JP5860693B2 - 内視鏡 - Google Patents
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Description
そして、上記構成では、挿入部の基端側に延設される筒状部材に分岐部材を組み付ける作業時には、筒状部材の側壁に設けられた開口部の前縁の突当て部に分岐部材を当接させることで、筒状部材の軸方向に沿う分岐部材の移動を規制するとともに、開口部の側面に配置された受け部の一対の挟持片間に分岐部材が挟持され、筒状部材の円周方向に沿う分岐部材の動きを規制する。この一対の挟持片間に分岐部材が挟持される際に、係合部によって受け部と前記分岐部材との間が係脱可能に係合固定される。これにより、分岐部材にねじ穴を機械加工するなどの追加の作業が不要になり、組立てが容易で、分岐部材のコスト低下を図るようにしたものである。
そして、上記構成では、一対の挟持片間に分岐部材が挟持される際に、分岐部材の貫通穴の両端部によって形成されている第1凹部と受け部の第2凸部との間が係脱可能に係合される。
そして、上記構成では、一対の挟持片間に分岐部材が挟持される際に、分岐部材の貫通穴に受け部のスプリングピンが挿通された状態で係止されることで、分岐部材の側面に設けられた第1凹部と受け部の第2凸部との間が係脱可能に係合される。
そして、上記構成では、一対の挟持片間に分岐部材が挟持される際に、突出成形部によって形成されている受け部の第2凸部が分岐部材と当接することで、一対の挟持片の少なくとも一方の板ばね状の部材が弾性変形しながら受け部の第2凸部が分岐部材の側壁を乗り越えて第1凹部に挿入されることにより、分岐部材の第1凹部と受け部の第2凸部との間が係脱可能に係合される。
そして、上記構成では、一対の挟持片間に分岐部材が挟持される際に、分岐部材の第1凸部が一対の挟持片と当接することで、一対の挟持片の少なくとも一方の板ばね状の部材が弾性変形しながら分岐部材の第1凸部が挟持片の突出成形部の内面側の凹部または穴の一方によって形成されている受け部の第2凹部に挿入されることにより、分岐部材の第1凸部と受け部の第2凹部との間が係脱可能に係合される。
そして、上記構成では、挿入部の基端側に延設される筒状部材に分岐部材を組み付ける作業時には、筒状部材の側壁に設けられた開口部の前縁の突当て部に分岐部材を当接させることで、筒状部材の軸方向に沿う分岐部材の移動を規制するとともに、開口部の側面に配置された受け部の一対の挟持片間に分岐部材が挟持される。この一対の挟持片間に分岐部材が挟持される際に、一対の挟持片のレールが分岐部材の溝部に挿入されることで、受け部と前記分岐部材との間が係脱可能に係合される。
そして、上記構成では、一対の挟持片間に分岐部材が挟持される際に、一対の挟持片のレールが分岐部材の溝部に挿入されることで、受け部と前記分岐部材との間が係脱可能に係合される。このとき、レールの終端部の第3凸部と分岐部材の第4凹部との間が係脱可能に係合される。
そして、上記構成では、操作部のケーシング内に設けられた円筒部材によって形成された筒状部材に金属材料で形成された分岐部材の分岐部材本体が組み付けられる。このとき、分岐部材本体の第1の通路の先端側に処置具挿通チャンネルの基端部が連結されるとともに、前記第1の通路の基端側に吸引通路が接続され、前記第2の通路に前記操作部に設けられた処置具挿入口から挿入される処置具を導入する処置具挿入口体が連結される。
(構成)
図1乃至図5は、本発明の第1の実施の形態を示す。図1は本実施の形態の内視鏡1の全体の概略構成を示す図である。図示のごとく、内視鏡1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルコード4とから構成される。挿入部2は、細長い可撓管部5と、湾曲部6と、先端硬質部7とが設けられている。挿入部2は、ポリウレタン等の樹脂で被覆されるとともに、後端部分は操作部3に接続され、その接続部は折れ止め部材8により保護されている。
操作部3には、吸引を行う際に使用する吸引制御装置9、送気送水を行う際に操作する送気送水バルブ10、さらに撮像素子から出力された映像信号を処理するためのリモートスイッチ11が取り付けられている。さらに操作部3には、樹脂製の上下アングルノブ12aおよび左右アングルノブ12bが取り付けられている。上下アングルノブ12aを操作することによって湾曲部6を上下方向に、また左右アングルノブ12bを操作することによって湾曲部6を左右方向に湾曲させることができる。なお、湾曲部6を湾曲固定状態に保ったり、湾曲固定状態を開放するときに使用する樹脂製のFEレバー13a、13bも取り付けられている。
