Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5846072B2 - 高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5846072B2 - 高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造 - Google Patents

高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5846072B2
JP5846072B2 JP2012173772A JP2012173772A JP5846072B2 JP 5846072 B2 JP5846072 B2 JP 5846072B2 JP 2012173772 A JP2012173772 A JP 2012173772A JP 2012173772 A JP2012173772 A JP 2012173772A JP 5846072 B2 JP5846072 B2 JP 5846072B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strength steel
steel pipe
strength
weld metal
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012173772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014030842A (ja
Inventor
聡 北岡
聡 北岡
博巳 平山
博巳 平山
浩資 伊藤
浩資 伊藤
福田 浩司
浩司 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp filed Critical Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority to JP2012173772A priority Critical patent/JP5846072B2/ja
Publication of JP2014030842A publication Critical patent/JP2014030842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5846072B2 publication Critical patent/JP5846072B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

本発明は、高強度鋼管用継手、当該継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および接合構造に関する。
一般に高強度鋼管の全強耐力を伝達する溶接継手としては、高強度鋼管より強度の高い溶接材料を用いる、いわゆるオーバーマッチング継手が採用されている。しかし、800N〜1000N級の超高強度材からなる高強度鋼管の強度を上回るオーバーマッチング継手を実現するには、非常に高価な高強度の溶接材料を用いることになる。
また、このような高強度の溶接材料を用いる溶接では、予後熱管理を厳密に行う必要があるため、現場溶接が必要とされる建築構造物への適用は大きく制限される。また、溶接入熱や溶接パス間温度の制限が、低強度の溶接材料より厳しくなるため、作業効率も低下する。
一方、溶接金属の強度を高強度鋼管の強度より低くする、いわゆるアンダーマッチング継手は、高強度の溶接材料を用いるオーバーマッチング継手に比較して、低コストで、かつ予後熱管理や溶接入熱・パス間温度等の条件を緩和した溶接を行えるメリットがある。
アンダーマッチング用溶接金属の一例として特許文献1に記載のものが知られている。このアンダーマッチング用溶接金属は、硬度(Hv)が210以下で、かつ溶接金属の結晶粒径が円相当径で8μm以下であることを特徴としている。
特開2005−305514公報
ところで、前記特許文献1には、溶接金属の硬さや結晶粒径等は開示されているが、このような、高強度鋼管より強度の低い溶接金属を用いて高強度鋼管どうしを接合する際に、どのような溶接継手とするか、また、どのような接合方法、接合構造とするかについては開示されていない。
そこで、本発明は、高強度鋼管どうしを当該高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって容易かつ確実に溶接して接合できる高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の高強度鋼管用溶接継手は、高強度鋼管の端部に形成されて、当該高強度鋼管を他の高強度鋼管に軸方向に溶接して接合するための高強度鋼管用溶接継手であって、
前記高強度鋼管の端部は、その内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングが前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接された状態となっており、
前記高強度鋼管の端部側に、前記高強度鋼管の端部の外周面から前記補強リングに向けて少なくとも前記溶接金属まで至る環状の傾斜面が先細りとなるように形成されていることを特徴とする。
