウンタの値に等しい回数分の変動期間とに跨って、一連の演出として実行される。その後、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1407において特図先読み数が0である場合には、その他の演出制御処理(ステップS1425)を行って、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1405において当該変動の当否判定結果が大当りである場合には、ステップS1427に進む。ステップS1427では、第1副制御部400は、特図1用先読み結果記憶部の先読み結果情報と特図2用先読み結果記憶部の先読み結果情報のうち、始動口入賞順の早い方から所定の先読み対象数分の先読み結果情報を先読み結果情報コマンドから取得する。先読み対象数は、任意の数(例えば1以上8以下)に設定され得る。例えば、次変動の先読み結果報知だけを行う場合には、先読み対象数は1に設定される。
ステップS1427の次のステップS1429では、第2先読み結果報知演出設定処理を行う。第2先読み結果報知演出は、当該変動に係る大当り遊技期間中に、または当該変動の変動期間と大当り遊技期間とに跨って、その後の複数変動分の先読み結果を一括して報知する演出である。例えば、複数変動分の先読み結果のうちのいずれかに大当りが含まれている場合には遊技者の期待度の高い演出が行われ、複数変動分の先読み結果のいずれにも大当りが含まれていない場合には遊技者の期待度の低い演出が行われる。第2先読み結果報知演出設定処理では、第1副制御部400は、取得した先読み結果情報の特図停止図柄情報またはタイマ番号情報に基づいて、第2先読み結果報知演出を行うための設定処理を行う。
ステップS1429の次のステップS1431では、第1副制御部400は、RAM408に設けられた第2先読み結果報知演出実行フラグをオンに設定する。その後、当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1401において、第1先読み結果報知演出実行フラグがオンである場合には、ステップS1433に進む。ステップS1433では、RAM408の演出カウンタから値を取得し、取得した値から1を減算して元の演出カウンタに記憶する。ただし、取得した値が0である場合には0を元の演出カウンタに記憶する。
ステップS1433の次のステップS1435では、演出カウンタの値が0であるか否かを判定する。演出カウンタの値が0である場合には、ステップS1437に進み、第1先読み結果報知演出実行フラグをオフに設定して当該変動の演出制御処理を終了する。演出カウンタの値が0でない場合には、そのまま当該変動の演出制御処理を終了する。
ステップS1403において、第2先読み結果報知演出実行フラグがオンである場合には、ステップS1439に進み、第2先読み結果報知演出実行フラグをオフに設定して当該変動の演出制御処理を終了する。
図41には示していないが、大当り遊技の特定ラウンド開始時に主制御部300から出力されるコマンドに基づき第2先読み結果報知演出を実行するようにしてもよい。また、第2先読み結果報知演出は、大当り終了コマンドを受信したときに終了させてもよいし、第2先読み結果報知演出実行後の特定ラウンドが終了したときに終了させてもよい。
図42は、本実施の形態の演出動作の一例を示すタイミングチャートである。図42に示す例では、時刻(1)から時刻(2)までの期間に、当否判定結果がはずれである特図変動遊技(以下、本実施の形態において「1回目の特図変動遊技」という)が行われ、その後時刻(2)から時刻(3)までの期間に、当否判定結果が大当りである特図変動遊技(以下、本実施の形態において「2回目の特図変動遊技」という)が行われ、その後時刻(3)から時刻(4)までの期間に大当り遊技が行われ、その後時刻(4)から時刻(5)までの期間に3回の特図変動遊技(以下、本実施の形態において「3〜5回目の特図変動遊技」という)が行われる。例えば、3〜5回目の特図変動遊技はタイマ1(先読み結果報知後変動)により行われ、5回目の特図変動遊技の当否判定結果は大当りであり、5回目の特図変動遊技が終了した時刻(5)以降の期間は大当り遊技が行われる。なお、2〜5回目の特図変動遊技は、1回目の特図変動遊技の期間以前(時刻(2)以前)に取得された保留により行われるものとする。
1回目の特図変動遊技が行われる期間(時刻(1)〜(2))を第1の期間とし、2回目の特図変動遊技およびその後の大当り遊技が行われる期間(時刻(2)〜(4))を第2の期間とし、3〜5回目の特図変動遊技が行われる期間(時刻(4)〜(5))を第3の期間とする。第1の期間では、第2の期間の大当りを先読み報知することは許可されているが、第3の期間の大当りを先読み報知することは禁止されている。第2の期間では、第3の期間内のいずれかの変動が大当たりであることを先読み報知することは許可されている(本例では、大当り遊技中に第2先読み結果報知演出が実行されている)が、第3の期間内のどの変動が大当たりであるかを特定する先読み報知は禁止されている。