円筒部材29には、円筒部材開口部30の前縁にほぼL字状に屈曲された突当て部35が形成されている。さらに、円筒部材29には、円筒部材開口部30の側面から円筒部材29の軸方向と交差する方向へ延出され、分岐部材31を挟持する一対の挟持片36a,36bを有する受け部36が形成されている。
また、図3に示すように円筒部材29の受け部36には、2つの挟持片36a,36bにおける分岐部材31の貫通孔38と対応する部位にスプリングピン39の係合穴40が形成されている。そして、挟持片36a,36bの係合穴40間に受け部36の第2凸部であるスプリングピン39の両端部が嵌合されている。これにより、2つの挟持片36a,36b間に架設された状態でスプリングピン39が固定されている。そして、図5に示すようにこのスプリングピン39は、分岐部材31の貫通孔38に挿通された状態で係止されることで、分岐部材31の側面に設けられた第1凹部である貫通孔38と受け部36の第2凸部である挟持片36a,36b間のスプリングピン39との間が係脱可能に係合される。この分岐部材31の貫通孔38と受け部36の挟持片36a,36b間のスプリングピン39とによって受け部36と分岐部材31との間を係脱可能に係合する係合部41が形成されている。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の内視鏡1の製造時に、挿入部2の基端側に延設される円筒部材29に分岐部材31を組み付ける作業時には、円筒部材29の円筒部材開口部30の前縁の突当て部35に分岐部材31の先端面の係合溝37を当接させることで、円筒部材29の軸方向に沿う分岐部材31の前方向への移動を規制する。さらに、円筒部材開口部30の側面に配置された受け部36の一対の挟持片36a,36b間に分岐部材31が挟持される。この一対の挟持片36a,36b間に分岐部材31が挟持される際に、挟持片36a,36bの係合穴40間に受け部36の第2凸部であるスプリングピン39の両端部が嵌合されることにより、2つの挟持片36a,36b間に架設された状態でスプリングピン39が固定される。そして、このスプリングピン39が分岐部材31の貫通孔38に挿通された状態で係止されることで、分岐部材31の側面に設けられた第1凹部である貫通孔38と受け部36の第2凸部である挟持片36a,36b間のスプリングピン39との間が係脱可能に係合される。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡1では、分岐部材31の側面に設けられた第1凹部である貫通孔38を利用してスプリングピン39によって円筒部材29に分岐部材31を組み付けることができる。したがって、従来のように分岐部材31にねじ穴を機械加工し、この分岐部材31を円筒部材29にねじ部材によってねじ締めするなどの追加の作業が不要になるので、従来に比べて円筒部材29に分岐部材31を組み付ける組立て作業が容易となる。さらに、分岐部材31は、例えば、MIM(メタルインジェクション:射出成形粉末冶金)によってブロック部材34を一体成形することができるので、分岐部材31のコスト低下を図ることができる。これにより、組立てが容易で、分岐部材31の安価な取付け構造を具備した内視鏡1を提供することができる。
(構成)
図6および図7は、本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図5参照)の内視鏡1の円筒部材29と分岐部材31との間の連結構造を次の通り変更した変形例である。なお、図6および図7中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態では、挿入部2の基端側に延設される円筒部材29に分岐部材31を組み付ける作業時には、円筒部材29の円筒部材開口部30の前縁の突当て部35に分岐部材31の先端面の係合溝37を当接させることで、円筒部材29の軸方向に沿う分岐部材31の前方向への移動を規制する。さらに、円筒部材開口部30の側面に配置された受け部36の一対の挟持片36a,36b間に分岐部材31が挟持される。このとき、一対の挟持片36a,36b間に分岐部材31が挟持される際に、受け部36の第2凸部を形成する突出成形部51が分岐部材31と当接することで、一対の挟持片36a,36bの板ばね部材が弾性変形しながら受け部36の突出成形部51が分岐部材31の側壁を乗り越えて貫通孔38に挿入される。これにより、分岐部材31の貫通孔38と受け部36の突出成形部51との間が係脱可能に係合される。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡1では、一対の挟持片36a,36bの弾性変形を利用して分岐部材31の側面に設けられた第1凹部である貫通孔38に一対の挟持片36a,36bの各突出成形部51を挿入させることで、円筒部材29に分岐部材31を組み付けることができる。