本発明においては、高強度鋼管用溶接継手を有する一方の高強度鋼管を他方の高強度鋼管に軸方向に接合する場合に、一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを、一方の高強度鋼管の高強度鋼管用溶接継手の傾斜面と他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置することによって、前記傾斜面と端面との間に開先部を設けることができる。
したがって、この開先部に高強度鋼管より強度の低い溶接金属を充填することによって、当該溶接金属が一方の高強度鋼管の傾斜面と他方の高強度鋼管の端面との間および少なくとも補強リングを溶接している溶接金属まで至るので、当該溶接金属によって、両高強度鋼管および少なくとも補強リングの溶接金属を一体的に溶接できる。したがって、両高強度鋼管を容易かつ確実に溶接して接合することができる。
このように高強度鋼管より強度の低い溶接金属を用いることが可能となり、予後熱処理の省略やパス間温度の制限の緩和が可能になる。
さらに、補強リングは高強度鋼管より強度が低いため、加工や高強度鋼管への溶接が容易である。
加えて、補強リングを有する高強度鋼管に、予め工場において、前記傾斜面を形成しておくことによって、現場では接合すべき高強度鋼管どうしを対向または突き合わせるだけで、開先部が形成される。したがって、現場での開先加工が必要なく、その分施工の手間が省ける。
本発明の高強度鋼管用溶接継手の製造方法は、
前記高強度鋼管の端部の内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングを、その一方の端面が前記高強度鋼管の端面とほぼ面一になるようにして、前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接し、
次に、前記高強度鋼管の端部側を、当該高強度鋼管の端部外周面から前記補強リング側に向けて少なくとも前記溶接金属まで至るようにして、切り落とすことによって、前記高強度鋼管の端部側に、前記環状の傾斜面を形成することを特徴とする。
本発明においては、補強リングが溶接された高強度鋼管の端部側を切り落とすことによって、高強度鋼管の端部側に、前記環状の傾斜面を形成することができるので、容易に高強度鋼管用溶接継手を製造できる。
また、本発明の高強度鋼管の接合方法は、高強度鋼管用溶接継手を有する一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを軸方向に溶接して接合する高強度鋼管の接合方法であって、
前記一方の高強度鋼管と前記他方の高強度鋼管とを、前記一方の高強度鋼管の前記高強度鋼管用溶接継手の前記傾斜面と前記他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置することによって、前記傾斜面と前記端面との間に開先部を設け、
次に、この開先部に前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属を充填することによって、前記両高強度鋼管を溶接して接合することを特徴とする。
本発明においては、開先部に高強度鋼管より強度の低い溶接金属を充填することによって、当該溶接金属が一方の高強度鋼管の傾斜面と他方の高強度鋼管の端面との間および少なくとも補強リングを溶接している溶接金属まで至るので、当該溶接金属によって、両高強度鋼管および少なくとも補強リングの溶接金属を一体的に溶接できる。したがって、両高強度鋼管を容易かつ確実に溶接して接合することができる。
また、本発明の上記構成において、前記一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを、前記一方の高強度鋼管の前記高強度鋼管用溶接継手の前記傾斜面と前記他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置するに際し、
予め前記他方の高強度鋼管の端部の内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングをその一方の端面が前記他方の高強度鋼管の端面とほぼ面一になるようにして、前記他方の高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接しておくのが好ましい。
このような構成によれば、一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを、前記一方の高強度鋼管の前記高強度鋼管用溶接継手の前記傾斜面と前記他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置することによって、前記傾斜面と前記端面との間に開先部を設けた場合に、この開先部の奥側は両高強度鋼管に溶接された補強リングによって閉塞されるので、開先部の奥まで溶接金属を行き渡らせて溶接をより確実なものとすることができる。
また、本発明の高強度鋼管の接合構造は、高強度鋼管用溶接継手を有する一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを軸方向に溶接して接合してなる高強度鋼管の接合構造であって、