以上説明したように、本実施の形態によるパチンコ機100は、遊技球が始動領域(例えば、特図1始動口230、特図2始動口232)に進入した場合に、始動情報(例えば、特図1乱数値の組、特図2乱数値の組)を導出する始動情報導出手段(例えば、各種センサ320の入賞センサ、センサ回路322、カウンタ回路318、CPU304、RAM308内の特図1乱数値生成用乱数カウンタおよび特図2乱数値生成用乱数カウンタ等、入賞受付処理(ステップS217))と、前記導出した始動情報を所定の上限数(例えば、4つまたは8つ)まで記憶可能な始動情報記憶手段(例えば、RAM308内の特図1乱数値記憶領域および特図2乱数値記憶領域)と、前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記取得した始動情報に基づいて当否判定を行う当否判定手段(例えば、特図2関連抽選処理(ステップS229)、特図1関連抽選処理(ステップS231))と、前記当否判定の結果が特定の当否判定結果(例えば、大当り)である場合に、遊技者に対する有利度が第1の有利度である第1の制御状態(例えば、可変入賞口234が非動作状態(扉部材234aが閉状態))から該第1の有利度と有利度が異なる第2の有利度である第2の制御状態(例えば、可変入賞口234が動作状態(扉部材234aが開状態))に制御状態を移行させる制御状態移行手段(例えば、特図2状態更新処理(ステップS225)、特図1状態更新処理(ステップS227))と、図柄を変動表示させた後、前記当否判定の結果に対応した図柄態様を停止表示する図柄変動停止表示を行う図柄表示手段(例えば、特図1表示装置212、特図2表示装置214)と、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記始動情報記憶手段に記憶されている始動情報を先読みする始動情報先読手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報に基づく当否判定が前記当否判定手段によって行なわれるよりも前に、前記始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出するかどうかを事前判定する事前判定手段(例えば、特図先読み処理(ステップS224)、特図先読み処理のステップS302およびステップS305)と、前記事前判定の結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う事前予告手段(例えば、演出制御処理(ステップS409)、装飾図柄表示装置208)と、を備えた遊技台であって、第1の期間(例えば、図42の時刻(1)〜(2)の期間)、前記第1の期間より後の第2の期間(例えば、図42の時刻(2)〜(4)の期間)、および前記第2の期間より後の第3の期間(例えば、図42の時刻(4)〜(5)の期間)について、前記第3の期間に対応する始動情報が前記第1の期間以前に取得されている場合に、前記第3の期間に対応する始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は、前記第1の期間または前記第2の期間のいずれか一方(例えば、図42の時刻(2)〜(4)の期間)でのみ許可され、他方(例えば、図42の時刻(1)〜(2)の期間)では禁止されることを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第1の期間または第2の期間のいずれか一方のみで行われることによって、事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。これにより、事前予告の演出効果を高めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記事前予告報知は、前記第2の期間でのみ許可され、前記第1の期間では禁止されることを特徴とする。また、前記第1の期間では、前記第2の期間で前記事前予告報知が行われることを予告報知することを特徴とする。
この構成によれば、第3の期間の抽選結果に関する事前予告報知が第2の期間のみで行われるため、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目を集めることができる場合がある。また、第2の期間で事前予告報知が行われることを事前に予告報知することによって、第2の期間での事前予告報知に対して遊技者の注目をさらに集めることができる場合がある。
また、本実施の形態によるパチンコ機100は、前記第3の期間は、複数の始動情報に対応する複数の変動期間からなり、前記事前予告報知は、前記複数の始動情報の事前判定結果に基づいて行われることを特徴とする。
この構成によれば、複数変動に対する事前予告報知が特定期間(第1の期間または第2の期間)のみで行われるため、遊技者は、当該特定期間において演出にのみ注視すれば効果の高い演出を受けることができる場合がある。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態に係る遊技台について説明する。本実施の形態によるパチンコ機100は、外観構成、回路ブロック、表示図柄、主制御部で実行される処理、各種テーブル、第1副制御部で実行される演出制御処理以外の処理、および第2副制御部で実行される処理等については、図1乃至図24および図26に示した第1の実施の形態と同様であるため、これらについての説明は省略する。本実施の形態のパチンコ機100は、第3の実施の形態と同様に、特別なタイマ(例えばタイマ8)による変動期間で複数変動の先読み結果を一括して事前報知できるようになっている(図38および図39等参照)。さらに本実施の形態のパチンコ機100は、複数変動の先読み結果のそれぞれを個別に事前報知することもできるようになっている。
図43は、本実施の形態のパチンコ機100において、複数変動の先読み結果のそれぞれを個別に事前報知している状態の一例を示している。図43に示すように、演出表示領域208dのうち左下方の領域は、特図1の保留数を表示する特図1保留表示領域710として用いられている。特図1保留表示領域710には、特図1保留数記憶領域に記憶可能な最大の保留数に等しい数(本例では4つ)の円形画像が左右方向に並んで表示されている。本例では、特図1の保留数が0のときにはこれらの円形画像は全て白色(図中、白抜き)で表示され、特図1の保留数が1以上のときには、左方から順に保留数分の円形画像が所定の色(図中、グレーの網掛け)で表示される。ただし、先読み結果が先読み報知対象(例えば、特図A〜特図Dまたはタイマ5〜タイマ8)である保留がある場合、当該保留に対応する円形画像は、上記所定の色とは異なる特定の色(図中、黒塗り)で表示される。