そのため、本実施の形態でも第1実施形態と同様に従来のように分岐部材31にねじ穴を機械加工し、この分岐部材31を円筒部材29にねじ部材によってねじ締めするなどの追加の作業が不要になるので、従来に比べて円筒部材29に分岐部材31を組み付ける組立て作業が容易となる。さらに、分岐部材31は、例えば、MIM(メタルインジェクション:射出成形粉末冶金)によってブロック部材34を一体成形することができるので、分岐部材31のコスト低下を図ることができる。これにより、組立てが容易で、分岐部材31の安価な取付け構造を具備した内視鏡1を提供することができる。
[第2の実施の形態の第1の変形例]
(構成)
図8は、本発明の第2の実施の形態の第1の変形例を示す。本変形例は、第1の実施の形態(図1乃至図5参照)の内視鏡1の円筒部材29と分岐部材31との間の連結構造を次の通り変更した変形例である。なお、図8中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
本変形例では、分岐部材31の第1凸部62が一対の挟持片36a,36bと当接することで、一対の挟持片36a,36bが弾性変形しながら分岐部材31の第1凸部62が挟持片36a,36bの穴部61に挿入される。このように一対の挟持片36a,36bの弾性変形を利用して各挟持片36a,36bの穴部61に分岐部材31の両側面の第1凸部62を挿入させることで、円筒部材29に分岐部材31を組み付けることができる。そのため、本変形例でも第1実施形態と同様に従来のように分岐部材31にねじ穴を機械加工し、この分岐部材31を円筒部材29にねじ部材によってねじ締めするなどの追加の作業が不要になるので、従来に比べて円筒部材29に分岐部材31を組み付ける組立て作業が容易となる。さらに、本変形例でも分岐部材31の両側面の第1凸部62は、例えば、MIM(メタルインジェクション:射出成形粉末冶金)によって分岐部材31のブロック部材34に一体成形することができるので、分岐部材31のコスト低下を図ることができる。これにより、組立てが容易で、分岐部材31の安価な取付け構造を具備した内視鏡1を提供することができる。
(構成)
図9は、本発明の第2の実施の形態の第2の変形例を示す。本変形例は、上記第1の変形例の各挟持片36a,36bの穴部61に代えて各挟持片36a,36bに外方向に向けて突出成形された突出成形部71を形成したものである。そして、各挟持片36a,36bの突出成形部71の内面側の凹部72に分岐部材31の両側面の第1凸部62が挿通された状態で係止されることで、分岐部材31の両側面の第1凸部62と受け部36の各挟持片36a,36bの突出成形部71の内面側の凹部72との間が係脱可能に係合される。この分岐部材31の両側面の第1凸部62と受け部36の各挟持片36a,36bの突出成形部71の内面側の凹部72とによって受け部36と分岐部材31との間を係脱可能に係合する係合部73が形成されている。
本変形例では、分岐部材31の第1凸部62が一対の挟持片36a,36bと当接することで、一対の挟持片36a,36bが弾性変形しながら分岐部材31の第1凸部62が挟持片36a,36bの突出成形部71の内面側の凹部72に挿入される。本変形例でも一対の挟持片36a,36bの弾性変形を利用して各挟持片36a,36bの穴部61に分岐部材31の両側面の第1凸部62を挿入させることで、円筒部材29に分岐部材31を組み付けることができる。そのため、本変形例でも第1実施形態と同様の効果が得られる。
(構成)
図10乃至図12は、本発明の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図5参照)の内視鏡1の円筒部材29と分岐部材31との間の連結構造を次の通り変更した変形例である。なお、図10乃至図12中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してここではその説明を省略する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の挿入部2の基端側に延設される円筒部材29に分岐部材31を組み付ける作業時には、円筒部材開口部30の前縁の突当て部35に分岐部材31の係合溝37を当接させることで、円筒部材29の軸方向に沿う分岐部材31の前方向への移動を規制するとともに、開口部30の側面に配置された受け部81の一対の挟持片81a,81b間に分岐部材31が挟持される。この一対の挟持片81a,81b間に分岐部材31が挟持される際に、一対の挟持片81a,81bのレール82が分岐部材31の溝部84に差し込まれ、終端位置で各レール82の基端部の係止用の突起部83が溝部84の凹部85に嵌合されて係合されることで、受け部81と分岐部材31との間が係脱可能に係合される。