前記一方の高強度鋼管と前記他方の高強度鋼管とが、前記一方の高強度鋼管の前記高強度鋼管用溶接継手の前記傾斜面と前記他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置されることによって、前記傾斜面と前記端面との間に開先部が設けられており、
前記両高強度鋼管は、前記開先部に充填された前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって接合されていることを特徴とする。
本発明においては、開先部に高強度鋼管より強度の低い溶接金属を充填することによって、当該溶接金属が一方の高強度鋼管の傾斜面と他方の高強度鋼管の端面との間および少なくとも補強リングを溶接している溶接金属まで至るので、当該溶接金属によって、両高強度鋼管および少なくとも補強リングの溶接金属を一体的に溶接できる。したがって、両高強度鋼管を容易かつ確実に溶接して接合することができる。
また、本発明の構成において、前記他方の高強度鋼管の端部は、その内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングが、その一方の端面が前記他方の高強度鋼管の端面とほぼ面一になるようにして、前記他方の高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接された状態となっており、
前記一方の高強度鋼管に溶接されている前記補強リングと、前記他方の高強度鋼管に溶接されている前記補強リングとが互いに当接していることが好ましい。
このような構成によれば、前記開先部の奥側は両高強度鋼管に溶接された補強リングによって閉塞されるので、開先部の奥まで溶接金属を行き渡らせて溶接をより確実なものとすることができる。
本発明によれば、高強度鋼管どうしを当該高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって容易かつ確実に溶接して接合できる。したがって、高強度鋼管より強度の低い溶接金属を用いることが可能となり、予後熱処理の省略やパス間温度の制限の緩和が可能になる。
本発明の実施の形態に係る高強度鋼管用溶接継手の製造方法の工程を説明するためのもので、高強度鋼管に補強リングを挿入する前の状態を示す断面図である。 同、高強度鋼管内に補強リングを挿入した状態示す断面図である。 同、高強度鋼管に補強リングを溶接した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る高強度鋼管用溶接継手の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る高強度鋼管用溶接継手を示す他の例断面図である。 本発明の実施の形態に係る高強度鋼管の接合方法の工程を説明するためのもので、高強度鋼管どうしを対向して配置した状態を示す断面図である。 同、高強度鋼管どうしを、その補強リングどうしを付き当てて配置した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る高強度鋼管の接合構造の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る高強度鋼管の接合構造の他の例を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明に係る高強度鋼管用溶接継手の構成について説明する。
図1Dは、高強度鋼管用溶接継手(以下、溶接継手と略称する。)の一例を示す断面図である。この溶接継手10は、高強度鋼管20の端部側に形成されて、当該高強度鋼管20を後述する他の高強度鋼管25に軸方向に溶接して接合するためのものである。なお、高強度鋼管20,25は、ビル等の構造物の柱として使用されるもので、実際は上下に長尺な鋼管であるが、図1A〜図1Eおよび図2A〜図2Dではその端部のみを記載している。
高強度鋼管20は円筒状に形成されており、その強度(引張強度)は780〜1100MPa程度になっている。
高強度鋼管20の端部(図1Dにおいて上端部)の内周面には、当該高強度鋼管20より強度の低い補強リング30が高強度鋼管20より強度の低い溶接金属40によって前記高強度鋼管20と同軸に溶接されている。なお、補強リング30の強度(引張強度)は490〜740MPa程度になっており、溶接金属40の強度は490〜780MPa程度になっている。
高強度鋼管20の端部側には、当該高強度鋼管20の端部の外周面から補強リング30に向けて溶接金属40を越えて補強リング30の上端まで至る環状の傾斜面11が形成されている。
この傾斜面11は、高強度鋼管20の上端の傾斜面20a、溶接金属40の上部に形成された傾斜面40a、補強リング30の上端部に形成された傾斜面30aによって構成されている。
前記のような溶接継手10を有する高強度鋼管20は以下のようにして製造されている。
すなわちまず、図1Aに示すように、補強リング30を用意しておく。この補強リング30は円錐台状のリングであり、高強度鋼管20より強度の低い材料で形成されている。また、この補強リング30の最大外径の直径は、高強度鋼管20の内径とほぼ等しいか若干小さくなっている。
次に、図1Bに示すように、前記補強リング30を高強度鋼管20の内側に、その一方の端面(図1Aにおいて上端面)が高強度鋼管20の端面(図1Aにおいて上端面)とほぼ面一になるように、かつ前記高強度鋼管20と同軸になるようにして配置する。これによって、高強度鋼管20の内周面と、補強リング30の外周面との間には、断面三角形状でかつ環状の溝12が形成される。