演出表示領域208dのうち右下方の領域は、特図2の保留数を表示する特図2保留表示領域712として用いられている。特図2保留表示領域712には、特図2保留数記憶領域に記憶可能な最大の保留数に等しい数(本例では4つ)の円形画像が左右方向に並んで表示されている。本例では、特図2の保留数が0のときにはこれらの円形画像は全て白色で表示され、特図2の保留数が1以上のときには、左方から順に保留数分の円形画像が所定の色で表示される。ただし、先読み結果が先読み報知対象である保留がある場合、当該保留に対応する円形画像は、上記所定の色とは異なる特定の色で表示される。
図43に示す状態では、ある特図変動遊技の変動期間が終了した時点において、特図1の保留数は2個であり、特図1の保留数は0個である。この変動期間では、特図1保留表示領域710の左端の円形画像が所定の色で表示されていることにより、特図1の最先の保留の先読み結果(次変動の先読み結果)は先読み報知対象以外であることが個別に事前報知されている。またこの変動期間では、左から2番目の円形画像が特定の色で表示されていることにより、特図1の2番目の保留の先読み結果(2変動先の先読み結果)は先読み報知対象であることが個別に事前報知されている。
図44は、本実施の形態のパチンコ機100における先読み結果報知のタイミングを説明するためのタイミングチャートである。図44(a)は、複数の先読み結果のそれぞれを個別に事前報知する第1の事前報知の例を示している(図43参照)。図44(a)では、N回目の変動期間(変動期間N)と、その次の(N+1)回目の変動期間(変動期間(N+1))と、さらにその次の(N+2)回目の変動期間(変動期間(N+2))とを表している。図44(a)に示すように、変動期間(N+1)で消化される保留(変動期間(N+1)に対応する保留)の先読み結果、および変動期間(N+2)で消化される保留(変動期間(N+2)に対応する保留)の先読み結果は、いずれも変動期間N内において、どの保留の先読み結果であるかを特定できる態様で個別に事前報知されている。
図44(b)は、複数の先読み結果を一括して事前報知する第2の事前報知の例を示している(第3の実施の形態の図38および図39等参照)。図44(b)では、M回目の変動期間(変動期間M)と、その次の(M+1)回目の変動期間(変動期間(M+1))と、さらにその次の(M+2)回目の変動期間(変動期間(M+2))とを表している。図44(b)に示すように、変動期間Mでは、変動期間(M+1)で消化される保留、および変動期間(M+2)で消化される保留の先読み結果が一括して事前報知されている。例えば、変動期間(M+1)で消化される保留の先読み結果または変動期間(M+2)で消化される保留の先読み結果のいずれかに大当りが含まれていれば、遊技者の期待度の高い事前報知演出が変動期間Mで行われる。ここで、変動期間(M+1)または(M+2)のいずれの先読み結果が大当りであっても、変動期間Mでは例えば同一内容の事前報知演出が行われる。すなわち、変動期間Mで行われる事前報知は、どの保留の先読み結果が大当りであるかを特定できない態様で行われる。一方、変動期間(M+1)で消化される保留および変動期間(M+2)で消化される保留のいずれにも大当りが含まれていなければ、遊技者の期待度の低い事前報知演出が変動期間Mで行われる。
以上のように、本実施の形態のパチンコ機100では、図44(a)に示すように複数の保留の先読み結果のそれぞれを個別に報知する第1の事前報知と、図44(b)に示すように複数の保留の事前判定結果を一括して報知する第2の事前報知との双方が可能になっている。本実施の形態のパチンコ機100は、先読み結果の報知については、第1の事前報知または第2の事前報知のいずれか一方のみを行う点に特徴を有している。すなわち、本実施の形態では、第1の事前報知を行う先読み結果については第2の事前報知を行うことが禁止されており、第2の事前報知を行う先読み結果については第1の事前報知を行うことが禁止されている。
図44(c)、(d)は、本実施の形態のパチンコ機100で禁止される事前報知の例を示している。図44(c)に示す例では、変動期間Nにおいて、変動期間(N+1)および(N+2)でそれぞれ消化される2つの保留の先読み結果が一括して報知されているのに加えて、変動期間(N+1)で消化される1つの保留の先読み結果が個別に報知されている。すなわち、変動期間(N+1)で消化される保留については、第1の事前報知および第2の事前報知の双方が行われている。本実施の形態では、図44(c)に示すような事前報知は禁止される。
図44(d)に示す例では、変動期間Nにおいて、変動期間(N+1)および(N+2)でそれぞれ消化される2つの保留の先読み結果が一括して報知されているのに加えて、変動期間(N+2)で消化される1つの保留の先読み結果が個別に報知されている。すなわち、変動期間(N+2)で消化される保留については、第1の事前報知および第2の事前報知の双方が行われている。本実施の形態では、図44(c)に示すような事前報知も禁止される。
以上説明したように、本実施の形態によるパチンコ機100は、複数の始動情報の事前判定結果のそれぞれを個別に報知する第1の事前報知(例えば、図44(a)に示す事前報知、どの保留の先読み結果であるかを特定できる態様での事前報知)と、複数の始動情報の事前判定結果を一括して報知する第2の事前報知(例えば、図44(b)に示す事前報知、どの保留の先読み結果であるかを特定できない態様での事前報知)との双方が前記事前予告報知として可能であり、前記第3の期間(例えば、変動期間(N+1)および(N+2))は、特定の複数の始動情報に対応する複数の変動期間からなり、前記特定の複数の始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は、前記第1の事前報知または前記第2の事前報知のいずれか一方のみが行われることを特徴とする。