本実施の形態では、円筒部材29の一対の挟持片81a,81bの弾性変形を利用して分岐部材31の両側面の溝部84に一対の挟持片81a,81bの各レール82が差し込まれ、終端位置で各レール82の基端部の係止用の突起部83が溝部84の凹部85に嵌合されて係合されることで円筒部材29に分岐部材31を組み付けることができる。したがって、本実施の形態でも第1実施形態と同様に従来のように分岐部材31にねじ穴を機械加工し、この分岐部材31を円筒部材29にねじ部材によってねじ締めするなどの追加の作業が不要になるので、従来に比べて円筒部材29に分岐部材31を組み付ける組立て作業が容易となる。さらに、分岐部材31は、例えば、MIM(メタルインジェクション:射出成形粉末冶金)によってブロック部材34を一体成形することができるので、分岐部材31のコスト低下を図ることができる。これにより、組立てが容易で、分岐部材31の安価な取付け構造を具備した内視鏡1を提供することができる。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
記
(付記項1) 挿入部の基端側に延設される円筒部材と、前記円筒部材の側壁に設けられた開口部と、前記円筒部材の内部に取り付けられ、前記円筒部材の軸方向及び前記開口部方向に開通する分岐部材と、前記開口部の前縁に形成され、前記分岐部材が当接する突当て部と、前記開口部の側面から前記円筒部材の短手方向へ延出する、前記分岐部材を挟持する受け部と、前記受け部と前記分岐部材を係合する係合部と、を備えた内視鏡。
(付記項3) 前記受け部の軸方向に設けられたレールと、前記分岐部材に設けられた、前記レールと係合する溝部と、を含んでなる付記項1記載の内視鏡。
Claims (8)
- 挿入部の基端側に延設される筒状部材と、
前記筒状部材の側壁に設けられた開口部と、
前記筒状部材の内部に配置され、前記筒状部材の軸方向に開通する第1の通路および前記筒状部材の軸方向以外の方向に開通する第2の通路との連通部を有する分岐部材と、
前記開口部の前縁に形成され、前記分岐部材が当接して前記筒状部材の軸方向に沿う前記分岐部材の移動を規制する突当て部と、
前記開口部の側面から前記筒状部材の軸方向と交差する方向へ延出され、前記分岐部材を挟持する一対の挟持片を有する受け部と、
前記受け部と前記分岐部材との接触部に設けられ、前記受け部と前記分岐部材との間を係脱可能に係合する係合部と、
を備え、
前記係合部は、
前記分岐部材の側面に設けられた第1凹部または第1凸部のいずれか一方と、
前記受け部に設けられ、前記第1凹部と係合する第2凸部または前記第1凸部と係合する第2凹部と、
を含んでなる内視鏡。 - 前記分岐部材の第1凹部は、前記分岐部材の貫通穴の両端部によって形成されている請求項1に記載の内視鏡。
- 前記受け部は、前記第2凸部が前記分岐部材の前記貫通穴に挿通された状態で係止されるスプリングピンを有する請求項2に記載の内視鏡。
- 前記受け部は、前記一対の挟持片の少なくとも一方が弾性変形可能な板ばね状の部材によって形成され、
前記受け部の第2凸部は、前記挟持片に内方向に向けて突出成形された突出成形部によって形成されている請求項1に記載の内視鏡。 - 前記受け部は、前記一対の挟持片の少なくとも一方が弾性変形可能な板ばね状の部材によって形成され、
前記受け部の第2凹部は、前記挟持片に外方向に向けて突出成形された突出成形部の内面側の凹部または穴の一方によって形成されている請求項1に記載の内視鏡。 - 前記係合部は、
前記受け部の一対の挟持片に前記筒状部材の軸方向に延設されたレールと、
前記分岐部材に設けられ、前記レールと係合する溝部と、
を含んでなる請求項1に記載の内視鏡。 - 前記受け部は、前記レールの終端部に前記筒状部材の軸方向と交差する方向に延設された第3凸部を有し、
前記分岐部材は、前記溝部に前記レールの前記第3凸部と係合する第4凹部が形成されている請求項6に記載の内視鏡。 - 前記筒状部材は、操作部のケーシング内に設けられた円筒部材によって形成され、
前記分岐部材は、金属材料で形成された分岐部材本体を有し、前記第1の通路の先端側に処置具挿通チャンネルの基端部が連結されるとともに、前記第1の通路の基端側に吸引通路が接続され、前記第2の通路に前記操作部に設けられた処置具挿入口から挿入される処置具を導入する処置具挿入口体が連結される請求項1に記載の内視鏡。
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