なお、高強度鋼管20の肉厚(板厚)をt、補強リング30の板厚(補強リング30の両端面間の距離)をtb、高強度鋼管20の降伏強さをF、補強リング30の降伏強さをFbとすると、F・t≦Fb(t+tb)を満たすように、t、tb、F、Fbが設定されている。
次に、図1Cに示すように、前記溝12に溶接金属40を充填して高強度鋼管20の内周面に補強リング30を溶接して固定する。この溶接はアーク溶接等によって行い、溶接材料としては、高強度鋼管20より強度の低い溶接材料を使用する。
次に、図1Dに示すように、高強度鋼管20の端部側を、高強度鋼管20の端部外周面から補強リング30の上端面側に向けて溶接金属40を越えて補強リング30の上端面まで至るようにして、切り落とす。
例えば、図1Cに二点鎖線で示す切断線C1で高強度鋼管20、溶接金属40、補強リング30の上部を一体的に切り落とす。切断線C1は高強度鋼管20の外周の所定の位置から補強リング30の内周上端を結ぶように設定されている。
このように、切断線C1によって高強度鋼管20の端部側を切り落とすことによって、高強度鋼管20の端部側(図1Dにおいて上端部側)に、前記環状の傾斜面11を形成する。
このように補強リング30が溶接された高強度鋼管20の端部側を切り落とすことによって、高強度鋼管20の端部側に、環状の傾斜面11を形成することができるので、容易に溶接継手10を製造できる。
なお、本実施の形態では、補強リング30が溶接された高強度鋼管20の端部側を切断線C1で切り落としたが、図1Cに示すように、切断線C2で切り落としてもよい。つまり、高強度鋼管20の端部側を、高強度鋼管20の端部外周面から補強リング側に向けて溶接金属40の上面に至るようにして切り落としてもよい。
このようにして切り落とすことによって、高強度鋼管20の端部側に図1Eに示すような傾斜面14を有する溶接継手15を製造できる。なお傾斜面14は、高強度鋼管20の先端の傾斜面20bと溶接金属40の上部に形成された傾斜面40bとによって構成されている。
次に、本発明に係る高強度鋼管の接合方法および接合構造について説明する。
本実施の形態では、前記溶接継手10を有する一方の高強度鋼管20と、他方の高強度鋼管25とを軸方向に以下のようにして接合している。
すなわちまず、図2Aに示すように、予め他方の高強度鋼管25の端部(図2Aにおいて下端部)の内周面に、当該高強度鋼管25より強度の低い補強リング35をその一方の端面(図2Aにおいて下端面)が他方の高強度鋼管25の下端面とほぼ面一になるようにして、他方の高強度鋼管25より強度の低い溶接金属40によって溶接しておく。なお、高強度鋼管25の強度(引張強度)は、前記高強度鋼管20とほぼ等しい値に設定されている。
次に、一方の高強度鋼管20と他方の高強度鋼管25とを、一方の高強度鋼管20の溶接継手10の傾斜面11と他方の高強度鋼管25の端面25aとが対向するようにして、配置する。
次に、図2Bに示すように、両高強度鋼管20,25の補強リング30,35どうしを同軸にして付き当てることによって、つまり、補強リング30,35どうしを当接させることによって、一方の高強度鋼管20の傾斜面11と他方の高強度鋼管25の下端面25aとの間に開先部45を設ける。
次に、図2Cに示すように、前記開先部45に、高強度鋼管20,25より強度の低い溶接金属50を充填することによって、前記両高強度鋼管20,25を溶接して接合する。この溶接は、現場においてアーク溶接等によって行う。溶接金属50の強度は490〜780MPa程度になっている。
このようにして接合された高強度鋼管20,25では、一方の高強度鋼管20の溶接継手10の傾斜面11と他方の高強度鋼管25の端面25aとの間に開先部45が設けられ、この開先部45に前記溶接金属50が充填された接合構造となる。
このように、開先部45に高強度鋼管20,25より強度の低い溶接金属50を充填することによって、当該溶接金属50が一方の高強度鋼管20の傾斜面11と他方の高強度鋼管25の端面25aとの間、補強リング30,35間、溶接金属40,40間まで至るので、当該溶接金属50によって、両高強度鋼管20,25、補強リング30,35および溶接金属40,40を一体的に溶接できる。したがって、両高強度鋼管20,25を容易かつ確実に溶接して接合することができる。
このように高強度鋼管20,25より強度の低い溶接金属50を用いることが可能となり、予後熱処理の省略やパス間温度の制限の緩和が可能になる。
さらに、補強リング30,35は高強度鋼管20,25より強度が低いため、加工や高強度鋼管20,25への溶接が容易である。
加えて、補強リング30を有する高強度鋼管25に、予め工場において、傾斜面11を形成しておくことによって、現場では接合すべき高強度鋼管20,25どうしを対向させて突き合わせるだけで、開先部45が形成される。したがって、現場での開先加工が必要なく、その分施工の手間が省ける。
なお、本実施の形態では、高強度鋼管20,25を溶接して接合するに際し、予め他方の高強度鋼管25の端部の内周面に、補強リング35を溶接金属40によって溶接しておいてが、この高強度鋼管25に補強リング35を溶接しておかなくてもよい。