この構成によれば、特定の始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は1回のみ行われるため、遊技者を混乱させることのない演出効果の高い予告を実行できる場合がある。
(A1)本実施の形態による遊技台は、
図柄表示手段を備えた遊技台であって(例えば、特図1表示装置212、特図2表示装置214)、
前記図柄表示手段は、図柄変動表示を少なくとも実行可能な手段であり、
前記図柄変動表示の変動時間は、複数の変動時間(例えば、タイマ1〜タイマ8、図23参照)のうちから決定される変動時間であり、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第一の変動時間(例えば、タイマ8(60秒))であり、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第三の変動時間(例えば、タイマ1(2秒))であり、
電サポ状態が開始されてから第一の回数(例えば、6回)の前記図柄変動表示が実行された場合に、前記図柄表示手段における前記図柄変動表示が前記第一の変動時間に亘って行われるように構成されており(図16に示すテーブルセット2、および図21参照)、
前記第三の変動時間とは、前記複数の変動時間のうちの最も短い変動時間のことであり(図16、図23参照)、
前記第一の変動時間は、前記第三の変動時間よりも長い変動時間である(図16、図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A2)
(A1)に記載の遊技台であって、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第二の変動時間(例えば、タイマ7(30秒))であり、
前記電サポ状態が開始されてから第二の回数(例えば、5回)の前記図柄変動表示が実行された場合に、前記図柄表示手段における前記図柄変動表示が前記第二の変動時間に亘って行われるように構成されており、
前記第二の変動時間は、前記第三の変動時間よりも長い変動時間である(例えば、図16、図20、図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A3)
(A2)に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間とは、前記複数の変動時間のうちの最も長い変動時間のことである(例えば、図16、図21、図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A4)
(A2)または(A3)に記載の遊技台であって、
前記第二の変動時間は、前記第一の変動時間よりも短い変動時間である(例えば、図16、図20、図21、図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A5)
(A2)乃至(A4)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の回数は、前記第二の回数よりも多い回数である(例えば、図16参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A6)
(A2)乃至(A5)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の変動時間は、保留数の数に関わらず決定される変動時間である(例えば、図20、図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A7)
(A1)乃至(A6)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間は、保留数の数に関わらず決定される変動時間である(例えば、図21、図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A8)
(A1)乃至(A7)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第三の変動時間は、保留数の数に関わらず決定される変動時間である(例えば、図22、図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A9)
(A1)乃至(A8)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間に亘って行われる前記図柄変動表示は、前記電サポ状態において実行される図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(A10)
(A1)乃至(A9)ののいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記図柄表示手段に第一の図柄態様が停止表示された後で、非電サポ状態から前記電サポ状態に移行し、
前記第一の図柄態様は、大当りに対応する図柄態様である(図12〜図14参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A11)
(A10)に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間は、前記電サポ状態が開始されてから前記第一の回数の前記図柄変動表示が実行されるまでの間に、前記図柄表示手段に前記第一の図柄態様が停止表示されない場合に、決定される変動時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(A12)
(A1)乃至(A11)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記電サポ状態が開始される前に大当り動作が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(A13)