この場合、図2Dに示すように、一方の高強度鋼管20と他方の高強度鋼管25とが、一方の高強度鋼管20の溶接継手10の傾斜面11と他方の高強度鋼管25の端面25aとが対向するようにして、配置されることによって、傾斜面11と端面25aとの間に開先部46が設けられ、この開先部46に高強度鋼管20,25より強度の低い溶接金属50が充填されることによって、両高強度鋼管20,25が溶接されて接合される。
したがって、溶接金属50は一方の高強度鋼管20の傾斜面11と他方の高強度鋼管25の端面25aとの間、溶接金属40および補強リング30の上面まで至るので、当該溶接金属50によって、両高強度鋼管20,25、補強リング30および溶接金属40を一体的に溶接できる。したがって、この場合でも、両高強度鋼管20,25を容易かつ確実に溶接して接合することができる。
10,15 高強度鋼管用溶接継手
11,14 傾斜面
20,25 高強度鋼管
30,35 補強リング
45,46 開先部
40 溶接金属
50 溶接金属

Claims (6)

  1. 高強度鋼管の端部に形成されて、当該高強度鋼管を他の高強度鋼管に軸方向に溶接して接合するための高強度鋼管用溶接継手であって、
    前記高強度鋼管の端部は、その内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングが前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接された状態となっており、
    前記高強度鋼管の端部側に、前記高強度鋼管の端部の外周面から前記補強リングに向けて少なくとも前記溶接金属まで至る環状の傾斜面が先細りとなるように形成されていることを特徴とする高強度鋼管用溶接継手。
  2. 請求項1に記載の高強度鋼管用溶接継手を製造する方法であって、
    前記高強度鋼管の端部の内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングを、その一方の端面が前記高強度鋼管の端面とほぼ面一になるようにして、前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接し、
    次に、前記高強度鋼管の端部側を、当該高強度鋼管の端部外周面から前記補強リング側に向けて少なくとも前記溶接金属まで至るようにして、切り落とすことによって、前記高強度鋼管の端部側に、前記環状の傾斜面を形成することを特徴とする高強度鋼管用溶接継手の製造方法。
  3. 請求項1に記載の高強度鋼管用溶接継手を有する一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを軸方向に溶接して接合する高強度鋼管の接合方法であって、
    前記一方の高強度鋼管と前記他方の高強度鋼管とを、前記一方の高強度鋼管の前記高強度鋼管用溶接継手の前記傾斜面と前記他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置することによって、前記傾斜面と前記端面との間に開先部を設け、
    次に、この開先部に前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属を充填することによって、前記両高強度鋼管を溶接して接合することを特徴とする高強度鋼管の接合方法。
  4. 前記一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを、前記一方の高強度鋼管の前記高強度鋼管用溶接継手の前記傾斜面と前記他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置するに際し、
    予め前記他方の高強度鋼管の端部の内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングをその一方の端面が前記他方の高強度鋼管の端面とほぼ面一になるようにして、前記他方の高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接しておくことを特徴とする請求項3に記載の高強度鋼管の接合方法。
  5. 請求項1に記載の高強度鋼管用溶接継手を有する一方の高強度鋼管と他方の高強度鋼管とを軸方向に溶接して接合してなる高強度鋼管の接合構造であって、
    前記一方の高強度鋼管と前記他方の高強度鋼管とが、前記一方の高強度鋼管の前記高強度鋼管用溶接継手の前記傾斜面と前記他方の高強度鋼管の端面とが対向するようにして、配置されることによって、前記傾斜面と前記端面との間に開先部が設けられており、
    前記両高強度鋼管は、前記開先部に充填された前記高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって接合されていることを特徴とする高強度鋼管の接合構造。
  6. 前記他方の高強度鋼管の端部は、その内周面に、当該高強度鋼管より強度の低い補強リングが、その一方の端面が前記他方の高強度鋼管の端面とほぼ面一になるようにして、前記他方の高強度鋼管より強度の低い溶接金属によって溶接された状態となっており、
    前記一方の高強度鋼管に溶接されている前記補強リングと、前記他方の高強度鋼管に溶接されている前記補強リングとが互いに当接していることを特徴とする請求項5に記載の高強度鋼管の接合構造。