(A1)乃至(A12)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記図柄表示手段に第二の図柄態様が停止表示された後では、非電サポ状態から前記電サポ状態に移行せず、
前記第二の図柄態様は、ハズレに対応する図柄態様である(図12〜図14参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A14)
(A1)乃至(A13)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
先読み予告を実行可能な先読み予告手段を備え(例えば、第1副制御部400)、
前記先読み予告手段は、前記図柄変動表示が前記第一の変動時間に亘って行われている場合において、前記先読み予告を少なくとも実行可能な手段である(例えば、図38〜図40参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A15)
図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段(例えば、特図1表示装置212、または特図2表示装置214)と、
先読み予告を実行可能な先読み予告手段(例えば、第1副制御部400)と、
を備えた遊技台であって、
前記図柄変動表示の変動時間は、複数の変動時間(例えば、タイマ1〜タイマ8、図23参照)のうちから決定される変動時間であり、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第一の変動時間(例えば、タイマ8(60秒))であり、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第三の変動時間(例えば、タイマ1(2秒))であり、
電サポ状態が開始されてから第一の回数目(例えば、7回目)の前記図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示」という。)は、前記第一の変動時間に亘って行われるように構成されており(例えば、図16に示すテーブルセット2、および図21参照)、
前記第三の変動時間とは、前記複数の変動時間のうちの最も短い変動時間のことであり(例えば、図16、および図23参照)、
前記第一の変動時間は、前記第三の変動時間よりも長い変動時間であり(例えば、図16、および図23参照)、
前記先読み予告手段は、前記第一の図柄変動表示において、前記先読み予告を実行可能な手段である(例えば、図23に示すタイマ番号演出対応テーブルのタイマ8、および図38〜図40参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A16)
(A15)に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示において、前記先読み予告が実行されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台(例えば、図23に示すタイマ番号演出対応テーブルのタイマ8参照)。
(A17)
(A15)または(A16)に記載の遊技台であって、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第二の変動時間(例えば、タイマ7(30秒))であり、
前記電サポ状態が開始されてから第二の回数目(例えば、6回目)の前記図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)は、前記第二の変動時間に亘って行われるように構成されており(例えば、図16に示すテーブルセット2、および図20参照)、
前記第二の図柄変動表示における前記第二の変動時間は、前記第三の変動時間よりも長い変動時間である(例えば、図16、図20、および図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A18)
(A17)に記載の遊技台であって、
前記第二の変動時間は、前記第一の変動時間よりも短い変動時間である(例えば、図16、図20、図21、および図23参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A19)
(A15)乃至(A18)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間に亘って行われる前記図柄変動表示は、前記電サポ状態において実行される図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(A20)
(A15)乃至(A19)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記図柄表示手段に第一の図柄態様が停止表示された後で、非電サポ状態から前記電サポ状態に移行し、
前記第一の図柄態様は、大当りに対応する図柄態様である(例えば、図12〜図14参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A21)
(A20)に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間は、前記電サポ状態が開始されてから前記第一の回数目の前記図柄変動表示が実行されるまでの間に、前記図柄表示手段に前記第一の図柄態様が停止表示されない場合に、決定される変動時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(A22)
(A15)乃至(A21)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記電サポ状態が開始される前に大当り動作が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(A23)
(A15)乃至(A22)のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記図柄表示手段に第二の図柄態様が停止表示された後では、非電サポ状態から前記電サポ状態に移行せず、
前記第二の図柄態様は、ハズレに対応する図柄態様である(例えば、図12〜図14参照)、
ことを特徴とする遊技台。
[その他の実施の形態]
上記第1乃至第5の実施の形態によるパチンコ機100は、前記事前判定手段による前記事前判定には基づかず、かつ所定の始動情報が第1の始動情報記憶手段(例えば、特図1乱数値記憶領域)に記憶されていることに基づいて、前記事前予告報知に関連した特定の報知態様(例えば、スピーカ120による「当り」の音声出力、演出表示領域208dによる「ハッチング」が施された保留表示)で遊技を演出する事前演出を行う事前演出手段を備えていてもよい。例えば電サポ中に事前予告報知に関連した特定の報知態様で特図1保留に対する事前演出を行うことにより演出効果が向上し、遊技の興趣を向上できる。
上記第1乃至第5の実施の形態によるパチンコ機100において、特定の始動情報(例えば、大当りになる始動情報)よりも後で導出された前記所定の始動情報が、前記第1の始動情報記憶手段に記憶されていることに基づいて、前記事前演出が行われるようにしてもよい。遊技者に有利な期間中に、遊技者に有利となる権利を複数保留させる可能性を低減させることで、遊技の公平性を担保することができる。
上記第1乃至第5の実施の形態によるパチンコ機100において、特別な当否判定結果(例えば、大当り)であった場合に、前記制御状態移行手段は、前記第2の始動領域の入り口が第1の始動制御状態(例えば、非電サポ中での電チュー開放状態)よりも長期間大きくなる第2の始動制御状態(例えば、電サポ中での電チュー開放延長状態)に前記制御状態を移行させるように構成し、前記特定の始動情報よりも後で導出された前記所定の始動情報が、前記第1の始動情報記憶手段に記憶されていることに基づいて、前記事前演出が行われるようにしてもよい。第2の始動領域に遊技球が進入し易い期間中に、遊技者に有利となる権利を複数保留させる可能性を低減させることで、遊技の公平性を担保することができる場合がある。
上記第1乃至第5の実施の形態によるパチンコ機100において、所定の閉状態(例えば、扉部材234aが閉状態)および該閉状態よりも遊技球の入賞が容易な所定の開状態(例えば、扉部材234aが開状態)のうちの一方から他方に開閉状態を変化可能な可変入賞手段(例えば、可変入賞口234)を備え、前記第2の制御状態は、前記閉状態から前記開状態に前記可変入賞手段の開閉状態を変化させる動作を含む制御状態(例えば、大当りに当選)と前記第2の始動制御状態(例えば、電サポ状態)を含み、前記第2の制御状態中は、前記事前予告報知および前記事前演出の両方が行われないようにしてもよい。これにより、特に第2の始動領域に遊技球が進入しやすい期間中に、遊技者に有利となる権利を複数保留させる可能性を低減させることで、遊技の公平性を担保することができる場合がある。
上記第1乃至第5の実施の形態によるパチンコ機100において、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記第2の始動情報記憶手段(例えば、特図2乱数値記憶領域)に記憶されている始動情報(例えば、特図2乱数値の組)を先読みする特別な始動情報先読手段と、前記第2の始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報(例えば、大当り)に基づく当否判定が行われるよりも前に、前記特別な始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果(例えば、大当りに当選)を導出するかどうかを事前判定する特別な事前判定手段と、前記特別な事前判定手段による事前判定結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための特別な事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う特別な事前予告手段と、を備え、前記第2の始動制御状態中は、前記事前予告手段による前記事前予告報知および前記事前演出手段による前記事前演出の両方が行われず、前記特別な事前予告手段による前記特別な事前予告報知が行われるようにしてもよい。これにより、特に第2の始動領域に遊技球が進入しやすい期間中に、遊技者に有利となる権利を複数保留させる可能性を低減させることで、遊技の公平性を担保しつつ、演出効果も保つことで興趣を向上できる場合がある。
本発明に係る遊技台は、図45に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール1002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー1004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン1006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理1008)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段1010を備え、この演出手段が、所定の遊技領域1012に球を発射する発射装置1014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口1016と、入賞口1016に入球した球を検知する検知手段1018と、検知手段1018が球を検知した場合に球を払出す払出手段1020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置1022と、可変表示装置1022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ1024と、所定動作態様で動作する可動体1026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置1022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置1010、であるスロットマシン1000」にも好適である。
また、本発明に係る遊技台は図46(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006の操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2012で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2008が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、同図(d)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部とを備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部とを備えている。
同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部とを備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例に挙げたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
上記実施の形態の遊技台は、例えば以下のように表現される。
(付記1)
遊技球が始動領域に進入した場合に、始動情報を導出する始動情報導出手段と、
前記導出した始動情報を所定の上限数まで記憶可能な始動情報記憶手段と、
前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段と、
前記取得した始動情報に基づいて当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定の結果が特定の当否判定結果である場合に、遊技者に対する有利度が第1の有利度である第1の制御状態から該第1の有利度と有利度が異なる第2の有利度である第2の制御状態に制御状態を移行させる制御状態移行手段と、
図柄を変動表示させた後、前記当否判定の結果に対応した図柄態様を停止表示する図柄変動停止表示を行う図柄表示手段と、
前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に、前記始動情報記憶手段に記憶されている始動情報を先読みする始動情報先読手段と、
前記始動情報記憶手段に記憶されている所定の始動情報に基づく当否判定が前記当否判定手段によって行なわれるよりも前に、前記始動情報先読手段によって先読みされた該所定の始動情報に基づいて該当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出するかどうかを事前判定する事前判定手段と、
前記事前判定の結果に基づいて、前記当否判定手段が前記特定の当否判定結果を導出することを事前予告するための事前予告報知を、前記当否判定手段が当否判定を行うよりも前に行う事前予告手段と、
を備えた遊技台であって、
第1の期間、前記第1の期間より後の第2の期間、および前記第2の期間より後の第3の期間について、前記第3の期間に対応する始動情報が前記第1の期間以前に取得されている場合に、
前記第3の期間に対応する始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は、前記第1の期間または前記第2の期間のいずれか一方でのみ許可され、他方では禁止されること
を特徴とする遊技台。
(付記2)
付記1記載の遊技台において、
前記事前予告報知は、前記第2の期間でのみ許可され、前記第1の期間では禁止されること
を特徴とする遊技台。
(付記3)
付記1または2に記載の遊技台において、
一または複数の時間情報を含む時間情報テーブルと、
複数種類の時間情報テーブルを記憶した時間情報テーブル記憶手段と、
前記時間情報テーブル記憶手段から所定の時間情報テーブルを取得する時間情報テーブル取得手段と、
前記取得した時間情報テーブルおよび前記当否判定の結果に基づいて、前記図柄表示手段での図柄の変動表示時間を決定する変動時間決定手段と、をさらに備え、
前記事前予告報知は、前記変動時間決定手段が、所定の変動において前記取得した時間情報テーブルおよび前記当否判定の結果に基づいて、特定の変動時間を導出することに基づいて行われること
を特徴とする遊技台。
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第1の期間または前記第2の期間のうち前記事前予告報知が許可される期間は、1つの始動情報に対応する1つの変動時間からなること
を特徴とする遊技台。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第3の期間は、複数の始動情報に対応する複数の変動期間からなり、
前記事前予告報知は、前記複数の始動情報の事前判定結果に基づいて行われること
を特徴とする遊技台。
(付記6)
付記1乃至4のいずれか1項に記載の遊技台において、
複数の始動情報の事前判定結果のそれぞれを個別に報知する第1の事前報知と、複数の始動情報の事前判定結果を一括して報知する第2の事前報知との双方が前記事前予告報知として可能であり、
前記第3の期間は、特定の複数の始動情報に対応する複数の変動期間からなり、
前記特定の複数の始動情報の事前判定結果に基づく事前予告報知は、前記第1の事前報知または前記第2の事前報知のいずれか一方のみが行われること
を特徴とする遊技台。
(付記7)
第一の図柄変動表示を少なくとも表示可能な第一の図柄表示手段と、
第一の先読み予告を少なくとも実行可能な先読み予告手段と、
前記第一の図柄表示手段を少なくとも制御可能な制御手段と、
を備えた遊技台であって、
前記制御手段は、第一の条件の成立があった場合に、前記第一の図柄変動表示の開始を保留する制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の条件は、第一の期間において、成立する場合がある条件であり、
前記先読み予告手段は、第二の期間において、前記第一の先読み予告を少なくとも実行可能なものであり、
前記先読み予告手段は、第三の期間において、前記第一の先読み予告を実行しないものであり、
前記第一の図柄表示手段は、第四の期間において、前記第一の図柄変動表示の表示を少なくとも開始可能なものであり、
前記第一の先読み予告とは、前記第一の図柄変動表示に関する先読み予告のことであり、
前記第一の期間は、前記第二の期間よりも前の期間であり、
前記第二の期間は、前記第三の期間よりも前の期間であり、
前記第三の期間は、前記第四の期間よりも前の期間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記8)
付記7に記載の遊技台であって、
第二の図柄変動表示を少なくとも表示可能な第二の図柄表示手段を備え、
前記第二の図柄変動表示は、前記第一の図柄変動表示よりも優先して表示が開始されるものである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記9)
付記7または8に記載の遊技台であって、
前記第一の先読み予告とは、前記第一の図柄変動表示で大当りとなる場合にのみ実行される先読み予告のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記10)
付記7乃至9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記11)
図柄変動表示を実行可能な図柄表示手段と、
先読み予告を実行可能な先読み予告手段と、
を備えた遊技台であって、
前記図柄変動表示の変動時間は、複数の変動時間のうちから決定される変動時間であり、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第一の変動時間であり、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第三の変動時間であり、
電サポ状態が開始されてから第一の回数目の前記図柄変動表示(以下、「第一の図柄変動表示」という。)は、前記第一の変動時間に亘って行われるように構成されており、
前記第三の変動時間とは、前記複数の変動時間のうちの最も短い変動時間のことであり、
前記第一の変動時間は、前記第三の変動時間よりも長い変動時間であり、
前記先読み予告手段は、前記第一の図柄変動表示において、前記先読み予告を実行可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記11に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示において、前記先読み予告が実行されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記11または12に記載の遊技台であって、
前記複数の変動時間のうちの少なくとも一つは、第二の変動時間であり、
前記電サポ状態が開始されてから第二の回数目の前記図柄変動表示(以下、「第二の図柄変動表示」という。)は、前記第二の変動時間に亘って行われるように構成されており、
前記第二の図柄変動表示における前記第二の変動時間は、前記第三の変動時間よりも長い変動時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記12に記載の遊技台であって、
前記第二の変動時間は、前記第一の変動時間よりも短い変動時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
付記11乃至13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間に亘って行われる前記図柄変動表示は、前記電サポ状態において実行される図柄変動表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記15)
付記11乃至14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記図柄表示手段に第一の図柄態様が停止表示された後で、非電サポ状態から前記電サポ状態に移行し、
前記第一の図柄態様は、大当りに対応する図柄態様である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記16)
付記15に記載の遊技台であって、
前記第一の変動時間は、前記電サポ状態が開始されてから前記第一の回数目の前記図柄変動表示が実行されるまでの間に、前記図柄表示手段に前記第一の図柄態様が停止表示されない場合に、決定される変動時間である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
付記11乃至16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記電サポ状態が開始される前に大当り動作が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
付記11乃至17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記図柄表示手段に第二の図柄態様が停止表示された後では、非電サポ状態から前記電サポ状態に移行せず、
前記第二の図柄態様は、ハズレに対応する図柄態様である、
ことを特徴とする遊技台。