JP2012173772A 2012-08-06 2012-08-06 高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造 Expired - Fee Related JP5846072B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012173772A JP5846072B2 (ja) 2012-08-06 2012-08-06 高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012173772A JP5846072B2 (ja) 2012-08-06 2012-08-06 高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014030842A JP2014030842A (ja) 2014-02-20
JP5846072B2 true JP5846072B2 (ja) 2016-01-20

Family

ID=50281084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012173772A Expired - Fee Related JP5846072B2 (ja) 2012-08-06 2012-08-06 高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5846072B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102091820B1 (ko) * 2018-06-28 2020-03-20 현대오토솔루션(주) 폐구간이 형성되는 고강도 빔 보강재의 제조 및 교정방법
CN109570931B (zh) * 2018-12-08 2020-11-10 东曹(上海)电子材料有限公司 一种大尺寸平板显示器用溅射靶材的生产方法
JP2023142944A (ja) * 2022-03-25 2023-10-06 日本製鉄株式会社 溶接継手

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253875U (ja) * 1988-10-14 1990-04-18
JPH0839244A (ja) * 1994-07-26 1996-02-13 Kobe Steel Ltd 中空部材の接合方法
JP5353819B2 (ja) * 2010-05-27 2013-11-27 新日鐵住金株式会社 鋼材の溶接継手構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014030842A (ja) 2014-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI516662B (zh) Methods of making steel bones
JP2012507645A (ja) 補強材
JP5846072B2 (ja) 高強度鋼管用溶接継手、高強度鋼管用溶接継手の製造方法、高強度鋼管の接合方法および高強度鋼管の接合構造
JP5999546B2 (ja) 継手部構造
JP2018501111A (ja) 流体導管要素及び流体導管要素を製造するための方法
US10066445B2 (en) Tubular connection assembly for improved fatigue performance of metallic risers
JP2015174147A (ja) 高温用途のための管接続部を溶接する方法
JP5982879B2 (ja) 溶接組立h形鋼
JP6477552B2 (ja) 内部にコンクリートが充填された鋼管柱を用いた接合構造及びその製造方法
JP2009108631A (ja) 柱梁の接合構造
KR101672479B1 (ko) 스크류 강관말뚝의 이음부 구조
JP2018111128A (ja) 回転摩擦圧接
JP5391941B2 (ja) 鋼管コンクリート複合杭及び該鋼管コンクリート複合杭の継手構造
JP5353819B2 (ja) 鋼材の溶接継手構造
JP2012117328A (ja) 鋼板コンクリート構造の構造部材
JP2005307722A (ja) 開先付き異形棒鋼とその杭頭接合構造および施工法
JP6795932B2 (ja)
JP2020059041A (ja) 異材接合方法、異材接合継手、異材接合用補助部材付き管状部材及びその製造方法
JP6415283B2 (ja) 鋼管接続構造体とその形成方法
JP4716121B2 (ja) 鉄骨柱の接合構造および鉄骨柱の接合方法
JP5474411B2 (ja) 建築構造用リング鋼材
JP6641907B2 (ja) 鋼管のカプラー構造
JP6913486B2 (ja) 建物の改修方法
JP2013226562A (ja) 溶接継手
JP2012241727A (ja) 既設管の更新工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151109

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5846072

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees